キリト 心神喪失。 ついに最終章へ! 7月放送開始、『ソードアート・オンライン』特集――川原礫(原作)×松岡禎丞(キリト役)対談【後編】

SAOアリシゼーションのアリスとキリトの関係は?最後はどうなるの?

キリト 心神喪失

凡例 [ ]• 記事中で用いられる用語についてはを参照。 担当は特に断りがない限りアニメ版・ドラマCD版・ゲーム版共通のもの。 同じに所属しているキャラクターはまとめて記載する。 プログレッシブシリーズの登場人物は本編との時系列の開きや、設定の変更の問題から分けて記載する。 本編1巻以降に継続して登場する人物も同様。 オルタナティブ(スピンオフ作品)の登場人物はまたはを参照。 ただし、本伝中に登場するギルド等に所属していた経歴がある等、関連性のあるキャラクターは名前と一部概要を記載する。 外伝漫画ガールズ・オプスは本編主要人物が中心のため、オリジナルキャラクターもこちらに記載する。 ゲーム版オリジナルキャラクターについては及びを参照。 アプリ作品、及びVR体験型イベントのオリジナルキャラクターも同記事の、を参照。 原作の登場人物についても、ゲーム版における詳細はそちらに記載する。 主人公 [ ] ウィキペディアはオンラインですが、。 やでの議論にご協力ください。 誕生日は作中の2008年10月7日。 埼玉県川越市在住。 中性的な容姿で整った顔立ちだが、本人は好ましく思っていない。 生まれて間もなく事故で両親を失い、母の妹夫婦である桐ヶ谷家の養子となる。 10歳の頃に自身の生い立ちを偶然知って以降、他者との関わりを恐れ人付き合いが不得手な少年へと成長し、精神の安寧を仮想世界の中に求めるようになる。 14歳の時にSAOの事件に巻き込まれ、仮想世界に関わる数々の事件を経て精神的に成長していく。 『』()の男性キャラクター部門では、2012年、2013年、及び2018年に1位に選ばれている 作中の多くの女性から好意を寄せられているが、本人はアスナを一途に愛し強い絆を持つ。 同性からの信頼も篤いが、の死によるトラウマから全てを一人で背負い込もうとする傾向が強い。 SAO事件では多くの仲間を失い、また自身もやむを得ずとはいえプレイヤーを殺害して心に傷を負い、未だに知己の安否を調べることができずにいる。 同性の相棒で親友だったをUWで失ったことで、彼と同等の同性の友人は二度と作れないとすら思っているが 、SAOやUWでの経験から自分のすべきことを定め、仮想世界を現実世界に役立てるためにと同じ大学への進学を決意する。 VRMMOプレイヤーとして高い仮想世界適正を持っており、ずば抜けた実力を有する。 戦闘では、盾無しの片手剣を操る戦闘スタイルで、一撃の重さを重視した物理攻撃を好み、多彩なソードスキルを扱う。 SAOではユニークスキル「二刀流」の所持者に選ばれ、SAOや新生ALOでは数々のシステム外スキルを考案する。 「二刀流」は基本的に封印しており、安全上の問題がなくなった旧ALO以後もゲームが遊びでなくなった時にのみこれを解禁する。 GGOでは銃弾の予測線から弾丸を斬り払ったり、視線から相手の狙撃先を読むといった離れ業を見せる。 SAO事件での経験から、私欲を動機にした裏切りや騙し討ちによるに対しては遊びであっても厳しい態度を取る。 アバターはどれも黒を基調とした防具で統一しており 、動きを阻害する金属防具は好まない。 旧ALOでは種族はスプリガンで逆だった髪型で大剣を装備していたが、新生ALOではキャラデータを初期化し、の要望で程なく髪も下ろしている。 GGOでは、長髪の女性と見違うレアアバターでとによる変則的な二刀流を扱う。 UWでは巨木ギガスシダーの枝から作られた漆黒の剣「夜空の剣」を専用武器として振るう。 URではこれまでと異なり金属製の装備と長剣を装備し 、黒豹型モンスターを調教して従えている。 外伝では主人公を務める。 誕生日は作中の2007年9月30日。 東京都世田谷区在住。 周りを立てる気遣いの人であり克己心が強い努力家で、エリートコースを歩んできた令嬢。 栗色の長髪とはの瞳が特徴の美少女で、スタイルも抜群。 ゲームは素人だったが、15歳の時に気まぐれでSAOに参加し、デスゲームに巻き込まれる。 SAOに囚われた当初は半狂乱に陥るが 、最後の瞬間まで自分のまま生きたいと奮い立ち、迷宮区でレベリングしていた時にキリトと偶然出会う。 キリトとコンビを組んで攻略を進める中で、本来の性格を取り戻し、彼に好意を抱くようになり 、システム上の結婚を交わす。 旧ALOの事件が解決した後、ついに現実世界でキリトとの対面を果たして恋人同士となり、キリトと出会って変われた自分に誇りを持つようになる。 その後も、キリトの心の支えとなるために日々努力しており、将来はキリトと現実世界でも家庭を持つことを最終目標としている。 キリトを想う女性たちとは概ね良好な関係を構築しているが、とだけは冷戦状態となっている。 SAO事件ではの副団長を務め 、統率者の才能を開花させる。 新生ALOではと出会い、結果を恐れずに立ち向かう大切さを学び、母との軋轢を解消している。 また、UWではキリトと共に200年もの内部時間を過ごし、王妃としてUWの世界を治め、平和と知恵をもたらしている。 キリトに次ぐ高い仮想世界適正を持っており、戦闘ではを駆使する剣士スタイルで、高速の剣技が特長で 、SAOでは人命と安全を除いて何よりも攻略を優先して最前線で戦っている。 新生ALOでは治癒師()となるが、細剣による近接戦闘も視野に入れたハイブリッド型のビルドを使っている。 アバターは、武器に、防具に胸部装甲、 と背部のみロングのスカートの軽装で通しており、SAOでは結成後、赤と白を基本とした騎士服を着用している。 旧ALOでは妖精王の妃・ の外見に非武装の上で臍が見える白いワンピースを着せられ、新生ALOでは水色の髪で白いワンピースを着用し、魔法詠唱用の杖も携える。 UWではティターニアに似た外見に細剣のGM装備、URではALOとほぼ同一の外見に金属鎧を装備、半水棲モンスターを調教して従えている。 主要人物 [ ] ウィキペディアはオンラインですが、。 やでの議論にご協力ください。 ( 2019年5月) ユイ(Yui) 声 - とが新婚生活を送っていた、SAOの第22層の森に倒れていた幼い少女。 その正体はプレイヤーの精神的ケアを司るカウンセリング用(AI)。 純然たる人工知能でありながら、人間顔負けの豊かな感情表現を見せ、SAOから引き続く人間観察を経たその感情模倣機能は、違和感を持つ人間がほぼいないレベルに達しており、ストーリーが進むごとに機能の追加やAIとしての成長が見られ、世界最高の型AIへ成長している。 SAOの開始直後にシステムからプレイヤーに接触することを禁止され、キリトとアスナに出会った頃は、プレイヤーの負の感情をモニタリングしつつ、その解決のための行動を起こせない矛盾から崩壊寸前に陥っており、データ破損によって名前以外の記憶を失っていた。 自身を保護してくれたキリトとアスナを「パパ」「ママ」と呼んで慕うようになり、記憶が戻った後も両親のように慕い続ける。 キリトとアスナも実の娘のように可愛がっており、や達も妹のように接している。 アスナ同様にキリトの女性関係には目を光らせており、二人の夫婦関係にも口を挟むこともある。 SAOではキリトたちの窮地を救うために権限を行使し 、そのことでシステムから消去されそうになるが、キリトの尽力でアイテムとして保存されて消滅を逃れる。 旧ALOにて復活を遂げ、アスナの奪還後はキリトのPCに本体を置いている。 その後、キリトにより開発された視聴覚双方通信プローブにより、現実世界でも限定的ながら見る・聞く・話すことが可能となる。 作中ではAIとしての高い能力を発揮し、ゲームシステム内外の情報収集や情報提供に活躍し、システムへのクラッキングや現実世界のプレイヤーとの連絡役までこなしている。 URではシステムアクセス権を剥奪されて人間形態のプレイヤーとしてサバイバルに巻き込まれるが、キリトやアスナと同じ立場となれた状況を少し嬉しく思っている。 特に「ゲーム上での死」に対する恐怖には新鮮さと興味深さを感じている。 の1歳下の義妹(血縁上は従妹)で 、彼からは「スグ」と呼ばれている。 誕生日は作中の2009年4月19日。 小柄であるが、胸はそれなりに育っており 、本人の密かな悩みの種になっている。 幼い頃から8年間剣道を続けている努力家で、中学最後には全国ベスト8 、高校では強豪校の1年生にしてインターハイ等のレギュラー選手に抜擢される実力者。 和人とは小さい頃は仲の良い兄妹だったが、兄が剣道から離れてコンピュータやネットゲームにのめり込むようになってからは疎遠になっていった。 SAO事件を機に自分と和人の本来の関係を母から打ち明けられ、それまでの和人との関係に後悔し、和人を献身的に世話をしている。 また、和人の愛した世界を知るために、嫌っていたネットゲームの世界に足を踏み入れる。 ALOでは、現実で鍛えた剣の腕と反射神経により種族内五指に入るほどの実力者。 アスナを探してALOに現れたキリトに助けられ、お互いの素性に気づかないままキリトの目指す世界樹への案内役を買って出て 、攻略を目指すキリトの戦いを援護する。 共闘するキリトに惹かれる一方、現実でも堰を切ったように兄への恋心を自覚する。 その後も密かに兄妹の枠を越えた恋慕を抱き続けるが、和人が抱く明日奈への想いの強さに気づき身を引いている。 旧ALO事件後はゲームの中でもキリトを「お兄ちゃん」と呼ぶようになり、現実世界でも兄妹関係は良好である。 アバターは最初にプレイしたALOのものがセルフ・イメージとなっているため、OSを除き共通して金髪緑眼のポニーテールとなっている。 現実同様にバストは豊か。 主に長刀を使用し、片手剣ソードスキルに加えて両手持ちで一部の両手剣用ソードスキルを使える。 長刀は両手剣としては軽く低威力かつ片手剣としては重い中途半端な武器種だが、剣道部員のリーファにとってはちょうど良い。 UWでは片手剣型の装備、URでは長刀と緑のワンピースにキリトと同じ金属鎧を装備する。 現実世界では進学校の女子高生で 、東京都文京区のアパートで一人暮らしをしている。 誕生日は作中の2009年8月21日。 眼鏡をかけているが実際は度が入っておらず、弾丸すら防ぐとされる特殊材質で作られたオーダーメイドの特注品。 自立心が強く同世代と比べても非常に大人びた性格で、辛辣かつドライな物言いをすることが多く、特にに対しては顕著。 幼い頃に父が交通事故で他界し、母もその時に精神年齢が逆行したことから、母を守らねばという義務感を強く抱くようになる。 11歳の頃に強盗事件に巻き込まれ 、母を守るため犯人から拳銃を奪い射殺してしまう。 このことから銃器に対する強いに悩まされ 、の克服を狙って16歳の時からGGOをプレイしている。 GGOにログインしたばかりのキリトと出会い、アバターの外見から自分と同じ女性だと勘違いし、親身に武装やゲームシステムをレクチャーしたが 、キリトの本当の性別を知って憤慨する。 「死銃」に追い詰められたキリトを救い、彼と同率で念願であったバレット・オブ・バレッツ(以下、BoB)の第3回大会で優勝を果たす。 「死銃」による事件解決後、キリトたちの計らいにより、当時の事件で結果的に自分が救った親子 と対面し謝罪と感謝を受けて、自分の抱える罪と向き合い、前に進むことを選んだ。 キリトを介して出会ったアスナやとも親しくなり新生ALOも始めた他、学校で昼食を共に取る友人もでき、トラウマも少しずつ克服し始めている。 特にアスナからは「シノのん」の愛称で呼ばれており、自宅に招かれるほど仲が良く、平穏な暮らしを取り戻している。 死銃事件を通じてキリトに好意を寄せ、キリトの胸に張り付いていた電極パッドの金属片を密かにネックレスに加工してお守りとしており、随所でさりげなくアプローチを掛けている。 アバターはランダム生成ながら、水色の髪と碧眼であることを除けば容姿は現実の彼女に近い姿になっている。 GGOではメインにを使い、サブにを装備する狙撃手。 新生ALOではを得物とし、UWでは弓型の装備、URではを主武装とし 、黄褐色の戦闘スーツに普段着用している白いマフラーを装備する。 一人称は「ボク」。 作中の2011年5月23日生まれ。 様々なVRMMOを渡り歩き、新生ALOにおいては「絶剣(ぜっけん)」と呼ばれ、圧倒的な強さを誇る。 二刀流スキルを使わなかったとはいえ、キリトを2度倒した唯一の人物である。 出生時に輸血用からに感染し、小さい頃から闘病を続けてきた。 両親と双子の姉はにより既に他界しており、天涯孤独の身。 医療用の仮想現実マシンの被験者第一号となり、それ以来3年間を仮想世界で過ごしてきた。 ALOでの異常なまでの戦闘力は、長期間の医療目的のダイブに由来している。 姉の死後、のリーダーを引き継ぐが、自身も作中の2025年末までの余命宣告を受けており、最後の思い出作りのために2026年元日に新生ALOに現れて 、ボス攻略戦の助っ人を探すべく自身が作ったオリジナル・ソードスキル「マザーズ・ロザリオ」を賭けて辻をしていた。 を破ったことに興味を持って対戦を挑んできたと出会い、その強さを見込んで助っ人を依頼する。 ボス攻略を果たした後、アスナに姉の面影を重ねて見てしまい、その負い目からALOから姿を消している。 キリトに対しては自分の出自を見破ったためか微妙に訝しんでいたが、の情報で病院を訪ねてきたに「学校に行きたい」という願いを吐露し、和人らが作った視聴覚双方向通信プローブを利用して明日奈と共に学校へと通う。 その後、キリトとも打ち解けて、新生ALOでの統一デュエル・トーナメントでは、決勝戦で再び相見え、キリトを破り優勝する。 アスナたちとは京都旅行を楽しんだが、2026年3月29日に容体が急変、駆けつけたアスナに「マザーズ・ロザリオ」を託して遂に力尽き、最期はスリーピング・ナイツやキリトたち、彼女と接した多くのプレイヤーに看守られながら、アスナの腕の中で静かに息を引き取った。 型の人工知能。 作中の4月9日生まれ。 UWではとの幼なじみ。 金髪碧眼で風の青地に白いを着ている美少女。 ルーリッドの村の村長の娘で、子供達の中では、一番の神聖術の使い手という優等生だが、親友のユージオを振り回すほど明るく元気な女の子。 に捕縛されてに連行され、2年の修練の後にシンセサイズの秘儀によりに記憶を封じられ、別の人格を植え付けられてから5年ほど後に30番目の整合騎士となる。 その8年後、禁忌目録を犯したユージオとキリトと再会したことで、自らの意志で右目の封印を破り記憶を取り戻す。 整合騎士としては2番目に若いが、神聖術の扱いにも長けており、最強の整合騎士であるの手解きもあり、その実力は凄まじく、一撃一撃の重さはキリトが頼みにしていた連撃系のソードスキルによる攻略を無に帰す程のもの。 アドミニストレータ撃破後、妹との再会で物腰も柔らかくなり、心神喪失したキリトの世話をする過程でキリトに好意を持ち始め、キリトに関する情報交換の際にはに対抗心剥き出しで今までの生活の経緯を語っている。 現実世界へ脱出し、キリトとアスナがUWから帰還した後 、内部時間で約200年後のUWへ帰還を果たす。 その後もキリトのことは諦めておらず、アスナとは事あるごとに堂々と張り合っているが、お互いの実力は認め合っている。 現実世界では、UWでの姿に似せたロボットの体にライトキューブを載せ、人工知能の権利獲得のために「」の保護の元で活動している傍ら、ALOでたちと交流を重ねている。 ただし、彼女にとってALOは「かりそめの世界」というよりも「世界の一つ」であり、「ゲーム」という概念は飲み込みづらい様子。 URでは濃青のワンピースに金属鎧、武器にはバスタードソードを備えている。 ユージオ(Eugeo) 声 - 型の人工知能。 UWではとの幼なじみであり、キリトとは長い間生活を共にしているうちにお互いに固い絆が生まれて親友同士となり、キリトに大きな影響を与える。 ルーリッド村ではを天職としていたが、アリスが連行される際に何もできなかったことを後悔しており、アリスとの再会を目標にキリトと共に村を出て、帝立修剣学院で修剣士として過ごす。 学内でとを守るために右眼の封印を破って禁忌目録を犯すが、自らの意思で論理回路の矛盾を乗り越える。 罪人としてキリトと共にへアリスにより連行されるが、何の反応も示さないアリスに不信感を抱き、キリトと共に牢から脱獄をし、に助けられて大図書室に逃げ込む。 そこでアドミニストレータや整合騎士の秘密を知り、武器の「完全支配術」を与えられる。 憧れの整合騎士長を倒し、記憶の戻ったアリスとキリトと共にとと対峙する。 自分たちを救うため致命傷を負ったカーディナルの力で己を剣と化して立ち向かうも倒されて死亡した。 死に際にキリトへ「僕の親友。 僕の英雄」との言葉を残し、彼の遺志により彼の青薔薇の剣は、一時的に赤薔薇の剣に変わり、これによりキリトはアドミニストレータを倒している。 彼の死はキリトの心に深い傷を残すこととなるが 、死後にわずかに残った記憶の欠片が心神喪失状態となっていたキリトを復活させる切っ掛けとなり、やと戦い苦戦していた彼を励まし、力を分け与えている。 作中の2024年10月18日時点で24歳。 現実世界でもゲーム世界でも共に酒飲み。 野武士のような顔立ちで な描写が目立つが、その実は義理堅い気さくな好青年。 現実世界では小規模な輸入商社に勤めており、SAOから帰還後には復職し、社長の悪口を言いつつも真面目に働いている。 ネットゲーマーとしての実力は高く、経験も豊富であり 、SAO以前からの友人と共にギルドを設立している。 キリトとは腐れ縁とも言うべき間柄で、作中ではキリトたちの協力者。 SAOでは攻略組の一角として前線に立ち、討伐戦にキリトらと共に参戦、GGOでは「死銃」がラフコフの生き残りであることに真っ先に気づき、UWでは救援に現れた日本側の一般プレイヤーたちの先陣を切ってアスナの元へと駆けつけ、URではエギルと共にキリト一行に合流して窮地に陥っていた一行を見事なタイミングで救っている。 女好きであるが、ALOでのエクスキャリバー獲得クエストでは、美女姿のを皆の反対を押し切って牢から出したことがクエスト成功に繋がる。 アイドル的存在にはであり、SAOではキリトと一緒にいたに猛アピールし、OSではに鼻の下を伸ばしている。 そのため、貞操観念などの意味でパーティーの女子からは全く信用されていない。 アバターは悪趣味なバンダナ とのエンブレムがトレードマーク。 装備もにの和風スタイルを貫いている。 180cm近い上背の筋骨逞しい体躯に鮮やかな黒い肌、さらに禿頭・髭面という物々しいルックスで笑顔には凄みがある。 現実世界では東京都台東区にてカフェバー「ダイシー・カフェ」を営み 、結婚もして順風満帆な人生を歩もうとした矢先にSAOに囚われてしまう。 SAOの第1層からフロアボス戦に参加している斧使いで、キリトにとっては、ぞんざいに接することの出来る気を許せる人物であり、数少ないキリトの理解者の1人。 第1層攻略後からキリトを手助けをしており、友人と共に彼をブラッキー(黒ずくめ)の愛称で呼んでいる。 ある時期から商人プレイヤーに転向し、第50層に故買屋を開き 、厄介事に巻き込まれたキリトの避難先となることもある。 儲け優先のような言動をとるが、実は利益のほとんどを中層ゾーンのプレイヤーの育成支援に注ぎ込んで、プレイヤーたちを見守っていた。 商人に転向後も攻略組と遜色ない実力は健在であり、キリトらと共に第75層決戦に参加し 、無事に現実世界へと生還している。 SAOからの帰還後、妻が守っていた店のマスターに復帰。 ALOで撮られたアスナらしき人物のの情報とALOのパッケージをキリトに提供し、彼を後押しした。 VRMMORPG関係にコネを持っており、ALO事件後、キリトがから託されたプログラム「」を解析後に秘密裏に世界中の無償サーバーにアップロードして拡散させ、VRMMOゲーム復活の影の立役者となる。 キリト達と共に新生ALOを始めてからは、店をパーティーやダイブスペースなど集合場所として提供している。 名前が長ったらしいせいか、リアルでもキリトたちから「エギル」と呼ばれている。 ALOでは商人キャラ。 キリト達の資金援助を得て、店を開業している。 URではと共にキリト一行に合流、装備は小ぶりの両刃斧にクライン同様のレザーアーマー。 誕生日は作中の2010年 10月4日。 ビーストテイマーの少女で 使い。 小竜・ピナをとしているため、「竜使いシリカ」と呼ばれている。 幼さに加えてMMOはSAOが初めてという極めて不利な状況でSAOの世界に放り込まれ、不安と寂しさに押し潰されそうになったが、ピナとの出会いでそれを乗り越えた。 かわいらしい容姿や稀有なビーストテイマーであることから、中層域のアイドル的存在で、ハイレベルプレイヤーに名を連ねるまでになるが 、ギルドへの勧誘や結婚の申し込みをたびたび受けた結果、男性プレイヤーに恐怖心を持っていた。 ピナを失って死の危機に瀕していたところをキリトに救われる。 当初は警戒心を見せていたが 、キリトの協力によりピナの蘇生に成功し 、それ以来、キリトに好意を寄せており、兄のように慕っている。 現実世界への帰還後は、「SAO生還者」を集めた学校に通っている。 ALOで知り合ったとは同じ妹分 であるためか仲がいい。 また、同じ相手を想っているとは馬が合うようであり、よく2人で行動している。 最近は現実の身体も成長してきているので、SAO時代と殆ど代わらないアバターとのギャップを気にしている。 また、UR時点ではピナの意思を鳴き声である程度判別可能 になっている。 アバターはゲームごとに衣装のメインカラーが大きく変わるのが特徴。 SAOでは赤い衣装に黒のミニスカート、ALOでは紺色が基調の衣装であり、URでの外見はALOと同じである。 ピナ(Pina) 声 - 偶然が重なり、シリカがSAOで調教に成功した使い魔。 小さな水色のドラゴン型のレアモンスターで、名前の由来は、彼女が現実で飼っている同じ名前の猫から取ったもの。 戦闘能力は高くないものの、モンスターの接近を知らせる索敵能力や、多彩なブレスでシリカをサポートする他、少量ながらシリカのHPを回復する能力を有する。 特にヒーリングに関しては、アイテムによる回復しかないアインクラッドに置いて非常に貴重なものと言える。 SAOでは、戦闘中にシリカを庇って彼女の盾となるというアルゴリズムを超えた行動をとり死亡するが 、シリカがキリトの助力を得て獲得した蘇生アイテムにより復活する。 ALO移行時には、SAO時代のキャラクターデータが引き継がれたため、以前と同じくシリカの使い魔として彼女をサポートする。 モンスターの技の発動を阻害する眩惑魔法や主であるシリカの滑空距離のブーストなど、多彩な能力を見せる。 作中の2007年5月18日生まれ。 愛称は「リズ」。 アスナの親友。 SAO開始前は本人によると「童顔で真面目だけが取り柄の普通の中学生」。 頬にがあり、現実での髪の色は茶色。 SAOでは第48層に店を構える鍛冶屋であると同時に、熟練したの使い手。 仮想世界の全てをデータで出来た偽物と考える一方で「本物と呼べる何か」を欲しており、人の温かさに飢えていた。 自分が丹精込めて鍛えた業物をキリトに粉砕され、彼を見返すべく白龍の洞窟へ共に素材取りに行き 、キリトの優しさに触れて好意を抱く。 洞窟で得た素材で剣を鍛え上げた後、キリトに告白しようとするが 、その直前に工房を訪れたアスナのキリトに対する態度から2人の関係を察し 、涙ながらに身を引いている。 SAO事件後には現実世界へ帰還し、ALO事件後にキリトから連絡をもらい、病室を訪れてアスナと再会。 その後「SAO生還者」たちを集めた学校に通っている。 高校生組の中でアスナと同じく最年長であるためか面倒見が良く、シリカからは「お姉さんみたい」と揶揄されている。 その後、新生ALOでも店を構え、キリトの剣やシノンの弓を拵えている。 UWでは、心神喪失状態だったキリトの復活に立ち会い、戦いの決着の瞬間にシリカと共に自分の気持ちを再認識している。 アバターはアスナに染められたピンクの髪を通しており 、SAOでは赤いワンピースに白いドレスエプロン、ALOではロングスパッツに変わっており小型の盾を装備し、URでは革鎧と片手用メイスとラウンドシールドを使用する。 作中の2026年9月28日時点で学年はアスナやリズと同じ高校3年生。 金褐色の巻き毛でショートの女性で、一人称は「オレっち」。 SAOの元ベータテスターで「」のパイオニア。 ベータテスト当時から頬にネズミのヒゲのような3本線のフェイスメイクをしている風貌により、「鼠のアルゴ」の名で通っている。 売れる情報は何でも売るというスタンスだが、情報屋としては優秀で、良識も持ち合わせている。 デスゲーム開始直後には自らベータテスターであることを明かし、自分の持つ情報をガイドブックに纏めてプレイヤーたちに無料配布していた。 攻略が進んでからは情報誌という形で有料化しているが、信憑性の高い情報がまとめられており、攻略組の一助となっている。 あざとい性格で、サバサバとした男性的な口調で語尾がカタカナになる。 キリトのことを「キー坊」、アスナのことを「アーちゃん」と呼ぶ。 笑い声は「にゃハハハ」。 SAO事件後は帰還者学校ではなく地元である神奈川県南西部の高校に進学、学生業の傍らのライター兼リサーチャーの仕事をしている。 主な担当はハードウェア関連や連結体の総合ニュース。 UR編にて事件発生のしばらく前からその予兆を掴んでおり、事件の裏を探るべく帰還者学校に編入し 、キリトたちと再会する。 現実でもある意味「情報屋」であり、他人の鍵アカウントを覗いたり、の正体が菊岡であることを知っているなど、ただならぬ様子を見せる。 一方でゲーム内の情報屋としては半ば引退状態で、取材用に取得したアカウントも用が済み次第消去している。 SAOの開発 であり、本作に登場する仮想世界のほぼ全ての技術は彼の理論を元に組み上げられている。 SAO事件の発生当時で30歳。 幼少時から「真の異世界の具現化」を狂心的に渇望しており、学生時代には天才としての頭角を表す一方 、自身の目的のためなら手段を選ばない危うさを垣間見せていた。 作品紹介に書かれている「 これはゲームであっても遊びではない」という言葉は、元々彼がマスコミからのインタビューで語っていたものである。 SAO正式サービスの初日にを宣言し 、現実世界ではの山荘に潜伏してとしてゲームを監視する。 その一方、外見を偽装したアバターで一般プレイヤーに紛れ込み、SAO最強のギルドを結成し 、ギルドの団長「聖騎士ヒースクリフ」となり 、進行役として攻略組を先導する。 攻略が第95層に達した時点で正体を明かし、SAOの最終ボスとして第100層にてプレイヤーたちと雌雄を決する予定でいたが 、75層攻略直後にキリトに正体を看破される。 その報酬として本来の予定を前倒しにして、SAOクリアを賭けたキリトとの激闘の末に相打ちに近い形で敗れた。 SAOがクリアされると同時に、自身の脳に大出力のスキャニングをかけることで自身の記憶・人格をデジタル信号としてネットワーク内に遺すことを試み、脳が焼き切れて肉体的に死亡するが、電脳化には成功する。 自身はログアウト可能でGM権限を有し、システム的不死となる保険を密かに設定していたが、攻略では一定の筋を通しており、正体発覚後も、システム保護を解除してキリトと正々堂々と戦っている。 その姿勢は後に「どんな場面でも臆さなかった」とキリトから称され、決して許されない罪を犯しながらももう一つの現実を追い求めた意志はキリトに大きな影響を与え、仮想世界と現実世界のあり方を考えさせるきっかけになっている。 SAO事件後、拡散したデータの状態で電脳空間を彷徨っていたが、ALOでアスナを救出するべくオベイロンと戦うキリトの叫びにより覚醒。 その思考模倣プログラムがキリトにALOの管理者権限を与え、勝利に繋がった。 戦闘後はキリトを助けた代価として、仮想世界を作り出すプログラムである「世界の種子()」を託し、再び電脳空間へと姿を消す。 その後は行方を眩ましていたが、UWで戦うキリトたちの危機に際し再び現れ、敵の攻撃を受けながらも暴走寸前の原子炉を停止させ、再び電脳空間に戻っている。 出世コースから外れ左遷されたを自称する。 SAO事件では「SAO事件対策チーム」の中心人物として被害者の搬送先となる病院の受入体制を整える。 SAOクリア後は、覚醒した和人の元へ駆けつけて事情聴取を担当し、その後「」によって混沌としたVRMMO世界の監視や調査を担当している。 VRMMOの研究がてらALOにも参加しており 、キリトのゲーマーとしての実力を見込んでに「死銃」との接触を依頼する。 キリトは菊岡を胡散臭く思っているが、SAO内で知り合った人々の連絡先の提供や廃棄処分される筈のナーヴギアの所持を見逃すなど様々な便宜を図ってもらっていることもあり、頼みを断れずにいる。 その正体は、の推進者であり、偽装企業「」の最高責任者を務める自衛隊の。 ナーヴギアが発売された頃からフルダイブ技術に注目しており、戦争を根底から覆す可能性を感じていた。 和人にバイトと称して密かにプロジェクト・アリシゼーションに協力させる。 「死銃」の残党によって昏睡状態に陥った和人を治療するために、秘密裏に「オーシャン・タートル」へ搬送し、彼の精神をUWに再びダイブさせる。 UWでの事件解決後は、責任を取らされることを予測して、公式の責任者をに一任し、自身は表向きに死亡したことにして影でラースを支えることにしたが、未だプロジェクトの軍事利用を諦めていないだろうと和人に推測されている。 彼個人はキリトたちに友情を抱いているが、立場上やむを得ないとはいえ、裏での様々な工作、キリトを死銃の調査やラースの研究に協力させたことなどから基本的に彼らからは邪険に扱われている。 ソードアート・オンライン(SAO) [ ] ウィキペディアはオンラインですが、。 やでの議論にご協力ください。 ( 2019年5月) アインクラッド編の登場人物 [ ] アインクラッド編以外で登場し、アインクラッド編の時系列においてSAOに囚われていた登場人物の説明も記載する。 月夜の黒猫団(Moonlit Black Cats) [ ] 中層ゾーンで活動していた小規模ギルド。 団員5人全員が現実世界で同じ部活の仲が良い友人同士。 作中の2023年の4月8日 にキリトを迎え入れた後、急速にレベルアップして当時の最前線付近まで活動域を広げるまでになる。 しかし、同年6月12日 、ケイタの不在時に第27層迷宮区の結晶無効化エリアでモンスターに包囲され、自力で切り抜けたキリトを除く団員4人が死亡。 その事実に絶望したケイタの自殺により壊滅した。 サチ(Sachi) 声 - ギルドの紅一点で使い。 常に死への恐怖に怯えていた気弱な性格の少女。 第27層迷宮区で他のギルドメンバーと共に死亡した。 サチを含む黒猫団メンバーの死は、キリトの心にトラウマとなる深い傷を残している。 彼女自身、生きようとする気概が薄いゆえにそう長くは生き残れないであろうと予感していて、時限式の録音アイテムに遺言を残す。 彼女の死の半年後に再生された彼女の言葉は、キリトへの感謝と仮に自分が死んでいたとしてもその責はキリトにないこと、キリトには生き続けてくれるよう願う。 死後約2年が過ぎた2025年6月22日 には、旧アインクラッドのデータに付随していた彼女の残留思念がALO内でアスナと邂逅している。 ケイタ(Keita) 声 - ギルドの団長で使い。 ギルドメンバーを助けてくれたキリトをギルドに招きいれた。 2023年6月、念願のギルドホーム購入のためにギルドを離れていた間にキリト以外のギルドメンバーが全滅したことに絶望し「アインクラッド」外周から投身自殺した。 自殺する直前にキリトへ放った痛罵は、「ビーター」であることを隠していた彼の心に刻まれる。 キリト ギルトのアットホームな雰囲気に惹かれ、途中から加入。 悪名である「ビーター」であることを隠すため、自身のレベルなどを偽っていた。 詳細は「」を参照 血盟騎士団(Knights of the blood) [ ] SAOで最強といわれるギルド。 略称はKoB。 北米版での名称は「Knights of the Blood Oath」。 赤と白を基調とした装いが特徴。 第75層攻略時点での本部は第55層「グランザム」。 30人ほどの少数精鋭の中規模ギルドで 、元々は、ヒースクリフが1人ずつ声を掛ける形で結成された。 結成時期は不明だが、2023年3月の第25層時点ではまだ新興ギルド として扱われている。 ギルドの運営や作戦指揮は主に副団長のアスナが務めており、団長のヒースクリフは戦闘外では静観していることが多い。 ゲームクリア直前は「神聖剣」を筆頭に「二刀流」、「閃光」といった当時最強格の3人を擁しており、他のメンバーも歴戦の勇士が名を連ねている。 ヒースクリフ 団長。 神聖剣の使い手。 片手剣に盾を装備し、段違いの防御力を有する。 SAO事件の首謀者であり、ギルドを第90層以上の強力なモンスター群に対抗するための戦力とすることを目論んでいた。 詳細は「」を参照 ゴドフリー(Godfree) 声 - ギルドの隊で指揮官を務める使い。 第40層以前から所属しており、40層当時は両手剣を使用していた。 キリトとクラディールの和解を図るために、戦闘訓練に趣くが、キリトに恨みを持つクラディールにより仕掛けられた麻痺毒で身動きができなくなったところを殺害された。 原作とアニメ版では若干人物描写が異なり、原作では悪名高いキリトをあまり良く思っていない。 アニメ版では気さくで大らかな性格として描かれており、キリトにも始めからフランクに接する。 クラディール(Kuradeel) 声 - アスナを護衛する任務を受けていたが 、アスナに対して任務を越えた偏狭的な執着を見せる。 アスナと仲良く話すキリトを敵視したり 、度を過ぎた監視をするなどの気味な行動から、アスナ本人から任を解かれる。 殺人ギルド「ラフィン・コフィン」ともつながっており 、キリトにデュエルを挑み敗北したことを根に持ち、ゴドフリーが企画した戦闘訓練中の事故に見せかけてキリトの殺害を謀るが、アスナの介入で失敗する。 自ら命乞いを装い油断したアスナに不意打ちするが、身を呈して庇ったキリトにより殺される。 やむを得なかったとはいえ、キリトがSAOで殺害したプレイヤーの一人であり、キリトの心の傷となる。 幼稚園の頃から想いを寄せていたをSAOに誘い、共にデスゲームに囚われる。 SAOではを現実世界へ帰すとの約束を胸に、第40層攻略当時にギルドの一軍へ昇りつめるが、恐怖に駆られると動けなくなるという「癖」がある。 この「癖」は心因性のものではく仮想世界のシステム的な不適合性であることが発覚し 、二軍への降格を言い渡される。 第40層でプレイヤーがフィールドダンジョンの「閉じ込めトラップ」に嵌る事件に遭遇し、ユナと「」の2名、その他10名の救援隊を結成して現場へ急行するが、メンバーの経験不足によりトラップの二重ギミックを見抜けずに救援隊が二重遭難し、自身の「癖」により何も出来ずにユナを目の前で失ってしまう。 その後、ギルドを脱退して最前線から姿を消し、攻略組への憎しみを募らせ、特に、「風林火山」に対してはその勇名が広まるにつれ、共に作戦に参加した2名のみならずメンバー全員へ逆恨みに近い憎悪に取り憑かれていく。 現実世界の生い立ちとオーディナル・スケール編については「」を参照 ラフィン・コフィン(Laughing Coffin) [ ] PoHが組織した最凶最悪の殺人ギルド。 通称「ラフコフ」。 ゲームオーバーが現実の死となるSAOにおいて公然とを行う快楽殺人集団。 次々に新しいPKの手口を開発し、100人を超えるプレイヤーを殺害した。 2024年8月 に捕縛を目的として「」と「」を初めとする攻略組の有志50名による討伐隊がアジトを急襲するが、情報漏洩により逆に奇襲を受け 、討伐隊側11人、ラフコフ側21人が死亡する惨事となり、PoHを除く12人が捕縛されたことで事実上壊滅する。 この戦いは参加したを始めやにとっても思い出したくない最悪の出来事として刻まれている。 アインクラッド編の「圏内事件」で初登場し、ファントム・バレット編でSAOにおける悪行とキリトとの因縁が語られ、アリシゼーション編で再登場してキリトと対峙する。 SAOでは躯で膝上までので身を包み、フードを目深にかぶった姿で登場し、凄まじい剣技とPKを成功させるたびにスペックが上昇する魔剣クラスの大型ダガー「友切包丁(メイト・チョッパー) 」により、数多のプレイヤーを斬殺している。 殺戮の前の決め台詞は「イッツ・ショウ・タイム」。 強烈な性を持ち、その美貌と美声により多くの犯罪者プレイヤーを誘惑し 、彼らを洗脳して狂的なPKに走らせた「陽気な扇動者」である。 策謀にも長けており、アインクラッドの第2層攻略の時点からPKを画策しており、スパイを送って攻略組の不和を誘発し、他プレイヤーに不正行為の手口を広め、さらにPKの心理的ハードルを下げるために不正を働いたプレイヤーを全プレイヤーの総意に基づいて処刑させることを企み、ついに2024年の元旦には殺人ギルドの結成をアインクラッド中に宣言する。 ラフコフ討伐戦は大きくなりすぎた組織の舵取りに飽きた彼が意図的に仕組んだものであり、自ら双方に情報漏洩を行って全面衝突を誘導し、討伐戦の直前に自身は行方を晦ましている。 第5層でキリトの殺害に失敗して以降、彼に強く惹かれるようになる。 どんなに苦しめ、誘惑しようとも決して屈しないキリトに歪んだ信頼と愛情を抱いており 、ラフコフ討伐戦でキリトが正当防衛とはいえPKをした様に腹を抱えて大笑いし、ゲームクリアの際にはキリトを殺し損ねたことに深い失望と虚脱を味わう。 GGOにおける「死銃事件」の実行犯の一人であり、ステルベンとしてキリトと対峙する。 ギルドのトップ3の1人。 通称「赤眼のザザ」。 SAOでは髪と眼の色を赤にカスタマイズし、髑髏を模したマスクを着け、赤の逆十字 を彩ったフードマントを纏う。 の達人で 、他人のエストックを奪いコレクションしていた。 言葉を短く切りながら話す癖がある。 ジョニーと組んで10人を超えるプレイヤーを殺害する。 「圏内事件」でキリトに恨みを持ち、ラフコフ討伐戦で攻略組と交戦するも敗北し、SAOクリアまで牢獄に拘束される。 攻略組に捕縛された際、キリトに名乗ろうとするが、拒絶される。 GGOにおける「死銃事件」の実行犯の一人であり、その半年後にアリシゼーション編の現実世界でと対峙する。 ギルドのトップ3の1人で、ザザの相棒。 頭陀袋を思わせる黒いマスクで顔を覆い、子どもっぽい態度と外見を持つ毒ナイフ使い。 PoHのことは「ヘッド」と呼んでいる。 「圏内事件」でも殺害までには至らなかったものの、「忍び足(スニーキング)」スキルでの背後から忍び寄り、鎧の隙間から彼の喉を毒ナイフで掻き切るという暗殺者じみた行動を見せる。 ラフコフ討伐戦で捕らえられ、ゲームクリアまで牢獄に拘束される。 圏内事件については「」を、死銃事件とアリシゼーション編については「」を参照 アインクラッド解放軍(Aincrad Liberation Force) [ ] アインクラッドで最大規模を持ち、1000人以上のプレイヤーを擁する超巨大ギルド。 率いる「」がシンカーの「」を吸収合併して誕生。 通称は「軍」。 第1層の「はじまりの街」が根城。 ゲームクリア直前には、キバオウ派により、効率の良い狩り場の独占し 、徴税と処した恐喝行為などが横行する。 ギルド内外で不満が募る中、キバオウがシンカーの謀殺を図る事件が発生するが 、キリトとアスナによって事件は阻止される。 その後、キバオウ派は除名され 、シンカーによりギルド自体も解体される。 シンカー(Thinker) 声 - 現実世界では日本最大のネットゲーム総合情報サイト「MMOトゥデイ」の管理人をしており 、争い事が苦手な性格でとても穏やかな人物。 「MTD」に続きギルドのリーダーを務めるが、巨大組織を率いるにはリーダーシップが足りず、放任主義も災いしてギルドの統制が崩れ、派閥争いにも対応しきれずに徐々に指導力を喪失し 、ゲームクリア直前にはギバオウが台頭して実権を失う。 ギルド解散後には、改めてプレイヤーの互助組織を作り直すことを決意している。 現実世界への帰還後は、「MMOトゥデイ」の運営を再開。 ALO事件後にユリエールと入籍する。 アニメ版ではユリエールと共にエギルの店で開催された「アインクラッド攻略記念パーティー」に参加している。 ALOに新「アインクラッド」がアップグレードされた直後にはプレイヤーとして参加しており、アニメ版ではウンディーネとして描かれている。 スピンオフ作品『』にも登場する。 キバオウ(Kibaou) 声 - ギルドのサブリーダーであり、実質的支配者。 詳細は「」を参照 ユリエール(Yulier) 声 - ギルドの幹部でシンカーの副官。 怜悧で長身の女性。 キバオウの専制を快く思っておらず、ユイの素性を調べるために第1層に現れたキリトとアスナに、キバオウの企みにより「はじまりの街」の隠しダンジョンに囚われたシンカーの救助を依頼する。 シンカーを心から慕っており、ALO事件後に彼と入籍する。 シンカーと共にALOに参加し、アニメ版ではウンディーネとして描かれている。 コーバッツ(Kovats) 声 - キバオウ配下であり、アインクラッド解放隊の中佐。 「アインクラッド」解放という使命感に燃える一方、頑固で融通の利かない性格。 ギルドの方針転換で最前線へ上がり、第74層迷宮区でキリトとアスナのパーティーと遭遇する。 対ボス戦の準備と危険性の認識を欠き、キリトとアスナの忠告を無視して消耗した仲間を引き連れてボス戦に挑むが、返り討ちに遭い部下2名と共に死亡する。 MTD(MMO Today) [ ] がデスゲームの開始直後に立ち上げたギルドであり、ギルドの名称は彼が運営していたwebサイト「MMOトゥデイ」の略称である。 ギルド結成当初はプレイヤー間の相互補助を目的としており、アイテムや情報をなるべく多くのプレイヤーで均等に共有し合おうとしていた。 規模が拡大するにつれ、統制が効かなくなり、入手したアイテムや情報の秘匿の横行や、派閥同士による粛清や反発が相次ぐようになるが、「」に吸収されるまでは最低限のマナーは守っていた。 黄金林檎(Golden Apple) [ ] 「圏内事件」にて語られたギルド。 レアモンスターからドロップした敏捷力を上げる指輪を売却するために街に出かけたグリセルダがそのまま失踪し、後にギルドへはグリセルダの死亡が知らされる。 グリセルダの死は、レア指輪を独り占めにしようとしたギルドメンバーの誰かの仕業だと思い込み、お互いに疑心暗鬼となった結果、「黄金林檎」は自然消滅する。 アニメ版ではグリセルダを除き、グリムロックを含めた全員が生還している。 高い技能とリーダーシップを持った女性剣士。 グリムロックの妻であり、現実世界でも夫婦関係にある。 デスゲームに巻き込まれる前はグリムロックに従順だったが、その後はただ怯える彼とは逆にデスゲームからの脱出を志し、積極的に行動するようになる。 彼女の謎の死は、夫であるグリムロックの依頼を受けた殺人ギルド「」による指輪強盗に見せかけた暗殺だった。 ヨルコ(Yolko) 声 - ギルドの元メンバーだった女性で、指輪の売却に反対していた1人。 グリセルダの死に疑いを持ち、真相を確かめるために元メンバーだったカインズと共に「圏内事件」を演出し、圏内ではシステム上あり得ないを偽装する。 カインズの偽装死ではその目撃者を演じ、事件の捜査に乗り出したキリトとアスナへ情報を提供する振りをして巧みに誘導してシュミットを誘い出し、彼らの前で第2の犠牲者を演じる。 恐怖と罪悪感に駆られたシュミットから首尾よく証言を引き出すが、カインズやシュミット諸共「ラフコフ」に殺されそうになる。 間一髪でキリトに救われ、キリトからグリセルダの死の黒幕がグリムロックであると聞かされた際はひどいショックを受ける。 犯行を否認し続けたグリムロックに決定的な証拠を突きつけて自白を引き出したことから、キリトから「現実に戻ったら検事か弁護士になるといい」と評される。 アニメ版ではカインズと共にエギルの店で開催された「アインクラッド攻略記念パーティー」に参加している。 シュミット(Schmitt) 声 - ギルドの元メンバーだった男性で、指輪の売却に反対していた1人。 ギルド解散後に装備を一新して「」へ鞍替えしたことから、ヨルコたちからグリセルダを殺害した犯人と疑われる。 ヨルコたちの「圏内事件」の演出により、何も知らずにグリセルダの死の一因を作り、その一件で得た金で装備を買い揃えたことをグリセルダの墓の前でヨルコたちに告白した。 キリトからグリセルダの死の真相を聞き、自身がグリムロックに利用されていたことを知り、グリムロックに必ず罪を償わせることをキリトたちに約束する。 グリムロック(Grimlock) 声 - ギルドの元メンバーの1人。 グリセルダの夫で、現実世界でも夫婦である。 デスゲームに巻き込まれた事で変わった妻へ嫉妬にも似た歪んだ思いを抱き、「ラフコフ」に依頼して妻を殺害している。 事件の犯人を探し出そうとするヨルコとカインズの接触を受け、事件を闇へ葬るために再び「ラフコフ」に依頼してシュミットも含めた3人の殺害を図るが、キリトらによりその目論見は失敗する。 身柄を確保された後、ヨルコに決定的な証拠を突きつけられ全てを自白する。 アスナから自身がグリセルダに抱いていた感情は愛ではなく単なる所有欲であると詰られた。 その後、身柄はヨルコたちに引き渡され、連行された。 風林火山(Furinkazan) [ ] クラインがリーダーを務める侍ギルド。 クラインのSAO以前からの友人たちで構成されている。 ギルドタグはであり、メンバーは赤を基調とした侍をモチーフとした姿で統一されている。 デスゲーム開始直後のスタートダッシュには出遅れたが、2ヶ月後には攻略組のギルド「」とのデュエルに勝利するほどの実力を付け、第75層でのボス戦には全メンバーが参加している。 ゲームクリアまで1人の戦死者も出さずに過酷な最前線を戦い抜き、無事に現実への生還を果たす。 アニメ版ではクラインを含めた総勢6名(全員男性)のメンバーが描かれている。 クラインを除きSAOクリア後の去就は不明であったが、劇場版アニメ『オーディナル・スケール』でメンバーが再登場する。 SAOで死亡したの件に関わっていた「風林火山」を一方的に憎悪するから暴行を受け、メンバーは病院送りとなったが、「ゲームの中のこと」として被害届は提出していない。 クライン(Klein) ギルドのリーダー。 詳細は「」を参照 聖竜連合(Divine Dragon Alliance) [ ] 「」と肩を並べる攻略組の大ギルド。 北米版での名称は「Holy Dragon Alliance」。 成立時期は第40層フロアボス戦時点から同年のクリスマスイヴの間。 ギルド名や構成員から「」と他のギルドとの合併、あるいは吸収によって誕生したと思われるが経緯は不明。 強引な手段も辞さずにトッププレイヤーを集めており 、「ビーター」であるキリトを勧誘したこともある。 「最強」と謳われる血盟騎士団に対してこちらは「最大」を特徴としている。 血盟騎士団への対抗意識は強く、装いは血盟騎士団の赤とは対照的な青を基調としている。 ギルドの本部を血盟騎士団の本部よりも上層の第56層に移転した際には豪勢な記念パーティーを開くなど、SAOでのデスゲームを一番楽しんでいる人種でもある。 シュミット ディフェンダー隊のリーダーでランス使い。 攻略組でも最大級のHPと堅固な防具を身に纏い、アインクラッド最強と言えるほどの防御力を誇る。 仲間を思う一面もあるが、本性は臆病な小心者。 万が一のルール変更に備えて、第1層に残るのではなく前線で自身を鍛え続けることを選択する。 壁役となった理由は全キャラクター構成の中で壁戦士が最も死亡率が低いからである。 アニメ版では、第75層ボス攻略戦に参加し、「」討伐戦ではリーダーを務めており、ゲームクリア後には無事現実へ帰還している。 ギルド「黄金林檎」の元メンバーであり、とある事件を切っ掛けに「聖竜連合」に加入する。 「黄金林檎」での事件については「」を参照 その他の登場人物(SAO) [ ] コペル キリトが第1層の武器入手クエストで出会った少年。 キリトは元ベータテスターと推測している。 SAOがデスゲームとなった後、死への恐怖から他人を蹴落としてでも生き残る決意を早々に固めていた。 キリトと共同でクエストに挑む最中、おびき寄せたモンスターでMPK(Monster Player Kill)しようと目論むが、自身も襲われて奮戦の末に死亡する。 ニシダ(Nishida) 声 - ゲームとは無縁な一般人。 気さくで朗らかな性格な50歳過ぎの男性。 現実世界では、ネットワーク運営企業「東都高速線」の保安部長。 SAOの回線保守の責任者としてログインしていたところを、デスゲームに巻き込まれた。 第22層で新婚間もないキリトとアスナと出会い、すぐに懇意となり、池の主を釣り上げるための協力をキリトに依頼する。 趣味である「釣りスキル」が非常に高く、950以上ある。 ロザリア 声 - 槍使いの女性で中層プレイヤー。 オレンジギルド「タイタンズハンド」のリーダー。 グリーンの本人が手頃な獲物となるパーティーに参加し安心させ、頃合を見て誘い出し犯罪者(オレンジ)プレイヤーの部下に狩らせる手口で、強盗や殺人を繰り返していた。 を蘇生させるために入手したレアアイテムを狙いを襲ったが、「タイタンズハンド」の被害者からの捕縛の依頼を受けて同行していたキリトに阻止され、部下共々牢獄へ送られる。 サーシャ(Sasha) 声 - 当初は攻略を目的としていたが、ゲームに適応できない低年齢プレイヤーたちを放っておけず、第1層の「はじまりの街」にある教会で子供たちを保護するようになった女性。 面倒見がよくしっかり者。 「アインクラッド解放軍」のキバオウ配下の兵士達に絡まれていた子供たちをアスナとキリトに救われた。 子供たちから全幅の信頼を置かれていて「先生」と呼ばれて慕われ、キリトとアスナからもその姿勢に敬意を払われている。 現実世界では、を取っていた大学生。 現実世界へ帰還し、ALOに新生アインクラッドがアップデートされた直後にはプレイヤーとして参加、種族はシルフ。 アニメ版ではエギルの店で開催された「アインクラッド攻略記念パーティー」に参加している。 (SAOのアバター名は)の幼馴染で、ゲーム好きが接点となり別々の高校に進学しても友達付き合いをしており、現実世界では彼を「エーくん」の愛称で呼び続けていた。 父によって以外は許してもらえなかったため、幼い頃からとを習っていたが、本当は歌、それもガールズポップやのほうが好み。 好きなジャンルは所謂音ゲーであったが、エイジの誘いで楽器演奏スキルの存在を知って興味を持ち、SAOを始める。 SAOでは第40層攻略時点(作中の2023年10月15日)で修得者が殆どいない「吟唱」スキル持ちの女性プレイヤー。 密かに深夜、毎晩どこかの街の転移門で三曲の「吟唱」スキルを歌うことを習慣とし、ファンからは「歌エンチャンター」、略して「歌チャン」と呼ばれる。 ダンジョン内の「閉じ込めトラップ」に嵌ったプレイヤーを救出するために、「吟唱」スキルによるサポートを望み、ノーチラスと共に作戦に志願する。 この作戦で、「吟唱」スキルによって囮となることで二重遭難した救援部隊を全滅の危機から救うが、自身は20体以上のモンスターに袋叩きにされて唯一の戦死者となる。 彼女の死は父とノーチラスのその後に大きな影を落とす。 意思疎通が可能であるためNPCに見えるが、システム上はモンスターである。 アインクラッドの世界観に合わせた知識を持ち、人間と大差ない人格を有しているが、NPC同様に自身が仮想世界の存在であることは知らない。 第3層から始まる長期クエストでキリトとアスナに助けられ、クエスト終了まで2人と行動を共にする。 第3層攻略直後に一時的に2人と別行動をとるが、第4層の途中で再会し、第4層ボスを倒した後に2人が使用していた船「ティルネル号」を預かって別れている。 ディアベル 声 - 第1層のボス攻略のリーダーを務めていた剣士プレイヤー。 バラバラだったプレイヤー達を纏め上げ協力して第1層ボス攻略に当たった優秀なリーダー。 周囲には隠していたが、自身もキリトと同じ元ベータテスターであり、その経験を元に攻略の指揮を執る。 ベータテスト当時とは容姿も名前も違うためにキリトは気づけなかったが、当時から彼とキリトは面識があった。 そのため、ボスを倒した者に与えられる「ラストアタックボーナス」をキリトに横取りされることを警戒し、攻略の前にキバオウとアルゴを介して彼の剣を買収しようとしたり、キリトをボス本体ではなく、取り巻きの雑魚モンスターの討伐役に回すといったしたたかな一面も見せた。 的確な指揮でボスを追い詰めるが、ラストアタックを狙うために突出したことが仇となり、ベータテスト時と違うスキルで反撃してきたボスモンスターに対処しきれず死亡。 消滅する直前、キリトにボス攻略を任せた。 SAOプレイヤー達を守り導くためには強いリーダーが必要であるという認識を早くから持ち、ベータ出身者でありながら真剣に非ベータテスターのことを気遣っており、全プレイヤーを纏め上げた姿が、それまで自分が生き残ることだけを考えていたキリトを動かす。 またディアベルの死は象徴を失った初期の攻略集団が2つの派閥に割れる一因にもなった。 アインクラッド解放隊(Aincrad Liberation Squad) [ ] 最初期に存在した攻略組の二大派閥の片割れ。 第1層攻略後にキバオウの派閥によって結成され 、「リソースを最大限広く分配すべし」というキバオウの信念 により、同じ攻略集団でありながら方針の違いで「」と対立状態になる。 第25層の強力なフロアボスとの戦いで主力を失って壊滅し 、攻略組から脱落した。 その後、再起を図るべく攻略組と袂を分かって第1層へと渡り、「」を吸収して「」へと改名する。 キバオウ(Kibaou) 声 - が特徴的な「アインクラッド解放隊」リーダー。 攻略組から脱落後、「アインクラッド解放軍」の実質的支配者となる。 強者が弱者を教え導かなければ攻略は進まないという理念を持つ。 それゆえに元ベータテスターに偏見を抱いており、第1層の攻略会議で彼らを糾弾しようとした。 アニメ版では第1層フロアボス打倒直後にキリトを責め、彼に「ビーター」を名乗らせる直接の原因となった。 逆に原作ではキリトが汚れ役を買って出たことに気づいた数少ない人間の1人であり、彼を認められないとしつつも感謝の意を示している。 ギルド起ち上げ後も「ドラゴンナイツ・ブリゲード」と衝突を繰り返すなど、攻撃的で感情的な言動を多く見せるが、根は話のわかる人物でありリーダーとしての資質は備えている。 しかしながら、スパイに煽動された内部の過激派を抑えきることが出来ないなど、ギルドの舵取りには苦慮している面が見受けられる。 「アインクラッド解放軍」では、周囲から見ても性格が一変しており、自身に賛同する幹部と共にギルドの収入を激増させて自身の権力強化に注力する。 ゲームクリア直前には権力や収入へ傾倒し過ぎたことで末端の団員を中心に大きな反発を招き 、これを抑えるためにら精鋭を第75層へ送り出すが、複数の死者を出して失脚寸前となる。 追い詰められた彼はの謀殺を図るも失敗し 、一派共々ギルドから除名される。 アニメ版の14話では無事にログアウトしたことが確認できる。 ジョー ジョーとはキバオウが彼を制止する際に発した呼称であり、正式な名前は不明。 初期の攻略集団に参加していたが、攻略組に何か事件が起きるたびに喚き散らして周囲を煽り立てる問題人物。 第1層フロアボス打倒直後の騒動でも火に油を注ぎ、キリトに「ビーター」を名乗らせる原因となった。 実は「」の原型であるPK集団のスパイであり、先述の煽動行為やキバオウへのベータテスト情報の提供など内部から工作を行っていた。 リーテン 壁要員(タンク)のロングメイス使い。 第5層時点では入手困難なスチール製防具を全身に装備している。 実は女性であり、「ドラゴンナイツ・ブリゲード」のシヴァタと密かに交際している。 鎧は知り合いの女性鍛冶師の作で、挿絵 よりであることが示唆されている。 オコタン 「アインクラッド解放隊」でリクルートを担当する使い。 穏健派であり、ギルド内部の過激派の抜け駆けを抑えるべくキリト主導の作戦に参加する。 ドラゴンナイツ・ブリゲード(Dragon Knights Brigade) [ ] 最初期に存在した攻略組の二大派閥の片割れ。 リンドを中心に亡きの派閥が第3層で立ち上げたギルド。 「トッププレイヤー達が希望の象徴として最前線に雄々しく立つ」という彼の考えから 、方針が対称的な「アインクラッド解放隊」とは攻略集団を二分して対立状態にある。 第25層で「アインクラッド解放隊」が脱落した後も第40層時点で健在を保っている。 リンド ギルドのリーダーである曲刀使い。 原作では感情のままにキリトを糾弾し、「ビーター」を名乗らせる直接の原因となっている。 ディアベル亡き後に派閥のリーダーを引き継ぎ、ギルドを立ち上げる。 アバターの髪色をディアベルと同じ色に染め直すなど彼への想い入れは強い。 攻略会議の壇上など普段はディアベルのようにリーダーらしく振る舞おうと務めているが、激しい感情を押し殺しているシーンも多く、キバオウとは対照的な人物。 キリトはリンドを認めつつも、彼がディアベルに成り代わることは難しいと評する。 アニメ版ではSAO編時点で武器を両手剣に変更し、トサカのような金髪へと変えている。 聖竜連合がレアアイテムを狙ってキリトを追跡した際にシヴァタ・ヤマタと共に軍勢を率いている他、様々なシーンで3人組で行動している姿が確認できる。 シヴァタ(Shivata) ギルドの幹部。 キリトには頭に血が上ったリンドを諌められる冷静な人物と思われている。 「レジェンド・ブレイブス」の武器強化詐欺の被害者の1人。 後に「アインクラッド解放隊」のリーテンと交際を始め、彼女とは「リっちゃん」「シバ」と呼び合う。 アニメ版では名無しの「聖竜連合」メンバーと同じ格好で、フルアーマーの盾持ち片手剣使いとなっている。 ハフナー ギルドのサブリーダー。 いかつい顔で金髪の両手剣使い。 武器強化詐欺事件の被害者の1人。 ギルドに属してはいるがゲーム攻略を第一と考えている。 第5層にて「アインクラッド解放隊」との決裂を防ぐべく、ギルドの不利益を承知の上、キリトの「アインクラッド解放隊」抜け駆け阻止の作戦に乗った。 モルテ(Morte) 第3層からギルドに参加した元ベータテスター。 楽観的な口調だが、そのうちには快楽殺人を肯定する危険な思想を秘めている。 「」の原型であるPK集団のスパイ。 ベータテスト時の経験を活かしてリンドに情報を提供するが、裏ではキバオウにも手を貸し、両者がクエスト攻略で衝突し、殺し合いに発展するよう仕組んでいた。 同じクエストに参加していたキリトが計画の邪魔になった際は、デュエルを挑んでシステムの穴 を突き合法的にPKしようとしたが、予想よりも早くリンドとキバオウが遭遇したため見つかる前に退却する。 エギルの一団 [ ] 最初期にエギルと行動を共にしていた男性プレイヤー達。 キリト曰く「アニキ軍団」。 「アインクラッド解放隊」と「ドラゴンナイツ・ブリゲード」のどちらにも属さず、攻略集団の中で独自の立ち位置を築いている。 ウルフギャング、ローバッカ、ナイジャンが第5層にて「アインクラッド解放隊」抜け駆け阻止の作戦に参加する。 レジェンド・ブレイブス(Legend Braves) [ ] SAO以前のゲーム仲間で構成されたギルド。 第1層での遅れを取り戻すべく、らしき人物に勧められ「強化詐欺 」に手を染めていた。 第2層攻略後はまっとうなギルドとしてやり直しており、第3層ボス攻略への参加は見送っている。 メンバーはそれぞれ有名な英雄の名前をキャラクターネームにしている。 ネズハ(Nezha) 片手武器作成スキルを持つ小柄な鍛冶職人プレイヤー。 遠近感覚がうまく掴めないフルダイブ不適合者で、そのハンディのせいで仲間たちの攻略組への参加を遅らせてしまったことへの引け目から、罪悪感を覚えながらも詐欺を行う。 手口を見抜いたキリトに諭されて職人を廃業し、を用いた戦闘職に転向する。 自分一人で全ての罪を背負おうとして、プレイヤーたちの前で自ら詐欺を告白する。 仲間であるたちも自供し、自らの装備品全てを差し出して他のプレイヤーに賠償を行っている。 その他の登場人物(SAOP) [ ] コタロー、イスケ ギルド「風魔忍軍」に属する元ベータテスターの二人組。 2人そろって語尾に「〜ござる」を付けるなど、名前、外見、中身含めて完全な忍者かぶれ。 ベータテスト時から敏捷性に特化し、素早さを武器とした戦いを得意としている他、危なくなるとダッシュ力にものを言わせ、近くのパーティーにモンスターを擦り付けるといった行為を繰り返していたため、同じベータテスターからも嫌われていた。 第2層にてから「エクストラスキル」会得のためのクエスト情報を強引に聞き出そうとしたが、偶然通りかかったキリトに阻止され、直後に現れたモンスターに追いかけられてどこかへ逃げて行った。 アルヴヘイム・オンライン(ALO) [ ] ウィキペディアはオンラインですが、。 やでの議論にご協力ください。 いわゆるゲームオタクで、ゲームの知識に疎い直葉からVRMMOについてアドバイスを求められ、ALOを勧める。 それが縁で、ALOではリーファとよくパーティーを組んでいる。 シルフの使いで、先行偵察を目的としたキャラメイクに特化しており、キリトからは「謎ビルド」と呼称されている。 シルフながら闇魔法系の隠蔽魔法や隠密行動スキルに長けている。 シグルドの些細な言動に違和感を覚え、彼を尾行した結果、サラマンダーと内通しているという事実を突き止める。 直後に気づかれて捕らえられるも、ログアウトして直接電話で直葉にその事実を伝え、彼らの企みを阻止する切っ掛けを作る。 世界樹攻略戦の折、キリトとリーファの活路を開くために、通常に倍するデスペナルティと引き換えに闇属性の自爆魔法によってガーディアンの群れを屠った。 その根性を買ったサクヤにスカウトされ、ALO再開後はシルフ領主館のスタッフとしてスイルベーンに常駐している。 明日奈の父の部下の息子であり、その信頼も篤い。 能力的には優秀で人の良い好青年を演じているが、目上の人間がいないと衝動のままに人をこき下ろし、その本性は冷酷非道で利己的な野心家。 明日奈の両親の前では猫を被っていたが、結城兄妹からは嫌われている。 の後輩だが、自身よりも優秀で、想いを寄せていたが茅場の恋人だったことから、茅場に憎悪と嫉妬を抱いている。 現実世界ではALOの運営に携わる裏で、人間の記憶・感情・意識をコントロールする研究を進めるために、人体実験の被験体としてアスナを初めとした約300人のSAOプレイヤーをALO内の研究施設に拉致する。 研究成果と意識が戻らない明日奈と結婚して「レクト」を手に入れ 、これらを手土産にアメリカの企業に自身を売り込むことを企んでいる。 ALOでは妖精王として権限を持ち 、世界樹上層に捕らえたアスナを女王に見立てて自分のものにしようする。 世界樹を攻略して再会したキリトとアスナに対して、GM権限を悪用して二人を蹂躙するが 、ネットワーク上に彷徨う茅場によってキリトにGM権限を奪われて敗北する。 その後、現実世界で覚醒した明日奈に会いに病院に来た和人を待ち伏せして殺害を図るが 、返り討ちにされそのまま警察に逮捕される。 逮捕後は、黙秘に次ぐ黙秘、否定に次ぐ否定、挙句に全てを茅場に負わせようとするなど醜く足掻きに足掻くも、部下の1人がで連行された直後あっけなく全てを自白する。 裁判が始まってからもを申請するなど手段を選ばず足掻き続け、第一審で実刑判決が下るも控訴して東京高裁で係争中。 アリシゼーション編で、海外逃亡を画策していたことで保釈申請を却下されていることが明らかにされる。 各種族の領主・幹部 [ ] サクヤ(Sakuya) 声 - シルフの領主。 領主の多忙さゆえに数値的ステータスはあまり高いわけではないが、デュエル大会では常に上位にランクインする実力者。 シグルドの裏切りによりサラマンダーの大部隊に襲われそうになるが、駆けつけたキリトとリーファによって救われ 、その後にはアリシャと共に世界樹攻略を応援するキリトのために部隊を率いて駆けつける。 旧ALOでの事件終了後、アスナが新「アインクラッド」第22層にプレイヤーホームを購入してからは、しばしば食事に招かれている。 シグルド 声 - サクヤの側近を務めるシルフの男性。 領内における軍務を預かっていた。 キリトに出会うまでリーファが所属していたパーティーのリーダーでもある。 権力志向が強く、勢力的にサラマンダーの後塵を拝する状況を屈辱的に考えていた。 そのため、サラマンダー領主と密約を結び、近いうちに導入されるという噂だった「転生システム」によるサラマンダーへの種族替えを対価に、シルフ及びケットシーの領主を売り渡すことを画策する。 種族会議に駆けつけたキリトとリーファによって企みは阻止され、サクヤによってシルフ領から追放される。 アリシャ・ルー(Alicia Rue) 声 - ケットシーの領主。 独特の口調で話す。 サクヤとは友人関係にある。 遠く離れた相手との会話ができる闇魔法を使え、これによりサクヤはシグルドの種族追放を告げる。 サクヤと共にケットシー族の最終戦力である「竜騎士(ドラグーン)隊」を率いて世界樹を攻略しようとするキリトの応援に駆けつける。 テイムスキルは高く、UR編開始直前の頃にはカンストを達成している。 ユージーン 声 - サラマンダー領主・モーティマーの弟で 、サラマンダー部隊の指揮官。 伝説武器(レジェンダリィ・ウェポン)である「」を持ち 、サラマンダー最強にしてALO最強プレイヤーと言われている。 「SAO生還者」であるキリトとも互角に渡り合うほどの強豪。 領主会議にてキリトと激突し壮絶な白兵戦を演じるが、二刀流に切り替えたキリトに力及ばず敗れる。 旧ALOでの事件終了後、キリトたちとの親交も深まり、部下たちと共に新「アインクラッド」攻略の大パーティーに加わり、第22層のキリトとアスナの家に招かれたりする。 大規模アップデートによりSAOのソードスキルシステムが導入されてからは、必殺技級の8連撃オリジナル・ソードスキルを独自開発している。 その他の登場人物(ALO) [ ] カゲムネ 声 - サラマンダーのランス隊の隊長。 炎系の魔法を操る魔法騎士。 シルフ狩の名人。 武器は槍で黒い兜が特徴。 キリトのログイン直後、部隊を率いてリーファとレコンを襲っていたが、乱入したキリトにより撃退・見逃される。 調印式襲撃でユージーンがキリトに敗れた後、見逃してもらった礼か、キリトのハッタリに口裏を合わせていた。 ジータクス 声 - ルグルー回廊でキリトとリーファを襲撃してきたサラマンダーたちのリーダー。 メイジ隊のリーダーでもあり、以前からシグルドと内通していた。 キリトたちを追い詰めるが、幻属性の魔法によって巨大な悪魔に変身したキリトによって隊は壊滅し、自身は逃亡のため慌てて地底湖に飛び込んだが、水中にいたモンスターに倒された。 キャリバー編の登場人物 [ ] トンキー 象とクラゲが組み合わさったような姿をした邪神級モンスター。 他のモンスターに襲われているところを世界樹を目指す途中のキリトとリーファに助けられ、以降リーファに懐くようになる。 その容姿から、キリトには「キモい」「個性的」と評されているが、リーファは「キモくない」「かわいい」と反論している。 エクスキャリバー獲得クエストではキリトらをダンジョンに運ぶ送迎の役割を担う。 声 - ヨツンヘイムに住む《丘の巨人族》で「湖の女王」。 2人の妹を持つ。 身長3メートルの大きさで、金髪の髪の女性の姿だが、髪の先端が半透明の触手になっており、手足には真珠色の鱗がある。 《霜の巨人族》の王スリュムの企みにより、ヨツンヘイムから世界樹の恩恵が失われ、自身の力が全て失われる寸前に追い込まれる。 この状況を打破するために、眷属であるトンキーと絆を持ったキリトたちのパーティーに、《ウルズの湖》に投げ込まれた聖剣エクスキャリバーを引き抜くクエスト「氷宮の聖剣」を依頼する。 眷属たちが狩られ尽くされる前に、無事、エクスキャリバーを確保したキリト前に妹たち と共に現れ、クエストの報酬としてエクスキャリバーを与える。 声 - ニブルヘイムに住む《霜の巨人族》の王。 見ただけで判断できないほどの巨大な体躯を持つ。 性格は野心的で狡猾さが最大の武器とウルズは評している。 オオカミの姿に変身して《ウルズの湖》にまで侵入し、エクスキャリバーを投げ込むことで、ヨツンヘイムから世界樹の恩寵を失わせ、氷雪の世界となったヨツンヘイムを占領する。 さらにウルズの眷属たちの殲滅を加速するために、ALOプレイヤーたちにエクスキャリバーの偽物「偽剣カリバーン」を餌に利用したクエストを依頼する。 ウルズの依頼を受けたキリトたちと対峙し、嫁にするつもりで招き入れたフレイヤが実はトールの変装であり、「雷槌ミョルニル」を取り戻したことで元の力を取り戻したトールに倒される。 (Thor) 声 - (トール)、(フレイヤ) 北欧神話の雷神。 スリュムヘイムに潜入した際には女神 (Freyja)に変装していた。 氷の牢獄に入れられていたところをクラインに助けられ、パーティーに加わり、キリトからを受け取ったことで正体を現し、スリュムを倒す。 その後、クラインに人間大に扱えるサイズにした伝説武器「雷槌ミョルニル」を与え去って行った。 マザーズ・ロザリオ編の登場人物 [ ] スリーピング・ナイツ [ ] バーチャル・ホスピス「セリーン・ガーデン」で知り合った重病患者たちが結成したギルド。 ALOだけでなく、「アスカ・エンパイア」を皮切りに他の色々なVRMMOをプレイしてきた。 結成当初はランをリーダーとする9人で構成されていたが、彼女を含む3人が相次いで他界し、2026年1月の時点でユウキをリーダーとする6人構成となっている。 5人のメンバーは、シウネーの他に小柄なサラマンダーの少年であるジュン、巨漢のノームであるテッチ、眼鏡をかけたレプラコーンの青年であるタルケン、スプリガンの女性であるノリ。 メンバー減少に伴い同年の春までに解散することになっていたが、自分たちが生きていた証を残すべく挑戦したボス攻略の助っ人を務めたアスナの影響を受け、ユウキの死後も残された5人で存続している。 唯一のメイジで、ボス攻略ではバックアップを務める。 現実世界ではの父を持つハーフで、を患っている。 一度は化学療法で寛解したものの再発してしまい、安らかに最期を迎えることを望んでいたが、ユウキと接するうちにくじけてはいけないと思い直す。 ユウキと死別した直後にが劇的に効いて白血病細胞が突如消滅する。 その後、ユウキの葬儀に参列して明日奈と対面している。 アリシゼーション編では「スリーピング・ナイツ」三代目リーダーとなっており、の呼びかけに応じ仲間たちと共にUWに駆けつける。 韓国語を理解できることからに扇動された中国・韓国のプレイヤーの誤解を解こうとするが、ヴァサゴの卑劣な策により失敗してしまう。 Web版での名前は「シーエン」だったが、韓国人の女性名にその名前は存在しないため、文庫版では、韓国でメジャーな「シウン(施恩)」という名前に改められている。 ユウキの双子の姉で、ユウキと同じくHIV感染者。 アスナがユウキと知り合う1年前に他界している。 バーチャル・ホスピスで知り合った重病の患者達と共に「スリーピング・ナイツ」を立ち上げ、初代リーダーとなった。 戦闘でのポジションは後方支援だったが、ユウキによれば彼女よりもずっと強かったらしい。 倉橋には「あまり似てない姉妹だった」「(藍子の)顔と雰囲気がどことなく明日奈に似ている」と言われており、実際ユウキもアスナのことを無意識に「姉ちゃん」と呼んでいた。 メリダ 「スリーピング・ナイツ」の元メンバー。 アスナが加わった時点で既に故人であり、短編『Sisters'Prayer』に登場する。 SAOのベータテスターだったが、テスト後に治療困難なが見つかって入院を余儀なくされ、結果的にデスゲームに巻き込まれずに済んだ。 しかし、本人はSAOへの未練をずっと抱えており、デスゲームで自分が生きた証を残したいと考えていた。 アスナが加わった時点で既に故人であり、本編では名前のみの登場。 普段の口調は丁寧だが、ゲームプレイ時にはやや砕けた口調に変わる。 SAO時代にダンジョンで危機に陥っていた際に殺人ギルド「」と遭遇、助命と引き換えに下部組織に従属させられていた過去がある。 ラフコフ崩壊後は運良く処罰を逃れたが、犯した罪を償えず、似た境遇にいたグウェンとの離別により深く傷つき、さらにそんな自分を助けてくれた友人のブロッサムを亡くすという悲劇を立て続けに経験している。 現実世界への帰還後も心の傷が癒えず、しばらく学校に通っていなかったが、そんな中始めたALOのアバター・クロが憧れの対象であるキリトに似ていたことから、キリトの戦闘スタイルや装備、言葉遣いを模倣してプレイする。 「天使の指輪」を自力で獲得すべく単身クエストに挑む中、同じくクエストに挑戦しに来た、、の3人と出会う。 当初は彼女らを拒絶し1人でボス戦に臨むが、追ってきたシリカの想いが通じ和解、共同でクエストをクリアする。 その後、帰還者学校に編入し、やと対面し改めて友人となり、キリトの真似事を止めることを決め、SAOのデータをコンバートしたシルフの剣士・ルクスにアバターを変更する。 クロ(Kuro) ひよりが当初ALOで使用していたスプリガンのアバター。 女性型アバターでありながら、SAO時代のキリトと似た姿をしている。 我流の二刀流で戦うがキリトには及ばず、左手の剣は防御専用になっている。 また、ひよりの勘違いにより左右の剣の色がキリトと逆になっている。 ツーサイドアップの小柄な少女。 種族は不明。 SAO当時はオレンジギルドに所属しており、同じような経緯で犯罪者プレイヤー堕ちしたことからルクスと仲良くなるが、「ラフィン・コフィン」崩壊をきっかけに道を違えてしまい、彼女を憎むようになる。 SAOクリア後もその感情を引きずったまま学校にも通っていなかったが、ルクスがALOを楽しんでいることを知り怒りを覚え、自身もALOを始めて犯罪者ギルド「邪な蝙蝠(バッティ・バット)」を結成する。 SAOで培った技術とALOのシステム特性を利用したPKや強盗行為を繰り返すが、それでも自分と歩み寄ろうとしてくれたルクスと共闘の末に和解する。 騒動の後は自主的な損害賠償とアカウント消去という形でしがらみを断ち、SAO時代のアカウントをコンバートして改めてゲームを始めている。 ガーネット 露出の多い装備を着用する女性両手剣使い。 種族は不明。 SAO生還者の従兄弟がおり、伴侶を見つけて本人たちは幸福な結末を迎えたにも関わらず、世間から偏見と疑惑の目を向けられていたことで、他の生還者たちからSAOの真実を知りたいと願いALOを始めた。 VRMMOの初心者で友人からはジョーク交じりの適当な指導しかされていなかったためALOに馴染めずにいたが、リーファたちと出会って助けられたことでALOの楽しさに目覚めていく。 その他作品の登場人物 [ ] 声 - アニメ第1期『Extra Edition』に登場する海の王。 当初はクエストNPCとして現れた深淵の王に追い詰められたキリトたちを救い、クエスト達成後、彼らをクジラで海上に送り届けた。 セバ(Ceba) 画集の書きおろし短編『クロマティックカラーズ』に登場。 初出はゲーム作品の『インフィニティ・モーメント』。 ALOでの種族はレプラコーン。 ビーストテイマーであり、ペットモンスターのよだれさんを連れている。 幼い頃から芸術家を志望し、高校卒業後に美術学校を目指すもSAO事件に巻き込まれてしまった。 生還後は2年ものブランクもあって絵の道から離れていたが、無意識に街の絵を書くなど芸術への情熱は失っておらず、再び現実で絵を描くためにALOを始めた。 ガンゲイル・オンライン(GGO) [ ] 死銃(デス・ガン) [ ] ファントム・バレット編でGGO世界に現れた謎のプレイヤー。 仮想世界で銃撃したプレイヤーを現実世界で死に至らしめるという事件を起こしていたが、GGOプレイヤー間では程度にしか思われなかった。 その実態は役割を分担した複数犯で、GGOにダイブしている共犯者がアバターを銃撃し、それを合図に現実世界にいる実行犯がそのアバターを操作しているプレイヤーの住居に侵入し、無抵抗状態の身体にであるを注射してに至らしめるという方法で犯行を重ねていた。 「死銃」の主犯。 現実世界では虚弱体質であり、SAO生還者となったことで医者である親から早々に見限られている。 SAOでは殺人ギルド「ラフコフ」のトップ3の1人でプレイヤー名はザザ。 GGOでのプレイヤー名の由来はドイツ語で〝死〟を意味する医療用語「Sterben」。 弟の恭二の薦めでGGOを始め、透明マントを着込んでプレイヤーの個人情報を手に入れることに夢中になっていたところ、恭二からキャラクター育成の行き詰まりを相談されたことを機に「死銃事件」を構想し実行に移す。 当初の犯行では現実世界で殺害を担当していたが、第3回BoBにおける犯行では恭二が現実世界で詩乃を殺害する役割に固執し 、自身も予選で憎きキリトの参加を知ったことから、GGOのプレイヤーを担当する。 GGOでは対人、「死銃」の象徴であるの、さらに銃剣作成スキルにより手に入れた刺剣を装備して、多くのプレイヤーを屠った。 最期はシノンの援護とキリトの変則的な二刀流攻撃 により敗れる。 の殺害未遂で現行犯逮捕された恭二から辿られる形で自身も逮捕される。 キリトに対しては「まだ何も終わっていない」という意味深な伝言を捜査員に言付けた。 未だに心がアインクラッドに囚われており、「死銃事件」はゲームと供述していた。 「死銃事件」当時16歳。 いじめにより高校をとなり自宅学習をしていた。 父とは2年後にに合格し、その年に父の卒業した有名私立大学の医学部に入学すると約束させられているが、成績は惨憺たるもの。 詩乃をGGOに誘い、友人となっている。 ゼクシードが広めた情報によってキャラクター育成に行き詰まっていた所、兄から偶然ゼクシードの個人情報を入手していたことを知らされ、それを契機に兄弟で「死銃事件」の構想を練り始める。 初めの2件の犯行では、兄のアバター「Sterben」を操作して仮想世界での銃撃を行っていたが、第3回BoB本選の犯行では自分自身の手で詩乃を殺害すべく本選終了直後の彼女の家を訪ねる。 そこでに自分の正体と、実際に人を撃ち殺した過去を持つ詩乃への憧れから彼女に近づいたことを明かし 、彼女と無理心中を図ろうとしたが 、間一髪で助けに来たキリトが阻止、逮捕された。 取り調べでは完全黙秘し に収容されたが、アリシゼーション編で半年間の料金未払いによりシュピーゲルのプレイヤーデータが消失してからは現実と向き合い始めていると明かされる 金本 敦(かなもと あつし) 3人目の「死銃」。 「死銃事件」では、ザザに誘われて犯行に加担しGGOプレイヤーを2人殺害。 新川兄弟の逮捕後、ザザに渡された予備のサクシニルコリン入り注射器とともに行方をくらます。 SAOでは殺人ギルド「ラフコフ」のトップ3だった。 アリシゼーション編では、半年をかけて「ダイシー・カフェ」を探し出し、和人を襲撃・薬液を注射するが、自身も傘で右太股を刺され相討ちになる。 彼も昌一と同様に未だに心がアインクラッドに囚われており、自身を「ラフィン・コフィン」のメンバーと信じていた。 敏捷力最強という偽情報を広め、自分は異なるタイプのビルドで強力なアイテムによって大会に優勝したことから多くのプレイヤー達から反感を買っている。 特にそれが原因でキャラクター育成に行き詰まった恭二からは並々ならぬ憎悪を抱かれており、そのため「死銃事件」の1人目の犠牲者に選ばれる。 薄塩たらこ(うすしおたらこ) GGOで最大級のスコードロンのリーダーだった男。 シノンの記憶によれば第2回BoBでは5位か6位だった模様。 スコードロンの集会中に乱入してきた「死銃」に殺される。 「死銃事件」の2人目の犠牲者。 ペイルライダー シールド付の黒ヘルメットと青い迷彩服が特徴。 キリトに「かなり強い」と思わせる程の実力者であり、軽装備に加え軽業(アクロバット)スキルにより三次元機動力をブーストし、ショットガンを用いた近接戦闘を得意としている。 第3回BoB本選にてキリトから「死銃」の候補として監視されるが、本選序盤で「死銃」の奇襲を受けて死亡する。 ギャレット 第3回BoB本戦に残ったプレイヤー。 テンガロンハットがトレードマークでアンティークなウィンチェスターライフルを愛用していた洒落者。 「死銃」の手にかかり死亡する。 第3回BoB本戦出場者 [ ] ダイン(Dyne) 声 - シノンが参加しているスコードロンのリーダーだが、シノンから「性格的にはまるで好きになれない」と評される。 主武装は。 BoB本戦に3回連続で残った実力者。 対人スコードロン狩りの際に用心棒として雇われていたベヒモスの前に戦意喪失してログアウトしようとするが、シノンに叱咤され奮起。 捨て身の特攻で敵を道連れに自爆し、シノンにガッツを称賛される。 第3回BoB本戦ではペイルライダーに散々追い回されて惨敗する。 第4回BoBでは第8位。 スピンオフ作品『』にも登場し、のファンになっている。 闇風(Yamikaze) 声 - 第2回BoBの準優勝者。 「ランガン の鬼」と呼ばれる俊敏性に特化した能力構成で、純然たるプレイヤースキルでは優勝者であるゼクシードを凌ぐと言われている。 武器はとプラズマグレネードのみ。 第3回でも優勝候補筆頭だったが、本戦の終盤にキリトを強襲するべく接近した際、ステルベンがキリトを狙って放った弾の着弾に驚いた隙をシノンに狙撃されて敗退、第4位に終わった。 第4回では第3位。 銃士X(Musketeer X) 声 - (フェイタル・バレット) 第3回本戦に初めて残った女性プレイヤー。 武装はにスモークグレネード。 キリトから「死銃」の正体と誤認され 、名乗りの最中だったが、シノンが生命の危機に陥っていたためにキリトの強引なラッシュを受け、一発撃ち込んだがそのまま斬り捨てられる。 その後の第4回大会では第4位。 原作では交戦シーンが描かれず具体的な人物像も不明であったが、アニメ化にあたりの監修の元で使用銃器も指定され、露出度の高い衣装を纏った銀髪の美女アバターとして描かれる。 この変更はスピンオフ作品『』の初期プロットの名残で、初期プロットでは、キリトに受けた仕打ちに頭にきた銃士Xが「スクワッド・ジャム」大会を主催する流れになっていた。 しかし、スピンオフ作品への銃士Xの登場について旧来のSAO原作ファンの反応を予想しかねた川原礫のオーダーによって初期プロットはボツとなり、銃士Xはオリジナルキャラクターであるに差し替えられて現在の形となっている。 ゲーム版『フェイタル・バレット』ではフランス育ち・現日本在住という出自も明かされ、育ちの関係から発言に時々フランス語が交じる女性となっている。 夏侯惇(Kakouton) 声 - 第3回本選に残ったプレイヤー。 中国武将然とした姿が特徴で、武器は。 「死銃」がペイルライダーを殺害した直後に、行動を共にしていたキリトとシノンを不意打ちしようとしたが、自分の弾を全てキリトに切り落とされて驚愕する。 装弾の隙を突かれてシノンに撃たれ返り討ちにされた。 第4回大会では第6位。 その他のGGOプレイヤー [ ] ベヒモス 声 - 北部大陸を拠点に活動しているプレイヤー。 2メートル近くある巨体が特徴で常に冷静な性格。 武器はで、集団戦では無敵と言われるほどの実力者。 その代わり、武器の過重ペナルティを受けているため動きは非常に鈍重で、苦手な対人戦であるBoBには参加していない。 傭兵として雇われてダイン率いるスコードロンと対決し、そのほとんどをミニガンで圧倒するが、シノンとの熱闘の末に敗北する。 サトライザー(Subtilizer) 声 - 第1回と第4回の優勝者。 GGOを運営する「ザスカー」があるとされるアメリカから接続している。 第1回ではナイフとハンドガンだけで大会を制した。 参加資格が日本国内からの接続のみになった第2回と第3回は不参加だったが、何らかの手段で第4回大会に出場し、徒手空拳からの圧倒的な近接格闘能力で他のプレイヤーを制圧して武器を奪う戦い方で再び頂点に返り咲いた。 シノンも交戦したが、まるで歯が立たなかった。 アニメ版ではその後、いつ頃からかは不明だが訓練目的ののため、SAO生還者である他を部下としてGGOでスコードロンを運営。 フィールドで孤立しているスコードロンを標的として殲滅を繰り返していた。 そのイレギュラーな戦術によって本番の作戦に悪影響が出ることを懸念して撤退を選択した。 その正体はアリシゼーション編に登場するガブリエル。 詳細は「」を参照 クレハ(Kureha)、ツェリスカ(Zeliska) ゲーム版『フェイタル・バレット』のメインヒロイン。 アニメ3期第1話にてカメオ出演。 クレハの第4回バレットオブバレット大会の順位は第10位。 オーディナル・スケール(OS) [ ] YUNA(ユナ) 声 - 作中に登場する3人のユナの1人。 「黒いユナ 」。 OS内のアイドルであり、プレイ中に彼女のステージに遭遇すると能力強化を得ることが可能で、ゲーム内で人気を誇る「歌姫」。 その正体は、重村による悠那再生計画において、SAO生還者が持つ悠那の記憶を収集するために作られたデータ収集用AI。 使用されている言語化モジュールは「白いユナ」より下位のレベル2。 重村には道具としか見られておらず、性格設定も悠那とは全く別人で「大勢の前で歌いたい」という動機付けしかされてなく、自身が何を集めているか理解していない。 無関係な本を読みたがるなど設定外の挙動をすることもあり、抱えているキャンディーは収集したライフログを鋭二の希望により重村が可視化したもの。 これらが『オーディナル・スケール』の後日談である『コーディアル・コード』へと繋がる。 重村による悠那再生計画が破綻した後も、ARアイドルとして活動するが、自己唯一性を基盤とするSAO由来のAIの特性 のためにエラーを蓄積して崩壊寸前となり、アイドル活動はそのコピー体が行っていた。 「白いユナ」の残滓によるエラー訂正により何とか崩壊を免れていたが、駆けつけたエイジによって自身の記憶のコアたる情報「大切な想い出であるキャンディー瓶」のオブジェクトがもたらされたことで「白いユナ」の残滓と融合、エラーは修復され一命をとりとめた。 ユナ 声 - 神田沙也加 「白いユナ 」。 SAO生還者の記憶から生成された「デジタルゴースト」。 OS内ランキング第1位に位置に存在するAI。 悠那再生計画のために重村により生み出された存在。 服装を除いて外見は「黒いユナ」と同じだが、その器にはSAOに三段階存在する言語化モジュールのうち最も高度なラストボス用のレベル1が用いられており、「黒いユナ」よりも高度な知性を持つ。 残留思念のような形でAR上を徘徊しているところをキリトと出会う。 悠那の記憶と人格を持つが故に、大罪に手を染めようとする重村とエイジを止めるため、AR上で計画の手がかりを示し続けていた。 ライブ会場での決戦にてキリト一行に加勢、オーグマーのフルダイブ機能をアンロックし、SAOサーバー内部の第100層ラストボスの元へと彼らを導く。 ラストボスの打倒とともに初期化され、エイジ、重村、そしてキリト一行に感謝の気持ちを伝え消えている。 悠那再生計画が破綻した後も、彼女の残滓は人格を失いつつも残留し、旧SAOサーバー内部のかつて悠那が命を落とした場所で「黒いユナ」のAIモジュール崩壊を食い止め続けていた。 最終的に、駆けつけたエイジからもたらされた「黒いユナ」の記憶のコアを用いて彼女と融合することでその崩壊部分を修復し今度こそ完全に消滅した。 SAO事件において死亡した。 作中の2006年4月8日生まれ。 劇場版アニメ『オーディナル・スケール』時点では20歳で、東都工業大学の学生。 SAO生還者であり、当時のアバター名は。 SAOで悠那を失い、SAOからの生還後は家族は既に離散し現実世界の繋がりまでも喪失していた という非情な事実を突きつけられる。 何もかもに失望して孤独な日々を送っていたが 、重村から悠那再生計画を持ちかけられてからは、計画を心の支えにしながら受験勉強を再開し、聴講生として重村研究室にも参加するようになる。 OSでは、重村から与えられた筋力アシストスーツと行動予測機能が搭載された特別製オーグマー を装備しており、ゲーム内の序列は2位でアスナやキリトを遙かに凌駕する程の実力を持つ。 悠那再生計画を進めるために、物理攻撃を用いてでも SAO生還者たちの記憶を奪い続けており、特に悠那の件で憎悪を募らせていた「」の面々に対しては、直接の面識がなかったクラインを含む全員を病院送りにしている。 アスナの記憶を取り戻すため再び立ち上がったキリトとの一騎討ちによってスーツを破壊されて敗北。 重村に用済みと見なされ、悠那の記憶を回収するためにSAOのフロアボスを嗾けられて意識を喪失する。 目覚めたのは全てが終わった直後であり、自分に記憶スキャンが行われたかどうかさえ思い出すことができなかった。 その一週間後、謎のメッセージについてエイジの協力を必要としたキリトの菊岡を通じた根回しによって処分保留のまま釈放され、ノーチラスとして旧SAOサーバーへと侵入してキリトの援護を受けて「黒いユナ」の元へたどり着く。 かつて悠那が命を落とした場所で「白いユナ」の完全消滅に立ち会い、「白いユナ」と一つとなった「黒いユナ」を抱きしめて号泣する。 重村 徹大(しげむら てつひろ ) 声 - 東都工業大学電気電子工学科教授で、ARデバイス「オーグマー」の開発者。 1977年6月22日生まれ。 血液型A型。 日本における非侵襲式ブレイン・マシン・インターフェイス研究の第一人者だが、先鋭的すぎる研究スタイルにより電気生理学界では異端扱いを受けている。 オーグマーの販売メーカーである「カムラ」の現取締役の一人であり、アーガス解散前は同社の社外取締役も務めていた。 、、、はいずれも彼の教え子。 2022年当時、愛娘である悠那にせがまれ自身のコネでナーヴギアとSAOのパッケージを入手するが、その行為が結果的に娘の死を招いたことに絶望。 SAOサーバーの調査中に発見したオーディナル・システムをOSに作り変え 、せめてAIとしてでも悠那を蘇生させるべく多くの犠牲を払うことを承知の上でOSを利用した悠那再生計画を実行へと移す。 事件終盤に旧SAOサーバーのある「アーガス」本社跡地にて菊岡に拘束されるが、一連の研究に興味を持った彼の根回しで罪を免れ、「カムラ」から退き「プロジェクト・アリシゼーション」に招聘される。 キリトが「オーシャン・タートル」に搬送された時点では既にプロジェクトから離れている。 プロジェクト・アリシゼーション(PA) [ ] 詳細は「」を参照 ガスフト・ツーベルク 声 - ルーリッド村の村長。 アリスとセルカの父親。 妻のサディナや娘たちと共に普段の日々を送っていたが、アリスが禁忌目録違反で捕らえられてからはそれが一変する。 アドミニストレータ戦後、キリトを連れて村に戻ってきたアリスと再会するが、村長と元罪人という互いの立場上家に入れることはできなかった。 アリスが整合騎士であることを明かしてから表面上は騎士として接し、名前を呼ぶことは無かったものの、内心では娘のことを心配していた。 セルカ・ツーベルク 声 - アリスの妹。 あまり神聖術がうまく使えず、悩みを抱えていた。 アリスが連れて行かれた際の話をキリトに聞いて北の洞窟へ向かうが、そこでゴブリンの偵察隊に見つかり捕らえられる。 その後キリトとユージオによって救出され、危険な高位神聖術を行使してキリトと自分の天命を分け与えることで、戦いの最中に重傷を負ったユージオを救った。 異界戦争後は、公理教会の神聖術師見習いとしてカセドラルに入る。 さらにその後、自らの意思で神聖術により石化し、カセドラルにてアリスの帰還を待ち続けている。 ガリッタ 声 - ルーリッドの村の老人。 前任のギガスシダーの刻み手であり、自身はその任を達成できなかった。 ユージオが木を切り倒した後、ギガスシダーの枝を剣に仕立てるように勧め、サードレを紹介する。 ナイグル・バルボッサ 声 - ルーリッドの村の富農であるバルボッサ家の家長。 50代。 表向きは気の良さそうな男だが、本心は自分の家財と村での地位が大事なだけであり、アドミニストレータ戦後に村へと戻ってきたアリスに対し、都合の悪い時は下手に出て彼女の力を貸してもらい、村がゴブリンたちの襲撃を受けた際はアリスが闇の軍勢を引き入れたのだと罵るなど、腐った性格をしている。 後にアリスが整合騎士と知った時は尻餅をする程に驚いてしまう。 ザッカリアの街 [ ] バノー・ウォルデ ザッカリア近郊で農場を営む主人。 妻のトリザと共に剣術大会に挑むためにルーリッドの村から出てきたキリトとユージオを居候として受け入れる。 テルルとテリンという双子の娘がおり、そばかすの位置や数も同じなため、髪のリボンで見分けるしかないが、時折リボンを入れ替えてどちらがテルルでテリンか当てて欲しいとキリトたちをからかっている。 妻のトリザは 気前のいい性格で、剣術大会でキリトたちが負けたら、自分の娘たちの婿になればいいと話す。 イゴーム・ザッカライト 剣術大会にてキリトの相手となった男。 ザッカリア領主のケルガムに連なる一族出身。 キリトやユージオを宿無しの天職無しと激しく毛嫌いし、衛兵を抱き込んで自分だけ業物の剣を入手するなど姑息な手を使う。 ザッカライト流奥義「蒼風斬」でキリトを倒そうとするも、彼の剣技の前にあっけなく敗れる。 央都セントリア [ ] サードレ 声 - 北セントリア第七区で金細工店を営む細工師。 一級工匠の認定を受けている名人。 ルーリッド村のガリッタ老人とは知り合いで、村で見かけたギガスシダーに惚れ込み、この木が倒されることがあれば知らせて欲しいと懇願していた。 後に、ギガスシダーの枝を手に店にやってきたキリトやユージオに会い、1年間をかけて枝を加工し、後の「夜空の剣」を作成する。 「四帝国の大乱」時は騎士団に協力し、その功績でセントラル・カセドラルの工廠長に就任する。 帝立修剣学院 [ ] ロニエ・アラベル 声 - ノーランガルス帝立修剣学院の女性初等錬士。 キリトの傍付き見習い。 16歳。 六等爵家という下級の貴族の出身で、他の格上の貴族たちからは下に見られている。 他の上級修剣士たちから側付き練士として指名されなかったため、キリトの傍付きとなった。 キリトに好意を寄せており、自分を助けるために禁忌目録を破って罪人として連れて行かれた時には、ティーゼとともに彼らの剣を届けて泣きながら見送る。 異界戦争では、キリトに会うためにティーゼと共に人界守備軍補給部隊に志願して赴いた戦線にてアリスと再会し、以前と違う彼女の雰囲気に驚愕した後、公理教会での戦いのあらましを聞く。 心を失って沈黙するキリトに涙ながらに寄り添い、自らの行いがその遠因となったことを激しく後悔するも、アリスに諭される。 そして、創世神ステイシアとしてUWにログインしたアスナやかつてキリトを傍付きとしていたリーナ、そしてアリスと共に、キリトとの思い出を語り合っている。 異界戦争終結後は「四帝国の大乱」をも潜り抜けたことから、見習いを経て整合騎士「ロニエ・アラベル・サーティスリー」となり、幼体の飛竜「月駆(ツキガケ)」と専用の剣「月影の剣」を与えられている。 早く孫の顔を見たいという両親の想いに気づいていながらも、キリトへの想いから一生結婚はしないと誓っている。 ティーゼにもキリトの側室になることを勧められたが、彼がそういった振る舞いをしないことも理解している。 七代先のローランネイは子孫に当たる。 ティーゼ・シュトリーネン 声 - ノーランガルス帝立修剣学院の女性初等錬士。 ユージオの傍付き見習い。 16歳。 ロニエ同様六等爵家の出身で、他の上級修剣士に指名されなかったことからユージオの傍付きとなった。 ユージオに好意を寄せており、彼に「仮に整合騎士になれなかったときは、四帝国統一大会で爵位を得て自分の夫になって欲しい」という旨を嘆願する。 自分と同室の練士で、ウンベールの傍付きであるフレニーカが彼に辱めを受けていることにロニエとともに抗議しにいった結果、懲罰と称してライオスとウンベールに犯されそうになる。 その際にユージオとキリトが自分たちを守るために禁忌目録を破って罪人になってしまったことを悔やみ、ユージオに将来必ず整合騎士になって彼を助け出すことを誓う。 異界戦争ではキリトとユージオに再会するため、ロニエと同様に人界守備軍補給部隊に志願し、そこでアリスと再会するもユージオの死を聞かされ、呆然自失状態になる。 しかし、キリトが持っていた「青薔薇の剣」からユージオの想念を感じ取り、再起した後はロニエと共にとの闘いでキリトが目覚めるのを見届ける。 戦争終結後はロニエと共に見習いを経て整合騎士「ティーゼ・シュトリーネン・サーティツー」としてユージオの番号を引き継ぐことになった(ただし、作中でこのことを知るのはキリトのみ)。 見習いになってからは幼体の飛竜「霜咲(シモサキ)」を与えられ、正式な叙任の際にはユージオの形見である「青薔薇の剣」をキリトから預けられている。 一方、異界戦争の際に想いを寄せてきたレンリから求婚されており、ユージオの死を受け止めきれずにいることを思い悩んでいる。 七代先のスティカは子孫に当たる。 ソルティリーナ・セルルト 声 - ノーランガルス帝立修剣学院次席。 キリトを傍付きとしている凜とした美女。 キリトは「リーナ先輩」と呼ぶ。 三等爵家のセルルト家の出身。 遠い祖先が皇帝の不興を買って正統剣術のハイ・ノルキア流の伝承を禁じられた過去を持ち、それゆえにセルルト家は後々に「歩く戦術総覧」と言われるような、鞭や短剣などのさまざまな武器や柔の技による剣術を使うセルルト流を、苦労して編み出す。 長い間主席のウォロに勝てないという悩みを抱えていたが、キリトとウォロの立ち会いを通じて吹っ切れ、卒業トーナメントの決勝戦にて秘奥義の連続攻撃(ALOのスキルコネクト)で彼を破り、第1位で学院を卒業する。 ダークテリトリーとの戦争にもゴルゴロッソと共に参加し、異界戦争後は人界軍の将軍になる。 キリトに好意を寄せている節があり、1年間彼が側付きだったという事実はロニエだけでなくアスナとアリスも動揺させている。 キリトが復活した際には、ロニエと共にUW側では真っ先にキリトを出迎える。 ウォロ・リーバンテイン 声 - ノーランガルス帝立修剣学院主席。 金髪の坊主刈りの男性。 北帝国騎士団の剣術指南に任ぜられる二等爵家の跡取り。 ハイ・ノルキア流秘奥義「天山烈波」(SAOの両手剣スキル・アバランシュ)というすさまじい剛剣を扱う。 ギガスシダーの枝から作った黒剣で剣技の練習をしていたキリトを見学していた際に服へ泥をかけられ、懲罰と称して彼との立ち合いを申し込む。 勝負時は本気を出して戦い、4連撃ソードスキル「バーチカル・スクエア」を放ったキリトと引き分ける。 その後、統一大会でエルドリエに敗北して重傷を負ったためにダークテリトリーとの戦争への参加は適わなかった。 ライオス・アンティノス 声 - キリトたちと同期のノーランガルス帝立修剣学院主席。 長い金髪の男性。 三等爵家長子という立場に強い自尊心を持ち、傲慢で嗜虐的な性格。 そのため、平民出身のキリトやユージオを差別するだけでなく、キリトに対しても丹精込めて育てたゼフィリアの花のプランターを破壊するなどの嫌がらせを行う。 上級錬士への進級後はキリトたちをさらに苦しめようと、ウンベールと共に貴族採決権を盾にロニエとティーゼを拘束し、ユージオの目前で強姦しようとする。 右目の封印を破ったユージオがウンベールの左腕を斬り落とし、そこへ駆けつけたキリトが自身を侮辱したことをこれ幸いと喜び、身勝手な正当性を述べてユージオとキリトを始末しようとするが、セルルト流秘奥義「輪渦」(SAOの両手剣スキル・サイクロン)の連続攻撃で返り討ちに遭って両腕を斬り飛ばされる。 最終的に自分の天命と禁忌目録の二者択一を迫られた ことでフラクトライトへの高負荷がかかり、自己崩壊を起こして死亡した。 ウンベール・ジーゼック 声 - キリトたちと同期のノーランガルス帝立修剣学院次席。 灰色髪をオールバックにした男性。 四等爵家の出身。 ライオスの腰巾着的な存在で、側付きとしたフレニーカにセクハラ行為をするなど、性格はライオス同様に下劣。 フレニーカへの不当な扱いを抗議したロニエとティーゼを「貴族としての懲罰」を名目に捕らえて強姦しようとするが、右目の封印を破ったユージオに左腕を斬り落とされ、キリトとの斬り合いの末に絶命したライオスを放置して逃走した。 その後の消息は不明。 フレニーカ・シェスキ 声 - ノーランガルス帝立修剣学院の女性初等錬士。 ロニエやティーゼの友人。 学院時代はウンベールによる嫌がらせを受けており、それを知ったロニエたちがキリトとユージオにその悩みを相談した。 異界戦争時は修道女見習いとして従軍し、負傷していたタカシを治療する。 戦後は公理教会の神聖術師見習いになり、セントラル・カセドラルに入った。 アズリカ 声 - ノーランガルス帝立修剣学院の初等錬士寮の女性寮監。 厳しい性格だが面倒見は良く、7年前は四帝国統一大会における北帝国の第一代表剣士として戦った過去を持ち、学院主席のウォロも一目置いている。 キリトとユージオのことは将来学院代表になると期待していた。 ライオスとウンベールの事件後、ユージオの右目を神聖術で治し、禁忌目録に違反して迎えに来た整合騎士のもとへ向かうキリトたちを見送った。 右目の封印に関する世界の真実に部分的ながら気づいていた節があり、封印を破ったユージオにはそのことからも期待していた。 整合騎士 [ ] ベルクーリ・シンセシス・ワン 声 - 整合騎士長。 アリスからは小父様と呼ばれ、慕われている。 UWの創作当初からセントラル・カセドラルの壁に据えられていた神器「時計」の針で作られた「時穿剣」を有し、敵の動きを予測し先に虚空を切っておくことにより、その場に移動したときに相手に斬撃を浴びせる、つまり未来を斬る技「空斬(カラギリ)」を操る。 整合騎士の長であり、最古の整合騎士であるが、自分たち整合騎士の出自や公理教会のあり方に疑念を感じていた。 洞察力も優れ、キリトのソードスキル(アインクラッド流剣術)が見世物の次元に堕ちた人界の剣技と異なり、文字通りの命のやり取りである実戦的な技であることも見抜いていた。 カセドラルにてユージオと対峙、剣の能力で一度は圧倒するも、彼の相討ち覚悟の攻撃を受け敗北、その後ユージオの口から整合騎士の真実と、自身が300年前にルーリッド村を拓き、初代衛士長となった剣士であったことを聞かされた直後、元老長チュデルキンに用済みと見なされ神聖術によって石に変えられる。 アドミニストレータとチュデルキンが打倒された後は石化が解け、公理教会の実権を一時的に握って来る最終負荷実験から人界を守護するために、急遽再編した軍を鍛え上げて備えようとする。 決定的な戦力不足は否めない状況だったが、虚礼を廃した人界軍は士気も高く、制約だらけの中でなしうる限りの準備を整えた。 最終負荷実験である異界戦争では「時穿剣」の武装完全支配術によって、敵飛空戦力《ミニオン》を目論見通りに全滅、アリスがベクタに拉致された際には単身追跡し、片腕を斬られ飛竜「星咬(ホシガミ)」も殺されながらも、自らと「時穿剣」の天命全てを賭けた過去を斬る奥の手「裏斬(ウラギリ)」でベクタを撃破し、救出したアリスを背負いながら息を引き取った。 アドミニストレータに対しては疑心こそあったが、彼女に仕えていたこと自体は悪いものではなかったと思っており、死に際には自らの記憶に刻まれた彼女や星咬と邂逅した。 ファナティオ・シンセシス・ツー 声 - 整合騎士副騎士長にして、ベルクーリの副官。 鎧兜で顔を隠しているが実は妙齢の美女。 本人的には性別を隠しているつもりでも仕草の端々からは女らしさが薫り、彼女に心酔する下位騎士もいる。 一千枚の大鏡より生み出された神器「天穿剣」を用い、「武装完全支配術」は剣先から光線を放つというもの。 UWの騎士としては異例な連続技を得意とする。 昔は顔を隠していなかったが、美しい女であるという理由だけで今まで戦ってきた男達が皆自分に対して手加減をしてきたことに強いコンプレックスを持ち、兜で顔を隠すようになり、戦法も剣での打ち合いを極力避け、連続技や武装完全支配術を使うようになった。 後輩でありながら自分よりも強い上、美しい素顔を堂々と晒しながら戦うアリスにも嫉妬を抱くが、アリスはアリスでファナティオの女らしさに勝てないというコンプレックスを持っていたため2人は馬が合わず、一緒に揃うと場の空気が緊迫し、険悪な雰囲気となる。 一方で、上司であるベルクーリには思慕の念を抱いており、髪の手入れや薄めの化粧などをしつつもそれらを兜で覆い隠していた。 カセドラルを登るキリトとユージオの前に立ちふさがり、性差別をせず正々堂々と向かってくるキリトと死闘を繰り広げる。 最終的にユージオの武装完全支配術によって敗れ瀕死の重傷を負うが、キリトの願いを受けたカーディナルによって治療のために引き取られた。 その甲斐あってアドミニストレータ没後時点で全快しており、自分が女であることを気にせず本気で剣を交わし戦ったキリトに対し感謝の気持ちを抱くと共に、長年のコンプレックスを振り払って兜を外し、女性としての振舞いを隠さなくなった。 異界戦争の開戦前にはベルクーリに思いを告げて結ばれ彼の子を宿し、開戦後は後方の守備につき、十侯の一人であるシグロシグをその手で仕留めた。 異界戦争後は人界統一会議において、ベルクーリの跡を継ぎ新たな整合騎士団団長に就任し、彼の忘れ形見となった一人息子のベルチェを育てている。 デュソルバート・シンセシス・セブン 声 - 整合騎士の1人で剛毅な堅物。 神器である焔の弓矢「熾焔弓」を操る。 禁忌目録を犯した子供の頃のアリスを連行した張本人であり、ユージオからは並々ならぬ憎しみを抱かれている。 元々はノーランガルスの北辺境を守っていたが、幼いアリス、後に整合騎士アリスとなる少女を連行した功績によりセントラル・カセドラル守護の任を与えられるが、本人はアドミニストレータにより記憶を消され、アリスのことはおろか自身の功績がなんであったのかすら覚えていなかったが、シンセサイズされる以前に暮らしていた妻の記憶は微かに覚えていた。 カセドラルに侵入したキリトとユージオを迎え撃つが、ユージオの秘奥義連携の前に敗れる。 その後、自分たち整合騎士が元々人間であったこと、そして自分が8年前、禁忌目録を犯したアリスをルーリッド村から連行していたことを知らされた。 カセドラルでの戦いが終わってからは、ベルクーリの下で異界戦争に備え、戦争時は疲労や負傷に苦しめられながらも、十侯のシボリを倒すことに成功した。 戦後は人界統一会議の重鎮として活動しているが、仕事をサボるキリトに頭を悩ませている。 シェータ・シンセシス・トゥエルブ 声 - 整合騎士の女性。 「無音」の二つ名を持ち、何でも斬るという曰くのついた神器「黒百合の剣」を所持している。 無口で表情に乏しく、全くと言っていいほど他者と会話しない。 その本質は「何もかも斬りたい」という欲望に満ちており、他人と距離を置いていたのは「加減ができず相手を殺してしまうこと」を忌避していたためだった。 異界戦争の折に暗黒界の拳闘士団団長であるイスカーンと闘い、互角の力量で引き分け互いの力を認め、イスカーンがベクタに翻意し、アスナたちに助力した際にはイスカーンと共にアメリカからログインしてきたVRMMOプレイヤーたちと戦うが、その最中に自分が本当に求めていたものが「斬りたくない大切な存在」であることを悟った代償として神器を失い、イスカーンと共に死を覚悟するが、オークの一団を引き連れたリーファの救援によって命拾いし、その後ガブリエルと戦うキリトの心意を目にし、イスカーンと共にキリトに祈りを託した。 異界戦争後はイスカーンと結婚して一人娘のリーゼッタを授かり、オブシディアにて人界統一会議の全権大使として飛竜「宵呼(ヨイヨビ)」と共に駐在している。 神器喪失以降は固有武器を持たなくなったことから「無手のシェータ」と呼ばれており、暗黒騎士団の客員師範として騎士団の総本部の道場で十数人程度の弟子たちを育てている。 四旋剣(しせんけん) ファナティオ配下の下位整合騎士で、白い鎧と兜を纏っている。 個人での戦闘能力はそれほど高いわけではなく、複数人での連携を前提としている。 全員ファナティオを尊敬している。 ダキラを始め、ジェイス・シンセシス・トゥエニスリー(声 - )、ジーロ・シンセシス・トゥエニフォー(声 - )、ホーブレン・シンセシス・トゥエニシックス(声 - )の4人で構成される。 ホーブレンのみ男性で、残りの3人は女性である。 ダキラ・シンセシス・トゥエニツー 声 - 茶髪で顔にそばかすがある女性騎士。 同性愛者であり、それを教会に懺悔したことでカセドラルに連行、シンセサイズされた。 記憶を封じられた後もかつて恋した相手への恋慕は残り、どことなく面影のあったファナティオにそれを向けながらも、その感情を長年押し殺していた。 ダークテリトリー軍との戦闘中、シグロシグの攻撃からファナティオを庇って致命傷を負い、心に秘めていた想いを打ち明けて死亡した。 レンリ・シンセシス・トゥエニセブン 声 - 緑髪の少年の姿をした騎士。 投擲剣型の神器「雙翼刃」を所持しているが、騎士になる以前に無二の友を誤って殺めてしまったトラウマがシンセサイズ後も残った結果、「武装完全支配術」を使うことができず、アドミニストレータからは「失敗作」と判断され封印されていた。 キリトとユージオの反乱の際に封印を解かれるも、完全に覚醒した時は既にアドミニストレータが消滅した後であり、そのままダークテリトリーとの戦争に突入、当初は恐怖から戦線を放棄し、人界守備軍の後方部隊に隠れていたが、そこにいたキリトを守ろうとするロニエとティーゼの姿に心を動かされて奮起し、襲い掛かってきた十侯のコソギを武装完全支配術で撃破、そしてアリスたちと共に「囮部隊」として進軍、最後まで飛竜「風縫(カゼヌイ)」と共に戦い戦争を生き抜いた。 異界戦争後は想いを向けていたティーゼにプロポーズし、「ユージオのことが忘れられない」という彼女にそれでも構わないと告げるも、返事を保留されている。 リネル・シンセシス・トゥエニエイト、フィゼル・シンセシス・トゥエニナイン 声 - (リネル)、(フィゼル) 二人組の見習い整合騎士。 外見年齢は10歳程度。 アドミニストレータによる蘇生神聖術の実験台の生き残りであり、天命凍結術が施されているため、幼い容姿のまま成長せずにいる。 人殺しの技術が高く、元々の28番と29番目の整合騎士を殺害し、現在の地位についた。 出会ったキリトとユージオを油断させ、彼らを麻痺毒の剣で捕らえるも、失言と武器の帯刀からキリトに正体を見破られ、逆に自分の毒剣により麻痺させられてしまい、ファナティオとの戦いの後、ユージオから解毒薬を飲まされて助けられた。 その後は「なぜキリトが自分たちを生かしたのか」を考えるようになり、その答えを見つけるために異界戦争に参加。 戦後は二人揃って見習いから正式な整合騎士へと昇格し、情報局で偵察任務などに精を出している。 アリス・シンセシス・サーティ 8年前に連行されたキリトとユージオの幼なじみ。 かつてUWにいた大蛇を物質変換した鞭の神器「霜鱗鞭」を所持する。 アリスを師と仰いでおり、騎士達の序列の中では最も新しいとされる。 本人によると「1ヶ月前に天界より召喚された」とのことだが、実際はソルティリーナやウォロを破り四帝国統一大会で優勝した大剣士。 たまたまエルドリエの名前を覚えていたユージオに記憶を刺激され、母親の記憶を無理に思い出そうとした結果、意識を失ってしまう。 カセドラルでの戦いが終わった後はベルクーリの下で軍の再編を行っているが、キリトとの戦いに影響を受けたのか変化が見られ、以前の上の言うことには従順だった頃と違い自分の考えで行動するようになっている。 アリスを慕っているが故に、そのアリスを変えたキリトについては敵愾心を抱いており、心を失ったキリトを介護するアリスと再会して以降はいつもキリトの扱いに対して厳しい態度をとる。 異界戦争においては、人界軍を全滅させうる大規模術式に対し武装完全支配術によって術式を自分一人に集中させて、自らがされることで他者への被害を食い止めるという壮絶な戦死を遂げ、遺された霜鱗鞭はアリスが回収した。 飛竜「滝刳(タキグリ)」は主の死後もベルクーリやアリスを助けて最後まで戦い続け、最終的に雨縁共々ガブリエルに倒されたが、死ぬ寸前にキリトが卵に戻したことでアリスのフラクトライトに付随する形で存在している。 ユージオ・シンセシス・サーティツー キリトとアリスの幼なじみ。 詳細は「」を参照 セントラル・カセドラル [ ] カーディナル 声 - キリトたちを助けた「ザ・シード」の調整プログラムを名乗る少女。 その正体はアドミニストレータと融合したカーディナルシステムのサブプロセスであり、「メインプロセスの間違いを正せ」という命令に従って行動している。 かつてはアドミニストレータの感情に乱れがあった場合にしか身体を操作できなかったが、アドミニストレータが魂の寿命から逃れるために新たな身体として選んだ少女・ リセリスのフラクトライトに自分の魂を上書きコピーした結果、その肉体を獲得する。 直後に実力行使でアドミニストレータの削除を試みるものの失敗したため、敗走を経てカセドラル内部の大図書室に篭もって外部から隔絶し、人界の時間で200年もの間アドミニストレータへの対抗手段を練っていた。 そんな中、フラクトライトを損傷したキリトが再びUWに現れたことに気づき、蜘蛛の使い魔シャーロット(声 - )を介して彼の旅路を助けていく。 キリトとユージオがカセドラルからの脱走を図った際には、キリトに最終負荷実験が迫っていること、アドミニストレータを倒して管理権限を奪還した場合は現存する人工フラクトライトごとUWを初期化する意向を明かし、策を託してアドミニストレータのもとに送り込む。 キリト・ユージオ・アリスがアドミニストレータと対峙した際には自らも決戦の場に赴くが、「アドミニストレータにしか攻撃できない」という自分の弱点をソードゴーレムという形で突かれて絶望し、キリトたちの助命と引き換えに攻撃を受けて致命傷を負う。 そのまま消滅するが、その間際にユージオの決意を聞き届け、彼をソードゴーレムと同質の剣に変化させた。 アドミニストレータ 声 - 公理教会の最高司祭にして、人界の支配者として君臨する存在。 元は「 クィネラ」という名前で、人界初の貴族同士の政略結婚によって誕生した、UWで最も大きな利己心と美貌を持つ女性。 かつて、神聖術の修行の際に生物を殺すことで自身の権限レベルが上がることに気づくと、それ以降は人目を盗んで動物を狩り続けて権限レベルを上げ続けたうえ、神聖術の式句の解析によって天命回復や天候予測などの神聖術を身につけたことにより、周囲から聖女として崇拝される。 その結果、公理教会や貴族などの制度、禁忌目録などを設け、自分の絶対権力を確立した。 「天命」というシステム上の寿命には抗えないはずであったが、執念で現実世界に接触して偶然その場にいた柳井を取り込むと、本来は知り得ないはずのUW内における全神聖術の式句を表示するシステムコマンド「全コマンドリスト閲覧」にたどり着き、それを用いて天命を回復させて若返ると共に老化を停止させ、不老となる。 さらにはカーディナルシステムの全権限の簒奪を目論むも失敗したため、カーディナルシステムの基本命令である「秩序の維持」を自分のフラクトライトに焼き付ける。 それ以降はアドミニストレータを名乗ったことにより、人界は数百年にもわたる長い停滞を迎えてしまった。 誕生から約150年後、自身のフラクトライトを格納するライトキューブの容量が限界に達したことから魂のコピーを行うが、失敗してカーディナルを生み出してしまう。 それ以降、カーディナルへの対策として整合騎士を作り出すと同時に、システムコマンドで身体への金属武器攻撃の無効化措置を施し、自身はもう記憶を蓄積しないよう、セントラル・カセドラルの最上階で長き眠りにつくようになった。 チュデルキンがユージオを連行してきた際には彼を整合騎士に仕立て上げ、キリトたちが最上階まで登ってきた際には彼らを討伐すべく戦闘に入る。 当初はソードゴーレムや専用の神器「シルヴァリー・エタニティ」を持ち出して優位に立ち、ユージオとカーディナルを倒すが、元の素材が金属ではない夜空の剣と青薔薇の剣を装備したキリトの剣戟によって致命傷を負い、敗北する。 最後は満身創痍で柳井を頼って現実世界への逃亡を図るも、炎と化したチュデルキンによって天命を削り尽くされ、完全に消滅した。 最後まで敵対こそしていたが、彼女の生き方、在り方にキリトも思う所があったのか、ガブリエルとの最終決戦時にイメージとして登場している。 チュデルキン 声 - アドミニストレータの側近の元老長。 アドミニストレータに心酔しており、主同様の利己主義者かつ醜悪で下劣な人格の持ち主。 胴体に対して極端に肥大した頭部という特異な体形を利用して頭だけを支点に逆立ちすることにより、両手だけでなく両足の指、さらには両目からも神聖術を行使できる。 神聖術の技術はきわめて高等であるが、醜悪な容姿と横柄な態度は整合騎士たちに嫌われている。 ベルクーリの敗北後は彼を石化させ、ユージオをアドミニストレータのもとへ連行してキリトとアリスの始末を目論むが、返り討ちに遭う。 最上階における戦闘では、アドミニストレータから名誉挽回の機会をもらうもキリトたちに彼女への執着心を利用されて敗北し、アドミニストレータから使い捨ての駒として粗雑に扱われる。 しかし、完全には絶命しておらず、最後は逃亡を図ったアドミニストレータに自身を炎と化してしがみつき、道連れにして果てた。 エアリー 声 - セントラル・カセドラル内の昇降盤を神聖術で操作する儚げな少女。 当初は整合騎士と同じく天命を凍結され、キリトと出会った時点で107年も「昇降係」の天職に従事しており、長い時間を過ごしたことによって記憶を破損した結果、自分の名前すらも忘れてしまっていた。 反逆者であるキリトたちの行為にも無表情で何ら反応しないが、「もし天職から解放されるなら、空を飛びたい」という願いを抱いている。 異界戦争後は昇降盤の自動化に伴って天職から解放され、新たに「エアリー」という名を授かる。 その優れた風素術の腕を見込まれてサードレの工廠に入り、彼のもとで機竜の開発に従事している。 アンダーワールド大戦の登場人物 [ ] 皇帝ベクタ ダークテリトリーの皇帝。 詳細は「」を参照 諸侯(フユーダル・ロード) [ ] ビクスル・ウル・シャスター 声 - 十侯の一人。 暗黒騎士団団長。 別名「暗黒将軍」。 人族男性。 40代。 以前にベルクーリと遭遇した経験から、人界との和解を望む穏健な思想を抱いていた。 神器級オブジェクトの長刀「朧霞」を所持し、「心意の太刀」という究極の剣技を極めるため、己の師を切った過去を持つ。 和平の邪魔になるベクタの暗殺を企むが、十侯が揃った場でリピアの首を見せられて激昂し抜刀、過去の因縁が原因でフ・ザの毒を受けて倒れる。 リピアへの想いから最後の力を振り絞って神器の記憶解放現象を起こし、フ・ザやゴブリン族長二人を巻き込みつつベクタに襲い掛かるが、恐怖の感情すら持たない彼の虚無に満ちた心意に飲まれ無念のうちに死亡する。 ベルクーリはその出来事を感知しており、彼の死を悔やんでいる。 ディー・アイ・エル 声 - 十侯の一人。 暗黒術師ギルド総長。 人族女性。 妖艶で残酷な性格。 裏で策略を巡らせつつ、いずれは自分こそが皇帝になるという野望を内心抱いていたが、ベクタの登場によってそれを砕かれ、以後は彼に服従する。 異界戦争ではベクタの命令で膨大な空間リソースを用いた大規模術式で人界軍殲滅を図るも、先んじてリソースを消費し術式を組んでいたアリスによって不発に終わった挙句前線の部隊を完全支配術で殲滅され、大勢のオーク族を生贄とした第二陣もエルドリエの捨て身の策により失敗、直後に激昂したアリスの攻撃により自身も肉体の大半を消し飛ばされる重傷を負った。 回復手段を探す中、外部からダイブしてきたを拘束し天命を奪うことで完全回復する。 回復後も執拗なまでにリーファを虐げ、それを止めようとしたリルピリンを「豚」と罵るが、人工フラクトライトを極力傷つけまいと思っていたリーファに「悪」と断じられ、両腕を斬り落とされた挙句正面から真っ二つに斬られて死亡する。 イスカーン 声 - 十侯の一人。 拳闘士ギルド第十代チャンピオン。 人族男性。 豪快な性格で、心意により、拳による打撃以外を受け付けないという力を持つ。 異界戦争では拳闘士部隊を率いて整合騎士であるシェータと闘い、その末に彼女に自分と近しいものを感じ、実力を認め合う。 その後、皇帝ベクタの自分たち兵の損失を何とも思わぬ采配に抵抗を感じ、作動した右目の封印を自ら眼球を抉り取ることで不完全ながら破り、自らの意思でベクタの命令の抜け道を探し、アスナに暗黒界たちの救出を条件に、押し寄せるアメリカからのプレイヤーたちをシェータや拳闘士団の仲間たちと共に食い止めるも、死の寸前まで追い詰められるが、オークの集団を率いたリーファの救援で命を救われる。 異界戦争後は新たな暗黒界の代表として暗黒界の五族平和条約を締結し、暗黒界軍総司令官へと就任、人界とも和平を結んでシェータと結婚し、彼女と共にオブシディアで生活している。 シェータとの間には一人娘のリーゼッタを儲け、親バカぶりを炸裂させており、キリトからは口調がクラインとそっくりだと言われている。 リルピリン 声 - 十侯の一人。 オーク族長。 幼少期から容姿端麗と言われていた が、人族の前では「醜いオーク」でしかない(前述の「容姿端麗」も「オークとしては」「わずかばかり人族に近い顔立ち」という意味であった)と知ってショックを受けた過去を持ち、以来人族に強い敵意を抱くようになった。 異界戦争ではレンジュをはじめとした仲間のオークたちをディーの術式のリソースにされて失い、無力感に苛まれる中、現実世界から来たリーファと出会う。 自分を侮蔑せず「人間」として見てくれた彼女をディーから守るために不完全ながら右目の封印に抗い、オークの残存部隊を率いて前線に駆けつけた。 その際、リルピリンからオークがリーファに従うのは「自分たちオークを人間と呼んでくれたからだ」と誇らしげに語る。 レンギル・ギラ・スコボ 声 - 十侯の一人。 商工ギルドの頭領。 人族男性。 諸侯の中で唯一の非戦闘員であり、皇帝ベクタを前にした際は彼に怯え、ひれ伏した。 異界戦争時は物資補給などの後方支援を担った。

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【SAO】第1話 感想・解説 キリト、言葉と感情を失う『ソードアートオンライン アリシゼーション War of Underworld』

キリト 心神喪失

出典:「」公式ページ スーパーアカウント《太陽神ソルス》でログインしたシノン。 彼女は、米国人プレイヤー軍に包囲されたアスナたちを間一髪で救援した。 ソルス・アカウントの固有アビリティ《無制限飛行》を使い、ベクタにさらわれたアリスを追う。 一方、《地神テラリア》のスーパーアカウントでログインしたリーファも《アンダーワールド》へと降り立つ。 出典:「」公式ページ とにかくどんどん人が投入されていくダークテリトリー。 アスナがスーパーアカウントで対抗するも、あまりの力量に押され気味で、力の差を見せつけられます。 特にアスナは創世神ステイシアのスーパーアカウントで地形を自由に変える力があっても、その反動が大きいため連続して使用できない。 そこにシノンがスーパーアカウントでログイン。 一斉に米国人プレイヤーたちを薙ぎ払います。 そしてやっとキリトとシノンは再開します。 そして新たにリーファがスーパーアカウント、地神テラリアでログインを開始します。 いよいよSAO アリシゼーション WoU最終章が本格的に動き出します。 絶対絶命のピンチに現れた仲間たち! これだよ!これを待ってたんだよ! それに先駆け降り立ったリーファちゃんですが、早速触手プレイに勤しんだ模様。 凄く待たされたような気がする… 特にこの前が総集編で、いつ本編始まるのと毎日悶々していました。 しかし、13話見て思ったことがやっぱりSAOだったという事。 悶々したものすべて吹き飛ばす展開見せてくれました。 シノノンの圧倒的な攻撃力 リーファの手蝕プレイ クラインの俺カッコええ登場 幕開けにはふさわしい展開でした。 次回14話はいよいよSAOチームが参戦して、本格的な戦争がはじまります。 懐かしいキャラクターが出てくるので楽しみです。

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「SAO アリシゼーション WoU」松岡禎丞&竹達彩奈が語る、“桐ヶ谷兄妹の絆”とアフレコ秘話【インタビュー】

キリト 心神喪失

そもそもなぜキリトは精神崩壊に? アリスを含むアンダーワールドの住人はキリトの心神喪失の状態の原因を親友のユージオを失ってしまってことにあると考えていました。 確かにそれも一つの要因です。 しかし、 問題はそう簡単なものではありませんでした。 問題が起きたのはセントラルカセドラルの連絡コンソールから現実世界にいる菊岡と連絡を取ろうとした時でした。 キリトはこの時年単位でアンダーワールドに閉じ込められていました。 キリトからすると状況を把握したい気持ちは山々でしょう。 でも長い間アンダーワールドの住人と苦楽を共にしたキリトからすると、 命を持った仲間なんですね。 このような経緯からキリトは現実世界にアクサセスし、菊岡と連絡を取ることに成功します。 ただ、この時菊岡たちがいたオーシャンタートルは アメリカの特殊部隊によって襲撃されていました。 運悪くキリトが連絡を繋いでいたこの時に、特殊部隊側がオーシャンタートルの主電源を切断しました。 これによりキリトがダイブする機械にショートが起こり、大きな電流が流れました。 キリトは脳に多大なダメージを受けます。 これが本当の精神崩壊の原因でした。 キリトはいつ元に戻るのか キリトは簡単に言うと「自分」を失った状態にあります。 原因は先程見たように二つあります。 実際、物語の中でキリトが自分を取り戻していく様子が描かれています。 キリトの復活時期 ちなみに、これは原作では 大戦編の終わりまでつづきます。 当然物語としてはキリトが活躍できないため、他のキャラクターが大きく活躍します。 キリト以外のヒロインが好きな方からすると見どころが多いかもしれません。 キリト好きの方からすると、見るに堪えないシーンもあるかと思いますが、ずっと勝ち続けるヒーローよりも敗北の味を理解しているヒーローの方がカッコいいという考え方もできます。 今後のキリトの活躍に期待しましょう。 回復するキリト(ネタバレ) ここからはまだアニメで放送されていない部分のお話になります。 原作を読んでおらず、後の展開を自分の目で見たいという方は気を付けてください。 それでは原作の流れについて書いていきます。 アニメではアスナが助けてきてくれた部分まで描かれていましたが、 他の仲間たちも助けにきます。 シノンやリーファですね。 キリトはこの仲間たちの到来に刺激を受けます。 その刺激によってキリトは自分を取り戻していくんですね。 ただ、物事はそう上手くはいきません。 そんな中、ラフィンコフィンのメンバーからアスナが狙われてしまいます。 アスナのピンチに普段のキリトなら黙ってはいないでしょう。 ですが今のキリトは心に深い傷を負ったままです。 たとえ仲間が助けにきてくれたからといって 完全に自分を取り戻したわけではなかったのです。 ユージオとの思い出 キリトが精神崩壊を起こした理由の一つ。 ユージオを失ったショックから立ち直ることができていなかったのですね。 そんな中、キリトは心の中でユージオの言葉を思い出します。 その言葉によってキリトは ユージオを失ったショックを乗り越え、自分を取り戻していくわけです。 こうして完全復活を遂げたキリトはお得意の二刀流で敵を殲滅していきます。 アニメ版ではもうしばらくキリトの二刀流捌きを観ていませんね。 やはりSAOといえば カッコいい戦闘シーンが魅力の一つでしょうから、アニメ版が待ち遠しいですね。 まとめ これらがキリトが精神崩壊になった理由と復活時期に関するまとめでした。 できるだけ分かりやすく書いたつもりでしたが、どうだったでしょうか?今後のアニメ視聴の助けになれば幸いです。 個人の感想としては一ファンとしてはキリトの復活が待ち遠しい限りですね。 ただ残念なことに今回のコロナ騒動の影響により、SAOの次クールは 延期が決定しています。 こればっかりは仕方がありません。

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