日経平均先物 cme sgx。 SGX(シンガポール取引所)と日経平均先物

楽天証券のCME日経平均先物取引の特徴、手数料とメリット

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そして、「そのためにトレーダーとしてやらなければならないことは?」と更に聞いたら、「分析能力を身に付けること」と答えるでしょう。 間違っていないと思います。 しかし優先順位としては、分析能力の向上よりもっと大事なことがあります。 それは資金管理をすること、すなわち 資金を守ることです。 トレーダーならだれでも、仕掛けた銘柄に対して損切(ロスカット)注文を必ず入れていることだと思います。 損切とは資金を守りトレードを長く続けていくために行う行為ですから、しっかりと逆指値での損切注文をしていれば安定したトレードが行えていると想像できます。 しかし、相場でのある時間帯において 『トレードの損益の幅が出やすい瞬間』があり、そのときだけは 損切や利益の確保の注文方法が変わってくる場合があります。 いくつかの種類がありますが、海外でも取引がされていて、 シンガポール日経平均先物(以下、 SGXと省略)や、 シカゴ日経平均先物(以下、 CMEと省略)があり、特徴としては国内の日経平均先物も含めて営業時間がそれぞれ異なるということです。 特に、CMEに関しては、日本時間の8:00~7:00が営業時間となることから、スイングトレードでの東京証券取引所(以下、東証と省略)の寄付時(9:00)において、この CMEの株価を事前に確認しトレードを行うことで投資資金を「守ったり」、または「確保」したりする手法を今回解説していきます。 日経平均株価日足チャート スイングトレードをする場合、東証1部の個別銘柄をトレードしていく訳ですが、その時の分析方法として1番の指標となるのが、相場の大きな流れである 日経平均株価になります。 さて、この日経平均株価の特徴に「 窓を開けて寄付きやすい」ということがあります。 窓とは前日の終値と翌日の(寄付きの)始値との値幅のことです。 この値幅を窓の他に ギャップとも言いますが、日経平均株価はこのギャップを作りやすいということです。 まずこの特徴を覚えてください。 また、このギャップが生まれやすい理由とは、例えば、東証の営業時間は9:00~15:00までになりますが、営業時間外ということで直接の取引がないで実際の株価の値段は付きませんが、それでも 株価というのは24時間外部からの影響を受けているので絶えず変動しているのです。 そして、 営業時間外に動いた値段が一気に露呈する形となるのが、翌日の寄付きになり、株価が外部から影響を受けた分だけ、ギャップとして現れやすいのです。 特に日経平均株価は、日本の夜中の時間帯に営業しているアメリカのダウ平均株価やドル円為替相場には影響を受けやすいのです。 すなわち、デイトレードとスイングトレードの明確な違いが、持ち越しのリスクが「あるか?」、「ないか?」ということです。 例えば、前日の終値が1350円の場合に翌日の寄り付きで1400円の始値が付いたら50円の利益になりますが、この50円とは、 相場が休んでいる間についた値段ともいえるのです。 CMEと寄付きまでの関係 個別銘柄をトレードするときにまず日経平均株価を指標とする訳ですが、「もし、寄付きの日経平均株価がある程度分かるなら、当然確かめてチェックしたいと思いませんか?」 これが、今回の記事の趣旨です。 日経平均先物とは、日経平均株価に対して先を行く指数です。 例えば、『9:00に東証が寄付く直前の時間帯で日経平均先物の値段を確認できれば、その日経平均株価の始値の予想が立てられやすい』ということになります。 いくつかある日経平均先物でも、東証の寄付きの前の時間帯である、 8:30~9:00位に営業している日経平均先物が CMEになりますので、 『東証の寄付く直前に、CMEの値段を確認してトレードに備えることで、日経平均株価の始値の予想がつきやすくなる』ということです。 とがありますが、どちらを使うか、特に決まりはないですがとりあえずドル建てを使います。 すなわち、 寄付き前にこのギャップがプラスでもマイナスでも大きな値段がついているほど、スイングトレーダーなどの持ち越しトレーダーは損益が出やすいと判断し、寄付き時でトレードを行っていくことになります。 リーマンショックでの日経平均株価 悲しいことに 大きな災害や、政界・ビジネスでの不祥事が、東証の営業時間外に起きてしまった場合はCMEを含め日経平均先物は大きく暴落します。 その場合、投資家・トレーダーとして資産を守るためにも、ためらわず、 持ち株のすべてを寄付き時に決済しなくてはなりません。 迷うことなくすべてのポジションを手放しましょう。 この場合の注文方法も成行注文になりますが、前注文を行っていないと、稀に、相場でストップ安が発動された場合、もうその日の決済は出来なくなってしまいますので、売買が翌日以降に繰り越されてしまいます。 まずは 確実に損切を行うためにも、 寄付き前の成行注文 を推 奨します。 CMEを使った買いは行わない CMEはあくまでも先物です。 仮に先物が強く+200円以上の値段がついていたとしても、東証が寄付いた後の日経平均株価も更に上昇していく保証はどこにもありません。 ですので、CMEから判断をして買い増しを行うことはスイングトレードではあまりお勧めできません。 デイトレーダーなら先物を指標としますが、スイングトレーダーの場合は寄付き後、相場が始まれば指標は、先物ではなく日経平均株価やテクニカル指標にフォーカスしていくことが優先順位となります。 デイトレーダーとスイングトレーダーは、売買の期間が違う訳ですから見る指標も違ってきます。 スイングトレーダーが買い増しを判断するのは日経平均株価に連動させたテクニカル指標からの判断になります。 ですから、 東証が寄付いた後にトレードがひと段落をしたらその後は無理にCMEやその他の日経平均先物は特に気にしなくていいと判断できます。

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CMEとは?CME日経225先物取引などについて詳しく解説!

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名前 SGX(シンガポール取引所)と日経平均先物 を取引する際、必ず重要になってくるのが、日経平均先物を取り扱う海外の証券取引所2つです。 一つはCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)、そしてもう一つが、SGX(シンガポール取引所)です。 SGXのような海外の取引所が重要視されるのは、まず第一に、 日本の証券所が休場中でも取引が行われているからです。 日本と時差があるために、日本が取引時間外でも、SGXやCMEでは取引が進み値が動いているのです。 このことを利用し、日経平均先物の、とくに寄付き値を予想する際に、SGXやCMEでの日経平均株価を参考にすることができます。 この記事では、SGXの基礎的な知識と、日経225先物取引の際のSGXの重要性について説明します。 SGX(シンガポール取引所)とは SGXは、東南アジアはシンガポールに所在する、総合取引所です。 現物取引のほかデリバティブ取引も取り扱っています。 SGXとは「 SIN GAPORE E XCHANGE(シンガポール証券取引所)」の略称からなります。 もともとは、かつてシンガポールに存在した旧SIMEXと旧SESという二つの取引所の合併によって生まれました。 アジア初の先物市場 SGXの前身と言える旧SIMEXは、1984年にアジアで初めて金融先物取引を扱ったことで知られています。 なお、日本で先物を扱う現・大証(大阪取引所)の先物取扱開始は1988年です。 SGXが扱うデリバティブには、株価指数や為替、コモディティなどがあります。 この中には、日経225の先物も上場しています。 日経平均先物を扱う3大取引所の一つ 日経平均先物を扱う取引所は、国内の大証のほかは、同じアジア圏の大手取引所であるSGX、そして世界市場の中心的な位置を担うCMEの、合わせて3つしかありません。 そして、この3つの取引所が、互いに異なる取引時間で動いていることにより、ほぼ全ての時間帯において、日経平均株価の「現在の状況」をとらえられるようになっているのです。 日経225先物の取引時間 大証・SGX・CME 大阪取引所(大証)の日経225先物の取引時間は、8時45分から15時15分(日中セッション)、そして16時30分から翌5時30分(ナイトセッション)です。 そのため、大証だけ見ると、日中セッションが終わってからの1時間強、またナイトセッションが終わってからの3時間強が空白の時間帯となります。 この空白を埋めるのが、SGX、そしてCMEにおける日経225先物取引です。 これらの海外取引所における日経225先物の値動きを追うことで、先物価格の動向がわかります。 とくにSGX先物は、日本の取引所(大証)の取引が始まる15分前にスタートするため、その日の日経225先物の取引判断の基準として注目されることが多くなります。 大阪取引所・SGX・SMEの取引時間 見取り図 大証・SGX・CMEの取引時間を横に並べると、次の図のようになります。 青い時間帯は海外取引所のオープン時間です。 右端の赤い時間帯は大証の取引時間ですが、これに海外取引所(SGX・CME)の取引時間を重ねたのが、紫色の時間帯です。 これを見ると、3つの取引所すべてが閉まっている 午前6時~8時 夏時間期7時)の時間帯以外は、常に日経225先物取引が動いている、ということがわかります。 大証・SGX・CMEの相関関係 SGX先物は、日本時間8時30分に昼間のセッションが始まります。 この価格を見つつ日本時間8時45分に始まるのが、大証先物です。 そのため、大証先物の始値は、SGX先物の値段にサヤ寄せすると考えられます。 SGX先物の価格は、先物だけではなく、現物の日経平均株価にも、当然影響を与えます。 日本次回8時30分というスタート時間も、日本の投資家にとっては、取引前の参考値確認にちょうどいい時間と言えるでしょう。 なお、SGX先物が始まるより早く、CME先物が日本時間8時(夏時間7時)から始まります。 そのため、SGX先物の始値も、CMEの値段を見つつ決まると考えられます。 3取引所の取引高 日経225先物の取引高は、3つの取引所で、それぞれに相当なボリュームがあると言われています。 2010年ころであれば、大証は月あたり150万枚程度、SGXは230万枚程度、CMEは70万枚程度(いずれもラージのみ)と、十分な流動性が担保されていると見てよいでしょう。 大証は地元だから多そうだとか、海外だから少なそうだとか、そうした印象を持つかもしれませんが、意外とそのようなことはありません。 スポンサーリンク 売買は各取引所内に限定される 価格がサヤ寄せするといっても、それぞれの証券取引所で取引される日経225先物商品は、あくまで別々の商品です。 日経225先物商品を調べると、大証のもの、SGXのもの、CMEのものと、それぞれが別々に扱われているのは、そのためです。 たいていは「日経先物 大証」「日経先物 SGX」「日経先物CME」などと呼ばれます。 なお、どの取引所も円建てで日経225先物を取引できますが、CMEとSGXでは円建てのほかドル建ての商品も扱っています。 仮に円建て同士であっても、それぞれの取引所をまたいで売買を行うことはできません。 例えば大証で買いポジションを持って、それをSGXで売り決算、といった売買はできない、ということです。 スポンサーリンク 限月ごとSQ値は日本市場算出のものが共通 先物取引においては、ラージなら四半期ごと、ミニなら各月ごとが限月となり、SQ算出日を迎えます。 SQとは、SQ値ともよばれ、その日までに自発的に反対売買して決裁しなかったばあいに、強制的に適用される「特別な価格( : Special Quotation)」のことです。 大阪取引所では、算出日の日経平均構成銘柄の始値にもとづいて、日経225先物のSQ値を算出し、大引け後に発表しています。 この大証のSQ値は、そのままSGXやCMEのSQ値としても用いられます。 なお、日経225先物の呼値は、大証ならラージ10円、ミニ5円ですが、一方のSGXであれば、円建てでラージは5円、ミニなら呼値1円単位で取引ができます。 CMEは円建てでもラージ5円、ミニ10円です。

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CME日経先物とは何か?

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CFDとは、Contract For Difference(コントラクト・フォー・ディファレンス)の略で、差金決済取引のことです。 CMEとは、Chicago Mercantile Exchange(シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ)の略で、アメリカにある世界最大の商品先物取引所のことです。 CFDは世界中の様々な投資対象に投資できる デリバティブ金融商品の総称です。 CFDの中に日経平均株価指数を投資対象とする 日経225があります。 日経225はシカゴ・マーカンタイル取引所に上場する CME日経平均先物に値動きが連動しているのです。 要約すると 「CFD」の一商品である「日経225」は 「CME」に上場する「日経平均先物」に価格が連動している という関係性になります。 詳しくみていきましょう。 CFDとは? CFDとは 差金決済取引のことです。 差金決済とは買ったときの値段と売ろうと思ったときの値段の差額、あるいは売りから入った場合は売ったときの値段と買い戻すときの値段の差額をやり取りするという意味です。 たとえば昨日100円で買ったモノが、今日300円に値上がりしているとします。 当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、ここで大事なのは モノのやり取りは一切せずにお金だけを動かすという点です。 CFDには連動する原資産が必ず存在します。 たとえば 金、原油、債券、株価指数などです。 しかし本物の金や原油を直接保有することはありません。 あくまでそれらを買ったり売ったりしたとみなして売買の差額だけをお金でやり取りする、それが差金決済取引なのです。 また、少ない資金で大きな金額を取引できるレバレッジ機能があります。 一定の証拠金を証券会社に入れることで、少額の資金でその何倍もの金額を取引することができます。 もちろんレバレッジをかけて自分の読み通りに相場が動いて儲かったときの利益は大きいのですが、反対に 読みが外れたときの損失も大きくなるので注意が必要です。 CFDは各証券会社ごとに様々な商品ラインナップを用意していますが、代表的なのは日経平均株価指数そのものを投資対象とする「日経225」でしょう。 基本的には日々の日経平均株価が上がっていくと思えば買い、下がっていくと思えば売るシンプルな性質の投資商品です。 CMEとは? CMEとは シカゴ・マーカンタイル取引所のことです。 アメリカにある世界最大の商品先物・オプション取引所になります。 農産物、原油、天然ガス、貴金属、株式、債券、FXなどありとあらゆる商品が上場され、電子取引でほぼ24時間取引されています。 ちなみに CMEGとは Chicago Mercantile Exchange Group(シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ・グループ)のことで、取引所を運営する親会社グループのことです。 CME日経平均先物とは CME日経平均先物とは、分かりやすくいうと CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)に上場する日経平均株価指数の先物商品です。 円建とドル建があり、規模が大きいのは円建です。 1日あたり1兆~10兆円のがあります。 商品概要は以下の通りです。 ティックとは 原資産の値動きの最小単位です。 ティックに従って損益の値幅も決まります。 つまり、日経平均株価が5円上昇すると、先物1枚あたり2,500円の利益となります。 反対に日経平均株価が5円下落すると、先物1枚あたり2,500円の損失となります。 これはあくまで「買い」の場合で、「売り」から入っていればこれらの逆パターンです。 日曜日から金曜日まで取引されており、東京時間との対比は以下の通りです。 東京時間ではちょうど土日がほぼ休みになるような形になります。 CFDとCMEの関係性 CFD取引の全体像、CFDとCMEの関係性を図示しました。 投資家は証券会社に一定の証拠金を預け、CFDの売買取引を行います。 ここで扱う商品は日経225CFDとします。 注文を受けた証券会社は顧客の取引と同種・同量で正反対の売買を行います。 これを カバー取引と言い、証券会社がリスクを負わずに中立のポジションを取るために行うのです。 相手方は海外のCFDブローカーやプロバイダーなどが一般的です。 さらに海外のCFDブローカーやプロバイダーはCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)において、証券会社のカバー取引注文に適合するような日経平均先物を売買するのです。 ですから、 投資家の注文した日経225CFDは結局のところCME日経平均先物と価格が連動していることになります。 では、なぜこのような周りくどいやり方をするかというと、 投資家にとってより柔軟な商品を組成するためです。 先ほど見たようにCME日経平均先物にはティックや限月などの商品条件がありますが、CFDにはその概念はありません。 また証拠金を維持していれば、期限を気にすることなく買い越したり売り越したりすることができるのです。 おわりに いかがでしたでしょうか。 今回は投資初心者が混同しがちなCFDとCMEの違いを見てみました。 日経平均株価指数を投資対象とする代表的な商品には、他にも大阪証券取引所に上場する「日経225先物」がありますが、CFDの日経225とは少し異なるものです。 どちらに比較優位性があるかは別の記事に載せましたので、ぜひ参考にしてみてください!.

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