瞬く間に落っこちた淡い靄の中で。 菅田将暉 まちがいさがし

まちがいさがし〜動画視聴Ver.〜(菅田将暉) / コード譜 / ギター

瞬く間に落っこちた淡い靄の中で

菅田将暉のコメント 四畳半の個室で「自分は間違い探しの間違いの絵の方に生まれたのかもしれない、でもだからこそ今目の前の人との出会いがあって・・・」と。 米津くんからこの曲の意図を聞いた時に生きている中で何となく不安だった自分にしかわからない気持ちに名前をもらったような気がしました。 きっとそれは、この文章を見ているあなたしかり、境遇は人それぞれだからこそ、その人自身にしかわからない苦しいものが必ずあると思います。 その気持ちはひとりのものであり、形は違うけどみんなもっていて、対象者がいることで自分の存在を肯定することができる。 そのあたたかさを軸に、大事に歌わせてもらいました。 救いでも祈りでもない集い。 「まちがいさがし」に、僕は出会えて幸せです。 解釈 正しい方と間違っている方。 どちらかといったら間違っている方に生まれてきた気がしたけれど もし、正しい方で生まれていたら、相応しく笑い合えることや涙が溢れてやまない経験なんてできなかっただろうな。 相応しくとは似合っているということ。 他人より劣って生まれてきたと思っているこの曲の主人公。 でも、劣って生まれてきたからこそ、自然に笑いあえる仲間や、自然に涙を流し合える仲間ができたと最近気づいたようですね。 この歌詞はまさに米津玄師と菅田将暉を歌っているような歌詞となっていますね。 君の眼が貫いた 僕の胸をまっすぐ その日から 何もかも 変わり果てた気がした 風に飛ばされそうな 深い春の隅で 退屈なくらいに 何気なく そばにいて 解釈 間違いだらけのこの人生の隙間でくだらない話をずっとしていたい。 正しく生きたいと願って、正しくはなれない寂しさから何を生み出したのだろうか? これからの人生一歩ずつ進んでいこう。 幼い頃の子供みたいに。 最初の部分は「くだらない話をずっとしていたい。 」という菅田将暉から米津玄師へのラブコールのように聞こえますね。 くだらない話をずっと続けるなんて、本当に好きな人同士でないとできませんから、この歌詞からは菅田将暉の米津玄師への深い愛がわかりますね。 「正しく生きたい」という願いはたいていの人が願うことですよね。 でも、完璧に正しく生きることが正解なのでしょうか? 不完全な部分があるからこそ人間味があるというものなのかもしれませんね。 君の手が触れていた 指を重ね合わせ 間違いか正解か だなんてどうでもよかった 瞬く間に落っこちた 淡いもやの中で 君じゃなきゃいけないと ただ強く思うだけ 解釈 指を重ね合わせて君の手が触れていた 間違いか正解かなんてどうでもよかった。 突然訪れた迷いの中で 君がいなきゃダメなんだとただ強く思った。 この部分は菅田将暉と米津玄師のことを歌った歌詞というよりは、ドラマ「パーフェクトワールド」での恋人同士のことを歌った歌詞のように感じますね。 前半部分は君(彼氏or彼女)と一緒にいられれば正しく生きようが間違いながら生きようがどっちでもいいというようなことを歌っています。 また、「瞬く間に落っこちた 淡いもや」とは、突然訪れた迷いといことを歌っているのでしょう。 君の眼が 貫いた 僕の胸をまっすぐ その日から何もかも変わり果てた気がした 風に飛ばされそうな 深い春の隅で 誰にも見せない顔を見せて.

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まちがいさがし 歌詞 菅田将暉 ※ www.one-time-offer.com

瞬く間に落っこちた淡い靄の中で

「まちがいさがし」は2019年5月14日に発売されました。 「まちがいさがし」は単品音源は配信限定リリースされており、2019年7月10日に発売されたアルバム「LOVE」の1曲目にも収録されています。 「LOVE」は米津玄師さんをはじめとする様々なアーティストに楽曲を提供されており、また菅田将暉さんご自身でも作詞作曲された曲の両方を楽しむことができます。 「まちがいさがし」で 米津玄師さんと菅田将暉さんとの出会いと楽曲に 込められた思い、ドラマパーフェクトワールドについて、歌詞の意味とは?などについてお伝えしていきたいと思います。 菅田将暉「まちがいさがし」の歌詞 まちがいさがしの間違いの方に 生まれてきたような気でいたけど まちがいさがしの正解の方じゃ きっと出会えなかったと思う ふさわしく 笑いあえること 何故だろうか 涙がでること 君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ その日から何もかも 変わり果てた気がした 風に飛ばされそうな 深い春の隅で 退屈なくらいに何気なく傍にいて 間違いだらけの 些細な隙間で くだらない話を くたばるまで 正しくありたい あれない 寂しさが 何を育んだでしょう 一つずつ 探し当てていこう 起きがけの 子供みたいに 君の手が触れていた 指を重ね合わせ 間違いか正解かだなんてどうでもよかった 瞬く間に落っこちた 淡い靄の中で 君じゃなきゃいけないと ただ強く思うだけ 君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ その日から何もかも 変わり果てた気がした 風に飛ばされそうな 深い春の隅で 誰にも見せない顔を見せて 君の手が触れていた 指を重ね合わせ 間違いか正解かだなんてどうでもよかった 瞬く間に落っこちた 淡い靄の中で 君じゃなきゃいけないと ただ強く思うだけ 引用:まちがいさがし 作詞作曲:米津玄師 菅田将暉「まちがいさがし」に込めた米津玄師の思い 「まちがいさがし」の前、2017年に発売された米津玄師さんの「BOOTLEG」に収録されている曲「灰色と青(+菅田将暉)」で菅田将暉さんと米津玄師さんはコラボしています。 米津玄師さんが菅田将暉さんに熱烈オファーをしたことがきっかけでできた「灰色と青」で二人の親睦が深まりました。 この楽曲を機に「何かやりたいね」と菅田将暉さんに話していて出来上がったのが「まちがいさがし」です。 「まちがいさがし」について2人はこのようなコメントをしています。 菅田将暉 コメント 四畳半の個室で 「自分は間違い探しの間違いの絵の方に生まれたのかもしれない、 でもだからこそ今目の前の人との出会いがあって・・・」と。 米津くんからこの曲の意図を聞いた時に 生きている中で何となく不安だった 自分にしかわからない気持ちに 名前をもらったような気がしました。 きっとそれは、この文章を見ているあなたしかり、 境遇は人それぞれだからこそ、 その人自身にしかわからない 苦しいものが必ずあると思います。 その気持ちはひとりのものであり、 形は違うけどみんなもっていて、 対象者がいることで 自分の存在を肯定することができる。 そのあたたかさを軸に、 大事に歌わせてもらいました。 救いでも祈りでもない集い。 「まちがいさがし」に、 僕は出会えて幸せです。 公式サイトより引用(reissuerecords. net) 米津玄師 コメント 灰色と青で出会えて以来、会えばその都度 「なんかやりたいね」という話を続けてきて、 出来上がったのがこの曲でした。 彼の歌を聴くたび、バーンと喉から勢いよく 飛び出してくるその声に毎度震えます。 いろんな人に早く聴いてほしいですね。 僕と同じように思うはずです。 公式サイトより引用(reissuerecords. net) 二人はプライベートでも飲みに行ったりする仲で才能あるアーティストどうしが集まるととんでもない作品が出来上がるということをまざまざと突き付けられた楽曲ですね。 菅田将暉「まちがいさがし」はドラマ「パーフェクトワールド」の主題歌に 「まちがいさがし」はドラマ「パーフェクトワールド」の主題歌として起用されました。 これがまた「パーフェクトワールド」の世界観とマッチしていてドラマをより感動させてくれます。 「パーフェクトワールド」はドラマだけでなく映画化もされています。 この原作は有賀リエさんが漫画で描いており、交通事故で脊髄損傷により身体障害者となった建築士・鮎川樹と高校の同級生・川奈つぐみと再会しお互いに心を寄せていくという恋愛漫画です。 身体障害者との恋愛という難しいテーマを題材にしていたこの作品は2019年 第43回講談社漫画賞少女部門を受賞するほど注目を集めている作品です。 「まちがいさがし」と「パーフェクトワールド」の世界観がリンクする! 身体障害者になってしまった建築士の鮎川樹と同級生の川奈つぐみが様々な壁にぶつかりながらも惹かれあっていくという恋愛ストーリー。 今まで当たり前にできていたことができなくなってしまったことに「これで良かったのかな?」「この選択は間違っていなかったのかな?」と思いながらお互いに支え合い掛け替えのない存在になっていく姿は「まちがいさがし」の歌詞とすごくリンクします。 ドラマを見てから「まちがいさがし」の歌詞を改めて見るとすごく感動します!! 菅田将暉「まちがいさがし」の歌詞の意味とは? 2人のコメントでもわかる通り、この曲は米津玄師さんの実体験を元に菅田将暉さんのためにに書いた曲です。 米津玄師さんの菅田将暉さんに対する思いも読み取ることができます。 では本題である「まちがいさがし」の歌詞の意味を部分別に考えていきましょう。 「まちがいさがし」歌詞Aメロの意味 まちがいさがしの間違いの方に 生まれてきたような気でいたけど まちがいさがしの正解の方じゃ きっと出会えなかったと思う 引用:まちがいさがし 作詞作曲:米津玄師 米津玄師さんがこの曲を作るにあたっての意図である「自分は間違い探しの間違いの絵の方に生まれたのかもしれない、でもだからこそ今目の前の人との出会いがあって・・・」 という言葉通りの歌詞から始まります。 物事には正しい面と間違った面の裏表があります。 この曲の中での間違いというのは多数派ではない自分のことをさし、周りに溶け込めない自分、少数派である自分の何が正しいのか?ということを葛藤している様子を描いていいると思います。 この歌詞の主人公はみんなと違うことに対しての孤独やコンプレックスを抱いているではないでしょうか? でもそんな自分だからこそ出会えたかけがえなのない人がいるということもわかります。 「まちがいさがし」歌詞Bメロの意味 ふさわしく 笑いあえること 何故だろうか 涙がでること あなたにとって自分はふさわしい人なのだろうか? 相手がありのままの自分を受け入れてくれることに嬉しく感謝をしています。 感情が溢れ出てくるこのパートでは、まさしくお互いのことを信頼し自然に笑いあえたり菅田将暉さんと米津玄師さんの関係を溢れ出ていますね。 「まちがいさがし」歌詞サビの意味 君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ その日から何もかも 変わり果てた気がした 風に飛ばされそうな 深い春の隅で 退屈なくらいに何気なく傍にいて 引用:まちがいさがし 作詞作曲:米津玄師 主人公の孤独やコンプレックスも全てを含んだ上で受け入れてくれることで世界観が変わりました。 主人公の心に今まで見たことがない世界を見せてくれたことに、自然体で受けれてくれる君という存在がこれまでの主人公の価値観を変えてくれたことだと思います。 風に飛ばされそうなという表現は自分の中に何もない自分の虚無感だと思います。 それを無くしてくれる君の存在を心の拠り所にしているのかもしれません。 この歌に菅田将暉と米津玄師さんを当てはめてみます。 米津玄師さんが菅田将暉さんにしか歌えないという曲というコンセプトもありました。 君というのは米津玄師さんで、主人公が菅田将暉さん。 音楽に対するまっすぐな姿勢の米津玄師さんと出会い音楽の世界を知ったことで菅田将暉さんの世界も変わったのではないでしょうか。 自然体で入れる2人の仲の良さもわかりますね。 「まちがいさがし」歌詞2番Aメロの意味 間違いだらけの 些細な隙間で くだらない話を くたばるまで 正しくありたい あれない 寂しさが 何を育んだでしょう 引用:まちがいさがし 作詞作曲:米津玄師 日常でくだらない話をいつまでもしていたいということです。 くだらない話をどれだけでもできるというのは本当に心を許し合った人同士でないとできないことです。 何が正しいのかはわからないけど、これまでの自分の経験が何一つ無駄ではありません。 正しくありたいという過去の自分の気持ちが今の自分にとって本当に必要なものではなかったという解釈も取れますね。 「まちがいさがし」歌詞2番Bメロの意味 一つずつ 探し当てていこう 起きがけの 子供みたいに 引用:まちがいさがし 作詞作曲:米津玄師 この部分の一つずつというのは間違いのことではなく、君が見せてくれた素晴らしい世界から自分の中で揺るがない大切なもののことを指していると思います。 今まで感じていた不安や焦りなどを感じない子供のように純粋な気持ちで大切なものを探していくという表現ですね。 「まちがいさがし」歌詞2番サビの意味 君の手が触れていた 指を重ね合わせ 間違いか正解かだなんてどうでもよかった 瞬く間に落っこちた 淡い靄の中で 君じゃなきゃいけないと ただ強く思うだけ 引用:まちがいさがし 作詞作曲:米津玄師 2番のサビの歌詞を見てみると恋愛に発展したのかな?という風に思えます。 君がいれば他に何もいらない、君というかけがえのない存在を自分の中で認識した瞬間でもあります。 今まで深い闇の中にいたことを霧という状況で表現しており、霧が淡くなる、薄くなるということはそこから抜け出すために君が教えてくれたことだと思います。 主人公の人生にとって君という存在の重要性が大きいのがひしひしと伝わってきますね。 「まちがいさがし」歌詞ラストサビの意味 君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ その日から何もかも 変わり果てた気がした 風に飛ばされそうな 深い春の隅で 誰にも見せない顔を見せて 引用:まちがいさがし 作詞作曲:米津玄師 1番のサビと同じですが、最後の一行だけ違います。 このことから君への関係性が深まっていることが読み取れます。 特別な関係になりたいというラブコールのような感じにも受け取れますね。 菅田将暉「まちがいさがし」の歌詞の意味は??米津玄師が作詞作曲を担当 まとめ いかがだったでしょうか? 歌詞の意味を考えてみると深い意味があり、お互いの信頼関係がものすごいですよね。 大切なものができたときに自分は買われるという強いメッセージ性も感じられました。 「まちがいさがし」はドラマのために作られた曲ではありませんが これを踏まえた上で「パーフェクトワールド」を見てみると感動すること必須です!!.

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菅田将暉 まちがいさがし

瞬く間に落っこちた淡い靄の中で

2017年にリリースされた米津玄師さんのアルバム『BOOTLEG』に収録の『灰色と青』で初めてコラボをした2人。 米津玄師さんから菅田将暉さんへの熱烈なラブコールによって実現したそうです。 しかも初対面の時米津玄師さんは緊張のあまり酒を飲みすぎてしまったのだとか 笑 それを機に親交が深まった2人の約1年半ぶりのコラボという事もあって、注目が集まっています! 「まちがいさがし」は菅田将暉の為に書いた曲? 米津玄師さんから菅田将暉さんへの熱烈オファーにより実現した『灰色と青』 そのコラボをきっかけに親交が深まった2人ですが、今回の楽曲『まちがいさがし』は、米津玄師さんが、 菅田将暉さんが歌う姿をイメージして作られた楽曲とのこと。 つまり、ドラマのために書き下ろされた楽曲では無いというわけです。 「この曲を主題歌として起用したい」と提案し、ドラマ「パーフェクトワールド」主題歌として決定したんだそうです。 菅田将暉 コメント 四畳半の個室で「自分は間違い探しの間違いの絵の方に生まれたのかもしれない、でもだからこそ今目の前の人との出会いがあって・・・」と。 米津くんからこの曲の意図を聞いた時に生きている中で何となく不安だった自分にしかわからない気持ちに名前をもらったような気がしました。 きっとそれは、この文章を見ているあなたしかり、境遇は人それぞれだからこそ、その人自身にしかわからない苦しいものが必ずあると思います。 その気持ちはひとりのものであり、形は違うけどみんなもっていて、対象者がいることで自分の存在を肯定することができる。 そのあたたかさを軸に、大事に歌わせてもらいました。 救いでも祈りでもない集い。 「まちがいさがし」に、僕は出会えて幸せです。 彼の歌を聴くたび、バーンと喉から勢いよく飛び出してくるその声に毎度震えます。 いろんな人に早く聴いてほしいですね。 僕と同じように思うはずです。 事故で脊髄を損傷し車椅子生活を送ることになった建築士・鮎川樹が、高校の同級生・川奈つぐみと再会し心を通わせ合っていくさまが描かれています。 2018年には映画化もされ話題になりましたね! 映画では主演の鮎川役を 岩田剛典さん。 ヒロインの川奈つぐみ役を 杉咲花さんが演じています。 ドラマもいいのですが、個人的には映画での二人の印象が強いですね。 岩田さんの爽やかさに、杉咲花さんの素朴な演技がとても良かったです!胸が苦しくなります 笑 今回のドラマでは、主人公「樹役」の松坂桃李さん、ヒロイン「つぐみ役」山本美月さんの他、瀬戸康史、中村ゆり、松村北斗(SixTONES、ジャニーズJr. )、木村祐一、水沢エレナ、堀内敬子、とよた真帆、麻生祐未、松重豊などの豪華キャストが名を連ねました。 確かに、ドラマ『パーフェクトワールド』の主人公である鮎川くんの境遇に当てはまる部分もありますが、 あくまでドラマと関係なく作られている曲ですので、ここではドラマとは切り離して解釈していきたいと思います。 それではさっそく「まちがいさがし」の歌詞の内容をひも解いてみたいと思います。 この歌詞の主人公は、人と違うことへの劣等感や、たくさんの葛藤を抱えてきたのでしょう。 性格の違い、能力の違い、見た目の違い、境遇の違い・・。 人は皆違って当たり前なのですが、 一般的と呼ばれるモノに対して、自分との違いをふと実感してしまったとき、それは劣等感として心を苦しめることがあります。 でも、違うからこそ独自の感性を持ち、それに共感しあえる人間どうしが出会えた。 「類友の法則」とはよく言いますが、ある意味では、 間違いの方だったからこそ出会いが生まれたのだと言うこと。 そう考えることが出来たとき、はじめて自分自身を肯定することができるようになります。 コメントでも菅田将暉さんは「生きている中で何となく不安だった自分にしかわからない気持ちに名前をもらったような気がしました。 」と答えています。 菅田さん本人も、俳優として上を目指してきた中で、きっといろいろな葛藤や劣等感を感じてきたことでしょう。 そしてまた米津玄師さんも同じように劣等感や葛藤を感じながら生きてきたはずです。 そんな二人がこうして出会えたということ。 まさに、菅田将暉さんと、米津玄師さんのような関係性ですね。 これは喜びの涙なのでしょう。 菅田将暉さんのコメントにもあるように「その人自身にしかわからない苦しい境遇の中で、形は違えど対象者の存在が自分を肯定できる。 」と言っています。 それって実はとても大切なことなのかもしれないですね。 以前ラジオで米津玄師さんは「菅田将暉という人物は、自分と真逆の世界に存在する人間」と言っていましたが、だからこそ惹かれあう2人なのでしょう。 違うからこそ惹かれあう・・・。 恋愛にも友情にも言えることですね。 恋人だったり、夫婦だったり。 大切な親友だったり、親や家族の存在だったり。 このサビでは聴き手の境遇によって、いろいろな相手をイメージできる部分だと思います。 「 風に飛ばされそうな深い春」の詩はとても深い表現ですね。 春という、暖かさの中に「心の脆 もろ さ」が現れている部分。 そんな時には、さりげない君の存在が必要なのですね。 何をするでもなく、声を掛けることもなく、ただそばにいてくれる。 本当に心が温かくなる歌詞ですね。 ちなみにここのサビですが、米津玄師さんが菅田将暉さんに渡したデモ音源では、サビの冒頭部分はファルセット 裏声 だったんだそうです。 でも、それを忘れていた菅田将暉さんは、そのまま地声で力強く歌ってしまったとのこと。 しかし、米津玄師さんはその歌声を聴いて「 このサビはこう歌うべきだったんだ!」と思ったそうです。 そしてこの瞬間に「まちがいさがし」は間違いなく菅田将暉の曲として成立したんだそうですよ! 作者として拭えなかった米津玄師っぽさを、いい意味で壊してくれたと語っていました。 ラジオでも菅田将暉さんは「世の中は間違いだらけ」と言っていました。 しかし、それを悲観するのではなく「その中で何を学ぶのか?」ということが大切なのかもしれませんね。 まだ起きたばかりの子供は寝ぼけた状態で、すぐには動き出せないものです。 それでも焦らずゆっくりと・・。 それくらいのペースで自分自身の答えを見つけていこうという意味なのかもしれませんね。 ここでは、どちらかというと、恋人同士を表現しているように感じます。 この部分に関しては、ドラマ『パーフェクトワールド』での2人にとてもよく当てはまる部分ですね。 触れ合う温度で感じた瞬間、過去がどうとか、境遇がどうとか、もはやどうでもよく感じたのでしょう。 辛い境遇、身体的障害もそうですが、性別の問題もそう。 所詮「まかちがい」という決めつけは、一般論が作り上げた、数の暴力でしかないと私は思います。 「瞬く間に落っこちた深い靄 もや 」は、いつ起こるかわからないこと。 でも、誰にでも起こりうる、辛い悲しみが起こったとき、初めてその存在の大きさに気づくのかもしれませんね。 事件、事故、争い。 そして、自分自身が誰かにとってそんな存在になれるように。 この歌詞は本当に深い部分だと思います。 逆境に立たされた、辛い環境の中でこそ見せる本当の顔。 上辺だけでない、人として飾ることのできない状態でこそ本当の顔だと表現している部分ですね。 それを私に見せて欲しいという、汚れた部分も、惨めな状態も受け入れる愛がそこにあるようです。 たとえ今の人生が「間違いの方」だったとしても、そうでなければ出会えなかった、君の存在。 それに気づくことの大切さも表現されている歌詞でした。 ただ、一見すると爽やかで暖かい歌詞のようで、実は人間の深い部分を表現した歌詞でもある様子・・。 聴く人の環境によって捉え方も変わってくるのではないでしょうか?.

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