膿栓 石化。 くさい玉(膿栓)

扁桃腺結石ができる原因とは!臭い球(膿栓)を取り除く方法!

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「話し相手が鼻に手を当てていることが多い」「顔を近づけて話したときに、相手が嫌な表情をしている」など、口臭で悩む人は多いものです。 口臭があると積極的に人と話すことができなくなり、チャンスを逃してしまうこともあるでしょう。 口元を押さえながら話す癖が付いている人もいますよね。 そこで今回は、歯周病が口臭の原因となっている可能性に触れ、さまざまな角度から解説しましょう。 口臭で悩む人に、役に立つのでしっかり読んでください。 この記事を読むことで口臭の原因がわかり、悩みを解消するためには何をするべきか判断できるようになります。 また、歯周病のケアをすることが口臭の改善や予防に効果的であることも認識できることでしょう。 まずは、記事をよく読んでそれぞれの内容を理解してください。 1.歯周病とは 最初に、歯周病についての基本を学びましょう。 どんな病気かだけでなく、主な症状や原因・メカニズムなども解説します。 1-1.歯周病とはどんな病気か 歯ぐきや歯の周辺組織が歯周病菌により炎症を起こす病気のことを、歯周病と呼びます。 歯周病は、今や大人の8割がかかっていると言われるほどの病気です。 むし歯よりも軽視しやすい病気ですが、重症化すると命にかかわる可能性もあるので気を付ける必要があります。 1-2.歯周病の主な症状や痛みについて 歯周病の初期は、歯ぐきの表面の炎症で済みます。 痛みなどの自覚症状もほぼありません。 しかし、進行すると内部組織の破壊が進んで痛みなどの不快な症状が出るほか、歯が抜け落ちてしまうことになる病気です。 また、歯周病があると口臭が発生しやすくなります。 1-3.歯周病の原因やメカニズム 原因は、口内に存在する歯周病菌です。 歯周病菌が増殖するときに出す毒素が、歯ぐきに炎症を起こして歯周病となります。 なお、歯周病菌が増加する主な原因には、下記のようなものがあるので確認してください。 歯磨きが不十分• 食生活の偏り(歯周病菌のエサとなる甘いものを多く食べるなど)• ストレスなどによる免疫力の低下• 唾液の分泌の減少(ドライマウスなど) 1-4.歯周病を放置するとどうなるか 歯周病を放置すると、やがて歯が抜け落ちてしまうことでしょう。 さらに、あごの骨にまで歯周病菌が侵食するとあごの骨を溶かしてしまう可能性もあります。 また、歯ぐきからの出血によって歯周病菌が毛細血管に入り込み、全身に回ってしまうこともあるので危険です。 歯周病菌が全身に回ってしまうことで心筋梗塞などの病気のリスクが高まります。 歯周病は放置せず、早期治療を心がけてください。 関連記事 2.歯周病のセルフチェック 実際に自分が歯周病なのかどうか、簡単なチェックで判断できるのでやってみてください。 また、なりやすい人や年齢についてもお話をします。 2-1.歯周病のセルフチェックポイント 以下のポイントをチェックしてください。 ひとつでも当てはまる場合は、歯周病になっている可能性が高いと考えましょう。 歯ぐきが赤くなっている• 歯ぐきが黒ずんでいる• 歯ぐきが丸く腫れている• 歯に歯垢(しこう)や歯石が付着している• 歯ぐきを押したときに白い膿(うみ)が出る• 歯ぐきを押したり歯磨きをしたりすると出血する• 朝起きたときに口の中がネバネバする• 歯の間にすき間ができて食べものがはさまりやすい• 歯が長くなってきた• 歯がぐらついている• ひどい口臭がある 2-2.歯周病になりやすい人や年齢について 歯周病になりやすい人は、以下の特徴が当てはまるものです。 歯磨きや口内ケアへの関心が薄い・していない• 食事の栄養バランスが偏っている• 不規則な生活をしている• 睡眠不足• 体力が無い• 病気治療中(投薬による副作用)• 妊娠中• 大きなストレスを抱えている なお、歯周病になりやすい年齢としては、高齢者と呼ばれる年齢を挙げることができます。 高齢になると、唾液の分泌が少なくなる・歯磨きを面倒がってしなくなる・判断能力や衛生観念の低下などの影響を受けるからです。 3.歯周病と口臭について 歯周病と口臭の関係について解説します。 関連性や理由など、詳しく学びましょう。 3-1.歯周病と口臭の関連性について 歯周病と口臭には、深い関連性があります。 歯周病の人が話すと、周りの人は嫌な臭(にお)いに不快感を示すことでしょう。 歯周病になると、歯ぐきからの出血や膿(うみ)・歯に付着した歯垢(しこう)や食べかすが発酵し、我慢できないほどの悪臭が出るからです。 確かに、まったく口臭が無い人もいません。 しかし、口臭で悩む人の多くは歯周病にかかっているのは事実なのです。 3-2.歯周病のときの口臭の特徴 歯周病になると、口内細菌が増殖して歯ぐきが炎症を起こし「膿(うみ)」が出ます。 炎症があるときの口臭は、「どぶのような臭(にお)い」「腐った玉ねぎのような臭(にお)い」と言われるほどに強烈です。 また、口内の食べかすが腐敗して発する臭(にお)いとしては、「腐った卵」のようなものとなります。 いずれにしても、顔を背けたくなる臭(にお)いであることに違いありません。 3-3.なぜ歯周病だと口臭が出るのか 歯周病で口臭が発生する原因は、膿(うみ)と食べかすです。 歯ぐきが細菌による炎症を起こした結果、膿(うみ)が出ます。 膿(うみ)は、血液の白血球が細菌を殺した結果出るものですが強烈な臭(にお)いがあるのです。 また、歯周病になると食べかすが溜(た)まりやすくなって腐敗します。 すると、腐敗臭がするというわけです。 3-4.口臭のチェック方法 自分に口臭があるかどうかは、以下の方法でチェックすることができます。 紙コップやビニール袋に息を吐き出してかいでみる• 市販の口臭チェッカーを使用する• ほかの人に口臭があるかどうかかいでもらう 自分だとなかなか自分の口臭に気が付かなかったり軽く考えがちだったりします。 気のおけない人に評価してもらうのも有効な方法です。 関連記事 4.歯周病の治療法 歯周病の治療法について解説します。 歯医者を受診すべき症状や主な治療法など、しっかり理解しておきましょう。 4-1.受診すべき症状について 歯周病の疑いを感じたときは、迷わず歯医者に行ってください。 まだ大丈夫だろうと思って放置してしまうとすぐに悪化してしまうものです。 痛みなどの自覚症状が無くても、歯周病は進行しています。 一刻も早く治療を開始すれば、現状から悪化することはありません。 手遅れにならないためにも、できるだけ早く歯医者を受診しましょう。 4-2.歯周病の主な治療法 歯周病の主な治療は、下記を参考にしてください。 歯医者や歯科助手によるブラッシング指導:基本的な歯磨き指導によって症状改善を試みる• スケーリング治療:専門の器具によって歯垢(しこう)や歯石を除去する• フラップ手術:部分的に歯ぐきを切開し、歯根に付着した歯石や歯垢(しこう)を除去する• レーザー手術:歯周ポケットにレーザーを当てて殺菌したり歯石を除去したりする• 歯ぐきの再生治療:重度の歯周病で失った歯ぐきの再生を促す治療法 基本的には、ブラッシング指導とスケーリング治療が中心です。 治療効果が出なかったり重症と判断したりした場合は、手術を選ぶことになります。 4-3.歯石除去について学ぼう 歯垢(しこう)は時間が経過すると、石化して歯石となります。 歯石を放置すると歯にすき間ができたり歯周ポケットが広がったりすることがあるので見過ごしてはいけません。 歯石は歯に付着すると、通常のブラッシングでは除去できないのです。 歯石が付いた状態では、見た目が悪いだけでなく歯垢(しこう)が付きやすくなるため、定期的に歯医者で除去してもらいましょう。 4-4.歯周病の治療期間や費用について 歯周病の治療期間は、数か月見ておきましょう。 ごく初期状態であれば、数回の通院で完治します。 しかし、重度になると通院治療だけでなく手術が必要となる場合もあるからです。 費用にかんしては、健康保険適用の場合で1回数百円から数千円程度の治療費がかかります。 手術となると、1回10万円以上の出費となることもあるでしょう。 4-5.歯周病の治療にかんする注意点 歯周病は、完治した後でも再発をすることがあります。 完治したことで安心してケアを怠ってはいけません。 治療中と同様、細やかなケアを心がけるほか、定期検診を受けることを忘れないでください。 万が一再発しても、初期で治療を開始することができれば悪化しません。 歯周病の治療は、一生の付き合いと考えて気を抜かないようにしましょう。 5.歯周病と口臭予防 歯周病も口臭も、予防することは可能です。 具体的にどんな方法で予防できるのかチェックしてください。 5-1.歯周病と口臭予防でセルフケアができること 歯周病と口臭予防は、普段の生活から意識して行うことが可能です。 具体的には、プラークコントロール・最新のブラッシング方法の実行・生活習慣の改善を挙げることができます。 5-1-1.プラークコントロールとは プラークとは、歯垢(しこう)を意味します。 プラークコントロールとは、口内の歯垢(しこう)を増やさないようにコントロールすることです。 プラークには、口内細菌がたくさん存在しており、歯周病の大きな原因となります。 プラークコントロールを意識して、口内環境を適切に保つことが大切です。 5-1-2.最新のブラッシング方法 せっかく歯磨きをしていても、誤ったブラッシング方法を行っていたのでは意味がありません。 歯垢(しこう)をしっかり落とし歯の健康を守るためには、最新のブラッシング方法を学んで実行しましょう。 たとえば、スクラビング法(歯ブラシを歯に直角に当てて磨く方法)がおすすめです。 毛のやわらかい歯ブラシを使って、1本ずつ磨くつもりで丁寧に行いましょう。 歯磨き後のすっきり感が違いますよ。 5-1-3.生活習慣の改善も試そう 歯周病の予防のためには、生活習慣の改善も効果的です。 生活習慣が整えば、歯周病にかかりにくくなります。 基本的な生活リズムを整える(早寝・早起きなど)• 栄養バランスの取れた食生活を心がける• できるだけストレスを溜(た)めないようにする• 睡眠時間をたっぷり取る 5-2.かかりつけ歯医者で定期検診を受けよう 歯周病の予防は、自分ひとりだけでは完全とは言えません。 かかりつけ歯医者で定期検診を受けて万全にしましょう。 5-2-1.定期検診の必要性 かかりつけ歯医者での定期検診は、継続して受けることが大切です。 すでに歯周病の治療が終わっていても、いつ再発をするかわかりません。 しかし、定期検診を受けることによって再発をしてもごく初期で防ぐことができます。 また、歯医者による定期チェックで初期のむし歯を発見することもあるでしょう。 いずれにしても、口内環境を適切に保ち、歯周病を予防するためにも定期検診には忘れずに通ってください。 5-2-2.定期検診の内容 歯医者での定期検診では、主に以下のことを行います。 口内環境のチェック• 歯石の除去• ブラッシング指導 なお、定期検診で異常があった場合は、改めて治療開始となります。 5-2-3.定期検診の頻度や回数について 定期検診は、3か月もしくは6か月ごとに行うのが理想的です。 歯周病は、再発や進行しやすい病気なので、定期検診によってチェックを行う必要があります。 定期検診は、プロの歯医者のケアを受けることができると考え、積極的に利用しましょう。 口臭で悩みたくないのなら、歯周病ケアのための定期検診はこまめに通うことをおすすめします。 関連記事 6.歯周病と口臭にかんするよくある質問 最後に、歯周病と口臭にかんするよくある質問に回答します。 本気で口臭を改善したいのならそれぞれの内容をきちんと理解しておくことが大切です。 6-1.歯周病の治療で通うべき歯医者のポイントは? 歯周病の治療は、数回以上の通院が必要です。 気持ちよく確実に治療を続けるためにも、以下のポイントを満たす歯医者を選びましょう。 歯周病の治療で定評がある• 治療方針の説明がわかりやすく丁寧• 不必要な圧迫感が無い• 不必要な治療を無理やり行わない• 通いやすい立地にある• 次回予約を入れやすい• 院内や設備を清潔に維持している• 患者からの評判がいい 6-2.口臭があれば必ず歯周病にかかっているのでしょうか? 口臭があることがすべて歯周病につながっているというわけではありません。 たとえば、内臓疾患からくる口臭もあります。 しかし、高確率で歯周病が口臭の原因となっているものです。 まずは、セルフチェックで歯周病の可能性を探りましょう。 疑いがあるときは、歯医者を受診してください。 6-3.歯周病を治しても口臭が改善しない場合は? 歯周病を治しても口臭が改善しない場合、以下の可能性があります。 むし歯による口臭は、歯医者の定期検診で発見できることも多いでしょう。 むし歯• 内臓の病気• のどの奥にある膿栓(のうせん)• 加齢 6-4.妊婦の歯周病治療にかんする注意点は? 妊娠中は、ホルモンバランスの影響で口臭が強くなることがあります。 しかし、妊娠が終了すれば元に戻るのですからできるだけ気にしないことが重要です。 どうしても気になるときは、かかりつけ医に相談しましょう。 治療法は、口内のクリーニングが主となります。 普段の生活では、栄養バランスの良い食事に気を付け、ストレスを溜(た)めずにおおらかに過ごすことが効果的です。 6-5.歯周病治療をしたいけど仕事が忙しくて通えない場合は? 仕事が忙しくて毎日残業している人もいるでしょう。 しかし、仕事の忙しさを理由に治療を受けないことはおすすめできません。 歯周病は立派な病気なのです。 病気治療のために、数時間でも調整して通院してください。 都合が付かない時期は、自己管理がものを言います。 また、正しいブラッシングなど、丁寧なケアを行いましょう。 しかし、治療に通う方が完治への近道ですから、できるだけ時間を作ってください。

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「話し相手が鼻に手を当てていることが多い」「顔を近づけて話したときに、相手が嫌な表情をしている」など、口臭で悩む人は多いものです。 口臭があると積極的に人と話すことができなくなり、チャンスを逃してしまうこともあるでしょう。 口元を押さえながら話す癖が付いている人もいますよね。 そこで今回は、歯周病が口臭の原因となっている可能性に触れ、さまざまな角度から解説しましょう。 口臭で悩む人に、役に立つのでしっかり読んでください。 この記事を読むことで口臭の原因がわかり、悩みを解消するためには何をするべきか判断できるようになります。 また、歯周病のケアをすることが口臭の改善や予防に効果的であることも認識できることでしょう。 まずは、記事をよく読んでそれぞれの内容を理解してください。 1.歯周病とは 最初に、歯周病についての基本を学びましょう。 どんな病気かだけでなく、主な症状や原因・メカニズムなども解説します。 1-1.歯周病とはどんな病気か 歯ぐきや歯の周辺組織が歯周病菌により炎症を起こす病気のことを、歯周病と呼びます。 歯周病は、今や大人の8割がかかっていると言われるほどの病気です。 むし歯よりも軽視しやすい病気ですが、重症化すると命にかかわる可能性もあるので気を付ける必要があります。 1-2.歯周病の主な症状や痛みについて 歯周病の初期は、歯ぐきの表面の炎症で済みます。 痛みなどの自覚症状もほぼありません。 しかし、進行すると内部組織の破壊が進んで痛みなどの不快な症状が出るほか、歯が抜け落ちてしまうことになる病気です。 また、歯周病があると口臭が発生しやすくなります。 1-3.歯周病の原因やメカニズム 原因は、口内に存在する歯周病菌です。 歯周病菌が増殖するときに出す毒素が、歯ぐきに炎症を起こして歯周病となります。 なお、歯周病菌が増加する主な原因には、下記のようなものがあるので確認してください。 歯磨きが不十分• 食生活の偏り(歯周病菌のエサとなる甘いものを多く食べるなど)• ストレスなどによる免疫力の低下• 唾液の分泌の減少(ドライマウスなど) 1-4.歯周病を放置するとどうなるか 歯周病を放置すると、やがて歯が抜け落ちてしまうことでしょう。 さらに、あごの骨にまで歯周病菌が侵食するとあごの骨を溶かしてしまう可能性もあります。 また、歯ぐきからの出血によって歯周病菌が毛細血管に入り込み、全身に回ってしまうこともあるので危険です。 歯周病菌が全身に回ってしまうことで心筋梗塞などの病気のリスクが高まります。 歯周病は放置せず、早期治療を心がけてください。 関連記事 2.歯周病のセルフチェック 実際に自分が歯周病なのかどうか、簡単なチェックで判断できるのでやってみてください。 また、なりやすい人や年齢についてもお話をします。 2-1.歯周病のセルフチェックポイント 以下のポイントをチェックしてください。 ひとつでも当てはまる場合は、歯周病になっている可能性が高いと考えましょう。 歯ぐきが赤くなっている• 歯ぐきが黒ずんでいる• 歯ぐきが丸く腫れている• 歯に歯垢(しこう)や歯石が付着している• 歯ぐきを押したときに白い膿(うみ)が出る• 歯ぐきを押したり歯磨きをしたりすると出血する• 朝起きたときに口の中がネバネバする• 歯の間にすき間ができて食べものがはさまりやすい• 歯が長くなってきた• 歯がぐらついている• ひどい口臭がある 2-2.歯周病になりやすい人や年齢について 歯周病になりやすい人は、以下の特徴が当てはまるものです。 歯磨きや口内ケアへの関心が薄い・していない• 食事の栄養バランスが偏っている• 不規則な生活をしている• 睡眠不足• 体力が無い• 病気治療中(投薬による副作用)• 妊娠中• 大きなストレスを抱えている なお、歯周病になりやすい年齢としては、高齢者と呼ばれる年齢を挙げることができます。 高齢になると、唾液の分泌が少なくなる・歯磨きを面倒がってしなくなる・判断能力や衛生観念の低下などの影響を受けるからです。 3.歯周病と口臭について 歯周病と口臭の関係について解説します。 関連性や理由など、詳しく学びましょう。 3-1.歯周病と口臭の関連性について 歯周病と口臭には、深い関連性があります。 歯周病の人が話すと、周りの人は嫌な臭(にお)いに不快感を示すことでしょう。 歯周病になると、歯ぐきからの出血や膿(うみ)・歯に付着した歯垢(しこう)や食べかすが発酵し、我慢できないほどの悪臭が出るからです。 確かに、まったく口臭が無い人もいません。 しかし、口臭で悩む人の多くは歯周病にかかっているのは事実なのです。 3-2.歯周病のときの口臭の特徴 歯周病になると、口内細菌が増殖して歯ぐきが炎症を起こし「膿(うみ)」が出ます。 炎症があるときの口臭は、「どぶのような臭(にお)い」「腐った玉ねぎのような臭(にお)い」と言われるほどに強烈です。 また、口内の食べかすが腐敗して発する臭(にお)いとしては、「腐った卵」のようなものとなります。 いずれにしても、顔を背けたくなる臭(にお)いであることに違いありません。 3-3.なぜ歯周病だと口臭が出るのか 歯周病で口臭が発生する原因は、膿(うみ)と食べかすです。 歯ぐきが細菌による炎症を起こした結果、膿(うみ)が出ます。 膿(うみ)は、血液の白血球が細菌を殺した結果出るものですが強烈な臭(にお)いがあるのです。 また、歯周病になると食べかすが溜(た)まりやすくなって腐敗します。 すると、腐敗臭がするというわけです。 3-4.口臭のチェック方法 自分に口臭があるかどうかは、以下の方法でチェックすることができます。 紙コップやビニール袋に息を吐き出してかいでみる• 市販の口臭チェッカーを使用する• ほかの人に口臭があるかどうかかいでもらう 自分だとなかなか自分の口臭に気が付かなかったり軽く考えがちだったりします。 気のおけない人に評価してもらうのも有効な方法です。 関連記事 4.歯周病の治療法 歯周病の治療法について解説します。 歯医者を受診すべき症状や主な治療法など、しっかり理解しておきましょう。 4-1.受診すべき症状について 歯周病の疑いを感じたときは、迷わず歯医者に行ってください。 まだ大丈夫だろうと思って放置してしまうとすぐに悪化してしまうものです。 痛みなどの自覚症状が無くても、歯周病は進行しています。 一刻も早く治療を開始すれば、現状から悪化することはありません。 手遅れにならないためにも、できるだけ早く歯医者を受診しましょう。 4-2.歯周病の主な治療法 歯周病の主な治療は、下記を参考にしてください。 歯医者や歯科助手によるブラッシング指導:基本的な歯磨き指導によって症状改善を試みる• スケーリング治療:専門の器具によって歯垢(しこう)や歯石を除去する• フラップ手術:部分的に歯ぐきを切開し、歯根に付着した歯石や歯垢(しこう)を除去する• レーザー手術:歯周ポケットにレーザーを当てて殺菌したり歯石を除去したりする• 歯ぐきの再生治療:重度の歯周病で失った歯ぐきの再生を促す治療法 基本的には、ブラッシング指導とスケーリング治療が中心です。 治療効果が出なかったり重症と判断したりした場合は、手術を選ぶことになります。 4-3.歯石除去について学ぼう 歯垢(しこう)は時間が経過すると、石化して歯石となります。 歯石を放置すると歯にすき間ができたり歯周ポケットが広がったりすることがあるので見過ごしてはいけません。 歯石は歯に付着すると、通常のブラッシングでは除去できないのです。 歯石が付いた状態では、見た目が悪いだけでなく歯垢(しこう)が付きやすくなるため、定期的に歯医者で除去してもらいましょう。 4-4.歯周病の治療期間や費用について 歯周病の治療期間は、数か月見ておきましょう。 ごく初期状態であれば、数回の通院で完治します。 しかし、重度になると通院治療だけでなく手術が必要となる場合もあるからです。 費用にかんしては、健康保険適用の場合で1回数百円から数千円程度の治療費がかかります。 手術となると、1回10万円以上の出費となることもあるでしょう。 4-5.歯周病の治療にかんする注意点 歯周病は、完治した後でも再発をすることがあります。 完治したことで安心してケアを怠ってはいけません。 治療中と同様、細やかなケアを心がけるほか、定期検診を受けることを忘れないでください。 万が一再発しても、初期で治療を開始することができれば悪化しません。 歯周病の治療は、一生の付き合いと考えて気を抜かないようにしましょう。 5.歯周病と口臭予防 歯周病も口臭も、予防することは可能です。 具体的にどんな方法で予防できるのかチェックしてください。 5-1.歯周病と口臭予防でセルフケアができること 歯周病と口臭予防は、普段の生活から意識して行うことが可能です。 具体的には、プラークコントロール・最新のブラッシング方法の実行・生活習慣の改善を挙げることができます。 5-1-1.プラークコントロールとは プラークとは、歯垢(しこう)を意味します。 プラークコントロールとは、口内の歯垢(しこう)を増やさないようにコントロールすることです。 プラークには、口内細菌がたくさん存在しており、歯周病の大きな原因となります。 プラークコントロールを意識して、口内環境を適切に保つことが大切です。 5-1-2.最新のブラッシング方法 せっかく歯磨きをしていても、誤ったブラッシング方法を行っていたのでは意味がありません。 歯垢(しこう)をしっかり落とし歯の健康を守るためには、最新のブラッシング方法を学んで実行しましょう。 たとえば、スクラビング法(歯ブラシを歯に直角に当てて磨く方法)がおすすめです。 毛のやわらかい歯ブラシを使って、1本ずつ磨くつもりで丁寧に行いましょう。 歯磨き後のすっきり感が違いますよ。 5-1-3.生活習慣の改善も試そう 歯周病の予防のためには、生活習慣の改善も効果的です。 生活習慣が整えば、歯周病にかかりにくくなります。 基本的な生活リズムを整える(早寝・早起きなど)• 栄養バランスの取れた食生活を心がける• できるだけストレスを溜(た)めないようにする• 睡眠時間をたっぷり取る 5-2.かかりつけ歯医者で定期検診を受けよう 歯周病の予防は、自分ひとりだけでは完全とは言えません。 かかりつけ歯医者で定期検診を受けて万全にしましょう。 5-2-1.定期検診の必要性 かかりつけ歯医者での定期検診は、継続して受けることが大切です。 すでに歯周病の治療が終わっていても、いつ再発をするかわかりません。 しかし、定期検診を受けることによって再発をしてもごく初期で防ぐことができます。 また、歯医者による定期チェックで初期のむし歯を発見することもあるでしょう。 いずれにしても、口内環境を適切に保ち、歯周病を予防するためにも定期検診には忘れずに通ってください。 5-2-2.定期検診の内容 歯医者での定期検診では、主に以下のことを行います。 口内環境のチェック• 歯石の除去• ブラッシング指導 なお、定期検診で異常があった場合は、改めて治療開始となります。 5-2-3.定期検診の頻度や回数について 定期検診は、3か月もしくは6か月ごとに行うのが理想的です。 歯周病は、再発や進行しやすい病気なので、定期検診によってチェックを行う必要があります。 定期検診は、プロの歯医者のケアを受けることができると考え、積極的に利用しましょう。 口臭で悩みたくないのなら、歯周病ケアのための定期検診はこまめに通うことをおすすめします。 関連記事 6.歯周病と口臭にかんするよくある質問 最後に、歯周病と口臭にかんするよくある質問に回答します。 本気で口臭を改善したいのならそれぞれの内容をきちんと理解しておくことが大切です。 6-1.歯周病の治療で通うべき歯医者のポイントは? 歯周病の治療は、数回以上の通院が必要です。 気持ちよく確実に治療を続けるためにも、以下のポイントを満たす歯医者を選びましょう。 歯周病の治療で定評がある• 治療方針の説明がわかりやすく丁寧• 不必要な圧迫感が無い• 不必要な治療を無理やり行わない• 通いやすい立地にある• 次回予約を入れやすい• 院内や設備を清潔に維持している• 患者からの評判がいい 6-2.口臭があれば必ず歯周病にかかっているのでしょうか? 口臭があることがすべて歯周病につながっているというわけではありません。 たとえば、内臓疾患からくる口臭もあります。 しかし、高確率で歯周病が口臭の原因となっているものです。 まずは、セルフチェックで歯周病の可能性を探りましょう。 疑いがあるときは、歯医者を受診してください。 6-3.歯周病を治しても口臭が改善しない場合は? 歯周病を治しても口臭が改善しない場合、以下の可能性があります。 むし歯による口臭は、歯医者の定期検診で発見できることも多いでしょう。 むし歯• 内臓の病気• のどの奥にある膿栓(のうせん)• 加齢 6-4.妊婦の歯周病治療にかんする注意点は? 妊娠中は、ホルモンバランスの影響で口臭が強くなることがあります。 しかし、妊娠が終了すれば元に戻るのですからできるだけ気にしないことが重要です。 どうしても気になるときは、かかりつけ医に相談しましょう。 治療法は、口内のクリーニングが主となります。 普段の生活では、栄養バランスの良い食事に気を付け、ストレスを溜(た)めずにおおらかに過ごすことが効果的です。 6-5.歯周病治療をしたいけど仕事が忙しくて通えない場合は? 仕事が忙しくて毎日残業している人もいるでしょう。 しかし、仕事の忙しさを理由に治療を受けないことはおすすめできません。 歯周病は立派な病気なのです。 病気治療のために、数時間でも調整して通院してください。 都合が付かない時期は、自己管理がものを言います。 また、正しいブラッシングなど、丁寧なケアを行いましょう。 しかし、治療に通う方が完治への近道ですから、できるだけ時間を作ってください。

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「話し相手が鼻に手を当てていることが多い」「顔を近づけて話したときに、相手が嫌な表情をしている」など、口臭で悩む人は多いものです。 口臭があると積極的に人と話すことができなくなり、チャンスを逃してしまうこともあるでしょう。 口元を押さえながら話す癖が付いている人もいますよね。 そこで今回は、歯周病が口臭の原因となっている可能性に触れ、さまざまな角度から解説しましょう。 口臭で悩む人に、役に立つのでしっかり読んでください。 この記事を読むことで口臭の原因がわかり、悩みを解消するためには何をするべきか判断できるようになります。 また、歯周病のケアをすることが口臭の改善や予防に効果的であることも認識できることでしょう。 まずは、記事をよく読んでそれぞれの内容を理解してください。 1.歯周病とは 最初に、歯周病についての基本を学びましょう。 どんな病気かだけでなく、主な症状や原因・メカニズムなども解説します。 1-1.歯周病とはどんな病気か 歯ぐきや歯の周辺組織が歯周病菌により炎症を起こす病気のことを、歯周病と呼びます。 歯周病は、今や大人の8割がかかっていると言われるほどの病気です。 むし歯よりも軽視しやすい病気ですが、重症化すると命にかかわる可能性もあるので気を付ける必要があります。 1-2.歯周病の主な症状や痛みについて 歯周病の初期は、歯ぐきの表面の炎症で済みます。 痛みなどの自覚症状もほぼありません。 しかし、進行すると内部組織の破壊が進んで痛みなどの不快な症状が出るほか、歯が抜け落ちてしまうことになる病気です。 また、歯周病があると口臭が発生しやすくなります。 1-3.歯周病の原因やメカニズム 原因は、口内に存在する歯周病菌です。 歯周病菌が増殖するときに出す毒素が、歯ぐきに炎症を起こして歯周病となります。 なお、歯周病菌が増加する主な原因には、下記のようなものがあるので確認してください。 歯磨きが不十分• 食生活の偏り(歯周病菌のエサとなる甘いものを多く食べるなど)• ストレスなどによる免疫力の低下• 唾液の分泌の減少(ドライマウスなど) 1-4.歯周病を放置するとどうなるか 歯周病を放置すると、やがて歯が抜け落ちてしまうことでしょう。 さらに、あごの骨にまで歯周病菌が侵食するとあごの骨を溶かしてしまう可能性もあります。 また、歯ぐきからの出血によって歯周病菌が毛細血管に入り込み、全身に回ってしまうこともあるので危険です。 歯周病菌が全身に回ってしまうことで心筋梗塞などの病気のリスクが高まります。 歯周病は放置せず、早期治療を心がけてください。 関連記事 2.歯周病のセルフチェック 実際に自分が歯周病なのかどうか、簡単なチェックで判断できるのでやってみてください。 また、なりやすい人や年齢についてもお話をします。 2-1.歯周病のセルフチェックポイント 以下のポイントをチェックしてください。 ひとつでも当てはまる場合は、歯周病になっている可能性が高いと考えましょう。 歯ぐきが赤くなっている• 歯ぐきが黒ずんでいる• 歯ぐきが丸く腫れている• 歯に歯垢(しこう)や歯石が付着している• 歯ぐきを押したときに白い膿(うみ)が出る• 歯ぐきを押したり歯磨きをしたりすると出血する• 朝起きたときに口の中がネバネバする• 歯の間にすき間ができて食べものがはさまりやすい• 歯が長くなってきた• 歯がぐらついている• ひどい口臭がある 2-2.歯周病になりやすい人や年齢について 歯周病になりやすい人は、以下の特徴が当てはまるものです。 歯磨きや口内ケアへの関心が薄い・していない• 食事の栄養バランスが偏っている• 不規則な生活をしている• 睡眠不足• 体力が無い• 病気治療中(投薬による副作用)• 妊娠中• 大きなストレスを抱えている なお、歯周病になりやすい年齢としては、高齢者と呼ばれる年齢を挙げることができます。 高齢になると、唾液の分泌が少なくなる・歯磨きを面倒がってしなくなる・判断能力や衛生観念の低下などの影響を受けるからです。 3.歯周病と口臭について 歯周病と口臭の関係について解説します。 関連性や理由など、詳しく学びましょう。 3-1.歯周病と口臭の関連性について 歯周病と口臭には、深い関連性があります。 歯周病の人が話すと、周りの人は嫌な臭(にお)いに不快感を示すことでしょう。 歯周病になると、歯ぐきからの出血や膿(うみ)・歯に付着した歯垢(しこう)や食べかすが発酵し、我慢できないほどの悪臭が出るからです。 確かに、まったく口臭が無い人もいません。 しかし、口臭で悩む人の多くは歯周病にかかっているのは事実なのです。 3-2.歯周病のときの口臭の特徴 歯周病になると、口内細菌が増殖して歯ぐきが炎症を起こし「膿(うみ)」が出ます。 炎症があるときの口臭は、「どぶのような臭(にお)い」「腐った玉ねぎのような臭(にお)い」と言われるほどに強烈です。 また、口内の食べかすが腐敗して発する臭(にお)いとしては、「腐った卵」のようなものとなります。 いずれにしても、顔を背けたくなる臭(にお)いであることに違いありません。 3-3.なぜ歯周病だと口臭が出るのか 歯周病で口臭が発生する原因は、膿(うみ)と食べかすです。 歯ぐきが細菌による炎症を起こした結果、膿(うみ)が出ます。 膿(うみ)は、血液の白血球が細菌を殺した結果出るものですが強烈な臭(にお)いがあるのです。 また、歯周病になると食べかすが溜(た)まりやすくなって腐敗します。 すると、腐敗臭がするというわけです。 3-4.口臭のチェック方法 自分に口臭があるかどうかは、以下の方法でチェックすることができます。 紙コップやビニール袋に息を吐き出してかいでみる• 市販の口臭チェッカーを使用する• ほかの人に口臭があるかどうかかいでもらう 自分だとなかなか自分の口臭に気が付かなかったり軽く考えがちだったりします。 気のおけない人に評価してもらうのも有効な方法です。 関連記事 4.歯周病の治療法 歯周病の治療法について解説します。 歯医者を受診すべき症状や主な治療法など、しっかり理解しておきましょう。 4-1.受診すべき症状について 歯周病の疑いを感じたときは、迷わず歯医者に行ってください。 まだ大丈夫だろうと思って放置してしまうとすぐに悪化してしまうものです。 痛みなどの自覚症状が無くても、歯周病は進行しています。 一刻も早く治療を開始すれば、現状から悪化することはありません。 手遅れにならないためにも、できるだけ早く歯医者を受診しましょう。 4-2.歯周病の主な治療法 歯周病の主な治療は、下記を参考にしてください。 歯医者や歯科助手によるブラッシング指導:基本的な歯磨き指導によって症状改善を試みる• スケーリング治療:専門の器具によって歯垢(しこう)や歯石を除去する• フラップ手術:部分的に歯ぐきを切開し、歯根に付着した歯石や歯垢(しこう)を除去する• レーザー手術:歯周ポケットにレーザーを当てて殺菌したり歯石を除去したりする• 歯ぐきの再生治療:重度の歯周病で失った歯ぐきの再生を促す治療法 基本的には、ブラッシング指導とスケーリング治療が中心です。 治療効果が出なかったり重症と判断したりした場合は、手術を選ぶことになります。 4-3.歯石除去について学ぼう 歯垢(しこう)は時間が経過すると、石化して歯石となります。 歯石を放置すると歯にすき間ができたり歯周ポケットが広がったりすることがあるので見過ごしてはいけません。 歯石は歯に付着すると、通常のブラッシングでは除去できないのです。 歯石が付いた状態では、見た目が悪いだけでなく歯垢(しこう)が付きやすくなるため、定期的に歯医者で除去してもらいましょう。 4-4.歯周病の治療期間や費用について 歯周病の治療期間は、数か月見ておきましょう。 ごく初期状態であれば、数回の通院で完治します。 しかし、重度になると通院治療だけでなく手術が必要となる場合もあるからです。 費用にかんしては、健康保険適用の場合で1回数百円から数千円程度の治療費がかかります。 手術となると、1回10万円以上の出費となることもあるでしょう。 4-5.歯周病の治療にかんする注意点 歯周病は、完治した後でも再発をすることがあります。 完治したことで安心してケアを怠ってはいけません。 治療中と同様、細やかなケアを心がけるほか、定期検診を受けることを忘れないでください。 万が一再発しても、初期で治療を開始することができれば悪化しません。 歯周病の治療は、一生の付き合いと考えて気を抜かないようにしましょう。 5.歯周病と口臭予防 歯周病も口臭も、予防することは可能です。 具体的にどんな方法で予防できるのかチェックしてください。 5-1.歯周病と口臭予防でセルフケアができること 歯周病と口臭予防は、普段の生活から意識して行うことが可能です。 具体的には、プラークコントロール・最新のブラッシング方法の実行・生活習慣の改善を挙げることができます。 5-1-1.プラークコントロールとは プラークとは、歯垢(しこう)を意味します。 プラークコントロールとは、口内の歯垢(しこう)を増やさないようにコントロールすることです。 プラークには、口内細菌がたくさん存在しており、歯周病の大きな原因となります。 プラークコントロールを意識して、口内環境を適切に保つことが大切です。 5-1-2.最新のブラッシング方法 せっかく歯磨きをしていても、誤ったブラッシング方法を行っていたのでは意味がありません。 歯垢(しこう)をしっかり落とし歯の健康を守るためには、最新のブラッシング方法を学んで実行しましょう。 たとえば、スクラビング法(歯ブラシを歯に直角に当てて磨く方法)がおすすめです。 毛のやわらかい歯ブラシを使って、1本ずつ磨くつもりで丁寧に行いましょう。 歯磨き後のすっきり感が違いますよ。 5-1-3.生活習慣の改善も試そう 歯周病の予防のためには、生活習慣の改善も効果的です。 生活習慣が整えば、歯周病にかかりにくくなります。 基本的な生活リズムを整える(早寝・早起きなど)• 栄養バランスの取れた食生活を心がける• できるだけストレスを溜(た)めないようにする• 睡眠時間をたっぷり取る 5-2.かかりつけ歯医者で定期検診を受けよう 歯周病の予防は、自分ひとりだけでは完全とは言えません。 かかりつけ歯医者で定期検診を受けて万全にしましょう。 5-2-1.定期検診の必要性 かかりつけ歯医者での定期検診は、継続して受けることが大切です。 すでに歯周病の治療が終わっていても、いつ再発をするかわかりません。 しかし、定期検診を受けることによって再発をしてもごく初期で防ぐことができます。 また、歯医者による定期チェックで初期のむし歯を発見することもあるでしょう。 いずれにしても、口内環境を適切に保ち、歯周病を予防するためにも定期検診には忘れずに通ってください。 5-2-2.定期検診の内容 歯医者での定期検診では、主に以下のことを行います。 口内環境のチェック• 歯石の除去• ブラッシング指導 なお、定期検診で異常があった場合は、改めて治療開始となります。 5-2-3.定期検診の頻度や回数について 定期検診は、3か月もしくは6か月ごとに行うのが理想的です。 歯周病は、再発や進行しやすい病気なので、定期検診によってチェックを行う必要があります。 定期検診は、プロの歯医者のケアを受けることができると考え、積極的に利用しましょう。 口臭で悩みたくないのなら、歯周病ケアのための定期検診はこまめに通うことをおすすめします。 関連記事 6.歯周病と口臭にかんするよくある質問 最後に、歯周病と口臭にかんするよくある質問に回答します。 本気で口臭を改善したいのならそれぞれの内容をきちんと理解しておくことが大切です。 6-1.歯周病の治療で通うべき歯医者のポイントは? 歯周病の治療は、数回以上の通院が必要です。 気持ちよく確実に治療を続けるためにも、以下のポイントを満たす歯医者を選びましょう。 歯周病の治療で定評がある• 治療方針の説明がわかりやすく丁寧• 不必要な圧迫感が無い• 不必要な治療を無理やり行わない• 通いやすい立地にある• 次回予約を入れやすい• 院内や設備を清潔に維持している• 患者からの評判がいい 6-2.口臭があれば必ず歯周病にかかっているのでしょうか? 口臭があることがすべて歯周病につながっているというわけではありません。 たとえば、内臓疾患からくる口臭もあります。 しかし、高確率で歯周病が口臭の原因となっているものです。 まずは、セルフチェックで歯周病の可能性を探りましょう。 疑いがあるときは、歯医者を受診してください。 6-3.歯周病を治しても口臭が改善しない場合は? 歯周病を治しても口臭が改善しない場合、以下の可能性があります。 むし歯による口臭は、歯医者の定期検診で発見できることも多いでしょう。 むし歯• 内臓の病気• のどの奥にある膿栓(のうせん)• 加齢 6-4.妊婦の歯周病治療にかんする注意点は? 妊娠中は、ホルモンバランスの影響で口臭が強くなることがあります。 しかし、妊娠が終了すれば元に戻るのですからできるだけ気にしないことが重要です。 どうしても気になるときは、かかりつけ医に相談しましょう。 治療法は、口内のクリーニングが主となります。 普段の生活では、栄養バランスの良い食事に気を付け、ストレスを溜(た)めずにおおらかに過ごすことが効果的です。 6-5.歯周病治療をしたいけど仕事が忙しくて通えない場合は? 仕事が忙しくて毎日残業している人もいるでしょう。 しかし、仕事の忙しさを理由に治療を受けないことはおすすめできません。 歯周病は立派な病気なのです。 病気治療のために、数時間でも調整して通院してください。 都合が付かない時期は、自己管理がものを言います。 また、正しいブラッシングなど、丁寧なケアを行いましょう。 しかし、治療に通う方が完治への近道ですから、できるだけ時間を作ってください。

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