ウドには産毛のような毛がいっぱい生えていますので、包丁の背などでこそげ落とします。 皮を厚めに剥いてください。 (皮はきんぴらや天ぷらに使えます)• 皮も茎も酢水で、10分~15分さらしてアク抜きします。 (さらさないと茶色くなります)• アクが苦手な方は。 少し長めに酢水でさらしたり、酢を落とした湯で茹でたりします。 茹でる時は茹ですぎないように、シャキシャキが残るようにさっと湯に通して水にとってください。 美味しい食べ方(皮をむいた茎) 山うどを食べる時は、生でいただくことが多いですよね。 シャキシャキとした食感や、春の香りが満載のうどは春の食卓の名脇役ですね。 生で食べる 酢味噌和え 定番ですが、スライスした生のウドを酢味噌であえます。 また、貝のむき身と酢味噌やポン酢で、タケノコと木の芽和えで。 ホタルイカと山うどのからし酢味噌 ホタルイカもちょうど旬を迎えますので 、スライスした山うどとからし酢味噌でいただくのが美味しいです。 和風サラダ 豆腐や鰹節を添えて和風ドレッシングにすると、おもてなしにもステキです。 中華風酢の物 クラゲと山うどに、酢・砂糖・塩・ゴマ油の合わせ酢をかけます。 中華ドレッシングを利用するともっと手軽にできます。 山うど味噌漬け(浅漬け) 歯ごたえが良く、ウドの風味がダイレクトに味わえる味噌漬け。 作り方もお手軽で簡単なのに、懐石料理のようなインパクトがあります。 アク抜きは味噌がやってくれますが、苦手な人は水にさらしてアク抜きしてから味噌に絡めると良いでしょう。 2~3時間したら食べられますが、翌日にはもっと味が染みて美味しいですよ。 味噌漬けの作り方• ポリ袋に味噌と醤油を同量入れ軽く揉むと、ドロドロした味噌になります。 皮をむいて拍子木に切った山うどの茎を味噌に入れ、軽く絡めるようにします。 2~3時間ぐらいたってからが、おいしいですよ。 お急ぎの時は、そっと揉んでも効果的。 あっという間に食べられます。 加熱調理する うどは加熱すると、独特の香りが優しくまろやかになるような気がします。 特に煮物がおすすめで、たくさん手に入ったときなどチャレンジしてみてはいかがでしょう。 澄まし汁 アサリやハマグリの澄まし汁の汁の実にすると、香りよく季節感たっぷり味わえます。 春の香りの吸い口として使ってください。 煮物 だしの効いた醤油味でも味噌味でも薄味で煮ると、とてもおいしいです。 煮るだけですが、野趣あふれる優しい味がたまりません。 コトコト軟らかく煮ても美味しく、硬さはお好みでどうぞ。 中国料理 中国料理にもあう食材です。 エビや貝の大きさに合わせてウドを切り、清炒(ショウガ・酒・塩で味付けのあっさり中華炒め)にします。 卵とウドの中華風スープは、ふわふわ卵とシャキシャキのウドがたまりません。 穂先や皮は捨てずに天ぷらやきんぴら ウドは捨てるところがありません。 画像のような穂先も、葉っぱも、剥いた皮も、すべて食べてしまいます。 山うど穂先の天ぷら 白い茎の部分で天ぷらするだけでなく、穂先も皮も美味しくいただけます。 いろいろ山菜はあるけれど、ウドの穂先の天ぷらほど香りと食感が素晴らしいものはないように思いますね。 穂先の天ぷら作り方• ウドの穂先は、アク抜きせずによく水気をとります。 パリッとしたら、油をよく切ってください。 パリッと美味しく仕上げるには、一度にたくさん鍋に入れないことです。 温度が急激に下がると上手に揚がりません。 葉っぱや皮のかき揚げ作り方• ウドの皮や葉とニンジンを短冊に切ります。 イカは皮をむき、2㎝ほどの角に切ります。 ベビーホタテの貝柱とイカは、小麦粉をはたきます。 天ぷらの衣を作り、材料を入れ油で揚げます。 カリッとしたら、油をよく切ります。 ウドだけでも美味しいウドのかき揚げができます。 山うどのきんぴら 皮をむいた茎の部分でも作りますが、皮や葉でも十分おいしくいただけます。 ウドの皮にニンジンを入れて作りました。 筋っぽいのではないかと心配される方もいらっしゃるかと思いますが、筋は全然気になりません。 ウドだけでも、ニンジンや糸こんにゃくを加えても、ご飯のお供やお酒の肴にぴったり。 ご飯が進んで、止まりませんね。 もちろん中身は、味噌漬けや酢の物に。 『絶品山うど混ぜご飯』の作り方 【材料】• 山うど(茎の固いところでもOK)• きのこ類(しめじやエリンギがおすすめ)• 米 2合• 水 400ml• 醤油 小さじ2 【作り方】• 米は洗ってザルにあげておく• 山うどを小口切りにする(5mmぐらいの大きさがベター)• きのこは山うどの大きさに合わせて細かく刻む• フライパンに油を熱して山うどを炒める• 山うどが柔らかくなったら、きのこ・水・醤油を入れてひと煮立ちさせる• 炊飯器に米とフライパンの煮汁を入れてスイッチを入れる (米の分量の水を確かめて。 水が足りなければ足してください)• この山ウドを余すところなく楽しんでいただければ幸いです。 山うどの下処理やアク抜きの方法は難しくないですよね。 穂先の天ぷらと皮で作った味噌やきんぴら。 野趣あふれるお料理で、ウドをすべて食べきってください。 もし、山にウド取りに出かけらなら、ウドを取った後は土をかけてあげてくださいね。 翌年もまた美味しいウドが出てきますので。
次のウドには産毛のような毛がいっぱい生えていますので、包丁の背などでこそげ落とします。 皮を厚めに剥いてください。 (皮はきんぴらや天ぷらに使えます)• 皮も茎も酢水で、10分~15分さらしてアク抜きします。 (さらさないと茶色くなります)• アクが苦手な方は。 少し長めに酢水でさらしたり、酢を落とした湯で茹でたりします。 茹でる時は茹ですぎないように、シャキシャキが残るようにさっと湯に通して水にとってください。 美味しい食べ方(皮をむいた茎) 山うどを食べる時は、生でいただくことが多いですよね。 シャキシャキとした食感や、春の香りが満載のうどは春の食卓の名脇役ですね。 生で食べる 酢味噌和え 定番ですが、スライスした生のウドを酢味噌であえます。 また、貝のむき身と酢味噌やポン酢で、タケノコと木の芽和えで。 ホタルイカと山うどのからし酢味噌 ホタルイカもちょうど旬を迎えますので 、スライスした山うどとからし酢味噌でいただくのが美味しいです。 和風サラダ 豆腐や鰹節を添えて和風ドレッシングにすると、おもてなしにもステキです。 中華風酢の物 クラゲと山うどに、酢・砂糖・塩・ゴマ油の合わせ酢をかけます。 中華ドレッシングを利用するともっと手軽にできます。 山うど味噌漬け(浅漬け) 歯ごたえが良く、ウドの風味がダイレクトに味わえる味噌漬け。 作り方もお手軽で簡単なのに、懐石料理のようなインパクトがあります。 アク抜きは味噌がやってくれますが、苦手な人は水にさらしてアク抜きしてから味噌に絡めると良いでしょう。 2~3時間したら食べられますが、翌日にはもっと味が染みて美味しいですよ。 味噌漬けの作り方• ポリ袋に味噌と醤油を同量入れ軽く揉むと、ドロドロした味噌になります。 皮をむいて拍子木に切った山うどの茎を味噌に入れ、軽く絡めるようにします。 2~3時間ぐらいたってからが、おいしいですよ。 お急ぎの時は、そっと揉んでも効果的。 あっという間に食べられます。 加熱調理する うどは加熱すると、独特の香りが優しくまろやかになるような気がします。 特に煮物がおすすめで、たくさん手に入ったときなどチャレンジしてみてはいかがでしょう。 澄まし汁 アサリやハマグリの澄まし汁の汁の実にすると、香りよく季節感たっぷり味わえます。 春の香りの吸い口として使ってください。 煮物 だしの効いた醤油味でも味噌味でも薄味で煮ると、とてもおいしいです。 煮るだけですが、野趣あふれる優しい味がたまりません。 コトコト軟らかく煮ても美味しく、硬さはお好みでどうぞ。 中国料理 中国料理にもあう食材です。 エビや貝の大きさに合わせてウドを切り、清炒(ショウガ・酒・塩で味付けのあっさり中華炒め)にします。 卵とウドの中華風スープは、ふわふわ卵とシャキシャキのウドがたまりません。 穂先や皮は捨てずに天ぷらやきんぴら ウドは捨てるところがありません。 画像のような穂先も、葉っぱも、剥いた皮も、すべて食べてしまいます。 山うど穂先の天ぷら 白い茎の部分で天ぷらするだけでなく、穂先も皮も美味しくいただけます。 いろいろ山菜はあるけれど、ウドの穂先の天ぷらほど香りと食感が素晴らしいものはないように思いますね。 穂先の天ぷら作り方• ウドの穂先は、アク抜きせずによく水気をとります。 パリッとしたら、油をよく切ってください。 パリッと美味しく仕上げるには、一度にたくさん鍋に入れないことです。 温度が急激に下がると上手に揚がりません。 葉っぱや皮のかき揚げ作り方• ウドの皮や葉とニンジンを短冊に切ります。 イカは皮をむき、2㎝ほどの角に切ります。 ベビーホタテの貝柱とイカは、小麦粉をはたきます。 天ぷらの衣を作り、材料を入れ油で揚げます。 カリッとしたら、油をよく切ります。 ウドだけでも美味しいウドのかき揚げができます。 山うどのきんぴら 皮をむいた茎の部分でも作りますが、皮や葉でも十分おいしくいただけます。 ウドの皮にニンジンを入れて作りました。 筋っぽいのではないかと心配される方もいらっしゃるかと思いますが、筋は全然気になりません。 ウドだけでも、ニンジンや糸こんにゃくを加えても、ご飯のお供やお酒の肴にぴったり。 ご飯が進んで、止まりませんね。 もちろん中身は、味噌漬けや酢の物に。 『絶品山うど混ぜご飯』の作り方 【材料】• 山うど(茎の固いところでもOK)• きのこ類(しめじやエリンギがおすすめ)• 米 2合• 水 400ml• 醤油 小さじ2 【作り方】• 米は洗ってザルにあげておく• 山うどを小口切りにする(5mmぐらいの大きさがベター)• きのこは山うどの大きさに合わせて細かく刻む• フライパンに油を熱して山うどを炒める• 山うどが柔らかくなったら、きのこ・水・醤油を入れてひと煮立ちさせる• 炊飯器に米とフライパンの煮汁を入れてスイッチを入れる (米の分量の水を確かめて。 水が足りなければ足してください)• この山ウドを余すところなく楽しんでいただければ幸いです。 山うどの下処理やアク抜きの方法は難しくないですよね。 穂先の天ぷらと皮で作った味噌やきんぴら。 野趣あふれるお料理で、ウドをすべて食べきってください。 もし、山にウド取りに出かけらなら、ウドを取った後は土をかけてあげてくださいね。 翌年もまた美味しいウドが出てきますので。
次のうどとは?その旬、時期は? うどには2種類あり、全体が白い 「軟白うど」と緑色の 「山うど」があります。 一般的に良く売られているのは栽培物の 軟白うどで、これは 日光を当てずに育てるため 白くなります。 本来、 山うどは天然物を言いますが、天然物のうどは収穫が少なく、ほとんど流通していません。 旬の時期には 天然物が出回りますが、それ以外の山うどは軟白うどに日光を当て緑化したものになります。 天然物のうどは収穫できる期間が 非常に短く、1ヵ所では限られた時期にしか収穫されません。 3月~6月初旬頃までの間に南の方から順に収穫され、 旬は4月~5月頃です。 一方、栽培物のうどは年中売られていますが、晩秋から冬にかけて出荷されるものを 「寒うど」と呼び、春に出荷されるものを 「春うど」と呼びます。 栽培物のうどの旬は春うどが出荷される3月~5月頃で、 春うどのほうが寒うどよりも 柔らかく、 香りも良いです。 うどの下処理やあく抜きは? うどには 独特な風味と、 シャキシャキとした歯ざわりがあります。 これを損なわないように下処理やアク抜きを行います。 また、うどは 切ったそばから変色してしまうので、手早く行う必要があります。 アクの成分は皮の付近にあります。 アクが抜けていない場合や、アクが苦手な人は、少し 長めに酢水にさらすか、少し茹でて下さい。 ただ、茹で過ぎるとシャキシャキ感が損なわれるので、サッと湯に通す程度にして、茹で過ぎないように注意しましょう。 うどの食べ方、味は? うどには 山菜特有の独特な味と苦味があります。 少し違いはありますが、例えると、 パクチーやミョウガのような感じでしょうか。 好みがはっきりと分かれる食材と言えます。 うどは白い部分の茎だけでなく、 芽や皮、葉っぱの部分も 使えるので捨てるところがありません。 うどの食べ方として最もポピュラーなのは、茎や葉や芽の部分をサッと茹でて作る 酢味噌和えです。 うどの皮を厚めに剥き、柔らかい部分はスライスすると 生でも食べられるので、 サラダや酢のものにしても美味しく、シャキシャキとした歯ざわりがたまりません。 また、皮は きんぴらなどの炒め物に使えます。 うどの味が少し苦手な方は 天ぷらなど揚げ物にしたり、豚肉や鶏肉などと一緒に 少しコッテリ目の味付けで炒めると、うどの味が分かりにくくなり、食べやすくなるのでおすすめです。 芽の天ぷらは、 たらの芽に似ています。 細切りにして素揚げにしたりから揚げっぽくすると、おつまみにもなります。 保存期間は 2日~3日ですが、味が落ちるのが早いので早めに食べた方が美味しくいただけます。 また、うどは 低温に弱く、冷蔵庫に保存すると 茶色く変色してしまうので、 冷蔵保存には向いていません。 ただ、 冷凍保存は可能です。 冷凍の仕方は、下ごしらえした後、食べやすい大きさに切り、アク抜きのために酢を少し入れた湯で下茹でします。 冷めたら水気をよくふき取り、密封できる保存袋に入れて 冷凍庫で保存します。 冷凍したものは、凍ったまま煮物などに使えますよ。 冷凍庫での保存期間は 1ヵ月程度です。 うどの栄養、効能は? うどは 90%以上が水分で、 カリウムや 食物繊維が豊富に含まれていて、100g当たり14calと低カロリーなのでダイエット食に向いています。 他にも、アスパラに含まれる アスパラギン酸やうどのアクの成分、 クロロゲン酸も含んでいます。 カリウムは、 余分なナトリウムを体外に排出する働きがあるので、 むくみ改善や 高血圧防止に効果があります。 また、糖質の吸収を抑制するので 血糖値の上昇が穏やかになり 糖尿病の予防になったり、コレステロールの吸収を妨げるので 肥満の予防にもなります。 アンモニアが体内に蓄積されると、 神経伝達物質の働きが阻害され、酷くなると 脳症などを引き起こす恐れがあるのですが、アスパラギン酸はそれを防いでくれます。 また、アスパラギン酸と言えば 疲労回復ですが、クエン酸回路に働きかけ、疲労の素となる 乳酸の分解を促進する働きがあります。 また、中性脂肪の蓄積を抑え、 脂肪肝を予防する効果もあります。 ただ、うどは調理の前にアク抜きするため、クロロゲン酸の効果は残念ながら余り期待できないですね。 まとめ 春は送別会に歓迎会、お花見など、飲み会の回数も増えるかと思います。 そんな中に春の味覚の一つで、いろんな調理方法で楽しめるうどの料理を取り入れると、春の味を楽しむことも出来ますし、うどの成分が食べすぎ飲みすぎによって体内に溜まった老廃物を排出してくれるのを期待できますね。 好き嫌いが分かれるうどですが、いろんな料理に使えるので、食べたことのない方も1年に一度の旬の季節に試してみてはいかがですか。 スポンサーリンク•
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