外壁塗装クーリングオフ。 外壁塗装の訪問販売とクーリングオフ/サイディング/外壁リフォーム

【重要】訪問販売で契約した外壁塗装を解除したい

外壁塗装クーリングオフ

外壁塗装でもクーリングオフってできるの? 外壁塗装はまとまったコストがかかるメンテナンス作業です。 そのため、契約する際には良くリサーチしたり業者に相談して、自分自身が納得した上で契約する方法が理想的な方法なのです。 外壁塗装でもクーリングオフ制度は使うことができます! さて、外壁塗装でのクーリングオフ制度について話していきましょう。 結論から言いますと、外壁塗装の契約でもクーリングオフ制度は使うことが出来ます。 もしもうっかり外壁塗装の契約をしてしまったという時には、クーリングオフの方法を知っておけば、慌てることなく適切に契約をキャンセルできます。 まずは、クーリングオフ制度とは何なのか、確認していきましょう。 ただし、クーリングオフを適用するには条件もありますので、しっかりと押さえていきましょう。 クーリングオフとは クーリングオフとは消費者を守るための制度で、契約してしまったけれどキャンセルしたいという場合に有効です。 契約してしまう背景にはいろいろな事情がありますし、契約したけれど一晩寝て考えてみたら解約したくなったということもあるでしょう。 クーリングオフは、どのような理由であっても契約してから一定期間内なら解約することができますし、もしも手付金などを支払った場合には返金してもらうことができるという、消費者にとっては嬉しい制度なのです。 トラブルになった場合はクーリングオフを活用しましょう。 クーリングオフの方法は特に難しい方法ではないため、これまでクーリングオフの経験がない人でも、簡単にできる方法となっています。 外壁塗装のようにまだ商品やサービスを受け取っていない段階で、ただ契約書に署名しただけという場合なら、問題なくクーリングオフできるケースが圧倒的に多いですね。 近年では、外壁塗装において悪徳業者による訪問販売で強制的に契約させられてしまうというトラブルが増えています。 クーリングオフの方法を知っていれば、万が一そうした事態に陥ったとしてもクーリングオフをすることで、そうした恐怖の経験をなかったことにできるのです。 外壁塗装においてクーリングオフが適用できるケース クーリングオフは消費者を守るための制度ですが、どんな状況でも必ずできるというわけではなく、利用するには一定の条件を満たさなければいけません。 これは外壁塗装におけるクーリングオフの方法についても同じです。 下記の表に簡単にまとめを作りましたので、確認してみましょう。 8営業日ではなく、土日も含めた8日なので、間違えないようにしましょう。 もしも8日を1日でも過ぎてしまうと、クーリングオフすることはできなくなりますので注意してください。 外壁塗装施工をキャンセルする際のペナルティが発生してしまったリ、もう材料を注文したからキャンセルできないと言われるなど、無条件でのキャンセルは難しくなります。 ちなみに、「契約してから8日」というのは、契約書を受け取った日が1日目となります。 契約したけれど契約書を受け取っていないという場合でも、クーリングオフの方法は取れるので、できるだけ早めに行動を起こすことが大切です。 期間が過ぎても適用される例外がある 外壁塗装の施工依頼をする時には、施工業者が契約書を作成して受け取ることになりますが、契約書には通常の場合、赤い文字でクーリングオフの方法についての記載がされていなければいけません。 そうした注意書きが書かれていない場合や、業者が「クーリングオフはできない」と消費者に嘘をついて故意にクーリングオフの期間が過ぎてしまった場合なども、例外的にクーリングオフの対象となります。 法人同士の契約ではクーリングオフは対象外となっているので注意しなければいけません。 これは中小企業や個人経営の場合でも同じです。 事務所や店舗の外壁塗装を契約したけれど、やはり予算的にきついことが分かったから契約をクーリングオフで解除したいと思っても、法人同士の契約では残念ながらクーリングオフは適用外となってしまうのです。 このケースは消費者側が望んだケースとみなされてしまいます。 あくまで悪徳業者に騙されてしまった消費者を保護する目的ですので、キャンセルしたいからということでは適用されないのです。 消費者が業者の事務所に出向いたということは望んでの契約ということになりますので、適用ができないということになります。 また、過去1年以内に作業の依頼をしたことがある業者の場合や、契約した場所が海外だった場合、また業者に連絡して自宅まで来てもらった場合や自ら業者まで足を運んで契約した場合などにも、クーリングオフという方法は選択できません。 外壁塗装におけるクーリングオフの手続き方法 外壁塗装におけるクーリングオフの方法は、とても簡単です。 まず最初に、受け取った契約書にクーリングオフできるかどうかが記載されていることを確認しましょう。 もしも記載されていない場合でも、場合によっては外壁塗装業者が故意に記載していないという可能性もありますから、クーリングオフできる対象かどうかを自分自身で確認した上で、手続きを始めることができます。 クーリングオフの方法は一言でいうなら「書類を相手に郵送するだけ」なのですが、ハガキでも封筒でも、またはFAXでも受け付けてもらうことができます。 クーリングオフの手続きを書面で通知する場合の記載内容をまとめました。 タイトル 通知書• 契約書を受け取った日• 契約会社• 契約担当者 割賦払いの場合はクレジット会社名も• 商品名• 契約を解除したい旨の意思表示• 申し出日• 自分の住所• 自分の名前 クーリングオフの方法で大切なことは、必要な情報をきちんと洩れることなく記載することです。 記入した内容に不備があると、クーリングオフができないと判断されてそのまま外壁塗装の施工に取り掛かられてしまうかもしれません。 何を書く必要があるか、記入漏れがないかを何度も確認した上で郵送するようにしてください。 クーリングオフ制度は消費者にとっては安心につながる制度ではありますが、できれば使うことなく外壁塗装を完了させたいものです。 その他、外壁塗装で起こりやすいトラブルを確認しておいて、トラブルに巻き込まれることなく外壁塗装できるようにしましょう。

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外壁塗装でクーリングオフしたい時の方法と手順

外壁塗装クーリングオフ

「業者に脅され、焦って契約をしてしまったが解約したい」 「契約するまで帰らないと言われやむなく判を押したが取り消したい」 「契約して翌日すぐに工事が始まったが、工事内容があまりにもひどいので解約したい」 「うっかり契約したが、のちのち業者を調べて見るととても悪評だったのでもう一度考え直したい」 外壁塗装では、このような訪問販売による契約トラブルが後を断ちません。 そこで、消費者を守る為に整備された「クーリングオフ」という制度があります。 皆さんも良く耳にしたことがあるかと思います。 しかし、実際にクーリングオフってどうするの?少し聞いたことはあるが、うちの場合にも適用されるのか、どのような手順なのか、手続きは何が必要なのか、と疑問を持っている方も多くいらっしゃると思います。 ここでは、クーリングオフがどのような制度であり、どのような手順を踏み、手続きが必要なのか、事例も交えてわかりやすく説明していきたいと思います。 外壁・屋根塗装の費用を知りたい方はこちら! 1.そもそもクーリングオフとは? 早速、外壁塗装におけるクーリングオフについて内容を理解していきましょう。 外壁塗装においてのクーリングオフとは? 外壁塗装では、悪質な訪問販売による契約トラブルが今でも跡を絶ちません。 クーリングオフは、そんな訪問販売による 契約トラブルから消費者を守る為に、訪問販売や電話営業等で契約をした後、解約を行うことが出来る制度です。 契約した日から 8日以内であれば、クーリングオフ制度が適用されます。 訪問営業や電話営業といった勧誘で、冷静な判断ができない状態での契約をしてしまった際、消費者を守る目的で設けられました。 契約自体に問題がなければ、ほとんどの場合で適用されますが、クーリングオフが適用されない場合もあるので、後ほど詳しく説明していきたいと思います。 2.うちの場合はクーリングオフできる?できない? それでは、クーリングオフが出来る場合、出来ない場合の違いについて説明していきたいと思います。 2-1.クーリングオフが出来る場合 クーリングオフが適用されるケースは以下の通りです。 また、下記のケースでも適用されます。 以上のような状況の場合、工事後の着工後でも期間内であればクーリングオフは可能です。 万が一、「工事が始まっているから」等と断られたとしても(消費者生活センター)へ相談することをオススメします。 クーリングオフでは既に始まってしまった工事も元通りにするまで全て業者負担となります。 状況に惑わされず冷静に判断をすることが大切です。 2-2.クーリングオフが出来ない場合 どんな契約でもクーリングオフが適用されるわけではありません。 クーリングオフが適用されないケースは以下の通りです。 3.書類を業者に送るだけ!クーリングオフの手続きの流れ 外壁塗装において、少しでも契約に不満、後悔があればクーリングオフを視野にいれましょう。 実際にクーリングオフをすると決断した場合、8日間の期限も迫っている、何から始めたら良いのか全くわからないと焦ってしまうかもしれませんが、大丈夫です。 先ずは落ち着いて状況を整理して手続きを行っていきましょう。 3-1.まずは契約書の確認 先ず一番初めに、今回の契約状況でクーリングオフが適用になるかの確認が必要です。 2-1. の内容をもとに今一度、契約書内容が適正かどうか、また適正な場合は契約書を受け取った日等を確認しましょう。 確認してクーリングオフが適用される内容でしたら次のステップとなります。 3-2.準備しておくべきもの クーリングオフで必要なものを準備しましょう。 申請は書面で行いますが、通知方法の形式には決まりがありません。 ハガキや封筒、FAXで出すことが可能です。 【準備物】 ・契約書の控え ・契約した会社の資料 ・ハガキか封筒、もしくはFAX用紙 【記載内容】 ・契約書を受け取った日付(契約書に記載のある日付) ・契約した商品名(外壁塗装の場合は工事名) ・金額 ・契約先の業者名 ・業者の担当者名、代表者名 ・契約の解除をしたい旨(理由)の意思表示 ・申し出日(クーリングオフを申し出た日) ・自分の住所(契約者) ・自分の名前(契約者) ハガキや封筒で出す場合は、必ず証拠として中身をコピーして保管しましょう。 また、郵送した記録を残す為に特定記録、簡易書留、書留で郵送することをオススメします。 悪質な業者はクーリングオフの書面を受け取らない場合もあります。 そのような事態に備えて、内容証明郵便を使用されることをオススメします。 そうすることで相手が言い逃れが出来なくなります。 3-3.クーリングオフの書面の書き方 では実際のクーリングオフの書面の書き方をお伝えしたいと思います。 書面は縦書きと横書きはどちらでも問題はありませんが、以下の点を注意して書面を作成しましょう。 また、枚数が2枚以上になる場合は契印(ページ間の割印)が必要なので注意が必要です。 また、英字に関しては社名、商品名に限定して使用することが可能です。 もちろんパソコンでも問題ありません。 ただ、手書きの場合は文字が消えないよう消せないペンで書くことが好ましいです。 表に受取人の住所、氏名、裏に差出人の住所、氏名を書きます。 【記入事例】 実際のクーリングオフの記入方法を以下の事例を用いてご紹介します。 尚、支払い済みの1,400,000円をすみやかに返金し、商品を引き取って下さい。 3-4.あとは書類を送って完了 書面が完成したら業者へ送付しましょう。 内容証明郵便で出す場合は、郵便局で手続きを行いましょう。 もし、わからない場合は、電話で近くの郵便局に確認して下さい。 内容証明の加算料金は430円 (2枚目以降は260円増)です。 また、クーリングオフで契約が適用される期間は、クーリングオフ書面を差し出した郵便物の消印がされた日となります。 3-5.クーリングオフ後の対応 クーリングオフの後は契約はなかったことになるので、損害賠償や違約金を支払う必要はありません。 また、業者には建物を契約前の状態に戻すことが義務付けられています。 建物を契約前の状態に戻す為の費用等は全て業者が負担します。 何か取り付けたもの、設置された物も業者負担で元の姿にすることが出来ます。 4.わからない時にはすぐに相談を! ウチの場合はクーリングオフが適用できるのか、クーリングオフを申請しても相手にされない等といった問題があった場合はすぐに国民生活センター(消費者センター)へ相談しましょう。 (消費者センター)では、商品やサービス等の消費生活全般に関する苦情や問合せ、消費者からの相談を専門の相談員が受付け、公正な立場で処理にあたってくれます。 何事も早め早めの対応が大切です。 何か問題があった場合はすぐに相談しましょう。 5.実録!実際にあった外壁塗装のクーリングオフ事例 外壁塗装における契約トラブルは数え切れないほどたくさんあります。 今回はトラブルの例をご紹介します。 「今日中に契約したら半額になります。 」「明日になれば通常価格になりますよ」と言われ続け、長時間居座り契約を迫られたという案件があります。 このような場面になってしまっては根比べになってしまい、あまりのしつこさにもう契約するしかないと諦めに近い感情での契約となります。 もちろん、このようなやり方では不満が出やすくなります。 契約するまで居座りする行為は訪問販売でよくある事例の一つです。 しかし、上記の例は訪問販売での案件となるので無事にクーリングオフが適用されました。 契約書を書いて冷静になってきちんと対処できたことがカギとなります。 「モニターになれば費用は大幅削減します」「半額にしますよ」と嘘の内容を説明し、実際は高額な契約を迫られた案件があります。 訪問販売で案件獲得の為によく使われる文言です。 いざ診断をして見積りをもらったらものすごく高額ですが、営業マンの言葉巧みな説明にうっかり契約をしてしまうケースもあるみたいです。 しかし、契約者も契約後に冷静になってからやっぱりおかしいとクーリングオフで解約に至りました。 悪徳リフォーム業者の手口については下記の記事でもまとめていますので、ぜひご覧ください。 まとめ いかがでしたか? クーリングオフと良く聞くが、いざとなったらどのような手続きをしたら良いのか、わからないものです。 きっとこの記事を見られた方の中にも、急ぎで読んでいる方もいらっしゃるかと思います。 ですが、とにかくそのようなときこそ冷静な対処が必要です。 要点を押さえ、納得のいかないものはクーリングオフで対処をしていきましょう!.

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外壁塗装のクーリングオフは8日以内の期限付き!?

外壁塗装クーリングオフ

「外壁塗装工事を解約したい」「クーリングオフは適用されるのか?」とお悩みではありませんか? 近年は悪質な外壁塗装業者によるトラブルが多数報告されており、クーリングオフ制度に注目が集まっています。 クーリングオフは消費者を守るための制度です。 トラブルに巻き込まれないために、利用すべきケースについて知っておくと安心でしょう。 この記事では、外壁塗装でクーリングオフを利用できる条件や手続き方法・相談先などをまとめてご紹介します。 クーリングオフとは?• 外壁塗装にクーリングオフは適用されるのか?• クーリングオフが利用できる条件• クーリングオフの手続きに必要なもの• クーリングオフの手続き方法• 外壁塗装におけるクーリングオフの事例を紹介• 困ったときは国民生活センターに相談を• 外壁塗装のクーリングオフに関するよくある質問 この記事を読むことで、外壁塗装でクーリングオフを利用する方法や手続きに必要なものなどが分かるはずです。 ぜひ参考にしてください。 1.クーリングオフとは? まずは、クーリングオフという制度について解説します。 1-1.一定期間であれば無条件で契約を解除できる制度のこと クーリングオフ制度とは、業者に強引に契約させられた場合などに、契約から一定期間であれば契約を解除できる制度のことです。 訪問販売や電話営業などで強引に契約をすすめられ、冷静な判断ができない状態でつい契約してしまった場合などに適用されます。 最近は詐欺まがいの脅迫的な勧誘をする悪徳業者も増えてきており、消費者がトラブルに巻き込まれるケースも多いのが現状です。 クーリングオフは、消費者に冷静に考え直す期間を与えるための制度といえるでしょう。 1-2.すべての契約がクーリングオフできるわけではない クーリングオフは、すべての契約において適用されるものではありません。 たとえば、店頭販売や通信販売で売買契約をした場合、自分の意思で契約を行ったことが想定されるため、契約を解除することは認められないのです。 あくまでも、冷静に自分の意思で判断できなかったと考えられる場合だけ、適用されることになります。 2.外壁塗装にクーリングオフは適用されるのか? 次に、外壁塗装におけるクーリングオフについてご紹介しましょう。 2-1.外壁塗装は悪徳業者とのトラブルが多い 外壁塗装においては、悪徳業者とのトラブルが多いことで知られています。 特に多いのが、訪問販売による強引な営業です。 無料点検と称して訪問して不安をあおり、強引に契約をすすめられるケースはよく耳にします。 このような悪徳業者と契約してしまうと、ずさんな工事をされ、高額な料金を請求されるようなトラブルに巻き込まれる可能性もあるのです。 2-2.工事契約から8日以内であれば適用される 高齢者が一人でいるときを狙って訪問し、家族に相談する隙(すき)を与えないまま契約させるなど、悪質な外壁塗装業者の手口は年々巧妙になってきています。 そのような契約トラブルから消費者を守るために、クーリングオフ制度を利用できるようになっているのです。 外壁塗装においては、工事契約から8日以内であれば契約を解除できます。 たとえ工事が始まっていても、業者負担で元の状態に戻してもらうことが可能です。 3.クーリングオフが利用できる条件 外壁塗装でクーリングオフが利用できる条件についてご紹介しましょう。 3-1.契約した日から8日以内であること クーリングオフ制度を利用できるのは、契約した日から土日も含めて8日以内です。 ただし、8日を過ぎてもクーリングオフが適用される場合もあります。 通常、契約書にはクーリングオフについての記載がされていなければなりません。 しかし、その記載がなかった場合は期間が過ぎても適用されることになるでしょう。 3-2.契約を行った場所が業者の事務所でないこと 契約を行った場所が業者の事務所でないことも、クーリングオフ適用の条件になります。 クーリングオフは、あくまでも突然訪問されて契約させられた場合に適用されるものです。 消費者が自ら業者の事務所に出向いたということであれば、自分の意思で契約したということになり、クーリングオフは適用されません。 また、たとえ消費者の自宅での契約であっても、消費者が業者を呼び出して契約した場合も適用されないため、注意してください。 3-3.事業者ではなく消費者として契約していること クーリングオフ制度は、消費者保護を目的としたものであるため、消費者として契約していた場合だけに適用されるものです。 たとえ、個人経営の場合でも、事業や営業のために契約していれば適用外になるということを覚えておきましょう。 3-4.以下の条件ではクーリングオフが利用できない クーリングオフが利用できないのは、以下のようなケースです。 商品・サービスを受領し、代金(3,000円未満)全額を現金で支払った場合• 国外で契約した場合• クーリングオフ期間を過ぎている場合 4.クーリングオフの手続きに必要なもの クーリングオフの手続きを行うにあたり、必要なものをまとめました。 4-1.契約書の控え 解約通知書に契約書を受け取った日付や工事名・金額などを記載する必要があるため、契約書の控えを用意しておきましょう。 正確に記載しなければクーリングオフの通知が無効とされる恐れがあるので、解約通知書と契約書控えの内容が一致しているかを必ず確認してください。 4-2.契約した業者について記載されている資料 解約通知書に、契約先の正確な業者名や担当者名・代表者名などの記入が必要です。 そのため、契約した業者の情報が記載されている資料も用意しておくとよいでしょう。 4-3.ハガキか封筒、FAX用紙 解約通知書は、郵便局の内容証明を利用して、書面で用意する必要があるため、封筒を用意しておきましょう。 書面は、同じものを3通用意します。 契約した業者に送付する分と郵便局で保管する分・そして自分の控え用です。 内容証明の書面を郵便局の窓口へ提出する方法以外に、電子内容証明郵便を利用する方法もありますので、詳しくは日本郵便のウェブサイトで確認してください。 5.クーリングオフの手続き方法 外壁塗装のクーリングオフ手続きをする方法や手順をまとめました。 5-1.手続きは書類を送るだけ 必要事項を記載した書面を、ハガキやFAXで送ることも可能です。 しかし、受け取った証拠を残すことができないため、できれば内容証明郵便で送ることをおすすめします。 5-2.書類に記載する必要事項は? クーリングオフの書面には、以下のことを記載する必要があります。 契約書を受け取った日付• 外壁塗装の工事名• 契約金額• 契約先の業者名と担当者名• 契約解除の意思表示• 申し出日• 自分の住所と名前 5-3.内容証明で送る場合は文字数や使用できる文字に気をつける 内容証明郵便を利用する場合、1枚の書面に書ける文字数や使用できる文字などに制限があるため、注意が必要です。 たとえば、以下のような決まりがあります。 縦書きの場合、1行20文字以内で1枚の書面に26行以内• 句読点も1文字とカウントする• カッコは2つで1文字とカウントする• 枚数が2枚以上になる場合は、ページ間の割り印が必要• 使用できる文字は、漢字・ひらがな・カタカナ・数字を使用• 英字は社名・商品名だけに使用可能 6.外壁塗装におけるクーリングオフの事例を紹介 外壁塗装でクーリングオフ制度を活用した事例をいくつかご紹介しましょう。 6-1.長時間居座られ、強引に契約を迫られた 最も多いのが、訪問販売で玄関先に長時間居座られ、強引に契約を迫られてしまったという事例です。 最初は断っていたものの、「今契約すれば半額で済む」などと長時間しつこくいわれ続けると、冷静な判断ができなくなってしまいます。 契約せざるを得ない状況に持ち込まれ、つい契約してしまった例は非常に多いでしょう。 後になってから冷静になって考えたり家族に相談したりして、クーリングオフ制度を利用したところ、契約を解除で来た例が多くあります。 6-2.事実と違うことをいわれて契約してしまった 「モニターになっていただければ工事費用が半額になります」などというセールストークにだまされて契約し、実際には高額な費用を請求された例も少なくありません。 見積書を見て「おかしい」と気づき、早めにクーリングオフの手続きをしたことで、契約を解除できた例も多数報告されています。 7.困ったときは国民生活センターに相談を 分からないことや困ったことがあるときは、の窓口に相談するのがおすすめです。 悪徳業者の中には、クーリングオフの手続きを行っても対応してくれないところもあります。 また、「クーリングオフは利用できない」などと偽りの情報を事前に伝えてくるケースもあるため、十分注意が必要です。 自分では判断できないときや、不安があるときは、早めに相談することをおすすめします。 8.外壁塗装のクーリングオフに関するよくある質問 「外壁塗装のクーリングオフについて知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。 Q.クーリングオフの書面を書き間違えた場合、書き直したほうがよいでしょうか? A.間違えた箇所の上に二重線を引き、訂正印を押印してから正しい文字を書いてください。 また、削除した文字数と訂正した文字数も記載しておきましょう。 Q.書類を手書きする場合、ボールペンを使ったほうがよいですか? A.使用する筆記用具に決まりはありませんが、消えないボールペンなどを使うとよいでしょう。 Q.クーリングオフの手続きをした場合、違約金やキャンセル料を払う必要はあるのですか? A.たとえ契約書にそのような記載があっても、支払う必要はありません。 Q.クーリングオフの手続きは電話でもできるでしょうか? A.できません。 必ず書面による手続きが必要です。 Q.悪質な外壁塗装業者の特徴を教えてください。 A.不安をあおって急いで契約しようとする業者や、あり得ない値引きをしてくる業者・見積書に詳細な記載がない業者などは注意が必要です。 まとめ 外壁塗装でクーリングオフが利用できるケースとできないケース・手続きの方法や注意点などをまとめてご紹介しました。 外壁塗装では悪徳業者によるトラブルも多いため、クーリングオフ制度についてしっかりと知っておくと安心です。 ぜひこの記事を参考にして不安を取り除いてください。

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