ヘラクレス オオカブト。 ヘラクレスオオカブト種の飼育方法(蛹化~羽化編) » クワガタ・カブトムシ飼育情報:月夜野きのこ園

ヘラクレスオオカブト種の飼育方法(蛹化~羽化編) » クワガタ・カブトムシ飼育情報:月夜野きのこ園

ヘラクレス オオカブト

ヘラクレスオオカブト属のご紹介 ヘラクレスオオカブト属とはどんなグループか ヘラクレスオオカブト属についてですが、簡単にご説明致します。 まずベースに甲虫目というものがありまして、これが甲虫全般になるのですが、その中に、カブトムシ亜目という分類があり、さらにコガネムシ上科、コガネムシ科、カブトムシ亜科、となります。 そしてそのカブトムシ亜科の中で更に幾つかの属に分かれます。 その属の1つに真性カブトムシ属というものがあります。 私たちが一般的にカブトムシと呼ぶ場合、この真性カブトムシ族に属している物の事を指します。 真性カブトムシ族の中にさらに分岐があり、その中にヘラクレスオオカブト属がある、という感じです。 長い道のりでしたが、昆虫の分類は実に複雑です。 ではこの記事のテーマでもありますヘラクレスオオカブト属には一体どんなカブトムシがいるのでしょうか。 まずはヘラクレスオオカブトです。 そして、ネプチューンオオカブト、サタンオオカブトやグラントシロカブト等のシロカブト全般、こんな感じです。 この面々を見ているだけで人気種も非常に多い事がうかがえます。 特にネプチューンオオカブトは胸角が頭角ほどにも長くなります。 もちろんサタンオオカブトやシロカブトの種類も他種と比べますと、胸角が発達しているものが多いです。 その他には体が大きい種類も多いという特徴があります。 特にヘラクレスオオカブトに関しましては世界最大の体長を誇っているという事は周知の事実です。 ヘラクレスオオカブトもその中に多くの種類がおりますて、その種類によっても大きさは異なります。 その色味ですが、これこそまさにひと括りにはできず、様々です。 ただ、ネプチューンオオカブトやサタンオオカブトに関しましては、背中の部分(前翅)は黒色のものがほとんどで(ネプチューンに関しましては必ず黒いという説もあるようです)、この2種は同族なのではという説もあるようです。 サタンオオカブト ネプチューンオオカブト 生息地域はどのへんか ヘラクレスオオカブト属の生息地域ですが、広く言いますと中南米中心という事になります。 北はメキシコから南はアルゼンチンまでとなります。 これらの種類は、基本的には山脈ですとか、その高山に生息しているものが多いのですが、グラントシロカブトのように砂漠地帯に生息している種類もおり様々です。 ヘラクレスオオカブト属の図鑑 ではヘラクレスオオカブト属を写真でみてみましょう ヘラクレスセプテントリオナウス ヘラクレスモリシマイ ヘラクレスレイディ ティティウスシロカブト ヒルスシロカブト ヘラクレスオオカブト属のご紹介 まとめ 1 頭角、胸角ともに発達している 2 中南米に生息している 3 人気種が多い ヘラクレスオオカブト属についてのあれこれ 飼育方法と難易度 ヘラクレスオオカブト属のカブトムシの飼育方法とその難易度についてご説明します。 全体的な事で言いますと、まず用品、主に使用するマットですが、どれも同じく、 産卵用=、 幼虫飼育用=、 で良いと思います。 この辺りに関しましては特筆すべきポイントはありません。 飼育全般に関わる温度管理に関しましては種類によってやや傾向が変わります。 低温でも高温でもさほど問題はありません。 ですが、ネプチューンオオカブト、サタンオオカブトに関しましては、基本的には低温飼育をお勧めします。 この違いは、その生息地域、とりわけ標高と関係があると思われます。 平地よりに生息しているか、高山寄りに生息しているかで、成育時の気温や体感温度は変わってくるはずです。 当然自然界で生活しているこの昆虫たちはその地の環境に適応して進化しているはずですので、こういったように適温が変わってくると思われます。 逆に、大きさにこだわらず早めに羽化をさせたい場合などはやや高めの温度設定で飼育される方も多いかと思われます。 飼育温度帯は飼育者の方のお好みになります。 そういった意味では低温飼育限定の種類に関しましては、その他の種類と比べますと、ややハードルが高くなるという事になります。 ネプチューンオオカブト 幼虫飼育の期間ですが、やはり低温飼育限定種の方がそうでない種類と比べて長く、約2年はかかります。 そうではない種類(ヘラクレス、シロカブト)などは早ければ1年程でサナギになったりもします。 もちろんこれらの種類もあえて低温飼育を行いますと、当然2年近くかかる場合もあります。 マヤシロカブト 飼育に関しましては最後になりますが、卵の孵化についてです。 これにも例外がありまして、 グラントシロカブトですが、この卵がなかなか孵化しない事があります。 全てではなく、早いものはやはり1か月ほどで孵化するのですが、遅いものでは半年を要する事もあります。 ですので同時期に産卵された卵の中でもタイムラグが発生する事もあるという事です。 初めての方にとっては大変不安ですが、こればかりは明確な理由がはっきりしておらず、未だ謎です。 グラントシロカブトはやや砂漠よりの場所に生息していますので、その辺りが何か関係しているのではという予測を月虫ではしております。 グラントシロカブト 値段に違いは出るのか 値段の違いはどういった時に上がったりするのでしょう。 ヘラクレスオオカブト属に限らず、稀少性が高いものはやはり高くなります。 前項で言いますと、低温飼育限定のグループなどは稀少性も高く、販売単価は高い傾向があります。 その他には、特にヘラクレスオオカブトに関しましては、サイズや血統によって大いに単価変動が起こります。 俗に高血統と呼ばれるのものに関しましては、サイズにも寄るとは言えども、10万の上を越す事がよくあります。 ネプチューンオオカブト 人気がある種類はどれか では気になるその人気に関しまして。 多くの方々のお察しの通り、ヘラクレスオオカブト属は人気者が多いです。 この事に関しましては属というよりも、幅広くカブトムシ全体、 ひいてはカブ・クワ界全体の中でも人気種といっても過言ではありません。 もちろんその代表格はヘラクレスオオカブト、特にヘラクレスヘラクレス、ヘラクレスリッキー等と言えるでしょう。 またネプチューンオオカブトやサタンオオカブトもまだまだ根強い人気を誇っております。 まさにスーパースター集団。 それがこのヘラクレスオオカブト属というグループなのです。 ヘラクレスリッキー ヘラクレスオオカブト属についてのあれこれ まとめ 1 飼育に使用するマットは標準的 2 温度管理は種類によって変える(低温管理限定種あり) 3 稀少性の高い物、大きな体長のものや高血統のものは販売単価も高い 4 クワ・カブ界を代表する人気者揃い この記事でご紹介したアイテム 月夜野きのこ園クワガタ菌床販売部にてご購入頂けます > > > >.

次の

ヘラクレスオオカブトの寿命ってどれくらい?

ヘラクレス オオカブト

昼夜を問わず、広葉樹の樹皮や果実を自ら傷つけることによって樹液や果汁を吸汁していて、飛翔などの活発な行動は夜に行うという意味での夜行性。 幼虫は朽木や腐葉土の中で1年半~2年程かけ、4~5回ほどの脱皮を繰り返し蛹になり、その後羽化します。 飼育下では1年半で羽化することも多いようです。 成熟までには3~6か月ほどかかり、その後交尾が可能になり繁殖します。 ヘラクレスオオカブトの飼育 ヘラクレスオオカブトはペットショップなどで購入することが出来ます。 しかも、成長の段階に応じて、幼虫から成虫まで、サイズによっても値段が細かく分かれています。 初期の幼虫は比較的手に入れやすい値段で700~1000円ほどで購入することが出来ます。 育て方によっては巨大なヘラクレスオオカブトになるかもしれませんので、夢があります。 幼虫時代は小さ目のプリンカップなどで十分に飼育できます。 中には針葉樹等の小動物用のマットを敷きます。 注意しなければならないのは高温が続く時。 羽化する時に注意しなけらばいけないのは飼育ケースの大きさです。 幼虫の時にはそれほど大きな飼育ケースは必要ありませんが、羽化する時には十分な大きさがないと、特にオスの場合はシンボルの角がすっかり曲がったものになってしまいます。 蛹になってからは、のびのびと羽化できる広さのあるケースを用意しましょう。 ヘラクレスオオカブトの寿命 立派に育て上げたヘラクレスオオカブト、彼らはどれくらい生きてくれるのか?? 彼らの平均寿命は羽化後6か月~1年前後ということになっています。 オスの方がメスよりも寿命が短く、ストレスなどが加わると更に短くなることが考えられます。 国産のカブトムシの平均寿命は2ヶ月ほどですから、それを考えるとかなりの長寿ということになります。 成虫まで育てた後も、十分に飼育を楽しめるということ。 ただし、繁殖のために使用すると短命になりそうです。 ヘラクレスオオカブトの生態と寿命に関するまとめ ヘラクレスオオカブトは世界最大のカブトムシ。 日本でも比較的手に入りやすく、飼育している人も多い。 オスの立派な角が最大の特徴。 寿命は羽化後6か月~1年程。 ライター ナオ.

次の

ヘラクレスオオカブトの飼育方法は?幼虫の飼い方、繁殖も! | ペット総合情報ブログ

ヘラクレス オオカブト

へラクレスオオカブトは、 いくつかの亜種に分かれていて、それぞれ大きさや胸角、頭角の突起や太さ等に違いがあるんだ。 まずは、ヘラクレスの亜種を1つずつ紹介していくね。 ヘラクレス・ヘラクレス 基亜種で、市場でも最も出回っており、価格も安定しています。 大きさも全亜種の中で最大になります。 一方で最近は生息国の規定によりワイルド品が全く入荷していません。 ヘラクレス・リッキー ヘラクレス・ヘラクレスに次いで大きくなる種類で、流通量も2番目に多く価格も安定しています。 ヘラクレス・ヘラクレスに比べると角が細くなります。 ヘラクレス・オキシデンタリス 基亜種の流通が少なかったころは、リッキーと並んで流通の多くを占めていました。 胸角が細いのが特徴で、細ヘラクレスという異名があります。 ヘラクレス・レイディ 最大でも100mmを少し超える程度で、小型のヘラクレスです。 胸角、頭角が短いのが特徴的です。 ヘラクレス・トリニダデンシス オスの最大サイズは140mm程度とやや小型です。 名前は産地のトリニダード島に由来しています。 ヘラクレス・パスコアリ 突起のない頭角が特徴です。 最近はワイルド品の入荷がなく、日本でブリードされたもののみが出回っています。 マニアを中心に人気のある種類です。 こちらも日本でブリードされたもののみが出回っていて、マニアを中心に人気があります。 マニアを中心に人気があり、価格も結構変動が大きい印象です。 オキシデンタリスによく似た外見をしています。 容姿はヘラクレス・ヘラクレスに似ており、幼虫期間がやや短めになる傾向にあります。 ヘラクレス・タカクワイ 胸角、頭角ともにほとんど突起がないのが特徴的です。 現在は生きたものは出回っていません。 しかしレイディとよく似ており、レイディと同亜種とされることが多く、流通の際にもレイディのバウドリータイプとして流通していることが多いです。 バウドリータイプは通常のレイディよりやや高値で取引される傾向にあります。 出典: 出典: ヘラクレスオオカブトの大きさ、最大サイズ 先程紹介したように、ヘラクレスオオカブトはいくつかの亜種が存在 現在はシノニムとして扱われているようです し、それぞれ大きさは違いがあります。 最も大きくなるものはヘラクレス・ヘラクレスで、 最大 178mmほどまで達します。 ちなみに、飼育下でのギネスサイズは180mmを超えています。 もちろん、大きくなるほど値段は高くなります。 ヘラクレスオオカブトの飼い方 へラクレスオオカブトは、温度さえ気を付ければ基本的に日本のカブトムシやクワガタと同じ要領で飼うことができるよ。 それじゃ、飼育法を具体的に見ていこう。 用意するもの 用意するものは以下の通りです。 飼育ケース• 昆虫マット• 止まり木• 餌ゼリー 飼育ケース 入れ物となる飼育ケースは、なるべく大きい入れ物を用いてください。 オス1匹を飼う場合、最低限プラケース中ぐらいの大きさが必要です。 最低限の広さがあれば入れ物は飼育ケースでなくても何でもいいですが、力が強いので脱走の危険性を少なくするため、• フタが閉まるもの• 最低限の深さがあるもの を使ってください。 昆虫用の飼育ケースを使えば基本的には問題ありません。 餌ゼリー 餌には、昆虫専門店やホームセンター等で売られている昆虫ゼリーを使うのが無難です。 大食漢なので、できれば昆虫ゼリーは65gのものを使うのがお勧めです。 昆虫マット 下には昆虫用のマットを敷いてください。 単に飼育するだけならマットの種類に拘る必要はありませんが、産卵をさせたい場合は、発酵が進んで黒っぽくなったカブトマットを使ってください。 マットの深さは数cmでもOKですが、産卵をさせたい場合は飼育ケースの深さの7割程度詰める必要があります。 産卵セットの組み方は後程改めて解説しますので、是非ご覧になってください。 止まり木 転んだ時でも起き上れるよう、転倒防止用の止まり木は必ず入れてください。 転んだまま起き上がれないと最悪死んでしまいますので注意が必要です。 温度管理について ヘラクレスオオカブトは 熱帯の山のなかに生息しています。 なので外国産の生き物全般に言えることなのですが、 温度管理が必要になります。 最近はエアコンも省エネになりつつあり、建築材料によってはエアコン管理でもそこまでお金はかからない場合が多いです。 エアコン管理がきつい方は、ペットボトルに水を入れたものを凍らせておき、暑いときは利用するとよいと思います。 外出時には、ふろなどに水を薄く入れて、その中に容器を入れておけば気化熱で温度の上昇を少し抑えられます。 冬も理想はエアコン管理や温室管理ですが、ヒーターなどを利用することで十分カバーできます。 産卵させるには ヘラクレスオオカブトは国産カブトと同じく昆虫マットに産卵します。 昆虫マットには、一般的に カブトマットと呼ばれる黒っぽい発酵の進んだマットを使用する必要があります。 入れ物に関しても、プラケース特大や衣装ケースなどの大きな入れ物を用意することで、産卵数を増やすことができます。 そこに容器の深さの7割ほどカブトマットを固く詰めます。 そこに 転倒防止用の止まり木と 昆虫ゼリー、そして 交尾が済んだメスを入れます。 何週間かすればマットを出してみるとよいでしょう。 産んでいれば卵や幼虫が出てきます。 幼虫は産卵時と同じカブトマットで飼育できます。 幼虫の飼育法については、以下の記事で詳しく解説しています。 大きくするためのコツも記載しています。 交尾のさせ方 交尾に関しては、オスとメスを同じ容器に置いておき、何日かおいておけば交尾してくれる場合が多いです。 カブトムシは交尾欲が強いので、オスメスが出会えばすぐに交尾してくれることも多いです。 交尾を目視していない場合でも、昆虫ゼリーのところにオスメスが一緒にいれば交尾済みとみなしてよいでしょう。 なお、ワイルド品 野外採集されて入荷されたもの のメスを買えば、交尾済みの場合が多いですが、いかんせん高価ですし寿命も予測できないため、初心者の方は無理に買う必要はないと思います。 ヘラクレスオオカブトの寿命は? 寿命はだいたい 6か月程度で、国産のカブトムシよりは長いです。 長いもので最大 1年ほど生きることもあります。

次の