ご参考いただけますと幸いです。 ご参照くださいの意味や「参考」との違い、ビジネスでの使い方と例文集

ご参照くださいの意味や「参考」との違い、ビジネスでの使い方と例文集

ご参考いただけますと幸いです

こんにちは。 2つとも誤りです。 「ご参考になりましたら幸いです」(#2様のご回答) あるいは、 「ご参考になさってください」(柔らかい命令) が適切です。 "ご参考になされましたら幸いです。 理屈云々ではなく、型として誤りであると考えてください。 私の個人的見解では、この表現は押し付けがましく、くどい語感があるように思います。 」 となります。 つまり、文法的には合っています。 ) "ご参考になられましたら幸いです。 」 となります。 それでは変ですよね? 以上、ご参考になりましたら。 このように言った場合、本に対して尊敬語を使うことになってしまいます。 つまりこれは、明らかに間違った敬語表現です。 ただしこのような場合、日本語では本を主語にして次のように言うのが一般的です。 「参考」は敬意を表すべき相手にとっての参考ですから、接頭語「ご」を付けて「ご参考」とします。 ちなみに下記外務省のページにも次のような文が書かれていますので、ご覧になってみてください。 「ご参考になさってください」という文は正しい敬語の使い方をしているでしょうか。 日本の方から次のような添削意見をいただきました。 皆様はどうお考えでしょうか。 「なさる」は尊敬語です。 両方を同時に使うのは良くないと思います。 また、尊敬の表現として「ご~になる」という使い方があるようです。 ですので、「参考にして下さい」。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。 A ベストアンサー あなたの質問文の日本語の素晴らしさに敬服いたします。 当方、敬語については一応の専門家です(研究者ではありませんが)。 「ご参考になさってください」は正しい敬語ではありません。 その理由を以下に詳しく説明します。 難しくて理解できない部分があれば回答に補足を付けてください。 追ってその部分を解説します。 「ご参考になさってください」の元の形は、 「参考にする」の連用形「参考にして」 +物を与えるの意味を持つ動詞「くれる」の命令形「くれ」 =「参考にしてくれ」です。 これを敬語にする際、 1 「参考にして」までの全体をひとつの動詞と捉えるか 2 名詞「参考」助詞「に」動詞「して」と分けて捉えるか によって、答えは異なってきます。 いずれにせよ、動詞を2つ連続して用いた形になっています。 本来は 2 で考えていくべきですが、 1 の考え方も近年は正しいとされることが多いので、 ここでは両方の考え方をそれぞれ説明します。 1 動詞「参考にして」+動詞「くれ」と捉える場合 まず基本となるのは、動詞が連続する文において 尊敬・謙譲などの敬語表現を動詞に加える場合、 後ろの動詞を敬語にするのが正しいやり方、ということです。 (最近はNHKのアナウンサーでさえ 前の動詞を敬語にしている事が多々あります) 動詞を二つとも敬語表現にしてしまうと「二重敬語」という誤用になります。 ですので、後ろの動詞「くれ」を尊敬語の「ください」に変え、 「参考にしてください」が正しい表現となります。 ただ、これでは「くれ」という強い命令文のままですので、できればそこに 丁寧語の意味を持つ助動詞「ます」の命令形「ませ」を付け、 「参考にしてくださいませ」と更に敬語の意を強めた表現を使いたいものです。 尚、「ご」は名詞につくものですので、 「参考にして」全体を動詞として捉えるならば使用できません。 (詳細は次項で説明) 2 名詞「参考」助詞「に」動詞「して」+動詞「くれ」と捉える場合 丁寧語の一種である美化語「ご」は、名詞につけて美しく飾るものです。 あくまでも美化であり、尊敬・謙譲の意味は持ちませんので、 つけても、つけなくても、間違いではありません。 動詞「して」と動詞「くれ」は、先に書いたとおり 後ろの動詞を敬語表現に変えますので、 「して」はそのまま、「くれ」は「ください」にします。 ですので、正しい敬語表現としては、 「(ご)参考にしてください」となります。 助動詞「ませ」を加えた「(ご)参考にしてくださいませ」は 更に望ましいです。 あるほうが丁寧な印象が増します。 尚、どうしても「する」の尊敬語「なさる」の表現を使用したい場合は、 「(ご)参考になさいませ」という言い方も出来ます。 但しこの場合は言葉のもつ意味が変わり、 「参考にしてくれ」ではなく「参考にしろ」という意味になります。 あなたの質問文の日本語の素晴らしさに敬服いたします。 当方、敬語については一応の専門家です(研究者ではありませんが)。 「ご参考になさってください」は正しい敬語ではありません。 その理由を以下に詳しく説明します。 難しくて理解できない部分があれば回答に補足を付けてください。 追ってその部分を解説します。 「ご参考になさってください」の元の形は、 「参考にする」の連用形「参考にして」 +物を与えるの意味を持つ動詞「くれる」の命令形「くれ」 =「参考にしてくれ」です。 A ベストアンサー はじめまして。 <そもそもこれは正しい日本語なのでしょうか?> 正しくないとは言えないと思います。 「までに」は「まで」+「に」の複合助詞で、 「まで」:程度がそれ以上及ばないことを示す副助詞 「に」:時を示す格助詞 という働きをしています。 このような、格助詞や接続助詞で文が終わる表現は、古語の時代から存在します。 例: 「にて」「とも」「ども」「ば」など ご質問文は述部が省略された口語表現です。 本来は 「ご参考までに(目を通して下さい)」 といった、動詞句が省略されています。 口語(話言葉)では、リズムやテンポ、語呂を整えるために、わかりきった動詞、長い述部を省略して明確に要件が伝わるようにすることがあります。 例: 「また明日(会いましょう)」 「それではまた(お会いしましょう)」 「お陰様で(元気です)」 また文語(書き言葉)でも、こうした省略が起こることはあります。 例: 「友情のしるしに」 「感謝の気持ちを込めて」 「に」「て」はそれぞれ格助詞・接続助詞ですが、この場合は、テンポというよりは、「粋」な締めくくりを意図しての省略用法になると思います。 以上のように、こうした省略用法は、素早く要件を伝えるため、粋な表現のために工夫された、言葉の便宜上の用途ですから、正しくないとは言えません。 「便利な語法」として、TPOや必要に応じて使い分ければいいと思います。 特に敬意を払う相手に対しては、口語での省略表現は失礼にあたることがあるので、語尾まで敬語で修辞した方がいいでしょう。 例: 「ご参考までにお目通し下さい」 「ご参考までにご拝読下さい」 ちなみに、私もこのサイトでの回答の末尾に「ご参考までに」「ご参考になれば」といった助詞止め表現をよく使います。 この省略には、一種の謙譲(献上?)の気持ちを込めて使っております。 この省略の背後には、「お役に立てるかわかりませんが、ご参考程度にしていただければ幸いです」という謙譲の意味が込められています。 ただこのような長い文章をだらだら書いて、余計な装飾文にするのを避けた、一種の配慮と思っております。 以上ご参考までに。 (笑) はじめまして。 <そもそもこれは正しい日本語なのでしょうか?> 正しくないとは言えないと思います。 「までに」は「まで」+「に」の複合助詞で、 「まで」:程度がそれ以上及ばないことを示す副助詞 「に」:時を示す格助詞 という働きをしています。 このような、格助詞や接続助詞で文が終わる表現は、古語の時代から存在します。 例: 「にて」「とも」「ども」「ば」など ご質問文は述部が省略された口語表現です。 本来は 「ご参考までに(目を通して下さい)」 といった、動詞句が... Q 先日、メールのやりとりの中で、「いくつかご質問があります。 」という一文がありました。 相手が、私に対して質問したいことがあるという状況です。 自分が質問したい場合に、そのことをさして「ご質問があります」は、なんだか違和感があるな、と思ったのですが正しい用法なのでしょうか? また、そういったご質問に対して、「"ご"回答いたします。 」と自分が回答することに対して「ご」をつけるのは正しいでしょうか? 仕事のメールでしばしば見かけるし、私も曖昧な使い方をしているかもしれないと思って、不安になってきました。 まスマートな表現をお教えいただけましたら幸いです。 ちなみに私は下記のようにしています。 質問があるとき「下記の事項についてお教え下さいますでしょうか」「ご教示下さい」「質問があります」 回答するとき「ご質問頂きました件につき、下記の通り回答いたします」もしくは、質問事項(引用)に回答を付記する。 A ベストアンサー こんにちは(^^ この件、昔上司と議論になったことがあります(汗。 基本的には、敬語はNo. 2のkeydaimonが仰る通り、「尊敬」「謙譲」「丁寧」の3種類に分かれます。 では、この「ご」はどれに当たるかというと・・・この3種類、どの用法でも使われます。 (Goo辞書「ご」で調べてもそうありますね)。 ですから、文法的には「ご回答いたします」はアリです。 たとえばNo. 回答の場合は、(「ご回答」を避けるために) 「ご質問いただきました点につきましては、以下の通りですので、宜しくご確認お願いいたします」 と書いたりします。 ちなみに蛇足ですが「いたします」には「謙譲」「丁寧」の両方の意味がありますが、相手によっては「丁寧」の意味しか無いと思っている場合がありますね~。 これもあいまいなとこです(^^; こんにちは(^^ この件、昔上司と議論になったことがあります(汗。 基本的には、敬語はNo. 2のkeydaimonが仰る通り、「尊敬」「謙譲」「丁寧」の3種類に分かれます。 では、この「ご」はどれに当たるかというと・・・この3種類、どの用法でも使われます。 (Goo辞書「ご」で調べてもそうありますね)。 ですから、文法的には「ご回答いたします」はアリです。 たとえばNo. A ベストアンサー 書簡文体では「幸甚」が多いでしょう。 「次手を以て平田先生の高免を得れば幸甚である。 」(芥川龍之介「平田先生の翻訳」) 「重ね重ねの御無禮を御海容下さらば幸甚に存じます。 」(太宰治「文盲自嘲」) 「推理をたのしみながら愛読をたまわれば幸甚です。 」(坂口安吾「明治開化 安吾捕物帖 読者への口上」) 「發熱せざれば幸甚に御座候。 」(水上瀧太郎「貝殼追放」) この場合、「ご参考になれれば」はやや不自然で、「ご参考になりますれば」「ご参考になるようでしたら」「ご参考いただけたら」などでいかがでしょう。 メールなど今様の文体としては「幸いです」で十分でしょう。 「この記事が何らかのお役に立てれば幸いです。 aozora. aozora. html なお、思うという意味での「存じます」は、聞き手を意識した演説や対話調の文章にのみ使われるものです。 「謙譲語Bの「存じる」のほうは、聞き手のいるときに限り、文末で丁寧語「ます」を伴って使うのが普通です。 」(菊地康人「敬語」講談社学術文庫) 書簡文体では「幸甚」が多いでしょう。 「次手を以て平田先生の高免を得れば幸甚である。 」(芥川龍之介「平田先生の翻訳」) 「重ね重ねの御無禮を御海容下さらば幸甚に存じます。 」(太宰治「文盲自嘲」) 「推理をたのしみながら愛読をたまわれば幸甚です。 」(坂口安吾「明治開化 安吾捕物帖 読者への口上」) 「發熱せざれば幸甚に御座候。 」(水上瀧太郎「貝殼追放」) この場合、「ご参考になれれば」はやや不自然で、「ご参考になりますれば」「ご参考になるようでしたら」「ご参考いただけたら」など...

次の

「ご参考いただければ幸いです」意味と使い方・ビジネスメール例文

ご参考いただけますと幸いです

「ご参照してください」は誤用? 「ご参照してください」は誤った使い方になります。 「参照する」を相手に促す時、「ご参照」で既に相手の行為になっています。 「する」を変形させた「して」はいらなくなるのです。 目上の人には使えるの? 「ご参照ください」は丁寧さを十分に備えた謙譲語です。 上司や目上の人に対しても使うことができます。 尊敬語で表現するなら「参照なさってください」の形で使うこともできます。 類語・同義語 参照、参考の違いと使い分け 参照と似ている言葉に「参考」があります。 この2つは大きな違いがあります。 「参照する」を使う時は、目に見えるものが参照の対象物として存在します。 照らし合わせるという意味で確認し、そのものの理解を深める意味で使われます。 見れば(参照すれば)わかることがはっきりしている時に使われるという点で参考と大きく異なります。 例えば「お支払いの詳細は明細書をご参照ください」として使われます。 参考にするとは、その考えや考え方を取り入れるということです。 たとえそれが目に見える資料や書籍などだったとしても、そこに書かれている直接の文字や数字ではなく、その内容を自分に活かすことが参考にするということです。 参考という言葉は、情報の受け手次第でその有効性が決められるものです。 こちらから参考となるものを提示しても、相手の役に立つかどうかは不確かだという意味も含んでいます。 どの部分が相手にとって参考になるかも分かりません。 役に立つかもしれないので見てください、もしくは聞いてみてくださいという気持ちを持って参考を使いましょう。 参考は「参考する」とは言わず「参考 にする」ですよね。 「ご参考にください」というのは文法的におかしいので、「参考になさってください」とするのが適切です。 また、参考にするのか、しないのか、参考になるのか、ならないのかは相手判断によると考えるべきで強制はできません。 したがって 「ご参考ください」という表現は敬語としては不適切となります。 ご覧くださいの表現 同じように相手に何かを見ることを促す言葉として 「ご覧ください」があります。 くだけた言い方だと「見てください」になります。 参照や参考などの細かな意味を含まず、様々な意味を総じてみてほしい時に、使うことができる敬語表現です。 ご覧くださいは参照や参考と組み合わせて使われることもあります。 気をつけなければいけない点として相手がそれを見ることを喜ぶ時や、見ることでメリットになる時に使うように心がけましょう。 役に立つ資料、重要ポイントの提示、詳細の把握などです。 また、多忙な上司に対して、自分の報告書や資料などを見てもらうといった時にはご覧くださいは不適切です。 「お目通しのほど、宜しくお願いいたします」「ご一読いただけますと幸いです」など手間をねぎらう表現に変える方がいいでしょう。

次の

はてなブロガー必見!Markdown記法にトライしてみたよ

ご参考いただけますと幸いです

「ご参考ください」は誤った日本語 「ご参考ください」の意味は「照らし合わせて手がかりにしてください」 「参考」の意味は「照らし合わせて考える。 自分の考えややり方を決める手がかりにする」という意味です。 よって、「ご参考ください」の意味は「照らし合わせて手がかりにしてください」です。 ビジネスシーンでは会議で補足資料を配布するときによく使われます。 「参考する」という動詞はなく、「ご参考ください」は誤用 しかし、「ご参考ください」は間違った日本語なので注意が必要です! 「ご参考ください」の原型は「参考する」になりますが、「参考する」という動詞は日本語にありません。 「参考にする」というのが正しい動詞の形です。 「ご参考ください」は広く使われている表現なので使っても違和感を抱かれることは少ないと思いますが、間違った日本語ですので正しい言い換え表現を紹介していきます。 「ご参考ください」の類語 「ご参照ください」は「文章や図を引き比べて参考にしてください」 「参考」の類語に「参照」があります。 「参照」は「文章や図を比べて参考にする」という意味になります。 つまり、「参考」も「参照」も「照らし合わせて自分のやる方や考え方の手がかりにする」という意味では同じですが、「参照」の方が「他のものと比べる」という語感が強いです。 「ご参照ください」は慣習的に広く使用されている言い回しですが、「ご参考ください」と同じ理由で誤った日本語となります。 ・ご参照願います ・ご参照のほど、よろしくお願いいたします ・ご参照くださいますよう、何卒お願い申し上げます などと言い換えましょう。 「ご覧ください」「ご覧になってください」 「ご覧ください」は「見てください」という意味です。 「ご覧ください」は「ご覧になってください」の省略形です。 「ご覧になってください」=「見る」の尊敬語「ご覧になる」+丁寧語「ください」 で成り立っています。 「ご覧ください」「ご覧になってください」は尊敬表現なので、目上の人に対して使うことが可能です。 「ご覧ください」「ご覧になってください」は「見てください」の意なので、文章以外のものに対しても使うことができます。 ・ご覧くださいませ ・どうぞご覧ください ・ご覧くださいますようお願いいたします ・よろしければご覧ください などと表現するとより丁寧になります。 「参考」の使用上の注意点 「参考になりました」と目上に言うのは失礼 上司や取引先に何かを教わったときに 「参考になりました」と返すのは失礼になりますので注意です。 「参考程度にしかならなかったのか」と思わせてしまうかもしれないからです。 「 大変勉強になりました」と言い換えましょう。 「参考までにご教示ください」と教えを請う表現は上司などに使うことができます。 「参考までに教えてください」は、「参考にする程度などでそこまで詳しく教えていただく必要はありません」という意味合いなので、謙虚さを示すことができます。 「ご参考までに」だと見てもらえない可能性も 「ご参考ください」「ご参考までに」という表現は、「参考にするかどうかは相手次第」であり、必ず見てもらえるか分かりません。 なので、必ず目を通してもらう必要がある資料などに対しては、「ご一読ください」「ご覧ください」などの言い換え表現を使うようにしましょう。

次の