口内炎 食べられるもの。 手足口病などで口内炎が痛くても、子が食べられるもの(もっと知りたい)|小中ぽこ(ぽこねん)|note

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口内炎 食べられるもの

監修/佐伯香織(さえき かおり) がん看護専門看護師。 2003年東京都立駒込病院 血液内科 造血幹細胞移植病棟勤務。 (~2009年) 2014年がん看護専門看護師資格取得。 2015年国家公務員共済組合連合会 横浜栄共済病院勤務。 治療内容ごとの口内炎(口腔粘膜炎)の発症割合 がん治療にとって口内炎(口腔粘膜炎)は多くの方が悩まされる副作用のひとつです。 治療後に口内炎が発症する割合は治療内容によっても異なります。 原因としては、抗がん剤や放射線治療による直接的な影響と、唾液分泌低下や感染などによる間接的な影響があります。 お口は食べ物の通り道として消化管に繋がっているため、吐き気や便秘、下痢など消化管の変化があると、お口の状態にも異変がないかと関連づけて考えます。 今回は、口内炎と食事についてお伝えしていきます。 無理をせず、食べられるものから 私たちの生活において、食べることは単に満腹感を得るという行為だけではなく、体に必要な栄養やエネルギー源を取り込み、生きるために必要な原動力や活力になります。 がん治療中、頑張っている身体に少しでも多くの栄養を行き渡らせ、体力をつけておくことは大切なことのひとつです。 また、腸管の表面はヒダ状になっていて、そのヒダ状の粘膜は栄養を吸収するだけではなく、免疫のための大切な役割を担っています。 食べることで腸に刺激を与え、この大切な腸管の機能を維持することができます。 ただ、どうしても食欲がない時もあります。 そのような時は、医師から食事について特別な指示がある場合以外は、無理をせず体調にあわせ、食べられるものを食べるとよいでしょう。 口内炎(口腔粘膜炎)がある時に気を付けること <うがい、歯みがき> 一部の洗口液に含まれる殺菌剤のグルコン酸クロルヘキシジンは、やや重い口内炎の改善や口腔内の細菌の減少について有効な結果がなく、うがいによる不快感、味覚変化、歯の変色などの報告がみられることがあるので、治療中はほかの種類へ変更するなどで対処をします。 治療期間は、低刺激の保湿剤でお口を潤し、病院で処方される痛み止めも活用しながら口内炎の痛みを抑えて食事ができるようにしましょう。 <食事の工夫> 口内炎があっても、しっかりと食事をしていくために、以下のような工夫があります。 献立などで不安がある方は、かかりつけの病院の栄養士と相談をしてみてはいかがでしょうか。 痛みがある時は、痛みを取り除いてから食事をする• 柔らかく、口当たりの良い内容にする• 酸味の強いものは避ける• 少量ずつ数回に分けて摂取する• ソースや醤油などの調味料が直接口内炎に触れないようにする• 高たんぱく食を心掛ける• 少し冷めた茶碗蒸しや白和えなど豆腐を使った料理にする <参考文献> 日本がんサポーティブケア学会:EOCC The European Oral Care in Cancer Group 口腔ケアガイダンス, 2018, 2019. 7最終アクセス 佐藤禮子:がん化学療法・バイオセラピー看護実践ガイドライン,医学書院,2009 Sonis,S. T: The pathobiology of mucositis. Nature Reviews Cancer. 4: 277~284,2004 大島茂,渡辺守:腸管免疫と腸内細菌の密接な関わり合い,日本内科学会雑誌第104:81~85,2015 緩和医療ガイドライン委員会:がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン,金原出版,2014.

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口内炎 食べられるもの

抗がん剤の治療中は、さまざまな要因で食事がとりづらくなりがちですが、特にその副作用である口内炎の痛みによって、十分な食事量がとれなくなることがあります。 食べる量が減ると、栄養状態が悪くなり、体力や免疫力の低下につながります。 また、治療の継続にも影響がでてきます。 このため、食事をとることは治療を行っていくうえで、とても大切です。 そこで、口内炎がみられるときでも、治療中の食事を少しでもおいしく食べていただけるように、口内炎対策レシピ集「少しの工夫で、いつものごはん。 」を作りました。 ここでは食べたい時に食べられるものを食べていただきたいという考えから、痛みによる負担を減らし食事をとりやすくするための工夫をご紹介しています。 調理と食事のポイント 控えたほうがよいもの しみる原因になりやすいもの 酸味の強いもの:柑橘類 塩分:塩、 しょうゆ 代わりにかつお、こんぶ、鶏ガラなどのだしを利用する。 酢 調味料としての使用は刺激が強いので控え、野菜のアク抜きや、肉をやわらかくするなど必要に応じて使用する。 香辛料:唐辛子、わさび、からし、しょうが など 香りづけ程度の使用は食欲増進につながることもあるので様子をみながら。 みそ・マヨネーズ 個人差が大きいので様子をみながら。 口の中を傷付けることになりやすいもの かたいもの:おせんべい、フランスパン など 弾力があるもの:いか、たこ、貝、こんにゃく など (食べ物を噛む回数が増えることで、口の中を噛んでしまいやすくなる。 ) 患部への刺激となりやすいもの 傷口に入り込みやすいもの:ミンチ、おから など 口の中に貼りつきやすいもの:海苔、おもち など おすすめしたいこと 噛むことを減らす やわらかくする : ゆでる、煮込む など なめらかにする : 水分を多くする など とろみをつける : あんかけ、白和え など 噛むことは大切ですが、同時に口の中を傷付けやすくもなります。 口内炎ができているときは、噛むことが少なくても消化しやすく、のどごしのよい、まとまりがある仕上がりにすることが調理のポイントです。 飲み込みやすくする 水分を一緒にとる 食べ物が口の中でばらけると傷口に入り込みやすくなりますが、水分を一緒にとることで、食べ物がまとまりやすくなり、飲み込みやすくなります。 温度による刺激を減らす 人肌程度の温度にする 口の中に入れた時の温度が高くても低くても患部への刺激になるので、食事の温度もポイントです。 食事をすることに対する心理的負担を減らす 数回に分けて食べる 一度にたくさん食べる必要はありません。 食べられるときに食べたいものを食べることも大切です。 食べたり飲んだりした時の痛みの感じ方は、口内炎の症状の程度によっても異なります。 痛みの程度に合わせて食材や調味料を調整したり、調理方法を工夫してみましょう。 食事に関する注意点• 食べやすいようによく煮込んだり、とろみをつけたり、裏ごしをしたりしましょう。 痛みが強い場合には、バランス栄養飲料(濃厚流動食)や栄養補助食品などを利用しましょう。 口の粘膜を刺激するため、お酒やタバコは控えましょう。

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アメ玉、甘いものが私の口内炎の原因です。

口内炎 食べられるもの

息子がヘルペス性口内炎にかかりました。 口の中に激痛が走るらしく,食べられるものがかなり制限されたので,息子が食べられたものを,これから罹るであろう人たちのために記録しておきます。 ヘルペス性口内炎だけでなく,手足口病やヘルパンギーナなんかの口内炎ができる症状の人も参考にどうぞ。 経過 症状は原因不明の高熱で始まりました。 40度に達すると機嫌も悪くなるので,解熱剤も何度か使用。 けれども4日間下がらない。 その間2度受診しましたが,風邪の診断。 5日目に分かりやすく口内炎と口の周りのヘルペス,歯茎の腫れが現れ,痛みを訴えてものが食べられなくなったので再受診すると「ヘルペス性口内炎」の診断が出ました。 水疱瘡と同じ薬を処方されて,飲み始めると進行が止まり,そこからゆっくり数日かけて治っていきました。 食べられるもの 口が痛くて食事が摂れないのがヘルペス性口内炎の特徴ですが,基本的に食やすいとされているものの条件は以下です。 なのでいくらやわらかくてもパンなど前歯で噛み切らなければならないものはダメ。 が,味が無いとおいしくないので食べません。 はじめは温かく感じる程度に食事を加熱していましたが,それでも痛いようで常温に冷めた状態で提供すれば食べられました。 お粥なんかは要注意。 冷たすぎるものもダメという記述を見かけたものの,うちの子の場合は冷たいものは大丈夫でした。 なのでモチベーションは大事。 少々痛くても,好物なら食べられたりしました。 息子が実際に食べられたものたち 上の条件を気にしながら,いざスーパーへ。 息子が食べられるものを買い込みました。 実際に息子が食べられたものたちを紹介します。 定番,ゼリー,プリン,ヨーグルト,アイスクリーム 定番中の定番です。 これらは食べられました。 なるべくカロリーをとってほしいので,ゼリーやヨーグルトよりもプリン,アイスクリームをすすんで食べさせるようにしていました。 中でも息子が食べやすかったのがアイス。 上記のパナップやスーパーカップなどの,小さいカップに入ったものが量も形態も良かったです。 棒タイプだと前歯を使って齧り取らないといけないので,痛みます。 スプーンですくえるものを。 こちらも定番,お粥 家で作るよりもパウチのものの方がやわらかく,のどごしもいいようでこれはお世話になりました。 安いし。 (梅がゆはさすがにチャレンジしませんでしたが)出すときは温めず,そのままで。 ただ,「お粥」は別にすすんで食べたい食べ物ではないので,モチベーションは低め。 なので痛みがピークのときはお粥も嫌がりました。 が,そこはアイデアで乗り切ろうということで,お粥と一緒に好きなふりかけを選ばせ,それを多めにかけて食べさせるとガンガンいけました。 少しでも栄養をということで一緒に細かいタイプの鮭フレークも入れてみましたがこれも良かったです。 クリームシチュー 乳製品系は口内炎にやさしいということで,クリームシチューのスープ部分が食べられました。 圧力鍋で徹底的に柔らかくすれば,ピーク時でもスープと具の玉ねぎは食べられました。 ピークを過ぎてからはニンジンやジャガイモもOK。 栄養をとっている感じがして非常に重宝しました。 ただし煮詰まって塩分が強くなると染みるので,薄めの味付けで。 まさかのマグヌードル 食べられない息子に「何が食べたい?」と尋ねたとき,一番に答えたのが「カップラーメン!」でした。 親が食べているのを見て,もともと憧れがあったものです。 けれども塩分が強くて染みるだろうし,一口食べてダメなら廃棄でもったいない…で買ってみたのがマグヌードル。 これなら小分けになっているので,今食べられなくても残しておけます。 結果は,「ありがとうマグヌードル!!」「ありがとう日清!!」でした。 塩分が強いので,お湯を多めに注ぎ,噛みやすいように気持ちやわらかめに作ります。 そのあと氷を入れて混ぜ,ガーッと冷やす。 「ちょっとぬるすぎるかな」くらいになったら食べごろ。 なかなか食べられずお腹も減って機嫌が悪かった痛みのピーク時,これを2つ食べられたときはホッとしました。 多少痛いようでしたが,「カップラーメン」の魅力が勝った感じです。 犬とパンダのかまぼこも,食べることのモチベーションを上げるのに良かったです。 定番に入れてもいい,フルーチェ これも乳製品系なので,口に優しく,難なく大量に食べられました。 ヘルペス性口内炎の「食べられるものリスト」の定番に入れてもいいんじゃないかと思うくらい,安定感があって,ピーク時でもスルスルいけました。 一緒に作れば食べるモチベーションも上がります。 息子の場合,喉の奥の方に炎症はなかったので,嚥下に問題がなかったというのはありがたかった点です。 ある程度回復してからは,アンパンマンカレーや玉子焼き,一口大に切ったコロッケなんかも食べられました。 もしかしてレトルトタイプのベビーフードが食べられたのかなとも思いますが,本人が赤ちゃんみたいなのは嫌だと言ったので試していません。 マグヌードルがいけるなら,くたくたに煮たうどんなんかもいけるはずですが,うちの子は食べませんでした。 本人の食べたいという気持ちを尊重することと,親がしんどくなるので手間をかけないことがコツかなと思います。 病気の子に食べるようにキツくあたるのはかわいそうですから。 水分はポカリよりもQooでした。

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