マザー 映画。 マザー! : 作品情報

映画『mother!』の私的な感想―究極のタブーに踏み込んだ問題作―(ネタバレあり)

マザー 映画

映画「マザー!」は意味不明 「」、」「」、「」、「」、「」などでお馴染みのダーレン・アロノフスキー監督による、玄人向けサイコホラー。 比喩、暗示、聖書の引用などで埋め尽くされた芸術ぶった空振り三振映画で、不快で滑稽で嫌味しか感じられない代物です。 物語は、ある日突然夫婦の家に怪しい男が訪ねてくるところからスタートします。 妻の心配を他所に夫は男を追い返すどころか、家に泊めてあげることにします。 すると、翌日には男の妻や息子たちまで家に押しかけてくるはめになり、家庭の平和を乱していきます。 やがて息子たちが喧嘩を始め、そのうちの一人が命を落すと、次々と友人、知人が家に現れては家を占領していく、といった流れになっています。 面白味を感じられるのは前半部分だけでしょう。 後半からストーリーは表面的に意味を持たなくなる、あるいはシュールな展開の中に暗示された意味を探さなければならなくなり、見ていて面倒になります。 ぶっちゃけ面白くなかったら、そこに隠されたメッセージとかどうでもいいんですよ。 真っ直ぐな思考で見ようとすると、よそ様の家に乗り込んできては好き放題していく来客たちに腹が立って仕方がないでしょう。 なんでそうなるのと言いたくなる馬鹿馬鹿しい展開について行こうとすると、体力を無駄に消耗します。 思い入れのある自分の家を大事に使いたい妻。 そんな彼女を挑発するかのようにキッチンのシンクに座ったり、勝手に壁を壊したり、ペンキを塗ったり、寝室でやりだしたりする来客たち。 そんな無礼で図々しい来客たちを妻が叱りつける、というやり取りが結構な時間続きます。 それはまるで来客がボケて、妻が突っ込む、というお約束のコントを見ているようで、そのうち笑うしかなくなってくるでしょう。 唯一の見所はジェニファー・ローレンスのおっぱいでしょう。 最初からやたらと胸を強調している服を着ていて、終盤では人々から無理やり脱がされ、胸を露にします。 ただ、一瞬の出来事なので間違ってもそれを目当てに見ないほうがいいですよ。 映画「マザー!」の解説とネタバレ! そしてこの手のつまらない映画が最も得意とする言い訳は、「このストーリーは聖書をモチーフにしている」です。 詳しくいうと創世記を基にしているそうです。 なんでも妻は母なる大地を象徴し、夫は神を象徴しているんだってさ。 招かざる客たちによる混乱は地上の地獄の様子を描いていて、神である夫が新しいものを創造しようとしています。 突然家に押しかけてくる男はアダムで男の妻はイブ。 彼らがついつい魅せられて触ってしまうクリスタルは禁断の果実に置き換えられそうです。 二人の息子はエバが生んだカインとアベルをモデルにしており、兄弟同士が争い、弟のアベルが死ぬのもそのせいです。 そして妻が妊娠し子供を生みますが、その赤ん坊はキリストを象徴していて、やはり地上の人々に命を奪われてしまいます。 ラストは、神が地球を創造し、破壊するという行為を何度も繰り返すことによって、心臓(命)が灰に、灰がクリスタルに、クリスタルが新しい家に変わり、その家には新しい母親がいる、といった感じでしょうか。 様々な解釈ができそうだけど、こんなに興味をそそられないラストもありません。 そもそも聖書なんて興味ねえよっていう人にはやっぱりどうでもいい比喩の数々でしかなく、おそらく宗教心強い人でも、説明されないとピンと来ないんじゃないですかね。 何が嫌だって聖書の物語を再現すれば芸術だと思っている監督です。 ダーレン・アロノフスキーは「」でも同じように聖書をモチーフにしているし、もういい加減しつこいなぁ。

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映画「マザー! 」ネタバレあらすじと結末・みんなの感想

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』 ジャンル:ホラー、サイコスリラー 脚本監督:ダーレン・アロノフスキー 製作国:アメリカ 公開:米=2017年9月、 日本未公開(DVD発売:2018年4月25日) 上映時間:115分 ある郊外の大きな一軒家に、年の離れた夫婦が平穏に暮らしていた。 スランプに陥った詩家の夫(ハビエル・バルデム)は、新しい作品のアイディアを練る日々を送っている。 そして妻(ジェニファー・ローレンス)は、そんな彼をとても献身的に支えていた。 何気ない毎日を送っていた二人にある日、一人の中年男(エド・ハリス)が家を訪ねてきた。 見知らぬ男だというのに、なぜか夫は彼を家に快く迎え入れる。 突然の訪問者を不審に思う妻であったが、ここでは夫に従うことしかできなかった。 しかし翌日、今度はその男の妻(ミシェル・ファイファー)が訪ねてきた。 またも快く迎え入れる夫。 そしてその日以来、謎の訪問者が二人をつぎつぎと訪ねてくることに。 戸惑い警戒心を抱く妻をよそに、誰でも快く迎えいれてしまう夫。 この映画・・・ 超問題作なんですけど。 開始早々から頭の中がカオス! ( 何から書き始めるべきか・・・) まず 炎の中で焼かれる女性の姿が映し出されます。 つぎに映るのは、美しいクリスタルを眺めてほほえんでいる主人公の夫の姿。 そして、焼けこげた屋敷がどんどん再生していく様子が描かれます。 ものすごく奇妙で不思議な光景です。 もちろんこの時点でまだ手掛かりは無いものの、 この 最初のシーンが物語の鍵を握っていることは、容易に想像できます。 よってこちらも、初っぱなから戦闘モード。 「 これは何を意味するのか…? 」と、早くも謎解きの態勢で挑みました。 しかーし、ジェニファー・ローレンスが演じる妻の行動がですね、これまた不可解でして。 冒頭のシーンで、真っ白なシースルーのナイトドレスを身にまとった彼女が、ゆっくり玄関のドアを開け、外を眺める姿が映し出されるのですが。 上の写真は、ペンキで壁の塗装作業をしている場面。 こんな風に暇さえあれば 家の修繕作業している彼女なので、並ならぬ家への思い入れ・愛情を感じます。 と同時に違和感を覚えたのが、彼女が壁に手を当てるシーン。 「 脈打つ心臓」のイメージが浮かび上がってくるんですけど、なぜ家に心臓があるのか?と超困惑。 からの、彼女が「特殊能力を持っている女」というこじつけに至り。 てことはこの映画、 霊能力が絡んだゴースト系か・・・!? そうなのか!? とあらぬ方向へ。 するとここで、エド・ハリス演じる男が突然訪問してきて、なぜか宿泊するという流れに。 ・・・・おい、迎え入れた夫よ。 妻になにか言うことはないのか。 この時点で、もう完全に物語の展開うんぬんより、夫に苛立ちを隠せずそれどころではなくなります。 世の奥様方だったら、大抵は彼女に共感できるはず。 勝手に知らない人を家に泊めるとか、あんたどうかしてるよ。 (『 』みせたろか) わたしのようなズボラ主婦にとっては、 人様の突然の訪問ほど困るものはないのですよ。 特に劇中のようにゆっくり寛いでるときなんて、相当焦ります。 ゆえに妻の気持ちが手にとるように分かり、つい自分のことに置き換えて考えてしまう瞬間がありました。 《主人公の顔にぴたっとカメラが張り付くカットが目立つ。 イライラや困惑の種は夫だけに留まらず、上述の夫婦もほんとに酷い。 男のほうは、禁煙の家の中でも平気で煙草を吸おうとするし、女のほうなんて「 え、二人は子供まだなの〜?」に始まる数々のアウトな発言をくりかえす始末。 私が主人公だったらとっくにブチ切れてますわ・・・・ この迷惑夫婦だけでも勘弁なのに、なんとその息子たちも押し掛けてきた!そしてあれよあれよと兄弟喧嘩がはじまり、 兄が弟を殺してお家が殺人現場に早変わり。 一体、何が起こってるのだろうかとパニックに陥る妻。 (そして、私。 ) あまりにも状況がカオスで、こちらも物語がここからどこへ向かって行くのか全く読めず。 すくなくとも超能力とかオバケとか、そういった物語ではなさそうだ・・・ そんな心穏やかでない状況のなか、主人公は何度かなぞの「 黄色い粉」を水で溶いたものをがぶ飲みします。 これを見た私は、実は彼女が「精神疾患」を抱えているという設定なのでは?と変な深読みまでしてしまい、てんで マトマラナイ。 そして増えていく、なぞの訪問者の数。 いや、あんたら何処から来たよ!(え、宇宙人とかいう展開やめてよ) もう、人の家だというのにやりたい放題です。 しまいにはキッチンにまで踏み入れられ、シンクを壊され そこら中「水浸し」に・・・・ここのシンク破壊シーンは笑えるほど豪快。 主人公の妻からしたら、もうパニック以外の何物でもありませんけどね。 シンク壊されるなんて、そうそうないし。 それまで声を荒げてこなかった彼女も、ついに怒りの感情を露にしブチ切れ。 ここら辺で、「 あれ?これって全てがメタファーにまみれた映画なのでは…?」と気づきます(ニブめ)。 だって、みんな無茶苦茶すぎる。 普通の感覚を持ち合わせている人なんていない(夫、あんたもやで)。 極めつけは、彼女が「 ここは私の家よ! 」と主張すると、決まってみんな「 へ〜あなたの家ね〜 」と馬鹿にした感じで鼻で笑ってみせる。 もうここまでくると、 まともな現実世界のお話として考えるには無理が出てくると。 だってみんな頭オカシイもの。 それで待ち受けているのが、あの衝撃のラストですよ。 人によっては、トラウマを抱えてしまうインパクトがありました。 私もさすがに、あの赤ん坊殺害&カニバリズムのシーンは相当な嫌悪感を抱きましたね。 ラストあたりでようやく、本作は宗教色の強い作品だと気づく鈍感ぶりを発揮した私でありますが。 特定の宗教がどうのこうのという以前に、私が感じた率直な意見。 超、悪魔的。 (見てはいけないものを見た気分) 描いてる内容もタブーを含んでいるのはもちろん、描き方自体がもうエグい。 やんわりとかではない、かなり暴力的。 個人的には、負のオーラしか感じられない、やや精神に悪い終幕でした。 ありったけの《愛》を妻から奪って、また一から別の女性と再スタートする夫。 それを何度もくりかえす。 とにかく、訪問者&夫の「自己中さ」には腹が立ったし、主人公の妻はただ搾取されるだけで終わってしまい、不甲斐ないのなんのって。 自分の主人がまともでよかたー。 後味が非常に悪い映画ですが、個人的には好きな作品(傑作)です。 すくなくともこれだけメタファーに富んでいて、賛否両論が激しく、終わった後に誰かと語らずにはいられない映画って少ないと思うので。 色々と気になる点があるので、 次の章ではそれらについて「考察」してみたいと思います。 他のインタビューなんかも拾っていくと、どうやら『 聖書』の創世記をモチーフにした物語だということが分かります。 聖書に詳しい人はすぐに、点と点がつながる内容だと思います。 イマイチという方は、を参照してみて下さいね。 赤ん坊 :イエス・キリスト• その他大衆 :信者 世界でベストセラーの書物といえば『 聖書』ですので、夫が物書きというのも納得だし、妻が家をとても大切に修復しているのも納得。 家=この世だから。 エンドクレジットを見ると、みな特定な名前がないことが分かります。 また夫だけ Himと大文字から始まる記載がされていますが、主人公は motherと小文字綴り、それ以外の人物の名もみな小文字です。 これはHimが神=創造主であることを示していますよね。 キッチン水浸し=『ノアの方舟』というように、メタファーを使いつつ全て聖書に沿った内容の展開になっていることが分かります。 何度も理想の世界『楽園』を描いてはうまくいかず、どかんと壊してやり直しの連続。 創造主がとても利己的に描かれているのは明白なので、もしかしたら悪魔的なオーラ漂うラストだったし、アンチクライスト提唱してるのでは?とさえ感じました。 上の写真のライトもそうですね。 八角形=8という数字は、キリスト教には大きな意味がある数字。 天地創造の七日間にキリストの復活日を足して8日ということで、『復活』という意味が込められているそう。 他にはノアの方舟で助かった人も8人ですし、教会建築も八角形がみうけられます。 不思議な造りの家だな〜と思っていたのですが、こういった理由から八角形を意識してセットを造ったのかなと考えました。 これを飲むと落ち着きを取り戻す彼女ですが、彼女がマザーアースだとなると、これは何か地球とか異次元に関係するものに違いない・・・でも何だろう?と気になって寝れず(そして悪夢で目を覚ます)。 太陽を表しているのかなとも思ったんですけど、しっくり来なくて色々調べてみました。 すると瓶の見た目からも、 ORMUS(オームス)という魔法のような物質の存在があやしいと発見。 この黄色い粉が何なのかは監督も触れていませんが、魔法の物質ORMUSが怪しいかな〜と。 まず右上の花びらの中には クリスタル的なもの、その下には カエルを発見。 劇中でもカエルが登場していましたが、どうやら神からの罰として人間に与えられた疫病の象徴と言われているようですね。 分かりづらいですが、その下には煙草を吸う男(アダム)が持っていた ライター発見。 アダムが『禁断の実』を食べてしまってエデンの園から追放されたのはあまりにも有名ですが、このライターは後にマザーアースを脅かすことになる、人間たちの善悪の知恵の象徴なのかなと思います。 全てはアダムとイブの失楽園からはじまった、と。 おつぎに左上には、夫(Him)の Holy cardを発見、その下には ドアノブ。 ドアノブといえば、兄が弟を殺したときの凶器として使われていました。 初めはさっぱり意味が分からなかったんですけど、これは マザーアースの心臓そのものなのでしょうね。 何度か心臓の状態が映し出されるんですけど、訪問者らによって家を破壊されるたびに、どんどん心臓は黒く変色してダメージを負っていっているのが分かります。 』についてお届けしました。 人それぞれ色々な解釈ができる映画だと思うので、自分なりの視点をもって観ると非常にスリルを味わえる映画だと思います。 傑作or駄作、評価がきっぱり分かれる作品だと思いますし、人によっては受け付けられない変わり種であることは間違いありません。 まぁ、安易に人様にオススメできませんが・・・ では、また。

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マザーレス・ブルックリン (映画)

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長澤まさみの息子役に大抜擢された17歳の少年役が明らかに。 母と息子。 ひとつの殺害事件。 実話をベースに描く感動の衝撃作 『MOTHER マザー』が2020年7月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開されます。 C 2020「MOTHER」製作委員会 『日日是好日』の大森立嗣監督が、長澤まさみ、阿部サダヲを迎えた本作。 この度、第2弾キャスト、本予告編、ポスタービジュアルが解禁となりました。 解禁されたポスタービジュアルは、長澤が演じる母親・秋子が、奥平演じる息子・周平に、恋人のように寄りかかるものになっており、周平目線の「こんな母親でも僕にとって世界 すべて 」というコピーが印象を引きます。 CONTENTS• 映画『MOTHER マザー』について C 2020「MOTHER」製作委員会 河村光庸プロデューサーが、 実際に起きた「少年による祖父母殺害事件」に着想を得て、『日日是好日』の大森立嗣監督とタッグを組み、新たな物語として映画化した本作。 主演の 長澤まさみが、シングルマザーの秋子を演じ、社会の闇へ堕ちていく母親に挑戦。 また、秋子と 内縁の夫になるホスト・遼を阿部サダヲが演じています。 製作は、日本アカデミー賞 主要部門 三冠の『新聞記者』 2019 、『宮本から君へ』 2019 など話題作をおくりだし、現代社会の様々なテーマを世に問い続ける映画会社スターサンズです。 物語では母親と息子の関係を、息子の幼少期から青年期を通して描かれています。 長澤まさみ演じる母親・秋子の歪んだ愛情しか知らずに育った 17歳の少年・周平を演じたのは、本作が初オーディション初スクリーンデビューとなる新人・奥平大兼 おくだいらだいけん。 俳優への道は、友人との帰り道、渋谷駅の改札で一人足止めされた際に、事務所から声をかけられスカウトされたことにはじまります。 「勉強のために」と初めて受けた、オーディションで今回の大抜擢となりました。 奥平は、当時の心境を「勉強になればとオーディションを受けました。 審査側の机は選考書類の山でしたし、絶対受かるわけがないと思っていたので、合格の連絡を聞いたときは、嬉しいよりも驚きの方が大きかったです」とコメント。 撮影前には、既成の価値観では測れない母親との関係に翻弄される息子という役柄を演じることに不安を覚えるも、「長澤さんが「大丈夫」と優しく声を掛けてくださり、お母さんのように接してくださったおかげで、脚本を読んで僕が感じた周平を演じることができました」と、初めての現場を振り返りました。 そんな奥平を撮影前のワークショップから見てきた大森監督は、「頭で考えてできるような役ではないから、撮影が進む中で自分が感じることを大事にして欲しいと、とにかくずっと言い続けていました。 彼が偉かったのは、 演技の中で嘘をつかないことをやり通せたこと」と評価し、共演した長澤は、「奥平くんは 初めてお芝居をするとは思えないくらい堂々としていて、感じたことや思ったことを素直に反応してくれたので、 今回、私はとても助けられていたように思います」とコメント。 スターサンズ佐藤プロデューサーは奥平の起用理由を「周平役には、16-17歳という少年期の危うさと繊細さ、そして主人公の母親を支える包容力が必要だと考えていたので、はじめて オーディションでお会いした時、彼しかいないと確信しました」と話しています。 本予告映像は、 センセーショナルな導入からはじまります。 長澤が演じる母・秋子の「あれはあたしが産んだ子なの。 あたしの分身。 舐めるようにしてずっと育ててきたの」という印象的なセリフから 母と息子の歪んだ愛情が伝わってきます。 母親に「学校、行きたいんだけど」と伝える、 母と外側の世界の間で揺れる周平の葛藤も描かれています。 同じく第2弾キャストとして発表となった 夏帆、皆川猿時、仲野太賀、木野花ら豪華キャストも映し出され、ラストには「この真相をうけとめられるか? 」と観客へ訴えかける内容になりました。 映画『MOTHER マザー』の作品情報 C 2020「MOTHER」製作委員会 【日本公開】 2020年(日本映画) 【監督】 大森立嗣 【脚本】 大森立嗣、港岳彦 【音楽】 岩代太郎 【キャスト】 長澤まさみ、阿部サダヲ、奥平大兼、夏帆、皆川猿時、仲野太賀、木野花 映画『MOTHER マザー』のあらすじ 男たちとゆきずりの関係をもち、その場しのぎで生きてきた秋子。 シングルマザーの彼女は、実の息子・周平に奇妙な執着を見せます。 幼い周平にとってもまた、頼れるものは母親しかいませんでした。 それは成長した周平をひとつの殺害事件へ向かわせ…。 まとめ 実際に起きた事件に着想を得て、新たな物語として送り出す本作。 何が少年を追い込んだのか? 彼が罪を犯してまで守りたかったものとは——? 長澤まさみに堂々と立ち向かった驚異の新人・奥平大兼に魅了されること間違いなしです。 映画『MOTHER マザー』は2020年7月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開予定。

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