二段階認証 セブンペイ。 セブンペイの二段階認証問題からわかる仮想通貨界の問題点

【7Pay】セブンペイの不正利用の手口とユーザーが注意すべきこと|キャッシュレスJAPAN

二段階認証 セブンペイ

セブン-イレブン店頭では「7pay」廃止について告知している スマートフォン決済サービス「7pay(セブンペイ)」が、セキュリティ強化の抜本的対策が長期化する見通しとなり、 今回の不正アクセス被害では、攻撃者が何らかの方法で不正に入手したID・パスワードのリストを用いて不正アクセスを行う「リスト型アカウントハッキング」(リスト型攻撃)の可能性が高いと、株式会社セブン&アイ・ホールディングスは説明。 流出したクレジットカード情報が不正使用された形跡も確認している。 何千万回にも及ぶログイン試行が行われたことから、7月3日には海外IPアドレスを遮断。 「相当数の攻撃の抑止になった」とするが、不正チャージや不正使用による被害者数・金額は、808人・3861万5473円に上った。 そのほとんどがリスト型攻撃だったとしているが、そのほかの攻撃の可能性については明らかにしていない。 不正アクセス被害は全国的に発生した一方で、不正利用が集中した店舗があったことも突き止めており、引き続き調査と再発防止に向けた対応を行うとしている。 7月30日には、各社アプリ/サービスで利用する共通ID「7iD」のパスワード強制リセットに踏み切ったが、これはユーザーの不安を払拭するため行ったものであり、実施時期についても「準備に時間を要したことからこのタイミングになった」という。 GitHubに流出していたソースコードは「影響なし」 一部メディアにて、7payとログインまわりの設計が似通っているとされた、ECサイト「オムニ7」アプリの開発ソースコードがGitHubに掲載されていると報じられたが、この内容を事実としたうえで、2015年秋段階で開発環境用に作られたものと説明。 株式会社セブン&アイ・ネットメディア代表取締役社長の田口広人氏は、インターフェースやログインに関わる形式について書かれているわけではないこと、当時は現在のようなサービスは想定していなかったため、「仮にそのままアプリケーションを再構築した場合でも影響がないことを確認している」とする。 「管理不行き届きだった」として謝罪した。 「7iDも十分なセキュリティレベル」、7payテスト期間も「必要最低限確保した」 7iDについては、サービスの内容によって必要なセキュリティレベルが変わるとしているが、再検証を行った結果、「現状の7iDについては安全」という結論を出している。 後藤氏は「7iDは同様のサービスと比べても十分なセキュリティレベルの水準に達していると内外から評価されている」と述べる。 「ただこの領域の技術は日進月歩のもので、さまざまな犯罪の手口もある。 モニタリングしながら時代に合っセキュリティを担保したい」とした。 また、7payのテスト期間については、必要最低限の期間は確保できたことから、キャッシュレスサービスとしては遅い段階でのリリースなったものの、「後発ということでの焦りにはあたらない」としている。 二段階認証の導入見送りは「モニタリング体制の強化で守れる」との判断から 開発体制にも問題あり リスト型攻撃による犯行を防ぐことができなかった理由として、7payに関わるシステム上の認証レベルや、7payの開発体制、7payにおけるシステムリスク管理体制に問題があったことを挙げる。 7payに関わるシステム上の認証レベルについては、複数端末からのログイン対策や、二段階認証導入といった対策検討が十分でなかったことが要因になっていると説明。 株式会社セブン・ペイの奥田裕康氏(取締役営業部長)によると、「怪しい取引に関しては、決済を停止するといったモニタリング体制の強化で守れると判断していたことから導入を見送った」としている。 7payのシステムの開発体制については、グループ各社が参加していたが、システム全体の最適化を十分に検証できていなかった点が今回の事案を引き起こした原因になったとしている。 最適化ができていなかったのは、「金融のチーム、アプリ開発のチームなど、チーム単位ではそれぞれ最適な開発ができていたが、最終的に束ねてしっかり見る体制ができていなかった」(セブン&アイ・ホールディングス執行役員の清水健氏)とした。 システムリスク管理体制については、セブン・ペイにおける、リスク管理、相互検証、相互牽制の仕組みが十分に機能していたかを検証するため、弁護士を中心とする検証チームを設置する。 同チームによる結果検証を踏まえ、再発防止に向け、必要な対応を取るとしている。 なお、経営陣の辞任や処分について、後藤氏は「いま取るべき責任は、再発防止やグループ全体のセキュリティレベルを強化しリードすること」と説明。 減俸、辞任などについて「現時点では考えていない」としている。

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セブン&アイ会見が炎上。7pay問題で社長「二段階認証」知らず?

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この記事の目次• 7pay(セブンペイ)の不正アクセス発覚で入金手続きを停止 まずは事件の概要からです。 セブン&アイ・ホールディングスが7月1日に開始したスマホ決済サービス「7pay(セブンペイ)」で不正アクセス被害が発生した。 SNS上で「30万円を不正利用された」「19万円を不正にチャージされて使われた」などの被害が相次いで報告され、セブン&アイは7月3日にクレジットカードとデビットカードからの入金手続き停止を発表。 7月4日には全ての入金手続きを止めた。 セブン&アイの発表によると、7月4日の午前6時時点の試算で被害者は約900人、被害額は約5500万円に上る。 引用: この件で、「セブン-イレブンアプリ」で使われていた会員システム「7iD」の脆弱なセキュリティについて問題視されています。 「7iD」では メールアドレスと電話番号などが分かればパスワードのリセットが可能で、第三者が別の端末を使い、アカウントを乗っ取れる状態になっていました。 また、パスワードが漏洩しても第三者が悪用できないようにする 「二段階認証」の仕組みが備わっていなかったことについても注目が集まっています。 二段階認証って?会見に出てきた言葉を解説 4日行われたセブンペイの会見で、記者からの「なぜ二段階認証にしなかったのか?」という質問に対して、代表の小林強氏は「二段階認証って?」と頭にはてなマークを浮かべていた様子。 そこでここからは、小林氏が答えにつまってしまった「二段階認証」など、会見やニュースで取り扱われている用語の意味について解説していきます。 7Payとは? 出典: サービス開始からわずか4日ほどで新規登録を停止してしまった「7pay」。 その存在を今回の事件で知ったという方もいるでしょう。 まず「7pay」とは何かを簡単に説明します。 「7pay」は、 「セブン-イレブンアプリ」をダウンロードしお金をチャージしておけば、スマートフォンで支払いができるサービスのことです。 「スマホ決済サービス」と呼ばれ、他のコンビニなどでも同じようなサービスが導入されています。 チャージはクレジットカードやデビットカードを使っても可能です。 今回の7pay事件では、チャージするために登録したクレジットカードなどの情報が盗まれ、不正利用される事態となってしまいました。 スマホ決済(電子決済)には厳重なセキュリティが重要 「7pay」は「端末・POSシステム決済」という種類のスマホ決済サービスに分類されます。 カードリーダーなどの端末とスマホがあれば、その場でクレジットカード決済ができるものです。 レジでの会計作業が短縮されるだけでなく、2020年の東京オリンピックに向け、海外からの旅行客がクレジットカードで決済しやすくなるためのインフラ整備を目的に、各種サービス・店舗での導入が推進されています。 スマホ決済にはクレジットカード番号など重要な個人情報が必要です。 そのため、厳重なセキュリティシステムを組むことが重要となります。 二段階認証とは? 二段階認証とは、 Webサービスなどの利用者を2回に分けて認証することです。 例えば、あるWebサービスに登録する際、ID、パスワードの他にメールやSMS(ショートメールサービス)で送られてきたパスコードを入力するという作業をしたことがあるでしょう。 これが二段階認証です。 これにより、パスワード情報が漏洩してももう一段階の承認が必要となるので、不正なアクセスを防止することができます。 「7pay」はこの二段階認証を設定していませんでした。 それがどれくらい怖いことかを的確に表してくれたツイートを引用します。 セブンペイの社長さんの会見で「二段階認証、、、🤔」ってなったことのヤバさをエンジニアの人に聞いたら、 「オートロックって謳ってるのに駐車場から普通に入れるうちのマンション」 って言われて納得したのと同時に、そんなことってあるのか?ってくらいの事件なんだと身震いした。 その結果、本来のユーザーが使っていないところで不正利用が行われ、大きな損失が発生してしまいます。 不正アクセスによって被害が出るのはもちろんのこと、セキュリティの脆弱性が明らかになることも、サービス運営元のブランドを下げることになります。 は、未経験からのエンジニア・Webデザイナー転職を実現するスクールです。 テックキャンプは、 オンラインでプログラミング学習が可能。 「 徹底したサポート」と「 やりきらせる学習環境」をオンラインでも提供しています。 転職成功率は 99. 学習完了後、当社の転職支援利用者の転職成功率 キャリアに悩んだら、テックキャンプの を受けてみませんか? あなただけのキャリアプランが作れます。 は簡単なので、ぜひご利用ください。 電子決済は便利!だけど注意も必要 現金を持ち歩くことなく、スマートフォンがあれば支払いできる電子決済はとても便利です。 レジでの手間がはぶけるだけでなく、財布を落としたり盗まれたりというリスクも下げられます。 しかし、安全面は完璧かというとそうではありません。 「7pay」のようにセキュリティが整っていないサービスの場合、クレジットカードを不正利用されてしまうことも。 今お使いのサービス、あるいはこれから使おうと考えているサービスがあるなら、セキュリティ面にも注意を払いましょう。

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セブンペイ(7pay)不正アクセスの原因や保証は?方法や仕組みは?|かねろぐ

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セキュリティー上の欠陥が見つかった、セブンーイレブンの決済サービス「7pay」。 日本の決済サービスにも大きく影響するに違いない(写真:時事通信) セブンーイレブンの決済サービス「7pay(セブンペイ)」が相次いで不正利用された。 セキュリティーの甘さに加え、謝罪会見での対応も消費者の反発を招いている。 セブンーイレブン・ジャパンが鳴り物入りでスタートさせたスマートフォンのバーコード決済「7pay」が、いきなり大混乱を引き起こしている。 容易に不正アクセスを招いてしまう重大なセキュリティー上の欠陥が見つかったのだ。 スマホ決済の信用にかかわる問題 セブンペイは7月1日にサービスを始めた。 不正利用の被害は4日午前6時時点で約900人、計約5500万円に上ったが、それ以上に業績に深刻な影響が出る可能性もありそうなのが、謝罪会見での対応だ。 セブンペイの不正アクセス問題で記者会見する運営会社の小林強社長(奥中央)ら/7月4日、東京都千代田区(写真:(c)朝日新聞社) 「事前にセキュリティー審査をやっている。 脆弱性はなかった」 セブン&アイが4日に東京商工会議所の記者クラブで開いた緊急の記者会見。 セブン&アイの清水健執行役員はこう強弁してみせた。 会見にはセブンペイの運営会社の小林強社長らも出席し、被害者への謝罪や状況説明を行った。 しかしセブンペイの信頼性に関する質問に対しては責任を認めず、サービスへの自信を強調。 記者からの「サービス提供を停止しないのか」という質問に対しても、新規の利用登録や電子マネーのチャージを停止する方針は示したが、決済利用は継続することを明言した。

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