縁壱 名言。 【心に響く】鬼滅の刃の名言・名シーン集まとめ

【継国縁壱】名言から分かる孤高の剣士の性格や兄に対する気持ちを考察【最新情報】

縁壱 名言

髪の毛は黒色で長い髪の為、後ろで束ねています。 顔全体と首元から這い上がるように、炭次郎と似たような炎のような痣があります。 その姿は人間離れしているようですが、炭次郎が夢に見た始まりの呼吸の剣士に酷似しています。 違うところといえば、耳飾りをしていないところでしょう。 黒死牟の性格 「……」が言葉の端々につき、あまり感情豊かではないように思えますが、しゃべるスピードが他よりも遅く感じるだけで感情の起伏自体は表所にも表れるようです。 年功序列を重んじる性格のようで、上弦が集められ、がの頭部を消し飛ばした際もに対して強い口調と表情で猗窩座を叱咤しました。 それに対し「お前を殺す」と発言した猗窩座に対しては「励むことだ」と返すなど、年功序列を乱すこと自体は許さないようですが、下の者が上の物へ挑戦する心持自体は否定しないようです。 鬼殺隊の剣士たちとの闘いの中で、剣士たちの技などを見極めている様子がありました。 闘いの中での勝ち負けよりも、今後無惨の力になれる鬼となるものを探しているに近い闘い方です。 対無一郎 無一郎と対峙した際には「懐かしい気配」だとすぐに自分の血筋であると判断し、名前を聞いている姿もあります。 自身が無一郎の先祖であるという発言から動揺していた無一郎でしたがすぐに冷静になったところで、その精神力を評価しています。 さらには無一郎の剣技も褒めたたえており、元々黒死牟が武士であったからなのか無一郎の素晴らしい技に対して抜刀しないのは無作法という意味で抜刀し、月の呼吸をしようしています。 対玄弥 無一郎の止血をしている段階で既に玄弥の存在には気が付いていたようで、すぐに玄弥の背後へ周り、左腕から右腕、胴と順番に切り落としていきました。 強さを持つ剣士に興味はあるようですが、玄弥のように人間でありながら鬼のような力を持つものは気にいらないようで無一郎への対応とは真逆で、すぐに殺そうとします。 対実弥 弟である玄弥を助けたに対しては兄弟で鬼狩りをしているところを「懐かしい」と口にしています。 更に、風の柱と戦国の時代に剣技を高め合った経験もあるようで、呼吸を使いながらに深い傷を負わせます。 しかしその直後黒死牟自身の心拍があがり、実弥は稀血であることを知ります。 自分の力で血を凝固させて止血している実弥に対しても「初見で面白い」と発言していて、闘いの最中も相手の事をずっと分析しているようでした。 行冥のような極限まで練り上げられている肉体の完成形を見るのは黒死牟でも300年振りだと語っています。 行冥の太陽光を吸い極限まで純度の高められた鉄は黒死牟の刀でも切断することはできませんでした。 戦国時代でも見たことがなかった代物のようです。 60年振りに再会した老いた双子の弟 400年ぶりの感覚と共に黒死牟が思い出したのは別れてから60年は経ち、齢80にもなる老いた双子の弟・縁壱でした。 禍々しい姿に変貌を遂げてしまった兄・巌勝 黒死牟 を涙を流しながら縁壱は憐れみました。 しかし縁壱から放たれる斬撃は全盛期のものと変わらず、あと一撃で頸が落とされるところまで追い詰められた黒死牟でしたが、その一撃が繰り出されることはなく、縁壱は直立したまま死んでいたのでした。 黒死牟は自分より優れた剣士であり続けた縁壱と最後まで決着をつけることができないままになってしまいました。 人間だった頃の黒死牟 巌勝と縁壱が生まれた自体には双子は不吉とされていたために、縁壱は10歳になれば寺へ預けられる予定でそれまでは3畳ほどの部屋での生活が余儀なくされました。 巌勝が跡継ぎとして剣技を磨いていましたが、ある日縁壱が少しだけ巌勝の稽古に参加した際に、目にも見えぬ速さで父親の輩下に4発もの斬撃を叩き込みました。 それまで巌勝は父の輩下からは一本も取れたことがなかったのです。 その事実が父親の耳に入ればすぐに跡継ぎは巌勝ではなく縁壱になるでしょう。 巌勝はそうなることを恐れました。 しかしその夜、2人の母親は突然に死に、縁壱は寺へと旅立っていったのでした。 離れ離れの人生を送っていた2人でしたが、巌勝が鬼に襲われているところ縁壱が助けるという形で2人は再会します。 しかし、自分よりもより優れた存在になっていた縁壱を巌勝は受け入れがたく思っていました。 そんな頃に無惨からの甘い囁きと共に鬼になる道を選んでしまうのでした。 黒死牟の刀の柄と鍔には気味の悪いほどに目玉があしらわれています。 また抜刀した際の刀身にも充血したような目玉があしらわれており、風柱は「気色悪ぃ」と発言しています。 更に攻撃力を上げるために刀身の形状をも変化させています。 通常は日輪刀と変わらない形状をしていますが、形状を変えると刀身の横から更に刀身が生えるような形になり、攻撃範囲も倍以上になります。 また黒死牟の呼吸法は月の呼吸ですが、彼の技は血鬼術と合わさりようやく完成している代物のようです。 月の呼吸 壱ノ型『闇月・宵の宮 やみづき・よいのみや 』・・・刀を横薙ぎにして一閃する技です。 異次元の速度を持ち、月輪の斬撃と共に放たれます。 無一郎はこの攻撃により片腕を失いました。 月の呼吸 弐ノ型『珠華ノ弄月 しゅかのろうげつ 』・・・真正面に切り上げるような3連撃を打って、月の斬撃で相手を囲む技です。 月の呼吸 参ノ型『厭忌月・鎖り えんきづき・つがり 』・・・異なる形の斬撃を月の斬撃と共に2連撃で放つ技です。 月の呼吸 伍ノ型『月魄災禍 げっぱくさいか 』・・・刀を振ることなく無数の斬撃を相手に討つことができます。 月の呼吸 陸ノ型『常世孤月・無間 とこよこげつ・むけん 』・・・ひと振りで広範囲に無数の斬撃を放つ技です。 月の呼吸 漆ノ型『厄鏡・月映え やっきょう・つきばえ 』・・・刀を一閃して地を這うような斬撃を放ちつつ、月の輪の斬撃がその合間を埋めるように相手へと迫ります。 月の呼吸 捌ノ型『月龍輪尾 げつりゅうりんび 』・・・壱の型と同じ形で振るう技ですが、壱の型よりも更に広範囲の攻撃することができます。 月の呼吸 玖ノ型『降り月・連面 くだりつき・れんめん 』・・・相手に対し、降り注ぐような無数で複雑な斬撃を放ちます。 月の呼吸 拾ノ型『穿面斬・蘿月 せんめんざん・らげつ 』・・・回転するノコギリのような複数の斬撃を並行にして放つ技です。 月の呼吸 拾肆ノ型『兇変・天満繊月 きょうへん・てんまんせんげつ 』・・・攻撃範囲がかなり広く、接近での攻撃や回避することも難しく思われる技です。 月の呼吸 拾陸ノ型『月虹・片割れ月 げっこう・かたわれづき 』・・・地面に向かって上から三日月を突き刺すように放つ斬撃です。 さらにこの複数の技だけではなく、炭次郎や炭次郎の父親が取得していた「透き通る世界」が見える能力も常用しています。 黒死牟の名言・名シーン ここからは、黒死牟の名言や名シーンについてご紹介していきます。 「私の…言いたいことは…わかったか…」.

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【鬼滅の刃考察】黒死牟が最強にヤバすぎたw【能力技・月の呼吸】【戦闘力・正体まとめ】【継国厳勝】【こくしぼう】

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出典:鬼滅の刃 コミックス20巻より どうも、こんにちは。 専業主夫歴10年以上のマサトです。 今日は、妻がご飯を作ってくるようです。 さっそく「」で付いてくるポイントを使って読みました。 U-NEXTは「映画」はもちろん「雑誌」や「漫画」も読めるのが良いです。 正直、こんなに早く読めるとは思っていませんでした。 驚きです。 まとめ 上記2つを体験談を交えながら書きたいと思います。 鬼滅の刃【最新刊】なら尚更です。 では、どういった名言を使でばいいのか。 それは下記の5つです。 「一番弱い人が、一番可能性を持ってるんだよ玄弥」• 「何の心配もいらぬ。 私たちは、いつでも安心して人生の幕を引けば良い」• 「絶対に躊躇するなよ」• 「いただいたこの笛を兄上だと思い」• 「ならば、鬼になれば良いではないか」 出典:鬼滅の刃 コミックス20巻より 1つ1つ見ていきますね。 「一番弱い人が、一番可能性を持ってるんだよ玄弥」 出典:鬼滅の刃 コミックス20巻より 竈門炭治朗の名言です。 竈門炭治朗が、自分が弱く仲間の役に立てないと悩む不死川玄弥に言った1言。 【実践】使うならこんな時。 僕の子どもは走るのが苦手です。 ビリになることが多い。 そして密かに落ち込んでいます。 そんな時に使いたい名言です。 落ち込むこともありますよね。 僕もそうです。 社会の役に立ててないと凹んでしまうこともあります。 そんなときに「可能性を持ってる」と励まされれば素直に嬉しいです。 そして、可能性は確かにある。 主婦・主夫には可能性が沢山あります。 「新しい仕事を探すことが出来る」「社会復帰をして持っているスキルを活かすことが出来る」「スキルアップの勉強をする時間もある」 僕は「blog」を始めました。 それが可能性の1つですよね。 「何の心配もいらぬ。 私たちは、いつでも安心して人生の幕を引けば良い」 出典:鬼滅の刃 コミックス20巻より 黒死牟の名言です。 青年期の回想シーンの1コマ。 痣が発現し、自分の命も先が長くないことを知った黒死牟が縁壱に言った名言。 【実践】子どもが何かを嫌がった時に言うと面白いかもですね。 「えぇ。 嫌だよ」と言ったら、すかさず「ならば、鬼になれば良いではないか」といった具合です。 ちなみに、僕はまだ使っていません。 まとめ 鬼滅の刃 最新刊 控えめに言っても面白かったですよ。 不死川実弥が涙を流しながら戦うシーンなんかは、読んでいて目頭が熱くなりました。 今回は、最新刊から一部の言葉を選びました。 他にも、多彩な言葉が出て来ます。 「考えせられる言葉」や「勇気づけられる言葉」「子どもにかけたい言葉」がいつくもです。 それがコミック1冊の中に散りばめられていました。 今日、ご紹介したいくつかの名言を子どもに使ったみましたが、ポカンとしていました。 仕方がないです。 まだ読んでませんからね。 子どもは動画派のようです。 最後に、最も心に残った名言を1つ 継国縁壱 「これから生まれてくる子供たちが、私達を超えてさらなる高みへと 登りつめてゆくんだ」 出典:鬼滅の刃 コミックス20巻より 縁壱が兄の黒死牟(鬼になる前)に言った回想シーンの1コマです。 親として、こういったセリフにはどうも心が揺れます。 人それぞれ、様々な感じかたがある。 それで良いですよ。 「漫画」は、子どもが見るものと高を括っていると痛い目に合いそうです。 僕は、絵も好きなので「なるほど、なるほど」と見入ってしまいました。 巷では、 鬼滅の刃は、最終回が近いのではと少々話題のようですが、どうでしょうか。 それを想像するのもまた、楽しみの1つですね。 といったテーマで話してみました。 参考になれば幸いです😌 【おすすめ記事】•

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黒死牟 (こくしぼう)とは【ピクシブ百科事典】

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(鬼滅の刃192話 吾峠呼世晴/集英社) 継国縁壱とはかつて 400年前に存在した「日の呼吸」の開祖。 名前の読み方は「つぎくによりいち」。 多分まだ声優CVなどは決まってなさそう。 継国縁壱が魅せる剣術は息を吸うのを忘れるほど美しく、「まるで精霊のように見えた」とは竈門炭治郎の回想。 そして、継国縁壱が編み出した日の呼吸は「ヒノカミ神楽」という舞いとして竈門家に代々何百年にも渡って受け継がれる。 そして、日の呼吸とは「」の全ての原点。 かつての鬼殺隊の柱はそれなりに強かったものの、あくまで炎や風といった剣術の型止まりの技しか盛ってなかった。 そこで各々の剣術に合わせた呼吸法を継国縁壱が次々と開発し、鬼狩りの剣士は更に強く進化した。 まさに「始まりの呼吸」として知られます。 (鬼滅の刃12巻 吾峠呼世晴/集英社) 例えば、上弦の4・半天狗たちとの戦いの直前で「縁壱零式(よりいちぜろしき)」なる戦闘用絡繰人形が登場しましたが、今回の継国縁壱がベースになってます。 もっと言えばストーリー序盤からずっと登場してる「謎の剣士」は全部継国縁壱のこと。 まさに『鬼滅の刃』で教え導く存在が継国縁壱。 でも逆に言うと継国縁壱はいくら優しく丁寧に教えても、日の呼吸を体得できた柱はそれ以降も誰一人としていなかった。 これらを象徴するように、継国縁壱は生まれ持って剣術の天才だった。 継国縁壱は生まれてから死ぬまで最強 続いては「過去と生い立ち」を考察。 継国縁壱は侍の家系の双子の弟として生まれたものの、何故か赤ちゃんの頃から既に「痣」があった。 痣が発現すると身体能力が更に高まるものの、柱の前例を筆頭に後天的なもの。 これは逆に言うと、極めて抜きん出た身体能力を持っていた裏返し。 実際、わずか7歳にして「生き物の身体が透けて見える能力」を体得していた。 そのため病に罹っていた母親の病巣も見抜いて幼いながらに母親をずっと支えるなど、継国縁壱はまさに圧倒的な天賦の才を誇る存在だった。 (鬼滅の刃177話 吾峠呼世晴/集英社) そのため継国縁壱は7歳の時点で大人の剣士を軽く圧倒。 誰も幼き継国縁壱に勝てる剣士はいなかった。 それだけ痣の効果は大きいわけですが、普通は25歳前後には死んでしまう。 身体能力は遥かに高まるものの、その分だけ身体にかかる負担が大きい。 ただし、継国縁壱は痣があるにも関わらず、その後も死ぬことはなかった。 それが後の上弦の鬼の中でも圧倒的に最強だった黒死牟。 兄・厳勝は20代までは継国縁壱と共に鬼殺隊として鬼の駆逐に動いていたが、ある日、痣ができてしまう。 本来は喜ぶべき話ですが、逆に言うと余命が決まってしまったに等しい。 そこで兄・厳勝は鬼に成り下がってでもいいから、弟・継国縁壱に勝とうとした。 (鬼滅の刃13巻 吾峠呼世晴/集英社) そのため鬼舞辻無惨といった鬼たちは「二人」を重ね合わせるシーンが多く描写されてる。 実際、竈門炭治郎が身に付けてる「特徴的な耳飾り」も、もともとは継国縁壱が愛用していたもの。 継国縁壱の名言は後述しますが、竈門炭治郎の言動は時を越えて縁壱の言葉を代弁してることも多い。 『鬼滅の刃』では特徴的な瞳をしたキャラクターも多いですが、二人は同じく「赤い瞳」。 ちなみに、霞柱の時透無一郎も赤い瞳でした。 時透無一郎の先祖は継国家にあたるとされるため、実は竈門家とも何かしらの遺伝的繋がりもあるのか。 そして、竈門炭治郎も鬼舞辻無惨戦では「日の呼吸」を体得し、日輪刀もついに真っ赤な赫刀に染め上がります。 炭治郎の妹・禰豆子の血鬼術が燃え盛る能力だった理由も、日の呼吸の使い手・継国縁壱の影響を受け継いでるのかも知れない。 継国縁壱は鬼舞辻無惨を瞬殺したほど最強 続いては「継国縁壱の強さ」を考察。 結論から書くと、冒頭でも触れましたがめちゃんこ強い。 継国縁壱は鬼ではないものの、もはや人間ですらない。 それぐらい『鬼滅の刃』のキャラクターの中では抜きん出て最強。 もし興味があれば、鬼滅の刃強さランクもご参照ください。 (鬼滅の刃10巻 吾峠呼世晴/集英社) 無惨の血を与えられた上弦の鬼にも「その記憶」は伝播し、主人公・竈門炭治郎と相対した時には「継国縁壱の姿」をダブらせることもあった。 現在はストーリー終盤ですが『鬼滅の刃』を改めて振り返ると、いかに無惨様が縁壱にブルってたかが分かります。 もちろん鬼舞辻無惨が弱いってわけではありません。 珠代の力で9000年老いさせた状態で、ようやく現在の柱全員が総力戦でようやく互角の展開に追い込めてるレベル。 むしろ劣勢を強いられてる。 いかに無惨に抜きん出て強いか分かるはず。 逆に考えると、数百年前に今よりもブイブイ言わせてた鬼舞辻無惨を瞬殺できた、継国縁壱の最強っぷりに苦笑いしかこみ上げてこない。 実際、「誰一人として傷つけることはできなかった」と継国縁壱を評価するのは上弦の鬼最強の黒死牟。 継国縁壱の兄は上弦の壱・黒死牟 そこで改めて「継国縁壱の過去」を考察していこうと思います。 家族関係や妻や奥さんは誰だったのか? 結論から書くと既に何度も言及してますが、継国縁壱の兄は「上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)」。 双子の兄・継国厳勝として生まれるものの、無惨の甘言につられて鬼と化した。 理由はシンプル。 弟・縁壱の圧倒的な実力に嫉妬したから。 腐っても剣士。 強さは正義。 鬼舞辻無惨ですら勝てない相手に嫉妬するのもどうかと思いますが、「人を妬まぬ者は運がいいだけだ。 出会ったことがないだけだ。 神々の寵愛を一身に受けた者に。 全てを焼き尽くす程強烈で鮮烈な太陽のごときのものに」と黒死牟は死に際に継国縁壱のことを評価してる。 (鬼滅の刃186話 吾峠呼世晴/集英社) そこには 「うた」がいた。 うたは黒曜石のような瞳を持ち、継国縁壱と同じ年頃の少女。 そして、後に継国縁壱の嫁となる女性。 しかし、うたの家族は流行病でみな死亡していた。 継国縁壱は同情心を抱いたのか初めて恋愛感情を抱いたのか、二人はそこから一緒に暮らすことにした。 一方、7歳までまともに喋らなかった継国縁壱とは真反対で、うたはよく喋る明るい性格だった。 うたと接する中で自分が恵まれた特殊体質であることを初めて知り、それまでの漠然とした疎外感の理由も知る。 そして継国縁壱はうたを通して「生きる喜び」も知る。 この初めての出会いから10年後に二人は夫婦となり、うたのお腹の中には子供がいた。 臨月を迎えたうたのために、継国縁壱は産婆を呼びに街に降りるものの、何やかんやがあって再び家に戻ると、うたはお腹の子供と共に鬼に殺されていた。 そして、継国縁壱は誘われるがままに鬼殺隊(当時は鬼狩りという隊名だった?)に入る。 そのため 継国縁壱の過去を紐解くと、まさに主人公・竈門炭治郎と何から何まで境遇が同じ。 現在の柱のメンバーは別記事も参照。 前述のように、継国縁壱が入る400年前まで「全集中の呼吸」が使える剣士はいなかった。 そこで継国縁壱が呼吸法(日の呼吸)を教え、柱の強さは更に飛躍的に向上。 一方、柱(はしら)のメンバーはそれ以前から存在し、「炎」「風」「水」「雷」「岩」という剣術の型を使っていたそう。 だから当時から炎柱や水柱とは呼ばれていたかは不明ですが、400年前の鬼殺隊の柱は「5名」しかいなかったのかも知れない。 最終的に継国縁壱が編み出した日の呼吸は誰も体得できなかったものの、それが後に「炎の呼吸」や「水の呼吸」と呼ばれ、更に別の呼吸法にも派生していった。 とりあえず「うたとの過去」が継国縁壱を打倒無惨に突き動かす原動力だった。 継国縁壱の名言一覧まとめ 最後は「継国縁壱の名言集・名シーン」の考察で終わりたいと思います。 前述のように、継国縁壱はぶっちぎりで最強なものの性格は優しい。 兄に憧れて一時期は剣士を目指すものの、本当は双六や凧揚げなど他愛ない遊びを楽しみたかった。 もはやヒカキンさんを100倍濃くしたレベルの良い人。 しかも聡明だけあって、継国縁壱の口からは名言がオンパレード。 『鬼滅の刃』ラスボスの鬼舞辻無惨も聡明で名言が多かったものの、それとは内容が全くの真逆。 非常に温かく人間愛に満ち溢れたものばかり。 (鬼滅の刃186話 吾峠呼世晴/集英社) 例えば、「 この世のありとあらゆるものが美しい。 この世界に生まれることができただけで幸福だと思う」。 約400年前の炭治郎の祖先との何気ない会話の一つですが、なんと慈愛に満ち溢れた名言か。 日常の些細な出来事で幸せを感じられること自体が幸せ。 継国縁壱が言うからこその説得力もありそう。 竈門家の赤ちゃんを抱きかかえるシーンも泣かせます。 他にも、かつて鬼舞辻無惨にとどめを刺す前には、「何が楽しい?何が面白い?人間の命をなんだと思ってる?」と尋ねるシーンがある。 命を弄ぶ存在に対して、これぞシンプルイズベストな問いかけ。 ど真ん中直球のストレートだからこそ心に響く名言。 それだけにこれに対する無惨の全く意に介さないリアクションも切ない。 それ故に剣士としての深い名言も少なくない。 (鬼滅の刃175話 吾峠呼世晴/集英社) 他にも「 私たちは長い長い人の歴史のほんの一欠片。 私たちの才覚を凌ぐ者が今この瞬間にも産声を上げている。 彼らがまた同じ場所まで辿り着くだろう。 私たちはいつでも安心して人生の幕を引けば良い」。 これは「我らに匹敵する実力者がいない。 呼吸術の継承が絶望的」と嘆く兄・継国厳勝(後の黒死牟)に問われた時に出た名言。 「人間の根底に流れる力強さ」を信じてるからこその名言。 どこか心の弱さを見せていた黒死牟との対比が印象的。 ただ「それを想像すると浮き立つ気持ちになりませんか」とおっしゃる継国縁壱ですが、ご存知のように400年が経過した後も縁壱より強い鬼殺隊は出てきてません。 9000年分も老いさせた鬼舞辻無惨に苦戦してる現実を考えると、ちょっと厭味ったらしいのは内緒。 例えば、野球選手のイチローやサッカー選手のメッシが同じ発言をしても共感できる人は少ないか。 お前がちゃんと無惨を片付けてたら大正時代はこんなに荒れてねーよと言いたくもなりますが、嫁・うたとの間に子供が生まれなかったことが「その後も続く最大の悲劇」とも言えそうです。 一方、継国縁壱が「剣士としての本気」を見せた時に生まれた名言もある。

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