米津玄師 「flamingo」。 米津玄師

米津玄師

米津玄師 「flamingo」

「Flamingo」の公式MVのYouTube再生回数は2100万回を超え、拡散力や影響力や話題性において、米津玄師は今や日本随一のアーティストと言えるだろう。 そのMV・パフォーマンス史において重要な鍵を握っているのが、音楽はもとよりダンスだ。 J-POPに多く見られるストリートダンスとは一線を画する米津の独創的なダンスパフォーマンスは、どう生まれ、どう進化しているのか。 その変遷と特徴を考えてみた。 まず辻本といえば、日本人として初めてシルク・ド・ソレイユのダンサーとして活躍し、土屋太鳳の鬼気迫る舞いで話題になったSia 「アライヴ feat. Tao Tsuchiya」の振付などを手がけたことで知られる。 躍動的なリズムトラックに乗せて、米津が華麗なフットステップを繰り出し続ける。 これが本格的なダンス初挑戦、レッスン期間は2週間というから周囲は驚いた。 筆者が特に舌を巻いたのは、感情先導型の動きと、視線や表情まで完全に楽曲の世界観に入りきった表現力。 これが初心者離れどころか芸術的な域に達していた。 これは練習量でどうにかなることではなく、表現者=パフォーマーとして資質があるとしか言いようがなかった。 めったに人を絶賛することのない辻本も、彼の才能に次のように感服している。 彼の踊り方は万人に一人の芸術性を持っている。 さらに頭が良い。 そして無邪気だ。 がむしゃらに踊ったときは身体のコントロールが効かないほど踊ってしまう。 だが人を引き込む力「魅力」がそこに存在する。 身体のうねりが流れとなり、腕を通り米津玄師の綺麗な指先へ流れこむ、惚れ惚れするほど美しいと思いました。 うまい踊りとは… うまい踊りとは… 私の中で彼のことをいうのではないだろうか!! 彼は踊りの天才だ!!!! (参考:) 翌2017年が明けても、米津はプライベートで辻本とのレッスンを週1ペースで続行。 ダンスへの親しみは「春雷」「Lemon」など、発表する音楽やMVにも反映された。 スタンドマイクの前でフリーに動いた「春雷」のMVでは、振付にとらわれない米津自身の音のノリ方が顕著に。 例えばリズムを表拍、裏拍、キック、上モノなど、どのタイミングで取るか、またそれを首や肩や胸や足、どこで取るかは、ダンサーでも踊る人それぞれのセンスが出るところだ。

次の

米津玄師 Flamingo 歌詞&動画視聴

米津玄師 「flamingo」

米津玄師、全世代待望の5thアルバムリリース決定! 数々の記録を樹立し、自ら更新し続けるアーティスト・米津玄師。 2020年を代表する1枚となるだけでなく、今を生きる全ての人々にとってマスターピースとなるアルバム。 Jacket Illustration by 米津玄師 洋題:STRAY SHEEP 曲目タイトル: 【CD】(全形態共通) 01. カムパネルラ 02. Flamingo ソニーワイヤレスヘッドホンCM 03. 感電 TBS系金曜ドラマ「MIU404」主題歌 04. PLACEBO + 野田洋次郎 野田洋次郎とのコラボ楽曲 05. パプリカ Foorin「パプリカ」のセルフカバー 06. 馬と鹿 TBS系日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」主題歌 07. 優しい人 08. Lemon TBS系金曜ドラマ「アンナチュラル」主題歌 09. まちがいさがし 菅田将暉「まちがいさがし」のセルフカバー 10. ひまわり 11. 迷える羊 12. TEENAGE RIOT ギャツビーCM 14. 海の幽霊 映画「海獣の子供」主題歌 15. Flamingo 02. LOSER 03. 砂の惑星 04. 飛燕 05. かいじゅうのマーチ 06. アイネクライネ 07. 春雷 08. Moonlight 09. fogbound 10. amen 11. Paper Flower 12. Undercover 13. 表記未対応(正式表記は、Aliceの中国語簡体字表記となります。 ) 14. ピースサイン 15. TEENAGE RIOT 16. Nighthawks 17. orion 18. Lemon EN1. ごめんね EN2. クランベリーとパンケーキ EN3. 灰色と青 [MUSIC VIDEO] 01. Lemon 02. Flamingo 03. TEENAGE RIOT 04. 海の幽霊 05. パプリカ 06. 馬と鹿.

次の

米津玄師 Flamingo 歌詞&動画視聴

米津玄師 「flamingo」

3月にリリースした「Lemon」が2018年上半期を席巻するヒット曲となった米津。 昨年発表のアルバム「BOOTLEG」収録曲の多くや「<NHK>2020応援ソング」として小学生5人組ユニットFoorinに書き下ろした「パプリカ」など、ここ最近はタイアップやコラボレーションをもとに曲を作ることが多かったが、新作は久々に自分自身だけに向き合う中で生まれてきたという。 不思議な和の世界観を持つ「Flamingo」と衝動に満ちた「TEENAGE RIOT」、それぞれの楽曲の背景にあるもの、そして今の彼のビジョンについて話を聞いた。 その反動がありましたね。 つまりここ最近やってきたことって、対面に自分じゃない誰かがいたんです。 その誰かとの共通点、真ん中にあるものは何かを探していくような作り方だった。 そうですね。 それで2018年になって「Lemon」が出て、この曲があれだけ大きなものになった。 それが、自分がやってきたことの1つの答えになった気がしたんですよね。 自分は昔Vocaloidをやっていて、そこから出て、邦楽ロックというところを経由して、いわゆるJ-POPというところにたどり着くまでの長い旅をしてきたように思っているわけですけれど、その旅の1つの終着点なのかなって気がしたんです。 ただ正直、そういう普遍的なものを目指しながら進んできたわけですけど、それが「Lemon」になるとは思ってなかったんです。 自分の人生は映画のようなあらすじもないし、先のことなんてわからないわけで。 「あ、俺が今までやってきたことは、ここで終わりなんだ」と思ったんです。 それはある種のハッピーエンドなんですけど。 じゃあ、次にどうすればいいかっていうことを考えて2018年は生きてきたんですね。 そんな中でいろんなことがあって。 BUMP OF CHICKENの皆さんとか、ジブリの宮崎駿さんと鈴木敏夫さんとか。 あとは昔から好きだった実況動画プレイヤーのジャック・オ・蘭たんという方とか。 今まで会えなかった人と会えるようになったというのは、ある種ボーナスステージのような感覚があったんですよ。 そういう人が興味を持ってくれるだけの存在に、自分がなれたんだなっていう。 27年前なんて、ついこないだだね」って言ったんです。 たぶんなんの気なしに言ったことだと思うんですけど、それを聞いて思うことがあって。 今までいろいろ苦労してやってきたような気でいたかもしれないけど、まだまだ先はものすごく長いし、まだまだ生きるに値する人生が待っているんだろうなっていう気持ちにさせてくれたんです。 「Lemon」が出たあと、いろいろ考えてるときにその言葉が入ってきたから、なおさらそう思ったんだと思うし。 それは自分の中で大きな経験でしたね。 でも、干支がひと回りも下の人たちが自分たちの音楽を聴いてこういうふうにやっているのは純粋にものすごくうれしいって話をしてくれたりして。 それはすごく印象的でした。 そういう意味でも、影響を受けた先輩と実際に会ったことや、川谷絵音さんのような刺激を与え合う同世代の友人がいること、そういう関係性自体が自分のエネルギーになったようなところがある。 そうですね。 絵音と最初に顔を合わせたのは3年前くらいのフェスで、改めて会ったのは去年なんですけど、あいつとはめちゃくちゃ音楽の趣味が合うんですよ。 絵音も子供の頃からBUMP OF CHICKENとかを聴いてきたし、「あれ聴いた?」みたいな話をしたときにも大抵ちゃんと聴いてて話が早いし、俺が好きなものは大体あいつも好きだし。 People In The BoxとかTHE NOVEMBERSとか、そういう今まで聴いてきた音楽の話をできる同世代もほとんどいなかったんで、それもうれしいし。 あいつはめちゃくちゃ変なヤツで面白くて。 歳をとればとるほど、誰かと深い仲になるのって難しいじゃないですか。 生まれ育った環境は違うけど、遅れて出会った幼なじみのような感じなんですよね。

次の