ナルト うち は マダラ。 【NARUTO】うちはマダラは本当に死亡したの!?復活はありえないのか??|まんが人気考究

「ナルト」うちはマダラは一族最強!輪廻眼に秘められた真の目的とは?

ナルト うち は マダラ

『NARUTO -ナルト-』は少年ジャンプにて連載されていた、岸本斉史による大人気漫画です。 本作には、様々な敵キャラクターが登場しますが、中でも「うちはマダラ」は屈指の強さを誇る敵の1人です。 彼は第1部では、伝説の人物として語られており、非常に謎の多い人物でした。 第2部の戦争編にて本格的に登場。 黒髪の長髪で、右目は前髪に隠れており、顔立ちは「うちは一族」のイタチや、サスケによく似ています。 誕生日は12月24日で、年齢は正確ではありませんが、ストーリーに出てくるキャラクターの年齢や歴史から考えて90歳〜100歳ではないかと言われています。 今回は、彼の強さや能力、目論んでいた計画について紹介していきます。 読む際は気をつけてください。 マダラは、作中最強の術者の一人で「忍の神」と謳われた人物です。 初代火影である千手柱間と互角に渡り合えた唯一の存在。 終末の谷での戦いで敗れた際マダラは死にますが、遺体は木ノ葉の山奥に保管されていました。 その後、薬師カブトの手により柱間の細胞が移植され復活。 長い年月を経て木遁の術、そして万華鏡写輪眼を輪廻眼に昇華させました。 ここまでくると忍術のエキスパートで最高クラスの忍と言っても過言ではないはず。 実力は、五大隠れ里の長 五影 全員を相手にしてもなお、余力を残すほどです。 忍界大戦時には影クラスの忍達から一目を置かれ恐れられており、いかに強力なチャクラと強さを誇っていたのかを物語っています。 そんな彼の強さの秘訣となっている能力を紹介していきます。 マダラはうちは一族の正統な血統の持ち主です。 そのため、うちは一族の血継限界である「写輪眼 しゃりんがん 」を両目に宿しています。 写輪眼とは相手の動きを見切ったり、チャクラの色を捉えたりすることが可能な特殊な目のこと。 マダラの場合は戦乱を生きていた時代に写輪眼の上位種である「万華鏡写輪眼 まんげきょうしゃりんがん 」も開眼させています。 しかし、万華鏡写輪眼には使用するごとに視力が低下するデメリットがあります。 使い続けると、いずれは失明してしまうのですが、1つだけ克服する条件が。 それは他人の万華鏡写輪眼を移植することです。 マダラの場合は弟であるうちはイズナの目を譲ってもらうことで、永遠の万華鏡写輪眼を手に入れました。 終末の谷で柱間に敗れた後は、人知れず写輪眼の最終形「輪廻眼 りんねがん 」まで開眼させていて、マダラの強さの大きな要因となっています。 穢土転生で復活後のマダラは木遁忍術を扱うことができます。 木遁は本来、初代火影の柱間のみが扱える秘術。 しかし、穢土転生を使ったカブトが復活させたマダラの体に柱間細胞を埋め込んだことで使用可能となっています。 第四次忍界大戦では対五影相手に木遁の秘術「花樹界降誕 かじゅかいこうたん 」を発動。 大地から巨大な樹木を無数に発生させて地形を変えました。 樹木から咲いた花は麻痺成分のある花粉を撒き散らすので、相手が五影でなければ一網打尽にできる強力な術であるといえます。 五影を戦闘不能に追い込み、無限月読の発動に成功したあとは、幻術にかかった忍たちを捕獲するために「神・樹海降誕」という神樹のチャクラを使った特殊な木遁の術も使用しています。 十尾の人柱力になったマダラは仙法も扱えるようになります。 代表的な仙法は「求道玉 ぐどうだま 」です。 ありとあらゆる忍術を無効化させる黒い玉を出現させる技で、ダメージを食らっても再生できるはずの穢土転生の体すら一方的に破壊します。 黒い玉は一定距離を飛ばすことができる他、体を覆うように形状変化させて防御にも使用可能。 ただし、仙法だけは無効化できない欠点があります。 マダラの前に十尾の人柱力となったオビトも求道玉を使っていましたが、欠点を見破ったナルトの仙法でダメージを受けてしまいました。 マダラが使う仙法には他に、手から雷を発生させる「陰遁雷派 いんとんらいは 」があります。 発生した雷は無数に枝分かれし、相手を捕縛します。 攻守を一手でできる術です。 日本神話に登場する英雄神「須佐之男」から由来しています。 万華鏡写輪眼を開眼した人間だけが使える術で、作中では、木筒木インドラ、マダラ、イタチ、サスケの4人が使用。 一時的だはありますが、カカシも使用しています。 この術には一段階と二段階の進化のようなものがあり、一段階目は、腰より上の部分の姿が浮かび上がり、鬼の様な顔をした巨人です。 また、術者によって姿や能力は、それぞれのキャラクターの心情やチャクラの特性で変化しています。 マダラは二面四腕の阿修羅の様な姿で色は青です。 そして二段階目になると、一段階目の胴体ではなく全身で登場します。 永遠の万華鏡写輪眼にのみ発動できる「完成体須佐能乎」。 作中では、サスケ、マダラ、インドラのみが使用しています。 姿は天狗に似た顔をして四腕の鎧武者の様な風貌です。 マダラは剣を用い一振りで大地を叩き割っていました。 うちはマダラはうちはタジマの子で、もともとうちは一族の長でした。 長い間争っていた千手一族と和解し、千手一族の長、千手柱間 せんじゅはしらま とともに木ノ葉隠れの里を創設します。 千手柱間とは、幼い頃から戦場で刃を交えたライバルで親友。 孤独なうちはマダラにとって唯一信頼をおいていた存在です。 木ノ葉創設後に柱間が初代火影に決まった直後、うちは一族が千手一族に支配されることを恐れ、一族に里を出ることを訴えました。 戦争に疲れきっていた他のうちは一族は、マダラの誘いを断り木ノ葉に残ることを選びました。 それにより彼は孤立してしまいます。 その後マダラは木ノ葉を去り、次に現れた時には里と対立する存在になって柱間の前に立ちはだかります。 しかし終末の谷で柱間と死闘の末、敗北しました。 第1部ではこの戦いでマダラは死亡したとされていますが、第2部で実は命を落としていなかったという衝撃の展開が待っていました。 彼は、のちにカブトによる穢土転生 えどてんせい により復活を果たします。 柱間以外に関係があったのが、オビトです。 終末の谷で柱間に敗れたあと、しぶとく生き長らえており、瀕死状態だったオビトをゼツを通して救っています。 しかし、オビトを救ったのはマダラ自身が利用するためであり、お互いに信頼関係と呼べるものはありませんでした。 生前には最愛の弟がいたことが判明していますが、すでに過去の人となっているので、マダラには友好関係のある相手はいないといえるでしょう。

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うちは一族の家系図【過去の全キャラ登場】大筒木インドラの子孫たち

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うちは一族【第一期(イザナミ偏)】 うちはの最強瞳術の 写輪眼で 禁術になっている イザナギの対になる術としてもう一つの禁術【 イザナミ】のルーツを描いた空想で登場した古い時代の忍たち。 イタチ&サスケVSカブトの時にイタチがサスケにイザナミの説明をする際に用いられた。 うちはライ うちはバル うちはナカ うちはナオリ うちは一族【第二期(タジマ一家)】 時代は、まだ国や里というものがなく一族間での争いをしていた戦乱の世。 うちは一族と 千住一族が長きにわたって争い続けた時代。 うちはタジマ(父) マダラ、 イズナの5人兄弟の父。 、の父である 千住仏間とは互角の力でライバル的存在。 この時、うちは一族の長であった。 うちはマダラ(子:兄) うちはの名をこの世に轟かせた張本人。 の開眼者であり、 永遠の万華鏡写輪眼を初めて手に入れた者。 後に、 輪廻眼まで開眼している。 この時代の忍の頂点とまで言われたと唯一対等に戦えた天才忍である。 (子:弟) 5人兄弟の中でも唯一、作中に登場した弟。 イズナもまたマダラ同様 万華鏡写輪眼の開眼者。 うちは一族【第一期(その他の忍)】 うちはヒカク うちは一族の中でも 屈指の実力者。 相当な忍だったようだが、日々続く戦闘により命を落としたか寿命を迎えたかは定かではない。 うちはセツナ 二代目火影()に疑念を抱いていたうちの一人。 扉間はマダラの影響によりうちは一族をかなり警戒していたため、距離を取り監視していた。 うちはカガミ 二代目火影・千住扉間の側近の部下で 三代目火影・や 志村ダンゾウらと同期。 扉間はうちは嫌いで有名だが、カガミは唯一信用されていた貴重なうちは一族の忍かもしれない。 うちは一族【第三期(フガク一家)】 木の葉警務部隊の隊長を務めていた父フガク、ずっと隠していたが実は 万華鏡写輪眼を開眼していた。 結局、 イタチしか知ることはなかったようだ。 そしてうちはの天才兄弟(イタチ、サスケ)が生まれ育った家庭。 子も二人、 万華鏡写輪眼を開眼しているため、4人中3人も開眼していることになる。 (父) 木の葉警務部隊の隊長といういわばうちは一族の長だった。 万華鏡写輪眼の開眼者でもあった。 結局、実力が明かされることはなかったが相当強かったのではないかと思われる。 うちはミコト(母) 夫・フガクとは仲が良く尊敬していた様子。 子供思いの優しい母親だった。 (子:兄) 長いうちは一族の歴史の中でも群を抜いての 天才。 何よやらせてもトップの実力で、愛情深く一族に縛られることもなく火影のような思想を持っていた。 忍としての強さならまだ上がいるが 総合力ならズバ抜けてイタチが1位だと思う。 (子:弟) サスケもかなり優秀な忍だが、忍術やセンスはイタチに劣っていた。 しかし、大筒木インドラの転生者であったことと、 輪廻写輪眼を得たことから最強の名に相応しい忍となった。 また本作の主人公である うずまきナルトの最大のライバルであり親友。 BORUTO-ボルトでは良き関係として日々、木の葉の里の安全の為に役を果たしている。 裏番長ならぬ裏火影といったとこ。 うちは一族【第三期(その他の忍)】 忍であったが木の葉警務部隊ではなかった者たちと。 うちはオビト カカシの同期で同じ班の仲間だった。 しかし、任務中に死んだとされている。 実際は生きていながら マダラと 月の眼計画を企てていた。 作中の ラスボスであり、 仮面の男・トビの正体だった。 うちはタイコ 無限月読にかかった際に、綱手の回想で出てきた人物。 サスケの部下として活動している忍。 うちは一族【第三期(木の葉警務部隊)】 木の葉の治安を守ってきた優秀な忍。 だがその反面、木の葉を恨んでいる者も多くいたのは事実。 うちはイナビ うちはヤシロ うちはテッカ うちはヤクミ イタチが兄のように慕っていた親友。 【 瞬身のシスイ】という異名を持ち恐れられていた。 当時の実力はイタチよりも強くうちは一族で一番強いと言われていた。 唯一、万華鏡写輪眼を開眼していた。 (フガクも開眼していたが内緒にしていたため) うちは一族【第三期(その他の人物)】 忍ではないが名前が出ているうちは一族の人たち。 うちはテヤキ うちはウルチ うちは一族【第四期(ナルト外伝とボルト偏・サスケ一家)】 ナルト外伝を含むボルト偏に突入後のうちはの名を持つ者たち。 うちはシン ナルト外伝【 七代目火影と緋色の花つ月】にて登場した人物。 実験体であり、万華鏡を開眼しており写輪眼をいくつも持っている。 春野サクラとサスケの間に生まれた子ども。 すでに写輪眼を開眼しており、サクラ同様怪力であるためかなり優秀な忍になると予想される。 NARUTO-ナルトの時とは違い母親という雰囲気で優しいイメージ。

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言葉のいらない約束とは (コトバノイラナイヤクソクとは) [単語記事]

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第二部から登場。 木ノ葉隠れの里の暗部養成機関「根」の所属だったが、同機関の指導者であるダンゾウの密命を受けてサスケの里抜けに伴い欠員が生じた第七班に配属された。 サイという名はカカシ班配属にあたりダンゾウに与えられたコードネームであり、元々の本名は不明。 年齢は第三班のメンバーと同じでナルトより1つ上である。 肌は色白で、周囲からは声と容姿が少しサスケに似ていると言われている。 根での訓練により暗殺術などの高い戦闘能力を持ち、また動物の絵を実体化して操る「忍法・超獣偽画」という術を使用する。 ダンゾウからは「里の同世代の誰よりも強い」と言われている。 根では一切の感情を殺すような訓練を受けてきたためにコミュニケーションは苦手であり、当初はチームメイトのナルトやサクラと対立することもしばしばあったが、初めての任務を経て徐々にナルト達と打ち解けるようになったものの、それでも相手に対して思ったことを率直に口にして怒らせることがしばしばある。 分からないことがあると本を読むが、その内容を鵜呑みにしすぎる傾向がある。 またナルトたちに指摘されたこともあり、いのに対してお世辞で「美人さん」と評したことで、以降彼女から多少好意を持たれている。 肉親はいないが、幼い頃に知り合った根の先輩であるシンのことは兄と慕っていた。 天地橋の任務でナルト達とともに任務に赴いたが、実はそれとは別に里にとっての危険人物であるサスケの殺害という極秘任務を命じられていた。 しかしナルト達との出会いから人と人との「つながり」に興味を持ち始め、任務を放棄してサスケを木ノ葉に連れ帰る事に目的を変更した。 ペイン襲撃の直後にはサクラ、リー、キバと共にサスケを追うために鉄の国に赴くが、キバやリーと揉めた末にサクラにより眠り玉で眠らされた。 その後ナルトたちと共に里へ帰還する途中に遭遇した暗部の先輩たちに、カカシを火影に推挙するための話し合いを持ちかけた。 第四次忍界大戦では奇襲部隊に配属され、初戦では穢土転生されたシンと遭遇。 シンの体内に起爆粘土を埋め込んで道具扱いした デイダラたちに怒りを露わにし、忍法・超獣偽画によるカンクロウやオモイとの連携でデイダラとサソリを倒した。 シンがずっと見たかったサイの絵を見て昇天した際には涙を流した。 第四次忍界大戦後は、六代目火影となったカカシの下で暗部として活動しつつ、ナルトらと共に各地の小さな争いの解決に当たっていた。 その中で受けた黙の国での潜入任務においては、自分の心にあった隙を突かれて敵に洗脳されてしまうが、増援としてやってきたいのに救われた(小説「シカマル秘伝 闇の黙に浮ぶ雲」)。 この一件以降、彼女との仲が深まることになり、後にいのと結婚したことで公的に 山中サイを本名とするようになり、息子のいのじんを儲けている。 『BORUTO』では警務部で活動しており、その中で遭遇した「ゴースト事件」の解決および事後処理などに尽力した。 第十班 [ ] アスマ・シカマル・チョウジ・いののフォーマンセル。 各自の能力をうまく組み合わせた連係プレーが特徴。 シカマル・いの・チョウジ(通称「猪鹿蝶トリオ」)の3人はそれぞれの親の代から親交があり、3人とも下忍の頃からそれぞれの父親から受け継いだお揃いのピアスをつけていた。 中忍昇格後はアスマから新たなピアスをもらっており、それぞれの子供が忍になった時にそれを託すことになっていた。 猿飛アスマ(さるとび アスマ) 声 - 、(幼少) 第十班(アスマ班)の担当上忍。 喫煙者で常に煙草を咥えている。 木ノ葉では珍しいとされる風のチャクラ性質を持ち、とナイフが一体化したチャクラ刀「アイアンナックル」を武器としている。 三代目火影であるヒルゼンの息子で、その孫である木ノ葉丸にとっては叔父にあたる。 火の国の大名を守護するために国内の各地から集められた12人の忍によって構成された精鋭集団「守護忍十二士」の元メンバーでもあった。 第一部の木ノ葉崩しの際には、陽動の役割を果たし追い込まれていたシカマルを救うため、取り囲んでいた音忍9人を瞬殺した。 その数日後には里に侵入した暁のイタチと鬼鮫と対峙し追いつめられるも、カカシと紅との連携やガイの救援もあり2人を撃退した。 第二部では新術を開発する過程で風の性質変化の修業をしていたナルトに、カカシの紹介で習得のコツを教えた。 直後に火の国に侵入した暁の飛段と角都との戦いにおいては、飛段の呪いに掛かり重傷を負うも、シカマルの分析により術を外して飛段の首を切断したが、角都の参戦もあり復活した飛段に心臓を貫かれて致命傷を負い、集まった教え子たちにそれぞれ最後の言葉を遺して息を引き取った。 第四次忍界大戦ではカブトの穢土転生によって蘇生され、同じく蘇生されたダン・ヒザシ・角都と行動を共にさせられる。 かつての第十班であるシカマル・いの・チョウジと交戦、最終的に戦意を取り戻したチョウジによって決定的ダメージを負い、シカマルの「影真似手裏剣の術」によって身動きが取れなくなり、3人に感謝の意を伝えて「布縛りの術」で封印された。 黒髪の長髪を頭上にまとめて縛った髪型が特徴。 父は上忍の奈良シカク、母は中忍の奈良ヨシノ。 「めんどくせぇ」が口癖でやる気の無さを隠さない性格だが、実際の知能は200を超えるほどの切れ者である。 しかしアカデミー時代は鉛筆を動かすのも面倒という理由で成績は悪く、テストの成績は低かった。 そのためか、同期で同じく優秀なサスケとは違い女子に好かれているような激写はなかった。 影を操る奈良一族の秘伝忍術「影真似の術」とその応用術を使用し、基本的に術の用途は敵の捕縛のため威力は低いが、頭脳を生かした戦術でそれを補い勝利に繋いでいる。 幼少期より影ながらナルトの身を案じていた数少ない人物であり、木ノ葉の住民がナルトを迫害することに疑問を抱いていた。 第一部の中忍試験では第三試験の本戦まで進出し、本戦ではテマリと頭脳戦を繰り広げてあと一歩まで追い詰めたもののチャクラ不足でギブアップしたが、その頭脳を買われて同期生たちの中では最も早く中忍に昇格した。 試合直後の木ノ葉崩しの際には決死の覚悟で音忍たちの足止めを引き受け、窮地に陥るが間一髪でアスマに助けられた。 中忍昇格後初の任務であるサスケの奪還作戦では、下忍のナルト・キバ・チョウジ・ネジを招集しリーダーとして作戦を主導。 自身も多由也との戦闘で苦戦するが、テマリの助太刀もあって仲間たちと共に生還した。 帰還後は任務失敗に加えて仲間も瀕死の重傷を負ったことから自責の念に駆られるが、シカクや綱手の言葉もあり次の任務は成功させることを誓った。 第二部の暁の飛段・角都との戦いでは、飛段の能力を見破りアスマを助けるものの、力及ばず最後は第十班のメンバーたちと共に彼の死を看取った。 直後に第十班のメンバーたちと共にアスマの仇討ちに向かい、知略を巡らせた策を講じて飛段を引き離して奈良一族の者にしか入ることのできない森に引き付け、全身をバラバラに爆破して落とし穴の底に生き埋めにした。 第四次忍界大戦では第4部隊の副隊長に任命され、戦場ではチョウジやいのとのコンビネーションで蘇生されたアスマらを封印した。 十尾の復活後は他の部隊と共にナルトと合流し、本部が壊滅した際には父・シカクの遺言を受けて連合軍の指揮を引き継いだ。 その後神樹の出現によりチャクラを奪われ瀕死の状態に陥るも、綱手の治療を受けて復活した。 第四次忍界大戦後は上忍に昇格、六代目火影となったカカシの補佐を務めるようになり、それまで以上に慌ただしい日常を送るようになったことで、それまでの自分を見失いつつあったが、「黙の国」での任務を経て本来の自分を取り戻した(小説「シカマル秘伝 闇の黙に浮ぶ雲」)。 また、この出来事で自分の背中を押してくれたテマリとの仲も進展し、ナルトとヒナタに続き結婚、息子のシカダイを授かった。 ナルトが七代目火影となってからも補佐役を務めている。 父は上忍の山中いのいち。 山中一族に伝わる秘伝忍術「心転身の術」を利用し、敵や動物の精神に入り込んで肉体を操ることができる。 サクラとはアカデミー時代からの親友にしてライバル。 第一部の中忍試験では、死の森でのサバイバルではシカマルやチョウジと共に、音忍との戦闘で追い詰められていたサクラを救った。 第三試験の予選ではサクラと対戦し、心転身の術でサクラの精神を乗っ取って試合を棄権させようと試みるが、内なるサクラの抵抗にあって失敗し、互いに消耗した体で最後の一撃を打ち合うも両者とも倒れたため引き分けとなった。 第二部では中忍に昇格しており、また医療忍術を扱えるようになった。 サイと対面した際は、サスケに少し似た彼に気のある素振りがあった。 暁の飛段と角都にアスマが殺害された際には、第十班のメンバーたちと共にアスマの仇討ちに向かった。 第四次忍界大戦では第5部隊に配属され、蘇生された金角やアスマらを封印した。 その後は連合軍の一員として十尾の元へ向かい、心転身の術でオビトの精神に入り十尾の攻撃を二度に渡りずらした。 第四次忍界大戦後は、黙の国での任務(小説「シカマル秘伝 闇の黙に浮ぶ雲」)でサイの精神に侵入したことをきっかけに彼を意識するようになり、後に結婚して息子のいのじんを授かっている。 最終話では猪鹿蝶の伝統を子供たちの代にも継がせようとしているものの、それに消極的な周囲に対し苛立ちを露わにしている。 秋道チョウジ(あきみち チョウジ) 声 - 、(幼少)、演 - 秋道一族の出生の少年。 父は上忍の秋道チョウザ。 一人称は「ボク」。 秋道一族に伝わる体を巨大化させる秘伝忍術・倍化の術を使用する。 普段は仲間思いのおっとりした性格だが、「デブ」と言われると性格が豹変する。 食べる事が大好きで太った体系をしており、本人は「ポッチャリ系忍者」を自称している。 第一部の中忍試験では第三試験の予選にて音隠れのドスと対戦するも敗北した。 サスケの奪還任務では足止めのため音の四人衆の次郎坊と対戦し窮地に陥るも、シカマルを侮辱されたことへの怒りから秋道一族の秘伝の丸薬のうち赤色の「トンガラシ丸」を使い、自らの力を引き出して勝利を収めたが直後に昏睡状態に陥り、任務終了後に木ノ葉に搬送され医療部隊による集中治療を受けて回復した。 第二部では中忍に昇格した。 暁の飛段と角都にアスマが殺害された際には、第十班のメンバーたちと共にアスマの仇討ちに向かった。 第四次忍界大戦では第5部隊に配属されて敵として蘇生されたアスマと再会、自分を倒すよう促すアスマを攻撃することができず苦しむも、シカマルやいの、チョウザの言葉で吹っ切れ、秘伝の丸薬を使わずに「蝶チョウジモード」を発動させ、猪鹿蝶のコンビネーションでアスマを倒した。 戦後は事後処理などで木ノ葉に出入りするようになった雲隠れのカルイと恋仲になり、後に結婚し一人娘のチョウチョウを授かっている。 第八班 [ ] 紅・ヒナタ・シノ・キバのフォーマンセル。 探索力に優れた能力を持つ感知タイプのメンバーで構成されている。 夕日紅(ゆうひ くれない) 声 - 、(幼少) 第八班(紅班)の担当教官である上忍であり、初登場時は新米の上忍だった。 ヒルゼンからは「木ノ葉一の幻術使い」と言わしめる実力者であり、作中でも幻術を駆使して戦っている。 アスマとは恋愛関係にありこのことは里の中でも周知の事実となっていた。 木の葉崩しの直後には里に侵入した暁のイタチと鬼鮫を相手に、アスマやカカシと共に戦うも窮地に立たされるが、ガイの救援により辛くも撤退させることに成功。 第二部にて暁の飛段と角都との戦いでアスマが殉職した際は、自宅の前で彼の殉職を知らされショックを隠しきれず泣き崩れていた。 その後、アスマの子を身ごもっていることが明らかになり、加えてアスマを亡くした心傷から任務を外れる。 自来也の死の報せを聞いてナルトが落ち込んでいた時、彼を諭そうとしたシカマルの仲介で引き合わされナルトが悲しみを乗り越えるきっかけを間接的に作った。 第四次忍界大戦後は、娘のミライを守るために猿飛の姓を名乗っている。 日向ヒナタ(ひゅうが ヒナタ) 声 - 、演 - 血継限界の瞳術・白眼を代々継承する名家である日向一族のくノ一。 父は宗家当主・日向ヒアシ。 白眼とそれを応用した体術・柔拳の使い手だが、内気で引っ込み思案な性格も相まって戦いを苦手としている。 幼少期の頃より、忍としての才能が5歳下の妹ハナビに劣っていたことから、父のヒアシには後継者として認められず、加えて分家の叔父ヒザシの遠因を作ったことで従兄のネジに憎まれるなど、孤独に苛まれる幼少期を過ごしてきた。 そのために消極的で諦めがちな性格であったが、自分と同じく孤独でありながらも前向きに生きるナルトの姿に心動かされ、次第に彼へ好意を抱くようになった。 第一部の中忍選抜第三試験ではネジと対戦することになり、言葉責めにより精神的に追い詰められるが、ナルトの声援を受けて奮起し、傷を負いながらも奮闘した。 本戦後にはネジとヒアシが和解したことをきっかけに自身もネジと和解した。 ナルトが修行の旅に出る際はネジの後押しを受けて、物陰に隠れながらも同期では唯一、彼を見送っている。 第二部では中忍に昇格しており、髪を伸ばし大人びた姿に成長している。 ペイン襲来の際にはペイン天道に追い詰められ窮地に陥ったナルトの元に現れてナルトへの想いを打ち明け、ナルトを守るためにペイン天道に挑んだ。 瞬殺され重傷を負うも、任務より帰還した第三班のメンバーたちに救出され、サクラの治療で回復した。 第四次忍界大戦では第2部隊に配属され、10万体のゼツと交戦した。 十尾の復活後は十尾から自分達を庇ったネジの死に動揺するナルトの下へ駆けつけ、ナルトの頬を叩いてネジの死を無駄にしないように激励して立ち直らせた。 第四次忍界大戦の2年後には、劇場版『』における月落下事件を通してナルトと結ばれることとなった。 結婚後はボルトとヒマワリの二子を授かる。 犬塚キバ(いぬづか キバ) 声 - 、演 - 犬塚一族の少年。 両頬の赤い逆三角形のペイントと八重歯が特徴。 母親は特別上忍のツメ、姉は中忍のハナ。 気性は荒いがリーダー気質でもあり、口数が少なめのシノと引っ込み思案のヒナタを引っ張っている。 忍者学校時代は幼少期に孤立していたナルトの遊び仲間でもあった。 鋭い嗅覚と野生の勘の持ち主で里の地理にも詳しい。 忍犬の赤丸とのコンビネーションを生かした近接戦闘を得意とする。 第一部の中忍試験では第三試験の予選ではナルトと対戦するも、ナルトの機転に翻弄されて敗北した。 当初はナルトのことを「落ちこぼれ」と馬鹿にしていたが、敗北してからはナルトを認め、ライバルとして扱うようになった。 サスケの奪還任務ではシカマル・ネジ・チョウジと共に参加して左近・右近と交戦し、カンクロウの助太刀により勝利した。 第二部では中忍に昇格しており、忍犬以上に鼻が利くようになった。 サスケの捜索任務では第八班や第七班のメンバーと共にトビと交戦した。 ペイン襲撃の直後にはサクラ、サイ、リーと共にサスケを探すために鉄の国へ向かったが、道中でサクラにより気絶させられた。 第四次忍界大戦では第2部隊に配属され、10万体のゼツと交戦した。 赤丸(あかまる) 声 - 竹内順子(子犬) キバの忍犬。 名の由来は、普段は白いが兵糧丸を食べると赤くなることから。 第一部ではキバの頭に乗れるほどの小柄だったが、第二部では逆にキバが背中に乗れるほどに体が大きく成長した。 戦後は紅の娘・ミライの遊び相手になっていた。 最終話では老犬となっており子供ができている。 油女シノ(あぶらめ シノ) 声 - 、演 - 蟲使いである油女一族の少年。 サングラスが特徴でゴーグルに近い型のものを着用することもあり、第二部からは服の中にすっぽり顔を隠している。 寡黙で冷静な性格であり、回りくどい話し方が特徴で口癖は「なぜなら~」「~だからだ」。 一族に伝わる秘術として奇壊蟲と契約を結び、自らのチャクラを餌として与える代わりに奇壊蟲を自在に操る能力を持つ。 その用途は攻撃・防御・捕獲・治癒・探索・追尾など多岐に渡る。 蟲の性質を巧みに利用した頭脳戦を得意とし、戦闘の数手先を読む分析力と高い戦闘力を備えている。 第一部の中忍試験では、ペーパーテストでは奇壊蟲を使ってカンニングに成功。 第三試験予選では音隠れのザクを倒して本線に出場した。 本戦ではカンクロウの棄権により1回戦で不戦勝になったが、この結果への不服から木ノ葉崩しにて逃亡した彼を追跡し勝負を挑む。 なんとか勝利するも、毒による攻撃を受けたことで倒れてしまい、先行させたサスケの援護には行けなかった。 その後のサスケ奪還任務ではメンバーの候補に挙げられるも別任務に出ていたため参加できず、以降本人はしばらくこの件を引きずっていた。 第二部では中忍に昇格しており、サスケの捜索任務では第八班や第七班のメンバーと共にトビと交戦した。 ペイン襲撃時には父のシビと共に、ペインに同行していた小南の紙分身と対峙した。 第四次忍界大戦では第5部隊に配属され、10万体のゼツと交戦した。 戦後は忍者学校の教師になり、同期の子供達のクラスの担任になっている。 バイザーを装着しているが、影の薄さは変わらず話の結論を遮られてしまう所は少年時代と変わってない。 第三班 [ ] ガイ・リー・ネジ・テンテンのフォーマンセル。 メンバー達が総じて体術に秀でている。 マイト・ガイ 声 - 、(幼少) ガイ班の担当上忍。 太い眉毛に黒髪のおかっぱ頭で、自家製の緑色のボディスーツに脚絆を装着している。 情に厚く涙もろい性格だが、冷静な状況判断や対応力も併せ持っている。 カカシとは同期で、彼を初対面の頃から「永遠のライバル」として常に意識しており、時間を見付けてはライバル勝負を挑んでいる。 かつては忍術や幻術を使うことができなかったため、アカデミーの入学試験でも補欠合格だったが、それを補うために幼少期から体術の修行に多くの時間を割き重点的に鍛え上げ、父のダイと同じく身体能力を極限まで高めることができる「八門遁甲の陣」を会得し、マダラからは「体術において自分と戦った相手の中で右に出る者は一人としていない」と称された。 第一部の木ノ葉崩しではカブトの幻術をカカシと共に解き、里を襲撃した音忍を圧倒した。 その後暁のイタチと鬼鮫が木ノ葉の里に侵入した際には、苦戦していたアスマ・紅・カカシの3人の救援に駆け付けて2人を撤退させた。 第二部では第七班の救援として第三班のメンバーと共に我愛羅の奪還任務に当たり、道中で鬼鮫 と再戦となり大規模な水遁の術に苦戦を強いられるが、超高等体術の「朝孔雀」を用いて撃破した。 その後暁のアジトで第七班のメンバーと合流して入口に施された「五封結界」を解くが、仕掛けられたトラップ「鏡面襲者の術」により出現した自分の偽者と交戦して辛くも勝利し、カカシやナルトと対戦していたデイダラを第三班の連携で追い詰めるが、デイダラの「自爆分身」の術によって逃亡を許した。 忍連合軍の結成後はナルトの護衛のためにヤマトやアオバと共に雲隠れの孤島・島亀に向かい、そこで潜入していた鬼鮫と三度交戦。 高度な水遁の術に苦戦するも超高等体術の「昼虎」を使用し見事に勝利したが、開門の反動により忍連合軍に合流した際のサクラに治療されて戦列に復帰した。 第四次忍界大戦では第3部隊に配属され、穢土転生で蘇った血継限界の忍や忍刀七人衆達と交戦、敵を全滅させる。 その後はナルトとビーの増援に向かい、尾獣六体を操るオビトと交戦した。 しかし、マダラが戦場に現れて劣勢となり、マダラがオビトから十尾を奪った後は、我愛羅・リー・ミナト・カカシと共にマダラに立ち向かい、八門の最後の門である死門を開放して「夜ガイ」を放ちマダラの半身を抉るほどのダメージを与える。 惜しくも倒すことができず、瀕死の状態に陥るが、現れたナルトによって救われて命を繋ぎ止めた。 第四次忍界大戦終結後は、八門遁甲の影響で歩けなくなり生活を送っているものの、車椅子で家の屋根の上に乗るなど巧みに使いこなしている。 ロック・リー 声 - 、演 - ガイの愛弟子。 師匠のガイと同じく太い眉毛に黒髪のおかっぱ頭をしている。 一人称は「僕」。 礼儀正しく勤勉な性格だが、あまりの熱血ぶりに周囲から呆れられることもある。 忍術・幻術の才能が全く無かったためアカデミーでは「熱血落ちこぼれ」と馬鹿にされていたが、卒業後はガイの徹底的な指導により、八門遁甲の開門を利用した禁術「蓮華」や、酒に酔った状態で繰り出す「」などの高等体術を会得するほどの忍に成長した。 ただし彼の体術は自身の肉体を酷使するため、それにより重傷を負うことも多い。 第一部の中忍試験では初対面のサクラにいきなり告白するも、動揺されて拒否された。 その直後には自分の実力を試すためにサスケに勝負を挑み、その素早さと体術で圧倒したが、ガイの制止によって勝負は引き分けに終わった。 二次試験の死の森でサクラが3人の音忍に襲われた際は、身体に負担を強いながらもサクラを守り抜き、その後救援に現れたテンテンに叩き起こされて班に帰還した。 第三試験の予選では我愛羅と対戦し、守鶴の力を解放した我愛羅の力の前に苦戦するが、自らの忍道を守るため、八門遁甲の第五・杜門までを開放して放つ「裏蓮華」を発動して渾身の一撃を加えるも、開門の反動による隙を突つかれて重傷を負い敗北した。 しかしガイの「お前が死んだら俺も一緒に死ぬ」という言葉により覚悟を決めて手術を受け、綱手の熱心な研究や仲間の励ましもあって手術は成功した。 その後は安静を言いつけられていたが、ナルト達がサスケの奪還任務に向かった際にはその後を追い、ナルトと交代で君麻呂との交戦を引き受け、さらに増援に現れた我愛羅との共闘によって勝利した。 第二部では中忍に昇進し、木ノ葉の忍者ベストを修行着の上に着用するようになった。 我愛羅の奪還任務では、第三班のメンバーと共に第七班の増援に向かった。 第四次忍界大戦では第3部隊に配属され、蘇った血継限界の忍や忍刀七人衆達と交戦した。 十尾復活の際にネジが死亡した際には動揺するも、ナルトの言葉によって自分の心の中の「本当のネジ」のために戦うことを決意した。 十尾の人柱力となったマダラとの戦いでは、「八門遁甲の陣」を発動したガイをカカシ・我愛羅・ミナトと共に援護した。 戦後は結婚し息子のメタルを儲けた。 日向ネジ(ひゅうが ネジ) 声 - 、(幼少) 黒い長髪の少年で一人称は「オレ」。 日向一族の分家の出身であり、額には分家の者だけが刻まれる呪印が施されている。 日向一族の血継限界「白眼」を受け継いでおり、その力を利用した体術である「柔拳」を駆使した接近戦を得意とする。 忍としての才も抜きん出ており、本来なら宗家にのみ伝わる「八卦掌回天」「柔拳法・八卦六十四掌」を、その才能によって独学で会得した。 幼少期に宗家当主の嫡子で従妹・ヒナタが誘拐された事件が原因で、宗家当主の叔父・ヒアシの身代わりに父・ヒザシが殺されたことから宗家とヒナタを憎み、才がありながら分家に生まれた自分の運命を恨むようになり、人生は変えようのない運命に支配されているという人生観を抱いたことで冷酷な性格になっていた。 第一部の中忍試験では第三試験の予選ではヒナタと対戦し、ナルトへの憧れから決して諦めようとしないヒナタの意思の強さに驚愕するが、彼女からネジ自身が運命に苦しんでいることを告げられると激昂してヒナタを殺害しようとするも、試験官や他の上忍達に制止され勝利が決まった。 第三試験の本戦ではナルトと対戦し、「落ちこぼれ」と見下していたナルトを圧倒的な実力差で追い詰めるが、危機に陥ったナルトが発動した九尾の力によって精神に生じた隙を突かれて敗北した。 しかしこの敗北によって運命は自分が決めるものということに気づき、試験後にはヒアシからヒザシの死の真実を知らされたことでヒアシやヒナタとも和解し、性格も以前より柔和になった。 サスケの奪還任務では副隊長として音の四人衆の鬼童丸と対戦し苦戦を強いられるが、死角を敢えて晒すという決死の作戦により、胸に穴が空くという重傷を負いながらも何とか勝利を収めた。 第一部の終盤ではヒアシと共に修行し、ヒアシやヒナタとお茶を飲みくつろいだり打ち解けていた。 第二部では上忍に昇格しており、我愛羅の奪還任務では第三班のメンバーと共に第七班の増援に向かった。 第四次忍界大戦では第2部隊に配属され、10万体のゼツと交戦しヒナタとのコンビネーションにより善戦するが、戦闘や陣地での見張りにチャクラを使いすぎたことにより疲労で初日の晩にダウンした。 回復後は忍連合軍の一員として十尾と戦うナルト達の救援に駆け付け、十尾の攻撃をいのと協力してずらすが、人型に変形した十尾の木遁による広範囲攻撃から、ナルトと彼を庇おうとしたヒナタを守るために盾となって致命傷を負い、ナルトに後を託して息を引き取った。 原作者はの中で「ネジにはナルトとヒナタがくっつくためのキューピッドになってもらいました」と言い、ネジがあまりにあっけない最期を迎えたことについては、『』の上映を記念して行われたインタビューにおいて「死って意外なほど突然来るんですよ。 それまで、例えば自来也の死のシーンとか、わりとねちっこく演出することもありましたが、ネジのときはそれをあえてやめました。 死は突然だし、戦場の中で感傷に浸る余裕もない。 いつ誰が死ぬか分からないという覚悟がないといけないし、丁寧に描き過ぎればウソくさくなる」とその意図を語った。 テンテン 声 - ガイ班の紅一点。 茶髪の髪をお団子頭にしているのが特徴で、を着用していることが多い。 忍具を巻物から口寄せして戦う。 第一部の中忍試験では第三試験の予選にてテマリと対戦するも敗北した。 第二部では中忍に昇格しており、我愛羅の奪還任務では第三班のメンバーと共に第七班の増援に向かった。 第四次忍界大戦では第1部隊に配属され、雲隠れの金角・銀角との戦闘では金角が落とした六道仙人の宝具・芭蕉扇を拾い善戦するが、芭蕉扇に多量のチャクラを吸収されたため夜にはダウンした。 翌日の戦闘ではマダラが落とした紅葫蘆と琥珀の浄瓶を拾いマダラを封印しようとするが、直後に「無限月読」の幻術世界に引き込まれた。 大戦後は忍を続ける傍ら新たな忍具の開発にも着手し、それが高じて武器屋「忍具転転転」を経営している。 店内には大戦時に使った六道仙人の宝具も非売品として展示されているが、平和になった世界では武器があまり重宝されないため客があまり来ないことを嘆いている。 歴代火影 [ ] 千手柱間(せんじゅ ハシラマ) 声 - 、(少年) 初代火影。 木ノ葉隠れの里の創設者の一人。 かつての森の千手一族の長で、五代目火影・綱手の祖父でもある。 並外れた規模の木遁忍術を操り、当時の忍界において「最強の忍」「忍の神」と謳われた。 生前は愛情に溢れ、何よりも里の者達のことを第一に考えた人格者だった。 幼少期にマダラと出会い親友となるが、一族の争いから敵対することになる。 成人後に彼に勝って和解し、協力して木ノ葉隠れの里を興す。 しかし、里の方針を巡りマダラと対立し、「終末の谷」で彼を殺して決着をつけたことで、柱間は忍とは「目標のために耐え忍ぶ者」であることを悟った。 死亡した時期は不明だが、死因について綱手は「里のために戦って夢半ばで死亡した」と語っている。 死後から数十年後の第一部では、大蛇丸の木ノ葉崩しに際して「穢土転生の術」により蘇生され弟の扉間と共にヒルゼンと戦わされることとなるが、最終的に「屍鬼封尽」により封印された。 それから約3年後の第四次忍界大戦の最中、復活した大蛇丸により他の歴代火影たちと共に再び蘇生され、サスケに自身とマダラの因縁や木ノ葉を設立した経緯を語り、サスケが里を守ることを選択したことで歴代火影、大蛇丸、サスケの率いる「鷹」のメンバーと共に戦場へ向かった。 戦場に到着すると歴代火影4人による「四赤陽陣」で十尾を抑え込むが、オビトが十尾の人柱力となり結界を破壊。 オビトを食い止めようとするがマダラに邪魔され再戦となり、マダラが「輪廻天生」で完全に生き返った後に黒い杭で動きを封じられ仙術チャクラを吸収された。 十尾の人柱力となったマダラを触媒にカグヤが復活した際に黒い杭が消滅して解放され、扉間達と共にマダラの下半身から現れた六道仙人から事情を聞き、カグヤが封印された後には歴代五影と共に「口寄せの術」でナルト達を帰還させた。 そして虫の息のマダラとかつての親友だった頃のように語り合って最期を看取った後、六道仙人によって「穢土転生」を解術され、自分とマダラの後任の転生者であるナルトとサスケに「自分達とは違う決着であってほしい」と願いながら昇天した。 千手扉間(せんじゅ トビラマ) 声 - 、(少年) 二代目火影。 初代火影・柱間の弟。 一人称は「ワシ」で、兄の柱間のことは「兄者」と呼んでいる。 自身が開発した「飛雷神の術」を始めとする時空間忍術や高いレベルの水遁忍術を扱うほか、周囲の広範囲のチャクラを感知することができる。 目標に向かい邁進する性格であり、巧みな手腕で里の基盤を築き上げ、大蛇丸からも「最も尊敬する火影」と称された。 一方で死者を蘇らせて操る禁術「口寄せ・穢土転生」を開発するなど、里のためなら非情な手段も辞さない徹底したとしても知られ、うちは一族や他里の忍からは悪名高い人物として知られていた。 兄の死後はその意志を継いで火影に就任、忍者学校や木ノ葉警務部隊などの組織を設立し、里の基盤を築きあげた。 マダラの反乱後はうちは一族の忍を警務部隊という形で里の中枢から遠ざけた が、この処置はダンゾウなど里の上層部がうちは一族を冷遇するきっかけとなった。 その後第二次忍界大戦前後、雲隠れの里での協定の際に金角・銀角兄弟によるクーデターが発生し、護衛小隊と共に逃亡するも敵の忍達に包囲され、護衛小隊のメンバーの一人だったヒルゼンを三代目火影として指名し、仲間を逃がすために自らが囮となって瀕死の重体となる。 第一部では柱間と共に大蛇丸の「穢土転生」により蘇生され、ヒルゼンと戦わされるも「封印術・屍鬼封尽」によって封印された。 それから約3年後の第四次忍界大戦の最中、歴代の火影達と共に大蛇丸によって再び蘇生され、オビトと交戦する。 その後「輪廻天生」で蘇ったマダラに黒い杭を刺され動きを封じられるが、輪廻眼を開眼したサスケによって黒い杭は全て抜き取られ動けるようになった。 そして、十尾の人柱力となったマダラの下半身から現れた六道仙人から事情を聞いた際には、「助言を頂けるなら、もっと早くにしてほしかった」と皮肉を述べている。 ナルト達を帰還させた後、六道仙人によって「穢土転生」を解術され、ヒルゼンに同調し「後のことは次の世代に任せよう」と柱間に告げて昇天した。 猿飛ヒルゼン(さるとび ヒルゼン) 声 - 、(少年)、演 - 三代目火影。 通称「教授(プロフェッサー)」。 木ノ葉丸の祖父でアスマの父。 柱間と扉間の弟子であり、後に「伝説の三忍」と呼ばれることとなった大蛇丸・自来也・綱手の三人の師。 歴代の火影の中でも最強とされ、五大性質変化や木ノ葉に存在する全ての術を解き明かした。 忍術では全て属性を扱える他、口寄せ契約を結ぶ猿猴王・猿魔が変化した棒「金剛如意」による体術を使う。 かつてはダンゾウらと共に扉間の護衛小隊に所属していた。 雲隠れの里での協定で起きた金角・銀角のクーデターが発生した際には、自ら囮役を買って出るも、扉間は次の火影にヒルゼンを指名して自ら囮となり彼らを逃がした。 火影就任後は穏健な政策を進めるも、厳格な方針を主張することが多かったダンゾウとは度々対立していた。 うちは一族のクーデター計画が発覚した際には、うちは一族の殲滅に対して最後まで反対していた。 そのためイタチからも大きな信頼を得ており、残されたサスケを里の上層部から守るようにとも頼まれていた。 また、九尾の人柱力としての宿命を背負ったナルトのことも誰よりも案じており、ナルトが他里の忍に狙われないために九尾の封印の事実やナルトがミナトの息子であることも秘匿し、天涯孤独で生きることになった彼を見守り続けていた。 第一部では、中忍試験に乗じて木ノ葉隠れの里へ侵攻したかつての弟子である大蛇丸と対峙し、穢土転生で蘇った柱間と扉間を相手に苦戦するも、自身の命を犠牲にする禁術「屍鬼封尽」で2人の魂を死神の中に封印し、次いで大蛇丸も封印しようとするがあと一歩力が及ばず、印を結ぶのに必要な腕の機能だけの封印に留まった。 そして術の代償で死神に魂を奪われる中、これからを生きる里の人々に「火の意志」が受け継がれてゆくことを感じつつ息を引き取った。 第四次忍界大戦時では、大蛇丸によって死神から解放されて歴代火影と共に穢土転生され、サスケにうちは一族の滅亡の真実を語った。 そしてサスケと共に戦場へ向かい、十尾が神樹に変化した際には神樹からナルトを助け出した。 ナルトたちがカグヤが封印した際は、歴代五影と共にナルト達を「口寄せの術」で帰還させた。 六道仙人によって「穢土転生」を解術され、ナルトに後のことを託して昇天した。 『疾風伝』の「カカシ暗部篇」ではその過去が描かれており、第三次忍界大戦の終結後には岩隠れの里との平和条約締結に関する責任をダンゾウから追及されて火影を引退したが、九尾の事件でミナトが死亡したことにより緊急的に自ら火影に復帰した。 その後ダンゾウ率いる「根」に暗殺されかけるも、暗部時代のカカシが流した情報によって難を逃れていた。 波風ミナト(なみかぜ ミナト) 声 - 、(少年) 四代目火影でナルトの父。 金髪に青い眼をした容姿端麗の青年。 一人称は「オレ」。 かつては並はずれた速度での「瞬身の術」や、特殊な印が書かれた札を目印に瞬間移動する時空間忍術「飛雷神の術」を用いて一瞬にして敵を倒すことから「木ノ葉の黄色い閃光」と呼ばれた。 自来也の弟子でもある他、「螺旋丸」を開発しており、この術は自来也を介して息子のナルトへと受け継がれた。 アカデミーでは後に妻となるクシナと同期であり、彼女が雲隠れの忍に攫われた際に、彼女が道中に残していった赤い髪の毛を手掛かりに追跡して救出したことがきっかけで、彼女から好意を抱かれるようになった。 第三次忍界大戦においては無双の活躍を見せ、またその前後にはカカシ・オビト・リンの3人の担当上忍となりミナト班を結成するも、「カカシ外伝」での岩隠れの里での任務ではオビトを失い、さらに後には別の任務に出ている間に霧隠れの里に攫われたリンをカカシの手によって死なせてしまった。 その後ヒルゼンの後任として異例の22歳の若さで四代目火影に就任し、クシナの出産に付き添ってナルトの誕生に立ち会うが、その直後にオビトの襲撃を受けてクシナを連れ去られて九尾を抜かれてしまう。 瀕死のクシナを救出した後オビトを里から撤退させ、里を襲撃していた九尾を時空間忍術で自身と共に里の外に跳ばした。 そして禁術「屍鬼封尽」で九尾の陰のチャクラを自身に封印し、九尾の陽のチャクラを生まれたばかりのナルトに封印しようとするが、封印を阻止すべくナルトを殺そうとした九尾の攻撃からクシナと共にナルトを庇って腹を九尾の爪で貫かれ、「屍鬼封尽」の代償として自ら死が迫る中、ナルトへの封印を発動させてその生涯を終えた。 クシナと共に自身の精神やチャクラをナルトの中に残しており、死後もナルトを内側から見守り続けていたが、ペインとの戦いで憎しみに飲み込まれたナルトが精神世界で九尾を解放しようとした瞬間に現れて制止し、自分が父親であるという事実や九尾事件の事実を明かし、「おまえを信じている」と話してナルトを力付け、残り僅かなチャクラで九尾の封印式を組み直して消滅した。 第四次忍界大戦では歴代火影と共に「穢土転生の術」によって蘇生された。 連合に迫っていた十尾の尾獣玉を被害の少ない海に転送して皆を救い、四人の火影による結界で十尾を閉じ込めていた。 戦場ではナルトとの再会し、十尾の人柱力となったオビトにナルト・サスケ・扉間と共に戦うが、オビトの陰陽遁によって右腕をもがれた上に罵られ、後悔の念を抱くもナルトの言葉によって戦意を取り戻した。 その後は止めを刺そうとしたカカシを制止し、かつてオビトやリンを救えなかったことを二人に対して詫びた。 「陽」の九喇嘛を抜かれて瀕死状態になったナルトに、自分の中の「陰」の九喇嘛を入れて蘇生させようとするも黒ゼツの妨害を受け、さらに十尾の人柱力となったマダラの襲来に対して仙術で応戦するも、螺旋丸を弾き返されて左腕までもを失ってしまった。 その後は救援に来たガイのサポートに回り、ガイに向けて放たれた求道玉を「飛雷神の術」で自分ごと全て木ノ葉隠れの里へ飛ばして意識を失った。 無限月読の発動後に目覚めて戦場に戻り、歴代火影と合流した。 マダラの半身から復活した大筒木ハゴロモの指示で、浄土から呼び寄せられた歴代五影と共にカグヤを封印したナルト達を始球空間から口寄せの術で連れ戻した。 その後、ハゴロモによって穢土転生の術を解術される直前にの朝日を迎え、ナルトに「誕生日おめでとう」と最初で最後の誕生日祝いの言葉を贈り、別れを悲しむナルトから自分を超える火影になるという決意と「自分のことは何も心配いらない」というクシナへの伝言を伝えられて笑顔で昇天した。 綱手(つなで) 声 - 、七緒はるひ(幼少)、(少女変装時 ) 伝説の三忍の一人であり初代火影・千手柱間の初孫。 髪色は金髪でに小さな青いの(これは後述する額に溜め込んだチャクラである)がある。 大酒飲みで大の賭博好きだが賭け事には弱い。 ナルトからは「綱手のばあちゃん」、サクラからは「師匠」(たまに「綱手様」とも呼ぶ)、相談役などの年配の人物からは「綱手」または「綱手姫」(初代火影の孫であることに由来)、その他の木ノ葉の里の面々からは「綱手様」と呼ばれ慕われている。 忍一の怪力の持ち主であり、人差し指で地面を叩き割る、デコピンで相手を吹き飛ばす、踵落としで地割れを起こすなど途轍もない怪力を誇る。 また過去には女湯を覗いた自来也を持ち前の怪力で制裁し、瀕死の重傷を負わせたこともある。 医療忍術のスペシャリストでもあり、スリーマンセルに医療忍者を加えるスタイルを考案したのも彼女である。 また大のを口寄せし、負傷者の回復などを行わせることができる他、額には「百豪の術」で常にチャクラを溜めており、それを解放することで発動する再生忍術「創造再生の術」によって、自分も含めた重傷レベルの怪我ですら回復させることができる。 自来也や大蛇丸とは同期の幼馴染であり、修行時代は共に後の三代目火影・ヒルゼンに師事していた。 自来也と同年代の壮年であるが老けるのが嫌で術により容姿を変えており、作中では一貫して妙齢の女の姿をしている。 自来也によれば、放浪中は術で容姿を変えることで借金取りから逃げていたともいう。 第三次忍界大戦時には自来也や大蛇丸と共に里に多大な貢献を果たし「伝説の三忍」の一人に謳われたが、戦乱の中で弟の縄樹を亡くし、その後さらに負傷により血まみれになった恋人のダンの死を看取ったことで恐怖症を発症してしまい、以来は医療との関わりを断っていた。 戦後はシズネと共に里を離れ、あてもなくギャンブル続きの旅を続けていた。 第一部では突如再会した大蛇丸から、縄樹とダンの蘇生と引き換えに彼の腕を治療することを依頼される。 その晩にナルトを連れた自来也とも再会し、五代目火影への就任の要請を受けるもその時は「ありえない」と一蹴。 大蛇丸の誘惑に心が揺らいでおり、一度は依頼を受けるつもりで待ち合わせ場所に向かったが、自らの愚かさに気付き治療を拒否したため戦闘となる。 実戦を長く離れていたこともあり苦戦を強いられるが、後を追ってきたナルトたちと合流し共闘、ナルトの姿に縄樹やダンの面影を見たことで自らが五代目火影になることを決意し、最後は重傷を負いながらも大蛇丸の顔面に渾身の一撃を加えて撃退した。 その後は里に帰還して五代目火影に就任し、サクラといのを弟子として医療忍術の心得を会得させた。 第二部のペインの襲来時には口寄せしたカツユを通して負傷者たちの治癒を行うが、ペインの攻撃により里を全壊させられ、寸前に「忍法・創造再生」を使い里の人々を守り抜くも、溜めていたチャクラを全て開放したため力尽きる。 その後は意識不明のまま昏睡状態に陥り、その間に火の国の上層部から火影を解任されたが、五影会談終了後に意識を戻し火影に復帰した。 第四次忍界大戦では四代目雷影・エーと共に本部にて指揮を執り、途中で戦場に向かったナルトとキラービーを止めるためエーと共に立ち塞がるも、根負けして2人の参戦を許可した。 本部に帰還した後、穢土転生によってマダラが口寄せされたことを受け、エーと共にマブイの「天送の術」で戦場へ赴き、五影全員による連携攻撃を仕掛けるが、穢土転生の契約を解除し現世に留まったマダラの反撃を受けて他の五影共々敗北。 身体を上下真っ二つに切断される致命傷を負うもかろうじて生き延び、カツユを口寄せして瀕死の五影達の治療を試みていたところに大蛇丸一行が現れ、回復を受けたことで一命を取り留めた。 回復後は戦場に戻ってシカマルを治療し回復させた後、サクラと共にカツユを口寄せして忍連合軍の足場とし、戦場全体にチャクラの回復フィールドを発生させた。 第四次忍界大戦後はカカシを六代目火影に指名し火影の座を退いた後、柱間細胞を元にした義手の精製に成功し、それをナルトに与えている。 小説『カカシ秘伝』では火影退任前後の様子が描かれており、第四次忍界大戦を経験した影響から虚脱した生活を送っている様子が描かれている。 最終話時点でも存命であり、旧五影会談で他の先代五影がそれなりに老化している中、自身はあまり変わらない姿を見せている。 里上層部 [ ] 志村ダンゾウ(しむら ダンゾウ) 声 - 、(少年) 木ノ葉の暗部養成部門「根」の創設者。 顎に傷があり右眼に眼帯を巻いており、普段は杖で歩いている。 「影から木ノ葉を守る」という強い意志に基づいて行動し、里を守るためならば非情な作戦や卑劣な行動も実行し、部下や自分の命すら犠牲にすることも厭わない性格。 「忍の闇」の代名詞と形容されるなど常に不穏な噂が付きまとっており、実際に裏では大蛇丸との間で度々取引を行っており、さらに裏で暁を動かしていたのがオビトであったことも知っていた。 包帯で隠している右目には、うちはシスイから奪った万華鏡写輪眼を持ち、その瞳術によって他人を操ることができるが、その特性から乱用は不可能となっていた。 また、常に隠している右腕には枷のようなものがあり、その中は数々の写輪眼と初代火影・柱間の細胞が移植されたおぞましい物となっていた。 戦闘では風遁系の忍術の他、右肩に移植された柱間細胞を利用した木遁、さらに写輪眼の消費と引き換えにうちは一族の禁術である「イザナギ」も使用することができる。 かつてはヒルゼンと共に二代目火影・扉間の側近として活動し、雲隠れの里で起きた金角・銀角のクーデターの際には感情的になって自分が囮になるとヒルゼンに反発していたが、最終的には彼らの「火の意思」がこれからの里に必要だと話した扉間が自ら囮となった。 うちは一族の殲滅の首謀者でもあり、一族殺しの汚名を被ってまで計画を実行したイタチの自己犠牲の精神を忍として高く評価していた。 第二部では部下のサイがカカシ班に配属されると、彼に大蛇丸と接触してサスケを暗殺する任務を与えたが、ナルト達との触れ合いによってサイが感情を取り戻したことで目論見は失敗に終わった。 ペイン襲撃の後には意識不明の重体となった綱手に代わって、大名との会議において次期火影に選出された。 その直後には部下のフーやトルネと共に火影として五影会談に向かい、会談では右目に移植していたシスイの万華鏡写輪眼の瞳術「別天神」で進行役のミフネの脳内を操り、史上初の忍連合軍を結成して自らがその指導者になるよう仕向けていたが、霧隠れの里の青が白眼を隠し持っていたという予想外の事態によってその目論見が明るみに出てしまい、サスケ率いる「鷹」の襲撃を利用して会談から逃亡した。 そして追ってきたオビトとサスケの襲撃を受けてサスケと交戦、右腕の写輪眼を用いた禁術「イザナギ」を使用して徐々にサスケを追い詰めるが、油断してイザナギの持続時間を計り違えたことで攻撃を食らい、さらに身体に取り込んでいた柱間細胞も暴走、追い詰められて香燐を人質に取り逃亡を図るが逆に香燐ごと急所に攻撃を受け致命傷を負う。 そして最後に自らの身体に刻んだ「裏四象封印術」を用いてオビトとサスケを道連れにしようとするも失敗し、少年時代のヒルゼンとの記憶を想い出しながら、自爆して壮絶な死を遂げた。 右目の万華鏡写輪眼は死後に回収されることを予期し、死の間際にあらかじめ自分で潰していた。 『疾風伝』の「カカシ暗部篇」では、大蛇丸と共謀し柱間細胞の研究を続けていたことや半蔵と結託するまでの背景、うちは一族のクーデターに関わる背景などが描かれている。 小説『イタチ真伝』では、九尾を宿しているナルトが差別されるきっかけを作った張本人であることが描かれている。 水戸門ホムラ(みとかど ホムラ) 声 - 、菊本平(少年) 三代目火影・ヒルゼンやダンゾウらと同世代の忍であり、コハルとともに里のご意見番(相談役)を務める。 眼鏡を掛けた老人。 かつてはヒルゼン、コハルらとともに初代火影・柱間、二代目火影・扉間の教え子であった。 ヒルゼンの火影在任時は、会議などの場で脇に控え、里の意思決定に参与した。 ヒルゼンの死後は自来也に五代目火影就任を打診するが断られ、代わりに綱手の就任を了承する。 里の最高幹部として、うちは一族の殲滅に関与しており、その真実を知っていた。 そのことから、ダンゾウとともサスケの復讐の対象となるが、作中最後まで生き延びた。 暁や他国から尾獣を狙われることを危惧し、人柱力であるナルトが里の外に出ることに慎重であったことから、五代目火影・綱手とは意見が対立した。 ナルトの火影在任時代においても存命であり、かなりの高齢ながら未だに相談役としての地位にあり、有事の際には呼び出されるなど、里に一定の影響力はあるようである。 うたたねコハル 声 - 、(少女) 三代目火影・ヒルゼンやダンゾウらと同世代の忍であり、ホムラとともに里のご意見番(相談役)を務める。 眼鏡を掛けた老人。 かつてはヒルゼン、ホムラらとともに初代火影・柱間、二代目火影・扉間の教え子であった。 ヒルゼンの火影在任時は、会議などの場で脇に控え、里の意思決定に参与した。 ヒルゼンの死後は自来也に五代目火影就任を打診するが断られ、代わりに綱手の就任を了承する。 里の最高幹部として、うちは一族の殲滅に関与しており、その真実を知っていた。 そのことから、ダンゾウとともサスケの復讐の対象となるが、作中最後まで生き延びた。 暁や他国から尾獣を狙われることを危惧し、人柱力であるナルトが里の外に出ることに慎重であったことから、五代目火影・綱手とは意見が対立した。 ナルトの火影在任時代においても存命であり、かなりの高齢ながら未だに相談役としての地位にあり、有事の際には呼び出されるなど、里に一定の影響力はあるようである。 上忍 [ ] シズネ 声 - 根本圭子 綱手の一番弟子であり秘書役。 綱手の恋人であった加藤ダンの姪。 綱手に心から信頼されている数少ないくノ一で、トップクラスの医療忍者。 攻撃の際は毒系統の術と暗器を用いる。 ペットとして忍豚の トントン(声 - 根本圭子)を飼っている。 ペイン襲撃時には人間道に魂を抜かれて一度は死亡したものの、改心した長門による「外道・輪廻天生の術」によって蘇生された。 最終話では、シカマルと共に七代目火影となったナルトの補佐役をしている。 油女シビ(あぶらめ シビ) 声 - シノの父。 木ノ葉崩しの際には、カンクロウの傀儡から放たれた毒煙玉の毒にやられたシノを治療した。 ペイン襲撃時はシノと共に小南と対峙するも逃亡された。 第四次忍界大戦ではイルカと共に雲隠れの孤島・島亀に向かい、戦場に行こうとするナルトを足止めした。 奈良シカク(なら シカク) 声 - シカマルの父でヨシノの夫。 顔の右側には2本の傷がある。 かつてはチョウザやいのいちと共に「フォーメーション猪・鹿・蝶」を結成していた。 将棋でシカマルを軽く捻るほどの頭脳の持ち主。 奈良一族の秘伝忍術である「影縛りの術」(「影真似の術」の旧称)や「影首縛りの術」などを使いこなす。 ペイン襲来の後には火の国大名との会議に出席し、綱手の後任火影としてカカシを推挙するもダンゾウに抑え込まれた。 綱手の復帰後は第四次忍界大戦の作戦会議に出席したり、忍連合軍の連合会議に綱手の付き人として同伴したりと重要な役割を任されている。 第四次忍界大戦では参謀格として忍連合軍の指揮を執ることとなり、その卓越した戦略眼には四代目雷影・エーからも「木ノ葉にはいい忍がいる」と評された。 白ゼツによる特殊工作が展開された際には集積した様々なデータを分析し、ナルトの九尾チャクラが大きな打開策になることを導いた。 その後は十尾と死闘を繰り広げる忍を援護したが、十尾が本部に向けて放った尾獣玉によって死を覚悟し、いのいちと共に十尾を止める策と息子のシカマルに対する最後の言葉を伝えて戦死した。 山中いのいち(やまなか いのいち) 声 - いのの父。 山中一族の秘伝忍術である「心乱身の術」を得意とする。 かつてはシカクやチョウザと共に「フォーメーション猪・鹿・蝶」を結成していた。 第四次忍界大戦では情報部隊の隊長に任命され、全部隊間の通信中継役を担った。 十尾の放った尾獣玉によって死を覚悟し、シカクと共に十尾を止める策と娘のいのに対する最後の言葉を伝えて戦死した。 秋道チョウザ(あきみち チョウザ) 声 - チョウジの父。 秋道一族の15代目。 息子以上の食いしん坊だが性格は強気で穏やか。 秋道一族の秘伝忍術である「倍化の術」を駆使した棒術で戦う。 かつてはシカクやいのいちと共に「フォーメーション猪鹿蝶」を結成していた。 一族を背負う者として強い責任感を持っており、16代目を継ぐ息子には厳しく接しつつも、いつも苛められて友達が少ないトラウマから自信が持てなくなってしまった彼を心配してもいる。 後輩のアスマからは慕われており、ダンとも交流が深かった模様。 ペイン襲撃時はカカシやチョウジと共に戦い、重傷を負うも生存した。 第四次忍界大戦では第1部隊に配属され、蘇生されたダンと交戦する。 その際に「穢土転生」で復活したアスマと戦えないチョウジを心配し叱咤していたが、決意を固めた彼が秘伝の丸薬無しにカロリーコントロールを成し遂げたことで、成長した事を確信していた。 特別上忍 [ ] エビス 声 - 、(幼少) 特別上忍であり家庭教師。 丸いサングラスが特徴。 自信家で理性的な性格だが、ナルト曰く「ムッツリスケベ」であり、ナルトのお色気忍術にもよくかかっている。 当初は「九尾の化け狐」としてナルトを敵視していたが、木ノ葉丸を良い方向に導いた一件から彼を認めるようになった。 第二部からは木ノ葉丸・モエギ・ウドンの班の担当上忍を務めるようになり、ペイン襲撃時にはペインたちに見つかりそうになった木ノ葉丸を庇い、ペイン地獄道にナルトの居場所を詰問されるも、彼を木ノ葉隠れの仲間として絶対に居場所を教えなかった。 森乃イビキ(もりの イビキ) 声 - 木ノ葉暗部の拷問・尋問部隊隊長。 全身に拷問された傷跡が残っており、普段は手袋や頭巾(額当て)で隠している。 第一部では中忍選抜第一試験の審判を務め、受験生の覚悟を確かめて「次があるさ、などという覚悟の薄い愚図に中忍の資格はない」と断ずる一方、第二試験に向かうナルト達にエールを送った。 ペイン襲撃時には畜生道の襲撃を食い止め、疾風伝では招き猫や六助に模した拷問器具を口寄せするなどしていた。 アニメでは弟のイダテ(声 - )の存在が判明し、全身の拷問跡はその弟を逃がすために雨隠れに捕まった際に付けられたものであることが判明した。 みたらしアンコ 声 - かつての大蛇丸の弟子で、大蛇丸と同じく口寄せした蛇を用いた術を使用する。 第一部では中忍選抜第二試験の審判を務めるが、試験中に大蛇丸の存在に気づき、自らの命を使って大蛇丸を殺そうとするも未遂に終わった。 第二部ではカブトの追跡を行っていたが、第四次忍界大戦では自身の術を強める目的でカブトに拉致され、「穢土転生」を強化するために気を失った状態で呪印に残されていた大蛇丸のチャクラを吸収・利用された。 カブトがイタチの「イザナミ」によってループに陥った後、気を失った状態でサスケの「解邪法印」によって呪印から大蛇丸が復活したことによって、アンコの首筋からは呪印が消失した。 第四次忍界大戦後も健在であり、最終話ではアカデミーの教官を務めているが肥満体型になっている。 チョウチョウとは同じ甘党であることから仲が良い。 月光ハヤテ(げっこう ハヤテ) 声 - 青白い顔で、常に咳きこんでいる。 木ノ葉流剣術の使い手であり、「影分身」と併用した「三日月の舞」を使う。 第一部では中忍選抜第三試験の審判を務めるも、試験後カブトの追跡任務を受けバキとの密会を目撃したため口封じに襲撃を受け、応戦するもバキの返り討ちに遭い敗死した。 『疾風伝』では第四次忍界大戦にて蘇生され、他の忍2名と共に忍連合が保管していた特殊遺体(血継限界や秘伝忍術を使う忍の遺体)を強奪するため医療部隊を襲わされたが、その際にかつて恋人だった夕顔と再会し彼女に自分を止めるよう懇願、自ら夕顔の刀に貫かれて封印された。 不知火ゲンマ(しらぬい ゲンマ) 声 - 、(幼少) 冷静で飄々とした性格で、口に咥えた千本が特徴。 吹き出した千本はクナイの威力を相殺するほどの威力を持つ。 少年時代にはガイ・エビスとスリーマンセルを組み、ガイの自分ルールに呆れながらも彼の努力と実力を評価していた。 ライドウやイワシと共に四代目火影・波風ミナトの護衛小隊に所属していた過去を持つ。 第一部の中忍試験では第三予選の審判を務めた。 第一部の終盤ではシズネ・ライドウ・イワシと組んで任務に出ていたが、ライドウ共々音の四人衆と戦闘になり重傷を負った。 第四次忍界大戦では大名たちの警護に当たっていたが、後に本物のマダラが穢土転生で蘇ったことから三人一組の「飛雷陣の術」で五代目水影・メイをマダラの元へと転送した。 並足ライドウ(なみあし ライドウ) 声 - 、(幼少) 顔の火傷の痕が特徴。 戦闘では猛毒を染み込ませた黒刀を使う。 かつてはゲンマやイワシと共に、四代目火影・ミナトの護衛小隊に所属していた過去を持つ。 中忍試験最終戦では三代目の護衛を務めていたが、風影に化けていた大蛇丸の攻撃を受けて負傷した。 第一部の終盤ではシズネ・ゲンマ・イワシと組んで任務に出ていたが、ゲンマ共々音の四人衆と戦闘になり重傷を負った。 第二部で暁の飛段と角都が木の葉に侵入した際にはチョウジ・いの・アオバと共にフォーマンセルを組み、アスマ班の増援として駆けつけるも一足遅くアスマの死を看取った。 第四次忍界大戦では大名たちの警護に当たっていたが、本物のうちはマダラが穢土転生で蘇ったことから三人一組の「飛雷陣の術」で五代目水影・メイをマダラの元へと転送した。 犬塚ツメ(いぬづか ツメ) 声 - キバの母。 相棒の忍犬は、人間の言葉を話すことができる隻眼の大型犬・ 黒丸(くろまる、声 - )。 第一部の木ノ葉崩しでは、娘のハナと共に迎撃へ向かった。 大量のカラスを操る術を使う。 第二部で暁の飛段と角都が木の葉に侵入した際にはチョウジ・いの・アオバと共にフォーマンセルを組み、アスマ班の増援として駆けつけるも一足遅くアスマの死を看取った。 忍連合軍の結成後は、ナルトを隔離するため雲隠れの孤島・島亀でナルトの世話役を務め、その際にはガイに倒された鬼鮫の情報を一部読み取ることに成功した。 その後ガイと共に忍連合軍に合流し情報部隊に配属された。 中忍 [ ] うみのイルカ 声 - 、(幼少時代)、 高木渉(雨忍変装時 )、演 - 里の戦力となる忍者を養成する忍者学校(アカデミー)の教師。 鼻に横一文字の傷跡がある。 教師以外にも雑務を兼任している。 一人称は「オレ」で、ナルト達からは「イルカ先生」と呼ばれている。 三代目火影から直接「火の意志」を伝授される。 ナルトにとっては自分自身の存在を認めてくれた初めての相手であり、疎まれていたナルトの数少ない理解者として物語の序盤から寄り添い続けた。 そのため九尾の人柱力であるナルトに対しては複雑な思いを抱いており、根は優しいものの厳しい態度で接する傾向があった。 しかし、禁術の巻物の盗難騒動を経て自分と同じく天涯孤独の身であったナルトの心情を深く理解し、九尾ではなく「一人の人間」としてナルトを受け入れ、影分身の術を成功させたナルトを一人前の忍者と認めて卒業祝いに自分の額あてを送った。 中忍試験の際には自らナルトの監視役を志願するなど、ナルトに対して家族のような思い入れを持っていた。 また、ナルトにとっても父親のような存在であり、ナルトが落ち込んでいた時にはたびたび助言をしている。 ペイン襲来時から木ノ葉隠れの里を守ったナルトが、かつて忌み嫌われていた里の忍や住人たちから「里の英雄」と称えられている光景を目の当たりにした時は、感極まり涙を流していた。 第四次忍界大戦の際には、雲隠れの孤島・島亀でナルトの世話役を務めたが、戦場に向かおうとするナルトを止めようとするも強い意志の前に失敗し、その際にキラービーの言葉から今もナルトの心の深くに自分の存在があることを知って感動していた。 第四次忍界大戦後も健在であり、ナルトとヒナタの結婚式では感動していた。 最終話ではナルトの息子・ボルトがイタズラしている様子を眺めて、かつてのナルトを思い出すかのように感慨を覚えていた。 また、父が自分に構ってもらいたいためイタズラをするボルトの行動に理解を示し、「彼もいつかわかってくれる」と木ノ葉丸に諭すなど、ボルトに対して祖父のような立場に立っている。 『BORUTO』では忍者学校(アカデミー)の校長になっており、かつての教え子でもあり新米教師であるシノを心配していた。 ミズキ 声 - 、(幼少時代) 元忍者学校教師。 表向きはお人好しな性格だが、本性は野心家で残忍な性格であり、激昂すると口調も荒くなる。 主に背中の風魔手裏剣を使用して戦う。 ナルトを騙して初代火影・柱間が封印した禁術の巻物を盗ませ、九尾が封印されていることをナルトに向かって暴露した上ナルトとイルカを殺そうとしたが、ナルトの影分身の術で返り討ちに遭い敗北した。 奈良ヨシノ(なら ヨシノ) 声 - シカマルの母でシカクの妻。 夫と息子にとても厳しい。 シカクは「時折見せる笑顔が魅力的」と話していた。 犬塚ハナ(いぬづか ハナ) 声 - キバの姉。 相棒の忍犬は三つ子の忍犬・ 灰犬三兄弟。 里の優秀な獣医として活躍している。 第四次忍界大戦では第5部隊に配属され、10万体のゼツと交戦した。 たたみイワシ 声 - 顎髭を生やした男性。 ライドウやゲンマと共に四代目火影・波風ミナトの護衛小隊に所属していた過去を持つ。 第一部の中忍試験では第三予選の審判を務めた。 第一部終盤ではシズネ、ライドウ、ゲンマと組んで任務を行った。 はがねコテツ 声 - 常にバンテージを付けている。 鎖のついた大きなハンマーのようなものを巻物から出して戦う。 幼馴染のイズモとは共に行動をすることが多い。 綱手が五代目火影になってからは彼女の秘書業務もしている。 第一部の中忍試験では第一予選の試験官を務めた。 第二部ではアスマ、シカマル、イズモとフォーマンセルを組んで暁の飛段と角都と戦うが敗北した。 第四次忍界大戦ではダルイの増援に加わり、イズモやダルイと共に蘇生された暁の角都と再び交戦した。 神月イズモ(かみづき イズモ) 声 - 右目を前髪で隠している。 主に水遁系の術を使用する。 幼馴染のコテツとは共に行動することが多い。 綱手が五代目火影になってからは彼女の秘書業務もしている。 第一部の中忍試験では第一予選の試験官を務めた。 第二部ではアスマ、シカマル、コテツとフォーマンセルを組んで暁の飛段と角都と戦うが敗北した。 第四次忍界大戦ではダルイの増援に加わり、コテツやダルイと共に蘇生された暁の角都と再び交戦した。 暗部 [ ] 卯月夕顔(うづき ゆうがお) 声 - 根本圭子 カカシの後輩でかつてのハヤテの恋人。 第一部では、中忍試験の裏でハヤテが殺害されてしまったことがトラウマとなって暗部を抜けていた。 第四次忍界大戦では医療班の支援任務に就いていたが、カブトの「穢土転生」で蘇生されたハヤテの追跡任務を命じられて実戦に復帰、最初は刀を抜くことに躊躇っていたが、自分を倒してほしいというハヤテの願いを聞き届けるためにトラウマを克服し、「三日月の舞」でハヤテを倒して封印することに成功した。 山中フー(やまなか フー) 声 - 、(少年時代) 根のメンバー。 ポニーテールにしたオレンジ髪が特徴。 山中一族の忍であり、チャクラを感知する能力と「心転身の術」を応用したトラップ忍術を使う。 五影会談の際にはダンゾウの護衛を務めた。 サスケ達による襲撃を受けて帰路に着いていたところをトビに襲撃され、捕縛されてトルネが「穢土転生」される際の生贄にされ死亡した。 油女トルネ(あぶらめ トルネ) 声 - 高橋英則 根のメンバー。 顔にゴーグルと一体化したようなマスクを着けている。 毒蟲を操る油女一族の忍・油女シクロ の子で、彼も毒蟲を操ることができ、その抗体を持つ。 『疾風伝』ではその過去が語られており、シノとは兄弟同然に育ったが、自身は毒蟲を宿す体質のせいで忍者学校に通えなかった。 シノの入学から間もなくして、ダンゾウに根への入団を要求されたシノに代わって根に加わり、フーとツーマンセルを組んで友情を育んでいた。 五影会談の際にはダンゾウの護衛を務めていたが、サスケ達による襲撃を受けて帰路に着いていたところをオビトに襲撃され、捕縛されて「穢土転生」の実演のために首を折られ死亡し、フーを生贄にカブトの「穢土転生」によって蘇生された。 『疾風伝』ではその後、失敗作の集まりで編成された穢土転生連合軍を率いて戦場に現れる。 しかしそれは蟲分身の術による囮であり、自身はその隙に、蟲に感染させた人間を深い穴の中に放り込み、その中で毒蟲を培養して爆発させ、辺り一面に毒ガスを撒き散らす禁術「壺毒の術」の準備をしていた。 自身の存在を察知したシノと再会し戦闘となるが、毒蟲の毒への抗体を持つ蟲を培養していたシノに敗北して封印された。 その他の忍 [ ] 自来也(じらいや) 声 - 、(幼少) 伝説の三忍の一人。 ヒルゼンの弟子で、ナルトの師匠にして名付け親。 ミナトや長門、小南、弥彦らは弟子に当たる。 長い白髪の一部を後頭部でまとめた大柄な男で、目元に赤い隈がある。 額には木ノ葉の額当てではなく「油」と書かれた専用の額当てを付けており、背中には巨大な巻物を背負っている。 「忍とは忍び耐える者」という思想の持ち主であり、この思想は弟子のナルトにも受け継がれている。 高度な火遁・土遁や封印術、時空間忍術など強力な術を多用できる他、後述の経緯から仙術も会得している。 大蛇丸や綱手とは同期の幼馴染であり、修行時代は共に後の三代目火影・ヒルゼンに師事していた。 ある日の修行中に動物との契約の無い状態で口寄せを発動してしまったために、逆に自身が口寄せされる形で蝦蟇の里・妙木山に迷い込んでしまい、そこで出会った蝦蟇たちの下で数年の間仙術の修行を受けて仙人モードを会得した。 またその際に大ガマ仙人により「自来也が立派な忍者となり、彼の弟子が忍びの世界に大きな変革をもたらすことになるが、自来也の選択によりその者が平和をもたらすか破滅をもたらすかが決まる」との予言を受けた。 その後は本を書きながら大ガマ仙人の予言に従い弟子探しの旅に出るが、第三次忍界大戦の勃発により旅を中断し木ノ葉の忍として任務に参加することになり、綱手や大蛇丸らと共に多大な戦果を挙げて「伝説の三忍」の一人にまで謳われた。 また、戦場となった雨隠れの里で弥彦、長門、小南という三人の孤児と出会い、彼らが戦災孤児であることを知ると三人の世話をしながら忍としての修行を行い、彼らの成長を見届けた後に木ノ葉に帰還した。 この時に長門が輪廻眼の持ち主であるのを知り彼が予言の弟子ではないかと考え、弥彦を守る為に殺人を犯したことで思い悩む長門に、その眼の意味をよく考えるように訓示した。 第一部では中忍試験の直前に里に帰還し、そこで出会ったナルトにその身を案じて「九尾のチャクラの引き出し方」と「口寄せの術」を教えた。 ヒルゼンの死後には相談役達から五代目火影への就任を要請されるが、それを固辞する代わりに五代目火影として綱手を推薦し、ナルトと共に綱手捜索の旅に出る傍ら、道中ではナルトに高等忍術である「螺旋丸」を伝授した。 そして綱手と出会い話を切り出すも一度は断られるが、その一週間後に綱手が大蛇丸の元へ向かったことを知るとナルトやシズネと共に後を追って合流し大蛇丸やカブトと交戦。 大蛇丸は術を封じられていたが、自身も綱手によって酒に毒を盛られていたためチャクラを上手く練れず劣勢を強いられるも、綱手の渾身の一撃によりなんとか撃退した。 サスケが里を抜けた後はナルトを正式な弟子とし、約二年半余りの間里の外で修行を行った。 第二部では暁のリーダーであるペインの居場所を突き止めるために雨隠れの里に潜入し、侵入を察知したペインと小南の襲撃を受ける。 そこでペインの輪廻眼を目にし、その正体がかつての弟子・長門であることを悟ったが、新たに現れた正体不明の二人のペインの襲撃を受け、フカサク夫妻の援護もあり三人のペインを撃破したものの、さらに新たなペイン三人の不意打ちを受け左腕を失い、倒したはずの三人も復活し、計六人のペインと対峙し交戦となる。 その最中に六人のペインは全員かつて自分が会ったことのある忍であることに気付き、その直後にペイン達の集中攻撃によって致命傷を負うが、最後の力を振り絞ってフカサクの背中に現状で分かっているペインの情報を記すも、直後にペインの一人の攻撃を受けて沈められ、静かに笑みを浮かべながら死亡して水底に沈んでいった。 なお、その後の第四次忍界大戦では多数の名のある忍が穢土転生によって復活させられたが、自来也についてはその遺体が水底深くに沈んでおり、身体の一部(遺伝子情報になるもの)を手に入れる事が不可能であったことから復活させられなかった。 猿飛木ノ葉丸(さるとび このはまる) 声 - 、(疾風伝にて一時代役)、(青年期) 三代目火影・ヒルゼンの孫でアスマの甥。 常に青いスカーフを着用している。 一人称は「オレ」で、口癖は「〜コレ」。 火影の孫として扱われ、誰も自分自身を見てくれないことに不満を持ち、祖父や家庭教師のエビスに反発していたが、初めて自然体に接してくれたナルトとの出会いにより祖父のような火影を目指すようになる。 以降はナルトを「ナルト兄ちゃん」と呼び慕い、出会ってはお色気忍術を競い合っていたほか、第二部では下忍に昇格し、修行から戻ったナルトから螺旋丸を伝授されており、その過程で影分身を会得した。 ペイン襲撃時には完成させた螺旋丸によって、ペインの1体の地獄道を倒した。 第四次忍界大戦終結の約10年後には精悍な青年へと成長し、最終話ではかつてのイルカやナルトのように悪戯をするボルトを叱るなど、精神的にも成長している。 『BORUTO』では、ボルト・サラダ・ミツキのスリーマンセルの担当上忍を務めている。 本編で両親の描写は無いが、劇場版『BORUTO』公開前のジャンプ描き下ろし漫画では、両親が共に暗部の忍であったことが紹介された。 風祭モエギ(かざまつり モエギ) 声 - 活発で元気な少女であり、木ノ葉丸と同様にナルトを慕っている。 第二部からは下忍となり、自意識過剰になりやすい木ノ葉丸のストッパー役を務めている。 木ノ葉丸のことは忍者学校時代には「ちゃん」付けで呼んでいたが、下忍となってからは「君」付けに変えている。 『BORUTO』では、いのじん・シカダイ・チョウチョウの3人の担当上忍を務めている。 伊勢ウドン(いせ ウドン) 声 - 、(青年期) 眼鏡を掛けて惚けたような顔をした少年であり、木ノ葉丸と同様にナルトを慕っている。 第二部からは下忍。 第四次忍界大戦の約10年後には、真面目そうな顔立ちの青年に成長している。 日向ヒアシ(ひゅうが ヒアシ) 声 - ヒザシの兄で、ヒナタとハナビの父。 第一部の開始時で日向宗家の当主。 「日向は木ノ葉にて最強」と自負している。 一族のためなら私情を挟まない厳格な性格で、才能の乏しいヒナタを跡継ぎに相応しくない落ちこぼれとして見放し、次女のハナビを跡継ぎに指名している。 しかし、その真意は、時に非常な決断を迫られる当主の役目を果たすには彼女の性格が優しすぎる点を案じていたためであり、内心は複雑な感情を抱いていた。 かつて雲隠れの里の忍が和平条約を結ぶためと偽って木ノ葉を訪れ、白眼の秘密を探る目的でヒナタを誘拐しようとした際に、それを防ぐためにその忍達を殺害したが、それに言い掛かりを付けた雲隠れの里からヒアシの遺骸を要求される。 弟のヒザシは自分の身代わりとして殺されることを決意し、自身は反対するも決意の固い弟を止めることができず、結果的にヒザシが命を落とす原因を作ってしまった。 甥のネジからは父の仇として恨まれており、自身もネジに対して罪悪感を抱いていたが、第一部の中忍試験終了後には彼に事件の真相を伝えて和解を果し、それ以降は彼の修行にも付き合うようになった。 『疾風伝』のオリジナルエピソードでは、試験終了後に再びヒナタが雲隠れの忍に攫われたことを知り、ヒナタの奪還に向かっていたネジを追って彼の窮地を救うといった描写があった。 以降はヒナタと和解し、ネジと共に3人で茶を飲むシーンがあった。 第四次忍界大戦では第1部隊に配属され、蘇生されたヒザシと交戦した。 十尾との戦いではネジとの連携で十尾の猛攻を防ごうと奮戦するも、ナルトとヒナタを庇ったネジの死を看取ることになる。 その後はナルトから九尾チャクラを受け取り、ネジの死に報いるため反撃に出た。 日向ハナビ(ひゅうが ハナビ) 声 - ヒアシの次女。 ヒナタより5歳下の妹で、日向一族の跡取り候補。 ヒナタを超える才能と実力を持つと言われ、宗家の跡取りとなるべくエリート教育を受けている。 趣味はヒアシとの修行。 姉のヒナタを幼少の頃より慕っていたが、優しすぎるため跡目争いから脱落したヒナタに代わり、日向一族を守らなければならないのが自身に定められた運命と考え、孤独の中で強さを追い求める日々を送っていた。 しかし、ヒナタがナルトの影響を受け落ちこぼれから脱却していく様子を見て次第に疑問を持つようになり、最終的にペイン襲撃時における彼女の活躍を知って自らの考えが間違っていたことに気づき、運命ではなく自分自身の意思で宗家を継ぐ事を決意した。 第四時忍界大戦では防衛のため里に残り、ヒナタたちを見送っている。 地陸(ちりく) 声 - 火ノ寺の忍僧。 第二部では、九尾の人柱力であるナルトの探索のために木ノ葉隠れの里を襲撃した暁の飛段や角都と戦うも敗北し死亡、遺体は換金所に持ち込まれた。 『疾風伝』のオリジナルエピソードでは「守護忍十二士」の元メンバーであったことが描かれており、旧友のアスマら5人と共にクーデター未遂を起こしたカズマら6人を倒したが、クーデター阻止の側に付いたメンバーも6人中4人が死亡し、生存したのは自身とアスマの2人のみとなってしまったという経緯が明かされた。 ウルシ 声 - 、(幼少期) 第四次忍界大戦に参加した忍。 ノノウの孤児院にいた孤児としてカブトの回想に登場した。 カブトとは義兄弟のような関係で、戦争中も長年の任務から帰ってこない彼の身を案じていた。 戦後はカブトと共に孤児院を運営している。 かつての忍 [ ] うずまきクシナ 声 - 四代目火影・波風ミナトの妻でナルトの母。 語尾に「ってばね」と付けるのが口癖で、動揺や興奮すると表れる。 ナルトの前任の九尾の人柱力。 真紅の長髪が特徴の美人で、綱手と自来也曰く「子供の頃はお転婆かつ少年のようだった」。 サスケの母・ミコトとは友人関係だった。 幼い頃に九尾封印のため渦の国・渦潮隠れの里から器として木ノ葉に連れてこられ、木ノ葉上層部の関係者に保護されていた。 その後は自分が人柱力であることに関して複雑に思っており、ナルトと同じく心底では九尾に憐みを抱いていたが和解には至らなかった。 アカデミー時代は太っておりポッチャリ体型だったことから同級生に「トマト」とからかわれていたが、持ち前の激しい気性でいじめっ子を次々と返り討ちにしたため「赤い血潮の」とも恐れられた。 うずまき一族の特殊なチャクラを知っていた雲隠れの忍に誘拐されかけるも、間一髪のところで一人駆けつけたミナトに助けられた。 その際を誉められたことで彼を意識し、恋に落ち最終的に二人は結ばれ結婚した。 ミナトに好意を抱いてからはとがった面がなくなり痩せて美人になった。 ナルトを出産する際に封印の力が弱まったところを仮面の男(オビト)に襲われて九尾を引きずり出され、うずまき一族の生命力のおかげでまだ生きていたが、尾獣を抜かれたため死を逃れられない状況だった。 ミナトと共にナルトを庇って九尾の爪に貫かれ死亡した。 この時ミナトと同じく自分の精神とチャクラをナルトの中に残し、雲隠れの孤島・島亀でナルトが尾獣の力を己のものにする儀式を行った際に九尾に飲み込まれそうになったナルトを救い、自分の過去について話し、ナルトに自分の愛情が伝わっていたことに涙し喜びながら、ナルトと抱擁を交わし消えていった。 元木ノ葉警務部隊隊長。 木ノ葉隠れの里の下で虐げられ続けていたうちは一族のためにクーデターを計画してその首謀者となり、イタチを木ノ葉上層部へのスパイとして送り込んでいた。 しかし、争いを嫌ったイタチには二重スパイという形で裏切られ、イタチに襲撃されてその事実を知った時には、里のために苦渋の決断を下したイタチの行為を受け入れて彼を自らの誇りであると評し、1人残されるサスケのことを託して殺害された。 小説『イタチ真伝』では、万華鏡写輪眼を開眼しておりその強烈な瞳力から「兇眼フガク」と恐れられていた事、また里に不満を持つうちは一族をできる限りクーデターにつながらないように取りまとめることに苦労していたことが語られている。 うちはミコト 声 - イタチとサスケの母。 上忍のくノ一。 クシナとは友人関係にあった。 うちは一族のクーデター前日にイタチに襲撃され、夫と共にイタチの行為を受け入れ、サスケのことを託してイタチに殺害された。 日向ヒザシ(ひゅうが ヒザシ) 声 - ヒアシの双子の弟でネジの父。 分家の者であるため、額には呪印が刻まれていた。 かつては宗家のことを憎んでいたが、雲隠れの里が兄であるヒアシの遺骸を要求した際、兄・家族・里を守るためにヒアシの影武者として自ら死を選び命を落とした。 第四次忍界大戦ではカブトの「穢土転生」によって蘇生されヒアシと交戦となり、操られながら戦う現状を「宗家を恨んだ罰」と嘆いたが、ヒアシからネジの成長を聞かされ驚いた。 その後は「穢土転生」の解除により昇天した。 はたけサクモ 声 - カカシの父。 姿形は息子のカカシと似ている。 かつては「木ノ葉の白い牙」の異名を持ち、当時は各国の忍達に知られていたほどの凄腕の忍だったため、彼の前では後輩となる伝説の三忍(自来也・綱手・大蛇丸)の名ですらも霞むほどの天才忍者だったとされている。 しかしかつて隊長としてある極秘任務で敵地に潜入した際、仲間の命か任務遂行かの二択を迫られた末に仲間の命を選び任務を中断したが、里の仲間や助けた仲間達にまで恩を仇で返される形で激しく中傷され、心身を患った末に自殺した。 今ではその汚名は濯がれており、大名からも一目置かれているほどの英雄的存在となっている。 その後サクモの魂は、自分の選択が息子のカカシを苦しめることになったと生と死の狭間の世界で彷徨っていたが、ペインとの戦いで一度死亡したカカシと再会を果たす。 彼から今まで経験したことや自分のことを誇りに思っていることを聞かされたことで抱え続けていた苦しみから解放され、「外道・輪廻天生の術」で蘇ろうとしていたカカシに「やるべきことが残っている」と告げ、ようやく妻に会えると言い残して別れ昇天した。 マイト・ダイ 声 - 江原正士 ガイの父。 太眉にヒゲを蓄えた男性。 当時は下忍から一向に昇格できない「万年下忍」として同年代の忍たちからバカにされていたが 、それをも悪口ではなく応援ととるポジティブな性格で、下忍ながらも修行を重ね20年かけて「八門遁甲の陣」を会得、少年時代のガイに「自分ルール」と共にこの術を伝授した。 当時のガイがエビスやゲンマと共に「霧の忍刀七人衆」に遭遇した際に救援に駆けつけて足止めを引き受け、3人を守るために八門の全門を開放して挑み、その引き換えで死亡した。 うずまきミト 声 - 、(壮年期) 初代火影・千手柱間の妻で綱手の祖母。 渦潮隠れの里の出身で、特殊な封印術を持ったうずまき一族の血縁者。 クシナの前任の九尾の人柱力で、敵意を感知する能力を持つ。 夫の柱間とマダラによる終末の谷での激闘後、自ら九尾を体内に封印して人柱力になった。 尾獣を危険視するため九喇嘛の力を振るうことには否定的であり、その姿勢に抑圧を感じた九喇嘛とは和解することができなかった。 老齢により九尾を後任の人柱力に譲ることになり、死の前には過酷な宿命を背負うことになったクシナを激励していた。 猿飛ビワコ(さるとび ビワコ) 声 - 渡辺育子 三代目火影・猿飛ヒルゼンの妻でありアスマの母、木ノ葉丸の祖母。 男勝りな性格であり、クシナの事で弱気になりがちなミナトを叱り飛ばしていた。 現役の頃は優秀な医療忍者でありクシナの出産にも付き添うが、オビトの襲撃を受け殺害された。 疾風伝では、少女時代に転倒したところをマダラに助け起こされるもマダラを怖がるという一面もあった。 うちはカガミ 声 - 河西健吾 うちは一族の忍。 うちは一族の中では珍しい低い鼻と癖毛が特徴。 かつては柱間と扉間の教え子であり、現役時代にはヒルゼンやダンゾウらと共に二代目火影・扉間の小隊に所属していた。 シスイやイタチと同じように一族を越えて里のことを考えて尽力していたため、うちは一族を警戒していた扉間からも大きな信頼を得ていた。 またアニメ版『疾風伝』のカカシ暗部篇にて、ダンゾウは「あやつの瞳術には幾度も助けられた」と語っている。 秋道トリフ(あきみち トリフ) 声 - 秋道一族の忍。 かつては柱間と扉間の教え子であり、現役時代にはヒルゼンやダンゾウらと共に二代目火影・扉間の小隊に所属していた。 縄樹(ナワキ) 声 - 綱手の弟。 かつては火影になる夢を抱いていた。 12歳の誕生日に綱手から初代火影の首飾りをプレゼントされるが、奇しくもその翌日の任務中に死亡した。 加藤ダン(かとう ダン) 声 - 綱手の最愛の恋人にしてシズネの叔父。 かつては火影になることを夢見ていた。 かつて綱手から首飾りを贈られるが、敵戦線での任務中に彼女の目の前で死亡した。 第四次忍界大戦ではカブトの「穢土転生」によって蘇生されチョウザと交戦。 「穢土転生」が解除された際には自身の「霊化の術」で綱手の元に向かい、マダラと戦う彼女の危機を救った後、精神世界で綱手の額にキスして昇天した。 うちはオビト うちは一族の中忍でカカシの親友。 仲間想いで熱い心を持ち、負けず嫌いでやや好戦的な性格。 第三次忍界大戦の「神無毘橋の戦い」にてリンの救出直後に敵の術からカカシを庇って岩に右半身を押し潰されて瀕死の重傷を負い、カカシに「上忍昇格祝い」として左目の写輪眼を譲り岩石に押し潰されて殉職したと思われていた。 後に、カカシと驚きの再会を果たすことになる。 詳細は「」を参照 のはらリン 声 - 医療忍術に長けている中忍のくノ一。 オビトから想いを寄せられていたが、本人はカカシに好意を抱いており、カカシの上忍昇格のプレゼントとしてお守りを縫い付けた「個人用特別医療パック」を贈っていた。 「神無毘橋の戦い」でオビトを失う。 霧隠れの忍による「任務の帰還後に三尾を暴走させて木ノ葉を潰す」という作戦のために心臓に操り人形となる呪印札を植え付けられ、三尾の人柱力にされる。 カカシに救出されるも、自身は里を守るために自らカカシの雷切を心臓に受けて息絶えた(実際はオビトを闇に染めて自身の駒にするためのマダラの策略だった)。 その死後も魂はオビトを見守っており、第四次忍界大戦末期でナルト・サスケ・カカシをカグヤの攻撃から庇って死亡したオビトの魂を迎えた。 うちはシスイ 声 - 、河西健吾(少年時代・イタチ真伝) 「瞬身のシスイ」の異名を持つうちは一族の忍。 万華鏡写輪眼の開眼者であり、対象者を幻術に掛けられていることにすら気付せないまま操る高等幻術・「別天神」を使うことができた。 アニメオリジナル「イタチ真伝篇」では幼少時のイタチに忍としての心得を教えており、イタチも彼の想いに共感し慕っていた。 イタチ同様に一族の枠を越えて里のために尽くした数少ない人物であり、うちは一族がクーデターを企てた際には、それを止めるために首謀者のフガクに対して「別天神」を使おうとしていたが、自身を信用していなかったダンゾウによって片目を奪われた。 残ったもう片方の眼をイタチに託し、自らの眼を巡って戦いが起きぬように死を選び、万華鏡写輪眼の開眼条件を満たすために自殺に見せかけて自身をイタチに殺害させた。 シン 声 - かつての「根」のメンバー。 サイとは兄弟のような存在だったが、根の最終試験である決闘を前に病死した。 第四次忍界大戦ではカブトの「穢土転生」によって蘇生されて偵察部隊に振り分けられるが、サソリの傀儡の代用として操られ、デイダラの起爆粘土を体内に仕込まれるなど道具同然に扱われた。 カンクロウ率いる奇襲部隊との交戦でサイと再会、彼の描いた絵を目にしたことで魂の呪縛が解け、サイに礼の言葉を残して昇天した。 薬師ノノウ(やくし ノノウ) 声 - 両親と離れ離れになった子供を育てる孤児院のマザー。 医療忍術を使うことができ、昔は「歩きの巫女」とも呼ばれた根の諜報部一のエリートだった。 岩隠れのスパイをしていた時は「ナニガシ」という偽名を使っていた。 戦火に巻き込まれて記憶喪失になっていたカブトの名付け親でもあり、目が悪かった彼に自分の眼鏡を与え、医療忍術を教えた。 既に引退した身であったが、ダンゾウから岩隠れ潜入の命を受け、従わなければ孤児院を襲撃すると遠まわしに脅迫され、子供たちを守るために任務を受けることになった。 さらに孤児院から子供を一人差し出せと言われ、自ら忍に志願したカブトを根に差し出すことになってしまった。 後にダンゾウからカブトが孤児院を出て行った本当の理由を知ることになり、彼を解放することを懇願するが、ダンゾウからカブトを救うための条件としてある男を暗殺するよう命令された。 しかし、そのターゲットこそ根の情報操作によって別人に見せかけられたカブトであり、根によって偽の写真を見せられ別の人間をカブトだと思い込まされていたため、本物のカブトの顔を見ても他人だと思い込んでいた。 そして彼に襲いかかるも反撃を受け、彼が本物のカブトであったことに気付くことなく死亡した。 一般人 [ ] テウチ 声 - ナルトがよく通う小さな屋「一楽」の店主。 カカシの素顔を見た数少ない人物。 九尾の人柱力であったため迫害されていた頃からナルトにも優しく接していた数少ない人物であり、ナルトが下忍に昇格してからも度々サービスでラーメンを奢っている。 娘のアヤメを溺愛しており、アニメではアヤメに付き合ってダイエットラーメンを食べているうちに激痩せしたことが明かされた。 戦後はナルトとヒナタの結婚祝いに「の永久無料食べ放題券」を贈り 、2人の結婚式にも出席した。 アヤメ 声 - 「ラーメン一楽」の看板娘で、テウチの愛娘。 父と共にカカシの素顔を見た数少ない人物。 アニメでは一時的に激太りし、ダイエットラーメンによって元の体系に戻っている。 疾風伝ではラーメン職人の修行に出かけており、修行先での良さに目覚め、里に帰郷後一楽をつけ麺の専門店に変えてしまい、普通のラーメンを食べたいナルトから文句を言われていた。 戦後にはテウチと共にナルトとヒナタの結婚式にも駆けつけた。 スケア 声 - 「新伝・風の書」収録の読み切りに登場する写真家の青年。 目元には紫色のメイクをしており、口元にホクロがある。 元は忍で、暗部に所属していた。 カカシの素顔を暴こうとするナルト・サスケ・サクラに協力するが、ことごとく失敗に終わりナルトたちと別れ去っていった。 その正体はカカシの変装。 目には写輪眼を隠すためのカラーコンタクトを装着しており、さらに左目の傷を隠すためにメイクを行い、声色まで変えていたため、ナルトたちは全く気付けなかった。 砂隠れの里(風の国) [ ] 我愛羅(があら) 声 - 、演 - 砂隠れの里の忍。 四代目風影・羅砂の次男で、カンクロウとテマリの弟。 出生時に里のとしてを憑依させられた人柱力。 特徴的な両目の隈は、守鶴に体を乗っ取られる恐怖から満足に眠れないことが原因の慢性的な不眠症によるもの。 一尾の人柱力として周囲の砂を自在に操る力を持ち、また眠ることで一尾・守鶴の意志を覚醒させて尾獣化することができる。 鉱物を分解して砂に混ぜ込むことで、砂の硬度を高め防御効果を上げることもできる。 また常に砂の入ったを背負っており、彼に危機が迫るとこの瓢箪の中の砂が自動的に盾となり彼を守る。 第二部では暁に一尾を引き剥がされることとなるが、以降も砂を操る能力は残っており、羅砂によって母・加琉羅の息子への愛が宿ったための能力であった事が語られている。 母の加琉羅の命と引き換えに生を受けるが、かつては守鶴の力を制御しきれず里の人間から恐れられ、父の羅砂からも疎んじられて孤独な幼少期を送っていた。 唯一、叔父(加琉羅の弟)の夜叉丸にだけは心を開き、彼の前では子供らしい明るい表情を見せることもあったが、6歳の頃に羅砂の命を受けたその夜叉丸に命を狙われ、返り討ちにした彼の口から「姉の命を奪って生まれたアナタを憎んでいた」という言葉を聞かされ絶望した。 この出来事は彼の心を深く傷つけることになり、以来目に付くもの全てを手当たり次第に破壊・殺戮する残忍な性質となっていった。 以降も父から何度も刺客を送り込まれてきたため、血を分けた家族であっても憎しみと殺意での繋がりとしか考えられず、実の兄弟であるテマリやカンクロウですら気に入らなければ殺すと豪語するほどの殺伐とした性格になってしまった。 第一部の中忍試験では、第二予選では開始早々に遭遇した雨隠れの忍のチームを躊躇なく全員抹殺し、最高記録を大きく更新する97分という異例の早さで、かすり傷や汚れすらもなく通過した。 第三予選ではリーと対戦し苦戦するも、リーが「裏蓮華」を放った後の反動を突いて攻撃し重傷を負わせて勝利した。 本戦ではサスケと対戦しやや苦戦するが尾獣化により圧倒。 その後の木ノ葉崩しでは自分と同じく人柱力として育ったナルトと死闘を繰り広げ、その中でナルトの強さの理由が「他者とのつながり」にあると気付き、以来自分と同じ苦しみを知り新たな道を示してくれたナルトに感謝と憧れの感情を持つようになった。 この頃から周囲に少しずつ心を開いていき、人間味を取り戻していった。 その後のサスケ奪還任務では綱手の要請に応じて救援に駆け付け、かつて戦ったリーと共闘して音の五人衆の君麻呂を倒すことに成功した。 第一部と第二部の間には父の跡を継いで五代目風影に就任。 里の上役達からは人柱力であることから疎まれていたものの、その他の里の住人たちからは大きな支持を集めるようになった。 第二部では一尾を狙って里に侵入した暁のデイダラに襲撃され、彼の左腕を潰すも直後の里を狙った攻撃を防いだ際に隙を見せてしまい、自身の砂の盾に仕込まれた起爆粘土の爆発の衝撃をまともに受けて敗北。 気絶したところをそのまま暁に連れ去られ、守鶴を抜かれたことにより一度は息絶えたものの、救援に来たナルト達に身体を回収され、相談役であったチヨの転生忍術により息を吹き返した。 五影会談では襲撃してきたサスケに対し、復讐を思い直すよう説得するが拒絶され涙を流した。 会談終了後帰国する際には宿にいたナルトの元に赴き会談での一件を伝え、「友としてサスケのために何をしてやれるのかよく考えろ」と言い残して里に戻った。 第四次忍界大戦では忍連合戦闘大連隊の連隊長兼第4部隊長に任命されて現場における指揮を任され、出陣直前には全軍を鼓舞する演説を行い結束を促した。 戦場では穢土転生で蘇った無・鬼灯幻月・三代目エー・羅砂の存在を感知してオオノキと共に彼らを迎撃。 無を除く3人を砂で拘束し、羅砂に「自分は母の加琉羅から愛されていた」という真実を聞かされると同時に、父も自分を孤独にさせてしまったことを後悔していたことを知り涙を流し、里の未来を託されながら父を封印して見送った。 その後は無と幻月をオオノキとともに迎撃し幻月の封印に成功するが、無は分裂の能力で取り逃がしてしまい、彼が本物のマダラを口寄せしたことで戦況が一変し、五影達はマダラを迎え撃つも返り討ちにあい瀕死の状態に陥るが、綱手の医療忍術により復活し、他の五影達と共に戦場に赴いた。 ナルトが「陽」の九喇痲を抜かれ瀕死の状態に陥った際は、治療役のサクラと共にミナトのもとに向かうが、そこでの人柱力となったマダラの襲来に遭い、駆けつけたガイが八門遁甲の術を発動させたことで、ミナト・カカシ・リーと共にガイのサポートに回った。 マダラが無限月読を発動した際には、「家族と平和に暮らす幼少期の自分が、この頃からナルトと友達として交流している世界」を見せられていた。 大戦終結後は引き続き風影を続けており、髪型はストレートの七三分けに変わっている。 また、里の少年であるシンキを養子としている。 テマリ 声 - 砂隠れの風遁使いのくノ一。 四代目風影・羅砂の長女で、我愛羅とカンクロウの姉。 第一部では下忍であったが、ナルトの修行中に上忍となる。 金髪の後ろ髪を4つに分けて縛っているのが特徴。 いつも背中に身の丈ほどあるを背負っており、戦闘時には扇子で風を巻き起こして戦う風遁忍術の使い手。 男勝りな性格だが他者を気遣う優しさや、敵を倒した後に得意気に笑うなど好戦的な性格も併せ持つ。 相手の能力を瞬時に分析するなどの緻密な分析力も備えている。 前述した好戦的な一面はあるものの、大蛇丸が画策した木ノ葉崩しの件においては批判的な見解を示すなど理性的な一面もある。 第一部の中忍試験第三予選ではテンテンと対戦し、全ての武器を扇子で弾き返して勝利した。 本戦ではシカマルと対戦して頭脳戦を繰り広げるが、一枚上手だったシカマルに追い詰られるも最終的にはシカマルがチャクラ切れで棄権したため勝利した。 木ノ葉崩しの際はカンクロウと共に我愛羅を連れて逃走するが、サスケと戦おうとする我愛羅に木に叩きつけられ戦いを見守った。 その後我愛羅がナルトとの戦いで変わったことを機に三姉弟の関係は大きく変わり、互いに信頼しあうまでに良好な姉弟関係を築くようになった。 サスケの奪還任務では中忍試験で戦ったシカマルの援護に駆けつけ、音の四人衆の多由也をあっさり倒した。 第二部では砂隠れの里の上忍として、後進の育成や他里との掛け渡し役を務めるようになった。 五影会談では我愛羅の護衛として鉄の国にカンクロウと共に同行。 会談終了後はナルトたちを発見し、会談での出来事をナルトたちに伝えた。 第四次忍界大戦では第4部隊に配属され、我愛羅やオオノキらと共に蘇ったかつての五影達と戦闘。 その後は第4部隊と共に復活したと交戦するナルトたちと合流して十尾と交戦した。 戦後は黙の国での任務の後にシカマルとの距離が縮まり(小説「シカマル秘伝」)、ナルトとヒナタの結婚(小説「木ノ葉秘伝」)の後にシカマルと婚約した(小説「我愛羅秘伝」)。 その後砂隠れでのクーデター鎮圧の後に正式に結婚し、以降は奈良テマリを名乗っており、息子のシカダイを授かり木の葉の里に在住している。 カンクロウ 声 - 砂隠れの里の忍。 テマリの弟で我愛羅の兄。 口癖は「~じゃん」。 黒い衣装に役者のようなをしている。 烏、黒蟻、山椒魚といったカラクリを仕込んだ人形を操って戦う傀儡師。 やや短気で敵の挑発に乗りやすいところがある一方で、姉を気遣い弟を心配する姉弟思いの一面もある。 第一部では下忍であったが、ナルトの修行中に上忍となった。 第一部の中忍試験に我愛羅やテマリと共に参加し、第三試験の予選では木ノ葉隠れ(正体は音隠れのスパイ)のミスミを撃破した。 本選は木ノ葉崩しの優先のために直前で棄権するものの、本戦会場からの逃走中に対戦相手だったシノに勝負を挑まれた。 事件後はナルトの影響で我愛羅の心境に変化が生じたのに伴い、我愛羅とも徐々に打ち解けていった。 その後のサスケ奪還任務では援軍として姉弟と共に砂隠れから派遣され、木ノ葉隠れのキバを助けて音の四人衆の左近と右近を倒した。 我愛羅が風影に就任してからは、主に里の警備に従事するようになった。 第二部で暁のデイダラとサソリに我愛羅が攫われた際には、2人を単独で追跡してサソリと対決するが、手持ちの傀儡人形の製作者であったサソリ相手に戦略を発揮できず敗北し毒により瀕死に陥るも、支援に訪れたサクラの治療で一命を取り留めた。 五影会談では我愛羅の護衛として鉄の国に赴き、会談を襲撃したサスケと交戦した。 第四次忍界大戦では奇襲部隊隊長を任され敵の偵察部隊だったサソリ達と交戦、デイダラを拘束しサソリとシンを戦闘不能にすることに成功した。 その後、穢土転生された半蔵が口寄せした山椒魚・イブセの毒霧に冒されるが、第5部隊の侍たちに救助された。 最終話では、木の葉の里での五影会談に出席する我愛羅の護衛として同行し、木の葉の里に住むテマリと甥のシカダイの住処を訪れた後、会議場に護衛として同席した。 羅砂(らさ) 声 - 四代目風影。 我愛羅たち三兄弟の父。 生前は三代目風影の失踪に伴い若くして風影に就任したが、風の国の大名の軍縮の方針の中、妻や息子・我愛羅を犠牲にしてまでも里の力の強化を図っていた。 使用する術はを操る血継限界の磁遁であり、守鶴が暴走した時もこれで対処していた。 また、この砂金を取引に使うことで軍縮が進む中で里の安定を保っていた。 我愛羅との親子関係は劣悪そのもので、彼を見る表情は冷酷だった。 我愛羅が人柱力として尾獣をコントロールするになかなか至らないことに苛立ち、ついには夜叉丸に命じて「母から愛されてなどいなかった」と吹き込ませることで我愛羅に尾獣をコントロールさせようと図るが、その結果我愛羅は尾獣化して暴走したため、「やはり、失敗だった」と息子の価値を一方的にないものと決め付けてしまった。 中忍試験前には大蛇丸とカブトによって暗殺されており、その後木ノ葉までの道中にて側近と共に死体で発見された。 第四次忍界大戦ではカブトの「穢土転生」によって蘇生され、我愛羅やオオノキと対峙。 その際、我愛羅が自らの憎しみを乗り越え五代目風影となったことや、チヨが我愛羅を救ったこと、我愛羅に友ができたということに驚きを隠せなかった。 もう一度息子の価値を自身で確かめると言い放ち、自ら我愛羅と対峙するが、自身が操る砂金の盲点を突かれて身動きを封じられた。 そして我愛羅の砂が妻の加琉羅の姿に似ていたのを見て、妻の想いを無視して我愛羅を利用しようとしてことが誤りだったことを悟り、加琉羅が母親として我愛羅に愛情を注いでいたことを教え、命を狙う程に我愛羅を追い込んだ自分が父親と言うのもおこがましいと言い後悔した。 しかし、それでも我愛羅が自らを父と呼んでくれたこと、我愛羅が自分の力など疾うに超えている程に成長していたことに涙を流し、最後は里の未来を我愛羅に託しながら封印された。 加琉羅(カルラ) 声 - 我愛羅たち三人の母。 我愛羅は夜叉丸の伝えた話から、羅砂に「砂の守鶴」を憑依させられたことでこの世を憎み、生まれてきた我愛羅を呪いながら、我愛羅を産むと同時に命を落としたと思い込んでいた。 しかし、それは羅砂の命令による夜叉丸の嘘であり、実際は生まれたばかりの我愛羅に対し「どんなことがあっても、自分が守る」と深い愛情を抱いていた。 夜叉丸(やしゃまる) 声 - 砂隠れの医療忍者。 加琉羅の弟で三姉弟の叔父。 姉とよく似た容姿をしている。 我愛羅の世話係にして彼が唯一心を開く存在で、我愛羅に痛みや愛情の概念を教えた人物でもある。 しかし、医療忍者という肩書きは表向きで、実際は砂の暗部の忍で四代目風影・羅砂の右腕。 羅砂の命により我愛羅の暗殺を試みるも、激昂した我愛羅の反撃に遭った。 我愛羅を心底憎んでいたと言い放ち、同じく加琉羅もこの世を呪い息子を愛していなかったと話して我愛羅を精神的に追いつめ、最後は服に仕込んでいた大量の起爆札で自爆して死亡した。 しかし、全て羅砂の命令であり、加琉羅に愛されていなかったと我愛羅に嘘を吹き込むことで人柱力としての価値を量ることが目的であった。 この命令に対し当初は躊躇いを見せていたが、最終的には任務を全うした。 バキ 声 - 砂隠れの里の上役であり上忍。 木ノ葉崩しの際には我愛羅・テマリ・カンクロウを率いて木ノ葉隠れの里に入り、カブトとの木ノ葉崩しに関する密談を盗聴していたハヤテを殺害した。 風遁系の術を得意とする。 第二部では新たな風影となった我愛羅の部下として活動している。 由良(ユウラ) 声 - 里の上役(第二部開始の4年前に就任)である上忍であり、里の警備部隊の隊長。 暁の行動が活発化したことを自ら積極的に察知するなどの働きぶりで周囲からの信頼も厚かったが、実は暁のサソリの配下でありスパイ活動を行っていた。 「潜脳操砂の術」によって暁時代の記憶を消されていたが、潮時を悟ったサソリによって術を解除されて記憶が戻る。 直後、自身の持ち場である警備部隊を襲撃し全滅させる。 そして暁のイタチに体を利用されて「象転の術」の生贄となり死亡した。 疾風伝オリジナルストーリー「ナルトの背中~仲間の軌跡~」では、風影となった我愛羅へのクーデターを企てる一部の上役達に遠まわしに「事故に見せかけて我愛羅を始末すればいい」という趣旨の発言をしているなど、我愛羅の存在を快く思っていなかった。 マキ 声 - 東内マリ子 砂隠れの里の上忍のくノ一。 布を使った忍術の使い手。 疾風伝ではかつてパクラの弟子であったこと、両親を霧隠れに殺された過去が明かされている。 第四次忍界大戦では忍連合の封印班に配属され、カブトの「穢土転生」で蘇生されたパクラと交戦、パクラを説得して封印することに成功した。 チヨ 声 - 砂隠れの里の相談役。 暁のサソリの祖母。 通称 チヨバア。 里の忍達からは「チヨバア様」と呼ばれている。 砂隠れの同盟国やそれ以外の里と多くつながりを持つパイプ役。 熟練の傀儡師であり、幼少のサソリに傀儡の術を叩き込んだ師匠でもある。 また封印術の心得もあるらしく、かつて四代目風影と共に生まれたばかりの我愛羅に守鶴(一尾)を憑依させた。 第三次忍界大戦では息子夫婦を木ノ葉のはたけサクモに殺害されており、始めてカカシと出会った時には彼をサクモと見間違えて襲いかかっていた。 綱手とはかつて交戦した際に、自分が作り出した毒物を瞬時に解析されて対抗策を編み出されたりと、ある種因縁の仲だとサクラに語っている。 風影奪還任務では木ノ葉の第三班と共に行動し、サクラと共にサソリと戦闘となり繰り広げ辛くも勝利したが、サソリの毒で傷を受けてしまった。 その後守鶴を抜かれて死亡した我愛羅を蘇生させるために、死を承知で転生忍術の「己生転生」を使用し、ナルトたちに忍の未来を託して静かにこの世を去った。 第四次忍界大戦ではカブトの「穢土転生」によって蘇生され、ミフネ率いる第5部隊と交戦する。 半蔵と戦ったことがあり、その時の情報を連合軍の忍に教えていた。 最終的に「穢土転生」解除によって昇天した。 疾風伝では、過去の行いに後悔しつつも、カンクロウに傀儡の奥義を実戦法式で伝授させようとした経緯が描かれている。 エビゾウ 声 - 砂隠れの里の相談役でチヨバアの弟。 同里の忍からは「エビゾウ爺様」と呼ばれている。 かつては凄腕の軍師として忍世界に名を馳せ、チヨの傀儡の術と彼の策で多くの戦いにおいて里の勝利に貢献してきた。 原作では風影奪還編序盤と終盤にしか登場していないが、疾風伝では我愛羅の下へ向かうテマリたちに同行する場面が描かれ、我愛羅の奪還に熱くなるテマリたちを諭し、彼女達に三代目風影の失踪の事件を語った。 上役達 声 - 、松本忍、菊本平、坂巻学 砂隠れの里の上役達。 風影を含め12人で構成されている。 作中での発言から我愛羅・バキ・由良以外の顔ぶれは三代目風影の時代から変わっていない模様。 かつて三代目風影が失踪した際に捜索一辺倒となったことで戦争が起こったため、里の安定を保つことを第一に考えている。 人柱力の我愛羅をあまり良く思っていなかったが、彼が一尾を抜かれた後はある程度良好な関係を保っている模様。 疾風伝では木ノ葉崩し直後に行われたカカシ班と我愛羅たちとの合同任務で我愛羅暗殺の為に奇襲部隊を派遣したが、ナルト達の協力で撃退された事が判明している。 さらに第三次忍界大戦中に霧隠れとの関係悪化を防ぐために、四代目風影・羅砂と共にパクラを死亡させた。 三代目風影 声 - チャクラをに変えることができる特殊な体質と、かつての守鶴の人柱力が使用した術を利用して、を変幻自在に操る血継限界の1つ・磁遁を開発し、その術によって歴代最強の風影と謳われた。 しかし、ある日突然里から姿を消し、里の忍達は必死に捜索したが遂に見つかることはなかった。 疾風伝では失踪後も暗部が密かに調査を続けていた事がエビゾウから語られたが、現在に至るまで死体はおろか移動した痕跡すら見つかっていないという。 だが、実は同里の忍であったサソリに殺害されており、遺体は持ち去られて傀儡人形にされていたことが判明した。 疾風伝アニメオリジナル「イタチ真伝篇」では大蛇丸によって穢土転生で蘇生され、追っ手のデイダラとサソリと交戦させられる。 自身を殺したサソリを相当恨んでおり、蘇生された際には恨み言を述べていた。 風影としての自分に誇りを持っているらしく、大蛇丸の発言に激怒して自我を消された後に術の支配に抗って自我を取り戻す実力を見せた(大蛇丸曰く術が不完全なことも原因らしい)。 分福(ぶんぷく) 声 - 我愛羅の前任の一尾・守鶴の人柱力。 右掌には左右反転した「心」、左掌には「受」の文字が刻まれていた老僧。 生前は茶釜を封印している場所に幽閉・監視されており、里の者達から忌み嫌われ自らを尾獣名で呼ばれても彼らに手を合わせ続けた。 守鶴については心の友と考えており、「六道仙人に似ている」と言われた際は「一際嬉しい言葉」と語り涙を流した。 守鶴に対し、いつか「守鶴を守り導く者(我愛羅)」が現れることを予言した。 霧隠れの里(水の国) [ ] 照美メイ(テルミ メイ) 声 - 五代目水影。 長い茶髪で右目を隠した美女。 火、水、土の3つのチャクラ性質を持っており、溶遁と沸遁という二つの血継限界を使用する。 第二部の五影会談では侵入してきたサスケを熔遁と沸遁で追い詰めるも、白ゼツの胞子の術に掛かってしまい取り逃がした。 第四次忍界大戦では大名の護衛に付いていたが、本物のマダラ出現の報せを受けてゲンマ達の「飛雷陣の術」で戦場に移動、他の影と協力しマダラを迎え撃つも返り討ちに遭い重傷を負うが、その後、綱手の治療を受けて戦場に戻った。 最終話では水影の座を長十郎に譲り、岩隠れの里での旧五影会談に参加している。 青(アオ) 声 - 上忍。 霧隠れが「血霧の里」と呼ばれていた頃より活動していたベテランの忍で、その経験から長十郎の弱気さや若い忍の態度にいちいち苦言を呈する説教くさい性格をしている。 また、メイの勘違いによる八つ当たりのとばっちりをたびたび受けている。 眼帯で覆い隠した右眼には日向一族との戦闘で奪った白眼が宿っている他、両耳に下げている札には特殊な結界忍術が仕込んであり、白眼に危機が及んだ際に自動的に発動して右眼の白眼を防護するようになっている。 この札は霧隠れの暗部の者でしか解除することができない。 過去にはオビトによって四代目水影・やぐらに掛けられた幻術を解いたこともある。 他にもうちはシスイなどの実力者との戦闘経験を持つ。 五影会談ではメイの護衛として同行し、会談ではミフネの言動を不審に思い白眼を使用、ダンゾウがシスイから奪った万華鏡写輪眼の瞳術・別天神でミフネを操っていたことを見抜いて指摘した。 直後にサスケ率いる「鷹」の襲撃の隙に会談から逃亡したダンゾウを追うも、逆に白眼を奪うため待ち伏せていたダンゾウの部下のフーが仕掛けた「心転傀儡呪印の術」にかかってしまい絶体絶命の危機に陥るが、土壇場で現れたメイと長十郎の救助を受けて難を逃れた。 第四次忍界大戦では感知部隊の隊長に任命されて本部に常駐していたが、十尾により本部が壊滅させられて以降の消息は不明。 漫画版『BORUTO』では左の手足を失ったものの生存しており(本部にいた他の面々は全て死亡したと語っている)、カタスケの科学忍具を応用した義肢を装着している。 その一方、一連の事件の裏に潜む組織「殻」のスパイとして活動していることが示唆されている。 長十郎(ちょうじゅうろう) 声 - 里に残っている唯一の「霧の忍刀七人衆」である上忍。 「双刀・ヒラメカレイ」を所有する。 気弱なメガネ男子で、よく弱音を吐いては青に説教されている。 メイには憧れを抱いており、彼女からも気に入られているのか甘やかされている。 再不斬や水月とも面識がある模様。 一人称は「ぼく」。 五影会談の時や忍連合軍の連合会議などではメイの付き人として同伴した。 第四次忍界大戦ではメイと共に大名の護衛に付き、黒ゼツが襲撃した際にはヒラメカレイを使って黒ゼツを両断した。 最終話では六代目水影に就任し、少しばかり顎鬚を蓄えている。 木ノ葉の里での五影会談に参加しており、ナルトに文句を言っている黒ツチに同調している。 岩隠れの里(土の国) [ ] オオノキ 声 - 、菊本平(少年・青年) 三代目土影。 黒ツチの祖父で、黄ツチの父。 イシカワの孫であり無の弟子。 かつては「両天秤のオオノキ」と恐れられていた、団子っ鼻が特徴の小柄な老人。 語尾に「~じゃぜ」とつける。 未だに現役であり第二部開始時点の五影の中でも最長の在任期間を誇るが、高齢のために腰痛持ちでもある。 普段は土遁系の術を使うが、それ以外にも土・風・火と三つのチャクラ性質を持っており、これらの三つのチャクラ性質を融合させることで全てを分子レベルで分解させる塵遁という血継淘汰の能力を持つ。 また、重力をコントロールする能力を持ち、これにより自身が飛行するだけでなく他者にも付加することもできる。 66年前に師の無と共にマダラの騙し討ちを受け、徹底的に打ちのめされたのがきっかけで己を捨てた頑固な性格となっていった。 そして軍縮の時代になってからは、形振りかまわず力を求める雲隠れの里に対抗して、犯罪結社である「暁」を利用するまでに至った。 しかし第二部での五影会談での我愛羅の言葉によって自分の過ちを悟ったらしく、忍連合軍を結成しかつての自分を取り戻す決意を固めた。 ナルトの隔離中には八尾と九尾を狙って雲隠れの孤島・島亀に接近したカブトを足止めするため交戦するが、穢土転生で蘇ったかつての部下のデイダラの妨害によって逃げられてしまう。 その後は島亀を持ち上げ、忍連合本部の近くに降ろして本部に戻った。 第四次忍界大戦ではかつての師であった無が蘇生されたことを知り、塵遁に対処するために我愛羅と共に戦闘に加わり、終戦後の忍連合内の主導権を握るよう示唆されるも、「今回はそんなことをやるつもりはない」と断言した。 マダラが「穢土転生」で蘇った際には大岩を超軽重岩の術で抑えようとするも、連続して二撃目が打ち込まれたことで逆に瀕死の重傷を負ってしまう。 それでも駆け付けた綱手の医療忍術によって回復した後、五影達と共に再びマダラに立ち向かうも敗北した。 その後綱手の百豪の術で回復し、他の五影たちと共に戦場に到着して岩忍たちを指揮した。 最終話では土影の座を黒ツチに譲って岩隠れの里での旧五影会談に参加しているが、100歳近い為移動もままならない程に年老いている。 黒ツチ(くろツチ) 声 - オオノキの孫であり黄ツチの娘に当たる上忍のくノ一。 黒髪のショートヘアで乱暴な言葉遣いが特徴。 水遁系のチャクラ性質を持ち、血継限界のの使い手でもある。 第二部の五影会談では、赤ツチと共にオオノキの護衛として同行した。 忍連合軍の連合会議でも共にオオノキの付き人として同伴し、その後八尾と九尾を奪いに来たカブトを足止めするためにオオノキや赤ツチと共に交戦するが、逃げられてしまったため忍連合軍の本部に戻った。 第四次忍界大戦では第2部隊に配属された。 最終話では四代目土影に就任し、木ノ葉隠れの里での五影会談に参加しており、遅れてきたナルトに対して文句を口にした。 赤ツチ(あかつち) 声 - 岩隠れを代表する歴戦の上忍。 団子鼻が特徴の巨漢の男。 「~ダニ」が口癖で気のいい性格。 オオノキの術で空を飛ぶことを好む。 土遁系の術を使用し、口から石のを吐き出して戦う。 第二部の五影会談では、黒ツチと共にオオノキの護衛として同行した。 忍連合軍の連合会議でも共にオオノキの付き人として同伴し、その後八尾と九尾を奪いに来たカブトを足止めするためにオオノキや黒ツチと共に交戦するが逃げられてしまったため忍連合軍の本部に戻った。 最終話では、土影となった黒ツチの護衛として木ノ葉隠れの里での五影会談に同行した。 黄ツチ(きつち) 声 - 木村雅史 オオノキの息子で黒ツチの父である上忍。 赤ツチと同じ団子鼻で、顎鬚を蓄えた大柄な男性。 アニメ版「疾風伝」では里の上層部の会合に参加した。 過去にはカブトに倒されたノノウの最期を看取っている。 第四次忍界大戦では第2部隊の隊長に任命され、10万体のゼツと交戦した後ダルイの率いる第1部隊の援護に回った。 カカシ外伝ではスリーマンセルで任務を行い、木ノ葉のミナト班と交戦となった。 偵察に向かったマヒルがミナトの「瞬身の術」で後ろを取られて止めを刺され死亡するが、その後ミナトが離れたところをカッコウとタイセキの2人が襲撃してリンを攫った。 そして拠点とする洞窟に追ってきたカカシとオビトをタイセキが「迷彩隠れの術」で迎撃し、カカシの左目に深い傷を負わせたが、直後に写輪眼を開眼したオビトによって攻撃を見切られてクナイで刺されて死亡。 そしてリンを奪い返されたところでカッコウが「土遁・岩宿崩しの術」によって洞窟を崩落させ、オビトを死の淵に追いやったが、直後にカカシとリンを追い詰めたところを逆にカカシに止めを刺されて死亡した。 雲隠れの里(雷の国) [ ] 四代目・エー 声 - 四代目雷影。 キラービーの義兄。 日常的にバーベルを鉄アレイのように使って片腕を鍛えており、をこよなく愛するため、身体は非常に筋肉質である。 両肩には手裏剣の刺青を入れている。 ドアから出入りすることはほぼなく、怪力に任せて近くの壁や床を突き破って移動する。 里を守るという義務感ゆえに、軍備拡張のために形振り構わぬ手段で他国の忍術を集めているが、手段が良くないことから多くのトラブルを招いている。 かつては木ノ葉の日向一族の白眼を奪おうと目論み、その最中自里の忍が命を落とした際には条約を盾にした理不尽な取引で白眼を手に入れようとしたこともある。 その反面部下との信頼は非常に強固で、義弟であるキラービーとは拳を合わせるだけで意思疎通ができ、暁に捕らわれたと思っていたキラービーを助ける決意を固めた際にはオモイ・カルイの両名と共に涙を流していた。 戦闘では自らの肉体に雷遁のチャクラを鎧のように纏い、パワーもスピードも格段に向上させた「忍体術」を得意とし、その技はパワーを生かしたプロレス技的な戦法が多い。 特にスピードはミナトの「飛雷神の術」に匹敵する程速く、ミナトが死亡してから自分より速い忍はいないと自負している。 まだ若い頃、自分との「絶牛雷犂熱刀」を成功させたビーと兄弟の誓いをかわし、最強タッグとして名を馳せていた。 血の繋がりはなくとも互いを信頼し合い、ビーが八尾の人柱力となった際に「ビーにとって最も大切な言葉」を彼に与えた。 しかし父である三代目雷影の死を機に、四代目として国と里を守る決意をし、人柱力である弟の身を案じるあまり彼の力を信用しなくなってしまった。 八尾封印の際、モトイの父親が左の角で貫かれて殺された敵討ちで左の角を折った。 まだ雷影に就任していなかった過去に、ビーと共に四代目火影のミナトと戦ったことがある。 疾風伝では、四代目水影のやぐらが人柱力であることを知っていたことも明かされた。 第二部では暁と組んだサスケにビーが捕らえられたことを知り激怒し、雲隠れの忍にサスケらの捜索を命令した。 また暁の活動、抜け忍のサスケを木ノ葉が始末しなかったことが気に入らなかったため、サスケ抹殺に同意を求める文書を用意させ他の五影を招集した。 会談の前にナルトからサスケ抹殺撤回を陳情されるも、サスケの行いを見過ごす気はなく全く意に介さなかった。 五影会談ではその場に姿を現した白ゼツの首を超人的な握力で折り、外にいたサスケ率いる鷹を見つけ交戦。 水月の首切り包丁と両腕を片腕だけで簡単にへし折り、状態2の重吾をガードの上からパンチ一発で致命傷を負わせるなど、体術を中心とした戦闘能力の高さを見せつけた。 次第に両目の負荷に苦しんでいくサスケを追い込んでいくが、止めを刺す寸前に我愛羅が戦闘を中断させたため、サスケの逃亡を許してしまった。 また戦闘中に「天照」の盾でガードするサスケを利き腕を犠牲にして攻撃したため、「天照」の炎により利き腕である左腕の肘から先を切断せざるを得なくなった。 最終的には会議で五影からの支持によって忍連合軍の総大将に任命された。 会談後、鬼鮫と交戦中のビーをようやく発見し加勢。 戦闘直後にビーを「アイアンクロー」で保護(捕獲)した。 第四次忍界大戦の開戦後は総大将として綱手やシカクと共に指揮を執っていたが、ナルトとビーが島亀から脱走した際に綱手と共に制止しようとし、ナルトを殺してでも止めようとしたが、ビーに人柱力の本当の強さを説かれ、ナルトがミナト同様自分の最速の攻撃をかわしたことで二人が戦場へ向かうことを許した。 そして本物のマダラが参戦したことで、綱手と共にマブイの「天送の術」で戦場に向かい、他の五影達と共にマダラと交戦するも敗北して瀕死に陥った。 その後綱手が大蛇丸によって治療されたことで綱手により治療を受け、戦場に向かい雷忍たちを指揮した。 最終話では、雷影の座をダルイに譲って、岩隠れの里での旧五影会談に参加している。 高齢で動けないオオノキを「えらく弱ったな」と言ったが、自らも歳を取っており頭が剥げている。 キラービー 声 - 、東内マリ子(幼少時代) を宿した人柱力。 通称ビー。 四代目・エーの義弟。 サングラスに鬚を蓄えた黒人風の男。 左頬には2本の牛の角、右肩には「鉄」の字の刺青を入れている。 一人称は「オレ」。 駄洒落を交えたラップのような話し方を得意とする。 牛鬼とは普段からよく会話しているなど、比較的親しい関係にある。 刀7本を体の至る所に挟んで回転しながら敵に襲いかかるという戦法を用い、刀には雷遁系のチャクラを流すこともできる。 尾獣化を自在に使いこなし、尾獣化した際には刀を使わずに直接攻撃する。 幼い頃には、当時雷影候補のエーのパートナーとして「絶牛雷犂熱刀」を成功させ、雷影の護衛役の「ビー」の名前を受け継ぎ、エーと兄弟の誓いを交わした。 エーの四代目雷影就任後は、彼の身を案じたエーによって里から出ることを禁じられた。 第二部では自らを捕えに来た「鷹」の面々を圧倒、サスケに二度も重傷を負わせた上に水月を戦闘不能に追い込んだが、回復したサスケの「天照」を受けて捕獲された。 しかしそれは尾獣状態の足で作った分身であり、本体はサスケに切断された八尾の足の中に潜んでいたため無事だった。 かねてより里の情勢に縛られるのに嫌気が差しており、その後は「鷹」との戦いで捕獲されたフリをしてそのまま里を脱走、音楽の方向性をラップから演歌にシフトし演歌忍者のサブちゃんに師事していた。 その後演歌の修行の最中に八尾を狩りに来た暁の鬼鮫と交戦、大規模な水遁の術により追い詰められるが、土壇場でビーのチャクラを気に入った鮫肌がビーに寝返ったことで回復、さらに捜索に来たエーと共に「絶牛雷黎熱刀」を決めて勝利するが、直後にエーによって捕獲されたため渋々里に戻った。 後に雲隠れの孤島・島亀にて自分と同じく監視下に置かれることになったナルトに出会い、牛鬼と共に尾獣コントロールの指導を行った。 ナルトが戦争に気付き島亀からの脱走を図ると自らも同行、途中エーと綱手に引き止められるも、人柱力としての本当の強さをエーに示したことで彼を認めさせ、ナルトと共に戦場に向かった。 その後、ナルトの本体と共にイタチ・長門と交戦し苦戦するが、戦闘中に自身の「穢土転生」の拘束を打ち消したイタチの協力もあり、長門を封印することに成功した。 直後にナルトと共にトビ率いる元人柱力のペイン六道達に遭遇、交戦となり連携の前に苦戦するも、人柱力として覚醒したナルトと共にペイン達を止めることに成功した。 マダラの完全復活後にはマダラによって牛鬼を抜かれるが、切り離された牛鬼のタコ足に触れていたため生き残っていた。 第四次忍界大戦終結後は再び牛鬼の人柱力となり、悠々自適な隠居生活を送っている。 マブイ 声 - 四代目・エーの秘書を務める上忍のくノ一。 色黒で銀色の髪を頭の後ろでまとめたスタイル抜群の女性。 物質を光の速さで任意の地点に即座に転送できる「天送の術」が使用でき、そのことが理由でエーの秘書になったが、彼の暑苦しい振る舞いには色々と困らされている。 秘書として第四次忍界大戦の作戦会議に出席したり、忍連合軍の連合会議にエーの付き人として同伴したりと重要な役割を任されている他、第四次忍界大戦では金角封印のため「琥珀の浄瓶」をダルイの元へ転送した。 その後は本物のマダラ参戦に伴い、エーと綱手を戦場へ転送した。 シー 声 - 感知タイプの上忍。 はねた金髪の青年で真面目な性格。 視覚に影響を及ぼす幻術や医療忍術も習得している。 五影会談の際には雷影の護衛として同行し、襲撃してきたサスケと戦闘になるが、サスケの幻術によって気絶させられた。 第四次忍界大戦では感知部隊に配属された。 ダルイ 声 - 上忍。 左目を前髪で隠した青年。 口癖は「ダルい」と「すみません」。 エーのことは慕っており、彼からも右腕として信頼を置かれている。 また唯一三代目・エーから左肩に「雷」の字の刺青を刻むことを許された忍でもあり、右肩には「水」の字の刺青を入れている。 水と雷のチャクラ性質を持ち、血継限界の1つである「嵐遁」も使用できる。 五影会談の際には雷影の護衛として同行した。 第四次忍界大戦では第1部隊の隊長に任命され、蘇生された金角・銀角兄弟を相手にアツイやサムイと共に戦うが、六道仙人の宝具の前に苦戦。 しかし隙をついて七星剣と紅葫蘆を奪い銀角を封印、さらにはマブイから送られてきた「琥珀の浄瓶」を使い、シカマル・いの・チョウジとの連携で金角も封印することに成功した。 その後はイズモとコテツと共に蘇生された暁の角都と交戦、チョウジの力を借りて戦場の敵を制圧したが、直後に外道魔像を連れたオビトによって金角と銀角を奪われた。 最終話では五代目雷影に就任し、フードを被りチョビ髭を生やしている。 木ノ葉の里での五影会談に参加しており、遅れてきたナルトに対して黒ツチ・長十郎とは異なりナルトを擁護している。 モトイ 声 - 遠藤大智、 織部ゆかり(幼少時代) 中忍。 かつてはキラービーの親友だったが、幼少時に父のフルイがブルービーの暴走を止めようとして死亡したことから、八尾への憎しみの末に次の人柱力となったキラービーに刃を向けてしまったことがあり、このことが原因で一時期キラービーとの関係にわだかまりを作ってしまっていた。 その後ビーに謝罪するも、当のビーは気にしていなかったことから、昔のような関係に戻ることができた。 第二部では雲隠れの孤島・島亀でナルトたちの世話役を務めた。 疾風伝ではその後エーからビーのサポートを依頼され、彼と合流し、その過程で八尾の先代の人柱力であったブルービーと遭遇する。 ビーとブルービーの戦闘を見て、かつて父が勇敢に戦ったことを知り、ビーを逃がすために尾獣化したブルービーに挑み返り討ちに遭ったものの一命は取り留め、ビーにブルービーの思いを遂げるように伝えた。 サムイ 声 - 上忍のくノ一。 金髪のボブカットと色白の肌が特徴。 冷静に任務をこなしエーからの信頼も厚い。 小隊長としてオモイとカルイを従えているが、何かと騒ぎを起こす二人には振り回されている。 第二部ではエーの命により、サスケ討伐の書面を持ってオモイ・カルイを引き連れて木ノ葉へ向かい、木ノ葉にてサスケと暁の情報を書き写した後、雷影の下へと向かうが、その際にヤマトに送信機を仕掛けられ、ナルト達の尾行を許してしまった。 第四次忍界大戦ではダルイの増援に加わり、金角・銀角兄弟の紅葫蘆に吸い込まれて封印されるが、終結後にはダルイとテンテンの手により解放された。 アツイ 声 - 松本忍 サムイの弟である中忍。 姉同様金髪と色白の肌が特徴で、左肩に「熱」の字の刺青を入れている。 クールな姉とは対照的にその名の通り熱い性格をしており、どんな強者相手にも果敢に立ち向かう勇気を持つ。 第四次忍界大戦では姉と共にダルイの増援に加わるが、金角・銀角兄弟の紅葫蘆に吸い込まれて封印されるも、終結後にはダルイとテンテンの手により解放された。 オモイ 声 - 中忍。 銀髪で黒人風の青年。 常にネガティブな思考をしている。 口に棒キャンディをくわえていることが多い。 戦闘では雲流剣術で戦い、雷遁も刀に帯びさせる程度には扱うことが出来る。 第二部では師であるキラービーを連れ去ったサスケへの復讐心はあったが、裏切り者であっても仲間であるサスケを売ろうとしなかったナルトの強い意志は個人的に認めていた。 第四次忍界大戦ではカンクロウ率いる奇襲部隊に配属され、「穢土転生」によって復活した暁のデイダラ・サソリらと交戦した。

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