アリスインワンダーランドネタバレ。 🥇映画「アリス・イン・ワンダーランド」あらすじ,ネタバレ,レビュー

アリス・イン・ワンダーランド2/時間の旅 あらすじと感想!タイムトラベルで謎が明らかに!

アリスインワンダーランドネタバレ

タグ Chara Free! 『不可能』と『非可能』の違い クロノスフィアを使って過去に行くことを「 とても危険」と言ったアリスに皮肉屋のチェシャ猫が言った言葉です。 『不可能(impossible)』ではなく『非可能(Unpossible)』とはどういう意味だったのでしょうか。 不可能とは文字通り『できない』ことです。 原作は『アリスの夢の世界』として物語が進みます。 『鏡の世界』に出てくるキャラクターはアリス自身を映した彼女の内面にある 感情の化身です。 そう考えると、このワンダーランドでの出来事はアリス自身がやるかやらないかで決まってしまいます。 つまり『非可能』とは、『できない』ではなく『やらない』という意味ではないでしょうか。 もちろん『Unpossible』は造語です。 原作に出てくる『非誕生日』という「誕生日じゃない日を祝う」場面へのオマージュでもあるとも考えられます。 母が譲渡契約書を破った真意 船の譲渡契約書を破った 母の真意は何だったのでしょうか。 アリスの成長を観た彼女は『今』をどうするかより『未来』をどうするかを考えたのです。 アリスの特別な才能 アリスと母の二人が描いた未来は『 貿易会社』でした。 それは手元に残した船が活躍しアリスが才能を存分に発揮できる未来です。 アリスの特別な才能とは『 冒険を楽しむ素直な心』ではないでしょうか。 それを最大限に引き出してやることがアリスと自分の素晴らしい未来につながると気付いたのです。 母の決意 アリスの成長を感じた母は 船を残すという決断を下します。 それはアリスを大人として認めたことと同義です。 母を思う娘の心と娘を信じ見守ると決めた母の強い心。 「娘が結婚しなくてよかった」と言われた意地悪いヘイミッシュの 驚いた顔に留飲が下がったのではないでしょうか。 それぞれの成長と母に伝わった覚悟とは アリスは多くのことを 経験してこのことにたどり着きました。 「過去は変えられないが、過去から学ぶことはできる」という意味は「学ぶことで未来を変えることはできる」という事です。 多くの『タイムスリップもの』は過去を変えることで未来が変わります。 しかし本作の「過去に学べば未来を変えることはできる」というアプローチならタイムマシンは必要ありません。 タイムマシンを持っていない我々にもできることです。 それを『成長』と呼ぶのでしょう。 これこそが 本作のテーマといえます。 白の女王 子供のころについた『嘘』が原因で赤の女王は変わってしまいました。 それまでは仲のいい 普通の姉妹だったはずです。 結局アリスは『過去』を変えることはできません。

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【アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(ネタバレ)】赤の女王の頭が膨れた原因を考察!最後に母が書類を破った真意に迫る

アリスインワンダーランドネタバレ

タグ Chara Free! 『不可能』と『非可能』の違い クロノスフィアを使って過去に行くことを「 とても危険」と言ったアリスに皮肉屋のチェシャ猫が言った言葉です。 『不可能(impossible)』ではなく『非可能(Unpossible)』とはどういう意味だったのでしょうか。 不可能とは文字通り『できない』ことです。 原作は『アリスの夢の世界』として物語が進みます。 『鏡の世界』に出てくるキャラクターはアリス自身を映した彼女の内面にある 感情の化身です。 そう考えると、このワンダーランドでの出来事はアリス自身がやるかやらないかで決まってしまいます。 つまり『非可能』とは、『できない』ではなく『やらない』という意味ではないでしょうか。 もちろん『Unpossible』は造語です。 原作に出てくる『非誕生日』という「誕生日じゃない日を祝う」場面へのオマージュでもあるとも考えられます。 母が譲渡契約書を破った真意 船の譲渡契約書を破った 母の真意は何だったのでしょうか。 アリスの成長を観た彼女は『今』をどうするかより『未来』をどうするかを考えたのです。 アリスの特別な才能 アリスと母の二人が描いた未来は『 貿易会社』でした。 それは手元に残した船が活躍しアリスが才能を存分に発揮できる未来です。 アリスの特別な才能とは『 冒険を楽しむ素直な心』ではないでしょうか。 それを最大限に引き出してやることがアリスと自分の素晴らしい未来につながると気付いたのです。 母の決意 アリスの成長を感じた母は 船を残すという決断を下します。 それはアリスを大人として認めたことと同義です。 母を思う娘の心と娘を信じ見守ると決めた母の強い心。 「娘が結婚しなくてよかった」と言われた意地悪いヘイミッシュの 驚いた顔に留飲が下がったのではないでしょうか。 それぞれの成長と母に伝わった覚悟とは アリスは多くのことを 経験してこのことにたどり着きました。 「過去は変えられないが、過去から学ぶことはできる」という意味は「学ぶことで未来を変えることはできる」という事です。 多くの『タイムスリップもの』は過去を変えることで未来が変わります。 しかし本作の「過去に学べば未来を変えることはできる」というアプローチならタイムマシンは必要ありません。 タイムマシンを持っていない我々にもできることです。 それを『成長』と呼ぶのでしょう。 これこそが 本作のテーマといえます。 白の女王 子供のころについた『嘘』が原因で赤の女王は変わってしまいました。 それまでは仲のいい 普通の姉妹だったはずです。 結局アリスは『過去』を変えることはできません。

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アリスインワンダーランドのあらすじネタバレ!キャラクターや豆知識を紹介!|世界のDisney

アリスインワンダーランドネタバレ

何度見てもわけのわからない「不思議の国のアリス」が「アリス・イン・ワンダーランド」でちょっと理解できる話になってました。 で、本作のアリスはしっかり大人で、全作の最後で海外の貿易担当となり、3年間にわたって船長として世界中を旅しています。 そんな女性蔑視をもろともせずバリバリ戦うキャリアウーマンのアリスが再びワンダーワールドを冒険します。 今作では劇中、今何が起こっているか?何をしなければならないのか?どうなったらいけないのか?がはっきり語られるので、「不思議の国のアリス」のすべてがわけが分からない不条理の世界を楽しもうと思っていたら肩透かしを食らいます。 アリスもすっかり芯のある強い女性になり、正直いたってわかりやすい優等生みたいなファンタジーになってしまっています。 ファンタジーとしてはよくできているのでそこそこ楽しめますが、う~ん、これはアリスとしてどうなんだろう・・・? 「不思議の国のアリス」から順番に見れば、アリスの成長の話として楽しめますが、アリスに特に愛着もない大人が一人でみたら、なんじゃコリャ?ってなるでしょうね。 個人的には前作より格段に面白かったです。 アリスの凜とした強さは とても現代的に描かれていて 近年のディズニープリンセスに通じる感じでした。 映像美と衣装の素晴らしさは言わずもがなで、 アリス役のミアさんが まぁ何着ても似合って素敵なこと… ドレスよりジャケットやパンツスタイルの似合う 新しいアリス像が作られていました。 タイムのお城はなんですか、 よく知らないですが スチームパンク的な魅力って言うんでしょうか、 あの世界観とても良かったです。 とにかくタイム様かっこいい。 どうでもいいことですが、 家族の大切さを描いていた作品でしたので、 姉と観に行った私は なんかムズムズそわそわしました。 笑 ネタバレ! クリックして本文を読む 胸の踊るような壮大なファンタジーの世界観の中で、現実の社会に巣食う諸々の見え難い問題に丁寧に向き合い優しく寄り添った最高の映画だった。 まず、主人公のアリスが男尊女卑の社会に息苦しさに真っ向から立ち向かっている。 そこが「人」として良い。 女だからコルセットしろ結婚して親のために子供産めどうせ女は出世できない。 そんな抑圧にユーモラスかつ知的に中指立ててやるアリスはかっこいい。 それから、赤の女王の哀しみと憎悪。 彼女の理不尽な不幸が彼女の理不尽な人格につながっているのかもしれない。 彼女は生まれた時から残酷なのではなく、化膿した心の傷からその残酷さが生まれた。 そのストーリーが赤の女王という人物にたしかな肉を与えていた。 また白の女王=下の子の狡猾さ、恵まれた側の傲慢な無知がさらりと描写されているのもいい。 姉妹間の理不尽。 たった一言、謝罪だけを求めていたのにこじれてしまった赤の女王の純粋さと、たった一言がどうしても言えなかった白の女王の卑しさが、まるで真逆のキャラ設定やビジュアルと絡み合うことで登場人物としての人間味にぐんと奥行きが出ている。 また、マッドハッターの狂気には赤の女王にも通ずる、愛されなかった、バカにされた、そして失った苦しみが根底にあることを示唆しうるストーリーも、非常に人間心理ををついていた。 時、の描き方も非常にいい。 ここは特に映像の壮大さが素晴らしかった。 黄昏時とも朝焼けともとれるような黄金の宇宙には生者。 静かな夜には死者。 機械の妖精たちが時を管理しているのも、時の区切りはそもそも人工なのだということを思い知らされる。 ここでもやはり、「時」の傲岸不遜な態度が、実際に私たちが時に感じる残酷さや強引さを投影しているようだった。 ちなみに、映画内にはアリスが何かと追いかけっこするような描写が多々出てくる。 それは、葛藤し、葛藤から学び取って戦うことをみずから選ぶアリスの生き方と似ていて、そこも映画全体の構造として面白かった。 あとEDのjust like fireめっちゃ好き。 ネタバレ! クリックして本文を読む 思っていたよりは全然面白かった。 タイムリミットが迫る中のタイムや赤の女王を巡るやり取りは普通にハラハラする展開だし、ファンタジーエンタテインメントとしては充分。 ただ…時間は大切とか、家族は大切とか、アリスが最後にタイムに言ったこととか、過去から学べとかメッセージとしたもの?があまり見ている側には伝わらないし、共感は出来ない。 結局あのアイテムが無ければ、真相は分からなかったわけだから、ご都合主義といえばそうだろう。 そして、ご都合主義ゆえにメッセージ的なものはなにもないが… まあ、この手のエンタメ作品にそれを言うのは無粋なのでやめておこう。

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