妊娠 週 数 数え 方 計算。 妊娠週数・月数の数え方!出産予定日の計算方法や胎児の成長目安

妊娠週数・月数の数え方!出産予定日の計算方法や胎児の成長目安

妊娠 週 数 数え 方 計算

妊娠週数の数え方について教えて下さい >> > 8.妊娠週数の数え方について教えて下さい 生理が遅れているので市販の検査薬で検査してみたら陽性になった・・・あるいは病院で診てもらったら妊娠だと言われた・・・ということがわかると、 ・いったい、いつできたんだろう ・今、妊娠何週(何ヶ月)くらいなんだろう ・予定日はいつなんだろう ということが気になりますね。 これらはすべて妊娠週数のお話しに関係あることなので、ここでまとめてお話しをすることにします。 昔から妊娠は十月十日(とつきとおか)といわれてきたように、おおよそ10ヶ月が妊娠期間であると考えられてきていました。 このことを元に、WHO(世界保健機構)によって ・正常妊娠持続日数は280日とする ・28日を妊娠歴の1ヶ月と定め、妊娠持続を10ヶ月とする ・7日を一週と定め、妊娠持続を40週とする ・妊娠満週数で数えることとする と定められたのが妊娠週数です。 (下のイラストを参照して下さい) この定義に従うと、最終月経開始日は妊娠0週0日となり、妊娠2週の開始日(妊娠2週0日)が14日目、妊娠4週の開始日(妊娠4週0日)が28日目で、この日(妊娠4週0日)から妊娠2ヶ月に入る、ということになります。 なお、この数え方でいくと280日目が妊娠40週0日(妊娠40週の開始日)となり、この日が分娩予定日となります。 これは、順調に生理がある人の月経周期(生理が始まってから次の生理が始まるまでの期間)が通常28日間であることを考えると、妊娠期間はそのちょうど10周期分に相当するものであり、理にかなっているように思われます。 ところが、ここにはひとつ大きな問題点があります。 それは排卵日がいつなのか(=いつ赤ちゃんができたのか)ということが定義されていないということです。 WHOによる妊娠週数の数え方はあくまで「最終月経が始まった日から」数えるものであって、排卵日から数えるものではないのです。 しかし、実際に赤ちゃんが発育し始めるのは排卵があり受精が起こってからとなりますから、排卵が大幅に遅れる可能性があった場合(生理が不順な人など)では同じように妊娠週数を数えていくと胎児の発育に遅れが見られるということになってしまいます。 このことは、後でお話しする月経周期が不順であった人の場合の妊娠週数を計算する上で大変重要な意味を持つこととなります。 以上が、妊娠週数の計算の仕方の基本となります。 下のイラストを参考にしてください。 よって、35日周期の人が妊娠した場合、28日周期の人に比べて約1週間遅れて妊娠しているものと考えられますから、その分胎児の発育も1週間ほどずれ込むことになります。 ということは、35日周期の人は28日周期の人と同じ妊娠週数の数え方をすると、常に胎児が1週間ほど遅れて育っているということになってしまうわけですね。 したがって、35日周期の人の場合では排卵の遅れを考慮して、妊娠週数を約1週間遅らせる必要があるわけです。 同様に、40日周期の人なら12日間、45日周期の人なら17日間の調節が必要となる(=妊娠週数を遅らせる)ことになります。 生理の周期が一定していない人の場合 では、生理の周期がバラバラだった人の場合はどうでしょう? この場合、いったいいつ頃に排卵があったのか(=妊娠したのか)が推測しにくいですね? 基礎体温表をつけていたのなら、それでも排卵日がいつだったのかをある程度推測することができますから、この場合は 「排卵日が妊娠2週0日に相当する」ことを踏まえて妊娠週数を算出することができます。 これについては、例を挙げて説明してみましょう。 下のような体温表を記録していた人がいたとして、5月9日に妊娠が判明したものとします。 さて、この人は5月9日には妊娠何週何日目になるでしょうか? 体温表を見ると、低温期から高温期へ移行したのは4月11日以降であると考えられますね。 したがって、排卵日をこの日と考えてこの日が2週0日に当たるものと考えれば良いことになりますから、この計算で行くと5月9日は4月11日のちょうど4週間と0日後になりますので、5月9日の妊娠週数は妊娠6週0日目になる、ということになります。 おわかりでしょうか? もしも最終月経から妊娠週数を計算したとすると(つまり、最終月経開始日の3月10日を0週0日として計算すると)、この場合5月9日は妊娠8週4日目ということになってしまいますから、この数え方からすれば5月9日の時点では「胎児の発育が遅れている」と判断されることになってしまうわけです。 妊娠初期に「妊娠週数に比べて赤ちゃんが小さい」と言われて心配する方が多くいらっしゃるものと思いますが、実はその大半はこういうことなのだと考えて良いものなのです。 さて、一方、基礎体温表も記録していなかった場合はどうしたら良いでしょうか? この場合には排卵日さえ特定できないことになりますね? このようなケースでは、胎児の発育具合を見て妊娠週数を決定するほかありませんので、超音波検査によって胎児の計測をして妊娠週数を推測することになります。 通常、妊娠2〜3ヶ月(4週から11週)では胎児頭臀長(CRL ; crown-rump length)、それ以降では胎児大横経(BPD ; Biparietal diameter)の計測によって妊娠週数を算出するのが普通です。 最初にお話ししたように、 予定日は妊娠40週0日目になりますから、現在の妊娠週数から40週0日目になる日を計算すればよいわけですが・・・簡単な予定日計算機なり道具なりがあれば楽に計算もできますが、一日ずつ数えていくとなるとこれはかなり面倒なことですね。 そこで、簡易計算法(ネーゲレ法)が登場します。 ネーゲレは、以下のように最終月経開始日から簡単に予定日を算出する方法を提示しています。 つまり、最終月経開始日が3月10日だとすると、予定日は3+9=12月、10+7=17日、すなわち12月17日だということになります。 この方法で算出した場合、1、2日のずれが生じることはありますが、一日ずつ数えていって算出した予定日とほぼ合致するため、好んで用いられるものですが・・・ やはり問題点は「最終月経開始日から」算出という点ですね? よってこれを排卵日から算出するようにすればもっと確実になることになりますので、排卵日が2週0日に相当することを利用して計算式を考えてみると、 で良いことがわかります。 最近では、簡単に予定日を計算することができる計算機が普及していますので、こうして簡易計算法で予定日を算出することは少なくなりましたが、機械が壊れていていちいち計算するのが面倒くさい(笑)ような時には非常に便利な計算法なのです。 ただし、この計算法は「最終月経の開始日」から計算する方法ですので、 何度もお話してきたように28日周期で生理が来ていた人にとってはほぼ正確な予定日であると考えて良いものですが、生理が不順であったり生理の周期がかなり長かったりした人の場合には、この計算法によって算出された予定日とはかなりズレが生じるものと考えた方が良いことをお忘れないように。 で、妊娠だとわかった、予定日もいつだかわかった・・・ じゃあ、いったいいつ妊娠したの? ということですが。 今までお話ししてきたことを考えると、妊娠週数がはっきりした時点で、その週数から2週間分をひいた分だけさかのぼった日が排卵日に相当することがわかりますよね?例えば、いま現在妊娠7週4日ですよと言われたものだとすれば、それから2週間をひいた分、つまり5週間と4日さかのぼった日が排卵日・・・すなわち、その頃に妊娠してできたということがわかるというわけです。 ただし、超音波による胎児計測から算出した妊娠週数には約1週間ほどずれが生じる可能性がありますから、これによっていつ頃妊娠したのかを推定する場合も前後1週間ほどずれている可能性は否定できないことを頭に置いておくようにしましょう。

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妊娠週数とは?数え方やカレンダーは?【産婦人科医監修】|Milly ミリー

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妊娠0週0日目は、いつか知っていますか?妊娠週数を正しく知るために、妊娠週数の計算方法と、週数によるママの体の変化やケア方法を紹介します。 妊娠週数の数え方は? 昔から、十月十日(とつきとおか)といわれるように、妊娠期間はおよそ10カ月間です。 妊娠週数とは、妊娠から出産までの期間を7日間(1週)で区切り計算したもので、最終月経開始日から280日後の妊娠40週0日が出産予定日となります。 最後に来た生理の初日が妊娠0週0日目 週数を計算する上で迷ってしまうのが、どこから数え始めるのかということ。 性交渉をした日や受精した日と考える人も多くみられますが、実際には最終月経開始日からになります。 この結果を受けて、妊娠の正常持続日数は最終月経開始日から280日、1カ月は28日間、1週は7日間という指針が定められました。 妊娠週数を計算してみよう 最後の生理が始まった日が妊娠0日となり、妊娠0日から6日が妊娠0週、妊娠7日から13日が妊娠1週と数えていきます。 仮に、1月1日を最終月経開始日とした場合を以下に記載します。 1日から7日が、0週の0日から6日、1月8日から14日が1週の0日から6日…と続いていきます。 ただし、この計算は、生理周期が28日であることを基準にしているため、生理周期が異なる人の場合は誤差が生じます。 妊娠初期(妊娠4週から15週)の体の状態とケア方法 生理が遅れたら、まずは基礎体温をチェックしてみましょう。 生理が遅れ、高温期が19日以上続いている状態なら、妊娠の可能性も考えられます。 まずは、市販の妊娠検査薬で調べてみましょう。 妊娠検査薬は、妊娠すると分泌されるホルモンが出ているかどうかを尿をかけて調べるもので、ホルモンが増える妊娠3週後半から反応が出るようです。 それ以前に検査しても陰性となることもあるので、反応が出ない場合は1週間後くらいに再チャレンジを。 また、尿が蒸発すると反応が出ることもあるため、陰性であっても乾くまで少し待ってみることをおすすめします。 妊娠検査薬で陽性反応が出たら、病院へ行きましょう。 ただし、超音波検査で確認できるのは、赤ちゃんを包んでいる袋のような胎嚢(たいのう)が2mm以上になってから。 また、超音波検査で赤ちゃんが見えても、妊娠の確定を行うのは心拍が確認できてからになります。 あまり早く行っても確認ができませんので、妊娠5週目頃を目安にするといいでしょう。 妊娠初期の体の状態 つわり 妊娠4週から6週くらいに始まり、一般的には12週頃には落ち着いてきますが、中には全くないという人や出産まで続く人など個人差があります。 便秘 妊娠初期の便秘は、黄体ホルモンが腸の働きも抑えてしまうため起こりやすくなります。 イライラ、涙もろい、眠気など マイナートラブルの症状や重さは人それぞれですが、これも体の中で妊娠の準備が着々と進められている証拠なので、無理をせず過ごしましょう。 妊娠初期の体のケア 妊娠が分かったら、食生活を見直すチャンスでもあります。 なるべく、主食(炭水化物)・主菜(肉や魚等のタンパク質)・副菜(野菜のおかず。 市販品でもOK)をそろえ、バランスよい食生活を。 その上で、以下のようなポイントも意識しましょう。 葉酸を摂るようにする 葉酸は、赤ちゃんの細胞分裂に重要な役割を果たし、先天性障害を防ぐ上で大切です。 ブロッコリーやほうれん草など葉物野菜に多く含まれます。 妊娠3カ月までは意識的に摂取しましょう。 取りにくい場合は、サプリメントでもOKです。 試験で使われたショウガは乾燥粉末で1日分1g、すりおろしショウガ小さじ1杯相当です。 妊娠前から摂っていると、つわりが軽くなるともいわれています。 無殺菌の乳製品や生肉などは避けるのが無難 これらの食品には、トキソプラズマやリステリア菌に感染するリスクがあります。 感染すると、流産や早産などの恐れも。 刺身や生ガキなども食中毒のリスクがあるので、避けた方が無難です。 妊娠中期(妊娠16週から27週)の体の状態とケア方法 妊娠中期は、安定期とも呼ばれています。 安定期とは、胎盤が完成し、体が安定するという意味で、医学用語ではありません。 不安定な症状や体調は落ち着きますが、引き続き体は変化していきます。 何もトラブルが起こらず、何でもできる時期という意味ではないことを覚えておき、自分の体と相談しながらくれぐれも無理のないように過ごしましょう。 妊娠中期の体の状態 腰痛 ホルモンの影響で骨盤が緩くなり、周囲の筋肉が緊張して起こります。 骨盤ベルトやサポーターなどで楽になることも。 頻尿・膀胱炎 大きくなった子宮が膀胱を圧迫し頻尿に。 排尿時にしみるようなら膀胱炎の可能性もあるので、医師に相談を。 痔 お腹に血管が圧迫され、下半身の血流が悪くなることで起こります。 おりものの変化 ホルモンの影響でおりものが増えます。 かゆみを伴う、少量でも血が混じるようなら医師に伝えましょう。 妊娠中期に注意したい症状は以下になります。 お腹の張り 短時間の張りは生理的なものがほとんどなので、安静にすればOK。 何度も張る、痛む、出血があるなど普段と違う時は早めに受診を。 むくみ 脚だけでなく顔や手もむくむことが続く時は、妊娠高血圧症候群も考えられるので、医師に相談を。 妊娠糖尿病 家族に糖尿病の人がいるなど、リスクが高い傾向にある人は、医師に伝えましょう。 妊娠中期の体のケア 体重管理を始めよう つわりが落ち着いたら始めましょう。 妊娠中期のカロリー摂取量は、通常時の1日当たりプラス250kcalです。 貧血対策に鉄分を摂取しよう お腹の赤ちゃんに栄養を送るため、血流量が増えるので貧血になりがち。 鉄の摂取を意識して。 1日21. 5mgが目安。 水分をしっかり摂って便秘対策を 水分をよく摂り、市販薬でなく、便を柔らかくしてくれる酸化マグネシウムを処方してもらいましょう。 妊娠後期(妊娠28週から39週)の体の状態とケア方法 妊娠後期になると、お腹も大きくなり、体に負担がかかってきます。 みぞおち辺りまで子宮が広がり、圧迫感や息苦しさを感じる人も多いでしょう。 また、出産が近づき、気持ちが高まってきます。 妊娠後期の体の状態 胃痛、胸やけ 大きくなった子宮が、胃を押し上げるため起こります。 少量ずつ食べるようにしましょう。 お腹の張り 頻繁になってきますが、生理的なものがほとんど。 いつもと感覚が違ったり、痛みを伴ったりする場合は、必ず医師に相談を。 動悸、息切れ 体内の血液の量が増え、心臓に負担がかかるため起きます。 これも生理的なものがほとんどなので、ゆっくり動くなどして工夫を。 妊娠後期に注意したい症状は以下になります。 出血や強い下腹部痛 少量でも出血や強い下腹部痛がある場合は、常位胎盤早期剥離などの可能性もあるので、なるべく早めに受診しましょう。 破水の疑い 破水かも?と思ったら、連絡後、速やかに病院へ。 胎動が少ない 1時間ほど様子を見て、もしも感じないようなら受診を。 頭痛や目の前がチカチカする 妊娠高血圧症候群の疑いも考えられます。 早めに受診を。 高熱 風邪などで高熱が出た場合は、赤ちゃんに影響することもあるので、早めに受診を。 妊娠後期の体のケア カルシウムを摂取しよう 妊娠中だけでなく、産後もカルシウムが不足しがちに。 意識して摂取する必要があります。 目安は1日650mgです。 寝る時はシムスの体位を 大きなお腹で、仰向けや同じ姿勢が苦しく寝にくい時は、左側を下にして横になるシムスの体位を参考に、楽になる体勢をとるようにしてみましょう。

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妊娠週数の数え方と、出産予定日の計算方法を教えて!|たまひよ

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まずは妊娠月数と妊娠週数の数え方です。 妊娠月数と妊娠週数一覧 妊娠1ヶ月[妊娠0週・1週・2週・3週] 妊娠2ヶ月[妊娠4週・5週・6週・7週] 妊娠3ヶ月[妊娠8週・9週・10週・11週] 妊娠4ヶ月[妊娠12週・13週・14週・15週] 妊娠5ヶ月[妊娠16週・17週・18週・19週] 妊娠6ヶ月[妊娠20週・21週・22週・23週] 妊娠7ヶ月[妊娠24週・25週・26週・27週] 妊娠8ヶ月[妊娠28週・29週・30週・31週] 妊娠9ヶ月[妊娠32週・33週・34週・35週] 妊娠10ヶ月[妊娠36週・37週・38週・39週] 妊娠11ヶ月[妊娠40週・41週・42週・43週] 妊娠中の週数や妊娠月の数え方のポイント 妊娠〇ヶ月 4週間(28日)で月が変わります。 カレンダーの暦通りではありません。 妊娠〇週 0日~6日まで。 7日はなく、週数が増えて0日になります。 例)22週5日目、22週6日目、23週目0日目、23週目1日目… 妊娠40週0日 出産予定日です。 十月十日 妊娠の総期間。 日数にすると280日です。 妊娠0日目から数えて、280日後は40週0日になります。 そもそも、妊娠がスタートした日はいつなのでしょうか。 出産予定日と合わせてみてみましょう。 妊娠0週目の算出方法 妊娠0週目は最終月経のあった週です。 最終月経の初日(1日目)が妊娠0日目になります。 妊娠がわかった日や受精をした日ではないので、妊娠を考える方はとくに毎月の月経(生理)の記録をつけておきましょう。 出産予定日の算出方法 妊娠0日目から十月十日(280日)後が出産予定日です。 最終月経のあった月にプラス9すれば、出産予定月が算出できます。 12を超えるようなら、最終月経月よりマイナス3してください。 妊娠初期[妊娠1ヶ月~妊娠4ヶ月] 妊娠の初めのころ。 多くの妊婦さんがつわりで悩む時期。 妊娠中期[妊娠5ヶ月~妊娠7ヶ月] つわりが落ち着く妊婦さんが多くなる。 妊婦検診も2週間に一度程度だったのが4週間に一度程度と間隔があくため、安定期とも表現される。 おなかのふくらみが目立ち始める時期。 妊娠後期[妊娠8ヶ月~出産まで] 妊婦検診の間隔が2週間に一度程度に。 おなかのふくらみもすっかり大きくなり、他人からも妊婦とわかるようになる。 臨月[妊娠36週~妊娠39週] 40週0日目が出産予定日なので、その前の1ヶ月間(妊娠10ヶ月)を出産に臨む月、臨月(りんげつ)と呼ぶことも。 いつ生まれてもおかしくない時期のため、妊婦検診も1週間に一度程度に。 正産期[妊娠37週~妊娠41週] 胎児の身体機能が整い、母子ともに出産の負担が少ない時期。 そのため計画帝王切開は37週目を目安にされることが多いようす。 過期妊娠[妊娠42週~] 予定日を過ぎてもしばらく妊娠状態が続いている状態。 胎盤の機能が低下してくる時期のため胎児への影響が懸念される時期。 そのため陣痛促進剤などで陣痛を誘発する、帝王切開など、出産へのなんらかの処置が行われるでしょう。 週数を数えるのは妊娠中だけじゃない! 妊娠月別で胎児の成長をまとめました。 妊娠2ヶ月(妊娠4週~7週) 妊娠5週目胎嚢が確認できるようになってきます。 妊娠検査薬で妊娠判定が出ることも。 ホルモンバランスの変化で落ち込んだり滅入ったりすることもあります。 妊娠6週目になると胎児の心拍が確認できることも。 つわりの症状も出始める時期です。 妊娠7週目になると脳やせき髄の神経細胞のおよそ8割が作られます。 胎児の大きさは 体重:2~4g程度、身長:8~16mm程度になります。 妊娠3ヶ月(妊娠8週~11週) 妊娠8週目になると2頭身ですが、内臓の基本形はほぼできあがってきます。 妊娠9週目ごろから、エコー(超音波検査)で胎児の身長が測定できるようになり、その数値から妊娠週数を判定します。 妊娠10週頃には顔の形成がだいぶ進み、肺や胃、腸などが機能しはじめます。 妊娠11週目のころになると、頭、胴体、足にしっかり区別され3頭身に変化していきます。 また脳の構造が出生時と同じになります。 体重:10~12g、身長:43~60mm程度になります。 妊娠4ヶ月(妊娠12週~15週) 妊娠12週目頃になると羊水の中で手足を動かし、泳いでいるように動き回ります。 咽頭に声帯ができ、体毛も現れる時期です。 妊娠13週目には爪もはえはじめます。 神経細胞が急激に発達し、この頃から指を吸うようなしぐさもみられるように。 14週目ぐらいから胎児の心臓の力で血液を全身に送れるようになります。 15週目の頃になると骨の形成がどんどん進み、手には指紋が形成されます。 体重:40~100g、身長:100~115mm程度へ成長していきます。 妊娠5ヶ月(妊娠16週~19週) この頃になると胎盤が出来上がります。 胎児は耳が発達し、皮膚や骨、筋肉などがしっかりしてきます。 そのため胎動を感じるママも出てくる頃でしょう。 外性器も完成しており、エコーに映ることもあります。 妊娠19週目には 体重:220~250g、身長:150~170mm程になります。 妊娠6ヶ月(妊娠20週~23週) 聴覚が完成し、外の音に反応することも。 また睡眠のサイクルも出来始めてきます。 身体はできてきていますが、体脂肪率は3~4%ほど。 ここから少しずつ脂肪がついてきてふっくらとしていきます。 脳がさらに発達し、記憶や情緒面の能力も増します。 まぶたが開閉するようになり、明暗が感じ取れるように。 23週に入るころには 体重:450~650g、身長:250~300mmほどになります。 妊娠7ヶ月(妊娠24週~27週) 反射神経が発達し、外の刺激に反応して動くことも。 肺の発達が進み、肺呼吸ができるようになります。 視覚もさらに発達し、明暗がわかるようになってきます。 27週目には、 体重:800~1250g、身長:360~400mmになっていきます。 しかし個人差や、エコー検査にも誤差があるため産院から指導がない限り、心配しすぎないようにしましょう。 妊娠8ヶ月(妊娠28週~31週) 皮下脂肪がついてきて、どんどん赤ちゃんらしい体型になっていきます。 内臓の機能がほぼ完成し、呼吸の練習をはじめます。 聴覚も完成に近づき、体温調節や免疫も機能し始め、自力で生命維持ができるようにどんどん成長していきます。 身体がだいぶ大きくなり、子宮の中で自由に回転するのが難しくなります。 この時期も逆子の場合は産院とよく相談しましょう。 31週目頃には 体重:1400~2200g、身長:420~450mmになります。 妊娠9ヶ月(妊娠32週~35週) 子宮がだいぶ窮屈になり、頭が骨盤の間にはさまるような形になってきます。 窮屈さから動きにくく、胎動が減ったように感じられるでしょう。 しかし、全く動かないということはありません。 20~30分程度の一定のリズムで寝起きを繰り返します。 自律神経が発達していきます。 35週目には肺の機能がほぼ完成し、この頃に早産となっても自力で肺呼吸ができるようになります。 体重:2000~2700g、身長450~460mm程度になります。 妊娠10ヶ月(妊娠36週~39週) 臨月です。 今まで急スピードで成長していた胎児ですが、この辺りからゆっくりになります。 37週目、正産期に入ると胎児の頭が骨盤内にはいっていきます。 39週目頃には 体重2800~3300g、身長480~500mm程度になります。 あくまでもこれらは目安です。 大人にも背の高い人、細い人など個性があります。 実際、38週1日で生まれた我が子は3300gを超え、身長も500mmあったので、出産予定日までお腹にいたらもっと大きくなっていたことだと思います。 ただ、胎児はまだやってきたての小さな命。 発育不全などの心配事はつきものでしょう。 妊娠中はなにかと不安になりやすい時期です。 心配事は産院の先生に相談するようにしましょう。 妊娠週数は妊娠経過を確認するのに大切な目安 妊娠週数や妊娠月数は、その時期にあった妊娠経過であるかを確認するために必要な情報です。 妊娠するまではなかなか目にしない計算方法で、毎回迷ってしまうこともあると思います。 そういう時はぜひこの表や計算方法を参考にして下さいね。 参考: 画像:筆者作成及び撮影.

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