多血症。 多血症, 多血症

多血症とは?血液検査の基準や症状、治療法などを解説します。

多血症

多血症とは血中の赤血球の濃度が通常より高くなるという珍しい病気で、無症状のこともあり外目からはなかなかわかり辛い病です。 血圧は上がりますが、多血症が原因だとわかるには血中の赤血球の濃度を調べなければなりません。 そのため人間ドックにいって初めてわかるというケースが多く、発見の機会に恵まれていない病気でもあります。 赤血球は体内に酸素を運ぶ重要な細胞ですが、増えすぎてしまうとふらつき、めまい、赤ら顔、入浴後の身体の痒み、高血圧などを引き起こします。 高血圧になるので、血管の破裂や詰まりが起こる可能性があり、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中のリスクも高めます。 そのうち真性多血症という病気は危険な病です。 真性多血症を治療せずに放置すると2年で過半数が死にいたる合併症を引き起こすという統計がでています。 妊婦さんの流産のリスクもあります。 二次性多血症もがんが原因になるケースもあります。 思い当たる症状があるならもしかしたら多血症かも知れません。 がんや真性多血症は治療が必要です。 多血症についてチェックしましょう。 この記事の目次• 多血症とは 赤血球が増えすぎてしまう病気です。 ヘモグロビン値 Hg が男性で18. 基本的に高齢者に多く、男性に多い病気です。 原因がわからないものと、他の病気や状況によってなる多血症と大きく分けて2種類の多血症があります。 原因次第で二次性多血症と真性多血症として区別されます。 多血症の種類は大きく分けて二つ!二次性多血症と真性多血症 原因は水分不足による血中の濃度の上昇、酸欠による赤血球の増産、がんによる以上など他の原因がわかるものや病気の合併症か、もしくは造血細胞の異常が考えられます。 前者は二次性多血症と呼びます。 後者は真性多血症と呼び、赤血球が異常に生産される原因は不明です。 また二次性多血症の中で単に脱水で血液の濃度が高くなっている場合は相対多血症と呼びます。 真性多血症の場合は原因がわからないのでそれ自体を治療する方法もよくわからず、完全に治す方法が確立されていませんが、対症療法をしてもらえます。 二次性多血症とは 何か病気などの他の要因によって多血症が二次的に起こっていることを指します。 病気だけではなく、水分不足、酸欠による赤血球の過剰生産などが原因のほか、がんなどの病気の合併症だとも考えられます。 二次性多血症の症状 頭痛やめまい、耳鳴り、赤ら顔、高血圧、入浴後の全身のかゆみ、一過性脳虚血発作などがおこります。 高血圧になるため、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞など血栓ができると起こる病気のリスクを上げてしまいます。 普段から高血圧や糖尿病や腎臓病の方は特に注意が必要です。 そのほか合併症には、胃潰瘍、痛風、腎臓結石が見られることがあります。 症状自体は真性多血症と似ていますが、違いもあります。 真性多血症と異なるのは白血球と血小板が増加せず、脾臓の腫れがないことが特徴です。 二次性多血症の原因 がんの場合は血中エリスロポエチン量の増加が見られます。 それ以外の場合は水分不足、ストレス、酸欠によるものが考えられます。 水分不足 嘔吐や下痢や頻尿や運動によって過度に水分が失われると血中の水分の量が減って赤血球の量自体は通常でも濃度が上がってしまうと多血症になります。 このように水分が減って起こる相対的赤血球増加症と呼びます。 ストレス 相対的赤血球増加症はストレスが原因になることもあります。 酸欠になると赤血球が増産される 酸欠になると赤血球が生産されます。 心臓や肺の疾患が考えられます。 喫煙が問題になることもあるので喫煙歴がある場合はお医者さんに相談しましょう。 心臓や肺が悪くなっている他、一酸化炭素中毒などの酸欠になるガスに侵されたり、空気中に酸素が少なくなる、高山病などが考えられます。 よく一酸化炭素中毒で亡くなった人は顔が紅潮すると言いますが、これは酸素が不足して血の巡りが活発になるためです。 このとき赤血球が増産され多血症を起こしています。 悪性腫瘍(がん) 血中エリスロポエチン量の増加が見られる場合は悪性腫瘍の可能性があります。 多血症になった場合は、血中エリスロポエチン量を確認するのはこのためです。 二次性多血症を起こしている場合はどんな病気が隠れているか 水分不足を引き起こす病気は、嘔吐や下痢がおこる病気が考えられます。 水分を良く取りましょう。 酸欠を引き起こす病気では肺や心臓の疾患が考えられ、他にはストレスによる自律神経失調症も考えられます。 それ以外の原因不明の赤血球の異常増加は身体のどこかに悪性腫瘍(がん)ができていることが考えられます。 二次性多血症の治療 相対性多血症の場合は水分をとって血中の濃度が高くならないようにし、酸欠の場合は酸素を共有しながら酸欠の原因を探って、心臓や肺に疾患がないか検査します。 悪性腫瘍も原因である可能性があるため、がんの検査も行われます。 また真性多血症ではないか判断するための検査もします。 濃度を戻すために血液を抜いてしまう瀉血をすることもあります。 二次性多血症は原因があるので症状を押さえたら原因のほうを治療します。 真性多血症とは 高齢の男性に多い病気です。 二次性多血症と異なり、原因不明で赤血球が大量に生産されている状態です。 PVと呼ばれる場合もあります。 真性多血症は死亡のリスクのある危険な病気です。 なお女性は真性多血症より血小板が増える本態性血小板血症にかかる可能性が高いです。 原因がわからないので明確な治療法が確立していませんが、血を抜いて正常な濃度にする対症療法は存在します。 死亡、白血病のリスクも!真性多血症の症状 治療しないまま真性多血症を放置すると約半数が2年以内で死亡する危険な病気です。 治療した場合の平均生存期間は15~20年です。 頭痛やめまい、耳鳴り、赤ら顔、高血圧、入浴後の全身のかゆみ、一過性脳虚血発作など二次性多血症に症状は似ています。 二次性多血症同様、高血圧を引き起こすので血栓ができると起こる病気のリスクを上がります。 普段から高血圧や糖尿病や腎臓病の方は特に注意が必要です。 そのほか合併症には、胃潰瘍、痛風、腎臓結石が見られることがあります。 真性多血症は白血球と血小板が増加し、膵臓が腫れる場合が多いのが特徴です。 本来は骨髄で作られる血球が肝臓や脾臓が血球をつくってしまい腫れてしまうのです。 脾臓は血液中から赤血球を取り除く際にも腫れてしまいます。 肝臓や脾臓が腫れてしまうと腹部に膨満感を感じ、肝臓や脾臓の血管に血栓ができることもあります。 血栓ができた場合は突如として激しい痛みが襲います。 一部の真性多血症が恐ろしいのは治療しなければ血液をつくり過ぎたことによる「消耗期」が起こるケースことです。 血液が作られず、白血病になってしまいます。 真性多血症と消耗期 血液を増産しすぎるあまり骨髄に負担がかかり、血液をつくっている骨髄に変異が現れ白血病や、骨髄異形成症候群、骨髄繊維症化などを起こしてしまうことがあります。 妊婦さんと多血症 基本的に若い女性には少ない病気ですサンプルは少ないのですが、妊婦さんが多血症になると赤ちゃんが死亡するリスクがあります。 数十名の妊婦さんのケースでは半数の子どもが流産、死産になっています。 半数の子どもは生存して産まれています。 妊婦さんの場合は投薬による治療に制限がかかってしまうので多血症と診断されて妊娠の可能性がある場合はよく相談しましょう。 真性多血症の原因 ハッキリした原因は不明ですが、遺伝病だと考えられています。 真性多血症の97%はJAK2V617F変異遺伝子を持つ人だと言われています。 変異遺伝子が原因と考えられています。 血液の生成を促すホルモンが分泌されてしまううえ、赤芽球(赤血球のもとになる子供の赤血球のようなもの)のアポトーシス(要らない細胞を安全に処分すること)を止めるシグナルの受信の異常により赤血球が大量に増産されるのに要らない赤血球の種がたくさんできてしまう状態です。 真性多血症の患者さんの造血前駆細胞を試験管の中で培養すると、正常な人はエリスロポエチンを加えないと増殖しませんが、真性多血症の方はエリスロポエチンを加えなくても増殖します。 この反応が見られるのが真性多血症だとされ、2008年WHO診断基準では内因性の赤芽球コロニー形成があるかどうかが真性多血症かどうかの診断基準になっています。 真性多血症の治療 赤血球が異常に増えてしまうこと自体は治りませんが、症状を抑える方法はあります。 基本的な治療法は瀉血です。 しかし高齢のため瀉血に耐えられない場合、血栓ができるリスクが高い場合は、抗ガン剤で対処する場合もあります。 副作用があるので使い分けをされます。 妊婦さんの場合は胎児の影響を考えて投薬に制限がかかるので、瀉血をメインに行います。 真性多血症の場合定期的な血液検査が大切です。 また血栓を防ぐための抗血小板薬も投薬されることがあります。 瀉血(しゃけつ)とは? 瀉血(しゃけつ)とは体の血を抜いてしまうことです。 ヘマトクリット値(赤血球の濃度)を標準に下げるために1日おきに約500 ccの血液を抜き取ります。 その後数カ月おきに血液を抜き取る必要がある場合もあります。 抗ガン剤とは? 本来がんの治療に酔ういられる薬ですが、真性多血症の治療にも効果的といわれます。 副作用があるものが多いです。 ハイドロキシウレア(ハイドレア)、ブスルファン(マブリン)などがあげられます。 ハイドレアの場合、足の皮膚潰瘍に注意が必要です。 抗血小板薬とは? 血液をサラサラにする薬です。 飲み過ぎると血が固まりにくくなりすっけつすると血が止まらなくなってしまいます。 指ならともかく脳で起これば脳出血になってしまいますので取り扱いには注意が必要です。 しかし、血小板が増えすぎても血栓ができやすくなってしまうので真性多血症の場合にはこの薬を処方されます。 アスピリン(バイアスピリン)、チクロピジン(パナルジン)などを指します。 まとめ 多血症には大きく分けて二次的多血症と真性多血症があります。 めまいや入浴時の痒みがでることもありますが、無症状のことも多く、何かの検査で初めてわかるということがほとんどです。 二次的多血症は、酸欠、ストレス、水分不足などの状況が作る一過性のものと、がんなど病気が原因の場合もあります。 真性多血症は主に遺伝変異があると起こると言われており原因がはっきりしません。 真性多血症は骨髄、脾臓、肝臓に赤血球を以上に作ってしまうために負担をかけ、逆に血球が作られなくなってしまう白血病を引き起こしたり、死亡したりする恐れがあります。 治療しなければ2年で半数の人が死亡すると言われています。 瀉血をすれば血中の異常な血液の濃度を正常値に引き下げることができます。 また高齢者の方が瀉血に耐える体力を持っていない場合は抗がん剤の投与を行うこともあります。 多血症は高血圧を引き起こすので、高血圧が由来の病気、血栓症に関係ある脳梗塞、心筋梗塞のリスクを上げるので、血栓ができにくくなる薬が投与されることもあります。 多血症は発見しずらい病気です。 気になる症状があれば医師に相談しましょう。

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多血症とは血液ドロドロのこと? 原因、症状、治療方法が知りたい!

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文献情報 本記事は下記サイトを参考に執筆いたしました。 多血症とは? 多血症と聞いて、どのような病気かイメージできるという方は比較的少ないのではないでしょうか。 どのような病気なのか、多血症についての情報をまとめてみました。 この病気にはいくつか種類があるとされ、それについても説明しています。 多血症について知る上での参考にしてみてください。 多血症とは、赤血球が多くなる病気のこと! 貧血であれば、どういう病気か比較的想像がつきやすいのではないでしょうか。 特に女性の方は、貧血状態になったことがあるという方も多いかと思います。 これは言ってみれば血が足りない、つまり血液の中の赤血球が減ってしまう状態を指します。 因みに赤血球とは、血液の中で最も多い血球と言われているものです。 毛細血管を通り、体中の組織に酸素を運ぶ役割を担うとされています。 それとは逆に、骨髄の中にある造血細胞の異常などによって、赤血球が異常に増えてしまう状態に陥ってしまうことがあります。 この病気のことを多血症と呼ぶそうです。 多血症はいくつかの種類に分けられると言われています。 主なものを見ていきましょう。 まずは、「真性多血症」。 血液が、がんと同じように細胞が増え続けるものを言うようです。 多くは人間ドック、健康診断などを受けた際、異常が見つかることにより発見されると言われています。 次に、「続発性多血症」。 高度の高い場所での生活や活動などによる酸素の欠乏、心臓疾患や肺の疾患といった病気が原因となって引き起こされるものを言うそうです。 そして、「相対的多血症」。 これは、実際は赤血球が増えていないのですが、見た目上は増えている状態のものを言うようです。 たとえば、汗をかいたり下痢や嘔吐をしたりして、体の中の水分が減少した場合、その分赤血球が増加したように見えます。 こうした状態を「相対的多血症」と言うそうです。 他にも、「ストレス多血症」と呼ばれるものもあります。 これは前述の相対的多血症に分類されるようですが、脱水などのはっきりした原因がないもので、ストレスによって引き起こされるものと考えられているようです。 特に、高血圧の症状が見られ、体型は小太り、喫煙者の中年男性に多く見られると言われています。 また、遺伝により出生時に症状が見られるものもあるとされています。 これは「先天的赤血球増加症(多血症)」と呼ばれるようです。 出生後の早い段階で症状が認められるケース、家族に多血症の病歴があったケースなどはこの遺伝によるものと診断されることがあるようです。 多血症の症状とは? 一般的に多血症の場合、症状は何年もの間現れないことが多いと言われています。 そのためか、健康診断や人間ドックを受けた際に異常を指摘され、そこで初めて専門医の診察を受けることになったという患者も多いようです。 ですが、多血症の患者に現れる症状がいくつか報告されているそうです。 主に初期の段階で見られるとされる症状についてまとめてみました。 疲労感やふらつき 初期の段階で見られることの多い症状の中に、疲労感やふらつき、脱力感といったものがあると言われています。 頭痛や息切れをともなう場合もあるようです。 これは血液中の赤血球が増えて血液の粘性が強まってしまい、それにより中枢神経系の循環が悪化することによって現れる症状と見られています。 顔の紅潮、目の充血、出血 多血症になると、顔が赤くなったり、目が充血したりするといった症状も現れることがあるようです。 歯ぐきから出血が見られる、小さい傷なのに予想以上に出血する、といった症状もあると言われています。 真性赤血球増加症: 骨髄増殖性疾患: メルクマニュアル 家庭版 3. 視界の異常 ものが歪んで見えたり視界全体が歪んだりするといった症状も、多血症になった場合現れるもののひとつとされています。 暗い点が視界の中に生じたり、閃光が見えたりするといった例も報告されているようです。 体のかゆみや手足のほてり 入浴後などに体がかゆくなる、手足が熱くなるといった症状も見られるようです。 骨が痛むという症状が報告されることもあるそうです。 心筋梗塞、脳梗塞などの原因にも 赤血球の数が増加するということは、血液の粘性が高くなることにつながり、血液が血管を通りにくくなる状態を引き起こすと考えられているようです。 これにより血液が血管をふさいで血栓ができやすくなってしまい、心筋梗塞、脳梗塞などの原因となる可能性もあると言われています。 実際、血栓や血液凝固などによる病気が、多血症の最初の症状となって現れるケースもあるようです。 多血症の原因とは? 多血症を引き起こす原因にはどのようなものがあるのでしょうか。 原因と考えられているものをまとめてみました。 多血症の種類によって原因も異なるようなので、種類別に見ていきましょう。 相対的多血症、続発性多血症の場合 相対的多血症の場合は、下痢や嘔吐、汗をかくことなどで脱水することが原因になるとされています。 体液が失われることで見かけ上の赤血球の数が増え、多血症の症状を引き起こすと見られています。 ストレス多血症は相対的多血症に分類されるものとされています。 しかし、こちらは上記のような、脱水などのはっきりした原因のないものを指すと言われています。 これはその名の通り、ストレスが原因となって引き起こされると見られています。 続発性多血症の場合、肺や心臓などの疾患、または高地での生活や活動などによる酸素欠乏が原因となって発症につながると見られています。 真性多血症の場合 上記の続発性多血症、相対的多血症に分類されない真性多血症の場合、その原因は現段階では不明と言われています。 この病気を発症する割合は成人10万人に約2人と言われ、比較的珍しい病気とされているようです。 多血症と診断されたときの平均年齢は約60歳と言われ、20歳未満の若い世代がかかる確率は低いとされています。 また、患者は男性の方が女性よりも多く見られると言われています。 多血症の治療・対策 何らかの症状が現れている多血症(真性多血症)の場合、治療せずに放置しておくと約半数の患者が約2年以内に死に至るとも言われています。 また、治療を行った場合、平均生存期間は約15~20年とされているそうです。 多血症になったときに行われる治療は、この病気が引き起こしうる別の病気を予防するためのものと言われています。 多血症は心筋梗塞や脳卒中といった病気を引き起こす恐れがあるため、これらの病気を予防することが治療の目的と考えられているようです。 因みに、全ての血液の量に対して、赤血球が占める量のことを「ヘマトクリット値」と言うそうです。 多血症の治療では、このヘマトクリット値を45%未満に抑えることを目安にすると言われています。 患者の年齢、病歴などを考慮し、この値を目指して治療が進められていくようです。 では、多血症になった場合、どのような治療を行うのでしょうか。 真性多血症、相対的多血症の両方において、主に行われるとされる治療を見ていきましょう。 瀉血 真性多血症の場合、瀉血(しゃけつ)と言って血を抜き取る治療が行われると言われています。 これによって赤血球の量を調整し、血栓やそれにより引き起こされる病気のリスクを減らすことを目的とするようです。 この治療では、1日おきに約500ccの血液を抜くとされており、ヘマトクリット値(全血液量に対し、赤血球の量が占める割合)が正常値に戻るまで続けると言われています。 その後、必要に応じて数カ月おきに瀉血をするなど、症状を見て治療を行うとされています。 また、瀉血とあわせ、赤血球や血小板を作り出すのを抑える薬などを使った治療も行われるようです。 現れた他の症状に応じ、かゆみを抑える効果が期待できる薬や、手のほてりや骨の痛みを和らげる働きがあるとされる薬などを使用することもあると言われています。 症状を引き起こす原因の改善 相対的多血症の場合は、それを引き起こすと見られる原因の改善が治療のひとつとなるようです。 たとえばストレス多血症の場合、質の高い睡眠をしっかり取るなど、日常的にさらされているストレスからの解放によって症状が改善するとされています。 また、ストレス多血症は高血圧、高脂血症、高尿酸血症といった生活習慣病とあわせて症状が出るという報告もあるようです。 そのため、塩分の過剰摂取やアルコールの摂取を控えるなどの食習慣の改善、喫煙を控えることなども、こうしたものには効果的と考えられているようです。 多血症の予防法とは? 真性多血症の場合は原因が明確になっていないとされるため、これと言った予防法はないようです。 ですが、それ以外のものであれば、いくつか予防のためにできることがありそうです。 どのようなものがあるか見ていきましょう。 しっかり休息を取る ストレスが原因となって引き起こされるストレス多血症の場合、精神的に追い込まれている状態で発症することがあり、入院などで日々のストレスから解放されると症状が改善すると言われています。 質の良い睡眠をしっかり取るなどして疲れを溜めないように気をつけ、無理をしすぎずストレスを軽減させることが多血症の予防につながると言えそうです。 食習慣の改善 ストレス多血症は、高脂血症、高尿酸血症といった生活習慣病とあわせて発症することもあると言われています。 塩分を控えた食事を摂る、お酒の量を控えるといった食習慣の見直しが、多血症の予防にもつながると言えそうです。 また、喫煙者の場合は喫煙を控えるのも有効と見られているようです。 まとめ 多血症は珍しい病気とされているようなので、貧血は知っていても多血症は知らないという方も多いのではないでしょうか。 実際のところは、血が濃いということは血液の粘性が強まってしまうため、血栓、ひいては脳卒中や心筋梗塞につながりかねない病気であると言えそうです。 何年もの間症状が現れないと言われているためか、多血症は健康診断などを受けた際に異常を指摘され、そこで発見されるというケースも少なくないようです。 早期発見につなげるためにも、定期的に検診を受けたり、何か気になることがあれば医師の診断を受けたりすると良さそうです。 また、ストレスが原因で発症するケースも報告されていることから、予防のためにもストレスにうまく対処して日々の生活を送っていきたいですね。 多血症だけではなく、ストレスは様々な病気の一因になる可能性があると言われています。 穏やかなストレスフリーの生活が、健康に過ごすために大切なものと言えるのかもしれません。

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多血症の症状と原因。多血症は、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めます

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献血へのご協力への気持ち ありがとうございます。 さて、濃すぎて断られるというのは、極めて稀ですね。 まずは、赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリットの3種の検査を しましょう。 総合的な判断が必要です。 事前検査で測定値が 分かっているのでしたら参考までに教えてください。 不明であれば、検査室のある病院で理由を伝えて診察を受けてください。 赤血球数550万 ヘモグロビン 17g ヘマトクリット 53% ぐらいの濃さでしたら健康な血液だと 思うのですが。 むしろ、血小板や血漿献血をしていただくと 非常にうれしいです。 血液センターの方は何もアドバイスしてくれませんでしたか? ちょっとさみしいな。 せっかく時間と手間を作って来てくれた人なのに? ただ濃すぎることはそれなりにリスクもあるかと。 時間をもう一度作ってぜひ受診をお願いします。 いえ、もと検査技師だったのと、私自身150回献血達成と 骨髄移植のドナーになれたことなどの素直な気持ちです。 ただ、やはり他のデータとのバランスが少しくずれています。 ヘマトからみるとヘモグロビンは高いです。 もっと教えたいのですが これから先は医師でないと発言できないので是非精密検査を受けてください。 おどかしてごめんなさい。 それと実際経験したのですが、センターの検査値が間違いということも あります。 (直感ですが) 赤血液病というのもあるんですよ。 またおどかしちゃった。 どろどろの血液だとほんとあとあと大変ですから他の方も 言われてるように、さらっとにも努力しましょう。 大事なことなので、私、橋本と名乗ります。 献血を断られるほどではないですが、 私も血液濃度が高く、健康診断などで言われます。 貧血の逆なんだからいいだろうと思っていたら、ヤバイそうです。 医者には水分摂取量が極端に少ない人は血液濃度がどんどん上がると言われました。 確かに私は水分をほとんど摂らないので、そのせいなのだろうと思います。 今は若いのでいいのですが、歳を取ったら血液濃度が高いのは危険なんだそうです。 脳梗塞とか、ドロドロ血液なので詰まりやすいそうです。 質問者さんは水分は摂取されていますか? もしあまりしていないようでしたら試してみてください。 水分を取りたくなる事がない私には1日2リットル以上、とか言われると目が回りますが 笑 献血のためだけでなく、自分の健康のためにも頑張るかな、と思ってます。 A ベストアンサー 私も職場の検診で同じような指摘を受けています。 女性からの基準値からすると、ヘモグロビンもヘマトクリット(Hct も貴女の場合、かなり高めですが、異常値とは言えないと思います。 私も同じような感じで、職場の臨床検査技師さんからは、「高めだけど大丈夫じゃない?」と言われています。 参考の情報を見ていただければよいのですが、嘔吐、下痢、脱水症状などで一時的に「血が濃く」なることはあります。 血液中から水だけが減れば、当然、血球の量が相対的に増えますから。 だから、「脱水症状に気をつけてください=「脱水症状でこうなっている可能性があります」、あるいは「脱水症状が続くとますます血が濃くなるので良くないですよ」とアドバイスされたのでしょう。 多血症の場合、血が異常に濃いということは「ドロドロ」ということです。 勿論、サラサラな方(すぎても困りますが)が良いです。 頭痛やめまい、高血圧、脳梗塞などの危険性が増えます。 ただ、貴女の場合、多血症とは関係ないかもしれません。 一時的なものかもしれないし、夏場の暑さや、ストレスも関係しているかも。 もう少し継続的なデータが必要です。 まあ、きちんと診察を受けているのだから、だから不妊治療にどうこうというわけではないでしょう。 心配しすぎることがかえってストレスになるかも。 取り合えず、水分をたっぷり取るようにして、健康的な毎日を送るよう心がければよいのでは? どうしても気になるようでしたら、内科で相談すればよいでしょう。 但し、もしかしたら、薬を処方されるかもしれません(この程度ではその必要はないはずなのですが)。 その時はキチンと妊娠する可能性ある旨を伝えてくださいね。 nms. html 私も職場の検診で同じような指摘を受けています。 女性からの基準値からすると、ヘモグロビンもヘマトクリット(Hct も貴女の場合、かなり高めですが、異常値とは言えないと思います。 私も同じような感じで、職場の臨床検査技師さんからは、「高めだけど大丈夫じゃない?」と言われています。 参考の情報を見ていただければよいのですが、嘔吐、下痢、脱水症状などで一時的に「血が濃く」なることはあります。 血液中から水だけが減れば、当然、血球の量が相対的に増えますから。 だから、「脱水症状に気をつ... 要するに血を抜くって事なんだけど、それが良いって信じられていた時代が確かにあった。 (まあ、今でもたまにやる事あるみたいだけどさ) 今じゃどうかなぁ・・・?血を抜くメリットなんてあんまり聞いた事ないから。 デメリットが大きいからじゃん。 貴方の言う通り、血液成分と水分を分離して体外に排出してるし、老朽化した赤血球も溶かされて再生産する仕組みがあるし、わざわざ体液を抜くってのは、言ってみれば機械の中の潤滑油とか作動油を抜く行為だからね。 機械の場合は再生産のシステムがないからそれは必要なんだけど、使える作動油まで抜いちゃうのは無駄だわな。

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