新百合ヶ丘 小児科。 小児科

新百合ヶ丘こどもクリニック(神奈川県川崎市麻生区)|小児科探し

新百合ヶ丘 小児科

小児は大人を小さくしたものではありません。 新生児から乳児、幼児、学童さらに思春期と、年齢とともに外見上の大きさが変化するだけでなく、免疫学的、神経学的、内分泌学的にも変化していきます。 それも一様に変化するわけではなく様々なステージが存在します。 それらの変化に応じた対応をするのが小児科医の務めであり、言わば小児科医の醍醐味であります。 子供たちの一番の主治医はご両親ですが、それをサポートするのが小児科医ですので、ぜひ小児科を利用してください。 特に最近患者さんの増加が著しい食物アレルギーを含めたアレルギー疾患 喘息、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎など の治療、管理を得意としておりますので、相談をお待ちしております。 一般診療とは別に専門的な知識と技能を必要とする分野であります乳幼児健診、予防接種外来の枠を設けていますので是非ご利用ください。 さらに、専門的な治療や検査が必要と考えられる場合や、外来では治療は困難と思われる患者さんは、病院を紹介いたしますのでご安心ください。 おたふくかぜ おたふくかぜはムンプスウイルスによる感染症で、流行性耳下腺炎、ムンプスと呼ばれることもあります。 主な症状は、両側または片方の唾液腺 耳下腺、顎下腺、舌下腺 の腫れや痛み、発熱などです。 接触感染や飛沫感染で広がり、3~6歳の小児に多い感染症ですが、成人が感染すると症状が重くなる傾向にあります。 ウイルスが内耳に侵入すると難聴 ムンプス難聴 になることがあり、永久的に聴力が失われることがあります。 日本耳鼻咽喉科学会の全国調査では2015年1月から16年12月の間に348人がムンプス難聴と診断され、その内の約8割の患者さんが後遺症として高度以上の難聴と診断されました。 もう一つの重篤な合併症である髄膜炎を発症すると入院治療が必要になることも珍しくありません。 おたふくかぜに有効な抗ウイルス薬はありませんので、治療は対症療法になります。 蚊に刺されてうつる感染症 これからの季節はキャンプ、花火大会、お墓参りなど野外での行事が多くなりますので、「蚊」があなたを狙っています。 ジカウイルス感染症という病気を耳にしたことがあると思います。 中南米を中心に流行しており、感染した妊婦さんから小頭症の赤ちゃんが生まれる可能性が示唆されています。 この病気以外にも数年前に話題になったデング熱をはじめ日本脳炎、マラリア、チクングニア熱、ウエストナイル熱、黄熱など蚊が媒介する病気がいくつも知られています。 これらの病気の中でワクチンで予防できるのは日本脳炎だけです。 わが国ではワクチンの普及により1992年以降の日本脳炎の年間患者数は10人未満と非常に少ない病気になりました。 ぜひ忘れずに予防接種を受けてください。 インフルエンザ インフルエンザはインフルエンザウイルスの感染が原因で起こる病気です。 インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型の3種類があり、世界的に大流行するのはA型です。 多くの人は7日から10日で回復しますが、お年寄りでは肺炎を合併したり、乳幼児では急性脳症 意識障害、けいれん を併発することがあります。 毎年11月頃から流行し始め1月から3月の間に流行のピークを迎えます。 うがい、手洗い、マスクの着用はとても有効な予防法です。 インフルエンザワクチンによる予防もお勧めです。 溶連菌感染症 溶血性レンサ球菌 溶連菌 にはいくつかの種類がありますが、病気の原因となる主な菌はA群レンサ球菌です。 B群レンサ球菌は母児感染の原因菌となります その病型は以下のように大きく分けて3つに分類されます。 潜伏期間は1~3日で、症状は発熱、咽頭痛が強く、悪心・嘔吐を伴うことも多く、ときに腹痛を訴えます。 咳、鼻水は軽微です。 診断には綿棒で咽頭をこすって菌を検出する迅速検査が可能で10分程度で判定できます。 適切な抗生物質の服用開始後24時間程度で周囲への感染力はなくなります。 ウイルス感染には季節性があり、初夏から初秋にはヘルパンギーナや手足口病の原因となるエンテロウイルス属、同時期にはアデノウイルスによる咽頭結膜熱 プール熱 も流行します。 秋から冬にかけてはRSウイルスによる細気管支炎や肺炎が、冬にはインフルエンザが流行します。 その他、ライノウイルス、コロナウイルス、ヒトメタニューモウイルス、パラインフルエンザウイルスなども上気道感染症の原因となります。 乳幼児期に多い突発性発疹もヒトヘルペスウイルス6,7型による感染症です。 上気道感染の9割 以上? はウイルスが原因ですが、細菌性の上気道炎もあります。 その多くが溶連菌感染症です。 突然の高熱と咽頭痛で発症し、時に嘔吐を伴いますが咳、鼻水はほとんどありません。 この点がウイルス感染との違いになります。 稀ではありますが重篤な合併症がありますので抗生剤による治療を行います。 急性胃腸炎 嘔吐下痢症 嘔吐、下痢、腹痛が主な消化管感染症の症状です。 大きく分けてウイルス性と細菌性がありますが、重症度や治療法が違いますので区別することが大切です。 原因となるウイルスにはロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルスなどがあります。 細菌性にはサルモネラ菌、カンピロバクター菌、病原性大腸菌 O157など の他にも多数あります。 血液や膿が混入した便、生臭いにおいの便、ぐったり感が強い場合には細菌性を疑い、便培養による細菌検査が必要になります。 治療はウイルス性の胃腸炎では脱水予防と整腸剤が、細菌性では、全例ではありませんが抗菌剤を服用する場合があります。 ロタウイルスに対してはワクチンがありますので乳児期に服用 1回目は生後14週6日までに しておくと予防と軽症化が可能です。 臍ヘルニア でべそ の保存的治療 臍ヘルニアとは、いわゆる「でべそ」のことです。 しかし、経過観察中に周囲から指摘されるなどご両親の精神的負担も大きく、また、最終的にきれいに治らないこともあるため美容的観点から手術を要する場合もありました。 当クリニックでは、短期間にきれいに治すスポンジ圧迫法による保存的治療を行っておりますので、ぜひご相談ください。 生後2か月頃から治療が可能です。 早めに開始することをお勧めします。 海外旅行で気をつけること 海外旅行は日常生活を離れて、羽を伸ばすことができる楽しい時間です。 しかし、長距離の移動や時差が負担になったり、国内ではかからない病気になったりと、体調を崩しやすいものです。 いろいろな食べ物を口にしたくなりますが、特に衛生状態が良くない旅行先では、生水や氷、カットフルーツ、加熱が十分でない料理には十分に気をつけましょう。 海外では蚊に刺されることでデング熱やマラリア、動物に咬まれることで狂犬病など、重い病気にかかることがあります。 旅行中は虫除け対策をして、むやみに動物に近寄らないようにしましょう。 肝炎やインフルエンザなどは、予防のためのワクチンがあります。 海外旅行を安心して楽しむための対策は、かかりつけ医に相談しましょう。 日医ニュース、健康プラザ No. 414より 創傷治療について 小児科とは少し離れるような印象を受けられるかもしれませんが、当診療所では大きな縫わなければならないような傷を除けば内科的に治療を行っています。 基本は「消毒しない」「傷口を乾かさない」という治療法です。 この方法は今ではかなり一般的な傷の治療法になってきましたが、当診療所では数年前から実践しており、痛くない上に、傷口が早く、きれいに治ることを実感しております。 ぜひご相談ください。

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潟山 亮平 院長|にじいろ子どもクリニック(新百合ヶ丘駅・小児科)|川崎ドクターズ

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皮膚科 皮膚科は皮膚の病気を診察・治療するところです。 手足、顔、身体から、耳・鼻・口の中、さらに爪や毛髪まで、器具を使わずに肉眼で見える範囲が 皮膚科の診察対象です。 症状はかゆい、痛がゆい、腫れる、赤くなる、青黒くなる、黒褐色に膨れる、硬化 硬くなる する、出来物ができる、白斑 白くなる など様々です。 皮膚自体の病気である場合以外に、内臓に病気があって、それが原因で皮膚にも病変を起こすこともあります。 母斑 ほくろ 、 イボ、 しみ、 そばかす、 ニキビ、 あざ、 ワキガ・ 多汗症、 医療レーザー脱毛、 しわ、 たるみの除去治療・手術なども行います。 代表的疾患として、 湿疹・ 接触性皮膚炎、 アトピー性皮膚炎・ 乾癬、 角化症、 皮膚固形腫瘍、 成人性T細胞白血病、 膠原病、 先天性代謝異常症、 リソチーム蓄積症、 慢性湿疹、 老人性掻痒症、 老人性疣贅、 尋常性疣贅、全身 他臓器 疾患に基づく 皮膚病変、 全身性広汎性狼瘡、 皮膚筋炎、 強皮症など。 新百合ヶ丘駅周辺の その他の診療科• 新百合ヶ丘駅の気管食道科 0• 新百合ヶ丘駅の皮膚科 10• 新百合ヶ丘駅の神経科 0• 新百合ヶ丘駅の肛門外科 0• 新百合ヶ丘駅の胸部外科 0• 新百合ヶ丘駅の小児外科 0• 新百合ヶ丘駅のペインクリニック 0• 新百合ヶ丘駅の乳腺外来 0• 新百合ヶ丘駅の頭痛外来 0• 新百合ヶ丘駅の物忘れ外来 0• 新百合ヶ丘駅の禁煙外来 0•

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神奈川県の私立高校を卒業。 山形大学医学部を卒業後、慶應義塾大学医学部小児科、宮崎医科大学小児科を経て、カリフォルニア州スクリップス研究所留学。 帰国後医療機関勤務を経て、1999年5月に新百合ヶ丘こどもクリニックを開院 診療モットーは、「病気は自分で治すもの。 医学はその手助けをするのが主な役割である。 」 休診日は、日曜、祭日、水曜日、第一木曜日、第三木曜日,土曜日午後 となります。 予防接種、健診の予約電話番号 080-4057-2626 or 044-959-2626(診療時間内) 令和2年 5月1日より、診察は来院順での診療となります。 予防接種および健診は 窓口に電話して予約してください。 診療時間 10時〜12時30分 15時〜18時30分 (16時〜17時は予防接種、健診の時間となります。 ) コロナ感染症で子供たちは外で遊ぶこともなく、ストレスが溜まっていることでしょう。 でも家にいてゲームやYouTubeばかりやっていては飽きてしまいますよね。 こんな時こそ、本を読みましょう。 本を読むことで世界中を旅することもできるし、 過去や未来まで行き来できますよ。 本を読むことでいろんな経験ができます。 今は暇でつまらないと感じるかもしれないけれど、この時間を使って色んな本を読むと、今まで気付かなかった自分を発見でき、大きく才能を伸ばすチャンスが巡ってくるかもしれません。 困難な状況に負けるのではなく、大きく自分を成長させる好機と捉えていけば 今をもっと楽しめることでしょう。 コロナに負けず、楽しんでいきましょう! こどもへの本の読み聞かせについて 私は乳幼児健診の際は、本の読み聞かせを推奨しています。 お母さんやお父さん が本の読み聞かせをすることは、こどもの心身の発達に良好な影響を及ぼすことが わかっています。 しかし最近では、時々スマホの動画などを見せている親御さんを見受 けます。 赤ちゃんは動くものに興味を示しますが、テレビやその他の動画は脳や視力に 悪影響を与えるといわれています。 脳研究者の池谷裕二さんの「パパは脳研究者」 という子育てを綴った著書の中で、池谷氏が読み聞かせの大切さを述べている箇所が あるので一部抜粋して紹介します。 『親に本を読み聞かせてもらっている子供は、脳の前頭葉が強く活動していること が知られています。 親子のコミュニケーションが多ければ多いほど、脳は強く活性化 します。 これは、言葉のやり取りに限りません。 指で指す、見つめ合うなどの 非言語的なやり取りも含まれます。 また、絵本を読み聞かせれば聞かせるほど、親の ほうも子供に対する愛情を深めるという調査結果もあります。 つまり、絵本は親子が 心の波長を共鳴させる舞台なのです。 』 冬には湿度が低くなり、のどの乾燥が目立つようになります。 寝ているときには 口呼吸をしていることもあり,口の中の乾燥によるのどの潤いが低下し、ウイルスや細菌の体内侵入を容易にしてしまいます。 鼻呼吸をすると鼻粘膜のフィルターにより異物は除去され、身体の健康を維持できるようになっています。 口呼吸の弊害をなくすためにマスクの使用を勧めることがあるようですが、意外と朝になるとマスクは外れてしまっていることが多いようです。 そんな中、簡単にできる就寝中に鼻呼吸をする方法として「口閉テープ」があります。 サージカルテープなど安価なもので十分です。 寝る前に唇に垂直にテープを貼るだけです。 起きた時にのどの痛みや乾燥感が随分と抑えられます。 口腔の潤いが保たれるため、細菌やウイルス感染症をブロックするといわれています。 食欲のないときの水分補給について 嘔吐があると、絶飲食にしてしまいがちですが、それでは子供は簡単に脱水に陥ってしまいます。 このよう場合は、経口補水液を少量、頻回(5mlを5分間隔)に与えるようにしてください。 ポカリスウェットやアクエリアスのようなスポーツドリンクではなく、OS-1などの脱水補正液を与えてください。 軽度の胃腸炎はこれだけで改善します。 急な嘔吐、下痢に備えて、経口補水液を常備しておくとよいでしょう。 ただ、中には誤解してしまい、元気な時も子供にスポーツドリンクを与える方がいます。 普段ののどの渇きに対しては、水やお茶を与えることが基本です。 わが国では、イオン水を健康飲料と宣伝していることもあり、乳児に対してもミルク代わりに飲ませている方がいるようです。 イオン水には、塩分や糖分が含まれており、水代わりに飲んでいると体の不調が現れます。 中にはビタミンB1不足により亡くなった例も報告されています。 適切に使用することが求められます。 耳掃除は原則不要 毎日お風呂上りに綿棒を使って耳の中を掃除する人がいます。 特に赤ちゃんに対して 外耳道に全く耳垢が残らないように奥まで綿棒を入れてしまっている方もいるのではないでしょうか。 2017年1月にアメリカ耳鼻咽喉科学会は、健康な状態であれば、耳掃除の必要は全くないと注意喚起しています。 耳垢は、外耳道の自浄作用や、食事をして咀嚼するしたりすることで自然に外に出てくるといわれています。 また耳垢は外耳道を保護している働きもあります。 耳垢をとる行為が逆に耳垢を奥に押し込め、自然な排出を妨げているといえそうです。 外耳道の奥に押し込んでしまった耳垢は自分で取るのは危険ですので耳鼻科を受診したほうが良いでしょう。 医師以外に、2人の看護師、4人の医療事務員が交代で勤務しています。 幸運にも、スタッフ全員が子供好きで、明るくやさしく、温かい雰囲気のあるクリニックです。 診療の最終受付は、午前は12時30分、午後は18時30分となります。

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