ディズニーのストリーミングで視聴可能 ディズニーファンだけでなく世界中の人から愛される「わんわん物語」の実写化が進行中です。 現在ディズニーでは「ライオンキング」「アラジン」「ムーラン」などアニメーション映画の実写化に力を入れています。 今紹介した作品は全て劇場公開用に制作されていますが、 「わんわん物語」は2019年秋から開始されるストリーミングサービス用に制作されています。 また、このディズニー専門ストリーミングサービスでは、「王様の剣」の実写版も放送されることが決定しています。 監督と脚本 監督のチャーリー・ビーンは「レゴ(R ニンジャゴー ザ・ムービー」の監督として知られるアニメーターです。 またディズニーのテレビ番組「ライオン・キングのティモンとプンバァ」にレイアウトアーティストとして参加した経歴を持ちます。 脚本を手がけるのはアンドリュー・バジャルスキー。 放送日は2019年秋〜 「ジャングルブック」「美女と野獣」のようにCGIアニメーションと実写が組み合わさった大掛かりな実写化です。 製作費は1億ドルにも達すると噂されています。 放送日は決定していませんが、ディズニーストリーミングサービスのメインコンテンツとして放送される予定であり、となるとサービスが開始される2019年秋の放送が濃厚かと思います。 ただし、CGIアニメーションの制作は長い期間が必要とされるので、公開が遅れる可能性は十分に考えられますね。 キャスト またキャストにも注目です。 ストリーミングサービスなので、映画のように大物のスターを起用してチケット代を稼ぐ必要はありません。 しかし、ストリーミングサービスを代表するコンテンツであることを考えると、ジム・ディアやダーリング・ディアには我々もよく知っている俳優・女優が起用されるでしょう。 あらすじ 「わんわん物語」は1955年に公開されたディズニーのアニメーション長編映画。 現代は「Lady and the Tramp」。
次の『わんわん物語 Lady and the Tramp 』は1955年にアニメ映画化、2019年8月に予告編が公開されCGでなく本物のワンちゃんが出演し話題になりました。 プロデューサーは「ジャングル・ブック 実写版 」「プーと大人になった僕」でおなじみのブリガム・テイラー。 『』を気軽に楽しめるデジタル配信もおすすめ! — ディズニー・スタジオ disneystudiojp 小さなプーは、何十年経っても100エーカーの森で を待ち続けます。 ブリガム・テイラーの日本語字幕インタビュー動画も公開されました。 【実写版】日本語吹き替え• 5月11日生まれ• 長崎県出身 出演作品• ベルセルク キャスカ• ぐらんぶる 浜岡梓 トランプ 出典: 雑種の野良犬。 野犬狩りには一度も捕まらず、仲間が困ったときには必ずかけつける勇敢な性格です。 仲間にも一目置かれていますが、思いつきで軽はずみな行動を取ってしまうことも。 レディと出会、お屋敷の一員となったトランプは、レディとともに幸せに暮 くらします。 引用: 自由を愛する雑種の野良犬、トランプのアニメ版と実写版の声優を見ていきましょう。 【実写版】日本語吹き替え• 咲野俊介 正式に告知のお許しを頂きました。 『わんわん物語』実写版 トランプ役の日本語吹き替えを担当させて頂きます。 本物の犬達が大活躍! なんとトランプ役のワンちゃんは殺処分寸前だった保護犬だとか! 親近感! 初回31日間無料。 ディズニープラス公式 — 咲野俊介 398Syun プロフィール• 1965年5月20日• 宮崎県出身 出演作品• 無限戦記ポトリス タイガーバレル• 攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE イシカワ ダーリング ・ディア 【実写版】日本語吹き替え• 1984年12月7日生まれ• 千葉県出身 出演作品• Annie• 水戸黄門• 坂の上の雲 ジム・ディア レディの飼い主でダーリングの夫。 ジムのアニメ版と実写版の声優を見ていきましょう。 【実写版】日本語吹き替え• 花輪英司 実写版『わんわん物語』がディズニープラスで配信されるようです。 わたしレディ 声:行成とあちゃん の飼い主ジムさんの吹き替えしております。 トランプの声は咲野俊介さんです。 犬がかわいいです。 犬あるあるも満載です。 しくよろです。 — 電気ナマズ兄弟 花輪英司改め mamesukemiketa プロフィール• 1974年7月6日生まれ• 山梨県出身 出演作品• ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ アイアンマン• ルパン三世 PART IV 浦賀航 トラスティ、ジョック 出典: レディの友だち。 レディの近所のお屋敷で暮らしています。 まじめな性格のトラスティはブラッドハウンド、勇敢なジョックはスコッチテリア。 大きさも性格も違いますが、仲よしの2匹です。 出典: ジョックは設定を変更、アニメ版はオスの老犬でしたが実写版はメスに変更。 レディの大切な友達トラスティとジョックのアニメ版と実写版の声優を見ていきましょう。 Source: — DiscussingFilm DiscussingFilm プロフィール• 1944年8月9日生まれ• アメリカ/カリフォルニア州出身 出演作品• ハルク• ライラの冒険 黄金の羅針盤• アリー スター誕生 ジョック• Source: — DiscussingFilm DiscussingFilm プロフィール• 1969年8月11日生まれ• イギリス/スコットランド出身 出演作品• マーティン・フリーマンのスクール・オブ・ミュージカル• ストリートダンス オールスターズ• アーサー・クリスマスの大冒険 【実写版】日本語吹き替え トラスティ• 一度会う機会があって質問攻め 笑 一つ一つ丁寧に親切でした。 人類を代表する総合的に強靭な人なんだと思うと感動、優しい人だなあと言う印象が強く残りました。 1946年10月30日生まれ• 長崎県出身 出演作品• 名探偵コナン ベイカー街の亡霊 謎の謎の浮浪者 シャーロック・ホームズ• バビロン 野丸龍一郎 ジョック• 1963年9月10日生まれ• 大阪府出身 出演作品• EAT-MAN ドナ• BLUE DRAGON マルマロ• Source: — DiscussingFilm DiscussingFilm 保健所に捕まったと思われる犬たちのひとりで、トランプの知り合い。 姉御肌のペグのアニメ版と実写版の声優を見ていきましょう。 【実写版】日本語吹き替え• 楠見 尚己 プロフィール• 1954年6月17日生まれ• 福岡県出身 出演作品• 犬夜叉 陰陽師• ONE PIECE ジェリー、署長、海王類〈シャクレ〉、マッハバイス• — Disney Parks DisneyParks トランプが行きつけのイタリアン・レストランの主人。 トランプがレディを連れてきたことを喜びスパゲッティをごちそうする。 『わんわん物語』のあの名場面と名曲「ベラ・ノッテ」が実写版で聞けるのも楽しみです。 プロフィール• 1949年11月15日生まれ• 東京都出身 出演作品• スパイダーマンシリーズ J・ジョナ・ジェイムソン• ハリー・ポッターシリーズ キングズリー・シャックルボルト ジョージ・ハリス その他:日本語吹き替え声優• エリオット:後藤光祐• セーラ:和優希• よく映画で見る、よく聞くなど知っているキャストさんはいましたか? アニメ版の声優さんを期待していた方も多いと思いますが、ディズニーの実写化リメイクは違う声優さんになる場合がほとんどです。 聞き比べも面白いですよ。 あのシーンやこのシーン、名曲はどう実写で再現されているのか?配信が待ちきれないです。 世代を超えて愛され続ける『わんわん物語』、新たなレディやトランプ達に会えるのが楽しみです。
次の本作は、親が家庭で子供たちに鑑賞させるように作られたシンプルな映画だ。 そういった控えめな目標を考慮すれば、『わんわん物語』はそのターゲット層、ひいては全ての犬愛好家達を十分に満足させるだけの娯楽を提供している。 レディ(声:テッサ・トンプソン)は、上流中産階級の地区に住むジム・ディア(トーマス・マン)とダーリング(カーシー・クレモンズ)と共に、ぜいたくで恵まれた暮らしを送るアメリカン・コッカー・スパニエルだ。 一方トランプ(声:ジャスティン・セロー)は、「人間には犬が生来持つ忠誠心が欠けている」と信じる野良犬。 レディに出会うまでは、自由でどこにも属さない生活が彼の全てだった。 この2匹のロマンチックな冒険の過程で、レディは彼女の安全な家や庭を超えた外の世界にも目を向けるようになり、トランプは自身が大切にされ、家庭や家族を持つに値する存在であることを学んでゆく。 本作の物語とテーマは、まるで子犬のようにとても暖かく、柔らかい。 『ライオン・キング』リメイク版ではすべての動物がCGによって描かれていたが、その数分の一の予算で制作されたであろう本作では本物の犬が使用され、台詞のシーンでは表情に微細なCGアニメーションが施されている。 犬の口や顔には豊かな表情を作り出せるよう最低限のアニメーションが追加されているが、それでもあくまで本物の犬らしい振舞いに留まっている。 声優を務めるテッサ・トンプソンとジャスティン・セローは、それぞれのキャラクターに個性と魅力を吹き込む。 声の演技と画面上の犬が "化学反応" を起こせるのだとしたら、犬のローズ(レディ役)とモンテ(トランプ役)が演じる2匹は、まさしくその良い例だろう。 この実写版を現実的に描くにあたり、チャーリー・ビーン監督が直面した課題を我々は想像することしかできないが、彼と彼のVFXチーム、そして犬のハンドラー達が、その偉業を見事に成し遂げている。 主役の犬以外で特に際立つ声の演技には、ペキニースのペグを演じたジャネール・モネイ、ブルドッグのブルを演じたベネディクト・ウォン、年老いたブラッドハウンドのトラスティを演じたサム・エリオット、そして、原作よりはるかに甘やかされたメスのスコッチテリア、ジョックを演じたアシュレー・ジェンセンなどが挙げられる。 オリジナル版からのもう1つの大きな変更点としては、シャム猫のサイとアムが挙げられる。 今作ではデヴォンとレックスと名付けられたこの2匹は、ミュージシャンであるネイト・ワンダーとローマン・ジャンアーサーが声優を担当。 オリジナル版で議論を巻き起こした「シャム猫の歌」は、このデュオが歌う、まったく新しい曲に置き換えられている。 人間の登場人物を演じたのキャストのうち、トーマス・マンとカーシー・クレモンズは古き良き時代のストイックな演技を再現しているものの、レディの飼い主を演じる以上の印象は残さない。 イヴェット・ニコール・ブラウンとケン・チョンは共に脇役で、前者は威圧的なセーラおばさんを大げさに演じ、後者はジム・ディアとダーリングの出産時の担当医として短い役を演じる。 イタリアンレストランのオーナーを演じたF・マーリー・エイブラハムは、スパゲッティディナーのシーンで2匹に歌いかけ、『わんわん物語』を象徴するあの一幕を忠実に再現した。 しかし物語にとって最も重要な人間のキャラクターと言えば、エイドリアン・マルティネスが見事に演じたエリオットという名の厄介な野犬捕獲員だろう。 トランプが『レ・ミゼラブル』で言うところのジャン・バルジャンだとすれば、エリオットはジャベールのような存在として描かれる。 ディズニー・アニメのクラシックタイトルをアップデートして語り継ぐという点で『わんわん物語』はほとんどの要件を満たしており、良心を持った作品だ。 しかしながら、本作を語るにあたり言及せずには通れない、目をそらせないような問題を含んだ要素が1つある。 そう、信じられないかもしれないが、このディズニーの犬の映画にこれから投げかけようとしているのは、人種問題についての議論なのだ……。 オリジナル版の舞台となった年代を維持しつつも、より現代的で人種偏見の少ないストーリーテリングを採用したこのリメイク版は、もともとの『わんわん物語』が、アパルトヘイトが現実問題として存在し、異人種間結婚が多くの州で違法であった時代背景を持つことを(意図的かどうかは別として)無視している。 それはまた、ジム・ディアとダーリングの関係性に新たな要素を与えていながらも、この映画では決してそこを深掘りしようとはしない。 もちろん本作は喋る犬の映画なのだから、我々のこの不信感が宙ぶらりん状態になるのは、当然意図されたことなのだろう。 しかし、現代の感性に通じるより多様性のある映画を作ろうとした『わんわん物語』の善意の願望は、アメリカが持つ痛ましい過去を何事もなかったかのように消し去った、子供向けファンタジーの世界に視聴者をいざなってしまっている。 この映画のターゲット層は、運がよければ本作の選択やその背景の文脈には気づかないだろうが、一部の大人には不快に感じられるかもしれない。 とはいえリメイク版の犬たちは愛らしくストーリーは甘美で、犬たちの顔や体に施されたCGアニメーションは、映画のリアリティの妨げにならない程度に十分に機能している。
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