ジャッジ アイズ 白い カラス。 JUDGE EYES:死神の遺言とは

JUDGE EYES:死神の遺言

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Contents• チャート1「OP~VS ミア」 ミアを探す• 車を降りたら道なりに進む。 立派な屋敷が見えるが、門は鎖で閉ざされているため入れない。 白い車のドアを開けると 「スーワ・ゲッターズ Ep. 17『ルイジアナのゴーストハウス潜入!』取材企画書」がある(無視もできるが、後々のビデオ演出に関連性あり)。 正面に人影が見えるが追いかけても確認できないので、気にせずにそのまま先へ。 カラスが死肉に群がっていて、近付くと飛び去って行く。 障害物に差し掛かったら、R3を押してしゃがんで進む。 地面に落ちている茶色いバッグを調べると 「運転免許証」が手に入る。 【廃屋1F】へと進む。 ミアを探す(屋内を探索する)• 廃屋に入ったら中へと進む。 途中、鎖でロックされたクローゼットや鍵の掛かった引き出しがあるが、今は開けることができない。 まずは【廃屋2F】へ向かい、 ビデオテープ「廃屋取材」を入手する。 ビデオテープ「廃屋取材」• 地面に落ちている 「キーピック」を入手する。 キッチンの戸棚を開錠する。 このVTR中は何も入手できないが、現実世界に戻った時に同じ場所から 「アンティークコイン」が入手できる。 暖炉の仕掛けを確認する• 隠し通路を通って地下へと進み、奥に向かう途中でイベントが発生し、ビデオ終了 ミアを探す(屋内の探索を再開する)• ビデオを見終わったら、ビデオの内容通りに「隠し通路」を出現させよう。 ビデオ内でキーピックを使用している場合は、キッチンの戸棚から 「アンティークコイン」を入手できるようになっている。 暖炉の仕掛けを調べ、隠し通路を出現させる。 その先のハシゴから地下へ(地下へ降りるとハシゴが壊れる)。 ミアを助ける(廃屋B1)• 地下に降りたら、道なりに進もう。 途中、ビデオで見た誰かのものと思われる死体が浮いているが、敵としてのゾンビはまだ出ないので安心していい。 しばらく進むと鉄格子がある部屋の中にミアを見つける• 「 チェーンカッター」を入手する。 扉のチェーンを切ってミアに話しかけると、ミアとの会話イベント。 ミアと脱出する• ミアと会話をした後は、ミアと一緒に先へと進む。 細い道を通った先にある部屋に入ると、あったはずの扉がなくなっているとのことで、ミアがソファーに倒れこんでしまう。 隣の部屋の奥に行くとイベントが発生する。 新しい道ができているので、そこを通って【廃屋 1F】へ。 ミアを探す• 【廃屋1F】に着いたら、まずはアイテムの入手をオススメする。 廊下の中ほどには 「廃屋の見取り図」があるので取っておこう。 更に奥に行った左側の部屋(洗面所)には 「回復薬」が2つあるので、こちらも忘れずに入手しておきたい。 おそらく洗面所に居るあたりで何かを叩くような物音が聞こえてくると思うが、それが聞こえてきたら階段へと向かおう。 ここでイベントが発生する。 R2を押すことで抵抗することができるので、なんとか被害を最小限に食いとどめたい。 倒れたミアに近付くと再びイベントが発生する。 移動先の部屋では右前方に 手斧があるので、急いでこれを拾ってR2でミアを攻撃して倒そう。 ミアに攻撃されそうなときは闇雲に攻撃するのではなく、 L1のガードを使うのが効果的だ。 ミアを倒した後、階段をのぼってすぐのところにあった電話が鳴るので、その電話に出るとゾイと会話イベント。 屋根裏に向かう• 本来であれば「ミアの死体の位置」にあるはずだが、ミアはどこかにいなくなっている。 勝手口とキッチンの間にあるタンス(【廃屋 1F】マップ左上)のチェーンをチェーンカッターで切り 「ヒューズ」を入手する。 リビングのヒューズボックスにヒューズを取り付ける。 部屋を出て階段に向かう途中でイベント。 ミアが去ったあと 左手を拾おう(拾わなくても問題なし)• 【廃屋2F】へと向かいボタンを押すと【廃屋3F】へと向かう階段が出現するので、階段をのぼってその先へ。 3階には 「ハンドガンM19」を始めとする有益なアイテムが多数あるので忘れずに回収しよう。 ハシゴをのぼっている最中にイベントが発生する。 VS ミア ハシゴを登ると上からミアがチェーンソーを持って登場するので、すぐハシゴを登るのをやめて部屋の奥で待ち構えておくと安全です。 入手したハンドガンを使って頭を狙うといいでしょう。 リロードが必要になったら距離を取ると安全に戦うことができますし、落ち着いて戦えば特に問題ない相手だと思います(casualとnormalに関しては)。 状況によっては他の部屋に逃げ込んで時間を稼ぐというのも1つの手段です。 リロードや回復などはミアの近くでは行わないようにし、走って距離を取るか、他の部屋に逃げ込んで扉を閉めたりしましょう。 なお、この後で 回復薬や弾薬は無くなってしまうので、温存せずにガンガン使っても問題ありません。 バトル後は、付近を歩いていると自動的にイベントが進行します。 スポンサーリンク チャート2「暗転後~VS ジャック・ベイカー」 一家から逃げる 攻略チャート• ベイカー一家が食堂から出て行ったら、Lスティックを動かして椅子から脱出する。 まずは部屋のアイテムを集めておくといいだろう。 廊下に入るとベイカー一家の父親である ジャックが現れ、館内を徘徊するようになる。 ジャックからの逃げ方については後述。 「床下へのカギ」を入手する。 奥の廊下には写真などの「入手できないアイテム」がある。 また、突き当たりには 「ミスターエブリウェア人形」があるが、武器を持っていないため、後で忘れずに破壊しよう。 カギを使って床下へと進む。 ここまで来るとジャックが追ってくることはなくなるので、安心して進もう。 そのまま床下を通ってランドリーへ(途中に 「アンティークコイン」あり)。 他にも良い方法はいっぱいあると思いますが、上記は私がやった方法です(強引に突っ込んでも、ダメージこそ受けますが突破はできます)。 もし「ダメージを受けたくない」とか「どうすればいいかわからない」という人がいましたら、参考にしてみてください。 パントリー右隅の物陰にしゃがんだ状態で隠れていれば、ジャックがかなり近くに来るものの見つかることはありませんでした。 このときは壁に穴を開けて登場するという演出がカットされましたが、廊下にジャックがいると、ジャックが居なくなるのを待たなければならないので、逆にドキドキしている時間が長くなるかもしれません。 館から脱出する• 床下からランドリーに出たら セーブポイントと アイテムボックスがあるランドリーに出る。 必要に応じてセーブしたりアイテムの整理をしておくといいだろう。 一定時間が経過すると窓のところでイベントが発生し、イベント後 「ナイフ」を入手する。 ナイフがあればガレージに向かう途中にある木箱を破壊してアイテムの入手が可能になり、このフロア内にある人形の破壊も可能だ。 スイッチを調べると、ボックスに巻き付いていたテープを切ることができ、ガレージへのシャッターを開けることができるようになる。 ガレージに入るとイベントが発生する。 VS ジャック・ベイカー まずは保安官補佐が所持していた 「ハンドガンG17」が地面に転がっているので、それを急いで回収ましょう。 そのあとは、急いでテーブルの上に置かれている 「車のキー」を拾って、車に乗り込みエンジンをかけます。 このとき、もたついてしまうとジャックに車を奪われて厳しい状況に追い込まれてしまうので、 なるべく早く車のエンジンをかけることが理想です。 車のエンジンがかかったら、R2とL2を駆使して体当たりを繰り返します。 致命的なダメージを与えたくらいのタイミングでジャック・ベイカーを見失いますが、最終的に車に乗り込んできて車が大破・炎上するので、そうなったらなるべく車から離れてください。 ジャックベイカーが向かってきたらハンドガンを撃ち、何発か当てると車の爆発に巻き込まれるような形でバトル終了です。 関連記事.

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ウィキペディアは。 実際にゲームをプレイした実体験からの解説はご遠慮頂き、公式サイト、セガゲームス公認攻略サイト、公式攻略本などの情報源に基づき内容を記載して下さい。 JUDGE EYES:死神の遺言 ジャンル リーガルサスペンスアクション 対応機種 開発元 第一CS研究開発部(龍が如くスタジオ) 発売元 セガゲームス 人数 1人 メディア ダウンロード販売 発売日 (廉価版) 2019年 対象年齢 : D コンテンツ アイコン 犯罪、セクシャル、暴力、ギャンブル エンジン ドラゴンエンジン Pinball Parlor 売上本数 31万本 テンプレートを表示 『 JUDGE EYES:死神の遺言』(ジャッジアイズ しにがみのゆいごん、英題: )は、よりに発売された用ゲームソフト。 キャッチコピーは「 正義という名の凶器」。 概要 [編集 ] に行われた「PlayStation LineUp Tour」において発表された、龍が如くスタジオによる新規タイトル作品である。 全13章。 ジャンルはリーガルサスペンスアクションの名の通り、を軸として後述するアクション要素を加えたアクションゲームとなっている。 今作は『』および『』と同じくドラゴンエンジンが使われており、脚本の古田剛志を始めとする『』のスタッフが中心となっている。 当初の企画段階では『 JUDGE』(ジャッジ)であったが、にを取られていたため、発表2ヶ月前に『JUDGE EYES』に変更された(のタイトル一覧参照)。 なお、欧米版では『 Judgment』(ジャッジメント)のタイトルでに発売された が、後述の羽村京平役のの一件により羽村のキャラクターモデルと声は差し替えとなっている。 2019年に出演者の一人であるを受けて、セガゲームスは今後の対応が決まるまで当面の間、本製品のソフトの出荷及びDL販売、製品HPの掲出等を取りやめ、在庫分は自主回収を行うことを発表した。 その後、2019年に羽村のモデルと声を差し替えた新価格版が発売されることが発表された。 この新価格版については、オリジナル版のセーブデータが使用できないことや、自動アップデートによるオリジナル版の差し替えはないことも併せて発表されている。 舞台 神室町が舞台であったり、東城会の人間が登場したりと、『』シリーズと同じ世界観の物語となっている が、同シリーズとは、地理と組織のみを共有したであることから、を含め、その登場キャラクターたちは一切登場しない。 なお、神室町はをモデルにした歓楽街である。 ゲスト メインゲストとして、の 、、、、ピエール瀧が出演する。 その他のゲストとしては、のが登場する。 また、コラボ出演として、『』にアシスタントとして出演しているのや「」創業者の一瀬邦夫が登場する。 特典 予約特典として、主人公である八神のボイスを複数種類聞くことができる「主人公ボイス詰め合わせキーホルダー」が付属される。 その他の予約特典として、ゲーム販売店舗別(8店舗)にそれぞれ異なる特典が付属される。 2018年に『龍が如く6』と同様に製品版にセーブデータを引き継げる『一章まるごと体験版』が配信された。 ゲームシステム [編集 ] セガゲームス公式サイトでは「調査アクション」の中に「バトルアクション」が含まれる構成で紹介されており 、その中では「依頼や事件を解決するうえで、必要となる数々の『調査アクション』」と明示されており、また物語の序盤からこれらを頻繁に切り替える必要があることも示唆されている。 調査アクション [編集 ] 調査アクションにはバトルアクションを除くと8種類が設定されている。 サーチモード 人物や証拠の探索などで用いられる。 一人称視点でカーソルを合わせるように作られている。 尾行 特定人物を尾行する際に用いられる。 尾行中のアクションに対し「警戒ゲージ」が設定されており、警戒ゲージが上昇すると尾行失敗となる。 チェイス 逃走する相手を追い詰めるためのアクション。 相手は妨害を仕掛けてプレイヤーの行動を阻害する。 聞き込み 様々な人物から情報を引き出すためのアクション。 選択肢から問いかける内容を選択して進行する。 選択にはペナルティは発生しないが、最良選択肢の連続選択で「Sp(「スキルポイント」、本作での経験値の呼称)」ボーナスが発生する。 証拠提示 入手したアイテム類を相手に提示することで相手を説得したり、真実を聞き出すためのアクション。 相手の反応は状況に応じて変化する。 スクープミッション 証拠写真を撮影するアクション。 撮影ポイントとタイミングなどで失敗とボーナスが存在する。 鍵開け 鍵のかかっている建物の侵入、アイテムが隠された扉を開く際に使用するアクション。 鍵のタイプは複数が存在し、それぞれがミニゲームになっている。 変装 プレイヤー自身の外見を変えるアクション。 建造物への侵入や特定人物へ成り代わるために用いられる。 バトルアクション [編集 ] バトルアクションはセガゲームス公式サイトによれば「『龍が如くスタジオ』ならではの『誰でも、簡単に、カッコいいアクションバトル』を楽しめる」と明示しており、また同時に「『ドラゴンエンジン』で再構築された」とも言及している。 バトルアクションでは立体的なアクションが可能となっており、壁を使う、敵の頭上を飛び越えるなどの多彩な攻撃手段を用いて攻撃ができる。 また、戦闘中に「円舞」と「一閃」の型を切り替える「フィジカルスイッチ」が存在する。 その他 [編集 ] プレイスポット カジノや賭場、ゲームセンター()といった龍が如くにも登場したプレイスポット以外にも、で遊べる「ピンボールパーラー」やを使ったレースゲーム「Dリーグ」、を用いたすごろくゲーム「VRすごろく:ダイキュー」といった新プレイスポットが登場する。 ゲームセンターでは龍が如くシリーズ系列では登場の多い『』そして『』や『』新登場作品 、をベースとしたオリジナル「KAMURO OF THE DEAD」といった新ゲームが登場するだけでなく『』や『』・『』 と言った再登場作品もあり龍が如くシリーズと同システムを使った作品群の中では登場ゲームは最も最多である。 ストーリー [編集 ] この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。 ( 2019年1月) 15歳の時、被害者遺族の逆恨みによって弁護士の父母を殺害された主人公・八神隆之は、神室町で喧嘩に明け暮れる荒んだ生活を送っていた。 八神はたまたま喧嘩を吹っ掛けた松金組組員、海藤正治の渡世の親である松金貢に目を掛けられ、人生をやり直しつつ父と同じ弁護士への道を歩み始める。 司法試験に合格し、弁護士として神室町の源田法律事務所に所属した八神は、ある殺人事件の弁護担当となる。 有罪確実と言われていたその裁判で無罪判決を勝ち取り、一躍時の人となるが、無罪放免となった依頼人、大久保新平が釈放直後に同棲中の恋人を惨殺し、住んでいたアパートに放火するという凶行に及んだことから評価は一転。 「凶悪な殺人鬼を野に放ったインチキ弁護士」のレッテルを張られ、それまで築いてきたものを全て失ってしまう。 それから3年後、事件から目を背け、逃げるように弁護士バッジを外した八神は神室町で探偵兼便利屋として細々と生活していた。 神室町では関西から進出してきた極道組織の共礼会と、関東最大の暴力団組織である東城会の抗争が始まり、共礼会の組員ばかりが目をえぐられて死体で発見される連続殺人事件で不穏な空気が流れる中、共礼会の若い衆が東城会の三次団体である松金組の若頭である羽村京平と揉め事を起こした後に目をえぐられた他殺体となって発見される。 警察は被害者と直前まで揉めていた羽村を殺人の容疑者として逮捕するが、羽村は無実を主張し、付き合いのある源田法律事務所に弁護を依頼する。 源田法律事務所から依頼を受けた八神は法廷での弁護を担当する弁護士、新谷正道のバックアップとして羽村の無実を証明するために証拠を集め、無罪判決を勝ち取った。 しかし事件を調べるうちに真犯人と羽村につながりがあること、羽村がその事実を隠していたことが判明し、不審に思った八神は謎に包まれた真犯人を「モグラ」と名付け、独自に調査を始める。 調査を進める中で、連続殺人事件の背後にの特効薬「アドデック9」の開発に成功したという先端創薬センター、関西の大手ゼネコンの梶平グループ、厚生労働省などの巨大組織が莫大な利権に群がる構図が浮かび上がる。 八神はありとあらゆる妨害、困難を乗り越えた末、神室町眼球くり抜き殺人事件が、かつて自分が弁護士を辞めるきっかけとなった大久保新平が起こした事件と関連があると知り、一度だけとして弁護士に復帰し法廷に立つ。 裁判ではモグラに濡れ衣を着せられた悪徳刑事の綾部和也を弁護して無罪にすることにより、神室町眼球くり抜き殺人事件の全容を明らかにした。 八神は「モグラ」の正体が神室署組織暴力対策課の刑事である黒岩満であることを突き止めていたが、裁判中に厚生労働省の刺客が黒岩を消して真相を闇に葬ろうとしたため、裁判を抜け出し黒岩を探す。 黒岩は刺客を返り討ちにし、自身の保身のために事件の黒幕であり大久保新平の二つの冤罪事件の真犯人でもある医師、生野洋司にアドデック9の完成を急がせようと先端創薬センターに乗り込むが、八神が追いつき、死闘の末に黒岩に勝利する。 八神は黒岩と生野の死を見届け、ようやく事件に決着を付けた。 厚生労働省、東京地検上層部の思惑を暴き、事件の全貌を明らかにして大久保の冤罪を晴らしたことにより、八神は再び世間の評価を得るが、事件後は弁護士に戻らず再び探偵として生きていく道を選び、変わらず依頼をこなす日々を送る。 登場人物 [編集 ] 物語の要素はあらすじ節へ記述して下さい。 登場人物節はあらすじの序盤以降を書き連ねていく場所ではありません。 八神探偵事務所 [編集 ] 弁護士を辞めた八神が神室町で立ち上げた探偵事務所。 浮気調査や人探し、ペットの捜索や借金の取り立てなど探偵という名のとして様々な仕事を請け負っている。 中道通り裏に事務所を構える。 (やがみ たかゆき) 声 - 本作の主人公で、「八神探偵事務所」の所長を務める。 35歳。 海藤 や松金、羽村など東城会に関わる人間からは「ター坊」 の愛称で呼ばれる。 探偵としての能力は弁護士として得た法的知識のみならず、尾行や変装、操縦やピッキングといった様々な技術を駆使するなど非常に高い。 また神室町で鍛え上げた喧嘩の実力は確かなもので、戦闘ではかつて父から手ほどきを受けたを自己流にアレンジした「神室町流」で戦い、蹴り技中心で対多人数向けの「円舞」と、手技によって相手の防御を崩す一対一向けの「一閃」という型を使い分ける非凡な格闘センスを持つ。 15歳の時に弁護士の父が勝ち取った無罪判決に納得いかなかった被害者遺族の凶行によって両親が殺害され、それから親類からも離れて以降は神室町で荒れた生活を送っていたが、源田や松金といった理解者に支えられて父と同じ弁護士の道を志すようになり、後に弁護士資格を取得して弁護士となる。 その後、源田法律事務所で働き始め、大久保の弁護を担当したのを機に時の人になったが、直後に大久保が殺人事件を起こして再逮捕されたため世間からバッシングを受けるようになり、弁護士を辞めることとなる。 退職後は、探偵となって事務所を開き、時折舞い込む依頼をこなすなどの探偵稼業に勤しみながら自由気ままな生活を送っていたが、ある日源田法律事務所からの依頼で「神室町眼球くり抜き殺人事件」の調査を請け負うことになり、その過程で事件の真犯人である「モグラ」の存在に気付き、モグラの正体を突き止めるために独自に調査を進めていく。 海藤 正治(かいとう まさはる) 声 - 八神探偵事務所の探偵助手 で、元松金組の構成員。 大柄な体格をしており横柄な態度だが、あけすけなだけで悪気はない。 天然気味なところもあり、事をごまかすつもりが口を滑らせたり、尾行が得意ではないなど探偵としての調査技術は未熟であるが、ドローンの操作を喜色満面で練習する姿を神室町の小学生に目撃されており、努力家な一面も見せる。 中学を卒業してから松金組に在籍しており、当時15歳だった八神が神室町で荒れた生活を送っていた際に、顔を合わせる度にケンカを売られ、その度にことごとく八神を負かしており、古くからの付き合いがあった。 1年前に松金組事務所に強盗が押し入り、その時、事務所の電話番をしていた海藤の責任問題となり、羽村に「けじめ」を取るように促されたが、松金組長と八神の機転により、破門のみとなった。 在籍時から破門となった後であっても松金組長を慕い忠誠を誓っている。 作戦のためにと自らヤクザの拠点で騒動を起こして何人ものヤクザを怒らせたり、幾ら怪我を負っている状態でも進んで戦闘に参加する等、外見と性格に違わない途轍もない漢気と度胸を併せ持つ。 事件の謎を追う八神の相棒として序盤から終盤まで行動を共にし、裏社会で培った度胸と機微と腕っ節で八神を手助けする。 八神の協力者 [編集 ] 杉浦 文也(すぎうら ふみや) 声 - 仮面をつけた美青年で「ジェスター」と呼ばれていた窃盗団の元メンバー。 神室町内で八神に迷惑をかけたり時には助けたりと、謎の存在として何度か八神の前に現れる。 窃盗団時代は頭脳と行動力からエースと呼ばれており、で街中を飛び回って複数の警察からの追跡を容易く撒いたり、戦闘時にのような脚技を用いて敵を翻弄するなど常人離れした身軽さを誇る。 八神達の前では、かつては梶平グループでサイバーセキュリティーを担当するシステムエンジニアに就いていたが裏金に関する資料を見つけた事で横領の濡れ衣を着せられ解雇されてしまい、その後は復讐も兼ねて窃盗団の一員となったと述べ、神室町で起こった連続殺人事件に関わっていく内に八神達と共に行動するようになり、関連人物の調査や尾行、戦闘への参加等多岐に渡るサポートを行う。 終盤においてセンター所長の木戸からアドデック9の完成に向けた行いや生野の行動を聞き出し、生野の実験ラボを発見して八神と共に潜入する。 そこで生野を発見した際に八神達に明かしていた名前・経歴が偽りであること、事件の被害者である寺澤絵美の実弟の寺澤文也(てらさわ ふみや)であることを明かすと同時に、姉を手にかけた真犯人・生野の殺害を試みてしまう。 しかし同時に森田検事正が乱入し、失敗に終わる。 その後、八神に対して大久保を一度は犯人だと思ったものの、八神が再び事件を追っている事を知って興味が湧いた為に協力したことや、真実を知った為に大久保に複雑な気持ちを抱いていることを明かし、大久保の面会に赴く八神に「姉の墓参りに一緒に行こう」という伝言を託した。 事件解決の終盤まで八神と協力し、事件後は拘置所を訪れ大久保と面会を果たす。 九十九 誠一(つくも まこと) 声 - 宮本淳 八神が贔屓にしている情報屋。 「ボサボサ頭に眼鏡」「ネットスラングを交えて芝居がかった口調で会話する」といった典型的なオタク像そのままな人物像だが、容姿を含めて彼を好きになった女性がいるらしく、本人曰く「こう見えて」とのことである。 かつては家に引きこもって人と関わろうとしなかったが、八神のおかげで前向きな性格になっていった過去を持つ。 現在は家を出てネットカフェ「mantai」で暮らしているが、引きこもり気質は変わっておらず、日々オンラインゲームに没頭している。 街中の呟きを書き込むアプリ「Yutter」に管理者権限でアクセスして情報を集めたり、小型の高性能盗聴器をあっという間に作り上げるなど、高度なハッキングや電子工作の腕前で八神をサポートする。 源田法律事務所 [編集 ] 八神がかつて所属していた法律事務所。 神室町七福通り西に事務所を構える。 源田 龍造(げんだ りゅうぞう) 声 - 「源田法律事務所」の所長。 八神を駆け出しの頃から面倒を見てきており、弁護士を辞めた八神にとっては今なお上司の存在であり、同時に親父といえる存在の一人。 八神が弁護士を辞めて探偵となった今現在も何かと気にかけている。 また、松金組長とは古くからの友人で、松金組の法的係争の弁護を何度も請け負ってきた過去を持つ。 弟子達を息子同然に可愛がっており、一番弟子の新谷が殺害された後は食事がのどを通らないほどに落ち込んでいたが、彼の仇を討つために奮起し採算度外視で源田法律事務所総出で八神に協力する。 城崎 さおり(しろさき さおり) 声 - 源田法律事務所の所属弁護士で事務所の紅一点。 普段は影のある雰囲気を持つ地味な外見の女性だが、ドレスアップして化粧をすれば街中の男が振り返るほどの美貌と抜群のスタイルを誇る。 マイペースで物静かであるが言いたいことは誰に対してもはっきりと言う性格をしている。 また、八神の手土産のどら焼きを無断でほぼ食べ尽くしてしまったり、冷蔵庫から限定ケーキがなくなった際には事務所内で裁判を起こしてしまうほどに甘いもの、ひいては限定品に目がない。 八神へ調査を依頼する一方で、新谷殺害事件を追う八神のために、キャバクラで働いたり、を仕掛けたりと女性ならではの武器を使って八神をサポートした。 新谷 正道(しんたに まさみち) 声 - 源田法律事務所の所属弁護士。 43歳。 八神の弁護士時代の先輩で 、弁護士としての能力は決して八神に見劣りするものではないが、後輩である八神に対して、現役時代も退職後も変わらず先輩風を吹かすなど、格下と見た人間に対しては横柄な振る舞いを見せる反面、極道のような当たりの強い相手には露骨に謙る他、勝ち目のない裁判に対しては端から諦めていい加減な応対をとったり、女性に対して紛いな発言をするなど軽薄な一面もある。 一方では星野曰く「いつも自分に自信がないのを虚勢で隠していた人」と称され、八神に対して強気な態度で接していたのも彼の能力を認めているが故のコンプレックスの裏返しであった事を示唆されている。 松金組からの依頼を受けて羽村の弁護を受けることになり、八神と協力して調査を行った後、法廷では一貫して無罪を主張し、検事の泉田を手玉に取った上で無罪判決を勝ち取った。 羽村の弁護を受けた際に、もし無罪にならなかった場合の保険として羽村から生野の情報を貰ったが、それを聞いても八神を始めとした周囲に一切明かさずに単独で生野に連絡を取ろうとしてしまう。 それが原因で口封じの為に羽村が差し向けたモグラによって殺害されてしまい、最終的に遺体は八神の事務所のクローゼットに遺棄された。 生野の情報を貰ったのを誰にも明かさなかったのは、八神への対抗心故に自分で事件の核心に近付きたいが為ではと、後の羽村は憶測ではあるが発言している。 星野 一生(ほしの いっせい) 声 - 源田法律事務所に所属する新人弁護士。 年齢は不明だが杉浦からは「星野君」と呼ばれ、杉浦のことを劇中で唯一「杉浦さん」と呼んでいるので、杉浦よりも年下と思われる。 トップクラスの成績で司法試験に合格した秀才だが、今風の男子らしく野心や出世欲はない。 その一方で、劇中では発揮されないが空手三段と腕っ節はかなりのものであったり、見た目や言動に反してヤクザにも一歩も引かない度胸の持ち主であったりと意外性を持つ(但し相手は八神の味方である東である。 また別の日で共礼会のアジトであるKJアートで待ち合わせる際は緊張していた)。 また、密かに先輩であるさおりに想いを寄せている節があり、彼女のポテンシャルの高さをすでに見抜いている。 弁護士として明確な目標もなく無難に仕事もこなしていたが、新谷が殺害された際は彼の仇を討つために八神に自ら犯人探しの協力を申し出て、完全に八神の味方となった。 それからは八神の相談を受けたり情報を集めたりと、この事件を通して弁護士として成長していく。 終盤の新谷殺害の裁判では八神に唐突に役目を任されることになり驚き慌ててしまうが、裁判の傍聴に来ていた源田先生やさおりと目が合い、弁護士としての役目を覚醒させることになった。 事件後、さおりへの想いが通じたのか、親密な仲になっているようで、事務所で手をつないだり源田から所内恋愛禁止を言い渡されるなど恋仲に発展しつつある事がほのめかされている。 神室署 [編集 ] 龍が如くにも登場するが管轄する警察署の一つで、神室町管内の事件を取り扱う。 黒岩 満(くろいわ みつる) 声 - 神室署の刑事。 常に捜査の陣頭指揮を執り、神室署でも高い検挙率を誇るエリートで人望も厚く、本庁の幹部からも強く信頼されており、綾部曰く「隙が全く無い完璧人間」で、事実彼の汚職も既に見通しているが、実は彼こそが眼球くり抜き連続殺人事件の犯人である「モグラ」であり、悪徳警官であった上司の地盤を引き継いで以降は羽村と組んで裏の仕事をすることで表向きはエリート刑事にまでのし上がった悪徳警官であった。 その戦闘能力は警官の範疇を逸脱しており、裏で仕向けられた刺客を逆に返り討ちにしてしまったり、モグラとして犯罪を犯す際にも証拠も一切残さず消してしまうなど、警戒心や危機察知能力も高い。 また、殺し屋としても優秀な腕前を持ち、犯罪を犯す際に発揮する極道にも引けを取らない度胸と根性の他、被害者を昏睡状態に陥らせ口を封じた状態にしつつ一定の期間を置いて死に至らしめる傷を負わせることで、警察に計画的な殺人と見破られないように偽装して殺害できるほど暴力に知悉している。 生野や一ノ瀬と結託して、アドデック9の人体実験に関係する眼球くり抜き連続殺人事件を引き起こす。 その折に真相に近付こうとした新谷を手に掛けたのも彼である。 後に羽村が一ノ瀬のことやモグラのことを白状した際には用済みと判断し羽村を殺そうとするも、松金組長が間に入ったことで失敗し、逆に羽村からも尊敬していた組長を殺されたことで見限られ、八神にモグラであることを明かされてしまう。 綾部の裁判において真相が明らかとなった為に一ノ瀬の秘書である石松が送り込んだ刺客に口封じされそうになり、刺客らを返り討ちにした後は生野と共に自らの手でアドデック9を完成させる事を企むも八神に邪魔され、二度に渡る死闘の末に敗北した。 敗北後は自暴自棄になって生野を殺そうと襲い掛かるも海藤に阻止され、起き上がって尚生野を殺そうとするも、海藤と同伴で駆け付けた警官隊の一斉射撃により絶命した。 綾部 和也(あやべ かずや) 声 - 神室署組織犯罪対策課の刑事。 35歳。 飄々とした態度の昼行燈のような雰囲気を持つ、裏では情報屋として捜査情報の横流しや立場を利用しての地下カジノ隠蔽などで私腹を肥やす悪徳警官だが、切れ者で情報収集力もたしかなものがあり顧客も多い。 羽村を無罪に導き事件を担当した黒岩の面目を潰した事で八神を気に入り、金次第で協力するようになる。 その後も「共礼会組員連続殺人事件」や「松金組拳銃強盗事件」の情報を提供して八神に協力していくが、黒岩に目を付けられ、黒岩との行動を余儀なくされてしまう。 その後、道端で気絶させられて銃を奪われその銃で新谷が殺害されてから、銃弾の施条痕の一致という証拠から新谷殺害の濡れ衣を着せられて逮捕されてしまう。 しかし終盤では泉田たち検事や他の仲間らの協力を得た八神により潔白が証明され、無罪を勝ち取ることができた。 桜庭(さくらば) 声 - 神室署組織犯罪対策課の刑事。 黒岩より一回り程も大柄な体格をした厳つい顔の巨漢で、常に彼に付き従っている。 劇中の早い段階から登場していたが、物語の最後に黒岩を追って先端創薬センターにやってきた八神達を待ち構え、遂に対峙することになる。 柴田(しばた) 神室署の刑事。 八神が警察に捕まる度に取調室で説教するが、時にはカツ丼を奢ったり武勇伝を聞かせたりと次第に八神と親密になっていき、最終的には娘の結婚式に八神を呼ぶまでの仲になる。 東京地検 [編集 ] 藤井 真冬(ふじい まふゆ) 声 - の美人検事。 幼少期に母親がひき逃げで重傷を負い、幼く満足に証言が出来ない真冬を森田が上手にエスコートして事件を解決した事がきっかけで法律の道を志し、地道な努力の末に司法試験を通過した。 育ちのいいお嬢様ながら、中学の同級生で幼馴染のさおりがいじめられていた時は間に入って彼女を助けるなど強い正義感を持つ。 さおりとは数年越しに大学の法学部で再会し、初恋の森田が結婚して落ち込んでいた事と男性に免疫がなかった事を心配した彼女から八神を紹介され、の関係となった。 その後、眼球くり抜き連続殺人事件を追う八神を終始サポートした。 森田 邦彦(もりた くにひこ) 声 - 東京地検の検事正。 実直な性格と合理的な考えの持ち主で、部下からは怖がられることも多いが、仕事以外では紳士的な態度で接し柔らかな表情も見せる。 かつて真冬の母親のひき逃げ事件を担当し、幼く証言が出来なかった真冬に代わって現場に足を運んで丁寧に情報を引き出して事件を解決に導いた事から、真冬にとって憧れの人物であった。 また、同じ法律の道を志した兄がいたが、を発症した母親の介護をするうちに心を病んでしまい、ついには母親の首を絞めて殺害してしまう事件を起こして自殺したという過去を持つ。 八神から人体実験が行われていたラボを見つけたとして連絡を受けていた真冬に同行したが、過去の経緯から既に一ノ瀬に抱き込まれており、彼の頼みでアドデック9を完成させるまではという形で人体実験の事実を握り潰し、自らも黙認してしまう。 その後、綾部が仕切っていた裏カジノの摘発の為に神室町に来ており、未だ葛藤しているためか、情報を知って乗り込んだ八神たちに自らの身の上話といった過去と一ノ瀬に抱き込まれた経緯を明かす。 途中で割って入って来た黒岩が八神を殺そうとした際は制止して黒岩を宥めた。 その後、真冬や泉田により検事正としての指揮から外された上に一ノ瀬と結託しているという不正を告白され、事件後はで警察に逮捕される。 泉田 圭吾(いずみだ けいご) 声 - 東京地検の検事。 プライドの高い自信家で、3年前の事件で八神に無罪を勝ち取られメンツを潰されたことで、八神に対して深い恨みを持っている。 久米殺しの裁判で再び八神と法廷で争う事になるが、羽村のアリバイを立証されるだけでなく自身の嘘と矛盾を見破られ二度目の敗北を喫する。 その後、八神に連敗した事で鬱憤を募らせていた。 しかし泉田自体は一ノ瀬やアドデック9の完成には一切絡んでおらず、物語終盤で犯罪を握りつぶした森田に失望したことや八神から真相を聞かされたことで八神達に手を貸すようになる。 その過程で全ての真相を明らかにする為に綾部の裁判において、一ノ瀬を法廷に出席させることを八神に約束した。 終盤では努力の結果、約束通り一ノ瀬を法廷に出席させることに成功し、その上で八神が一ノ瀬に真相を追及できるよう配慮した。 極道組織 [編集 ] 松金組 [編集 ] 龍が如くにも登場する関東最大の極道組織「東城会」の三次団体。 七福通り東に事務所を構える。 松金 貢(まつがね みつぐ) 声 - 東城会系松金組組長。 八神や海藤を息子同然に可愛がり、二人から尊敬されている。 特に八神は20年来の関係で、としての学費を支払ってあげるくらい可愛がっていた。 また駆け出しの八神に面倒を見てあげて欲しいと源田先生に頼んだのも彼であり、八神にとっては親父といえる存在の一人。 組の稼ぎ頭として立場が増す羽村の台頭を抑えることができず、現在は隠居同然の状況であり、また、羽村が辣腕を振るう裏に自身への深い忠誠心がある事も理解している為、八神が羽村と揉めた際も羽村を止めることができず消極的な発言を繰り返した。 その後、事件の黒幕があまりに得体のしれない強敵である事を察すると、八神や海藤を守るために手を引かせようと神室菊野屋で組員を差し向けるが八神達が勝利し、二人の覚悟を知り行く末を最後まで見届ける事にする。 その後、真相に近づくべく羽村を追い詰めた先でモグラと遭遇し、羽村だけに危ない橋を渡らせてしまった事への自責の念からモグラの凶弾から羽村を庇い、自身の不甲斐なさやこれまでの羽村に対する謝罪を述べて静かに息絶えた。 羽村 京平(はむら きょうへい) 声 - (通常版)、(新価格版) 松金組若頭。 52歳。 厭味たらしく自己中心的で粗暴な言動が多く、他人を蹴落とす事に長けた策略家でもある。 その狡猾さを武器に組での稼ぎ頭として台頭しており、組内では組長以上の発言力を持つなど立場が強い。 八神とは過去の因縁から関係は良好とは言い難く、また八神と海藤のことは組員の自分たちを差し置いて組長の松金から可愛がられる存在であることを腹立だしいと思っている。 反面、松金組長の事は心から尊敬しており、組を守るために何度も危ない橋を渡り、汚れ役や憎まれ役に徹してまでも組を守ろうとするなど、普段の横暴な態度からは想像できないほどの忠誠心の持ち主でもある。 共礼会組員連続殺人事件の容疑者として警察に逮捕され、後に八神が集めたアリバイと新谷の弁護により無罪を勝ち取るが、八神から共礼会組員殺しに関わっていることを見抜かれる。 釈放後も事件について調査していた八神に対してこれ以上詮索しないように暴力込みで脅迫し釘を刺すが、八神が尚も調査を続けた為に始末する事を決め、尾崎達を差し向けるも突如乱入してきた杉浦の手引きで八神を取り逃がしてしまう。 その後、自身と同じジャージを着用していた古参組員の栗林正一が共礼会に射殺されたことで身の危険を感じ、チャンピオン街にある賭場に潜伏するが後に八神達に居場所を突き止められ、以降は潜伏場所を転々としながら八神達と攻防を繰り広げる。 最終的には捕縛され、一ノ瀬からアドデック9の人体実験に用いるヤクザを攫ってほしいと多額の報酬で依頼されたことやモグラと組んでいたことを白状した。 直後、口封じとしてやってきたモグラから自身を庇った松金組長の死を看取る事となり、組長を死なせたモグラに一矢報いる形でモグラの正体が黒岩であることを明かし、その場から逃亡して松金組からも失踪する。 後に今までのケジメを付ける為に八神に一ノ瀬とのやりとりを示した証拠の録音データを渡し、更には法廷に出席して全てを証言した上で一ノ瀬を追い詰めた。 尾崎 浩二郎(おざき こうじろう) 声 - 松金組若頭補佐で羽村の忠実な側近。 力士と見まごうほどの巨漢で、羽村のボディーガード的な役目も担っており羽村の隣を常に陣取っている。 羽村の命令で事件を嗅ぎ回る八神を「喫茶アルプス」の裏路地で他の組員と共にリンチを仕掛けて襲うが、後に体勢を立て直した八神と改めて戦闘することになる。 その後羽村に付き従っていた賭場や、羽村を助けにいった本丸園でも八神と対決することになる。 組長が殺された際には羽村は失踪しているが、羽村からは尾崎にも何も聞かされていない模様。 そこで組長の敵討ちとして集まっていた松金組事務所でケンゴと共に八神と対決することになる。 劇中でも八神と戦闘をする機会が特に多く敵対していたが、終盤でラ・マンにて八神と黒岩が対峙した際は、東やケンゴ、松金組と共に八神と海藤の前に駆け付け、八神の様子を見に来た。 東 徹(ひがし とおる) 声 - 松金組若衆で海藤の元弟分。 普段は極道らしく振舞っているが、根元の部分は弟分や子供にも優しい人情家で、今現在も時折それを覗かせる。 海藤の破門後に羽村の引き立てにより組内でも頭角を現すようになり、羽村から事件を嗅ぎ回る八神の事務所を襲撃するよう命じられるが、海藤に部下を返り討ちにされて退き上げた。 その後、八神の調査で一年前の松金組強盗事件の一件で羽村に忠実になった真相が明かされ、自身も海藤から八神の過去を知らされた後は、八神達に対しては相変わらず無愛想にしつつも協力的になる。 松金組長のことは羽村や海藤と同様に慕っており、終盤で組長が殺された際には同時に羽村の監視が無くなったこともあってか、組長の敵討ちとして危険を顧みずまでして八神達に協力するようになる。 ケンゴ 声 - 松金組の若手の組員で羽村の取り巻きの一人。 チンピラと揉めていた八神を羽村から紹介された後、羽村が八神と揉めた事で羽村から射殺するよう命じられるも杉浦に邪魔されて八神を取り逃がした。 その後、共礼会の鉄砲玉に襲われるが、自身は標的でなかった事からその場から逃走した。 その後は賭場や本丸園に羽村を助けにくるなど忠実な部下として動く。 組長が殺された際は組長の敵討ちと組の立て直しのために自身が中心となる動きを見せる。 その後、松金組事務所にやってきた八神に敵討ちのためにモグラの正体を吐かせようと組員で八神と東に襲うが、返り討ちにされたと同時にモグラの正体を知らされ、説得されて敵討ちを渋々八神に任せることにした。 後にラ・マンで八神と黒岩が対峙した際には駆け付けるなど八神に協力的な態度を見せた。 通称である「ステッキ男」の名が示す通り様々な刀剣・火器などを仕込んだステッキを武器とする。 双子の兄がおり、幼少期から争い合うことでお互いを鍛えていった。 羽村の命令でテンダー前で八神を殺そうとするも失敗した。 その後も廃ビルの「ソレイユ」で海藤を助けに来た八神と幾度となく対峙するも敗れ去る。 シャルルの店員 声 - 松金組若衆で、兄貴分の東が組から経営を任されているなゲームセンター「シャルル」の店員。 本名は不明。 東を訪ねて店に来た八神、東のことを聞いて店に乗り込んできた八神と海藤、八神を捕まえられない制裁として事務所で羽村にと、三度も叩きのめされている。 田代(たしろ) 松金組組員。 金色の派手なジャージに夜でもサングラスを掛けるなど組一番のオシャレ好きで、その強烈なスタイルは組員達には好評らしいが、杉浦からは笑いものにされていた。 松金組の縄張りである「エメラルド・ヒルズ」のみかじめをめぐって他の東城会傘下の組織から狙われるも八神に助けられ、「ちゃんと借りは返す」として以後は戦闘中に八神を手助けするようになる。 関西共礼会 [編集 ] 関西から神室町に進出してきた極道組織。 構成員は1000人ほどと東城会よりも少ないが、梶平グループをバックとしている為に豊富な資金力を持っている。 会長である古葉は神室町には来ておらず、姿を見せることはない。 ここ何か月と東城会系の極道と抗争しており、構成員達が連続殺人事件の被害者になってからは抗争は激化している。 神室町では千両通りにある梶平系列のビル「KJアート」と公園前通りにあるキャバレー「本丸園」を拠点としている。 塩屋 聡(しおや さとし) 声 - 共礼会若頭。 共礼会の跡目を期待される武闘派の極道で、古葉会長の懐刀として神室町での指揮を任されており、物語の途中で関西から神室町に訪れる。 組員が連続で殺害された報復として、羽村の命を奪うために鉄砲玉を差し向けた。 しかし射殺されたのは羽村ではなく同じジャージを着用していた別の組員であり、失敗に終わる。 その直後の共礼会は東城会の仕返しを予測し、厳戒体勢となっていた。 その時に共礼会を調べていた八神と海藤を捕らえることに成功し、尋問しようと事務所へ連れていこうとするが、杉浦の介入により失敗し、抵抗する八神達と対峙することになる。 その後、梶平グループの会長の命令で八神に依頼を受けさせるために真冬をさらおうとして失敗するが、結果的に本丸園に八神を誘き寄せることに成功し、そこで先の喧嘩の決着をつけるために再び八神と戦う。 その後は本丸園で羽村を連れてきた八神に説得され、八神に協力して羽村を匿ってモグラの話を聞くことになる。 しかし話の途中で乗り込んできた松金組に本丸園を奇襲され、村瀬が殺害されるところを目の当たりにする。 怒りに震えて返り討ちに向かうが、重症を負う程の暴行を受けることになり、そこに現れた八神に後を任せるようにその場から去った。 その後の経緯は不明だが、どうやらその状態をモグラに狙われてしまったらしく、日出後に眼球をくり抜かれた死体となって発見された。 村瀬 晃(むらせ あきら) 声 - 本多新也 共礼会若頭補佐で、共礼会構成員である久米の兄貴分。 若頭の塩屋よりも先に神室町に来ており、拠点であるKJアートでは広い個室を構えている。 久米殺害の事件で証言を聞きにKJアートに乗り込んできた八神と対峙する。 しかしこの因縁と久米を殺害したのは羽村だと思い込んでいたことから、裁判では八神の邪魔をするかの如く、アリバイの証人であるセイヤの妹を誘拐し脅迫する事で彼の証言を封じて、強引に有罪にさせようとした。 その後、セイヤの妹を助けに乗り込んできた八神から別に犯人がいると伝えられたことと単身乗り込んで来た男気に敬意を払って二人を解放した。 その直後は共礼会が厳戒体勢となり、共礼会を調べていた八神と海藤のを見抜くことに成功し、二人は共礼会達に銃を向けて脅されてしまう。 その際、村瀬はドローン越しで二人に嫌味な笑顔を送って手を振った。 それからは長らく登場しなかったが、その次に登場した際は梶平の命令でこれまでの横暴さとは打って変わって八神に対して低姿勢となり、八神の他の仲間にも同様の態度で接するようになった。 しかし八神が本丸園に羽村を連れてきた際は、松金組が羽村を助けるために本丸園に襲撃を仕掛け、そこで村瀬は身体にダイナマイトを取り付けられてしまい爆死した。 久米 敏郎(くめ としろう) 共礼会の末端構成員。 34歳。 村瀬とクラブ「アムール」の前で羽村達と鉢合わせた事で彼らに捕まり、羽村達にクラブ内で暴行を加えられた後、アドデック9の人体実験の為に羽村から黒岩に引き渡され、生野からアドデック9を投与されるも副作用により死亡する。 後にゴミ捨て場で両目を抉り取られた状態で発見され、同構成員の真柴健吉、国村康夫に続く眼球くり抜き連続殺人事件の3人目の被害者となった。 先端創薬センター [編集 ] 厚生労働省管轄の研究施設兼医療施設。 母体は一ノ瀬の手掛けた医療システム産業開発機構という組織だが、その実態は厚生労働省の天下り先。 かつては巨費を投じながらも成果を挙げられず、税金の無駄遣いとしてその広大な敷地を有効活用すべく梶平グループによるセンター解体後の再開発計画さえ持ち上がっていた。 しかし、アルツハイマー型認知症の特効薬とされる新薬「アドデック9」の論文を公表してからは一転して、国家戦略の一端を担う施設として持て囃されている。 終盤でアドデック9による人体実験にまつわる生野たち研究員や一ノ瀬の不正が明らかになったことで解体となった。 木戸 隆介(きど りゅうすけ) 声 - 先端創薬センターの所長。 年齢は55歳以上。 認知症研究の権威であり、アドデック9の研究論文の筆頭著者として一躍時の人となったが、実はアドデック9の筆頭著者なのは表向きで、実際は生野の成果や論文を自身の手柄にしていただけである。 また、女癖が悪いという一面があり、ヤクザとも関係があるなど黒い噂も絶えない。 アドデック9の記者会見を開いた夜に、生野の口から3年前の和久光一の殺人事件や寺澤絵美殺害事件の真相を明かされ、責任逃れの為にアドデック9の件から降りようとしたが、生野から破滅を盾に脅された上でアドデック9を完成させる為の協力を強要させられた。 その後は一ノ瀬に助力を求め、一ノ瀬と共に生野の不正の隠蔽やアドデック9の人体実験に協力した。 その後、八神たちが仕掛けたさおりのハニートラップに引っ掛かり、彼らに脅されて自分が知る情報や事件の真相を白状した。 終盤では八神から証言台に立つという協力を求められ、一度は一ノ瀬の権力を恐れて拒んだものの、裁判が行われる数日前に生野からアドデック9の恐ろしい副作用を告白された事や八神が勝つ見込みを証明したことで証言台に立つ決意をし、裁判ではその場に居合わせた羽村京平と共に証言をして一ノ瀬を追い詰めた。 生野 洋司(しょうの ようじ) 声 - 先端創薬センターの主任研究員。 ぱっと見は大人しめな風貌で、対外的には善良な研究者だが、アドデック9の完成のためならばどんな犠牲も手段も厭わない、を秘めている本作の黒幕の一人。 実は、かつてアルツハイマー型認知症を発症した祖父母の看病をしていた母親を、祖父母の死後すぐに過労死で亡くしてしまったという過去を持つという。 アドデック9の効果を試したが為に患者の和久光一を実験体にして投与した結果、副作用で死なせてしまい、和久の死体を大久保新平が運転するトラックに隠すことで彼に罪を擦りつけようと考えたところ一度は八神により無罪となった為目論見が外れたものの、今度は大久保の仕業に見せかけて彼の恋人である寺澤絵美を殺害し、更にはアパートに放火することで完全に大久保に罪を被せることに成功した。 その後も木戸だけでなく一ノ瀬を協力者にし、一ノ瀬を使って羽村と黒岩に実験体にするヤクザを攫わせ、一ノ瀬が提供した実験ラボでアドデック9の人体実験を繰り返し、結果として「神室町眼球くり抜き殺人事件」を引き起こした。 終盤では八神により真実を明らかにされたことで黒岩に狙われ、殺されそうになったところを八神に救われるも、直後完成したと言い張るアドデック9を自らに投与し、結果は変わらないまま副作用により死亡するという因果応報な最期を遂げた。 寺澤 絵美(てらさわ えみ) 声 - 恋人だった大久保新平に殺害された とされる先端創薬センター附属病院の看護師。 26歳没。 大久保が和久光一の事件で裁判に掛けられた際は彼の無実を訴えると共にその後押しをすることで、八神が大久保を無罪にするきっかけを作ったが、裁判から2か月後に事件の黒幕である生野によって大久保を殺人鬼に仕立てるという目的で殺害された。 終盤で八神達が創薬センターへ訪れた際は、思念体となって八神の前に現れ大久保と弟の文也の事を任せた。 橋本(はしもと) 声 - 先端創薬センターの研究員で生野の部下の女性。 厳重なセキュリティで守られている研究棟に入るのに必要なゴールドカードを持っている。 生野のことを尊敬していながらも創薬センターを怪しむ八神に対しても協力的で、生野がいる研究棟へ八神達を案内すると共にアドデック9の詳細を教えた。 後に八神が再び創薬センターに訪れた際にも、生野がセンターにいる時間帯やセンターの構造を教えてくれる。 益子(ましこ) 声 - 大柄な体格をした先端創薬センターの守衛。 仕事では用いないという帯電した警棒のような武器を所持している。 一ノ瀬の影響もあってセンターにやってくる八神を懐疑的に思っており、彼の命で他の守衛達と共に襲い掛かる。 その翌朝も、センターの医療棟内で八神から逃げる生野に緊急で呼ばれ、対峙することになる。 物語終盤でもセンターに乗り込んだ八神たちに立ち塞がることになり、物語最後に戦う黒岩の直前に戦う敵となる。 端木 亨(はしき とおる) 半年前に神室町で殺害された先端創薬センターの副所長。 51歳没。 大手ゼネコンの梶平に金で抱き込まれ、スパイとして仕込まれた後はアドデック9の研究を潰す為に動いていたが、その行動は既に一ノ瀬に見抜かれていた。 最後は彼の命を受けたモグラに口封じの為に殺害され、その事件も神室町ではよくある酔っ払い同士の喧嘩として片付けられてしまう。 和久 光一(わく こういち) 先端創薬センターの入院患者で、三年前にセンターで起きた殺人事件の被害者。 66歳没。 アルツハイマー型認知症を患っており、暴言や暴力を振るうといった認知症特有の症状を起こしていた為に自身に殴られた大久保が腹を立てて殺害したとされたが、実際は生野が行ったアドデック9の実験体にされ、アドデック9を投与された後に副作用で死亡していたことが後に判明する。 ガールフレンド [編集 ] 早乙女 月乃(さおとめ つきの) 声 - 下着泥棒の依頼で知り合った女子大学生。 21歳。 双子の兄・陽介がいる。 天音 つむぎ(あまね つむぎ) 声 - 占い師の女性。 27歳。 美浜 さな(みはま さな) 声 - シンガーソングライター志望の少女。 19歳。 松岡 七海(まつおか ななみ) 声 - ストーカーに悩まされていたOL。 29歳。 敵対グループ [編集 ] 京浜同盟 [編集 ] 神室町に屯うチンピラ集団。 性質の悪さと誰構わず暴力を振るう無法振りからヤクザからも恐れられている。 一度は幹部全員が八神に返り討ちにされたが、それにより面子を潰されたと激怒して今度は銃の密売で儲けた金で八神に1千万もの賞金を掛け、街の住人たちを八神の標的にした上で本気で挑む。 その後、アジトを掴まれて銃の密売を八神に阻止された後は一度は逃げ出したものの、再び八神に因縁を付けて襲ってくる。 葛西 拳太(かさい けんた) 京浜同盟幹部で、「葛西派」を率いる四天王の一人。 サングラスにパンチパーマ、上下スウェットといかにもヤンキー然とした装いをしている。 諺を間違えたり意味や使い方を理解していないなど頭はあまりいいとは言えない。 キムが経営する焼肉屋の女店員を強引に勧誘しようとした所を八神に叩きのめされて逆恨みし、以降は他の幹部達を巻き込む形で彼を標的にする。 本田 錬司(ほんだ れんじ) 京浜同盟幹部で、「本田派」を率いる四天王の一人。 大柄で屈強な体格をした無類の喧嘩好きで、殴り合う事を生き甲斐としており、強い相手と戦う為に京浜同盟に参加した。 喧嘩は一対一の勝負を好んでおり、割り込もうとする相手には味方であろうと容赦なく鉄拳制裁を加える等の戦闘狂ともいえる性格だが、負けた場合は負け犬と称して大人しく引き下がるなど潔い一面も見せている。 葛西が目をつけていた八神に個人的に興味を抱き、戦いを挑む。 阪木葉 海人(さかきば かいと) 京浜同盟幹部で、「阪木葉派」を率いる四天王の一人。 食べることが好きなのんびり屋で肥満体型をしており、明らかに小さめのシャツを着て常に腹を露出している。 また、動物のように嗅覚には敏感であり、八神の匂いを覚えている。 食事を餌に葛西に唆されて八神の始末に赴く。 虎牙 松久(こが まつひさ) 声 - 京浜同盟幹部で、「虎牙派」を率いる四天王の一人だが、京浜同盟の主な資金源である武器密売組織「虎牙商会」の代表である事から、事実上の盟主でもある。 計算高く冷徹なインテリ然とした外観をしている。 他の四天王を倒した八神に対し、京浜同盟の名を脅かしかけていると危険視し、排除しようと動く。 変態三銃士 [編集 ] 神室町を騒がしている性犯罪者三人組の総称。 「変態」と称されている通りに三人それぞれが常軌を逸した嗜好を持ち、欲望の赴くままに犯行を重ねている。 また、犯罪者ではあるが、彼等を尊敬している者も存在する。 月乃に魔手を伸ばすが、陽介からの依頼を受けた八神によって全員逮捕された。 パンティ教授 声 - いとう緑茶 変態三銃士の一人で、手鏡を用いて女性のパンティばかりを狙う。 中道通りを縄張りとし、白衣を纏った姿とパンティに対する異常な執着心から「教授」と称されるが、同類のお尻マイスターからは「変態のアマチュアに過ぎない」と凡人扱いされている。 月乃が好むデザインのパンティを利用した八神のトラップに引っかかり、抵抗するも叩きのめされた。 その後は八神に対して負け惜しみを吐きながら警察に逮捕された。 戦闘ではスピードタイプの渋澤に似た格闘スタイルで戦う。 お尻マイスター 声 - 山崎興啓 変態三銃士の一人で、女性の臀部のみに対して異様な執着心を持つ。 七福通りを縄張りとし、ランニングシャツにスパッツといった風貌をしている元陸上競技の国体選手で、触れた女性の臀部を分析して一方的に向いている競技をアドバイスするという独特な嗜癖を持つ。 八神のおとり作戦に引っかかるが、その際、陽介を「自身のアドバイスに従った月乃」と勘違いして臀部を撫でまわしてしまう。 逃走劇の果てに叩きのめされてなお食い下がるものの、先ほど痴漢行為を働いた相手が男であることを告げられ戦意を喪失。 警察に逮捕された。 戦闘では久瀬大作に似た格闘スタイルで戦う。 デバガメ判事 声 - 変態三銃士の一人で、ホテル街にて性行為を盗撮していた。 ホテル街を縄張りとし、盗撮した内容がギルティ(有罪)かどうかを自己基準で審理した挙句、インターネット上にアップロードする行為を繰り返していた。 外見は法服に暗視スコープを装着した白人男性で、壁面をゴキブリのように這いまわる超人的な身体能力を持つ。 陽介から「月乃の行為を盗撮していた」と依頼を受けた八神により追い詰められ、逮捕される。 戦闘では堂島大吾に似た格闘スタイルで戦う。 78歳。 高齢を感じさせない筋骨隆々の肉体と規格外のの持ち主で、その堂々たる肉体に仮面のみを身につけ、女性に自身のを見せつけてのごとき精神的衝撃を与える。 男性と対峙した際には逸物を見せじと股間に大きな葉を貼り付けるが、剥き出しのそれを偶然目撃した男性からは尊崇の念を抱かれている。 月乃の前に突然姿を表し局部を見せつけて立ち去るが、陽介の情報提供を得た八神の尾行・追跡の果てに打倒され、取り押さえられる。 その際に未だ童貞であること、そんな己の愚息をどうにか開放したいが故の犯行である事を告白し、満たされたかのごとき笑みを浮かべて逮捕されていった。 戦闘ではブルース海老沼に似た格闘スタイルで戦う。 かなりのギャンブル(中でも競馬)好きで、家賃を滞納し続けて借金を抱えた身でありながら賭博に没頭していた。 羽村からの取り立ての依頼を受けた八神から、ノミ屋に金を明け渡す瞬間の映像を抑えられて逃亡を図り、更には追い詰められて抵抗する往生際の悪さを見せるが敗北して金を徴収され、八神を訴えようと怒鳴りつけるが、彼から弁護士バッジを見せつけられて黙り込んでしまう。 終盤で再登場し、連絡を取っていた真冬に刑事だった時に担当していた森田の兄の事件の捜査資料を渡した。 セイヤ 声 - ホストクラブ「スターダスト」で働くホスト。 容姿端麗でスターダストでも人気のホストだが、複数の女性とのデートの約束をすっぽかしたり、結婚詐欺のようなやり方をしていた事から消費者センターへの相談が後を絶たなかった等女性に対して軽薄な印象を見せる。 久米が殺害された当時、容疑者にされた羽村がアリバイ作りの為に入店したサウナの近くで殴られた事により、裁判では彼のアリバイ証人になる。 その後、裁判当日に久米の兄貴分である村瀬に妹を人質に取られ脅迫を受けて証言を撤回しようとするが、八神が妹を救出したことで予定通り羽村のアリバイを立証し彼を無罪に導いた。 赤鼻(あかはな) 赤らんだ鼻から「赤鼻」と呼ばれる元前科者のホームレス。 本名は不明。 一年前に羽村の手引きで松金組の事務所に押し入り金庫に保管されていた1億円を強奪した犯人で、本来なら分け前の1千万円を受け取り高飛びするはずだったが、取り引きの現場を偶然にも東に目撃された事で口封じの為に射殺され、死体は下水道に沈められてしまう。 死体はホームレス仲間によって発見されたものの警察を嫌って届けは出されずにいたが、それでもホームレス仲間達がせめてもの供養として事件の真相を突き止めるために行動を起こすなど、彼らからは仲間意識を持たれていたようである。 ミカ 声 - クラブ「クイーンルージュ」に努めるキャバ嬢。 半年前にキャバ嬢になったばかりでミスも多く、今現在もうまく接客できないでいたが、さおりのフォローに助けられたことで彼女と仲良くなる。 その後、新人に成り立ての頃に端木と生野の接客をしていたことからさおりに頼まれて八神にその時の詳細を話した。 ハングマン 龍が如くにも登場する正体不明の狂人。 廃墟となったラブホテル「ムッシュ・リー」に幽閉されており、龍が如くの人物と同一人物かは不明だが、彼と同様にSMチックな衣装に身を包み意思疎通は不可能である。 ムッシュ・リーに乗り込んできた八神と杉浦の前に立ちはだかる。 テンダーのマスター 声 - 後藤光祐 バー「テンダー」のマスター。 かつて八神が15歳の時に年齢を偽ってこの店でバイトをしており、彼とは弁護士になる前からの付き合いだった。 この縁もあって八神への調査依頼の案件を積極的に提供してくれる。 マリ姉 声 - 本居真優 テンダーの常連客。 を持つほど高収入であるが、これまで誰も職業を当てることができず、業を煮やしたマスターや他の常連客が八神に調査を依頼した。 その後、八神の調査によって職業は裏カジノ「ラ・マン」を主な稼ぎ場とするギャンブラーであることが判明した。 諸星 五郎(もろぼし ごろう) 下水道に住む医者。 有名医大の出身だったが、権力争いに負けて以降、紆余曲折を経てホームレスの面倒を見る医者となった。 ホームレスの近藤を八神が助けたことで彼と顔見知りとなり、以降は八神の治療や医療キットの販売を行う。 キム・ウォンスン 焼肉屋「牛遊宴」の店主。 京浜同盟に襲われていた所を八神に助けられるが、この一件が原因で京浜同盟に目をつけられることになり、京浜同盟が街中で暴れているというメッセージを八神に送って助けを求める。 その後、八神に賞金が掛けられた際も詳細な情報を伝えてサポートした。 また、八神による店舗経営のアドバイスを受けたことで店が繁盛してからは恩返しとして格安で食事を提供してくれるようになる。 イヤマ 廃墟となっているコミュニティビル「竜宮城」で薬屋を営む老人。 仲間内からは「竜宮城の仙人」と呼ばれ、様々な効力を持つ「仙薬」という怪しげな薬を開発している。 公園前で倒れていたところを八神に助けられたことで彼と顔見知りとなり、竜宮城の鍵を渡した後、仙薬の効果と作り方を教える。 冨岡 理恵(とみおか りえ) 八神探偵事務所が入居しているビルの管理人。 八神に猫探しを依頼したのが縁で、八神に格安で部屋を貸している。 持ち物件で居酒屋を出店しようと八神に料理の味見を頼んだことでより親しくなり、以降は事務所の冷蔵庫に料理を差し入れてくれるようになる。 田名後 堅二(たなご けんじ) 「殴ってみろ屋」を名乗る青年。 自身の師匠である先代に憧れて殴ってみろ屋を始め、先代から見て学んだ類稀なる回避能力を持つ。 挑戦者を募集していたところを挑んできた八神に攻撃を当てられ、初の敗北を味わう。 これまで無敗だった事で慢心していたことを恥じ、更なる修行を積んで再戦するも敗北した。 その際に八神から「回避だけでなく、殴る方の経験も必要」とアドバイスを受け、その後は戦闘中に八神を手助けするようになる。 ライアン・アコスタ 声 - 武田直人 忍装束を着たアメリカ人。 忍者学校で忍術を学んだ忍者と称しているが、忍者を誤解しているような素振りも見せる。 特異な装いから街で噂になっているが「横断歩道で立ち往生した老人を助けた」として評判は良い。 ビルに張り付いていたところを八神に見つかった事で、彼を忍者であると思い込み、一方的に対抗意識を燃やし、ダーツや体術(喧嘩)で勝負を挑んでくるも、いずれも敗北する。 最終的に八神に対して弟子入りを志願し、その後は戦闘中に八神を手助けするようになる。 須崎 亮(すざき りょう) 松金組の刺客であるステッキ男の双子の兄で、自由人を自称する。 服装も外見もステッキ男に瓜二つだが、弟とは異なりカタギであり、本人曰く「弟が俺に憧れて真似をしている」とのことである。 また、幼少期から争い合うことでお互いを鍛えていったが、常に弟に勝利してきたという実力を持つという。 酒豪でもあり、チャンピオン街にあるオカマバー「亜天使」に居着き、客に飲み勝負を挑んでは勝利し酒を奢らせていた。 八神に飲み勝負を挑むも尽く敗北し、好敵手と認めてからは戦闘中に八神を手助けするようになる。 朝香 隆(あさか たかし) 神室町のコンビニ店員だが、実は神室町で発生した爆弾騒動事件の犯人である。 34歳。 かつて警備会社に勤めていた際に自分が考案した警備体制が採用されなかったことに恨みをもち、会社を辞職して今回の事件を起こした。 「神室町はセキュリティがなっていない」と評し、自身の正しさを証明するために神室町に爆弾を仕掛けるも八神に阻止される。 八神達に追い詰められると自身に取り付けた爆弾を起動させるも九十九に阻止され、抵抗するも取り押さえられた。 新里 まどか(しんざと まどか) 天下一通りにある「あっぷるぱい」で働く女子大生。 胸元が開いたメイドのコスチュームを着ている。 男性が苦手で口下手な為、客から「日本語が話せない外国人」と間違えられたこともあり、セクキャバで働いてるにも関わらず、体を触られることに躊躇いがあり、嫌がる素振りを見せるため、客から不評を買い、客からの指名があまりない。 実家の親が倒れてしまい、仕送りが出来なくなってしまった為、将来の返済に困らないために奨学金も利用せず、短期間で稼げると言う事でバイトを始めた。 初めて訪れて指名した際、評判が思わしくないため、店員や他のバイトの子達に不思議られたが、打ち解けられた様子を見て驚かれた。 「ピュアで良い子」「優しく接してあげてね」と、他のバイトの子達からは好印象を持たれている。 早乙女陽介の高校時代の先輩でもあり、巨乳で人気があったため、「ぱいせん」と言うあだ名で呼ばれていた。 陽介自身、高校時代に同じ部活と言うこともあり世話になったことも多く、何とか稼がせてあげたいと、まどかが嫌がることのない客を見つけてはこっそりと紹介していたが、まどか自身は陽介が客を紹介したり、キャッチの仕事をしていることは知らない。 目標を達成しバイトを辞めたあともヘルプ等で、時々、店に出ている。 京浜同盟に賞金を掛けられた際には、他のバイトの子達と共に手助けに来た。 出口 英明(でぐち ひであき) No. 1ホストを目指している青年。 釜口 一文(かまぐち かずふみ) 金融会社「ゼニガメ金融」で働いている借金取り。 京浜同盟に襲われていたところを八神に助けられ、彼が探偵だと知ると腕っ節も見込んだ上で貸した金を返さない本田と葛西を捕まえてくるよう依頼する。 また、八神が京浜同盟に賞金を掛けられた際には、手助けの為に駆け付ける。 平沼 昇(ひらぬま のぼる) フリーの雑誌記者。 スキャンダルで騒がれている芸人の日向公太郎の事を調べていた時に日向の依頼で調査に動く八神と出会い、いいネタを掴んだら自分に教えることを条件に日向のスキャンダルの原因になっている蜂谷明日香の情報と自身の連絡先を教えたが、八神がネタを一通り掴んだ後は彼からネタを提供され、記事にした。 その後、八神に芸人の日暮コタツやアーティストのブラム・シルヴァーニア3世、幻の鳥である白いカラスや政治家の三木源五郎など様々なネタの写真撮影を依頼する。 その他の登場人物 [編集 ] 服部 耕(はっとり こう) 声 - フリーライター。 ゴシップ記事を書くなど性格は陰険かつ粘着質だが、一方では興味がわいた事はとことん取材する主義で、アドデック9やアルツハイマー型認知症について専門的な解説が出来る程に情報を集める取材力は一流である。 過去に大久保の一件で八神を取材し、「インチキ弁護士」と批判するような記事を書き立てて以来、彼から嫌悪感を抱かれており、羽村の裁判を傍聴した際には、閉廷後の帰り際に八神に嫌味な発言を残したり、裁判の後、人気弁護士となった新谷を取材しようとした際に八神を貶めるような嫌がらせをするなどしていた。 後にどういうわけか梶平会長の使いであることがわかり、共礼会が真冬をさらおうとする原因になるなどとにかく八神からの印象は悪い人物である。 しかし八神が梶平から調査依頼を受けると自らも一連の事件の真相を知るという目的の一致から、八神に対して自身が調べ上げた創薬センターやアドデック9の情報を提供した他、後にも木戸の女癖の悪さなどの情報を提供し、自身のずる賢さを生かして女を使って木戸を誑し込むようアドバイスするなど協力したこともあった。 終盤にてラ・マンで八神と黒岩が対峙した際には遠目で八神と顔を合わせた。 その後、創薬センターを巡って起きた一連の事件の真相をすべて週刊誌で記事にした。 大久保 新平(おおくぼ しんぺい) 声 - かつての依頼人。 リネン業者として働いていた三年前に、出入りしていた勤務先の創薬センターで和久光一の遺体を発見し、かつて恋人を殴ったことがある前科者であったことから警察に通報せず、処理に困って咄嗟に遺体を奥多摩山中に埋めたが、発覚して被告人となったところを八神の弁護で無罪を勝ち取り、自由の身になる。 しかし、保釈された直後に恋人の寺澤絵美殺害とその自宅放火の容疑で逮捕され、現在は死刑判決を受けて収監中となっており、今も最初の事件と2度目の事件のどちらも一貫して無罪を主張していたが、終盤で八神により事件の真相が明らかとなった為に無罪が証明された上で死刑を免れて釈放が決まり、更には事件の見直しも決定したことで再審を控える。 その後、面会に訪れた絵美の弟である文也と対面を果たし、最後は去り際の八神に感謝しながら頭を下げた。 一ノ瀬 薫(いちのせ かおる) 声 - の事務次官。 創薬センターの設立者で、その母体の医療システム産業開発機構を創設する事で厚生労働省の天下り先を生み出した手柄で現在の地位に上り詰めた。 現在は国家戦略にまでなったアドデック9の為に政府側の根回しや予算の確保に尽力し、その過程で生野の悪事を木戸から知らされるとアドデック9の利権の為に彼らの悪事に加担するようになり、アドデック9を完成させる為に生野に実験ラボを与え、羽村と黒岩には実験体にするヤクザを攫わせ、木戸や森田とは結託して事件を隠蔽し続けた。 終盤では泉田により法廷に出席する事になり、そこで羽村や木戸の協力を得た八神によって真相を暴露され、自身の悪事が明るみに出てしまう。 石松(いしまつ) 声 - 一ノ瀬の部下。 小柄で作ったような笑みが特徴の中年男性で、常に手袋をしている。 一ノ瀬と共に生野たちの悪事や不正を一通り把握した上でアドデック9の完成の為の手助けを担っており、一ノ瀬の命令で窓口として羽村に接触し、多額の報酬と引き換えに羽村に人体実験にするヤクザを攫うよう依頼した。 また、生野がアドデック9の人体実験を行っている実験ラボの管理も担当していたが、後に木戸から情報を得た八神たちに知られてしまい、更には八神の尾行に気付かずに居場所を突き止められるといった失態を犯す。 その後、一ノ瀬が法廷に出席する事になった為に自身は席で傍聴し、そこで八神たちに追い詰められる様子を見たことで今までの悪事が明るみに出てしまう事を悟り、一ノ瀬の指示もあって口封じとして黒岩の殺害を刺客に依頼するが、内容を聞いていた海藤によってその場で取り押さえられ、更には駆け付けた警官たちに身柄を引き渡された。 梶平 茂(かじひら しげる) 声 - 1万人もの社員を抱える関西の大手「梶平グループ」会長。 高齢のために常に車椅子を使用している。 共礼会の若頭である塩屋にも指図をしており、立場は実質塩屋よりも上。 役立たずの汚名を着せられた創薬センターを潰して、その敷地全体の再開発を目論んでおり、周辺の土地買収や開発の下準備に1000億円もの金をつぎ込んでいたが、センターがアドデック9で息を吹き返した事で、再開発計画が立ち消えになって大損をする羽目になる危機に陥る。 何とか損を取り返し再開発計画を実行するためにアドデック9の完成を防ごうと動き、まずはセンターの裏側を調べようとして殺された端木の死の真相を暴こうとしていた。 そこで共礼会に命令して真冬をさらってこのことを依頼しようとするが、真冬をさらおうとした動機を聞き出すために本丸園に訪れた八神達に共礼会のメンバーが全員倒されたところを見て八神探偵事務所の力量を知り、共礼会がそちらに手を出さないと約束すると同時に、端木の死についての情報を与え、八神に調べるよう依頼した。 その後八神の活躍で端木の死の真相が判明したので、神室菊野屋で八神と海藤を呼び2人にお礼を言うと同時に伝を使って調べた大久保新平の死刑執行についての情報を与えた。 アドデック9関連の事件が公になったことで念願の創薬センター解体にまで漕ぎ着けたが、自身も大臣との癒着といった裏で行っていた悪事が明るみになり、最後は動き出した警察に逮捕された模様。 足立 隼人(あだち はやと) 不動産会社「足立エステート」の社長で、海藤の旧友。 海藤とは学生時代にコンビを組んでいたが、内心では海藤を疎ましく思っている。 また、前述の不動産業の裏では脅迫紛いの行為を行って土地を強奪するなどして悪事を重ねている。 海藤と再会し、事業隠蔽の「用心棒」として利用するが、八神に悪巧みを盗聴された挙句海藤が自身の悪評の真意を確かめるために近づいてきた事を聞かされ、本性を現して二人を始末しようとするも返り討ちにされる。 その後、あまりの見苦しさに失望した海藤に決別され、項垂れながら去っていった。 及川 舜英(おいかわ しゅんえい) 源田事務所に所属していた源田の元弟子の弁護士。 優れた才能から源田からも期待されていたが、慇懃無礼かつ慢心と欲にまみれた性格と裁判に勝つ為なら証拠品の捏造などといった悪事を平気で行う卑劣さから源田に破門を言い渡され、それでも反省や更生などもせず自身を追い出した源田を逆恨みしている。 大滝夫妻の離婚裁判の件で源田と争うことになり、妻側の浮気を立証して源田を敗訴確定の状況に追い詰めるが、大滝夫妻が一人娘の花梨の行動をきっかけに離婚を考え直し始めた事で裁判自体が取り下げられそうになると焦り、なおも和解を阻止しようとゴネるも、その矢先に捏造をしていた証拠を八神に突きつけられ、最後は捨て台詞を吐いて逃げ出した。 岡林 祐介(おかばやし ゆうすけ) 正義のヒーロー「キャプテン・ポリス」に憧れる少年。 ヒーロー好きで、変身セットを肌身離さず持ち歩いている。 父親が悪徳金融会社「屋久丸ローン」で借金をし、そのカタとして拉致されたところを海藤に助けられ、彼をキャプテンポリスだと思い込んで懐くようになる。 その後、後ろ盾である父親が当選した宝くじを所持している事を嗅ぎつけた屋久丸ローンの後ろ盾である牛又組に拉致されるが、八神達に助けられた。 早乙女 陽介(さおとめ ようすけ) 月乃の双子の兄で、面立ち・背格好ともに月乃によく似た中性的な青年。 言動はやや軽薄だが、変態の被害に遭った妹の身を案じて八神に依頼を持ち込むなど妹思いの性格をしている。 専門学生のかたわら「あっぷるパイ」で呼び込みのアルバイトをしており、依頼の報酬もその給料で捻出している。 竜禅寺 大地(りゅうぜんじ だいち) 声 - いとう緑茶 茨城の名家「竜禅寺グループ」の御曹司で、月乃の許嫁。 幸川という執事を側に使わしている。 イギリスへ留学した影響で英国被れな性格だが、月乃への愛情は本物で、自身を倒した八神に報復すべく独断で部下達をけしかけようとした幸川を咎めるなど、紳士としての矜持も持ち合わせている。 月乃に再会するも、月乃に「結婚の返事を待って欲しい」と言われ、その原因を八神にあると思い込み、一方的に敵視する。 月乃を巡って八神に決闘を申し込むも敗北し、月乃から結婚の返事を受け入れられないのは自身の夢を叶えるためと聞かされ、月乃の夢を応援すると同時に「もし君の宣言が口先だけのものだと判明したら今度こそ迎えに行く」と言って去って行った。 人気に胡座をかいた傲慢な性格だが、アーティストとしてのプロ意識は高い。 週刊誌に昔行っていた非行を報道されてしまい、押しかける報道陣によってライブに支障がでる事を懸念したマネージャーの葉山の考案で八神が影武者に扮して、囮になる。 その後、無事に記者達を欺け、ライブも成功したものの、影武者に扮していた八神が記者達に、過去の償いとして社会奉仕活動を行う事を宣言してしまい、自身は嫌がるも、葉山から窘められた事で、(八神の)宣言した通り社会奉仕活動の一環で神室町の清掃を行う事となった。 ワン とある中国系マフィアの構成員。 組織の総統が生前溺愛していた猫の「ツァンシィ」を巡って八神に「組織の乗っ取りを目論む幹部より先にツァンシィを捕まえて欲しい」依頼した。 その後、依頼を完遂した八神からツァンシィの首輪に総統の隠れ家の場所が刻まれていた事を知り、亡き総統に代わってツァンシィを守り抜く事を決意した。 三木 源五郎(みき げんごろう) 元プロレスラーの政治家。 強面な見た目と、短気で傲慢な性格をしている。 賄賂を貰うために取引相手の社長を呼び出したが、賄賂を持ってこなかったことに激怒し暴行している現場の写真を八神に撮られ、口封じとして襲い掛かるも返り討ちにされた。 その後、失脚を恐れて八神をスカウトしようとしたが、その往生際の悪さから断られた。 片桐 匠(かたぎり たくみ) 推理小説家。 名前だけで作品を碌に見ようとしない出版業界に失望しており、自身の作家人生を賭けた新作小説の発表会を開催した。 「あおぞら出版」の川田からの依頼を受けた八神に自身の考案した暗号を推理されたことと、川田に新作の真意を見抜いたことであおぞら出版の専属作家に就任した。 その後はシェラックに通い、八神が解決したサイドケースから新作を考える様になる。 日暮 コタツ(ひぐれ コタツ) 芸人。 友人である芸人の日向公太郎が自分よりも人気が出始めた事に嫉妬し、彼女である蜂谷明日香を使って日向にを仕掛け、それを未成年とのスキャンダルとして世間を騒がせることで日向を陥れたが、後に日向の依頼を受けた八神に真相を暴露するところを録音されてしまい、更には明日香と一緒にいる現場を写真に撮られてしまう。 その後、逆上して八神を襲うも返り討ちに遭い、明日香からもあっさり裏切られ、八神を通じて雑誌記者の平沼昇に真相を記事にされた上に無期限の活動休止に追い込まれた。 その後はキャッチの仕事をしていることが平沼の口から明かされた。 蒲生 達也(がもう たつや) 殺人罪でに収容されている囚人。 44歳。 「ハンバーガーが食べたくなった」という理由で脱獄し、脱走犯として指名手配され、逃げ込んだ先の神室町で報奨金目当てで近づいてくるチンピラを返り討ちにしていたが、後に八神に発見される。 その後、対決の末に敗北するも、八神との戦闘を「おもろい喧嘩ができた」と満足しながら逮捕された。 クロウ 神室町を騒がせている窃盗団のリーダー的存在。 結成当初は悪人から窃盗を行う義賊として闇サイトで仲間を募ったものの行動を起こせずにいたが、ジェスターこと杉浦が加入してからは彼の頭脳と行動力に引っ張られる形で義賊として名を上げていくようになった。 しかし、次第に欲に目がくらみ金で悪事を請け負うことになり、それが杉浦が窃盗団を抜けるきっかけとなった。 狂言強盗の依頼がきたことで杉浦を利用しようと八神に捜索依頼をするが、八神に窃盗団の現状を見抜かれて戦うも敗北する。 その後、八神に諭されて窃盗団の解散を宣言するが、杉浦への仲間意識がまだあったのか彼を心配する素振りを見せ、八神に「一人で無理すんじゃねぇぞ」と伝言を頼んだ。 西村(にしむら) 広島県尾道のマスコットキャラクター「小野ミチオ(おの ミチオ)」の中の人のアルバイトを務める男性。 神室町にて「小野ミチオと行く尾道ツアー」のPRのために訪れたが、認知度の低さからキワモノ扱いされた上に言葉遣いの悪さが際立ったことでプロデューサーの広中に注意されたため、不満が爆発して不貞腐れた。 その後、広中に「辞めさせてもらいます。 着ぐるみは道に置いといた」というメールを送り、しばらく公園前通りにあるゲームセンター「シャルル」で遊んでいたが、後に道に置いといた着ぐるみをコンビニ強盗に利用されていた事に気付かないまま事態に遭遇し、そこで事柄を知った上で容疑者にされる。 その後は小野ミチオの白いズボンと長靴を履いていたために当初は強盗犯の疑いが掛けられたが、八神の捜査によりシャルル内にいた別の男が自供したことで潔白が証明され、最終的には一度も自身の事を疑わずに信じてくれた広中の行動や言動に心を打たれたことで再度小野ミチオのバイトを続けることを決意した。 広中(ひろなか) 龍が如くにも登場する、小野ミチオのプロデューサー。 「小野ミチオと行く尾道ツアー」のPRのために神室町を訪れ、劇場前広場にてイベントを開催していたが、まるでやる気のないバイトの西村の態度と言動を注意したところを不貞腐れたことで困惑した。 その後、西村からバイトを辞めるというメールを貰って着ぐるみを探していたところで着ぐるみを利用されたコンビニ強盗事件に遭遇し、コンビニ店員と共に犯人を追いかけたが、そこで偶然通りかかった八神に公園前通りにあるゲームセンター「シャルル」に入っていたと聞き、店内で着ぐるみを発見した。 その後は店内に偶然居た西村とも遭遇し、コンビニ店員に犯人の疑いを掛けられた西村の無実を信じて庇ったが、そこで探偵だと知った八神に事件の捜査を依頼した。 事件解決後は、西村に「最後まで信じたのは君の誠実さを見抜いていたから」と明かした上で一層精進するよう彼を励まし、最後は全てを聞き入れた西村からバイト継続の意志を伝えられて歓喜した。 亜門 新(あもん しん) 全てのサイドケースをクリアすると決闘を挑んでくる、龍が如くにも登場する亜門一族の一員。 砕けた口調でような語りかけをしたり、法律上の理由等を挙げて決闘に応じようとしない八神に困惑するなど、他の亜門一族に比べて茶目っ気があり、やや抜けた一面を見せる。 決闘の際には八神にしがみついてを奪い取る事でポーズメニューを開かせなくしてしまう。 敗北後は半強制的に八神に決闘を挑んだ理由を明かし、ひとまずは八神が街で一番強いと認めるが、それでも「俺は必ず帰ってくるぞ」と次なるリベンジの旨を伝えて去って行った。 劇中の主な用語 [編集 ] モグラ 神室町で起きた眼球くり抜き連続殺人事件の犯人の通称。 「地下に潜る」ことが由来となっている。 八神が名づけ、それが神室町の住人にも広まった。 アドデック9 先端創薬開発センターが開発している不治の病であった認知症の特効薬として全世界に期待される薬。 名称は先端創薬開発センター(Advanced Drug Development Center)のイニシャルである「アドデック」で開発された9番目の薬ということから来ている。 ハト 八神や海藤が操作するドローンのコードネーム。 八神役である木村拓哉が提案した。 楽曲 [編集 ]• 原案・監督:• プロデューサー:細川一毅• 脚本:古田剛志 受賞 [編集 ]• 2018 - フューチャー部門 受賞• 日本ゲーム大賞2019 - 優秀賞 受賞 脚注 [編集 ] [] 注釈 [編集 ]• ファミ通. com 2018年9月10日. 2018年9月11日閲覧。 ファミ通. com 2019年5月21日. 2019年5月22日閲覧。 セガゲームス 2019年3月13日. 2019年3月13日閲覧。 プレイステーションオフィシャルサイト. Sony Computer Entertainment Inc.. 2018年10月25日閲覧。 2018年12月9日. 2018年12月18日閲覧。 ファミ通. com 2018年9月11日. 2018年9月11日閲覧。 電撃オンライン 2018年9月17日. 2018年9月17日閲覧。 [YouTube『セガなま 〜セガゲームクリエイター名越稔洋の生でカンパイ〜』放送回の40:15頃(「名越に生で訊け! 」)参照]• PlayStation. Blog 2019年3月7日. 2019年3月9日閲覧。 ファミ通. com 2019年3月23日. 2019年3月23日閲覧。 ファミ通. com 2019年4月17日. 2019年4月17日閲覧。 4Gamer. net 2018年10月20日. 2018年10月28日閲覧。 Gamer 2018年12月12日. 2018年12月12日閲覧。 IGN JAPAN 2018年9月22日. 2018年10月28日閲覧。 2018年12月20日閲覧。 龍が如く. com 2018年9月25日. 2018年10月30日閲覧。 龍が如く. com 2018年10月29日. 2018年10月30日閲覧。 電撃オンライン 2018年11月19日. 2018年12月17日閲覧。 J-CASTトレンド 2018年12月13日. 2019年3月27日閲覧。 龍が如く. com 2018年10月9日. 2018年10月22日閲覧。 龍が如く. com 2018年10月23日. 2018年10月24日閲覧。 龍が如く. com 2018年11月22日. 2018年12月12日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 ファミ通. com 2018年9月20日. 2018年10月7日閲覧。 収録バージョンは『』に収録にされた独自仕様バージョンである。 2018年12月5日. 2019年1月24日閲覧。 英語版ではtakと呼ばれている。 2019年6月13日閲覧。 2019年1月25日閲覧。 YouTube 2018年9月19日. 2018年9月19日閲覧。 ファミ通. com 2018年9月23日. 2018年9月24日閲覧。 ファミ通. com 2019年9月12日. 2018年9月12日閲覧。 関連項目 [編集 ]• 外部リンク [編集 ]•

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JUDGE EYES:死神の遺言

ジャッジ アイズ 白い カラス

ウィキペディアは。 実際にゲームをプレイした実体験からの解説はご遠慮頂き、公式サイト、セガゲームス公認攻略サイト、公式攻略本などの情報源に基づき内容を記載して下さい。 JUDGE EYES:死神の遺言 ジャンル リーガルサスペンスアクション 対応機種 開発元 第一CS研究開発部(龍が如くスタジオ) 発売元 セガゲームス 人数 1人 メディア ダウンロード販売 発売日 (廉価版) 2019年 対象年齢 : D コンテンツ アイコン 犯罪、セクシャル、暴力、ギャンブル エンジン ドラゴンエンジン Pinball Parlor 売上本数 31万本 テンプレートを表示 『 JUDGE EYES:死神の遺言』(ジャッジアイズ しにがみのゆいごん、英題: )は、よりに発売された用ゲームソフト。 キャッチコピーは「 正義という名の凶器」。 概要 [編集 ] に行われた「PlayStation LineUp Tour」において発表された、龍が如くスタジオによる新規タイトル作品である。 全13章。 ジャンルはリーガルサスペンスアクションの名の通り、を軸として後述するアクション要素を加えたアクションゲームとなっている。 今作は『』および『』と同じくドラゴンエンジンが使われており、脚本の古田剛志を始めとする『』のスタッフが中心となっている。 当初の企画段階では『 JUDGE』(ジャッジ)であったが、にを取られていたため、発表2ヶ月前に『JUDGE EYES』に変更された(のタイトル一覧参照)。 なお、欧米版では『 Judgment』(ジャッジメント)のタイトルでに発売された が、後述の羽村京平役のの一件により羽村のキャラクターモデルと声は差し替えとなっている。 2019年に出演者の一人であるを受けて、セガゲームスは今後の対応が決まるまで当面の間、本製品のソフトの出荷及びDL販売、製品HPの掲出等を取りやめ、在庫分は自主回収を行うことを発表した。 その後、2019年に羽村のモデルと声を差し替えた新価格版が発売されることが発表された。 この新価格版については、オリジナル版のセーブデータが使用できないことや、自動アップデートによるオリジナル版の差し替えはないことも併せて発表されている。 舞台 神室町が舞台であったり、東城会の人間が登場したりと、『』シリーズと同じ世界観の物語となっている が、同シリーズとは、地理と組織のみを共有したであることから、を含め、その登場キャラクターたちは一切登場しない。 なお、神室町はをモデルにした歓楽街である。 ゲスト メインゲストとして、の 、、、、ピエール瀧が出演する。 その他のゲストとしては、のが登場する。 また、コラボ出演として、『』にアシスタントとして出演しているのや「」創業者の一瀬邦夫が登場する。 特典 予約特典として、主人公である八神のボイスを複数種類聞くことができる「主人公ボイス詰め合わせキーホルダー」が付属される。 その他の予約特典として、ゲーム販売店舗別(8店舗)にそれぞれ異なる特典が付属される。 2018年に『龍が如く6』と同様に製品版にセーブデータを引き継げる『一章まるごと体験版』が配信された。 ゲームシステム [編集 ] セガゲームス公式サイトでは「調査アクション」の中に「バトルアクション」が含まれる構成で紹介されており 、その中では「依頼や事件を解決するうえで、必要となる数々の『調査アクション』」と明示されており、また物語の序盤からこれらを頻繁に切り替える必要があることも示唆されている。 調査アクション [編集 ] 調査アクションにはバトルアクションを除くと8種類が設定されている。 サーチモード 人物や証拠の探索などで用いられる。 一人称視点でカーソルを合わせるように作られている。 尾行 特定人物を尾行する際に用いられる。 尾行中のアクションに対し「警戒ゲージ」が設定されており、警戒ゲージが上昇すると尾行失敗となる。 チェイス 逃走する相手を追い詰めるためのアクション。 相手は妨害を仕掛けてプレイヤーの行動を阻害する。 聞き込み 様々な人物から情報を引き出すためのアクション。 選択肢から問いかける内容を選択して進行する。 選択にはペナルティは発生しないが、最良選択肢の連続選択で「Sp(「スキルポイント」、本作での経験値の呼称)」ボーナスが発生する。 証拠提示 入手したアイテム類を相手に提示することで相手を説得したり、真実を聞き出すためのアクション。 相手の反応は状況に応じて変化する。 スクープミッション 証拠写真を撮影するアクション。 撮影ポイントとタイミングなどで失敗とボーナスが存在する。 鍵開け 鍵のかかっている建物の侵入、アイテムが隠された扉を開く際に使用するアクション。 鍵のタイプは複数が存在し、それぞれがミニゲームになっている。 変装 プレイヤー自身の外見を変えるアクション。 建造物への侵入や特定人物へ成り代わるために用いられる。 バトルアクション [編集 ] バトルアクションはセガゲームス公式サイトによれば「『龍が如くスタジオ』ならではの『誰でも、簡単に、カッコいいアクションバトル』を楽しめる」と明示しており、また同時に「『ドラゴンエンジン』で再構築された」とも言及している。 バトルアクションでは立体的なアクションが可能となっており、壁を使う、敵の頭上を飛び越えるなどの多彩な攻撃手段を用いて攻撃ができる。 また、戦闘中に「円舞」と「一閃」の型を切り替える「フィジカルスイッチ」が存在する。 その他 [編集 ] プレイスポット カジノや賭場、ゲームセンター()といった龍が如くにも登場したプレイスポット以外にも、で遊べる「ピンボールパーラー」やを使ったレースゲーム「Dリーグ」、を用いたすごろくゲーム「VRすごろく:ダイキュー」といった新プレイスポットが登場する。 ゲームセンターでは龍が如くシリーズ系列では登場の多い『』そして『』や『』新登場作品 、をベースとしたオリジナル「KAMURO OF THE DEAD」といった新ゲームが登場するだけでなく『』や『』・『』 と言った再登場作品もあり龍が如くシリーズと同システムを使った作品群の中では登場ゲームは最も最多である。 ストーリー [編集 ] この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。 ( 2019年1月) 15歳の時、被害者遺族の逆恨みによって弁護士の父母を殺害された主人公・八神隆之は、神室町で喧嘩に明け暮れる荒んだ生活を送っていた。 八神はたまたま喧嘩を吹っ掛けた松金組組員、海藤正治の渡世の親である松金貢に目を掛けられ、人生をやり直しつつ父と同じ弁護士への道を歩み始める。 司法試験に合格し、弁護士として神室町の源田法律事務所に所属した八神は、ある殺人事件の弁護担当となる。 有罪確実と言われていたその裁判で無罪判決を勝ち取り、一躍時の人となるが、無罪放免となった依頼人、大久保新平が釈放直後に同棲中の恋人を惨殺し、住んでいたアパートに放火するという凶行に及んだことから評価は一転。 「凶悪な殺人鬼を野に放ったインチキ弁護士」のレッテルを張られ、それまで築いてきたものを全て失ってしまう。 それから3年後、事件から目を背け、逃げるように弁護士バッジを外した八神は神室町で探偵兼便利屋として細々と生活していた。 神室町では関西から進出してきた極道組織の共礼会と、関東最大の暴力団組織である東城会の抗争が始まり、共礼会の組員ばかりが目をえぐられて死体で発見される連続殺人事件で不穏な空気が流れる中、共礼会の若い衆が東城会の三次団体である松金組の若頭である羽村京平と揉め事を起こした後に目をえぐられた他殺体となって発見される。 警察は被害者と直前まで揉めていた羽村を殺人の容疑者として逮捕するが、羽村は無実を主張し、付き合いのある源田法律事務所に弁護を依頼する。 源田法律事務所から依頼を受けた八神は法廷での弁護を担当する弁護士、新谷正道のバックアップとして羽村の無実を証明するために証拠を集め、無罪判決を勝ち取った。 しかし事件を調べるうちに真犯人と羽村につながりがあること、羽村がその事実を隠していたことが判明し、不審に思った八神は謎に包まれた真犯人を「モグラ」と名付け、独自に調査を始める。 調査を進める中で、連続殺人事件の背後にの特効薬「アドデック9」の開発に成功したという先端創薬センター、関西の大手ゼネコンの梶平グループ、厚生労働省などの巨大組織が莫大な利権に群がる構図が浮かび上がる。 八神はありとあらゆる妨害、困難を乗り越えた末、神室町眼球くり抜き殺人事件が、かつて自分が弁護士を辞めるきっかけとなった大久保新平が起こした事件と関連があると知り、一度だけとして弁護士に復帰し法廷に立つ。 裁判ではモグラに濡れ衣を着せられた悪徳刑事の綾部和也を弁護して無罪にすることにより、神室町眼球くり抜き殺人事件の全容を明らかにした。 八神は「モグラ」の正体が神室署組織暴力対策課の刑事である黒岩満であることを突き止めていたが、裁判中に厚生労働省の刺客が黒岩を消して真相を闇に葬ろうとしたため、裁判を抜け出し黒岩を探す。 黒岩は刺客を返り討ちにし、自身の保身のために事件の黒幕であり大久保新平の二つの冤罪事件の真犯人でもある医師、生野洋司にアドデック9の完成を急がせようと先端創薬センターに乗り込むが、八神が追いつき、死闘の末に黒岩に勝利する。 八神は黒岩と生野の死を見届け、ようやく事件に決着を付けた。 厚生労働省、東京地検上層部の思惑を暴き、事件の全貌を明らかにして大久保の冤罪を晴らしたことにより、八神は再び世間の評価を得るが、事件後は弁護士に戻らず再び探偵として生きていく道を選び、変わらず依頼をこなす日々を送る。 登場人物 [編集 ] 物語の要素はあらすじ節へ記述して下さい。 登場人物節はあらすじの序盤以降を書き連ねていく場所ではありません。 八神探偵事務所 [編集 ] 弁護士を辞めた八神が神室町で立ち上げた探偵事務所。 浮気調査や人探し、ペットの捜索や借金の取り立てなど探偵という名のとして様々な仕事を請け負っている。 中道通り裏に事務所を構える。 (やがみ たかゆき) 声 - 本作の主人公で、「八神探偵事務所」の所長を務める。 35歳。 海藤 や松金、羽村など東城会に関わる人間からは「ター坊」 の愛称で呼ばれる。 探偵としての能力は弁護士として得た法的知識のみならず、尾行や変装、操縦やピッキングといった様々な技術を駆使するなど非常に高い。 また神室町で鍛え上げた喧嘩の実力は確かなもので、戦闘ではかつて父から手ほどきを受けたを自己流にアレンジした「神室町流」で戦い、蹴り技中心で対多人数向けの「円舞」と、手技によって相手の防御を崩す一対一向けの「一閃」という型を使い分ける非凡な格闘センスを持つ。 15歳の時に弁護士の父が勝ち取った無罪判決に納得いかなかった被害者遺族の凶行によって両親が殺害され、それから親類からも離れて以降は神室町で荒れた生活を送っていたが、源田や松金といった理解者に支えられて父と同じ弁護士の道を志すようになり、後に弁護士資格を取得して弁護士となる。 その後、源田法律事務所で働き始め、大久保の弁護を担当したのを機に時の人になったが、直後に大久保が殺人事件を起こして再逮捕されたため世間からバッシングを受けるようになり、弁護士を辞めることとなる。 退職後は、探偵となって事務所を開き、時折舞い込む依頼をこなすなどの探偵稼業に勤しみながら自由気ままな生活を送っていたが、ある日源田法律事務所からの依頼で「神室町眼球くり抜き殺人事件」の調査を請け負うことになり、その過程で事件の真犯人である「モグラ」の存在に気付き、モグラの正体を突き止めるために独自に調査を進めていく。 海藤 正治(かいとう まさはる) 声 - 八神探偵事務所の探偵助手 で、元松金組の構成員。 大柄な体格をしており横柄な態度だが、あけすけなだけで悪気はない。 天然気味なところもあり、事をごまかすつもりが口を滑らせたり、尾行が得意ではないなど探偵としての調査技術は未熟であるが、ドローンの操作を喜色満面で練習する姿を神室町の小学生に目撃されており、努力家な一面も見せる。 中学を卒業してから松金組に在籍しており、当時15歳だった八神が神室町で荒れた生活を送っていた際に、顔を合わせる度にケンカを売られ、その度にことごとく八神を負かしており、古くからの付き合いがあった。 1年前に松金組事務所に強盗が押し入り、その時、事務所の電話番をしていた海藤の責任問題となり、羽村に「けじめ」を取るように促されたが、松金組長と八神の機転により、破門のみとなった。 在籍時から破門となった後であっても松金組長を慕い忠誠を誓っている。 作戦のためにと自らヤクザの拠点で騒動を起こして何人ものヤクザを怒らせたり、幾ら怪我を負っている状態でも進んで戦闘に参加する等、外見と性格に違わない途轍もない漢気と度胸を併せ持つ。 事件の謎を追う八神の相棒として序盤から終盤まで行動を共にし、裏社会で培った度胸と機微と腕っ節で八神を手助けする。 八神の協力者 [編集 ] 杉浦 文也(すぎうら ふみや) 声 - 仮面をつけた美青年で「ジェスター」と呼ばれていた窃盗団の元メンバー。 神室町内で八神に迷惑をかけたり時には助けたりと、謎の存在として何度か八神の前に現れる。 窃盗団時代は頭脳と行動力からエースと呼ばれており、で街中を飛び回って複数の警察からの追跡を容易く撒いたり、戦闘時にのような脚技を用いて敵を翻弄するなど常人離れした身軽さを誇る。 八神達の前では、かつては梶平グループでサイバーセキュリティーを担当するシステムエンジニアに就いていたが裏金に関する資料を見つけた事で横領の濡れ衣を着せられ解雇されてしまい、その後は復讐も兼ねて窃盗団の一員となったと述べ、神室町で起こった連続殺人事件に関わっていく内に八神達と共に行動するようになり、関連人物の調査や尾行、戦闘への参加等多岐に渡るサポートを行う。 終盤においてセンター所長の木戸からアドデック9の完成に向けた行いや生野の行動を聞き出し、生野の実験ラボを発見して八神と共に潜入する。 そこで生野を発見した際に八神達に明かしていた名前・経歴が偽りであること、事件の被害者である寺澤絵美の実弟の寺澤文也(てらさわ ふみや)であることを明かすと同時に、姉を手にかけた真犯人・生野の殺害を試みてしまう。 しかし同時に森田検事正が乱入し、失敗に終わる。 その後、八神に対して大久保を一度は犯人だと思ったものの、八神が再び事件を追っている事を知って興味が湧いた為に協力したことや、真実を知った為に大久保に複雑な気持ちを抱いていることを明かし、大久保の面会に赴く八神に「姉の墓参りに一緒に行こう」という伝言を託した。 事件解決の終盤まで八神と協力し、事件後は拘置所を訪れ大久保と面会を果たす。 九十九 誠一(つくも まこと) 声 - 宮本淳 八神が贔屓にしている情報屋。 「ボサボサ頭に眼鏡」「ネットスラングを交えて芝居がかった口調で会話する」といった典型的なオタク像そのままな人物像だが、容姿を含めて彼を好きになった女性がいるらしく、本人曰く「こう見えて」とのことである。 かつては家に引きこもって人と関わろうとしなかったが、八神のおかげで前向きな性格になっていった過去を持つ。 現在は家を出てネットカフェ「mantai」で暮らしているが、引きこもり気質は変わっておらず、日々オンラインゲームに没頭している。 街中の呟きを書き込むアプリ「Yutter」に管理者権限でアクセスして情報を集めたり、小型の高性能盗聴器をあっという間に作り上げるなど、高度なハッキングや電子工作の腕前で八神をサポートする。 源田法律事務所 [編集 ] 八神がかつて所属していた法律事務所。 神室町七福通り西に事務所を構える。 源田 龍造(げんだ りゅうぞう) 声 - 「源田法律事務所」の所長。 八神を駆け出しの頃から面倒を見てきており、弁護士を辞めた八神にとっては今なお上司の存在であり、同時に親父といえる存在の一人。 八神が弁護士を辞めて探偵となった今現在も何かと気にかけている。 また、松金組長とは古くからの友人で、松金組の法的係争の弁護を何度も請け負ってきた過去を持つ。 弟子達を息子同然に可愛がっており、一番弟子の新谷が殺害された後は食事がのどを通らないほどに落ち込んでいたが、彼の仇を討つために奮起し採算度外視で源田法律事務所総出で八神に協力する。 城崎 さおり(しろさき さおり) 声 - 源田法律事務所の所属弁護士で事務所の紅一点。 普段は影のある雰囲気を持つ地味な外見の女性だが、ドレスアップして化粧をすれば街中の男が振り返るほどの美貌と抜群のスタイルを誇る。 マイペースで物静かであるが言いたいことは誰に対してもはっきりと言う性格をしている。 また、八神の手土産のどら焼きを無断でほぼ食べ尽くしてしまったり、冷蔵庫から限定ケーキがなくなった際には事務所内で裁判を起こしてしまうほどに甘いもの、ひいては限定品に目がない。 八神へ調査を依頼する一方で、新谷殺害事件を追う八神のために、キャバクラで働いたり、を仕掛けたりと女性ならではの武器を使って八神をサポートした。 新谷 正道(しんたに まさみち) 声 - 源田法律事務所の所属弁護士。 43歳。 八神の弁護士時代の先輩で 、弁護士としての能力は決して八神に見劣りするものではないが、後輩である八神に対して、現役時代も退職後も変わらず先輩風を吹かすなど、格下と見た人間に対しては横柄な振る舞いを見せる反面、極道のような当たりの強い相手には露骨に謙る他、勝ち目のない裁判に対しては端から諦めていい加減な応対をとったり、女性に対して紛いな発言をするなど軽薄な一面もある。 一方では星野曰く「いつも自分に自信がないのを虚勢で隠していた人」と称され、八神に対して強気な態度で接していたのも彼の能力を認めているが故のコンプレックスの裏返しであった事を示唆されている。 松金組からの依頼を受けて羽村の弁護を受けることになり、八神と協力して調査を行った後、法廷では一貫して無罪を主張し、検事の泉田を手玉に取った上で無罪判決を勝ち取った。 羽村の弁護を受けた際に、もし無罪にならなかった場合の保険として羽村から生野の情報を貰ったが、それを聞いても八神を始めとした周囲に一切明かさずに単独で生野に連絡を取ろうとしてしまう。 それが原因で口封じの為に羽村が差し向けたモグラによって殺害されてしまい、最終的に遺体は八神の事務所のクローゼットに遺棄された。 生野の情報を貰ったのを誰にも明かさなかったのは、八神への対抗心故に自分で事件の核心に近付きたいが為ではと、後の羽村は憶測ではあるが発言している。 星野 一生(ほしの いっせい) 声 - 源田法律事務所に所属する新人弁護士。 年齢は不明だが杉浦からは「星野君」と呼ばれ、杉浦のことを劇中で唯一「杉浦さん」と呼んでいるので、杉浦よりも年下と思われる。 トップクラスの成績で司法試験に合格した秀才だが、今風の男子らしく野心や出世欲はない。 その一方で、劇中では発揮されないが空手三段と腕っ節はかなりのものであったり、見た目や言動に反してヤクザにも一歩も引かない度胸の持ち主であったりと意外性を持つ(但し相手は八神の味方である東である。 また別の日で共礼会のアジトであるKJアートで待ち合わせる際は緊張していた)。 また、密かに先輩であるさおりに想いを寄せている節があり、彼女のポテンシャルの高さをすでに見抜いている。 弁護士として明確な目標もなく無難に仕事もこなしていたが、新谷が殺害された際は彼の仇を討つために八神に自ら犯人探しの協力を申し出て、完全に八神の味方となった。 それからは八神の相談を受けたり情報を集めたりと、この事件を通して弁護士として成長していく。 終盤の新谷殺害の裁判では八神に唐突に役目を任されることになり驚き慌ててしまうが、裁判の傍聴に来ていた源田先生やさおりと目が合い、弁護士としての役目を覚醒させることになった。 事件後、さおりへの想いが通じたのか、親密な仲になっているようで、事務所で手をつないだり源田から所内恋愛禁止を言い渡されるなど恋仲に発展しつつある事がほのめかされている。 神室署 [編集 ] 龍が如くにも登場するが管轄する警察署の一つで、神室町管内の事件を取り扱う。 黒岩 満(くろいわ みつる) 声 - 神室署の刑事。 常に捜査の陣頭指揮を執り、神室署でも高い検挙率を誇るエリートで人望も厚く、本庁の幹部からも強く信頼されており、綾部曰く「隙が全く無い完璧人間」で、事実彼の汚職も既に見通しているが、実は彼こそが眼球くり抜き連続殺人事件の犯人である「モグラ」であり、悪徳警官であった上司の地盤を引き継いで以降は羽村と組んで裏の仕事をすることで表向きはエリート刑事にまでのし上がった悪徳警官であった。 その戦闘能力は警官の範疇を逸脱しており、裏で仕向けられた刺客を逆に返り討ちにしてしまったり、モグラとして犯罪を犯す際にも証拠も一切残さず消してしまうなど、警戒心や危機察知能力も高い。 また、殺し屋としても優秀な腕前を持ち、犯罪を犯す際に発揮する極道にも引けを取らない度胸と根性の他、被害者を昏睡状態に陥らせ口を封じた状態にしつつ一定の期間を置いて死に至らしめる傷を負わせることで、警察に計画的な殺人と見破られないように偽装して殺害できるほど暴力に知悉している。 生野や一ノ瀬と結託して、アドデック9の人体実験に関係する眼球くり抜き連続殺人事件を引き起こす。 その折に真相に近付こうとした新谷を手に掛けたのも彼である。 後に羽村が一ノ瀬のことやモグラのことを白状した際には用済みと判断し羽村を殺そうとするも、松金組長が間に入ったことで失敗し、逆に羽村からも尊敬していた組長を殺されたことで見限られ、八神にモグラであることを明かされてしまう。 綾部の裁判において真相が明らかとなった為に一ノ瀬の秘書である石松が送り込んだ刺客に口封じされそうになり、刺客らを返り討ちにした後は生野と共に自らの手でアドデック9を完成させる事を企むも八神に邪魔され、二度に渡る死闘の末に敗北した。 敗北後は自暴自棄になって生野を殺そうと襲い掛かるも海藤に阻止され、起き上がって尚生野を殺そうとするも、海藤と同伴で駆け付けた警官隊の一斉射撃により絶命した。 綾部 和也(あやべ かずや) 声 - 神室署組織犯罪対策課の刑事。 35歳。 飄々とした態度の昼行燈のような雰囲気を持つ、裏では情報屋として捜査情報の横流しや立場を利用しての地下カジノ隠蔽などで私腹を肥やす悪徳警官だが、切れ者で情報収集力もたしかなものがあり顧客も多い。 羽村を無罪に導き事件を担当した黒岩の面目を潰した事で八神を気に入り、金次第で協力するようになる。 その後も「共礼会組員連続殺人事件」や「松金組拳銃強盗事件」の情報を提供して八神に協力していくが、黒岩に目を付けられ、黒岩との行動を余儀なくされてしまう。 その後、道端で気絶させられて銃を奪われその銃で新谷が殺害されてから、銃弾の施条痕の一致という証拠から新谷殺害の濡れ衣を着せられて逮捕されてしまう。 しかし終盤では泉田たち検事や他の仲間らの協力を得た八神により潔白が証明され、無罪を勝ち取ることができた。 桜庭(さくらば) 声 - 神室署組織犯罪対策課の刑事。 黒岩より一回り程も大柄な体格をした厳つい顔の巨漢で、常に彼に付き従っている。 劇中の早い段階から登場していたが、物語の最後に黒岩を追って先端創薬センターにやってきた八神達を待ち構え、遂に対峙することになる。 柴田(しばた) 神室署の刑事。 八神が警察に捕まる度に取調室で説教するが、時にはカツ丼を奢ったり武勇伝を聞かせたりと次第に八神と親密になっていき、最終的には娘の結婚式に八神を呼ぶまでの仲になる。 東京地検 [編集 ] 藤井 真冬(ふじい まふゆ) 声 - の美人検事。 幼少期に母親がひき逃げで重傷を負い、幼く満足に証言が出来ない真冬を森田が上手にエスコートして事件を解決した事がきっかけで法律の道を志し、地道な努力の末に司法試験を通過した。 育ちのいいお嬢様ながら、中学の同級生で幼馴染のさおりがいじめられていた時は間に入って彼女を助けるなど強い正義感を持つ。 さおりとは数年越しに大学の法学部で再会し、初恋の森田が結婚して落ち込んでいた事と男性に免疫がなかった事を心配した彼女から八神を紹介され、の関係となった。 その後、眼球くり抜き連続殺人事件を追う八神を終始サポートした。 森田 邦彦(もりた くにひこ) 声 - 東京地検の検事正。 実直な性格と合理的な考えの持ち主で、部下からは怖がられることも多いが、仕事以外では紳士的な態度で接し柔らかな表情も見せる。 かつて真冬の母親のひき逃げ事件を担当し、幼く証言が出来なかった真冬に代わって現場に足を運んで丁寧に情報を引き出して事件を解決に導いた事から、真冬にとって憧れの人物であった。 また、同じ法律の道を志した兄がいたが、を発症した母親の介護をするうちに心を病んでしまい、ついには母親の首を絞めて殺害してしまう事件を起こして自殺したという過去を持つ。 八神から人体実験が行われていたラボを見つけたとして連絡を受けていた真冬に同行したが、過去の経緯から既に一ノ瀬に抱き込まれており、彼の頼みでアドデック9を完成させるまではという形で人体実験の事実を握り潰し、自らも黙認してしまう。 その後、綾部が仕切っていた裏カジノの摘発の為に神室町に来ており、未だ葛藤しているためか、情報を知って乗り込んだ八神たちに自らの身の上話といった過去と一ノ瀬に抱き込まれた経緯を明かす。 途中で割って入って来た黒岩が八神を殺そうとした際は制止して黒岩を宥めた。 その後、真冬や泉田により検事正としての指揮から外された上に一ノ瀬と結託しているという不正を告白され、事件後はで警察に逮捕される。 泉田 圭吾(いずみだ けいご) 声 - 東京地検の検事。 プライドの高い自信家で、3年前の事件で八神に無罪を勝ち取られメンツを潰されたことで、八神に対して深い恨みを持っている。 久米殺しの裁判で再び八神と法廷で争う事になるが、羽村のアリバイを立証されるだけでなく自身の嘘と矛盾を見破られ二度目の敗北を喫する。 その後、八神に連敗した事で鬱憤を募らせていた。 しかし泉田自体は一ノ瀬やアドデック9の完成には一切絡んでおらず、物語終盤で犯罪を握りつぶした森田に失望したことや八神から真相を聞かされたことで八神達に手を貸すようになる。 その過程で全ての真相を明らかにする為に綾部の裁判において、一ノ瀬を法廷に出席させることを八神に約束した。 終盤では努力の結果、約束通り一ノ瀬を法廷に出席させることに成功し、その上で八神が一ノ瀬に真相を追及できるよう配慮した。 極道組織 [編集 ] 松金組 [編集 ] 龍が如くにも登場する関東最大の極道組織「東城会」の三次団体。 七福通り東に事務所を構える。 松金 貢(まつがね みつぐ) 声 - 東城会系松金組組長。 八神や海藤を息子同然に可愛がり、二人から尊敬されている。 特に八神は20年来の関係で、としての学費を支払ってあげるくらい可愛がっていた。 また駆け出しの八神に面倒を見てあげて欲しいと源田先生に頼んだのも彼であり、八神にとっては親父といえる存在の一人。 組の稼ぎ頭として立場が増す羽村の台頭を抑えることができず、現在は隠居同然の状況であり、また、羽村が辣腕を振るう裏に自身への深い忠誠心がある事も理解している為、八神が羽村と揉めた際も羽村を止めることができず消極的な発言を繰り返した。 その後、事件の黒幕があまりに得体のしれない強敵である事を察すると、八神や海藤を守るために手を引かせようと神室菊野屋で組員を差し向けるが八神達が勝利し、二人の覚悟を知り行く末を最後まで見届ける事にする。 その後、真相に近づくべく羽村を追い詰めた先でモグラと遭遇し、羽村だけに危ない橋を渡らせてしまった事への自責の念からモグラの凶弾から羽村を庇い、自身の不甲斐なさやこれまでの羽村に対する謝罪を述べて静かに息絶えた。 羽村 京平(はむら きょうへい) 声 - (通常版)、(新価格版) 松金組若頭。 52歳。 厭味たらしく自己中心的で粗暴な言動が多く、他人を蹴落とす事に長けた策略家でもある。 その狡猾さを武器に組での稼ぎ頭として台頭しており、組内では組長以上の発言力を持つなど立場が強い。 八神とは過去の因縁から関係は良好とは言い難く、また八神と海藤のことは組員の自分たちを差し置いて組長の松金から可愛がられる存在であることを腹立だしいと思っている。 反面、松金組長の事は心から尊敬しており、組を守るために何度も危ない橋を渡り、汚れ役や憎まれ役に徹してまでも組を守ろうとするなど、普段の横暴な態度からは想像できないほどの忠誠心の持ち主でもある。 共礼会組員連続殺人事件の容疑者として警察に逮捕され、後に八神が集めたアリバイと新谷の弁護により無罪を勝ち取るが、八神から共礼会組員殺しに関わっていることを見抜かれる。 釈放後も事件について調査していた八神に対してこれ以上詮索しないように暴力込みで脅迫し釘を刺すが、八神が尚も調査を続けた為に始末する事を決め、尾崎達を差し向けるも突如乱入してきた杉浦の手引きで八神を取り逃がしてしまう。 その後、自身と同じジャージを着用していた古参組員の栗林正一が共礼会に射殺されたことで身の危険を感じ、チャンピオン街にある賭場に潜伏するが後に八神達に居場所を突き止められ、以降は潜伏場所を転々としながら八神達と攻防を繰り広げる。 最終的には捕縛され、一ノ瀬からアドデック9の人体実験に用いるヤクザを攫ってほしいと多額の報酬で依頼されたことやモグラと組んでいたことを白状した。 直後、口封じとしてやってきたモグラから自身を庇った松金組長の死を看取る事となり、組長を死なせたモグラに一矢報いる形でモグラの正体が黒岩であることを明かし、その場から逃亡して松金組からも失踪する。 後に今までのケジメを付ける為に八神に一ノ瀬とのやりとりを示した証拠の録音データを渡し、更には法廷に出席して全てを証言した上で一ノ瀬を追い詰めた。 尾崎 浩二郎(おざき こうじろう) 声 - 松金組若頭補佐で羽村の忠実な側近。 力士と見まごうほどの巨漢で、羽村のボディーガード的な役目も担っており羽村の隣を常に陣取っている。 羽村の命令で事件を嗅ぎ回る八神を「喫茶アルプス」の裏路地で他の組員と共にリンチを仕掛けて襲うが、後に体勢を立て直した八神と改めて戦闘することになる。 その後羽村に付き従っていた賭場や、羽村を助けにいった本丸園でも八神と対決することになる。 組長が殺された際には羽村は失踪しているが、羽村からは尾崎にも何も聞かされていない模様。 そこで組長の敵討ちとして集まっていた松金組事務所でケンゴと共に八神と対決することになる。 劇中でも八神と戦闘をする機会が特に多く敵対していたが、終盤でラ・マンにて八神と黒岩が対峙した際は、東やケンゴ、松金組と共に八神と海藤の前に駆け付け、八神の様子を見に来た。 東 徹(ひがし とおる) 声 - 松金組若衆で海藤の元弟分。 普段は極道らしく振舞っているが、根元の部分は弟分や子供にも優しい人情家で、今現在も時折それを覗かせる。 海藤の破門後に羽村の引き立てにより組内でも頭角を現すようになり、羽村から事件を嗅ぎ回る八神の事務所を襲撃するよう命じられるが、海藤に部下を返り討ちにされて退き上げた。 その後、八神の調査で一年前の松金組強盗事件の一件で羽村に忠実になった真相が明かされ、自身も海藤から八神の過去を知らされた後は、八神達に対しては相変わらず無愛想にしつつも協力的になる。 松金組長のことは羽村や海藤と同様に慕っており、終盤で組長が殺された際には同時に羽村の監視が無くなったこともあってか、組長の敵討ちとして危険を顧みずまでして八神達に協力するようになる。 ケンゴ 声 - 松金組の若手の組員で羽村の取り巻きの一人。 チンピラと揉めていた八神を羽村から紹介された後、羽村が八神と揉めた事で羽村から射殺するよう命じられるも杉浦に邪魔されて八神を取り逃がした。 その後、共礼会の鉄砲玉に襲われるが、自身は標的でなかった事からその場から逃走した。 その後は賭場や本丸園に羽村を助けにくるなど忠実な部下として動く。 組長が殺された際は組長の敵討ちと組の立て直しのために自身が中心となる動きを見せる。 その後、松金組事務所にやってきた八神に敵討ちのためにモグラの正体を吐かせようと組員で八神と東に襲うが、返り討ちにされたと同時にモグラの正体を知らされ、説得されて敵討ちを渋々八神に任せることにした。 後にラ・マンで八神と黒岩が対峙した際には駆け付けるなど八神に協力的な態度を見せた。 通称である「ステッキ男」の名が示す通り様々な刀剣・火器などを仕込んだステッキを武器とする。 双子の兄がおり、幼少期から争い合うことでお互いを鍛えていった。 羽村の命令でテンダー前で八神を殺そうとするも失敗した。 その後も廃ビルの「ソレイユ」で海藤を助けに来た八神と幾度となく対峙するも敗れ去る。 シャルルの店員 声 - 松金組若衆で、兄貴分の東が組から経営を任されているなゲームセンター「シャルル」の店員。 本名は不明。 東を訪ねて店に来た八神、東のことを聞いて店に乗り込んできた八神と海藤、八神を捕まえられない制裁として事務所で羽村にと、三度も叩きのめされている。 田代(たしろ) 松金組組員。 金色の派手なジャージに夜でもサングラスを掛けるなど組一番のオシャレ好きで、その強烈なスタイルは組員達には好評らしいが、杉浦からは笑いものにされていた。 松金組の縄張りである「エメラルド・ヒルズ」のみかじめをめぐって他の東城会傘下の組織から狙われるも八神に助けられ、「ちゃんと借りは返す」として以後は戦闘中に八神を手助けするようになる。 関西共礼会 [編集 ] 関西から神室町に進出してきた極道組織。 構成員は1000人ほどと東城会よりも少ないが、梶平グループをバックとしている為に豊富な資金力を持っている。 会長である古葉は神室町には来ておらず、姿を見せることはない。 ここ何か月と東城会系の極道と抗争しており、構成員達が連続殺人事件の被害者になってからは抗争は激化している。 神室町では千両通りにある梶平系列のビル「KJアート」と公園前通りにあるキャバレー「本丸園」を拠点としている。 塩屋 聡(しおや さとし) 声 - 共礼会若頭。 共礼会の跡目を期待される武闘派の極道で、古葉会長の懐刀として神室町での指揮を任されており、物語の途中で関西から神室町に訪れる。 組員が連続で殺害された報復として、羽村の命を奪うために鉄砲玉を差し向けた。 しかし射殺されたのは羽村ではなく同じジャージを着用していた別の組員であり、失敗に終わる。 その直後の共礼会は東城会の仕返しを予測し、厳戒体勢となっていた。 その時に共礼会を調べていた八神と海藤を捕らえることに成功し、尋問しようと事務所へ連れていこうとするが、杉浦の介入により失敗し、抵抗する八神達と対峙することになる。 その後、梶平グループの会長の命令で八神に依頼を受けさせるために真冬をさらおうとして失敗するが、結果的に本丸園に八神を誘き寄せることに成功し、そこで先の喧嘩の決着をつけるために再び八神と戦う。 その後は本丸園で羽村を連れてきた八神に説得され、八神に協力して羽村を匿ってモグラの話を聞くことになる。 しかし話の途中で乗り込んできた松金組に本丸園を奇襲され、村瀬が殺害されるところを目の当たりにする。 怒りに震えて返り討ちに向かうが、重症を負う程の暴行を受けることになり、そこに現れた八神に後を任せるようにその場から去った。 その後の経緯は不明だが、どうやらその状態をモグラに狙われてしまったらしく、日出後に眼球をくり抜かれた死体となって発見された。 村瀬 晃(むらせ あきら) 声 - 本多新也 共礼会若頭補佐で、共礼会構成員である久米の兄貴分。 若頭の塩屋よりも先に神室町に来ており、拠点であるKJアートでは広い個室を構えている。 久米殺害の事件で証言を聞きにKJアートに乗り込んできた八神と対峙する。 しかしこの因縁と久米を殺害したのは羽村だと思い込んでいたことから、裁判では八神の邪魔をするかの如く、アリバイの証人であるセイヤの妹を誘拐し脅迫する事で彼の証言を封じて、強引に有罪にさせようとした。 その後、セイヤの妹を助けに乗り込んできた八神から別に犯人がいると伝えられたことと単身乗り込んで来た男気に敬意を払って二人を解放した。 その直後は共礼会が厳戒体勢となり、共礼会を調べていた八神と海藤のを見抜くことに成功し、二人は共礼会達に銃を向けて脅されてしまう。 その際、村瀬はドローン越しで二人に嫌味な笑顔を送って手を振った。 それからは長らく登場しなかったが、その次に登場した際は梶平の命令でこれまでの横暴さとは打って変わって八神に対して低姿勢となり、八神の他の仲間にも同様の態度で接するようになった。 しかし八神が本丸園に羽村を連れてきた際は、松金組が羽村を助けるために本丸園に襲撃を仕掛け、そこで村瀬は身体にダイナマイトを取り付けられてしまい爆死した。 久米 敏郎(くめ としろう) 共礼会の末端構成員。 34歳。 村瀬とクラブ「アムール」の前で羽村達と鉢合わせた事で彼らに捕まり、羽村達にクラブ内で暴行を加えられた後、アドデック9の人体実験の為に羽村から黒岩に引き渡され、生野からアドデック9を投与されるも副作用により死亡する。 後にゴミ捨て場で両目を抉り取られた状態で発見され、同構成員の真柴健吉、国村康夫に続く眼球くり抜き連続殺人事件の3人目の被害者となった。 先端創薬センター [編集 ] 厚生労働省管轄の研究施設兼医療施設。 母体は一ノ瀬の手掛けた医療システム産業開発機構という組織だが、その実態は厚生労働省の天下り先。 かつては巨費を投じながらも成果を挙げられず、税金の無駄遣いとしてその広大な敷地を有効活用すべく梶平グループによるセンター解体後の再開発計画さえ持ち上がっていた。 しかし、アルツハイマー型認知症の特効薬とされる新薬「アドデック9」の論文を公表してからは一転して、国家戦略の一端を担う施設として持て囃されている。 終盤でアドデック9による人体実験にまつわる生野たち研究員や一ノ瀬の不正が明らかになったことで解体となった。 木戸 隆介(きど りゅうすけ) 声 - 先端創薬センターの所長。 年齢は55歳以上。 認知症研究の権威であり、アドデック9の研究論文の筆頭著者として一躍時の人となったが、実はアドデック9の筆頭著者なのは表向きで、実際は生野の成果や論文を自身の手柄にしていただけである。 また、女癖が悪いという一面があり、ヤクザとも関係があるなど黒い噂も絶えない。 アドデック9の記者会見を開いた夜に、生野の口から3年前の和久光一の殺人事件や寺澤絵美殺害事件の真相を明かされ、責任逃れの為にアドデック9の件から降りようとしたが、生野から破滅を盾に脅された上でアドデック9を完成させる為の協力を強要させられた。 その後は一ノ瀬に助力を求め、一ノ瀬と共に生野の不正の隠蔽やアドデック9の人体実験に協力した。 その後、八神たちが仕掛けたさおりのハニートラップに引っ掛かり、彼らに脅されて自分が知る情報や事件の真相を白状した。 終盤では八神から証言台に立つという協力を求められ、一度は一ノ瀬の権力を恐れて拒んだものの、裁判が行われる数日前に生野からアドデック9の恐ろしい副作用を告白された事や八神が勝つ見込みを証明したことで証言台に立つ決意をし、裁判ではその場に居合わせた羽村京平と共に証言をして一ノ瀬を追い詰めた。 生野 洋司(しょうの ようじ) 声 - 先端創薬センターの主任研究員。 ぱっと見は大人しめな風貌で、対外的には善良な研究者だが、アドデック9の完成のためならばどんな犠牲も手段も厭わない、を秘めている本作の黒幕の一人。 実は、かつてアルツハイマー型認知症を発症した祖父母の看病をしていた母親を、祖父母の死後すぐに過労死で亡くしてしまったという過去を持つという。 アドデック9の効果を試したが為に患者の和久光一を実験体にして投与した結果、副作用で死なせてしまい、和久の死体を大久保新平が運転するトラックに隠すことで彼に罪を擦りつけようと考えたところ一度は八神により無罪となった為目論見が外れたものの、今度は大久保の仕業に見せかけて彼の恋人である寺澤絵美を殺害し、更にはアパートに放火することで完全に大久保に罪を被せることに成功した。 その後も木戸だけでなく一ノ瀬を協力者にし、一ノ瀬を使って羽村と黒岩に実験体にするヤクザを攫わせ、一ノ瀬が提供した実験ラボでアドデック9の人体実験を繰り返し、結果として「神室町眼球くり抜き殺人事件」を引き起こした。 終盤では八神により真実を明らかにされたことで黒岩に狙われ、殺されそうになったところを八神に救われるも、直後完成したと言い張るアドデック9を自らに投与し、結果は変わらないまま副作用により死亡するという因果応報な最期を遂げた。 寺澤 絵美(てらさわ えみ) 声 - 恋人だった大久保新平に殺害された とされる先端創薬センター附属病院の看護師。 26歳没。 大久保が和久光一の事件で裁判に掛けられた際は彼の無実を訴えると共にその後押しをすることで、八神が大久保を無罪にするきっかけを作ったが、裁判から2か月後に事件の黒幕である生野によって大久保を殺人鬼に仕立てるという目的で殺害された。 終盤で八神達が創薬センターへ訪れた際は、思念体となって八神の前に現れ大久保と弟の文也の事を任せた。 橋本(はしもと) 声 - 先端創薬センターの研究員で生野の部下の女性。 厳重なセキュリティで守られている研究棟に入るのに必要なゴールドカードを持っている。 生野のことを尊敬していながらも創薬センターを怪しむ八神に対しても協力的で、生野がいる研究棟へ八神達を案内すると共にアドデック9の詳細を教えた。 後に八神が再び創薬センターに訪れた際にも、生野がセンターにいる時間帯やセンターの構造を教えてくれる。 益子(ましこ) 声 - 大柄な体格をした先端創薬センターの守衛。 仕事では用いないという帯電した警棒のような武器を所持している。 一ノ瀬の影響もあってセンターにやってくる八神を懐疑的に思っており、彼の命で他の守衛達と共に襲い掛かる。 その翌朝も、センターの医療棟内で八神から逃げる生野に緊急で呼ばれ、対峙することになる。 物語終盤でもセンターに乗り込んだ八神たちに立ち塞がることになり、物語最後に戦う黒岩の直前に戦う敵となる。 端木 亨(はしき とおる) 半年前に神室町で殺害された先端創薬センターの副所長。 51歳没。 大手ゼネコンの梶平に金で抱き込まれ、スパイとして仕込まれた後はアドデック9の研究を潰す為に動いていたが、その行動は既に一ノ瀬に見抜かれていた。 最後は彼の命を受けたモグラに口封じの為に殺害され、その事件も神室町ではよくある酔っ払い同士の喧嘩として片付けられてしまう。 和久 光一(わく こういち) 先端創薬センターの入院患者で、三年前にセンターで起きた殺人事件の被害者。 66歳没。 アルツハイマー型認知症を患っており、暴言や暴力を振るうといった認知症特有の症状を起こしていた為に自身に殴られた大久保が腹を立てて殺害したとされたが、実際は生野が行ったアドデック9の実験体にされ、アドデック9を投与された後に副作用で死亡していたことが後に判明する。 ガールフレンド [編集 ] 早乙女 月乃(さおとめ つきの) 声 - 下着泥棒の依頼で知り合った女子大学生。 21歳。 双子の兄・陽介がいる。 天音 つむぎ(あまね つむぎ) 声 - 占い師の女性。 27歳。 美浜 さな(みはま さな) 声 - シンガーソングライター志望の少女。 19歳。 松岡 七海(まつおか ななみ) 声 - ストーカーに悩まされていたOL。 29歳。 敵対グループ [編集 ] 京浜同盟 [編集 ] 神室町に屯うチンピラ集団。 性質の悪さと誰構わず暴力を振るう無法振りからヤクザからも恐れられている。 一度は幹部全員が八神に返り討ちにされたが、それにより面子を潰されたと激怒して今度は銃の密売で儲けた金で八神に1千万もの賞金を掛け、街の住人たちを八神の標的にした上で本気で挑む。 その後、アジトを掴まれて銃の密売を八神に阻止された後は一度は逃げ出したものの、再び八神に因縁を付けて襲ってくる。 葛西 拳太(かさい けんた) 京浜同盟幹部で、「葛西派」を率いる四天王の一人。 サングラスにパンチパーマ、上下スウェットといかにもヤンキー然とした装いをしている。 諺を間違えたり意味や使い方を理解していないなど頭はあまりいいとは言えない。 キムが経営する焼肉屋の女店員を強引に勧誘しようとした所を八神に叩きのめされて逆恨みし、以降は他の幹部達を巻き込む形で彼を標的にする。 本田 錬司(ほんだ れんじ) 京浜同盟幹部で、「本田派」を率いる四天王の一人。 大柄で屈強な体格をした無類の喧嘩好きで、殴り合う事を生き甲斐としており、強い相手と戦う為に京浜同盟に参加した。 喧嘩は一対一の勝負を好んでおり、割り込もうとする相手には味方であろうと容赦なく鉄拳制裁を加える等の戦闘狂ともいえる性格だが、負けた場合は負け犬と称して大人しく引き下がるなど潔い一面も見せている。 葛西が目をつけていた八神に個人的に興味を抱き、戦いを挑む。 阪木葉 海人(さかきば かいと) 京浜同盟幹部で、「阪木葉派」を率いる四天王の一人。 食べることが好きなのんびり屋で肥満体型をしており、明らかに小さめのシャツを着て常に腹を露出している。 また、動物のように嗅覚には敏感であり、八神の匂いを覚えている。 食事を餌に葛西に唆されて八神の始末に赴く。 虎牙 松久(こが まつひさ) 声 - 京浜同盟幹部で、「虎牙派」を率いる四天王の一人だが、京浜同盟の主な資金源である武器密売組織「虎牙商会」の代表である事から、事実上の盟主でもある。 計算高く冷徹なインテリ然とした外観をしている。 他の四天王を倒した八神に対し、京浜同盟の名を脅かしかけていると危険視し、排除しようと動く。 変態三銃士 [編集 ] 神室町を騒がしている性犯罪者三人組の総称。 「変態」と称されている通りに三人それぞれが常軌を逸した嗜好を持ち、欲望の赴くままに犯行を重ねている。 また、犯罪者ではあるが、彼等を尊敬している者も存在する。 月乃に魔手を伸ばすが、陽介からの依頼を受けた八神によって全員逮捕された。 パンティ教授 声 - いとう緑茶 変態三銃士の一人で、手鏡を用いて女性のパンティばかりを狙う。 中道通りを縄張りとし、白衣を纏った姿とパンティに対する異常な執着心から「教授」と称されるが、同類のお尻マイスターからは「変態のアマチュアに過ぎない」と凡人扱いされている。 月乃が好むデザインのパンティを利用した八神のトラップに引っかかり、抵抗するも叩きのめされた。 その後は八神に対して負け惜しみを吐きながら警察に逮捕された。 戦闘ではスピードタイプの渋澤に似た格闘スタイルで戦う。 お尻マイスター 声 - 山崎興啓 変態三銃士の一人で、女性の臀部のみに対して異様な執着心を持つ。 七福通りを縄張りとし、ランニングシャツにスパッツといった風貌をしている元陸上競技の国体選手で、触れた女性の臀部を分析して一方的に向いている競技をアドバイスするという独特な嗜癖を持つ。 八神のおとり作戦に引っかかるが、その際、陽介を「自身のアドバイスに従った月乃」と勘違いして臀部を撫でまわしてしまう。 逃走劇の果てに叩きのめされてなお食い下がるものの、先ほど痴漢行為を働いた相手が男であることを告げられ戦意を喪失。 警察に逮捕された。 戦闘では久瀬大作に似た格闘スタイルで戦う。 デバガメ判事 声 - 変態三銃士の一人で、ホテル街にて性行為を盗撮していた。 ホテル街を縄張りとし、盗撮した内容がギルティ(有罪)かどうかを自己基準で審理した挙句、インターネット上にアップロードする行為を繰り返していた。 外見は法服に暗視スコープを装着した白人男性で、壁面をゴキブリのように這いまわる超人的な身体能力を持つ。 陽介から「月乃の行為を盗撮していた」と依頼を受けた八神により追い詰められ、逮捕される。 戦闘では堂島大吾に似た格闘スタイルで戦う。 78歳。 高齢を感じさせない筋骨隆々の肉体と規格外のの持ち主で、その堂々たる肉体に仮面のみを身につけ、女性に自身のを見せつけてのごとき精神的衝撃を与える。 男性と対峙した際には逸物を見せじと股間に大きな葉を貼り付けるが、剥き出しのそれを偶然目撃した男性からは尊崇の念を抱かれている。 月乃の前に突然姿を表し局部を見せつけて立ち去るが、陽介の情報提供を得た八神の尾行・追跡の果てに打倒され、取り押さえられる。 その際に未だ童貞であること、そんな己の愚息をどうにか開放したいが故の犯行である事を告白し、満たされたかのごとき笑みを浮かべて逮捕されていった。 戦闘ではブルース海老沼に似た格闘スタイルで戦う。 かなりのギャンブル(中でも競馬)好きで、家賃を滞納し続けて借金を抱えた身でありながら賭博に没頭していた。 羽村からの取り立ての依頼を受けた八神から、ノミ屋に金を明け渡す瞬間の映像を抑えられて逃亡を図り、更には追い詰められて抵抗する往生際の悪さを見せるが敗北して金を徴収され、八神を訴えようと怒鳴りつけるが、彼から弁護士バッジを見せつけられて黙り込んでしまう。 終盤で再登場し、連絡を取っていた真冬に刑事だった時に担当していた森田の兄の事件の捜査資料を渡した。 セイヤ 声 - ホストクラブ「スターダスト」で働くホスト。 容姿端麗でスターダストでも人気のホストだが、複数の女性とのデートの約束をすっぽかしたり、結婚詐欺のようなやり方をしていた事から消費者センターへの相談が後を絶たなかった等女性に対して軽薄な印象を見せる。 久米が殺害された当時、容疑者にされた羽村がアリバイ作りの為に入店したサウナの近くで殴られた事により、裁判では彼のアリバイ証人になる。 その後、裁判当日に久米の兄貴分である村瀬に妹を人質に取られ脅迫を受けて証言を撤回しようとするが、八神が妹を救出したことで予定通り羽村のアリバイを立証し彼を無罪に導いた。 赤鼻(あかはな) 赤らんだ鼻から「赤鼻」と呼ばれる元前科者のホームレス。 本名は不明。 一年前に羽村の手引きで松金組の事務所に押し入り金庫に保管されていた1億円を強奪した犯人で、本来なら分け前の1千万円を受け取り高飛びするはずだったが、取り引きの現場を偶然にも東に目撃された事で口封じの為に射殺され、死体は下水道に沈められてしまう。 死体はホームレス仲間によって発見されたものの警察を嫌って届けは出されずにいたが、それでもホームレス仲間達がせめてもの供養として事件の真相を突き止めるために行動を起こすなど、彼らからは仲間意識を持たれていたようである。 ミカ 声 - クラブ「クイーンルージュ」に努めるキャバ嬢。 半年前にキャバ嬢になったばかりでミスも多く、今現在もうまく接客できないでいたが、さおりのフォローに助けられたことで彼女と仲良くなる。 その後、新人に成り立ての頃に端木と生野の接客をしていたことからさおりに頼まれて八神にその時の詳細を話した。 ハングマン 龍が如くにも登場する正体不明の狂人。 廃墟となったラブホテル「ムッシュ・リー」に幽閉されており、龍が如くの人物と同一人物かは不明だが、彼と同様にSMチックな衣装に身を包み意思疎通は不可能である。 ムッシュ・リーに乗り込んできた八神と杉浦の前に立ちはだかる。 テンダーのマスター 声 - 後藤光祐 バー「テンダー」のマスター。 かつて八神が15歳の時に年齢を偽ってこの店でバイトをしており、彼とは弁護士になる前からの付き合いだった。 この縁もあって八神への調査依頼の案件を積極的に提供してくれる。 マリ姉 声 - 本居真優 テンダーの常連客。 を持つほど高収入であるが、これまで誰も職業を当てることができず、業を煮やしたマスターや他の常連客が八神に調査を依頼した。 その後、八神の調査によって職業は裏カジノ「ラ・マン」を主な稼ぎ場とするギャンブラーであることが判明した。 諸星 五郎(もろぼし ごろう) 下水道に住む医者。 有名医大の出身だったが、権力争いに負けて以降、紆余曲折を経てホームレスの面倒を見る医者となった。 ホームレスの近藤を八神が助けたことで彼と顔見知りとなり、以降は八神の治療や医療キットの販売を行う。 キム・ウォンスン 焼肉屋「牛遊宴」の店主。 京浜同盟に襲われていた所を八神に助けられるが、この一件が原因で京浜同盟に目をつけられることになり、京浜同盟が街中で暴れているというメッセージを八神に送って助けを求める。 その後、八神に賞金が掛けられた際も詳細な情報を伝えてサポートした。 また、八神による店舗経営のアドバイスを受けたことで店が繁盛してからは恩返しとして格安で食事を提供してくれるようになる。 イヤマ 廃墟となっているコミュニティビル「竜宮城」で薬屋を営む老人。 仲間内からは「竜宮城の仙人」と呼ばれ、様々な効力を持つ「仙薬」という怪しげな薬を開発している。 公園前で倒れていたところを八神に助けられたことで彼と顔見知りとなり、竜宮城の鍵を渡した後、仙薬の効果と作り方を教える。 冨岡 理恵(とみおか りえ) 八神探偵事務所が入居しているビルの管理人。 八神に猫探しを依頼したのが縁で、八神に格安で部屋を貸している。 持ち物件で居酒屋を出店しようと八神に料理の味見を頼んだことでより親しくなり、以降は事務所の冷蔵庫に料理を差し入れてくれるようになる。 田名後 堅二(たなご けんじ) 「殴ってみろ屋」を名乗る青年。 自身の師匠である先代に憧れて殴ってみろ屋を始め、先代から見て学んだ類稀なる回避能力を持つ。 挑戦者を募集していたところを挑んできた八神に攻撃を当てられ、初の敗北を味わう。 これまで無敗だった事で慢心していたことを恥じ、更なる修行を積んで再戦するも敗北した。 その際に八神から「回避だけでなく、殴る方の経験も必要」とアドバイスを受け、その後は戦闘中に八神を手助けするようになる。 ライアン・アコスタ 声 - 武田直人 忍装束を着たアメリカ人。 忍者学校で忍術を学んだ忍者と称しているが、忍者を誤解しているような素振りも見せる。 特異な装いから街で噂になっているが「横断歩道で立ち往生した老人を助けた」として評判は良い。 ビルに張り付いていたところを八神に見つかった事で、彼を忍者であると思い込み、一方的に対抗意識を燃やし、ダーツや体術(喧嘩)で勝負を挑んでくるも、いずれも敗北する。 最終的に八神に対して弟子入りを志願し、その後は戦闘中に八神を手助けするようになる。 須崎 亮(すざき りょう) 松金組の刺客であるステッキ男の双子の兄で、自由人を自称する。 服装も外見もステッキ男に瓜二つだが、弟とは異なりカタギであり、本人曰く「弟が俺に憧れて真似をしている」とのことである。 また、幼少期から争い合うことでお互いを鍛えていったが、常に弟に勝利してきたという実力を持つという。 酒豪でもあり、チャンピオン街にあるオカマバー「亜天使」に居着き、客に飲み勝負を挑んでは勝利し酒を奢らせていた。 八神に飲み勝負を挑むも尽く敗北し、好敵手と認めてからは戦闘中に八神を手助けするようになる。 朝香 隆(あさか たかし) 神室町のコンビニ店員だが、実は神室町で発生した爆弾騒動事件の犯人である。 34歳。 かつて警備会社に勤めていた際に自分が考案した警備体制が採用されなかったことに恨みをもち、会社を辞職して今回の事件を起こした。 「神室町はセキュリティがなっていない」と評し、自身の正しさを証明するために神室町に爆弾を仕掛けるも八神に阻止される。 八神達に追い詰められると自身に取り付けた爆弾を起動させるも九十九に阻止され、抵抗するも取り押さえられた。 新里 まどか(しんざと まどか) 天下一通りにある「あっぷるぱい」で働く女子大生。 胸元が開いたメイドのコスチュームを着ている。 男性が苦手で口下手な為、客から「日本語が話せない外国人」と間違えられたこともあり、セクキャバで働いてるにも関わらず、体を触られることに躊躇いがあり、嫌がる素振りを見せるため、客から不評を買い、客からの指名があまりない。 実家の親が倒れてしまい、仕送りが出来なくなってしまった為、将来の返済に困らないために奨学金も利用せず、短期間で稼げると言う事でバイトを始めた。 初めて訪れて指名した際、評判が思わしくないため、店員や他のバイトの子達に不思議られたが、打ち解けられた様子を見て驚かれた。 「ピュアで良い子」「優しく接してあげてね」と、他のバイトの子達からは好印象を持たれている。 早乙女陽介の高校時代の先輩でもあり、巨乳で人気があったため、「ぱいせん」と言うあだ名で呼ばれていた。 陽介自身、高校時代に同じ部活と言うこともあり世話になったことも多く、何とか稼がせてあげたいと、まどかが嫌がることのない客を見つけてはこっそりと紹介していたが、まどか自身は陽介が客を紹介したり、キャッチの仕事をしていることは知らない。 目標を達成しバイトを辞めたあともヘルプ等で、時々、店に出ている。 京浜同盟に賞金を掛けられた際には、他のバイトの子達と共に手助けに来た。 出口 英明(でぐち ひであき) No. 1ホストを目指している青年。 釜口 一文(かまぐち かずふみ) 金融会社「ゼニガメ金融」で働いている借金取り。 京浜同盟に襲われていたところを八神に助けられ、彼が探偵だと知ると腕っ節も見込んだ上で貸した金を返さない本田と葛西を捕まえてくるよう依頼する。 また、八神が京浜同盟に賞金を掛けられた際には、手助けの為に駆け付ける。 平沼 昇(ひらぬま のぼる) フリーの雑誌記者。 スキャンダルで騒がれている芸人の日向公太郎の事を調べていた時に日向の依頼で調査に動く八神と出会い、いいネタを掴んだら自分に教えることを条件に日向のスキャンダルの原因になっている蜂谷明日香の情報と自身の連絡先を教えたが、八神がネタを一通り掴んだ後は彼からネタを提供され、記事にした。 その後、八神に芸人の日暮コタツやアーティストのブラム・シルヴァーニア3世、幻の鳥である白いカラスや政治家の三木源五郎など様々なネタの写真撮影を依頼する。 その他の登場人物 [編集 ] 服部 耕(はっとり こう) 声 - フリーライター。 ゴシップ記事を書くなど性格は陰険かつ粘着質だが、一方では興味がわいた事はとことん取材する主義で、アドデック9やアルツハイマー型認知症について専門的な解説が出来る程に情報を集める取材力は一流である。 過去に大久保の一件で八神を取材し、「インチキ弁護士」と批判するような記事を書き立てて以来、彼から嫌悪感を抱かれており、羽村の裁判を傍聴した際には、閉廷後の帰り際に八神に嫌味な発言を残したり、裁判の後、人気弁護士となった新谷を取材しようとした際に八神を貶めるような嫌がらせをするなどしていた。 後にどういうわけか梶平会長の使いであることがわかり、共礼会が真冬をさらおうとする原因になるなどとにかく八神からの印象は悪い人物である。 しかし八神が梶平から調査依頼を受けると自らも一連の事件の真相を知るという目的の一致から、八神に対して自身が調べ上げた創薬センターやアドデック9の情報を提供した他、後にも木戸の女癖の悪さなどの情報を提供し、自身のずる賢さを生かして女を使って木戸を誑し込むようアドバイスするなど協力したこともあった。 終盤にてラ・マンで八神と黒岩が対峙した際には遠目で八神と顔を合わせた。 その後、創薬センターを巡って起きた一連の事件の真相をすべて週刊誌で記事にした。 大久保 新平(おおくぼ しんぺい) 声 - かつての依頼人。 リネン業者として働いていた三年前に、出入りしていた勤務先の創薬センターで和久光一の遺体を発見し、かつて恋人を殴ったことがある前科者であったことから警察に通報せず、処理に困って咄嗟に遺体を奥多摩山中に埋めたが、発覚して被告人となったところを八神の弁護で無罪を勝ち取り、自由の身になる。 しかし、保釈された直後に恋人の寺澤絵美殺害とその自宅放火の容疑で逮捕され、現在は死刑判決を受けて収監中となっており、今も最初の事件と2度目の事件のどちらも一貫して無罪を主張していたが、終盤で八神により事件の真相が明らかとなった為に無罪が証明された上で死刑を免れて釈放が決まり、更には事件の見直しも決定したことで再審を控える。 その後、面会に訪れた絵美の弟である文也と対面を果たし、最後は去り際の八神に感謝しながら頭を下げた。 一ノ瀬 薫(いちのせ かおる) 声 - の事務次官。 創薬センターの設立者で、その母体の医療システム産業開発機構を創設する事で厚生労働省の天下り先を生み出した手柄で現在の地位に上り詰めた。 現在は国家戦略にまでなったアドデック9の為に政府側の根回しや予算の確保に尽力し、その過程で生野の悪事を木戸から知らされるとアドデック9の利権の為に彼らの悪事に加担するようになり、アドデック9を完成させる為に生野に実験ラボを与え、羽村と黒岩には実験体にするヤクザを攫わせ、木戸や森田とは結託して事件を隠蔽し続けた。 終盤では泉田により法廷に出席する事になり、そこで羽村や木戸の協力を得た八神によって真相を暴露され、自身の悪事が明るみに出てしまう。 石松(いしまつ) 声 - 一ノ瀬の部下。 小柄で作ったような笑みが特徴の中年男性で、常に手袋をしている。 一ノ瀬と共に生野たちの悪事や不正を一通り把握した上でアドデック9の完成の為の手助けを担っており、一ノ瀬の命令で窓口として羽村に接触し、多額の報酬と引き換えに羽村に人体実験にするヤクザを攫うよう依頼した。 また、生野がアドデック9の人体実験を行っている実験ラボの管理も担当していたが、後に木戸から情報を得た八神たちに知られてしまい、更には八神の尾行に気付かずに居場所を突き止められるといった失態を犯す。 その後、一ノ瀬が法廷に出席する事になった為に自身は席で傍聴し、そこで八神たちに追い詰められる様子を見たことで今までの悪事が明るみに出てしまう事を悟り、一ノ瀬の指示もあって口封じとして黒岩の殺害を刺客に依頼するが、内容を聞いていた海藤によってその場で取り押さえられ、更には駆け付けた警官たちに身柄を引き渡された。 梶平 茂(かじひら しげる) 声 - 1万人もの社員を抱える関西の大手「梶平グループ」会長。 高齢のために常に車椅子を使用している。 共礼会の若頭である塩屋にも指図をしており、立場は実質塩屋よりも上。 役立たずの汚名を着せられた創薬センターを潰して、その敷地全体の再開発を目論んでおり、周辺の土地買収や開発の下準備に1000億円もの金をつぎ込んでいたが、センターがアドデック9で息を吹き返した事で、再開発計画が立ち消えになって大損をする羽目になる危機に陥る。 何とか損を取り返し再開発計画を実行するためにアドデック9の完成を防ごうと動き、まずはセンターの裏側を調べようとして殺された端木の死の真相を暴こうとしていた。 そこで共礼会に命令して真冬をさらってこのことを依頼しようとするが、真冬をさらおうとした動機を聞き出すために本丸園に訪れた八神達に共礼会のメンバーが全員倒されたところを見て八神探偵事務所の力量を知り、共礼会がそちらに手を出さないと約束すると同時に、端木の死についての情報を与え、八神に調べるよう依頼した。 その後八神の活躍で端木の死の真相が判明したので、神室菊野屋で八神と海藤を呼び2人にお礼を言うと同時に伝を使って調べた大久保新平の死刑執行についての情報を与えた。 アドデック9関連の事件が公になったことで念願の創薬センター解体にまで漕ぎ着けたが、自身も大臣との癒着といった裏で行っていた悪事が明るみになり、最後は動き出した警察に逮捕された模様。 足立 隼人(あだち はやと) 不動産会社「足立エステート」の社長で、海藤の旧友。 海藤とは学生時代にコンビを組んでいたが、内心では海藤を疎ましく思っている。 また、前述の不動産業の裏では脅迫紛いの行為を行って土地を強奪するなどして悪事を重ねている。 海藤と再会し、事業隠蔽の「用心棒」として利用するが、八神に悪巧みを盗聴された挙句海藤が自身の悪評の真意を確かめるために近づいてきた事を聞かされ、本性を現して二人を始末しようとするも返り討ちにされる。 その後、あまりの見苦しさに失望した海藤に決別され、項垂れながら去っていった。 及川 舜英(おいかわ しゅんえい) 源田事務所に所属していた源田の元弟子の弁護士。 優れた才能から源田からも期待されていたが、慇懃無礼かつ慢心と欲にまみれた性格と裁判に勝つ為なら証拠品の捏造などといった悪事を平気で行う卑劣さから源田に破門を言い渡され、それでも反省や更生などもせず自身を追い出した源田を逆恨みしている。 大滝夫妻の離婚裁判の件で源田と争うことになり、妻側の浮気を立証して源田を敗訴確定の状況に追い詰めるが、大滝夫妻が一人娘の花梨の行動をきっかけに離婚を考え直し始めた事で裁判自体が取り下げられそうになると焦り、なおも和解を阻止しようとゴネるも、その矢先に捏造をしていた証拠を八神に突きつけられ、最後は捨て台詞を吐いて逃げ出した。 岡林 祐介(おかばやし ゆうすけ) 正義のヒーロー「キャプテン・ポリス」に憧れる少年。 ヒーロー好きで、変身セットを肌身離さず持ち歩いている。 父親が悪徳金融会社「屋久丸ローン」で借金をし、そのカタとして拉致されたところを海藤に助けられ、彼をキャプテンポリスだと思い込んで懐くようになる。 その後、後ろ盾である父親が当選した宝くじを所持している事を嗅ぎつけた屋久丸ローンの後ろ盾である牛又組に拉致されるが、八神達に助けられた。 早乙女 陽介(さおとめ ようすけ) 月乃の双子の兄で、面立ち・背格好ともに月乃によく似た中性的な青年。 言動はやや軽薄だが、変態の被害に遭った妹の身を案じて八神に依頼を持ち込むなど妹思いの性格をしている。 専門学生のかたわら「あっぷるパイ」で呼び込みのアルバイトをしており、依頼の報酬もその給料で捻出している。 竜禅寺 大地(りゅうぜんじ だいち) 声 - いとう緑茶 茨城の名家「竜禅寺グループ」の御曹司で、月乃の許嫁。 幸川という執事を側に使わしている。 イギリスへ留学した影響で英国被れな性格だが、月乃への愛情は本物で、自身を倒した八神に報復すべく独断で部下達をけしかけようとした幸川を咎めるなど、紳士としての矜持も持ち合わせている。 月乃に再会するも、月乃に「結婚の返事を待って欲しい」と言われ、その原因を八神にあると思い込み、一方的に敵視する。 月乃を巡って八神に決闘を申し込むも敗北し、月乃から結婚の返事を受け入れられないのは自身の夢を叶えるためと聞かされ、月乃の夢を応援すると同時に「もし君の宣言が口先だけのものだと判明したら今度こそ迎えに行く」と言って去って行った。 人気に胡座をかいた傲慢な性格だが、アーティストとしてのプロ意識は高い。 週刊誌に昔行っていた非行を報道されてしまい、押しかける報道陣によってライブに支障がでる事を懸念したマネージャーの葉山の考案で八神が影武者に扮して、囮になる。 その後、無事に記者達を欺け、ライブも成功したものの、影武者に扮していた八神が記者達に、過去の償いとして社会奉仕活動を行う事を宣言してしまい、自身は嫌がるも、葉山から窘められた事で、(八神の)宣言した通り社会奉仕活動の一環で神室町の清掃を行う事となった。 ワン とある中国系マフィアの構成員。 組織の総統が生前溺愛していた猫の「ツァンシィ」を巡って八神に「組織の乗っ取りを目論む幹部より先にツァンシィを捕まえて欲しい」依頼した。 その後、依頼を完遂した八神からツァンシィの首輪に総統の隠れ家の場所が刻まれていた事を知り、亡き総統に代わってツァンシィを守り抜く事を決意した。 三木 源五郎(みき げんごろう) 元プロレスラーの政治家。 強面な見た目と、短気で傲慢な性格をしている。 賄賂を貰うために取引相手の社長を呼び出したが、賄賂を持ってこなかったことに激怒し暴行している現場の写真を八神に撮られ、口封じとして襲い掛かるも返り討ちにされた。 その後、失脚を恐れて八神をスカウトしようとしたが、その往生際の悪さから断られた。 片桐 匠(かたぎり たくみ) 推理小説家。 名前だけで作品を碌に見ようとしない出版業界に失望しており、自身の作家人生を賭けた新作小説の発表会を開催した。 「あおぞら出版」の川田からの依頼を受けた八神に自身の考案した暗号を推理されたことと、川田に新作の真意を見抜いたことであおぞら出版の専属作家に就任した。 その後はシェラックに通い、八神が解決したサイドケースから新作を考える様になる。 日暮 コタツ(ひぐれ コタツ) 芸人。 友人である芸人の日向公太郎が自分よりも人気が出始めた事に嫉妬し、彼女である蜂谷明日香を使って日向にを仕掛け、それを未成年とのスキャンダルとして世間を騒がせることで日向を陥れたが、後に日向の依頼を受けた八神に真相を暴露するところを録音されてしまい、更には明日香と一緒にいる現場を写真に撮られてしまう。 その後、逆上して八神を襲うも返り討ちに遭い、明日香からもあっさり裏切られ、八神を通じて雑誌記者の平沼昇に真相を記事にされた上に無期限の活動休止に追い込まれた。 その後はキャッチの仕事をしていることが平沼の口から明かされた。 蒲生 達也(がもう たつや) 殺人罪でに収容されている囚人。 44歳。 「ハンバーガーが食べたくなった」という理由で脱獄し、脱走犯として指名手配され、逃げ込んだ先の神室町で報奨金目当てで近づいてくるチンピラを返り討ちにしていたが、後に八神に発見される。 その後、対決の末に敗北するも、八神との戦闘を「おもろい喧嘩ができた」と満足しながら逮捕された。 クロウ 神室町を騒がせている窃盗団のリーダー的存在。 結成当初は悪人から窃盗を行う義賊として闇サイトで仲間を募ったものの行動を起こせずにいたが、ジェスターこと杉浦が加入してからは彼の頭脳と行動力に引っ張られる形で義賊として名を上げていくようになった。 しかし、次第に欲に目がくらみ金で悪事を請け負うことになり、それが杉浦が窃盗団を抜けるきっかけとなった。 狂言強盗の依頼がきたことで杉浦を利用しようと八神に捜索依頼をするが、八神に窃盗団の現状を見抜かれて戦うも敗北する。 その後、八神に諭されて窃盗団の解散を宣言するが、杉浦への仲間意識がまだあったのか彼を心配する素振りを見せ、八神に「一人で無理すんじゃねぇぞ」と伝言を頼んだ。 西村(にしむら) 広島県尾道のマスコットキャラクター「小野ミチオ(おの ミチオ)」の中の人のアルバイトを務める男性。 神室町にて「小野ミチオと行く尾道ツアー」のPRのために訪れたが、認知度の低さからキワモノ扱いされた上に言葉遣いの悪さが際立ったことでプロデューサーの広中に注意されたため、不満が爆発して不貞腐れた。 その後、広中に「辞めさせてもらいます。 着ぐるみは道に置いといた」というメールを送り、しばらく公園前通りにあるゲームセンター「シャルル」で遊んでいたが、後に道に置いといた着ぐるみをコンビニ強盗に利用されていた事に気付かないまま事態に遭遇し、そこで事柄を知った上で容疑者にされる。 その後は小野ミチオの白いズボンと長靴を履いていたために当初は強盗犯の疑いが掛けられたが、八神の捜査によりシャルル内にいた別の男が自供したことで潔白が証明され、最終的には一度も自身の事を疑わずに信じてくれた広中の行動や言動に心を打たれたことで再度小野ミチオのバイトを続けることを決意した。 広中(ひろなか) 龍が如くにも登場する、小野ミチオのプロデューサー。 「小野ミチオと行く尾道ツアー」のPRのために神室町を訪れ、劇場前広場にてイベントを開催していたが、まるでやる気のないバイトの西村の態度と言動を注意したところを不貞腐れたことで困惑した。 その後、西村からバイトを辞めるというメールを貰って着ぐるみを探していたところで着ぐるみを利用されたコンビニ強盗事件に遭遇し、コンビニ店員と共に犯人を追いかけたが、そこで偶然通りかかった八神に公園前通りにあるゲームセンター「シャルル」に入っていたと聞き、店内で着ぐるみを発見した。 その後は店内に偶然居た西村とも遭遇し、コンビニ店員に犯人の疑いを掛けられた西村の無実を信じて庇ったが、そこで探偵だと知った八神に事件の捜査を依頼した。 事件解決後は、西村に「最後まで信じたのは君の誠実さを見抜いていたから」と明かした上で一層精進するよう彼を励まし、最後は全てを聞き入れた西村からバイト継続の意志を伝えられて歓喜した。 亜門 新(あもん しん) 全てのサイドケースをクリアすると決闘を挑んでくる、龍が如くにも登場する亜門一族の一員。 砕けた口調でような語りかけをしたり、法律上の理由等を挙げて決闘に応じようとしない八神に困惑するなど、他の亜門一族に比べて茶目っ気があり、やや抜けた一面を見せる。 決闘の際には八神にしがみついてを奪い取る事でポーズメニューを開かせなくしてしまう。 敗北後は半強制的に八神に決闘を挑んだ理由を明かし、ひとまずは八神が街で一番強いと認めるが、それでも「俺は必ず帰ってくるぞ」と次なるリベンジの旨を伝えて去って行った。 劇中の主な用語 [編集 ] モグラ 神室町で起きた眼球くり抜き連続殺人事件の犯人の通称。 「地下に潜る」ことが由来となっている。 八神が名づけ、それが神室町の住人にも広まった。 アドデック9 先端創薬開発センターが開発している不治の病であった認知症の特効薬として全世界に期待される薬。 名称は先端創薬開発センター(Advanced Drug Development Center)のイニシャルである「アドデック」で開発された9番目の薬ということから来ている。 ハト 八神や海藤が操作するドローンのコードネーム。 八神役である木村拓哉が提案した。 楽曲 [編集 ]• 原案・監督:• プロデューサー:細川一毅• 脚本:古田剛志 受賞 [編集 ]• 2018 - フューチャー部門 受賞• 日本ゲーム大賞2019 - 優秀賞 受賞 脚注 [編集 ] [] 注釈 [編集 ]• ファミ通. com 2018年9月10日. 2018年9月11日閲覧。 ファミ通. com 2019年5月21日. 2019年5月22日閲覧。 セガゲームス 2019年3月13日. 2019年3月13日閲覧。 プレイステーションオフィシャルサイト. Sony Computer Entertainment Inc.. 2018年10月25日閲覧。 2018年12月9日. 2018年12月18日閲覧。 ファミ通. com 2018年9月11日. 2018年9月11日閲覧。 電撃オンライン 2018年9月17日. 2018年9月17日閲覧。 [YouTube『セガなま 〜セガゲームクリエイター名越稔洋の生でカンパイ〜』放送回の40:15頃(「名越に生で訊け! 」)参照]• PlayStation. Blog 2019年3月7日. 2019年3月9日閲覧。 ファミ通. com 2019年3月23日. 2019年3月23日閲覧。 ファミ通. com 2019年4月17日. 2019年4月17日閲覧。 4Gamer. net 2018年10月20日. 2018年10月28日閲覧。 Gamer 2018年12月12日. 2018年12月12日閲覧。 IGN JAPAN 2018年9月22日. 2018年10月28日閲覧。 2018年12月20日閲覧。 龍が如く. com 2018年9月25日. 2018年10月30日閲覧。 龍が如く. com 2018年10月29日. 2018年10月30日閲覧。 電撃オンライン 2018年11月19日. 2018年12月17日閲覧。 J-CASTトレンド 2018年12月13日. 2019年3月27日閲覧。 龍が如く. com 2018年10月9日. 2018年10月22日閲覧。 龍が如く. com 2018年10月23日. 2018年10月24日閲覧。 龍が如く. com 2018年11月22日. 2018年12月12日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 2019年1月24日閲覧。 ファミ通. com 2018年9月20日. 2018年10月7日閲覧。 収録バージョンは『』に収録にされた独自仕様バージョンである。 2018年12月5日. 2019年1月24日閲覧。 英語版ではtakと呼ばれている。 2019年6月13日閲覧。 2019年1月25日閲覧。 YouTube 2018年9月19日. 2018年9月19日閲覧。 ファミ通. com 2018年9月23日. 2018年9月24日閲覧。 ファミ通. com 2019年9月12日. 2018年9月12日閲覧。 関連項目 [編集 ]• 外部リンク [編集 ]•

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