フレイ アルスター。 フレイ・アルスター

#17 フレイ・アルスターの話

フレイ アルスター

機動戦士ガンダムUC マリーダ・クルス(プルトゥエルブ) マリーダ・クルスは、OVA『機動戦士ガンダムUC』に登場する強化人間であり、ヒロインの一人。 ネオ・ジオン残党『袖付き』において、ミネバ・ラオ・ザビ姫殿下護衛を担うガランシェール隊所属の強化人間。 当該組織のニュータイプ専用MSクシャトリヤの専属パイロットでもある。 その正体は、第一次ネオ・ジオン戦争に於いて運用されたエルピー・プルの11体目のクローン「プルシリーズ」の内の一人であり、当初は 「プルトゥエルブ」というコードネームで呼ばれていた。 ゲーマルクとの激戦の中、他のプルシリーズが全滅する中で唯一生き残るが、マスターであるグレミー・トトを失った後に悪質な人間売買業者に保護され、娼館に売り飛ばされてしまった彼女は年端もいかない身で壮絶な人生を送る。 (OVA版ではぼかした表現になっていたが)ジンネマンに引き取られるまでの女性として残酷な生活を強いられ、「光」を奪われた時の心景、子供が産めない身体になってしまった経緯が、小説版で詳細に描写されている。 引用元: マリーダ・クルスは、混乱したリディ・マーセナスのバンシィからネェル・アーガマへ放たれたビームを身を挺して防ぎ、死亡する。 散り際のマリーダの遺志は、リディにも語りかける。 そのおかげで闇堕ちしていたリディは正気に戻る。 リディ・マーセナスに撃墜された後、マリーダの思念は戦場の全ての人々に伝えるべきそれぞれの事を語りかけるため、宙域を駆け抜ける。 ロニ・ガーベイ ロニ・ガーベイは、「機動戦士ガンダムUC」に登場するキャラクター。 ヨンム・カークスの部下であり、彼を第二の家族として慕うジオン残党所属のエメラルドの瞳が印象的な、ニュータイプの少女。 実父(ジオン軍人にして資産家)を地球連邦軍になぶり殺された事に対する復讐のために、遺産ともいえる大型モビルアーマーシャンブロに搭乗する。 ロニ・ガーベイは、両親の恨みを胸にシャンブロで戦うニュータイプ少女。 「思い知れ!思い知れ!思い知れ!」 ジオンは敗戦国であり、ロニは連邦軍に両親を殺された。 父親の思念に操られ水陸両用モビル・アーマーのシャンブロでトリントン近郊の街を破壊していく。 親の恨みを娘であるロニが受け継いでいる業の深い負の連鎖が悲劇をもたらした。 ロニ・ガーベイは、ユニコーンガンダムからビームマグナムを奪ったデルタプラスの一撃をコクピットに受け、どうにもできない哀しみを抱えたまま戦死したのだった。 シャンブロは対ユニコーンガンダム戦において、デストロイモードと互角のサイコ・フィールドを展開している。 これらの事実から、ロニ・ガーベイのニュータイプ能力は極めて高い領域にあったと考えられる。 引用元: 機動戦士ガンダムNT 『機動戦士ガンダムNT』冒頭23分 ミシェル・ルオ ミシェル・ルオとは、劇場版アニメ『機動戦士ガンダムNT』に登場する、三人の主人公の内の一人。 ニューホンコンを拠点に地球連邦政府とも密接な関係を築く大企業「ルオ商会」会長・ルオ・ウーミンの次女(養女)にして特別顧問。 ヨナ・バシュタ、リタ・ベルナルとは幼馴染。 ラプラス事変において、絶大な力を見せた「シンギュラリティ・ワン(技術的特異点)」、即ちユニコーンガンダムに並みならぬ興味を抱いており、その3号機フェネクスを我が手にせんとマーサ・ビスト・カーバインの護衛部隊を兵士の殺害すら躊躇わずに襲撃。 さらに協定違反兵器であるナラティブガンダムまでも調達して『不死鳥狩り』作戦を展開するクラップ級宇宙巡洋艦ダマスカスに乗り込む。 IIネオ・ジオングとの戦いでヨナを助けるために盾となり命を落とす。 その後魂はフェネクスに宿り、IIネオ・ジオングを撃破した後、リタと共に宇宙の彼方へと去っていった。 リタ・ベルナル コクピットを貫かれて爆散するザク改と大破したガンダムNT-1・・・ 「もう戦わなくてもいい」と駆け寄るアルの眼前でザク改は大爆発を起こし、バーナード・ワイズマン(バーニィ)は壮烈な戦死を遂げる。 任務の目標であったガンダムNT-1を操縦していたパイロットは、実は互いに惹かれ合ったクリスだったのだが、この事実を最後まで知らないままであった。 アリーヌ・ネイズン(OVA『機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線』) 機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線は、一年戦争をテーマとしたフル3DCG制作によるガンダムのOVA作品。 各話で主人公役を務める地球連邦軍人たちは、いずれも死神に見つめられながらラストシーンで予期せぬ無慈悲な事実に直面し、希望を断たれた形で非業の死を遂げる。 主人公たちは誰1人報われない。 アリーヌ・ネイズンは、RTX-440ガンタンク小隊指揮官兼1番機パイロット。 自爆攻撃で復讐を遂げることに成功したが…。 アリーヌ・ネイズンは、OVA『機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線』に登場するキャラクター。 地球連邦軍技術中尉で、RTX-440ガンタンク小隊の1番機パイロット兼指揮官。 クライド・ベタニーという同僚で交際相手がいたが、彼がジオンにRTX-440「陸戦強襲型ガンタンク」の技術を流出させる事件が起こり、さらに彼がジオン側へ逃亡したため、その事件への関与を問われて軍事裁判にかけられ、終身刑を言い渡される。 以来ずっと「クライドへの復讐」だけを胸に生きてきたが、オデッサ作戦の際に仮釈放され、オデッサ攻略部隊への増援としてミケーレ・コレマッタの下にガンタンク部隊を率いて派遣される。 司令部がジオンと内通していたと思い激昂、命令を無視し、ダブデからのクライドの声にも耳を貸さず、自爆装置を作動させ自機もろともダブデを沈黙、彼女は復讐を成し遂げたのである。 アリーヌ・ネイズンは、死神からクライドが二重スパイであり、技術流出もジオンに潜入するための手段であったことを知らされ、絶望に打ちのめされる。 クライドがジオンに寝返ったのは実はジオンへの潜入のためであり、技術流出事件も司令部があえて行わせた潜入工作の一手だったのである。 もちろん、ダブデへの攻撃をするなという命令も、この事情のためであったのだが、クライドが潜入任務を負っているということは、アリーヌには一切知らされていなかった。 死神が語りかけて彼女が全てを知ったときにはすでに遅く、連邦軍の一斉攻撃が始まり、彼女は絶望しながら弾幕の爆発の中に消えていった。 死神は、宇宙からジオン軍とともに降りてきた、黒衣を身にまとった謎の女性。 『機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線』の各話の主要登場人物に絡んで甘言や煽りをした挙句に死に追いやる。 宇宙世紀『ガンダム』シリーズにおける、唯一の人外の存在でもある。 1999年(平成11年)4月9日から2000年(平成12年)4月14日までフジテレビ系列(一部を除く)で全50話が放送された。 ロランを巡る恋敵のディアナに敗れ、フラレるヒロイン。 あまりにかわいそうなラスト。 機動戦士ガンダムSEED フレイ・アルスター フレイ・アルスターは、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場するキャラクター。 番組開始時点では、ラクス・クライン、カガリ・ユラ・アスハと共にヒロインの一人と報じられていた。 大西洋連邦事務次官ジョージ・アルスターの愛娘で、典型的なお嬢様タイプ。 キラがほのかに好意を寄せる、憧れの女性であった。 ブルーコスモスの一員である父の影響で、コーディネイターに強い偏見を持っている。 サイとは親同士が決めた婚約者で、両想いであった。 自分が無力であることを知っている彼女は、「キラの力を使ってコーディネイターに復讐してやる」と決め、女の武器(身体)で籠絡し関係を持つ。 一方で婚約者であったサイを無視するようになり、キラの前でこっぴどく振った。 フレイのあまりにも身勝手な言動や昼ドラも真っ青なドロドロ展開も含め、一部視聴者からの非難が殺到した。 フレイ・アルスターは、『機動戦士ガンダムSEED』の女性キャラの中でも特に批判されることの多いキャラであったが・・・序盤と終盤とでファンからの評価がガラリと変わったキャラクターでもある。 最終話にてアークエンジェルに向かうも、キラの目の前でクルーゼによってシャトルは沈められ、命を散らした。 最終話にてアークエンジェルに向かうも、戦闘空域から離脱しようとする脱出艇シャトルの窓越しからフリーダムに搭乗するキラと再会を果たすものの、直後にラウ・ル・クルーゼが駆るプロヴィデンスのドラグーン・システムから放たれたビームが脱出艇に直撃して落命する。 ナタル・バジルール ナタル・バジルールは、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場するキャラクター。 地球連合軍の女性士官で、階級は少尉。 厳格で気が強く、劇中では軍人らしい判断をしないマリュー・ラミアスとは意見が対立することがあった。 「撃てぇぇぇぇぇッ! マリュー・ラミアスゥゥゥッ!! 」ナタルは自分の過ちを悔い、最期はアークエンジェルから放たれたローエングリンでアズラエルを道連れにした。 ムルタ・アズラエルを生かしておいてはならないと確信したナタルは、戦闘継続を主張する彼の抗弁を無視して全クルーに退艦命令を出す。 ナタルはアズラエルに全身を銃で撃たれながらも彼をブリッジに拘束し、アークエンジェルにローエングリンを撃たせ、アズラエルを道連れに戦死した。 その際の表情は、銃撃による血に塗れながらも穏やかな微笑みに満ちていた。 アストレイ三人娘(アサギ、マユラ、ジュリ) アストレイ三人娘とは、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場するアサギ、マユラ、ジュリの三人の通称。 他にもM1隊やオーブ三人娘とも呼ばれる。 搭乗機はM1アストレイ。 三人の死がカガリのSEEDの覚醒を促す事になった。 しかし、その際の三人の死の描写はわずか数秒。 そのあまりにもあっけない最期に呆然としたファンも多かったとか。 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ステラ・ルーシェ 「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のヒロインの一人であるステラ・ルーシェは、度重なる最適化やデストロイでの戦闘の影響で、身体は限界を迎えてしまい、最期はシンに「好き」と伝え、彼の腕の中で力尽きた。 ステラ・ルーシェは、アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するキャラクター。 地球連合軍・ファントムペインに所属する紅一点の少女で、薬物投与や改造手術により、エクステンデッドにされた人物の一人。 強化人間のご多分に漏れず、戦闘になると一変して攻撃的な性格に変貌する。 帰隊後は連合の地上空母・ボナパルトで更なる再調整を受け、 デストロイガンダムの生体CPUとしてベルリンを含むヨーロッパの三都市で無差別破壊及び虐殺を行い、焼け野原にしてしまう。 キラ・ヤマトの乗るフリーダムガンダムによりデストロイガンダムは撃墜され、ステラも致命傷を負ってしまう。 シンにより救助されたものの既に手遅れであり、最期は彼の腕の中で力尽きた。 彼女の遺体は「これ以上彼女を弄ばれたくない」というシンの願いにより、彼自身の手で雪の降る山中の湖に水葬にされた。 ステラの死によってシンの怒りの矛先はフリーダムを駆るキラへと向けられ、二人の対立は決定的となる。 ミーア・キャンベル 偽りのラクス・クラインであるミーア・キャンベルは、最後には暗殺部隊のサラの銃撃からラクスを庇い、死亡した。 ミーア・キャンベルは、アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するキャラクター。 前大戦の後、姿をくらました ラクス・クラインの替え玉として、ギルバート・デュランダル議長により用意された、ラクスの影武者。 顔は整形手術によってラクスに似せているが、声やスタイルなどは、元々のミーア自身のもの。 お目付け役のサラの話術でアスラン・ザラをおびき寄せる役割を与えられ、そこで本物のラクスと出会う。 彼女は「自分がラクス」と言い張るが、本物から「ラクス」をあげると説得され和解。 最後は暗殺部隊のサラの銃撃からラクスを庇い、死亡した。 最後は憧れていたラクスと想いを寄せていたアスランに看取られながら、静かに息を引き取った。 ミューディー・ホルクロフト(『機動戦士ガンダムSEED C. 73 STARGAZER』) 「ネーナ・トリニティ」のガンダムスローネドライの無差別発砲によって、左腕を失っていたルイス・ハレヴィ「ごめんね沙慈。 せっかく買ってくれたのに、キレイな指輪なのに…もうはめられないの。 」(「機動戦士ガンダム00」第18話「悪意の矛先」の劇中より) ルイス・ハレヴィは、「機動戦士ガンダム00」に登場するキャラクター。 テレビアニメ第1期では、沙慈・クロスロードの彼女であり、お金持ちのお嬢様らしくわがままながら明るい性格だった。 その後、ネーナ・トリニティのストレス発散無差別攻撃(「自分達が戦っているのに楽しそうに遊んでいる」という理由からハレヴィ一族のパーティ会場を砲撃し、惨殺する。 )に巻き込まれ両親と片腕を失う。 民間人サイドのヒロインから。 家族を奪ったガンダムの存在を憎むようになり、アロウズの一員兼出資者となってパイロットとなる。 自分の過去を捨てて憎しみの心で戦うようになってしまった。 最期はリボンズに操られ、ロックオン・ストラトス(ライル・ディランディ)に止めを刺そうとした瞬間に刹那の手で討たれてその生涯を閉じる事となった。 アニュー・リターナーは、「機動戦士ガンダム00」に登場するキャラクター。 王留美のスカウトによりソレスタルビーイングに参加した、様々な工学技術の資格を持っている女性。 二代目ロックオン・ストラトス(ライル・ディランディ)とは恋人関係になった。 その正体は情報端末タイプのイノベイドであり、プトレマイオス2の位置が把握されていたことも彼女の存在が原因であった。 ケルディムを撃墜寸前にまで追い込んだが、あらかじめ「もしもの時は自分が撃つ」と宣言していた刹那のダブルオーライザーによって撃墜され、死亡した。 クリスティナ・シエラ クリスティナを庇って致命傷を負うリヒティ。 機械化された彼の体に衝撃を受けるクリスティナ。 クリスティナ・シエラはリヒティの想いを受け入れ、艦の爆発に巻き込まれて死亡した。 クリスティナ・シエラは、「機動戦士ガンダム00」に登場するキャラクター。 プトレマイオスの戦況オペレーター。 国連軍との最終決戦において、戦闘時に被弾の危険性が高いブリッジからフェルトを強襲用コンテナに避難させるが、GN-Xの攻撃でブリッジが破壊され、リヒテンダール・ツエーリ(リヒティ)と共に致命傷を負ってしまう。 その際、機械化された彼の体に衝撃を受けるも、彼の想いを受け入れ、艦の爆発に巻き込まれて死亡した。 彼女とリヒティの死はソレスタルビーイングのメンバーに深い心の傷を作った。 絹江・クロスロード(機動戦士ガンダム00) 自宅に帰宅した所で、リボンズ・アルマーク と同タイプのイノベイドを乗っ取ったELS に襲われてしまう。 アーミア・リーとは、劇場版「機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」の登場人物。 友達と別れて家に帰宅した際にELSに襲われ、体の半身を金属結晶化されて、植物人間状態となってしまった女子高生。 ELSは、ガンダムシリーズにおける敵としては史上初(コミック等は除く)の地球外生命体であり、要するに宇宙怪獣。 彼女の体は、ビリーら連邦のELS研究のための貴重なサンプルとして扱われ、その姿を見たクラウスやキム中将を驚愕させた。 劇中の中盤、ELSの大群が木星のワームホールから出現した時に反応し、目を覚ました。 機動戦士ガンダムAGE ユリン・ルシェル ユリン・ルシェルは、とどめを刺そうとするデシルからフリットを庇うような形で戦死する。 (『機動戦士ガンダムAGE』第14話「悲しみの閃光」の劇中より) アンバット攻防戦では、デシルに「武器」として利用され、UEの新型MS「ファルシア」のパイロット…というよりはXラウンダーの共振のためのユニットという扱いで出撃させられる。 そして自分の意思とは関係なくフリットを攻撃してしまうことに苦しみ、デシルの攻撃からフリットを庇って機体をゼダスソードに貫かれてしまう。 ユリンは「生きるのって難しいね」とフリットへ呟き、悲しい最期を迎えることになった。 彼女の最期のシーンについては、ララァ・スンのオマージュとも言われている。 レミ・ルース ルウ・アノンは、ディーンの妹。 末期のマーズレイよる病に侵されており、自宅でほとんど寝たきりの生活を送っている。 ディーンに招かれたキオに興味を抱き、やがて淡い想いを寄せる。 キオがイゼルカントからもらってきた薬によって一時的に病状が安定し、キオとの念願の外出を果たすが、その翌日に安らかな表情で息を引き取った。 ルウ・アノンは、「機動戦士ガンダムAGE」に登場するキャラクター。 火星付近に浮かぶヴェイガンのコロニー「セカンドムーン」に住む少女。 兄のディーン・アノンと2人で暮らしていて、ヴェイガンに捕らわれて街にやって来たキオ・アスノと知り合う。 彼女の体は死の病「マーズレイ」に侵されており、本人も先が長くないことを分かっている。 後にキオから病状の進行を遅らせる薬を渡され、それを呑みながら兄やキオと街へ出かけ、楽しい思い出を作る。 そして、アセム達ビシディアンがキオの救援に現れた頃にひっそりと息を引き取った。 レイナ・スプリガン(ジラード・スプリガン) ジラード・スプリガンは、「機動戦士ガンダムAGE」に登場するキャラクター。 地球連邦軍のエースパイロットの女性士官で、階級は大佐。 本名は「レイナ・スプリガン」。 MSはマッドーナ工房で作られたXラウンダー専用のカスタム機、ティエルヴァに乗る。 レイナ・スプリガンが、闇堕ちして、連邦を見限り、復讐のためヴェイガンへと寝返った。 それ以後は亡き恋人の名をとってジラード・スプリガンと名乗る。 かってレイナ・スプリガンは、同僚で婚約者でもあったジラード・フォ-ネル少佐と幸せな未来を描いていたが、Xラウンダー用新システムの試験の際、装着した装置の暴走と上層部の試験続行指示により機体が大破。 本人は負傷で済んだが、恋人のジラード・フォーネル少佐を失ってしまう。 上層部は彼女を二階級特進させる代わりにこの事故の責任を死んだ恋人に押し付けて隠蔽したため、彼女はそんな連邦を見限り、復讐のためルナベース基地司令官アローン・シモンズの誘いにのってヴェイガンへと寝返った。 そして、それ以後は亡き恋人の名をとってジラード・スプリガンと名乗る。 元々は誠実な性格だったが、事故と連邦の腐敗体質に触れた事で人格が豹変()。 好戦的かつひねくれた性格となっており、物事を悲観的に見る傾向があった。 3機のガンダムと交戦し、ゼハート・ガレットとフラム・ナラも交えた戦場で、事故による負傷が原因でXラウンダー能力が暴走。 キオやゼハートらのXラウンダー能力に干渉して彼らのビットやファンネルのコントロールを奪い、無差別攻撃を仕掛けるも、結局フリットの攻撃を受け、最期を迎えることとなった。 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ フミタン・アドモス ガエリオの妹でマクギリスの婚約者のアルミリア・ボードウィンは、マクギリスと実兄への想いに揺れ苦悩する。 兄の手によってマクギリスが命を落とす結果となった。 アルミリア・ボードウィンは、「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」に登場するキャラクター。 ギャラルホルンを束ねる七つの名家「セブンスターズ」の内の一つであるボードウィン家出身の令嬢。 ガエリオ・ボードウィンの妹。 マクギリス・ファリドとは親同士が決めた許婚の関係にあり、彼を「マッキー」と呼び慕う一方で、自身がまだ子供であることに劣等感を抱いている。 マクギリス・ファリドは、視聴者からは「ロリコン」だの「源氏物語」だのと言われる。 革命軍のクーデター後は、自分をあざむいていたマクギリスに不信感を抱くが、やがて妻として夫の罪をともに償うことを決心し、実家へ帰ることを拒否する。 実兄のガエリオに夫であるマクギリスを討たれ、夫には騙されていたという事実故から来る精神ダメージは大きい。 ラフタ・フランクランド ジャミル・ニートは、憧れの上官であったルチルと奇跡の再会を遂げる。 サルベージされたルチルの意識はティファの心と身体を借りることでジャミルとの「再会」を果たす。 ジャミルは、こんな悲劇は二度と繰り返してはならないと決意を新たにする。 ルチル・リリアントは、「機動新世紀ガンダムX」に登場する優れたニュータイプ。 元ニュータイプパイロットのルチル・リリアントは、生体兵器「Lシステム」に組み込まれ、戦後、海底に埋没していた。 大戦の末期に革命軍との戦いの末、精神を破壊し尽くされてしまうが、その高いニュータイプ能力と僅かに残された戦いを憎む心に注目したニュータイプ研究機関の手により、 その身体は「Lシステム」という兵器の生体ユニットとして利用されてしまう。 ジャミル・ニートは、憧れの上官であったルチルと奇跡の再会 サルベージされた生体兵器「Lシステム」に組み込まれているルチル・リリアント 「機動新世紀ガンダムX」第18話「Lorelei(ローレライ)の海」にて、戦後15年経ちオルバ・フロストの依頼によりオルクのマーカス・ガイによってGX-bitと共にサルベージされる。 封印を解かれ再起動したLシステム内のルチルはティファに接触、 ルチルの意識はティファの心と身体を借りることでジャミルとの「再会」を果たす。 ジャミルとの再会時に、ティファの身体をかりてのルチルの名台詞 「まるで夢を見てるみたい」。 ジャミルに別れを告げ、永遠の眠りについた。 死後、肉体は棺に納められ、再び海中に沈められた。 ユリナ・サノハラ(機動新世紀ガンダムX) フリーデンを離れたロアビィが立ち寄った酒場のピアニスト。 実は、民族独立戦線のメンバーで、ロアビィ・ロイがガンダムのパイロットだと知って近付く。

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悪役名簿 フレイ・アルスター

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要所要所でアニメの記憶が蘇るフレイ・アルスターの話。 蘇るのはかつてSEEDのアニメを視聴していた現代人の記憶。 記憶が蘇るたびかつての彼女とリンクしていくので性格や行動は変わる。 そういうネタです。 とりあえず2シーンだけ文章書いてみました。 [newpage] パパの。 パパの乗った艦が撃たれたとき、唐突にその記憶は蘇った。 私はこの光景を、「見たことがある」。 モニター越しにではない。 画面越しにだ。 頭が痛い。 脳を攪拌されるような、どうしようもない嫌悪感と痛みに私は絶叫した。 気持ちが悪い。 頭がくらくらする。 脳裏に次々と「画面」が浮かび上がる。 脱出シャトルに走る父。 吹き飛ばされる人々。 「いや、いや…いやああぁあぁあああ!」 「フレイ!」 頭を抱え叫び続ける私を誰かが呼んだ。 ああ、ああ、私は、私はこの光景を見たことがある!見たことがある! そう、アルテミス、地球への降下、パパが、ジョージ・アルスターが乗った艦が、ああ、ああ、… 「ザフト軍に告ぐ!こちらは地球連合軍所属、アークエンジェル!当艦は現在、プラント最高評議会議長、シーゲル・クラインの令嬢、ラクス・クラインを保護している!」 どこか、遠くで、バジルール少尉の声がする。 ラクス。 ラクス・クライン。 「私」が連れてきた女の子。 ピンクの髪の、コーディネイターの歌姫。 混濁した記憶の中、水色のドレスを着て歌う彼女の姿がぱちりぱちりと脳をよぎる。 「偶発的に救命ボートを発見し、人道的立場から保護したものであるが、以降、当艦へと攻撃が加えられた場合、それは貴艦のラクス・クライン嬢に対する責任放棄と判断し、当方は自由意思でこの件を処理することをお伝えする!」 この宣告により、攻撃が中止された。 私たちは、助かったの? ほんとうに? 「ストライクとアークエンジェルを、ここで沈めるわけにはいきません」 キビキビとした声だった。 断固とした決意に満ちた、どんなにみっともなくとも生き残るーーー職務に忠実であろうとする声。 たすかったの? ほんとうに? …でも、パパは。 私は静かにラクス・クラインに近付いた。 そして、その細い首に手をかける。 「フレイ?何を!?」 渾身の力でサイを振り払った。 通信はもう切れている。 だから、大丈夫。 私は首にかけた手に、ぐっと力を込めた。 桃色の髪がふわりと揺れる。 彼女は一瞬目を見開いたが、抵抗はしなかった。 ただ、悲しげに瞳を揺らしているだけだ。 悲しげに揺れる水色の彼女の瞳に映った、ひどく歪んで泣き出しそうな顔の私が私を見ていた。 「…恨むなら恨んでいいわ」 私も恨むから。 「フレイ!」 「やめないか!」 引き剥がされる。 取り押さえられる。 抵抗はしなかった。 だって、殺せるなんて思ってなかったから。 わかってる。 この子は大事な人質。 この子が乗っている限り、アークエンジェルは落とされない。 幾筋も幾筋も涙が頰を伝う。 そして私の意識はふつりと途切れた。 [newpage] 避難シャトル。 私ははっと顔を上げた。 折り紙の花。 小さな女の子。 不安そうな顔の、たくさんの人々。 燃え盛る避難シャトル。 断続的に脳裏に浮かぶ画面。 そうだ。 避難シャトル。 たしか、このあと、避難シャトルが撃たれるんじゃ、なかったっけーーー? 駆け出す。 船橋へ滑り込む。 落ちていく。 艦がまた。 ひとがまた。 モニターを見れば、敵のモビルスーツが、デュエルが、銃を構えている。 「貸してっ!」 私は咄嗟に通信機のもとへ走った。 ストライクとデュエルの間に、シャトルが。 あのときのバジルール少尉のように、押し退けるようにして横からマイクを奪い取る。 「撃たないで!!」 皆が驚いて私に注目する。 そんなことは気にせず、私は叫び続けた。 「撃たないで!それは避難シャトルです!民間人が…っ、あっ、ああああっ!」 ひかりが、シャトルを貫く。 死の光が。 私の父の命を奪った光が。 数多の人の命を奪う光が。 光が、光が、光が、ああ、あああ、人が、シャトルが、大人が、子供が、老人が、身を寄せ合う人々が、あの光の中で。 私と私の記憶がリンクする。 現実と映像がリンクする。 繋がっていく。 かつてみた映像が現実へと、客観から主観へ、繋がっていく! ああ、ああ、あの、ひとが、たくさんのひとたちが、ああ、一瞬で。 一瞬で! 「…どうして」 どうして、撃ったの。 「どうして撃ったの!避難シャトルなのに!どうして!?そんなにナチュラルが憎いの!?何にも知らない、小さな子まで!何の力もない人まで!どうしてよ!あああぁあぁあぁああああっ!」 「フレイっ!」 私の狂乱を止めようとサイが私を抱き締めた。 ただただ悲しかった。 目の前でひとが死んでいくのが。 ひとが殺し合うのが。 混ざり合った私の中では、もはやナチュラルとコーディネイターの壁は薄くなっていた。 どちらも同じ「ひと」だと認識していた。 どうして殺し合うの。 私の問いかけには、きっと誰も応えてくれないだろう。 だってナチュラルもコーディネイターもない世界でも、人は殺し合っている。 [newpage] 今まで普通にフレイ・アルスターとして生活していたが父親の乗った艦が落とされるところで「これはかつて見たことがある光景」として認識し、「アニメとそれを見ていた自分」の記憶が流れ込んでくる。 父の死と突如襲ってきた記憶に混乱。 記憶の混濁が起こったことで精神が不安定になり、同じく不安定なキラと共依存みたいになる。 利用してやろうとかではなくものすごく傷の舐め合い。 精神不安定なのですぐ泣く。 静かにほろほろ涙を零す感じですごく綺麗に泣く。 泣き顔が美しいタイプ。 たぶん除隊騒ぎのときに「キラは逃げて。 プラントへ行って。 死なないで。 もう、目の前で大事なひとが死ぬのはいや…!」とか言って泣き崩れてキラの「僕が守らなきゃ」意識を加速させる。 言わせたいフレイさんのセリフ 「死んだわ…みんな死んでしまった。 パパも、トールも、避難民の人たちも、みんな…!」 「どうしてみんな死んでしまうの?死ななければならなかったの?どうして!?」 血のバレンタインをさして 「知らないわよ!なんであんなことしたのか、私だって知りたいわよ!」 「パパ達の考えはわかるわ…コーディネイター技術にはまだ問題がある。 だからそんな技術やめようって主張も理解できる。 でも、考えなきゃならないのはこれからでしょ?今生きているコーディネイターの命を奪うっていうのは違うでしょ?」 「だって子供はナチュラルに生まれるかコーディネイターに生まれるかは選べないのよ!コーディネイターとして生まれたことが罪なの?それならナチュラルに生まれたことだって罪だわ」 「『みんな仲良く』なんてできっこないってわかってる。 でも、誰かがそう言わなきゃずっとこのまま」 「…理想論よ…わかってる…大人の思惑はもっと複雑で絡み合ってるんだわ…。 こんな綺麗事で世の中が動くわけない。 私は恵まれていて、ナチュラルでも何不自由なく生きていられるからこんなこと言えるの…。 それくらいのことは、わかってる」 「けど…どうして、こんなふうになっちゃったんだろう…」 フレイの印象は、放映時は「何この子…こっわ」だったんですが、大人になってからは「まあ仕方ないよね」となりました。 仕方ないよね、10代の女の子だもんね。 10代の女の子が戦争に巻き込まれて一生懸命頑張った結果だと思うと… 戦争の頑張り方なんてわかんなかったよね。 間違えちゃっても仕方ないよね。 それでも自分なりに頑張ったんだよね。 って気持ちです。 逆にディスティニーの菩薩のようなキラはちょっと苦手だったり。 最終的なお相手はイザークあたりかな…クルーゼでもいいし、薬物依存症組でもいい。 原作でも結構あっちこっち行くので誰とでも組ませられます。 シャトルの件で後々赤服組とクルーゼがフレイの声を聞けば「あのときの女の子」だと認識するのでやろうと思えばフラグは立つかと。 ただしアスラン、てめーはダメだ アスランはやること多すぎて接点持たせられない イザークはシャトルの件の罪悪感でクルーゼに連れてこられたときに気にかける感じ、ディアッカはミリアリアにナイフを向けられたときに庇われるとかかな?「なんで助けた」「わかんない…でも、殺してほしくないと思ったし、死んで欲しくないと思った」とか泣かれてフラグが立つ。 薬物依存組はフレイが献身的に面倒見るとかかな…泣き虫で怖がりな女の子が一生懸命自分たちの看護をして、心から心配してくれたら落ちないかな。 三人がフレイに心を開くと連携を取って戦うようになる。 「誰か一人でもあいつのところに帰ってやんなきゃいけねーんだよ」 「だってさ、泣くだろ、あいつ」 「俺たち全員いなくなったら、誰があいつを守ってやれんだよ」 「誰か一人でも帰ってきたら、あいつを慰めてやれるだろ」 って感じ。 脱出ポットがあんなとこに紛れ込まなきゃ生きて帰れたような気もするので、フラグが立った誰かが迎えに来てくれて生存もしくは一定の好感度はあれどクルーゼとフラグが立ちきらなかった場合はザフト側に救助されて後を託されたデュランダルが回収、ディスティニーに続くって感じですか。 そうしたらレイあたりとフラグが立つかなー.

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ラウ・ル・クルーゼとフレイ・アルスターの関係は?

フレイ アルスター

機動戦士ガンダムUC マリーダ・クルス(プルトゥエルブ) マリーダ・クルスは、OVA『機動戦士ガンダムUC』に登場する強化人間であり、ヒロインの一人。 ネオ・ジオン残党『袖付き』において、ミネバ・ラオ・ザビ姫殿下護衛を担うガランシェール隊所属の強化人間。 当該組織のニュータイプ専用MSクシャトリヤの専属パイロットでもある。 その正体は、第一次ネオ・ジオン戦争に於いて運用されたエルピー・プルの11体目のクローン「プルシリーズ」の内の一人であり、当初は 「プルトゥエルブ」というコードネームで呼ばれていた。 ゲーマルクとの激戦の中、他のプルシリーズが全滅する中で唯一生き残るが、マスターであるグレミー・トトを失った後に悪質な人間売買業者に保護され、娼館に売り飛ばされてしまった彼女は年端もいかない身で壮絶な人生を送る。 (OVA版ではぼかした表現になっていたが)ジンネマンに引き取られるまでの女性として残酷な生活を強いられ、「光」を奪われた時の心景、子供が産めない身体になってしまった経緯が、小説版で詳細に描写されている。 引用元: マリーダ・クルスは、混乱したリディ・マーセナスのバンシィからネェル・アーガマへ放たれたビームを身を挺して防ぎ、死亡する。 散り際のマリーダの遺志は、リディにも語りかける。 そのおかげで闇堕ちしていたリディは正気に戻る。 リディ・マーセナスに撃墜された後、マリーダの思念は戦場の全ての人々に伝えるべきそれぞれの事を語りかけるため、宙域を駆け抜ける。 ロニ・ガーベイ ロニ・ガーベイは、「機動戦士ガンダムUC」に登場するキャラクター。 ヨンム・カークスの部下であり、彼を第二の家族として慕うジオン残党所属のエメラルドの瞳が印象的な、ニュータイプの少女。 実父(ジオン軍人にして資産家)を地球連邦軍になぶり殺された事に対する復讐のために、遺産ともいえる大型モビルアーマーシャンブロに搭乗する。 ロニ・ガーベイは、両親の恨みを胸にシャンブロで戦うニュータイプ少女。 「思い知れ!思い知れ!思い知れ!」 ジオンは敗戦国であり、ロニは連邦軍に両親を殺された。 父親の思念に操られ水陸両用モビル・アーマーのシャンブロでトリントン近郊の街を破壊していく。 親の恨みを娘であるロニが受け継いでいる業の深い負の連鎖が悲劇をもたらした。 ロニ・ガーベイは、ユニコーンガンダムからビームマグナムを奪ったデルタプラスの一撃をコクピットに受け、どうにもできない哀しみを抱えたまま戦死したのだった。 シャンブロは対ユニコーンガンダム戦において、デストロイモードと互角のサイコ・フィールドを展開している。 これらの事実から、ロニ・ガーベイのニュータイプ能力は極めて高い領域にあったと考えられる。 引用元: 機動戦士ガンダムNT 『機動戦士ガンダムNT』冒頭23分 ミシェル・ルオ ミシェル・ルオとは、劇場版アニメ『機動戦士ガンダムNT』に登場する、三人の主人公の内の一人。 ニューホンコンを拠点に地球連邦政府とも密接な関係を築く大企業「ルオ商会」会長・ルオ・ウーミンの次女(養女)にして特別顧問。 ヨナ・バシュタ、リタ・ベルナルとは幼馴染。 ラプラス事変において、絶大な力を見せた「シンギュラリティ・ワン(技術的特異点)」、即ちユニコーンガンダムに並みならぬ興味を抱いており、その3号機フェネクスを我が手にせんとマーサ・ビスト・カーバインの護衛部隊を兵士の殺害すら躊躇わずに襲撃。 さらに協定違反兵器であるナラティブガンダムまでも調達して『不死鳥狩り』作戦を展開するクラップ級宇宙巡洋艦ダマスカスに乗り込む。 IIネオ・ジオングとの戦いでヨナを助けるために盾となり命を落とす。 その後魂はフェネクスに宿り、IIネオ・ジオングを撃破した後、リタと共に宇宙の彼方へと去っていった。 リタ・ベルナル コクピットを貫かれて爆散するザク改と大破したガンダムNT-1・・・ 「もう戦わなくてもいい」と駆け寄るアルの眼前でザク改は大爆発を起こし、バーナード・ワイズマン(バーニィ)は壮烈な戦死を遂げる。 任務の目標であったガンダムNT-1を操縦していたパイロットは、実は互いに惹かれ合ったクリスだったのだが、この事実を最後まで知らないままであった。 アリーヌ・ネイズン(OVA『機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線』) 機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線は、一年戦争をテーマとしたフル3DCG制作によるガンダムのOVA作品。 各話で主人公役を務める地球連邦軍人たちは、いずれも死神に見つめられながらラストシーンで予期せぬ無慈悲な事実に直面し、希望を断たれた形で非業の死を遂げる。 主人公たちは誰1人報われない。 アリーヌ・ネイズンは、RTX-440ガンタンク小隊指揮官兼1番機パイロット。 自爆攻撃で復讐を遂げることに成功したが…。 アリーヌ・ネイズンは、OVA『機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線』に登場するキャラクター。 地球連邦軍技術中尉で、RTX-440ガンタンク小隊の1番機パイロット兼指揮官。 クライド・ベタニーという同僚で交際相手がいたが、彼がジオンにRTX-440「陸戦強襲型ガンタンク」の技術を流出させる事件が起こり、さらに彼がジオン側へ逃亡したため、その事件への関与を問われて軍事裁判にかけられ、終身刑を言い渡される。 以来ずっと「クライドへの復讐」だけを胸に生きてきたが、オデッサ作戦の際に仮釈放され、オデッサ攻略部隊への増援としてミケーレ・コレマッタの下にガンタンク部隊を率いて派遣される。 司令部がジオンと内通していたと思い激昂、命令を無視し、ダブデからのクライドの声にも耳を貸さず、自爆装置を作動させ自機もろともダブデを沈黙、彼女は復讐を成し遂げたのである。 アリーヌ・ネイズンは、死神からクライドが二重スパイであり、技術流出もジオンに潜入するための手段であったことを知らされ、絶望に打ちのめされる。 クライドがジオンに寝返ったのは実はジオンへの潜入のためであり、技術流出事件も司令部があえて行わせた潜入工作の一手だったのである。 もちろん、ダブデへの攻撃をするなという命令も、この事情のためであったのだが、クライドが潜入任務を負っているということは、アリーヌには一切知らされていなかった。 死神が語りかけて彼女が全てを知ったときにはすでに遅く、連邦軍の一斉攻撃が始まり、彼女は絶望しながら弾幕の爆発の中に消えていった。 死神は、宇宙からジオン軍とともに降りてきた、黒衣を身にまとった謎の女性。 『機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線』の各話の主要登場人物に絡んで甘言や煽りをした挙句に死に追いやる。 宇宙世紀『ガンダム』シリーズにおける、唯一の人外の存在でもある。 1999年(平成11年)4月9日から2000年(平成12年)4月14日までフジテレビ系列(一部を除く)で全50話が放送された。 ロランを巡る恋敵のディアナに敗れ、フラレるヒロイン。 あまりにかわいそうなラスト。 機動戦士ガンダムSEED フレイ・アルスター フレイ・アルスターは、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場するキャラクター。 番組開始時点では、ラクス・クライン、カガリ・ユラ・アスハと共にヒロインの一人と報じられていた。 大西洋連邦事務次官ジョージ・アルスターの愛娘で、典型的なお嬢様タイプ。 キラがほのかに好意を寄せる、憧れの女性であった。 ブルーコスモスの一員である父の影響で、コーディネイターに強い偏見を持っている。 サイとは親同士が決めた婚約者で、両想いであった。 自分が無力であることを知っている彼女は、「キラの力を使ってコーディネイターに復讐してやる」と決め、女の武器(身体)で籠絡し関係を持つ。 一方で婚約者であったサイを無視するようになり、キラの前でこっぴどく振った。 フレイのあまりにも身勝手な言動や昼ドラも真っ青なドロドロ展開も含め、一部視聴者からの非難が殺到した。 フレイ・アルスターは、『機動戦士ガンダムSEED』の女性キャラの中でも特に批判されることの多いキャラであったが・・・序盤と終盤とでファンからの評価がガラリと変わったキャラクターでもある。 最終話にてアークエンジェルに向かうも、キラの目の前でクルーゼによってシャトルは沈められ、命を散らした。 最終話にてアークエンジェルに向かうも、戦闘空域から離脱しようとする脱出艇シャトルの窓越しからフリーダムに搭乗するキラと再会を果たすものの、直後にラウ・ル・クルーゼが駆るプロヴィデンスのドラグーン・システムから放たれたビームが脱出艇に直撃して落命する。 ナタル・バジルール ナタル・バジルールは、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場するキャラクター。 地球連合軍の女性士官で、階級は少尉。 厳格で気が強く、劇中では軍人らしい判断をしないマリュー・ラミアスとは意見が対立することがあった。 「撃てぇぇぇぇぇッ! マリュー・ラミアスゥゥゥッ!! 」ナタルは自分の過ちを悔い、最期はアークエンジェルから放たれたローエングリンでアズラエルを道連れにした。 ムルタ・アズラエルを生かしておいてはならないと確信したナタルは、戦闘継続を主張する彼の抗弁を無視して全クルーに退艦命令を出す。 ナタルはアズラエルに全身を銃で撃たれながらも彼をブリッジに拘束し、アークエンジェルにローエングリンを撃たせ、アズラエルを道連れに戦死した。 その際の表情は、銃撃による血に塗れながらも穏やかな微笑みに満ちていた。 アストレイ三人娘(アサギ、マユラ、ジュリ) アストレイ三人娘とは、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場するアサギ、マユラ、ジュリの三人の通称。 他にもM1隊やオーブ三人娘とも呼ばれる。 搭乗機はM1アストレイ。 三人の死がカガリのSEEDの覚醒を促す事になった。 しかし、その際の三人の死の描写はわずか数秒。 そのあまりにもあっけない最期に呆然としたファンも多かったとか。 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ステラ・ルーシェ 「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のヒロインの一人であるステラ・ルーシェは、度重なる最適化やデストロイでの戦闘の影響で、身体は限界を迎えてしまい、最期はシンに「好き」と伝え、彼の腕の中で力尽きた。 ステラ・ルーシェは、アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するキャラクター。 地球連合軍・ファントムペインに所属する紅一点の少女で、薬物投与や改造手術により、エクステンデッドにされた人物の一人。 強化人間のご多分に漏れず、戦闘になると一変して攻撃的な性格に変貌する。 帰隊後は連合の地上空母・ボナパルトで更なる再調整を受け、 デストロイガンダムの生体CPUとしてベルリンを含むヨーロッパの三都市で無差別破壊及び虐殺を行い、焼け野原にしてしまう。 キラ・ヤマトの乗るフリーダムガンダムによりデストロイガンダムは撃墜され、ステラも致命傷を負ってしまう。 シンにより救助されたものの既に手遅れであり、最期は彼の腕の中で力尽きた。 彼女の遺体は「これ以上彼女を弄ばれたくない」というシンの願いにより、彼自身の手で雪の降る山中の湖に水葬にされた。 ステラの死によってシンの怒りの矛先はフリーダムを駆るキラへと向けられ、二人の対立は決定的となる。 ミーア・キャンベル 偽りのラクス・クラインであるミーア・キャンベルは、最後には暗殺部隊のサラの銃撃からラクスを庇い、死亡した。 ミーア・キャンベルは、アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するキャラクター。 前大戦の後、姿をくらました ラクス・クラインの替え玉として、ギルバート・デュランダル議長により用意された、ラクスの影武者。 顔は整形手術によってラクスに似せているが、声やスタイルなどは、元々のミーア自身のもの。 お目付け役のサラの話術でアスラン・ザラをおびき寄せる役割を与えられ、そこで本物のラクスと出会う。 彼女は「自分がラクス」と言い張るが、本物から「ラクス」をあげると説得され和解。 最後は暗殺部隊のサラの銃撃からラクスを庇い、死亡した。 最後は憧れていたラクスと想いを寄せていたアスランに看取られながら、静かに息を引き取った。 ミューディー・ホルクロフト(『機動戦士ガンダムSEED C. 73 STARGAZER』) 「ネーナ・トリニティ」のガンダムスローネドライの無差別発砲によって、左腕を失っていたルイス・ハレヴィ「ごめんね沙慈。 せっかく買ってくれたのに、キレイな指輪なのに…もうはめられないの。 」(「機動戦士ガンダム00」第18話「悪意の矛先」の劇中より) ルイス・ハレヴィは、「機動戦士ガンダム00」に登場するキャラクター。 テレビアニメ第1期では、沙慈・クロスロードの彼女であり、お金持ちのお嬢様らしくわがままながら明るい性格だった。 その後、ネーナ・トリニティのストレス発散無差別攻撃(「自分達が戦っているのに楽しそうに遊んでいる」という理由からハレヴィ一族のパーティ会場を砲撃し、惨殺する。 )に巻き込まれ両親と片腕を失う。 民間人サイドのヒロインから。 家族を奪ったガンダムの存在を憎むようになり、アロウズの一員兼出資者となってパイロットとなる。 自分の過去を捨てて憎しみの心で戦うようになってしまった。 最期はリボンズに操られ、ロックオン・ストラトス(ライル・ディランディ)に止めを刺そうとした瞬間に刹那の手で討たれてその生涯を閉じる事となった。 アニュー・リターナーは、「機動戦士ガンダム00」に登場するキャラクター。 王留美のスカウトによりソレスタルビーイングに参加した、様々な工学技術の資格を持っている女性。 二代目ロックオン・ストラトス(ライル・ディランディ)とは恋人関係になった。 その正体は情報端末タイプのイノベイドであり、プトレマイオス2の位置が把握されていたことも彼女の存在が原因であった。 ケルディムを撃墜寸前にまで追い込んだが、あらかじめ「もしもの時は自分が撃つ」と宣言していた刹那のダブルオーライザーによって撃墜され、死亡した。 クリスティナ・シエラ クリスティナを庇って致命傷を負うリヒティ。 機械化された彼の体に衝撃を受けるクリスティナ。 クリスティナ・シエラはリヒティの想いを受け入れ、艦の爆発に巻き込まれて死亡した。 クリスティナ・シエラは、「機動戦士ガンダム00」に登場するキャラクター。 プトレマイオスの戦況オペレーター。 国連軍との最終決戦において、戦闘時に被弾の危険性が高いブリッジからフェルトを強襲用コンテナに避難させるが、GN-Xの攻撃でブリッジが破壊され、リヒテンダール・ツエーリ(リヒティ)と共に致命傷を負ってしまう。 その際、機械化された彼の体に衝撃を受けるも、彼の想いを受け入れ、艦の爆発に巻き込まれて死亡した。 彼女とリヒティの死はソレスタルビーイングのメンバーに深い心の傷を作った。 絹江・クロスロード(機動戦士ガンダム00) 自宅に帰宅した所で、リボンズ・アルマーク と同タイプのイノベイドを乗っ取ったELS に襲われてしまう。 アーミア・リーとは、劇場版「機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」の登場人物。 友達と別れて家に帰宅した際にELSに襲われ、体の半身を金属結晶化されて、植物人間状態となってしまった女子高生。 ELSは、ガンダムシリーズにおける敵としては史上初(コミック等は除く)の地球外生命体であり、要するに宇宙怪獣。 彼女の体は、ビリーら連邦のELS研究のための貴重なサンプルとして扱われ、その姿を見たクラウスやキム中将を驚愕させた。 劇中の中盤、ELSの大群が木星のワームホールから出現した時に反応し、目を覚ました。 機動戦士ガンダムAGE ユリン・ルシェル ユリン・ルシェルは、とどめを刺そうとするデシルからフリットを庇うような形で戦死する。 (『機動戦士ガンダムAGE』第14話「悲しみの閃光」の劇中より) アンバット攻防戦では、デシルに「武器」として利用され、UEの新型MS「ファルシア」のパイロット…というよりはXラウンダーの共振のためのユニットという扱いで出撃させられる。 そして自分の意思とは関係なくフリットを攻撃してしまうことに苦しみ、デシルの攻撃からフリットを庇って機体をゼダスソードに貫かれてしまう。 ユリンは「生きるのって難しいね」とフリットへ呟き、悲しい最期を迎えることになった。 彼女の最期のシーンについては、ララァ・スンのオマージュとも言われている。 レミ・ルース ルウ・アノンは、ディーンの妹。 末期のマーズレイよる病に侵されており、自宅でほとんど寝たきりの生活を送っている。 ディーンに招かれたキオに興味を抱き、やがて淡い想いを寄せる。 キオがイゼルカントからもらってきた薬によって一時的に病状が安定し、キオとの念願の外出を果たすが、その翌日に安らかな表情で息を引き取った。 ルウ・アノンは、「機動戦士ガンダムAGE」に登場するキャラクター。 火星付近に浮かぶヴェイガンのコロニー「セカンドムーン」に住む少女。 兄のディーン・アノンと2人で暮らしていて、ヴェイガンに捕らわれて街にやって来たキオ・アスノと知り合う。 彼女の体は死の病「マーズレイ」に侵されており、本人も先が長くないことを分かっている。 後にキオから病状の進行を遅らせる薬を渡され、それを呑みながら兄やキオと街へ出かけ、楽しい思い出を作る。 そして、アセム達ビシディアンがキオの救援に現れた頃にひっそりと息を引き取った。 レイナ・スプリガン(ジラード・スプリガン) ジラード・スプリガンは、「機動戦士ガンダムAGE」に登場するキャラクター。 地球連邦軍のエースパイロットの女性士官で、階級は大佐。 本名は「レイナ・スプリガン」。 MSはマッドーナ工房で作られたXラウンダー専用のカスタム機、ティエルヴァに乗る。 レイナ・スプリガンが、闇堕ちして、連邦を見限り、復讐のためヴェイガンへと寝返った。 それ以後は亡き恋人の名をとってジラード・スプリガンと名乗る。 かってレイナ・スプリガンは、同僚で婚約者でもあったジラード・フォ-ネル少佐と幸せな未来を描いていたが、Xラウンダー用新システムの試験の際、装着した装置の暴走と上層部の試験続行指示により機体が大破。 本人は負傷で済んだが、恋人のジラード・フォーネル少佐を失ってしまう。 上層部は彼女を二階級特進させる代わりにこの事故の責任を死んだ恋人に押し付けて隠蔽したため、彼女はそんな連邦を見限り、復讐のためルナベース基地司令官アローン・シモンズの誘いにのってヴェイガンへと寝返った。 そして、それ以後は亡き恋人の名をとってジラード・スプリガンと名乗る。 元々は誠実な性格だったが、事故と連邦の腐敗体質に触れた事で人格が豹変()。 好戦的かつひねくれた性格となっており、物事を悲観的に見る傾向があった。 3機のガンダムと交戦し、ゼハート・ガレットとフラム・ナラも交えた戦場で、事故による負傷が原因でXラウンダー能力が暴走。 キオやゼハートらのXラウンダー能力に干渉して彼らのビットやファンネルのコントロールを奪い、無差別攻撃を仕掛けるも、結局フリットの攻撃を受け、最期を迎えることとなった。 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ フミタン・アドモス ガエリオの妹でマクギリスの婚約者のアルミリア・ボードウィンは、マクギリスと実兄への想いに揺れ苦悩する。 兄の手によってマクギリスが命を落とす結果となった。 アルミリア・ボードウィンは、「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」に登場するキャラクター。 ギャラルホルンを束ねる七つの名家「セブンスターズ」の内の一つであるボードウィン家出身の令嬢。 ガエリオ・ボードウィンの妹。 マクギリス・ファリドとは親同士が決めた許婚の関係にあり、彼を「マッキー」と呼び慕う一方で、自身がまだ子供であることに劣等感を抱いている。 マクギリス・ファリドは、視聴者からは「ロリコン」だの「源氏物語」だのと言われる。 革命軍のクーデター後は、自分をあざむいていたマクギリスに不信感を抱くが、やがて妻として夫の罪をともに償うことを決心し、実家へ帰ることを拒否する。 実兄のガエリオに夫であるマクギリスを討たれ、夫には騙されていたという事実故から来る精神ダメージは大きい。 ラフタ・フランクランド ジャミル・ニートは、憧れの上官であったルチルと奇跡の再会を遂げる。 サルベージされたルチルの意識はティファの心と身体を借りることでジャミルとの「再会」を果たす。 ジャミルは、こんな悲劇は二度と繰り返してはならないと決意を新たにする。 ルチル・リリアントは、「機動新世紀ガンダムX」に登場する優れたニュータイプ。 元ニュータイプパイロットのルチル・リリアントは、生体兵器「Lシステム」に組み込まれ、戦後、海底に埋没していた。 大戦の末期に革命軍との戦いの末、精神を破壊し尽くされてしまうが、その高いニュータイプ能力と僅かに残された戦いを憎む心に注目したニュータイプ研究機関の手により、 その身体は「Lシステム」という兵器の生体ユニットとして利用されてしまう。 ジャミル・ニートは、憧れの上官であったルチルと奇跡の再会 サルベージされた生体兵器「Lシステム」に組み込まれているルチル・リリアント 「機動新世紀ガンダムX」第18話「Lorelei(ローレライ)の海」にて、戦後15年経ちオルバ・フロストの依頼によりオルクのマーカス・ガイによってGX-bitと共にサルベージされる。 封印を解かれ再起動したLシステム内のルチルはティファに接触、 ルチルの意識はティファの心と身体を借りることでジャミルとの「再会」を果たす。 ジャミルとの再会時に、ティファの身体をかりてのルチルの名台詞 「まるで夢を見てるみたい」。 ジャミルに別れを告げ、永遠の眠りについた。 死後、肉体は棺に納められ、再び海中に沈められた。 ユリナ・サノハラ(機動新世紀ガンダムX) フリーデンを離れたロアビィが立ち寄った酒場のピアニスト。 実は、民族独立戦線のメンバーで、ロアビィ・ロイがガンダムのパイロットだと知って近付く。

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