足 の 親指 の 付け根 痛み。 足の付け根が痛い:医師が考える原因と対処法|症状辞典

足の指が痛い!足指の痛み別の症状と原因まとめ|足から健康に!「あしカラ」

足 の 親指 の 付け根 痛み

親指の付け根に痛みを感じて医療機関を受診すると、痛風と診断されることが多いのですが、それ以外に「強剛母趾(ぼし)」という足トラブルの可能性もあります。 歩くときに痛くて、踏み返しができない、靴が履けないなど、日常生活に大きな支障を来します。 中には、無意識のうちに親指をかばって歩き、他の場所が痛くなって受診される方もいらっしゃいます。 外反母趾も強剛母趾も、最初は制限母趾から始まります。 制限母趾で多少の痛みがあっても、動かさないわけにはいかないので、無理やり曲げて、踏み返しながら歩くわけです。 その無理な力を逃がすために、関節が外れていくと外反母趾になり、外れることができず、炎症を繰り返して徐々に関節が壊れていくと、全く動かない強剛母趾になります。 左は正常な状態 この両者の違いはどこにあるのか。 手と同様、足の親指も他の4本の指とは異なり、比較的自由な方向に動く構造をしています。 制限母趾の人は、もし関節構造が柔らかく(グニャグニャ足)、水平方向に動くことができれば外反母趾(関節脱臼)、できなければ強剛母趾(関節破壊)へと進行することになります。 強剛母趾になると、関節の軟骨が擦り減って、骨同士がこすれ合い、炎症を起こして痛みが生じます。 制限母趾の段階で症状が軽ければ、インソールを使って足のアーチを整え、正しい歩き方を身に付けることで改善されていきます。 長期にわたって炎症が続くと、異所性骨化といって、骨の周囲の組織が硬くなり、これが関節にくさびを打つかのように大きくなるため、指を全く動かすことができなくなってしまいます。

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痛風の症状 足の親指の付け根が痛いのは痛風の前兆か?体験者の激白QRIONE調査団

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Contents• 足の親指の付け根が痛いけど外反母趾か痛風か分からない時の見分け方 痛風の症状と原因 痛風の症状 急に足の指の付け根が痛み出すことが多いです。 大概は、朝起きた時に何か足がおかしい あれっと思って立ち上がろうとすると、足の指の付け根に激痛が走り お酒飲む人だと、きっと 「昨日酔っ払って足をタンスの角にでもぶつけたかしら」 って思います。 痛風の発作だと、通常歩行するのも困難なほど痛みます。 親指の付け根を中心に赤くはれ上がっていて、指で軽く触っても痛みを感じます 文字通り風が当たっても痛みを感じるとはこのことです。 痛風の痛みの原因 痛風は血液中の尿酸が増えすぎて、血液の中に溶け込んでいられなくなるほど濃度が高くなると、尿酸は結晶となって固まって関節などに蓄えられていきます。 そしてこの結晶が大きくなりすぎると、身体が尿酸の結晶を異物として認識して、攻撃=炎症作用が発生して痛みを感じるようになります。 尿酸がたまる原因 端的に言うと次の4つになります。 ・尿酸の原料のプリン体を含んだ食べ物の食べ過ぎ ・体内が酸性になり尿に尿酸が排出されにくくなること ・尿(おしっこ)の量が少ない ・腎臓の働きが悪いなど体質的に尿酸を体外に排出する機能が弱い プリン体は身体の中で分解されて尿酸になります。 ですからプリン体を多く含む食べ物を食べると、体内の尿酸の量は増えます。 だから、なるべく身体を酸性に傾けないようにしないといけません 身体が酸性になるのは お酒、過度の運動、ストレス、野菜などの少ない食事 よくビールはプリン体が多いから痛風に良くないと言われますが、ビールに含まれるプリン体を気にするよりは、アルコール度数の高いお酒の方が、身体を酸性にして、尿酸値を上げやすいです。 尿(おしっこ)の量が少ないと尿酸が増えるのは 尿酸は大部分が尿(おしっこ)として排出されますから、尿が少なくなれば、当然体内に蓄積される尿酸も増えていきます。 尿が減るのは、 夏場で暑かったりサウナなどで汗をかいた場合 長時間の運動で汗をかいた場合 何らかの都合があり尿(おしっこ)の回数や量を減らそうとして水分の摂取を制限した などの場合があります。 また、生まれつきの体質や、病気などが関係して、腎臓の働きが悪い場合などもあります。 尿酸は、何年もかかって蓄積するもので、1日や2日くらい暴飲暴食したからすぐに痛風になるというわけではなく おそらくは会社の健康診断などで数年間、尿酸値が高い「高尿酸血症」と判定されていた期間があるはずです。 以上のことから、体質や病的なものを除き、痛風患者の多くは40~50代の男性で、よくお酒を飲む人に多くなっています。 外反母趾の症状と原因 外反母趾の症状 外反母趾は足の指の付け根の部分が横に広がって、親指が身体の外側に折れ曲がってきます。 この親指が折れ曲がる時に痛みを発症し、何年か我慢しているうちに痛みが無くなってくることもあります。 ただし、親指の変形は次第にひどくなってきます。 歩行に大きな支障が出ますが、痛風のように立ち上がるのも困難と言うことはありません。 また、症状は徐々に現れ、痛風のようにある日突然ということもあまりありません 外反母趾の痛みの原因 外反母趾で痛みが生ずるのは 親指の付け根が変形して飛び出し靴に当たって痛い あるいは、靴に当たることで、身体の防御反応から皮膚の下に滑液包(かつえきほう)というクッションが作られるのですが、この部分が炎症を起こして滑液包炎になって痛みを生じます。 この間に指の関節の曲がり具合は進行し 親指の関節の曲がりがひどくなると、脱臼してしまうこともあります。 外反母趾になる原因 外反母趾の根本原因は足の指の付け根付近の筋力が弱くなることです。 メカニズムとしては 指の付け根付近の筋力が弱くなり、足裏のアーチが崩れて横に広がり開張足と言われる足底が横にべたーっと広がった状態(開張足)になります。 注:足底は歩いたり走ったりする時の衝撃を吸収するためにアーチ状になっています。 その後、指の付け根の筋力が弱いまま、横に広がった状態になるので、指が圧迫されて中央の方に折れ曲がってきます。 そして、指が折れ曲がった状態が固定、あるいは悪化して痛みが生じてきます(痛みが生じない場合もあります) スポンサードリンク 外反母趾(足底の筋力が弱くなる)原因 外反母趾は結局足底などの筋力が弱くなることが原因ですが、なぜ弱くなるのかというと ・ハイヒールや先のとがった靴を履いていて、歩いている時に足の指が使えない状態が長く続いている ・運動不足で歩いたり走ったりすることが少ない ・足底を使って歩いていない ということがあげられます。 ハイヒールや先のとがった靴を履いていると指先が圧迫され、歩いている時に足の指が動かせません 人間は歩いている時には本能的に指で地面をつかみ、そして後ろに蹴り出すように動かしているのですが、この動きが全く出来ない為に 使わない器官は退化する。 ということで足底や指の付け根の筋肉や骨格がどんどん弱くなってしまいます。 運動不足で足の筋肉が退化してくるのは説明するまでも無いと思います。 最後の足底を使って歩いていないというのは 鶏と卵の関係になりますが、足底の筋肉が弱ってくると、足裏や足首の筋肉を使って真っ直ぐ後ろに蹴り出すことが出来なくなります。 そうなるとどうなるか お年寄りや女性に多いぺたぺた歩き 要は歩幅を短くして、足首を使わずに歩く歩き方になったり 歩き方がオーバープロネーション(過回内)になったりします。 注:オーバープロネーション(過回内) 足首や足底を真っ直ぐ後ろに蹴り出すだけの筋力が無いために、歩いたりする時に、かかとの外側から着地し、足の親指の内側に抜けるように体重を移動する歩き方(走り方)で、真後ろから見ると足底が過剰に内側に回転(過回内)しているように見えます。 そして、ぺたぺた歩きやオーバープロネーション(過回内)になると、歩く時に足底の筋肉をしっかり使わないために、ますます筋力が弱って、外反母趾を増長することになります。 痛風で足の親指の付け根が痛い時の緊急対処方法 痛風の発作が起きた場合、まず自分では動けないと思います。 四つん這いか片足でハネながら移動できないことはないですが、結構情けないです。 で、まずは病院を受診しましょう。 内科で良いです。 自分一人では動けないと思いますので、家族か単身であれば、友人など緊急援助隊の救援を仰ぎます。 といっても、そのまま放置すれば高尿酸の状態が続き、半年か1年後には再発、 さらに放置すれば頻繁に発作が起こるようになり関節がダメになったり、関節に痛風結節と呼ばれる大きなこぶのようなものが出来たり さらに腎機能がやられるなど命に関わる病気に発展する場合もあります。 家族などに支援が得られるし、救急車を呼ぶほどではない(恥ずかしいのではばかられる) でも今日は休日だという場合 当番医を探す方法もありますが 取り敢えず月曜日まで我慢してみようという場合は 薬局で「ロキソニン」:鎮痛剤を購入し痛みを抑えるという方法もあります。 注:ロキソニンは強力な薬で最近まで医者の処方が必要でしたが、現在は薬剤師がいる薬局で市販されています。 ロキソニンは炎症を抑える機能があり、痛風の炎症を抑えてくれます。 強い薬ですが、初日は許容量のMAXまで使って、一気に炎症を抑えてしまうことをオススメします。 中途半端に使っていると回復が遅れます。 ただし、あくまで許容量の範囲内で、長期間使用しないようにしましょう。 ロキソニンで発作が治まってしまう場合もありますが、快復したとしても、必ず受診して、高尿酸血症の状態を解消するようにしましょう(抗炎症剤でごまかして放置すると命の危険があります) PR 外反母趾で足の親指の付け根が痛い時の対処方法 外反母趾の対処としては サポーターやテーピングで痛みを和らげる方法があります。 ただし、サポーターやテーピングは単なる対処療法で、原因となる足底の筋肉などを強化しない限り、治療にはなりません 病院に行っても、おそらくテーピングやサポーターを薦められたり、足底の筋肉の鍛え方などを教えてもらえると思いますが あまり良心的でない病院の場合、必要の無い手術を勧められたり、高額なグッズを販売されたりする場合もあるので注意しましょう また、外反母趾の場合脱臼しているとか変形が極端にひどい場合など、緊急避難的に手術をする事はありますが、 筋力が弱っていることが根本原因ですから、手術で整形したり痛いところを取り除いても根本的な治療にはならず、 足指の機能を損なってかえって悪化させたり、再発を繰り返すことになります。 まとめ 痛風と外反母趾 経験があればこの二つの病気を間違えることは有りませんが、初めての場合、色々悩んだり迷ったりするかもしれません ただし痛風は急性の強烈な痛みですし 外反母趾は慢性的な痛み どちらも生活習慣病のようなものですが、分かってしまえば見分けは簡単です。

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足の親指の付け根が痛い原因は何?

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もくじ• 痛みが出やすいのは、足の親指の付け根 血液中の尿酸値が何らかの原因で高くなり、7. 結晶化した尿酸が、関節に沈着(付着)すると、激痛を伴う関節炎を引き起こします。 それが痛風です。 尿酸は、尿や便で体外へ排出されます。 しかし、体内で作られる尿酸の量と、体外へ排出される量のバランスが崩れると「尿酸値」が高くなり、余分な尿酸が結晶化して、痛風を引き起こします。 激痛は、発作のように現れるので、「痛風発作」と呼ばれます。 痛風発作の多くは、足の親指の付け根に現れます。 他にも、足首・ひざ・ひじ・アキレス腱(けん)などに、痛みが出る場合があります。 そのまま我慢していると、症状が軽ければ3日、重い時でも10日ほどで、痛みは治まります。 ここで放置してしまう人が、多いようです。 しかし、そのままにしておくと、発作の頻度が増えたり、腎臓の働きが低下したりしてしまうこともあります。 食物にもプリン体は含まれているので、暴飲暴食でも尿酸値は高くなります。 激しい運動でも痛風になるって、本当? 痛風は、高尿酸血症が原因で、引き起こされます。 高尿酸血症が起こる理由を、いくつか挙げてみましょう。 腎臓から尿酸を排せつする機能の低下• 暴飲暴食• 重度の肥満(尿酸が作られやすい)• 激しい運動(新陳代謝が活発になり尿酸値が高くなる) 尿酸値が高いのは、危険なの? 高尿酸血症は、痛風をおこすサインです。 健康診断で血清尿酸値が7. 8~7. 4~5. 糖尿病・脂質異常症・高血圧症などの、生活習慣病が原因の高尿酸血症もあります。 生活習慣病と診断された方、治療中の方も注意が必要です。 女性が痛風になりにくいのは、なぜ? エストロゲンという女性ホルモンには、尿酸の発生を抑え、体外に排せつしやすくする働きがあります。 そのために、女性は尿酸値が上がりにくく、男性よりも痛風患者が少なくなる傾向にあります。 しかし、閉経後はエストロゲンの分泌量が減少するので、尿酸値は高まりやすくなります。 定期的に尿酸値を検査するといいでしょう。 痛風の症状が出ていなくても、尿酸値が上がっている場合もあります。 痛風を予防するには? 生活習慣を改善しつつ、尿酸値を下げる薬を使った治療が行われます。 目標は、1日2000ml以上の排尿 尿酸のほとんどは尿から排せつされます。 1日に2000ml以上の排尿を目標に、できる範囲での水分摂取を心がけてください。 そのときに、糖分の入っている炭酸飲料やジュースなどの清涼飲料水・アルコールは避けるようにしてください。 水やお茶など、糖分のない水分摂取が望ましいと思います。 内臓脂肪を減らす努力を 肥満も尿酸の産生を促します。 内臓脂肪が多いと、尿酸値が上がりやすくなるので、体格指数 BMI の正常値(18. 5以上~25. 0未満)をキープしましょう。 線維質が多い食事を心がける 食べ過ぎは要注意です。 食べる量を減らす(適正にする)ことで、体重も適正となり、尿酸値が下がりやすくなります。 肥満を気にしている人・尿酸値を下げたいと思っている人は、次のようなローカロリーで繊維質や利尿作用のある食品の摂取を心がけてください。 ひじきやワカメ、コンブなどの海藻類• ほうれん草、ニンジン、キャベツ、ナスなどの野菜類• サツマイモ、里芋などのイモ類• バナナ・メロンなどの果物類 肉食中心から野菜中心へ 肉食が中心だった人は、野菜中心の食生活に切り替えてみてください。 野菜類を汁物に入れる• 煮る・蒸すなどの調理法を取り入れる 牛乳・乳製品は尿酸値を下げる 牛乳と言うと、カルシウムを想像する人が多いかもしれません。 牛乳・乳製品には、尿酸値を下げ、痛風になるリスクを下げる働きが、期待されているのです。 牛乳なら1日にコップ1杯、ヨーグルトなら100~200gのどちらかを、毎日摂取するのがおすすめです。 アルコールはひかえるように お酒は、できるだけ控えめにしてください。 アルコールは尿酸生成を高め、尿からの尿酸排せつを抑制してしまうからです。 定期的な有酸素運動を 軽い有酸素運動を、定期的に行うと良いでしょう。 ウオーキング• ジョギングなど 短時間の激しい運動は、逆に尿酸値を上げてしまうので注意が必要です。 どんな治療をするの? 二通りの薬物療法 尿酸値を下げる薬は二種類あります。 尿酸が上がる原因によって、使い分けています。 尿酸産生抑制薬:尿酸産生過剰型の方に処方されます。 肝臓で、プリン体が尿酸に分解されるのを抑制します。 尿酸排泄促進薬:尿酸排泄低下型の方に処方されます。 腎臓で、尿酸が尿中へ排せつされるように働きます。 激痛が走った時は、どうすれば…? 痛風の痛みは、発作のように現れるので「痛風発作」と呼ばれています。 鎮痛薬の使用には注意が必要なので、医師の診察を受けて、消炎鎮痛薬を使用します。 まとめ 痛風について、お分かりいただけましたでしょうか。 尿酸値が高いと言われたことがある方は、生活習慣を見直し、病院を受診することをおすすめします。 もし、痛風の発作が起きてしまった時は、痛みのある所を冷やして、安静にしてください。 痛みが治まっても放置せず、なるべく早く内科、または整形外科を受診してくださいね。 【参考文献】 ホームメディカ編集委員会. 1514-1516 参考サイト:公益財団法人 痛風財団.痛風を知りたい方へ . 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン - 日本痛風・核酸代謝学会(P12) 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第2版.

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