目がチカチカする原因とは？頭に血が上る人はなりやすい？
つい先日、目の前にチカチカと点滅する閃光が見えたんです。 何を言っているのかわからないかもしれませんが、とにかく視界の中にチカチカと光るものが見えるんです。 とにかくあせった。 失明かと思いましたからね。 こいつのおかげでMRIも人生で初めて経験しました。 今回はそんなお話です。 ギザギザした残像のようなものが視界のなかに現れた ある朝のこと、 何の前触れもなく視界にチカチカと点滅するものが見えるようになりました。 さすがに怖くなりましたよ。 なんだこりゃってね。 全然消えないし、それどころかどんどん視界の中で広がっていくんです。 まさに視界が侵食されて欠けていくような感じです。 チカチカの広がっていない部分は見えますが、視界の大部分は使い物になりません。 チカチカは両目で見えるし、目を閉じても見えるし、どうやっても消えません。 もう生きた心地がしない。 「目の奥の網膜がはがれたのかな・・・」「失明するのかな・・・」 絶望しながらうろたえていたら、ようやく30分くらい経つと、チカチカと点滅する閃光が消えていきました。 あー良かった。 とりあえず一安心。 視界がもとに戻ったときは本当にホッとしました。 そしてすぐにネットで検索してみたところ、それっぽい症状を発見。 その名も 「閃輝暗点」というものでした。 Wikipediaの記事が分かりやすかったので、引用します。 まず、視覚障害が起きる。 突然、視野の真中あたりに、まるで太陽を直接目にした後の残像のようなキラキラした点が現れる。 視界の一部がゆらゆら動きだし、物がゆがんで見えたり、目の前が真っ暗になったり、見えづらくなる。 その後、みるみるうちに点は拡大していく。 ドーナツ状にキラキラと光るギザギザしたガラス片や、ノコギリのふちのようなもの、あるいはジグザグ光線のような幾何学模様が稲妻のようにチカチカしながら光の波が視界の隅に広がっていく。 これは無数の光り輝く歯車のような点が集まり回転しているようでもあり、視界の大部分が見えなくなることもある。 これらの視覚的症状は短時間に進行する。 そしてこの閃光と暗点は5分から40分ぐらいで広がって、視野の外に出て消えていく。 この症状は目を閉じていても起きる。 症状が治まった後、引き続いて片頭痛が始まる場合が多い。 Wikipediaより引用 まさにこれです。 完全に当てはまっています。 ギザギザした残像のようなものが視界の中で徐々に広がっていくんです。 ちなみに画像イメージはこちらの動画みたいな感じですね。 どうやら脳の問題だそうで、とりあえず、いそいで脳神経外科に行ってみることにしました。 病院にいってみた ネットで調べて、頭痛の専門クリニックを見つけました。 とりあえず、東京の評判の良さそうなところだったので、ここに決めました。 先生に説明したところ、やっぱり閃輝暗点でした。 ぼく「目の前にチカチカ光るものが見えて・・・」 先生「それは閃輝暗点ですね。 頭痛の前触れとしてみえることがあるんですが、頭痛はありますか？」 ぼく「頭痛はないですね」 先生「普段から頭痛はありますか？」 ぼく「たまに頭の左側がちょっと痛むときがあります」 先生「それでは一応検査だけしておきますか」 先生もかなり落ち着いていたので、慣れっこなのでしょうね。 特に偏頭痛を持っている若い女性によくあることらしいです。 いずれにせよ、今すぐ死ぬような症状ではなさそうです。 検査をしてみないと何とも言えないとのことでしたので、MRIで脳の検査をすることとなり、先生の診察はおわりました。 とても穏やかな先生でした。 この間わずか3分。 診察費1000円弱。 MRI検査を案内される その後、スタッフの女性に、ざっとMRIの説明をされました。 「せまいところに入りますが、せまいところは平気ですか？」「金属を身につけることはできません」「３０分くらいかかります」など。 スタッフの女性「検査は今日受けていただきますが、 検査の結果は後日になります。 いつにしますか？」 ということで、 すぐに結果はわかりません。 そして検査は３０分という長丁場です。 これから受ける方は気をつけましょう。 別の建物へ 検査は別の建物で実施されるとのことで、1時間後を指定され、それまでは外に出て時間をつぶしていました。 検査の行われる建物はかなり混んでいて、頭痛で悩んでいる方は世の中に多いんだなあと。 技師の方の案内のもと、カギや財布、ベルトといった金属類をロッカーに預けて、MRIの装置のなかに入りました。 技師の方「じゃあ横になってくださいね。 うるさいので、耳栓をつけますね」 ヘッドホンタイプの耳栓を装着して、装置の中に入っていきます。 検査の最中、目を開けてはいけませんし、体もできるだけ動かさないように言われます。 ドキドキ・・・。 信じられないくらいうるさい 人生ではじめてMRI検査を受けましたが、 想像よりはるかにやかましいです。 びっくりしますよ。 ほんとに。 ビービービービー トントントントントン ガガガガガガガ トントントントントントン シュコーシュコーシュコーシュコー ヴィーヴィーヴィー トントントントン ピコンピコンピコン シュコーシュコーシュコー 以下、ランダムにくりかえし。 なんだこれは。 耳元で無機質な音がリズミカルにはじけます。 しかもめちゃくちゃうるさいんです。 本当に何十回もわけの分からない効果音の繰り返しです。 ぜんぜんおわりが見えてこない。 もともとMRI検査は、巨大な磁石を使って検査するものなので、こういう音は必ず生じてしまうそうです。 身動きも取れず、目も開けられない。 どうしたらいいんだ、不安になってくるじゃないか。 頭の検査をしてるはずなのに、逆に頭おかしなるで、これは。 検査終了まで３０分くらいかかりました。 明けない夜はない。 もちろん、がまんできないほどではないので、小学４年生以上なら十分たえられるでしょう。 受付の女性「検査結果は後日になります。 」 MRIの検査代は ７０００円くらいでした。 検査の結果 ３週間後、検査結果を聞きに行きました。 先生「脳の状態にまったく問題はありませんので、特に心配はいらないです」 とのことで、なぜ閃輝暗点が見えたのかはわからないとのことでした。 脳の断面図を見せられながらの説明だったので、ちょっと面白かったです。 「ここも問題ない、ここも問題ない・・・」ひとつひとつ脳の部位を説明してくださいました。 前回と同じ、とても穏やかな先生でした。 この間わずか３分。 診察費５００円。 まとめ 閃輝暗点は 片頭痛の前兆として現れることが多いそうです。 わたしの場合は、頭痛を伴わない閃輝暗点でしたが、特に問題は無いとのことです。 まれに怖い脳の病気が見つかることもあるそうなので、閃輝暗点が見えたら、病院に行くことをおすすめします。 たまにしか閃輝暗点が生じないのであれば、薬を飲む必要はないとのことでした。 突然、目の前に点滅する残像のようなものが見えたら、あわてずに脳外科などを受診しましょう。 最初は変なものが見えて、びっくりするかと思いますが、落ち着いて行動しましょうね。 plusbu.
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