重岡 大 毅 これ は 経費 で 落ち ませ ん。 バイプレイヤーの泉(31) 『これは経費で落ちません!』重岡大毅“新・いい人”の座に君臨なるか?

重岡大毅「これは経費で落ちません!」に“とんでもないハマり役”と大絶賛!

重岡 大 毅 これ は 経費 で 落ち ませ ん

石鹸メーカーの経理部に勤務する森若沙名子(多部未華子)そろそろ結婚を意識するアラサー。 仕事に対する真面目な姿勢は完璧で、むしろキッチリしすぎた対応が、社内でも融通が利かないと噂になるほど。 毎日、領収書や請求書から見えてくる問題をくまなくチェックして、不正を正す。 でもそこには、さまざまな形の人間ドラマが垣間見えて……。 というのが『これは経費で落ちません! 』のあらすじ。 重岡さんは、森若沙名子に片思いをする山田太陽を演じている。 沙名子は会社の制服のボタンも全て留めて着用するような、いわゆるカタブツ社員。 でもそれはただクソ真面目なだけではなくて、心の純度の高さの現れ。 そんな彼女の魅力に気づいた太陽は、沙名子に猛アタックを開始。 社内の「なぜ、森若に!? 」という、逆風に近い噂は全く気にせず、ストレートに沙名子を誘う。 こういうお買い得男の情報というものは、一挙に拡散されるものだ。 ドラマ放送時、SNSのトレンドには『山田太陽』という名前が挙がってきている。 久々に見た、いい人のキャラの新入り登場に女性視聴者は歓喜にわいている。 実際、私も毎週放送をものすごく楽しみにしている。 なんとか最終回までにキスくらいしないものかと。 重岡さんのちゃんとした連ドラ出演は久々だ。 夏クール放送の『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)では、刑事役で登場したものの、第一話で敢え無く殉職。 きっとファンの方々は、いろんな意味で泣いたのではないだろうか。 自担が久々に出演するドラマなのに、一話で死んじゃうって……。 でもその直後に『これは経費で落ちません!』へ出演、しかも話題の役。 あの殉職は全てこのための前振りではないかと思ってしまった。 全方位、どこから見てもいい人の役。 そして醸し出される、人柄の良さ。 今までジャニーズ事務所内では、先輩の風間俊介さんによる専売特許だったはず。 でもいい意味で継承、後輩へと続いて行くのだと私は見ている。 あの大きで魅力的な口もとは「ファビュラス!」 重岡さんのドラマで受けた印象といえば『ごめんね青春!』(TBS系・2014年)の高校生、海老沢役。 学校に隠れて他校の女子生徒とつき合う、『バカ7』の一派。 ものすごく目立つ役だったので、ここからスター誕生なのかと思いきや、しばらくドラマでお見かけすることはなかった。 でも前作から5年が経って、自分の新境地を開拓してゴールデンタイムに戻ってくるとは素晴らしい。 では彼がなぜ? 山田太陽という、役名だけですでにいい人臭がするポジションに君臨したのかを考えてみた。 そのヒントはまず、ヘアスタイル。 割と勇気がないとトライすることのない、オン・ザ・まゆ毛のヘルメットヘア。 これは原宿界隈を闊歩するおしゃれ班か、ただのモッサい会社員(田舎出身希望)が好む。 とてもじゃないけど、現役アイドルがするようなものではない。 その難しいシルエットを手中にしているのは、ご本人そのものの性格もいいんだろうと勝手に妄想。 それからあの大きくグッと開いた瞳……ではなくて、口! あれは重岡さん最大級の魅力だと思う。 個人的史上では、香取慎吾さん以来の衝撃だった。 アイドルだからやはり歯並びも矯正をしてホワイトニングもしているのだろうか? いやそんなことは関係ない。 大事なのは存在感だ。 大きな口というのはほんの少しのズレによって、不快感を催す。 というか、口が大きくて、顔の良さが完全に成功している人は、稀有だ。 左右のパーツがシメントリーになった顔を探すよりも難儀だと思う。 ちなみに私が会った、某テレビ局のドラマプロデューサー。 重岡さん並に口が大きかったんだけど、顔面パーツ配置がダダ崩れだったせいか、打ち合わせ相手のこちらにひどく圧迫感を与えてきた。 でもその違和感がさっぱりなく、むしろ笑った顔からいい人感がある奇跡のタイプなのだ。 これからも彼はドラマで、いろんな形の"いい人"として見かけることが多くなるのだろう。 そしてその印象が世間に浸透した頃、殺人犯の役をすると面白いなあと想像したところで、本日の考察、終了。 そろそろ経費の精算をしなくてはならないのでね。 森若さんに怒られちゃう。

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重岡大毅演じる恋する営業マンがキュート!「これは経費で落ちません!」の魅力

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主演のドラマ「!」(NHK)が、話題のドラマ「」(TBS系)の裏番組にも関わらず注目を集め、9月13日に放送された第8話では、多部演じる森若沙名子の彼氏・山田太陽を演じるの熱いセリフにもキュンキュンコメントが寄せられている。 「このドラマは、中堅石鹸会社の経理部で働く、奥手なアラサー独身女子・森若が主人公。 毎回彼女の元に回ってくる怪しい領収書をきっかけに、思いがけない不正や人間関係が浮かび上がってくるといった展開。 第7話で初キスをきっかけに縮まった二人の距離も、山田(重岡)が大学の後輩と抱き合っている姿を森若が目撃。 初めて芽生える嫉妬の感情に動揺しますが、森若は自分は太陽から受け取るばかりで何も返せていないと言って悩みます」(テレビ誌記者) そんな森若に、重岡演じる山田は「沙名子さんが喜べば、俺も嬉しいんです」「大事な人が喜んでくれて笑ってくれて、俺にはそれ以上の幸せは思いつかない」と目を見て告白。 明るく天真爛漫な山田の熱くまっすぐな台詞に「多部未華子と重岡大毅のコンビがめちゃくちゃ可愛い」「(二人は)マジでとんでもないハマり役で、それぞれの魅力が溢れまくってる」といったコメントがネット上にも躍った。 「重岡は2014年に『』のメンバーとしてCDデビュー。 2016年には映画『溺れるナイフ』で注目を集め、今年1月期には深夜ドラマ『節約ロック』(日本テレビ系)で準主役。 4月期には二階堂ふみ主演の話題のドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)に出演。 第一話で衝撃的な死を遂げ、大きな注目を集めました。 今回ヒロイン・多部未華子の相手役を務め、俳優として着実にステップアップしていますね」(エンタメ誌ライター) しかし、そこには重岡自身の焦りもあると、エンタメ誌ライターは続ける。 「2014年のジャニーズWEST以来、新しいグループがジャニーズ事務所からデビューしていませんでしたが、昨年King&Princeがデビューして大ブレイク。 さらに今年はSixTONESやSnow Manのデビューが発表され、ジャニーズJr. のデビューラッシュが続いています。 グループ活動は勿論の事、重岡自身も活動の幅を広げないと埋没しかねません」 現在開催されている「FIVBワールドカップバレーボール2019」(フジテレビ系)では、大会スペシャルサポーターを務めているジャニーズWEST。 デビュー後のグループがスペシャルサポーターに就任するのは、ジャニーズ事務所初の事。 初心に帰って、再度アタック!? (窪田史朗).

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重岡大毅の演技は下手なのか?知らなくていいコトで評価が落ちる | ドラマのメディア

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今クールのドラマは「金曜夜10時」がやたらと熱い。 ひとつは、視聴率やSNSでの盛り上がり、コンフィデンス誌によるドラマ満足度調査「ドラマバリュー」などを含めて初回から高水準を維持し続けている、黒木華主演の『凪のお暇』(TBS系)。 もうひとつは、主演のドラマ10『これは経費で落ちません!』(NHK)だ。 SNS上には「今期ドラマで一番楽しみにしてるの『これは経費で落ちません!』かもしれない」「今期一番おもしろいドラマ」「ドラマは『これは経費で落ちません!』しか観ていない」といったつぶやきが見られるほど。 ドラマ10といえば、『女子的生活』や『透明なゆりかご』『昭和元禄落語心中』『トクサツガガガ』など話題作を連発している枠。 そうした流れのなかで、今期の『これは経費で落ちません!』は、話題性や華やかさはあまりなく、ドラマチックな内容でもない。 しかし、脚本やキャストの良さ、丁寧な作りが、回を重ねるごとにジワジワと評価を高め、満足度も上昇し続けている。 毎回、彼女のもとに回ってくる怪しい領収書や請求書をきっかけに、思いがけぬ不正や人間関係などが浮かび上がってくるという物語だ。 ネット上の声を拾ってみると、このドラマの好評の理由にはいくつかの要素があるようで、そのひとつがまずストーリーにおけるリアリティだ。 近年は、お仕事ドラマというと、『わたし、定時で帰ります。 』(TBS系)を筆頭として、リアルな作品が増えている傾向がある。 しかし、本作の場合、リアルでありつつも、胸が痛くなるようなシビアな内容ではなく、描写はあくまでコミカル。 そして、取り上げるテーマも、巨額な横領などではなく、小さな規模で、非常に身近であることが大きな特徴だ。 例えば、経費で購入した物品を私的に利用したり、「自腹」で仕事のための小物を購入していたり、かと思えば、社長のお気に入り秘書は通常の手続きを経ずに許されてしまう「特別案件」だったり。 また、「経理システムに入力して申請するのに、プリントアウトして印鑑を押して提出しなければいけない」という、日本の中小企業的な「あるある」も多く、それに対してさまざまな立場の人の考えや価値観、背景などが、実に丁寧に描かれている。 「秘書課と経理のやり取りがリアル過ぎて笑える」「経理人からするとあるあるとか共感多過ぎておもしろい」「会社を舞台にしたコメディだけど、変なところがリアル」など、SNS上にも、リアルさを楽しむコメントが多数見られる。 経理部というと、「細かい」「融通が利かない」「合理的で杓子定規」といったネガティブなイメージを持つ人も多数いるだろう。 しかし、ヒロイン・森若は真っすぐ誠実かつ合理的に「規律」に従って仕事をしながらも、自分の理屈を他者に押し付けることは決してしない。 他者の不正を暴いて得意げになるわけではなく、「正しいこと」であっても、それで傷つく人がいないかを考え、迷いを抱くこともある。 他者の言葉に耳を傾け、それぞれの立場や役割を尊重し、価値観の違いを認め、受け入れていく寛容さや柔軟さも持っている。 これは『わたし、定時で〜』などから定着した感のあるお仕事モノの描き方かもしれない。 さらに、森若の仕事の仕方で心地よいのは、「イーブン」を好きな言葉とし、臨機応変に「差し引きゼロ」を考えて処理する柔軟性だ。 どこまでもフラットでフェアなモノの見方は、「上から目線」を嫌う今の時代の感覚にピタリとハマっている。 また、『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)あたりから、華やかな仕事ではなく、「自分に与えられた地味な仕事を粛々とこなす」ヒロインのあり方が、受け入れられてきている流れもある。 「貸借表で、ぴたりと数字がしまる瞬間が好き」と言い、達成感から漏れ出る笑顔の美しさ。 自分の仕事に誇りを持ってのぞむ姿勢は、見ていて清々しく心地よいのだ。 さらに、多部未華子を中心に、吹越満、伊藤沙莉、平山浩行、さらに第6話からも加わった「経理部」の顔触れも良い。 世代性別が異なる上手い役者ばかりで見せる軽妙なやりとりは楽しく、そこだけでもずっと観ていられる印象がある。 派手さはなく、大きな出来事も起こらないが、経理という立場から見る会社の「あるある」と、人間模様を丁寧に描いたドラマ。 本作には、途中から見てハマり、一気観したという視聴者もチラホラいるように、「質の高さ」が後から続々と客を呼び込む理想的な道をたどっているようだ。 (文/田幸和歌子).

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