コーカサスオオカブト メス殺し。 カブトムシ・クワガタムシの飼育記 コーカサスオオカブト飼育記

コーカサス、ペアの飼育方法

コーカサスオオカブト メス殺し

概要 60mm~130mm程のサイズの、で最大の。 古い書籍では単に「オオカブトムシ」と記されているものもあり、最近は学名が変更されたことに伴い「」とも呼ばれる。 旧学名の「コーカサス」はギリシャ語で「白い雪」という意味で、上翅の金属光沢を雪に見たてて名付けられた。 その名の通り全身に美しい黒艶があり、特に上翅は青緑~赤銅の強い金属光沢を帯びる。 学名の「キロン」はギリシャ神話に登場するケンタウロス族の賢者ケイローンに由来。 3本の角を持つカブトムシ(正確には大きく湾曲する左右の胸角の間に小さい角が1本あるので4本だが)で、英名はそのまんま「Three horn Beetle」。 東南アジアに生息し、その地域ごとに「ジャワコーカサス(ジャワ島産。 産頭角先端にアトラスオオカブトのような山形突起がある)」「スマトラコーカサス スマトラ島、トゥアンク島、ニアス島産。 胸部がややすぼまり角が直線的に延び体長が最も大きい 」「(マレー半島産。 全体的に体幅があり胸角が強く湾曲する)」「タイリクコーカサス(ミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナムなどに生息。 マレー産より胸角の湾曲が弱い)」など複数の亜種に分けられている。 なお基亜種となるのは「ジャワコーカサス」。 前胸部と前翅の付け根部分の間は爪切りのように鋭くなっており、指を挟まれると痛いどころか 皮膚を切断される危険すらある。 しかもこの付け根部分は触られると反射的に閉じる性質を持っているので、コーカサスオオカブトに触る時はこの部分は極力避けよう。 脚の爪も鋭く力強い。 凶暴なカブトムシの代表格ともいえる種であり、は愚か ですら非常に気性が荒い。 成虫になると喧嘩の相手はもちろん、 メスだろうが容赦なく殺す上(メスも気性が荒い)、触れるもの全てに攻撃的反応を示すことから 殺した相手の死骸に延々と攻撃し続けることもある。 2匹以上を同じケースに入れると 9割方喧嘩するので、飼育下での交尾には少しコツがいる。 でもジャワ亜種は比較的安価で購入しやすいが、自然界での生態はまだわかっていないことが多い。 成虫の飼育はサイズと気性の荒さから1ケース1頭で行った方が良い。 繁殖させて幼虫を大きく育てるのは大量の餌があれば容易だが胸角が十分に伸びた野外産と遜色ないような個体を羽化させるのは中々難しく、その野外産が安価で購入できコストに見合わないことからブリーダー人気はイマイチ。 ジャワ亜種と大陸亜種は比較的長角型になりやすいといわれる。 飼育で羽化させた成虫は体にスレ傷などもなく金属光沢が際立って美しい。 近縁種に 、 、 がいる。 昆虫相撲において 3本の角を振りかざして突進する様は迫力があり、安価なため昆虫相撲でも引っ張りだこ。 気性が荒くも強いため、古い図鑑では世界最強のカブトムシと紹介される事が多かった。 とどちらが強いかでよく議論され、TVの企画などで実際に対決することもあるが、リーチの問題で勝率は低い。 上向きの頭角が相手を挟みにくいので相手の下に角を潜り込ませるのが得意なに負ける事もある。 しかし前述の通りのパワーと角の形から、一度角が「入って」しまうとそのまま相手を振り落とすこともできずに締め上げ続け殺害してしまう事も。 また長い符節は老化すると真っ先に欠落するため、熱心なコレクターは成虫が綺麗なうちにシメて標本にしてしまう場合もある。 しかし尚、このイカした三本角の超かっこいいフォルムと荒々しい性質で世の男の子達の憧れを惹きつけてやまない不動の人気種である。 でのコーカサスオオカブト 「コーカサスオオカブト」名義で生まれたところ:スマトラ島のものが初期シリーズより登場。 つよさ180。 必殺技はパー。 カードに書かれた産地はスマトラ島であるが、グラフィックのモデルはジャワ亜種と思われる。 肩書きは「アジア最強のカブトムシ」。 超必殺技は「ローリングドライバー」 2004ファースト拡張パックで一旦排出を終了するが、2006ファーストで復活。 その際グラフィックが金属光沢を強調したものとなった。 2005セカンドでは敵限定のムシ 「改造コーカサスオオカブト」が登場。 サナギのころからアダーの改造手術を受けていたムシで、羽が固まるごとに強さの数値が増していくという能力を持ち、最終的には「強さ290」、ローリングドライバーによる強化値を含めれば 「強さ300」に達する。 のちにアダー完結編にてイベント配布限定カードとして登場。 羽の固まり具合によって肩書きが「プロトタイプ・アルファ」「プロトタイプ・ベータ」「プロトタイプ・ガンマ」と分かれている。 このうち一番完全体に近いガンマが2008 第4弾で排出。 また「究極完全体 改造コーカサスオオカブト完全体」も登場し、こちらは2009 第5弾で排出された。 改造コーカサスオオカブトは映画 「甲虫王者ムシキングスーパーバトルムービー 闇の改造甲虫」でもラスボスとして登場。 ムシキングやスジブトヒラタクワガタと戦った。 なお上記映画の入場者特典で配布(のちに2007ファーストで「映画大ヒットありがとう記念」として排出)されたのカードをアダー完結編で使うとこの映画をモチーフにしたスペシャルストーリーが楽しめた。 もちろんラスボスは改造コーカサスオオカブト完全体。 シリーズ最新作、にも参戦。 レア度はSRで、前作同様銀レアに当たる立ち位置。 肩書き、必殺技は旧作と同じ。 ローリングドライバーのキレが増していたり、公式サイトでは最強のカブトムシと称されていたりと優遇されている。 2016 3rdでSSRに覚醒する。 肩書きが 「最強の3本角」、必殺技が 「トライデントドライバー」に変わる。 次世代WHFにて 中学生以下限定でと共に先行覚醒ができ、2016年2月15日をもって筐体で覚醒できるようになった。 激闘編には1弾開始に合わせて発売された「パーフェクトVずかん」付録として先行登場。 より攻撃力の高いパラメーターになった。 攻撃力は120と 覚醒コーカサス 超大型 に並ぶ。 また激闘2弾ではブラックバトルで「赤目のコーカサスオオカブト」がもらえる。 に次ぐ全ムシ中2位の攻撃力 130を誇り、 覚醒コーカサス 超大型 よりも攻撃力が高くなった。 激闘6弾では技習得イベントにて登場。 その際の能力値は初期の超大型固体でありプロモとして登場した激闘コーカサスの存在が忘れられてしまっている(SSR、SSRオーナメンタルタランチュラなども激闘以降はプロモカードのみの登場だがそちらはプロモ版の能力で登場している)。 激闘4弾では亜種である が参戦。 こちらは 覚醒無しでのSSRな上に グーが必殺わざであり、カルコソマ属では初。 なお新ムシキング稼働の際には学名が変更されていたものの、販売された一部公式グッズにおいては旧作同様「Chalcosoma caucasus」の学名が使われてしまっている。 旧甲虫王者ムシキングではヘラクレスの必殺技変更まで同じ必殺技を使っていた。 、、、、、、:旧ムシキングで強さ180(銀レア)だった甲虫たち。 もっとも、マルス、パラワンヒラタ、コーカサスは現実世界では頭一つ抜けた実力の持ち主だと思うが。 関連記事 親記事 pixivision• 2020-07-15 18:00:00• 2020-07-15 17:00:00• 2020-07-14 18:00:00• 2020-07-14 17:00:00• 2020-07-13 19:00:00 人気の記事• 更新された記事• 2020-07-16 13:31:01• 2020-07-16 13:30:21• 2020-07-16 13:29:09• 2020-07-16 13:27:24• 2020-07-16 13:25:53 新しく作成された記事• 2020-07-16 13:19:19• 2020-07-16 12:58:18• 2020-07-16 12:56:02• 2020-07-16 12:34:23• 2020-07-16 12:33:47•

次の

コーカサスオオカブトの飼育や産卵方法、販売値段や幼虫の育て方は?

コーカサスオオカブト メス殺し

この記事では、アトラスオオカブトの飼育を開始したことについて記述させて頂きます。 はじめに 先月まで世間では散々『 平成最後』という言葉が使い尽くされてきました。 私自身はその文言がどこかもどかしくて控えるようにしていたつもりだったのですが、令和になった今、当ブログでも今更ながらついに『平成最後』を使うことになりました。 『 平成最後の増種、令和最初のカブトムシ記事』ということで、アトラスオオカブトの飼育開始です。 ガラポンで当たってしまった GWも終盤戦に入りまして、所帯持ちの皆様も独身・学生等の皆様もそれぞれに公私ともさぞお忙しいGWをお過ごしになられているものと存じます。 私はGW直前まで仕事の都合でほとんど休めないと思っていたものが、むしろ急遽結構休めることになり、特に予定も入れないままやってきた大型連休を持て余しています。 そんな中、とある百貨店で開催されておりました昆虫イベントに子どもを連れて行ったところ出口でお決まりの ガラポン抽選会をやっておりました。 1回500円で、 1等 2等ニジイロクワガタ 3等アトラスオオカブト だったのですが、ハズレ と言って差し支えないおもちゃ があるタイプのガラポンでしたので私は及び腰でした。 しかしながら子どもはどうしてもと言いますし、妻 昆虫イベントには入場せずウインドウショッピングをしていた の許可も出ましたので、長男と次男に1回ずつ回させました。 ちなみに妻も、なにも私や子どもの希望を無条件に奪おうというわけではありませんので許可してくれたものと思いますし、あるいは妻もおそらくハズレおもちゃの山を見てまさか当たるはずがなかろうと思ったのかもしれません。 我が家では、この手のクジ運は私と次男が割に強いので、この2人が揃っていれば何かしら当たるだろうと思っていました。 「 できれば2等以上来てくれ…!」と念じていたのですが、やはり引き当てた次男が当たったのは3等のアトラスオオカブトだったというわけです クジ運の無い長男はやはりハズレで、なぜかを選んでいました。 アトラスでももちろん当たっただけ嬉しいのですが、1,000円相当でアトラス1ペアだと普通にホームセンター等でも買えそうだなと思いますとなんとも微妙な気分にならざるを得ません。 アトラスオオカブトについて 今回我が家の仲間入りを果たしたアトラスオオカブトについて、書籍やネットの情報をごく簡単にまとめさせて頂きます。 より広く分布している。 上翅は同様のエナメルグリーンだがアトラスの方が表面にザラつきあり。 大型化のためには低温飼育が良い 産が最も大きくなる。 簡単に写真撮影してみる 簡単ですが、突然我が家にやって来たアトラスオオカブトを写真撮影してみます。 一応撮影BOXだけはセッティングしましたが、生体はケースから出さず、写真もによる撮影、と手抜きになってしまっていますが、ご了承頂ければ幸いです。 アトラスのことは知らない私でも、この胸角を見れば小さいことがわかります。 ホムセンとかで販売されている個体ってまさにこんなレベルのイメージがあります。 まだこの個体はサイズすら計測していないのですが、おそらく85mmUP以上とかになってくると、角も立派になり、にも負けない格好良さになりそうです。 ちなみに当然ですがアトラスだってサイズが大きくなれば価格も高くなります。 写真を撮り忘れてしまったのですが、先日とあるホムセンで、『アトラスオオカブト LL』と謳われた個体が販売されており、価格は3,000円弱でした。 とても立派で、いつもホムセンで目にする個体とは一味違いに迫る格好良さでした。 しかし冷静になってみますと、あと2,000〜3,000円ばかり追い銭すれば1ペアが購入できそうで、そちらの方が良い気もしないでもありません。 それとも、そもそもアトラスはアトラスであり、と比較すること自体間違っているでしょうか。 外国産カブトを飼育開始してみて 何気に外国産カブトの成虫は我が家では初ということになりました。 動き回るものですから、現象が起きてゼリーが宙に浮いてしまっています。 もちろん個体差があろうかと思いますが、思えばおとなしいオオクワガタに慣れてきてしまっていたのか、ある種新鮮な気がします。 まさかの増種になってしまったのですが、子どもたちは気に入っているようで名前をつけたりしています おもちゃと一緒ですぐ飽きがくると思うのですが…。 ブリードの予定はありませんが、大切に飼育したいと思います。 jbwideandshallow.

次の

コーカサスオオカブトの飼育方法は?幼虫の育て方も! | ペット総合情報ブログ

コーカサスオオカブト メス殺し

最強のカブトムシ一覧 それでは、まずはカブトムシの中でも最強と呼び声の高いカブトムシをご紹介します。 それらはいずれも、 「コウチュウ目 コガネムシ科 カブトムシ亜科 真性カブトムシ族」に属する(13属)もので、非常に立派な体格をしています。 まず、ここでご紹介するのは、その内の 7属10種です。 この7属10種の中から、最強のカブトムシを決めたいと思います。 ヘラクレスオオカブト 「ヘラクレスオオカブトの基本データ」• 分 類 カブトムシ亜科 真性カブトムシ族 ヘラクレスオオカブト属• 学 名 Dynastes hercules• 和 名 ヘラクレスオオカブト• 体 長 最大個体18センチメートル• 分布域 アメリカ大陸からアフリカ大陸の熱帯雨林 ヘラクレスオオカブトは カブトムシ界の王様とされますので、そのままズバリ 昆虫界のキングオブキングスですね。 最大個体は18センチメートルにもなり 大きさは世界で一番となります。 その体長の半分近くは、 大きくて長い角が占めるのです。 日本のカブトムシ同様に頭部と胸部に角がありますが、大きく違うのが胸部の角が長く大きいことです。 頭部の角も長く大きいのですが、胸部の角はそれを遥かに上回る大きさに長さなのです。 大きな身体に大きな角、そして最強のパワーを持つヘラクレスオオカブトでカブトムシ最強は決まりでしょうか。 因みに、ヘラクレスオオカブトには様々な亜種が存在しますが、それは今回はこのヘラクレスオオカブトとして扱います。 コーカサスオオカブト 「コーカサスオオカブトの基本データ」• 分 類 カブトムシ亜科 真性カブトムシ族 アトラスオオカブト属• 学 名 Chalcosoma chiron• 和 名 コーカサスオオカブト• 体 長 最大個体は13センチメートル• 分布域 東南アジアの島々 コーカサスオオカブトは、角の長さではヘラクレスオオカブトに及びませんが、それでも 大型で気性が非常に荒くアジアの暴君と呼ばれています。 実は、 このコーカサスオオカブトを「最強のカブトムシ」と推すマニアも多いですね。 角は頭部に1本そして胸部には2本の 計3本生えていて、 シルエット的には非常に格好良いです。 大型でパワフル、そして何よりも 非常に好戦的な性格は全てのカブトムシの中でも断トツに狂暴性が高いです。 たいていカブトムシの戦いでは、負けた相手に対して 必要以上の攻撃をしません。 しかし、この コーカサスオオカブトは相手を殺してしまうことも多く、更には死体をばらばらにすることもあります。 エレファスゾウカブト 「エレファスゾウカブトの基本データ」• 分 類 カブトムシ亜科 真性カブトムシ族 ゾウカブト属• 学 名 Megasoma elephas• 和 名 エレファスゾウカブト• 体 長 最大個体は13センチメートル• 分布域 メキシコからコロンビア エレファスゾウカブトは、非常にどっしりとした体形をしていて、 最も体重の重いカブトムシです。 その体重は 50グラムになるものもいるようですね。 そのことからも分かるように、名前は動物のゾウに由来しています。 体格の割に 角はあまり長くはなく、胸部に短い角が2本と 頭部に1本根元で二股に分かれる(1方は短い)角が生えています。 トータルの大きさではヘラクレスオオカブトに敵いませんが、 角を含めなければ最大種となります。 因みに角のない雌の大きさでは最大種です。 この巨体故に、やはり パワーでは断トツの強さを誇りますが、 優しい性格をしているので戦いにはやや不安が残りそうです。 ネプチューンオオカブト 「ネプチューンオオカブトの基本データ」• 分 類 カブトムシ亜科 真性カブトムシ族 ヘラクレスオオカブト属• 学 名 Dynastes neptunus• 和 名 ネプチューンオオカブト• 体 長 最大個体は17センチメートル• 分布域 南アメリカ大陸(アンデス山脈) ネプチューンオオカブトは、 ヘラクレスオオカブトに次ぐ大きさを誇るカブトムシです。 ヘラクレスオオカブト同様に 角が身体の半分程度を占める程に大きくなります。 角は、 胸部と頭部に長く太いものが1本ずつあり胸部の方が少し大きいですね。 また胸部には左右に小さな突起があり、 これを角とすれば4本の角となり非常に 好戦的な印象を与えてくれます。 非常に 希少性が高い種で、長きにわたり珍種扱いされていたため、詳細はまだわからないことが多いです。 しかし、体型的には立派なので強さは間違いありません。 アトラスオオカブト 「アトラスオオカブトの基本データ」• 分 類 カブトムシ亜科 真性カブトムシ族 アトラスオオカブト属• 学 名 Chalcosoma atlas• 和 名 アトラスオオカブト• 体 長 最大個体は11センチメートル• 分布域 東南アジアなど アトラスオオカブトは、同属のコーカサスオオカブトと非常によく似ています。 違いとしては、 体長および角などが一回り小さくなった感じですね。 角は、太くがっしりではなく細く鋭い印象になります。 一回り小さいと言っても、 最大個体は11センチメートルと充分に大きな種に含まれます。 また、コーカサスオオカブト同様にアトラスオオカブト属特有の 攻撃的な性格を持ち、非常に闘争心が強いです。 最強カブトムシの座を争うに相応しい種であることは間違いありません。 ケンタウルスオオカブト 「ケンタウルスオオカブトの基本データ」• 分 類 カブトムシ亜科 真性カブトムシ族 ケンタウルスオオカブト属• 学 名 Augosoma centaurus• 和 名 ケンタウルスオオカブト• 体 長 最大個体は8センチメートル• 分布域 アフリカ大陸 ケンタウルスオオカブトは、 アフリカ最大のカブトムシになります。 と言いますか、 アフリカでは唯一の大型カブトムシなのです。 実は、アフリカではカブトムシ以外の 甲虫類(大型ハナムグリ類)が繁栄しており、カブトムシやクワガタがあまり存在感を示すことが出来ていないのです。 昆虫の王様カブトムシと考えると 少々意外な気もしますが、出現順なども大きく関わっているのかも知れませんね。 角は頭部と胸部から同程度の長さとなるものが1本ずつ生え、胸部には角の下あたりに2つの突起(角とは呼べない)があります。 非常にパワフルな印象を受けます。 サターンオオカブト 「サターンオオカブトの基本データ」• 分 類 カブトムシ亜科 真性カブトムシ族 ヘラクレスオオカブト属• 学 名 Dynastes satanas• 和 名 サターンオオカブト• 体 長 最大個体は12センチメートル程度• 分布域 ボリビア サターンオオカブトは、長きにわたり前述の ネプチューンオオカブトと同種と考えられていました。 しかし、その生息域から独立種と認められた経緯があります。 ヘラクレスオオカブトやネプチューンオオカブトに比べると随分と小柄ですね。 これは 角の大きさ・長さがそのまま表れています。 サターンオオカブトの 角は体長の3分の1程度と、ヘラクレスオオカブトやネプチューンに比べると形状は似ているものの随分と短く感じられます。 また、胸部の角の下から頭部にかけては、ブラシのように細かい毛が生えています。 これが、随分と威厳に満ちた印象を与えてくれます。 実は非常に珍しい超珍種故に、まだ 詳細の不明な部分が多いのです。 不安材料としては、ヘラクレスオオカブトやネプチューンオオカブト程角が立派ではないので、 闘争という点ではそこまで大きな期待はかけられないかも知れません。 しかしそれでも12センチメートルの体形は立派です。 ゴホンツノカブト 「ゴホンツノカブトの基本データ」• 分 類 カブトムシ亜科 真性カブトムシ族 ゴホンツノカブト属• 学 名 Eupatorus gracilicornis• 和 名 ゴホンツノカブト• 体 長 最大個体は9センチメートル程度• 分布域 インド(アッサム地方)からインドシナ半島 ゴホンツノカブトは、その名の通り 頭部から1本、胸部から4本の計5本の角が生えるカブトムシです。 非常に格好良いフォルムですので人気が高い種ですね。 体長9センチメートル程度とこれまでの 主だった種に比べると小柄な印象を受けますが、これには理由があります。 ゴホンツノカブトの最も大きな角は頭部から生えるものですが、その形状が国産カブトムシ同様に 前ではなく上に向けて生えているのです。 しかも、後部への反りが見事で 体長と言う点では伸びませんが、存在感は充分にあります。 この 猛々しい頭部の角と、前に鋭く突き出す胸部の4本の角は非常に好戦的な印象を与えるかも知れません。 しかし、 性格的には大人しく決して好戦的ではないのが気になるところです。 ただ、脚も長くパワーは充分ですので侮ることは出来ません。 カブトムシ(日本産カブトムシ) 「日本産カブトムシの基本データ」• 分 類 カブトムシ亜科 真性カブトムシ族 カブトムシ属• 学 名 Trypoxylus dichotomus• 和 名 カブトムシ• 体 長 最大個体は9センチメートル程度• 分布域 日本を含む東アジア、東南アジア こちらは、 日本でもお馴染みのカブトムシです。 1983年に沖縄で発見されたヤンバルテナガコガネが登場するまでは、 日本最大の甲虫類でした。 流石に、名だたる海外産のカブトムシと比較してしまうとやや見劣りしてしまいます。 しかし、 日本において樹液を巡る餌場の争いでは頂点に君臨する猛者であることは間違いありません。 スズメバチの攻撃もクワガタの攻撃も軽く受け流してしまう、それ程までに格の違いを見せつけてくれます。 日本代表として、健闘を祈りたいところです。 ノコギリタテヅノカブト 「ノコギリタテヅノカブトの基本データ」• 分 類 カブトムシ亜科 真性カブトムシ族 タテヅノカブト属• 学 名 Golofa porteri• 和 名 ノコギリタテヅノカブト• 体 長 最大個体は9センチメートル程度• 分布域 南米(コロンビア、ベネズエラなど) 最後にご紹介するのは、真性カブトムシ族を代表する種としてはおさえておきたい タテヅノカブト属からノコギリタテヅノカブトです。 その名前からも分かるように、 頭部の角は細長く鋸状のギザギザがついています。 また胸部の角はまっすぐ上へと伸び、サターンオオカブトのように 毛が生えているのが特徴的です。 一見すると、 非常に強力な凶器のように見える角ですが脆く折れやすい為、争いでは最終的な攻撃以外では使われません。 争いで使われるのは、 もっぱら長い前脚で、はたきあうような喧嘩をします。 これは生息環境が竹林となり、竹の上では足場が安定しないので、角を使うことが無い為の進化(退化かも知れませんね)のようです。 つわものが集結するカブトムシのバトルでは、どこまで食い込めるのかが見所ですね。 最強のカブトムシの考え方 今回、最強のカブトムシを考えるにあたり、前項の 「最強のカブトムシ一覧」でご紹介した種をエントリー種としてランキング付けを行ってまいります。 その評価基準は 「大きさ」「攻撃力」「闘争心」の3つを各10点、合計30点満点の数値で算出いたします。 通常であれば、防御力も加味されますが、同じカブトムシの仲間なので大きさの中でその分を考慮することとします。 最強のカブトムシランキングTOP10 それでは、 「最強のカブトムシランキングTOP10」のランキング結果をご紹介いたしましょう。 果たして、名立たるカブトムシの中で最強となるのはどのカブトムシなのでしょうか。 最強のカブトムシランキングTOP10 第5位から第10位 まずは、 最強のカブトムシランキングTOP10の第5位から第10位までを一挙に発表いたします。 最強のカブトムシランキングTOP10 第10位「ノコギリタテヅノカブト」 残念ながら第10位となったのは 「ノコギリタテヅノカブト」です。 大きさ 4点(10点中)• 攻撃力 1点(10点中)• 闘争心 2点(10点中)• 合 計 7点(30点中) やはりと言いますか、 カブトムシの生命線とも言うべき角の弱さは致命的でした。 攻撃力が、 前脚主体では大型のカブトムシとの戦いでは役にたちません。 戦場がニッチな竹の上とかであれば、また結果は異なるでしょうが 今回は第10位が妥当でしょう。 最強のカブトムシランキングTOP10 第8位「ケンタウルスオオカブト」 続いて第9位ですが、同点で第8位が2種並びました。 まず最初の第8位となったのは意外かもしれません、 「ケンタウルスオオカブト」です。 大きさ 4点(10点中)• 攻撃力 3点(10点中)• 闘争心 3点(10点中)• 合 計 10点(30点中) アフリカ最大のカブトムシですが、 世界となるとスケールが異なるようです。 日本産カブトムシとはほとんど変わりませんし、並み居る 巨大カブトムシの前では霞んでしまいますね。 また、基本的には同種間以外での争いをしないので、 他種のカブトムシとの戦いは得意ではなく、外見で受ける印象よりも強くは無いようです。 アフリカ最大のカブトムシですが、世界規模となるとこの第8位が定位置となりそうです。 最強のカブトムシランキングTOP10 第8位「日本産カブトムシ」 続いてもう1種の第8位ですが、 期待むなしく「日本産カブトムシ」が早くも登場してしまいました。 大きさ 4点(10点中)• 攻撃力 3点(10点中)• 闘争心 3点(10点中)• 合 計 10点(30点中) ライバルが多い点にパワフルな角の攻撃が出来る点などから、第10位の「ノコギリタテヅノカブト」よりは上位となりました。 しかし、それでも ここまでが限界のようです。 基本的に餌場を巡る場合と、雌を巡る以外では 争いごとを好まない温厚な性格が仇となってしまいました。 餌場を巡る争いでも、基本的には他の昆虫の攻撃を余裕で受け流しますし、必要以上の攻撃を仕掛けない 優しいカブトムシなんですね。 強さという点では 第8位ですが、好感度では断トツかも知れません。 最強のカブトムシランキングTOP10 第7位「ゴホンツノカブト」 続いて第7位は 「ゴホンツノカブト」になります。 大きさ 5点(10点中)• 攻撃力 4点(10点中)• 闘争心 3点(10点中)• 合 計 12点(30点中) 多くのファンを持つゴホンツノカブトの第7位は、 反対意見もいただきそうですが・・・。 竹林に生息するため 脚の力は非常に強く、また5本も並ぶ角からは強い印象を受けます。 勿論、それらは非常に有効な武器ではありますが、強豪ぞろいの今回のランキングでは 力及ばず第7位になってしまいます。 やはり、 性格的に大人しいのが大きく影響してしまいますね。 最強のカブトムシランキングTOP10 第6位「サターンオオカブト」 続いて第6位は 「サターンオオカブト」になります。 大きさ 6点(10点中)• 攻撃力 4点(10点中)• 闘争心 3点(10点中)• 合 計 13点(30点中) 大柄なネプチューンオオカブトと思われていたサターンオオカブトですが、 ネプチューンオオカブトと比べると小ささが目立ってしまいます。 それは 角の長さが一番影響していますが、戦いにおいてはそれこそが 最も大きな武器となります。 角の短さは、今回では マイナスポイントですね。 また、まだ詳細が不明な部分もあることから、今回は第6位としました。 しかし、今後の研究次第では、 上位への進出もあり得ます。 最強のカブトムシランキングTOP10 第5位「エレファスゾウカブト」 続いて第5位は 「エレファスゾウカブト」になります。 大きさ 7点(10点中)• 攻撃力 5点(10点中)• 闘争心 3点(10点中)• 合 計 15点(30点中) 体長はそこまで大きくないものの、 体重の重さではずば抜けています。 これは、 非常に優位に働きますね。 万全な体制で踏ん張ることが出来れば、 如何なるカブトムシも投げ飛ばすことが出来ないとされています。 しかし、 優しくて力持ちを地で行くようで 闘争心の無さと角の短さが大きなマイナスポイントとなってしまいました。 これだけの巨体でありますので、 不本意な第5位かも知れません。 最強のカブトムシランキングTOP10 第4位 最強のカブトムシランキングTOP10、 第4位となったのは「アトラスオオカブト」です。 大きさ 6点(10点中)• 攻撃力 5点(10点中)• 闘争心 7点(10点中)• 合 計 18点(30点中) まずまずの体形に闘争心もあるアトラスオオカブトですが、やはり 線の細さが気になるところです。 角もコーカサスオオカブトに比べるとやや華奢なイメージで、これ以降登場する 大型種を相手にするには心持たない印象は拭えません。 アトラスオオカブト属特有の 闘争心に抜群の戦闘センスは持っているものの、 TOP3の牙城は崩せず第4位という結果になりました。 しかし、次に登場する 第4位のカブトムシとは非常に僅差の争いで、場合によってはその勝敗が逆転することもあるようです。 最強のカブトムシランキングTOP10 第3位 最強のカブトムシランキングTOP10、 第3位に輝いたのは「ネプチューンオオカブト」です。 大きさ 8点(10点中)• 攻撃力 5点(10点中)• 闘争心 6点(10点中)• 合 計 19点(30点中) ヘラクレスオオカブトに次ぐ大きさを誇るネプチューンオオカブトですが、地上生活が多く 脚の踏ん張りが木の上で暮らすカブトムシよりも劣ってしまいます。 長い角は非常に戦闘向きなのですが、これから登場するTOP2のカブトムシに比べると 華奢で挟む力でも敵いません。 猛者揃いのカブトムシの中での 第3位は充分立派ですが、この体格にスタイルを考えると 少々残念な結果かも知れません。 しかし、それには理由があります。 TOP2があまりにも桁外れに強いのです。 最強のカブトムシランキングTOP10 第2位 最強のカブトムシランキングTOP10、 第2位に輝いたのは「コーカサスオオカブト」です。 大きさ 7点(10点中)• 攻撃力 8点(10点中)• 闘争心 10点(10点中)• 合 計 25点(30点中) コーカサスオオカブトは、 気性の激しさは天下一品で他のどの昆虫にも引けを取らないでしょう。 そこまで大きくはない身体(実際には充分大きのですが、最大種と比べて)を見事なまでに カバーするのが戦闘のセンスとこの闘争本能です。 昆虫の大会での 優勝回数も多いですし、特にクワガタなどとの戦いでは 抜群の勝率を誇ります。 このことから、 「このコーカサスオオカブトこそ最強!」と推す声も非常に多くあります。 もうネタバレしておりますので出してしまいますが、 第1位となるヘラクレスオオカブトとの直接対決では勝利することも多々あります。 今回は、点数表記の為この差が出ましたが、実際には この点差以上に僅差の争いでしょうし反対の結果も考えられます。 今回は、仕方なく第2位とします。 最強のカブトムシランキングTOP10 第1位 最強のカブトムシランキングTOP10、 見事第1位に輝いたのは「ヘラクレスオオカブト」です。 大きさ 10点(10点中)• 攻撃力 8点(10点中)• 闘争心 8点(10点中)• 合 計 26点(30点中) もう第2位の「コーカサスオオカブト」を発表した時点で、この結果はわかってしまいましたがやはり 第1位は「ヘラクレスオオカブト」に落ち着きました。 最大の大きさを誇りまた抜群のパワーを備えております。 戦闘的なセンスとしては、第2位の「コーカサスオオカブト」に及びませんが、 この「ヘラクレスオオカブト」の体格の大きさがそれらを凌駕してしまいます。 優しい性格が災いすることもありますが、 一度戦闘モードに入ってしまえば関係ありません。 昆虫の大会での優勝成績も抜群なのです。 怒り狂ったこの「ヘラクレスオオカブト」を止めることが出来るのは、僅差で第2位の「コーカサスオオカブト」位でしょう。

次の