地球に一番近い惑星。 地球から最も遠い恒星とは何!?

【最新】宇宙で一番大きい星ランキング2018

地球に一番近い惑星

2019年10月31日 21時00分 「地球に最も近い惑星は?」という問いに対する驚きの結論とは? By 「地球から最も近いところにある惑星は何か?」という問いは学校でも解説されるところですが、「果たして学校で教えられる答えは正しいのか?」と科学者が再度計算しなおしました。 科学系YouTubeチャンネル は「地球に最も近い惑星」についてアニメーションでわかりやすく解説しており、最後には、「直観に反する驚きの結論」が導き出されています。 物理学の講義では、「 」に関する授業が必ず行われます。 これまで学校の授業では、太陽系は、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星が一直線に並んでいると説明されました。 ただし、2006年には冥王星が太陽系の惑星として扱われなくなったので、近年の太陽系の図からは冥王星が除外されています。 「地球に最も近い惑星」は、学校で使われる図をみると金星か火星であるかのように見えます。 しかし、「地球に最も近い惑星」を考えるためには、学校で教わる大半のことが「ウソ」であるのと同様、この図もまたウソだと理解しておく必要があるとのこと。 惑星は、宇宙空間で に動いています。 それぞれの惑星が行う楕円運動は、同じ平面上にあるとは限りません。 他の惑星の楕円運動に対して角度がついた楕円運動を行う惑星もあります。 地球も金星も太陽を中心とした楕円運動を行っており、周期によっては太陽を挟んで反対側に位置する場合もあります。 以下の図では、黄色い丸が金星で、緑色がついた青丸が地球。 以下の図のように金星と地球の間に太陽が来る場合に、金星は地球から最も離れた状態となります。 金星と地球の距離が離れている場合に、火星と地球のほうが近づく場合もあります。 以下の図の赤丸が火星。 金星、地球、火星が以下の図のようになると、地球に最も近い惑星は火星といえます。 というわけで、「地球に最も近い惑星とは?」という問いに対して、定まった答えはありません。 質問を正すならば、「地球に最も近い時間が最も長い惑星とは?」となります。 火星と金星が太陽を挟んで地球と反対側に位置する場合、水星が地球に最も近くなる場合もあります。 地球に最も近くなりうる惑星は、水星、金星、火星の3つに限られます。 以下の図で、緑色がついた青丸は地球、灰色の丸が水星、黄色い丸が金星、赤色の丸が火星。 周期の関係で金星と赤丸が離れた状態では、水星が「地球に最も近い惑星」となるわけです。 水星の楕円軌道は最も小さいため、最も地球から離れる場合でも、金星と火星に比べて距離が短め。 そのため、「地球に最も近い時間が最も長い惑星」は、水星です。 学校で教わる太陽系の惑星が直線に並べられた図をみると、「地球に最も近いのは水星ともいえる」という結論は不可解に思えます。 ですが、宇宙空間で惑星が行っている「実際の運動」を分析すると、そういった結論になるわけです。 加えて、「金星に最も近い時間が最も長い惑星」もまた水星です。 さらに、「火星に最も近い時間が最も長い惑星」もまた水星。 水星は「金星、地球、火星に最も近い時間が最も長い惑星」の3冠を達成しています。 一方、木星は火星までの太陽系の惑星に比べてかなり離れた位置で楕円軌道を行っています。 しかし、楕円軌道が最も小さいという金星、地球、火星と全く同じ理由で、「木星に最も近い時間が最も長い惑星」もまた水星。 さらに、木星より外側を周回する惑星に対しても、水星が最も近い時間が最も長くなります。 そのため、「太陽系の惑星全てに対して、最も近い時間が最も長い惑星」は水星です。 なお、CGP Greyが公開した今回のムービーは、アメリカの に博士研究員として勤めているトム・ストックマン氏と、アメリカ軍の に所属するガブリエル・モンロー氏、NASAに勤めるサミュエル・コードナー氏の以下の共同研究をわかりやすく解説したもの。 さらに詳細な内容は、以下の記事から確認できます。

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いままでで一番地球っぽい太陽系外惑星、発見。

地球に一番近い惑星

最も近い天体 [ ] 分類 天体名 見かけの距離 実際の距離 備考 人間に最も近い天体 0 地球に最も近い天体 36万3304km 近地点距離。 地球に最も近かった天体 0 いずれも小惑星として発見された後地球に衝突。 地球に衝突しなかったものの最も近かった天体 57km ただしとして。 地球表面からの距離。 地球に衝突しなかったものの最も近かった 5480km 19時35分 UTC に地球に最接近。 地球表面からの距離。 地球に最も近くなる 3962万km 地球に最も近くなる 3962万km 地球に最も近くなる 7億4054万km 地球に最も近い 1億4709万km 近日点距離。 地球に最も近い以外の 4. 243光年 現在の位置。 最も近い外の天体 4. 243光年 現在の位置。 太陽系に最も近くなる見込みの 0. 036光年 約128万年後。 現在は62. 1光年の距離にある。 最も近い A 4. 366光年 太陽系に最も近い 33. 78光年 太陽系に最も近い 6. 49光年 最も近い 4. 243光年 最も近い地球型惑星の 4. 243光年 最も近い木星型惑星の 10. 489光年 には、3つの木星型惑星が存在する可能性がある。 最も近い生命がいる可能性のある 11. 905光年 最も近い惑星が複数ある惑星系 系 11. 905光年 系には3つの惑星が存在する可能性がある。 太陽系に最も近い 8. 60光年 太陽系に最も近い 400光年 発見当初は150~200光年と考えられていた。 太陽系に最も近い 1,120光年 太陽系に最も近い 650 - 700光年 にを起こしたと推定されている。 太陽系に最も近い 1万5800光年 太陽系に最も近い 太陽系が属する 天の川銀河 0 最も近い 天の川銀河 以外の 2万5000光年 最も近い 天の川銀河 以外の大 254万光年 銀河系 天の川銀河 に最も近い 1300万光年 銀河系 天の川銀河 に最も近い 1300万光年 銀河系 天の川銀河 に最も近い 1150万光年 最も近い 4億3400万光年 4億4100万光年 0. 0308 最も近い 20億4000万光年 21億9600万光年 0. 158339 最も近い 1億2200万光年 1億2200万光年 0. 0085 1. は約1万光年で発生した可能性がある。 3万5000光年先にあるはの残骸である可能性がある。 最も近い 0 最も近い以外の 930万光年 銀河群に属する最も近いであるの距離。 最も近い 5800万光年 0. 004 最も近い 0 最も近い以外の 1億7600万光年 最も近い 1億7600万光年 最も遠い天体 [ ] 分類 天体名 見かけの距離 実際の距離 備考 肉眼で見える最も遠い天体 272. 5万光年 (254万光年)の方が遠い可能性がある。 かつて肉眼で見えた最も遠い天体 76億3300万光年 104億9900万光年 0. 937 2008年3月19日に30秒間、肉眼で見える6等級を上回り、5. 8等級に達する明るさとなった。 人類が到達した最も遠い天体 40万5495km 遠地点距離。 人類が手にした最も遠い物質の母天体 7億9399万km が回収。 人工物が着陸した最も遠い天体 18億1421万km。 最も遠い太陽系の 46億8610万km 人工物が接近観測した最も遠い天体 72億2350万km。 最も遠くなる 3561億km 最も遠くなる内の天体 4. 9光年 ただし、計算上の話。 最も遠い 通称:イカロス 93億4000万光年 144億光年 1. 49 で発見された。 の母天体が恒星であると仮定した場合、こちらの方が遠くなる 赤方偏移 9. 4、見かけの距離131億7400万光年、実際の距離307億2300万光年。 49 最も遠い 7097光年 最も遠い 2万3300光年 1. (138億9000万)で発生した重力レンズ効果は、惑星によるものである可能性がある。 (254万光年)で発生した重力レンズ効果は、惑星によるものである可能性がある。 最も遠い岩石惑星型の 2万1500光年 質量が5. 40の。 最も遠いガス惑星型の 2万3300光年 最も遠い生命がいる可能性のある 620光年 最も遠い惑星が複数ある惑星系 系 4920光年 最も遠い 37億9500万光年 43億7200万光年 0. 33 の発生原因の天体としての推定。 最も遠い 131億光年 293億6000万光年 7. 54 の中心部のブラックホールとして。 最も遠い 121億1900万光年 234億9500万光年 3. 90 最も遠い 129億9800万光年 290億5000万光年 7. 51 分光観測が行われ銀河であることが証明された中で最も遠い天体。 最も遠い 125億8100万光年 260億3100万光年 5. 19 最も遠い 126億5200万光年 264億7900万光年 5. 47 最も遠い 131億光年 293億6000万光年 7. 54 最も遠い 131億7400万光年 307億3200万光年 9. 07 最も遠い 88億3900万光年 130億2400万光年 1. 27 最も遠い 109億6700万光年 188億5200万光年 2. 38 原始銀河団ClG J2143-4423を取り囲む銀河フィラメント。 最も遠い天体 134億光年 320億光年 11. 09 脚注 [ ] 注釈 [ ]• ただし正確な距離決定のための分光観測が行われていない。 01である。 出典 [ ]• (2018年6月5日)、2019年4月5日閲覧• 2004年3月7日, at the. Fritz et al. 1999. 118 2 : 1086—1100. 2016. Nature 536 7617 : 437—440. ; Diego, Jose M. et al. 2018. Nature Astronomy 2 4 : 334—342. 東京大学大学院理学系研究科 2018年4月3日. 2019年3月12日閲覧。 アストロアーツ 2011年5月31日. 2019年3月12日閲覧。 ; Brammer, G. ; van Dokkum, P. ; et al. March 2016. 1 Measured with Hubble Space Telescope Grism Spectroscopy". The Astrophysical Journal. 819 2. 129. Bibcode:. arXiv:. doi:. 関連項目 [ ]•

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太陽系外惑星に地球に似た星「ケプラー452b」を発見!

地球に一番近い惑星

ヨーロッパ南天天文台(ESO)の研究者たちは8月24日(現地時間)、太陽から約4. 2光年の位置にある、太陽に最も近い恒星「」を周回する、地球サイズの惑星を発見したと。 その惑星「」の周回範囲は、生命が居住できる可能性があるハビタブル・ゾーン内にある。 つまり理論上、その表面に水が液体として存在できる可能性がある。 ただしこの惑星に、生命が暮らせる環境があるという直接的な情報はまだ収集できていない。 プロキシマ・ケンタウリの軌道を回る地球型惑星の存在は、以前から推測されてきたが、それが確認されたのは今回が初めてだ。 プロキシマbについて、いまのところわかっている点をまとめてみよう。 プロキシマbは、巨大ガス惑星(木星型惑星)ではなく、岩石惑星(地球型惑星)であるとみられている。 研究に参加した天文学者たちは、プロキシマbの最小質量は、地球の約1. 3倍であると述べている。 プロキシマbは、プロキシマ・ケンタウリと約750万kmの距離を保ちながら、そのまわりを11. 2日周期で回っている。 その距離は太陽と地球の間の距離の約5パーセントと、はるかに短い。 プロキシマ・ケンタウリはなので、太陽よりはるかに小さく、発する熱も少ない(質量・半径がともに太陽の7分の1程度)。 プロキシマbは、地球が太陽から受ける量の約65パーセントに相当する熱放射を受けていると。 もし大気がなければ、その表面の平均温度は摂氏マイナス40度になるとみられる(地球表面の平均温度は摂氏15度だが、地球が大気をもっていないと仮定した場合、その表面温度は摂氏マイナス20度になる)。 プロキシマbが大気をもっている場合、その表面温度には摂氏30度〜マイナス30度までの幅があると考えられる。 もし大気が存在するなら、地表の一部で「液体としての水」が存在する。 プロキシマbは恒星に非常に近いため、重力に起因する潮汐力によって常に同じ面を恒星に向けている可能性がある。 つまり、片側には常に日が当たり、その反対側は永久に薄暗いかもしれない。 この場合、水は片側の面にしか存在しないことになると考えられる(回転している場合は、水は赤道付近に存在すると考えられる)。 赤色矮星は、宇宙で最もよくあるタイプの恒星だ。 今後、赤色矮星の周りでプロキシマbのような地球サイズの惑星がよく見られることを天文学者たちが確認できれば、銀河系に生命が存在するのは当然だという議論が生まれることになるだろう。

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