エロい痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 2020年冬アニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」【8話】感想 Tweetをまとめました(順不同です)

【防振り】サリー(白峯理沙)によって「私Tueeee」が流行る?

エロい痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います

痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 (防振り)3話の感想 前回のあらすじ!…からの、今回も運営のぼやき! このコンボは毎回続けてくれるみたいで良きに良きに。 今回は徹夜で作業してくれたということで、さっそくその効果も出ておりましたね。 けれど、今回はチートというよりも、メイプルとサリーの二人。 ちょいと 百合百合しさも感じさせる旅とイベントを楽しむ回でございましたね。 ということで、今回もツッコミを入れながらこの防振り3話を考察していきたいと思います。 ちなみに、わたくしは原作ラノベは読んでいませんので、先は知らない状態で考察しております。 >> >> 運営のメイプル対策始まる さっそくあらすじ言っていた運営の徹夜の成果が出た。 今回メイプル対策に変更された点は主に3つ• 悪食に1日10回までの使用制限がついた• 防御貫通が実装された• 第二第三のメイプルが生まれないようにモンスターのAIが強化された わたくしこの仕様変更を聞いたとき、運営優しいなと思いました。 というのも、わたくしも実は似たような経験がございまして、ゲームではないんですけれど、ゲームみたいなので1ヶ月とドーン!と成果を伸ばしたことがあるんですよ。 けれど、次の月にそのドーン!と出た成果は全て運営によって取り消されたからね! なんの通知もなく、もちろんなんにも悪いことしていないのに。 運営に問い合わせても『システムの調整です。 』の一転張りでしたから。 何を聞いても最終的にはこの答えに行きつく、『マニュアル人間か!』『お前らもAIなのか!?』 これが大企業のやり方でございますよ、大企業すぎて名前も出せない。 出したらまた取りされるんじゃないと思って怖い怖い。 それに比べたら、防振りの運営はだいぶ優しい。 悪食も使用制限はあるとはいえ、1日10回も使えるからね。 しかも、メイプルの強さの秘密である防御系のスキルは全然いじってないし。 わたくしの関わった運営だったら、有無を言わさず全部取り消されると思うからね。 そういった意味でも防振りの運営はすごく良心的だと思いましたね。 スキル『カバームーブ』ゲットだぜ 3話の冒険の始まりはメイプルとサリーのぶらり街歩きから。 お店でメイプルが買っていたスキルが発動できる巻物『カバームーブ』が気になるところでございますね。 こういう形でゲットしてもスキルの解説入れてくれないんですね。 いちいち説明してくれた1話の頃が懐かしい。 そこでわたくし原作の方でスキル効果を調べてみました。 カバームーブとは、近くにいるパーティーメンバーの元へすばやさを無視して瞬時に移動できるスキル。 使うと受けるダメージが2倍になるみたいですが、メイプルだとここはあんまり関係なさそうですね。 しかも、巻物なので使い捨てかと思ったら、使用可能回数十回、しかも使用可能回数は一時間毎に回復するというなかなかのお得なスキルとなっていますね。 新キャラは攻撃振りですか? さてさて、そんな『カバームーブ』も手に入れたメイプルとサリーのぶらり街歩きで見かけたのは、マイとユイの女の子二人組。 名前や見かけからして、二人は双子でございましょうね。 さらに、キービジュアルやOPを見る限り、その内にメイプル達の仲間になるのも濃厚。 OPではシティーハンターの100トンハンマーみたいなの二人とも持ってるし、今回も武器ばかりに興味を持っていた。 メイプルやサリーの件を考えると、この二人も極振りやチート、しかも二人とも攻撃に振っているんですかね? というか、アニメ公式サイトのキャラ紹介にすでに攻撃力極振りと紹介されていましたw どっちかはせめて違うステータスに振れよ!と思いますが、これが防振りのギャグコメディでございましょう。 女子の味方、VRケーキ 全国6000万人の女子が歓喜する 食べても食べても太らない、 VRケーキが爆誕じゃあー! 1話で味覚も再現されているのは分かってましたが、こういったケーキなどを出すお店なんかもあるんですね。 しかも、ここだけ店やケーキなど、ファンタジーというよりリアル寄りになっていたし。 食べても食べても太らないし、肌荒れもしない。 けれど、味は現実そのもの! 女子はもちろん、僕のような甘党な男子にとっても世紀の発明と言ってもいいんではないかなと思いますw 完全なVRが完成したら、ゲームだけでなく、こういったお店とかもたくさん出てきそうですよね。 早く来い!パーフェクトVR!! 世界二位なんだよ そんな VRケーキを食べていたメイプルとサリーの前に見切れてた気になる二人。 そのまんまモブと終わるのかなと思ったら、 世界二位だよ。 と話しかけてくるんかいっ!?という感じでございますw さらに、 世界五位もいるよ。 でも、世界一位はいないんだよ。 前回イベント2位のドレッドに続き、前回5位のドラグも登場。 大男の姿や声優が神奈延年(かんなのぶとし)さんということで、『それは剣というにはあまりにも大きすぎた。 鉄塊だった』なベルセルクのガッツのような大剣使いかと思ったら、大斧みたいですね。 そんでもって、今回の話で前回イベントの順位がある程度判明。 整理すると、 1位:ペイン、2位:ドレッド、3位:メイプル、4位:炎帝、5位:ドラグ、そんで9位にクロム その中でもペインは別格というどんだけのチートなんだよ!というキャラでございますね。 このノリだと、その内にメイプルが倒すんじゃないかなと思いますがw そして、この中だとメイプルだけ浮いてるねとw ゲーム1ヶ月の初心者がいきなり好成績収めたらキツイ当たりしてくる人とかもいそうですが、みんな優しい、優しさライセンス持ちばかりでございます。 女の子にはちょっと難しい所 そんなドレッドとガッツに教えてもらって、メイプルとサリーが向かうのは女の子にはちょっと難しい北の森。 そう聞いて、 スライムだな!スライムが服を溶かすエロい的なやつだな! と思ったのはわたくしだけでしょうか?w それがただの怖い所かよ!という感じでございました。 前回の服を着たままの水泳といい、防振りはそっちサイドは一切やる気無さそうですね。 ノリが似てる『のうきん』でも、お風呂シーンはあったのに。 ただ、腰が引けているサリーはなかなか良かったでございますけれど。 そして、サリーは怖い系になったら戦えないという弱点も判明致しましたね。 一度使うと、再使用に30分かかるネックがありますが、これも使えるスキルですね。 メイプル敗れる?カバーはサリー ついにメイプル敗れるっ!? 第二層に向かう道中で現れたボスはもののけ姫に出てきそうな植物系。 そして、ここでついに歩く要塞メイプルがピヨピヨ状態に!? これは運営のメイプル対策で起こったことなのでしょうか?それとも、もともと防御力に関係なくピヨピヨは起こるんでしょうか? どちらにしろ、この状態にすれば、防御貫通でタコ殴りにすれば、いくらメイプルでも倒せるんじゃなかろうか?という攻略の活路が見えましたね。 まあ、絵面的にそれはどうなのかな?という問題が出てきますけれどw でも、今のメイプルは一人じゃない、サリーもいるということで回避系チートの本領発揮。 今回も避ける避けるギュンギュン避ける。 ニュータイプかっ!? というぐらいに避けまくって今回も被弾0の完封勝利。 サリーが戦うときの作画は毎回気合入ってるよねw ただ、その作業的にも、バトルのパターン的にも、もしかしたらサリーの見せ場、後半はあんまりないかもなという心配になりますね。 『白雪』ゲットだぜ イズに頼んでいた新たな大盾『白雪』ゲットだぜ! 黒もいいけど白もいいよね。 こっちはこっちではなんか特殊なスキル付いたりするんでしょうか。 そして、キービジュアルやOPを見る限り、このイズも仲間に加わりそうですが、いつ仲間になるんでしょうか? 生産職として加わるんですかね?それとも、生産職も戦うことはできるんでしょうか? 戦う生産職というのも、それはそれでメイプルの仲間っぽいけれど。 チートカップル爆誕? 第3話はメイプルとサリーのデート回のようでしたねw 街ぶらしたり、冒険したり、海で夕日眺めたり、星空の下で食事したり、 いや、カップルかっ!? という感じでしたw 特に『小さな大空』を食べるイベントは、これカップル用のやつだろうと。 髪も瞳も輝く、やだ!ロマンティックな演出!という輝き。 サリーはこれ分かってて誘ったのだったら、メイプルさん完全に狙われてますよw 第二回イベントは探索型 そして、いよいよ始まる第二回イベント。 でも、まだ第二回ということは、このゲームがまだまだ新しいってことなんですかね? じゃあ、初心者なのはメイプル達だけでなく、みんなほぼほぼ初心者みたいなものなんでしょうか? そうすると、また大きく事情が変わってますけれども。 第二回イベントでは、メイプル&サリーはどんな戦いを見せるのでしょうか? わざわざ紹介したし、炎帝が絡んでくるのか? さらに、こちらもキービジュアルやOPを見る限り、 後ほど仲間になりそうな早見沙織ボイスのカスミとも予告で絡んでましたね。 こちらもアニメ公式サイトのキャラ紹介では、攻撃力と敏捷性が高い刀使いということなので、抜刀のチートや極振りなのか? そんな極振りがあるのかは分からないですけれど、 るろうに剣心の緋村抜刀斎みたいな。 るろに剣心の極振りといったら、抜刀斎よりも牙突一本の斎藤一の方がそれっぽいですけれども。 まあ、それ置いといて。 予告ではメイプルの盾が破壊されているシーンがあったので、またしてもメイプル大ピンチなのか?そして、それをサリーが無双で助けるのか? 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 (防振り)3話の考察・感想まとめ 防振り第3話の感想をまとめると、今回はチートというよりもメイプルとサリーのエモエモのエモのカップルデート回でございましたw 第4話では新キャラがどんな風に絡んでくるのでしょうか。 >> >>.

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【防振り】メイプルは作中最強!?歩く要塞と呼ばれる美少女の情報をまとめてみた!

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出典 : Amazon. jp 累計発行部数が25万部を越えた「小説家になろう」発の作品 『痛いのは嫌なので防御力に全振りしたいと思います。 』略して『防振り』。 そして本条楓は 「痛いのは嫌だ」という理由だけで、防御力が一番高い職業 「大盾」を選択し、そのアバターに 「メイプル」という名前を付けてゲームを開始しました。 そこからメイプルは自分でも驚くほど「NewWorld Online」はハマり、 驚異のスピードで成長していきます。 まずは、そんなメイプルの基本情報をみていきましょう。 メイプルとは? 本条楓ことメイプルは、145cmという小柄な身長と黒髪黒目が特徴の美少女です。 アバター名のメイプルは、本名の「楓」を英語にしてつけました。 頭のてっぺんにあるアホ毛がチャームポイント。 ゲームに無知なことと、痛いのが嫌だったという理由で、 すべてのステータスポイントを「防御力(VIT)」に振っています。 いわゆる 「極振り」でアバターを育成している特化型のプレイヤーです。 それゆえに、「防御力」以外のステータスはすべて並以下。 ゲーム内の街で歩いていると、他のプレイヤーにどんどん追い越されていくレベルで鈍足です。 メイプルの性格 メイプルの性格は、普通の優しい女の子といった感じです。 「NewWorld Online」内の他のプレイヤーからは良い子だと評されています。 ゲーム内の服装にはこだわりを持っており、装備をオーダーメイドで作ることも。 頭が良くゲーム内のギミックや取得条件が特殊なスキルを独自の発想で解いてしまう天才。 かなりマイペースにゲームを楽しんでおり、自身が面白そうと思った方向へどんどん進んでいくプレイスタイルです。 ちなみに食べ物の好き嫌いは少ない方ですが、味覚は子供っぽいようです。 続いてはそんなメイプルが持つ装備やスキルといった能力の情報をまとめてみました。 スキル「悪食」 「悪食」は、メイプルが 毒竜(ヒドラ)というボスを単独撃破したことで獲得したスキルです。 その能力は 敵の攻撃を無効化し、大盾にMPとして力を蓄えるというもの。 MPが少ないステータスであるメイプルはこの「悪食」で吸収したMPを使って大火力のスキルを使用しています。 スキル「毒竜」 「毒竜(ヒドラ)」も「悪食」と同じ条件で手に入れたスキルです。 「悪食」を使ってMPを吸収したあとに使う 大火力のスキル。 周囲に 即死級の毒を展開します。 飲みこまれた敵は瞬殺。 ちなみに、残った毒溜まりは使用者にも効果がありますが、メイプルは 「毒無効」のスキルで無効化しています。 続いては、メイプルを 最強と言わしめる原因となったエピソードをまとめてみました。 第1回イベントで唯一の無傷 第1回イベントとは、プレイヤーなら誰でも参加可能なゲーム内でのイベントのことです。 上位入賞者には運営から報酬が与えられるということで、歴戦のゲーマーたちが参加していました。 第1回イベントの内容は、単純なバトルロワイヤル。 時間制限内に倒したプレイヤーの数と受けたダメージ量で順位を競うというものでした。 そのイベントで、ゲーム初心者だったメイプルが見事 3位に入賞します。 しかもその内容は凄まじく、撃破数は2028人で 受けたダメージは驚異の0。 結果こそ3位でしたが、イベント序盤で地面にお絵かきしていなければ、1位でもおかしくなかったと観戦者から評されていました。 この時点でメイプルに勝てる可能性のあるプレイヤーは2人だけと言っても過言ではないでしょう。 ですが敵と戦いにすらなっていなかったところを見ると、作中最強でもおかしくなさそうですね。

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2020年冬アニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」【8話】感想 Tweetをまとめました(順不同です)

エロい痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います

皆さんこんにちは。 馬込巣立です。 防振り最終回も終わり、その感想記事も書きました。 なので最後に1話1話ではなく全体を通しての感想記事としてここで色々語っていく形で〆たいと思います。 これまでとは異なる形式で書いていく事となりますが根っこは同じなのでそこまで力まずやっていきましょう。 先に書いておきますが 当ブログでこれまで書いてきたあらゆる記事の中でも最長の内容となっていますので、そこはご承知おきください。 好きで見てた人すみません。 割と批判点が多かったのでこの結論を予測していた人とかもいるのではないでしょうか。 ただ全く擁護の余地がないわけでもなく、 素晴らしいと言える点も見受けられました。 ですので一応その辺りも含めての総括とさせていただきます。 2話の後半で触れたメイプルとサリーの交流などが代表的ですね。 割とこの長所は終盤まで維持されているのが素晴らしい。 ミィが仲間に庇われる形で生存して、どうせ負けるならせっかく生き残ったんだしと相打ち狙いで自爆する描写などは 素直に好感が持てました。 ぶっちゃけここはそんなに細かく言うこと無いので次行きます。 限度はありますけどね。 実際それでぬるぬる動く戦闘シーンに繋がってたりしたのなら私も楽しめていた以上文句のつけようもないですし、何より毒竜も機械神もコスト高い割に頻繁に使われるのである意味仕方ない一面もあるんでしょう。 あと2話の水中戦ではCGも使っていましたね。 これも賛否あるでしょうけど 魅せるための技法として悪くないやり方だと思います。 というのもこの作品、三つの致命傷を抱えているのでそこをどうにかしない限りどうしても駄作の域を出られないんですね。 ではその三つについて言及していきましょう。 それがこの リアル描写の少なさです。 これは「作中の表現にリアリティが足りない」という話ではありません。 キャターにとってのリアル、即ち ゲームではない現実の描写について言及するものとします。 作中で描写されたリアル描写は1話の前後にあった楓の自宅での通信会話、理沙との登校シーン、学校でのちょっとした日常描写、そして最終話の最後の都合5シーンのみです。 これの何が問題かというと 空間を舞台とする上での旨味がほぼ死んでるって事なんです。 例えば最終回のエンディングでそれこそダイジェストでも構わないから少しでも 他のキャラが現実で何をしているのかを描写していればまだ違ったでしょう。 それは マイとユイっぽい双子の姉妹がクロムっぽい担任教師から勉強を教わっているシーンであったり、 カナデっぽいの少年が窓越しにカスミっぽい風紀委員とフレデリカっぽいギャルのやり取りを眺めているシーンであったり、 イズっぽい女性がペインっぽい警察官に落とし物を届けているシーンであったり、色々できる余地はあったんですよ。 あくまで私の想像ですけどね。 それが無いと結局のところ 「それハイファンタじゃダメだった理由ある?」ってなってしまうんです。 は現実ありき。 これは基本的な部分であり、忘れてはならない要素だと思います。 私は以前、感想記事の中で 「この作品のジャンルがわからない」といった旨の発言をしています。 確か5話の感想記事でしたか。 繰り返すようになりますが、最終回まで見終えた上でもう一度言います。 この作品ってジャンル何なんですか? 例えばこれがVRMMOを舞台としたバトルものだとしましょう。 メイプル一人だけが突出して強いせいで戦闘が盛り上がりません。 次に女の子達がほのぼのとゲームをする日常を描いた作品だとしましょう。 モンスター退治と対人戦が中心なせいで殺伐とした場面が多い。 では人間関係の発展などを主題としたヒューマンドラマとして見ればどうか。 双子の様子を見てみましょう。 あ〜残念。 こんな具合にですね、 どのジャンルとして見ても中途半端なんですよ。 要するに 何をしたいのか、どこを目指しているのかがわからないって状態なんです。 じゃあ逆にジャンルがわかりやすい状態ってどんなのかというと、例えば防振りなら以下のような具合になります。 何ていうかタイトルに「極振り」って含んでる割に万遍なく色々と手を伸ばした結果、どれもこれも大したものになってない感がすごいですね。 これは「シナリオ構成が巧妙な割にキャターに魅力が足りない」という意味ではないんです。 「シナリオに合わせてキャターの行動が歪められている」という意味で言っているんです。 ぶっちゃけ 1話の時点でやらかしてました。 私が言及した、森で寝たシーンなどがそれです。 毒竜に噛みついたところなどもそれに該当すると言えるかもしれませんね。 あと原作者の方もWEB版冒頭にて言及されているご都合主義、矛盾、違和感といった要素もこれによるものと断言して問題ないでしょう。 に積極的なのか消極的なのかはっきりしないメイプル、彼女を褒め称えるフィールドエンチャントと化した味方達、集団で初心者に襲いかかっておいて負けるクソ雑魚モブキャラーズ、通常では考えられないような無能運営。 これらは全て物語の都合によって歪められた人々です。 そしてこの欠点ですが、言い方悪いの承知で言うと実は 物語の質が良ければ誤魔化しが効くんですよ。 代表例として挙げられる作品の一つが監督の名作映画 「天気の子」です。 この作品は個人的に素晴らしい作品だと思うのですが、一方で 「普通そんな行動するか?」「それ先に描写されたあそこのシーンと矛盾しないか?」といった場面がたまに出てきます。 何なら防振りと同じでダイジェストシーンもちょいちょい挟まる。 その上で私が「短所は短所として素晴らしい映画だった」と言えるのは 物語として趣旨を一貫させつつ誤魔化せるだけのクオリティを保っていたからです。 これは「天気の子」の感想記事ではないので具体的な話はしませんが、さらっと説明するなら言葉のチョイスと絵面による雰囲気作りが秀でた映画でした。 さてそれを踏まえた上で防振りは誤魔化しが効くかというとまあ無理なんですよ。 一つ上の項目で述べたように趣旨も何もないから。 少し話がずれますけど、 創作において物語と登場人物は分けて考えるべきという考え方があります。 これは私も小説書くための赤本か何かで見かけた話でして、のような作品においては 物語よりも人物に力を注ぐのがベターであるという話だったんですね。 正直これに関しては難しいところで私なんぞはその二つを分割して考えられないのですが、まあ要するに「作者がどう話を進めたいかより人物の魅力の描写を優先しろ」って話だと自分なりに解釈しています。 それでまた防振りに話を戻しますと、やはり 物語の方がキャターよりも強すぎるように思うんですよ。 よくこの作品の感想をネットで漁ってみると 「女の子がかわいい!」という肯定的意見を見かけます。 でも 美少女を登場させてるんだからそりゃかわいくて当然じゃないですか。 結果として 「キャターをかわいく見せかけるための物語」が優先されていて、「物語を通じて伝わるキャターの魅力」が蔑ろにされているような印象が強く残りました。 キャターの順番はの紹介順に沿っています。 「防御力に極振りした主人公」という趣旨も毒竜と機械神と暴虐によって否定され、外見の可愛らしさ以外に魅力を見せないまま終わってしまいました。 例えば「このシーンめちゃくちゃ可愛かったよな」とか「あそこでああいうセリフを言えるのはやっぱメイプルだわ」みたいなシーンが特に思いつかないので、仮に私が高校生で自分と同じクラスに彼女がいたとしても認識できないまま卒業すると思います。 そのくらいリアルにいても目立たないタイプ。 あと 「マシュのコスプレした」という意見をネット上で見かけてそこだけちょっと笑いました。 というか戦闘に限らず メイプルにできない役割を担う人物でしたね。 ゲーム上級者として双子にアドしたりしてましたし。 特に2話でメイプルをおぶって移動するシーンとか結構好きだったりします。 ただその一方で彼女の存在がメイプルと同居していることにより、 ゲーム内におけるステータスの存在が許容し難いレベルで矛盾を引き起こしていたりもするんですよ。 「サリーは攻撃力低いのになんでレベルが上の相手に攻撃通るんだ」問題と「攻撃力低いサリーの攻撃が他プレイヤーに通用するのになんでメイプルには通じないんだ」問題は同時に解決できないわけでして、そういう意味では 親友なのに並んで歩くと破綻するという悲しい存在でもあります。 個人的にですが 彼女を主人公としたアクション要素多めのスピンオフアニメとか作られたらそっちは大喜びで見に行くかもしれません。 マジで2話の水中戦がカッコよくてめっちゃ好きだったので。 作中では普通の大盾使いがどのように動くかを示したり大人として他のメンバーに悪意が向かないよう気をつけようとしていたり、 結構ちゃんとキャター性を描かれていた貴重な味方キャラでした。 ちゃんと専用のも手に入れてましたし、こいつとサリーを主軸として話を進めた方が良かったんじゃねえかな……。 メイプルと生産職であるイズを出会わせるための仲介役もこなしていて、縁の下の力持ちといった風情の存在じゃないでしょうか。 新衣装や水着を作るだけの存在として裏で働いているものの目に見えやすい結果を出せず、後半では爆弾を投げるだけの人になってしまっていたのが何とも悲しいところです。 せっかくな場所とかも出てきたんですから「とんでもない性能の爆弾を作る」とか「機械神みたいな装備を作ってメンバーに配る」など活躍の機会を設ける事もできそうなものですが、 直接的な戦闘能力が不足していると活躍の場を得られないのがなろうあるあるなのでこれもまた一つの宿命だったんでしょう。 何なら安易に仲間に加わってしまったせいで魅力が死んでしまっていました。 「ランダムでスキルを使える上にそれを保存できる」というわけわからん性能の武器(しかもキューブの形をしているのに分類は杖)を持っているのにこの扱いはあまりにももったいない。 ポテンシャルだけならラスボスすら務まるであろう可能性の塊なので、今後は是非ともこいつにこそ 敵としてメイプル達相手に無双してもらいたいところです。 イベント6位だったらしいんですけどそれを裏付ける強さは特に描かれず、ただ刀を振り回すだけ。 の男と少し衝突する場面もあったものの「最初からそれ使うんじゃダメだったの?」みたいな技で勝利してそこからも大して見せ場がないまま終わってしまいました。 これで他のギルドに所属しているスパイとかならまだ理解できたのですが特にそういうわけでもなく、ステータスは極振りしていないしカナデのように特殊なアイテムも持たないしイズにとっての生産職のような領分も持たない マジで絶妙なまでにいてもいなくてもなポジション。 あとこれは後でWEB版読んで知ったのですが5話のやり取り、 原作だとサリーから彼女に喧嘩ふっかけてたんですね。 カスミ本人は寧ろ温和な態度でやり過ごそうとしてて「おいアニメスタッフ」ってなりました。 本当にびっくりした。 のかよ。 途中から同じセリフを同時に言うシーンが異様に多くなっていて「脚本家はさぞかし楽だろうなあ!」とキレ気味になってしまいました。 双子っつったら片方の性格をもう片方とは逆にするとかして差別化するもんだと思うんですけどそういうの一切ないんですね。 ですらそこはしっかりやってたのに。 仮に差別化しないとしたらそれは不気味さや奇抜さ、あるいは二人で一人という演出をするために「敢えて」そうしてるんですよ。 の双子の姉妹とかがそうだったように。 そして やることはメイプルが行く先にあるゴミのお片付けと「信じてました!」「さすがメイプルさん!」という全力よいしょ。 最初の方でメイプルに声をかけられてちょっと妹が姉を庇う素振りとか見せてただけに 素材が殺されてる感半端ねえ。 本人気にしてないみたいですが。 戦い方は基本的に 剣で斬る以上の動きを見せない純粋な白兵戦特化型。 これに最強設定が加わるだけで全国の男の子の心を鷲掴みにできそうなもんだ。 あとアニメの演出の問題になりますけど顔出しのタイミングを盛大にミスってますよね。 10話で出すべきではなかったと思います。 流れ完璧じゃないですか? まず視聴者に存在だけ示してどこからアプローチをかけるのか期待させた上で敢えて情報提供者として最初のコミュニケーションを果たし、その後再会した時には強キャラ感漂わせながらこれまで高い戦闘スキルを見せてきたサリーに圧倒的実力差を見せて去るっていうこのムーブ。 それだけに なんであっさりメイプルにやられてんだよと嘆く気持ちも湧いてくるのですがもうそこは諦めました。 世界を味方につけてる相手にゃ勝てねえさ……。 というかあの戦闘能力と性格を見る限り遊撃部隊に向いてる存在だと思うんですが、拠点を襲いにくるの彼じゃダメだった理由何かあるんですかね。 そもそもなんで防衛側にいるのかもようわからんし。 かと思えば雑魚狩りしてるペインと絡むシーンもあったりしていよいよポジションが見えない。 せっかく強そうなんだからそょっと目立たせてあげてくれと思ってしまうのは私のわがままなのかもしれませんが。 バリアを使って素早く動くサリーを拘束するなどの変則的な動きも見せてくれたのは良いところですね。 問題は それ以上特に言う事がないってところでしょうか。 強いて言及するなら メイプルがゲーム内で最初に会話した相手という部分もあるにはあるのですが特にそれが活かされる描写もない。 最初に真正面から声をかけられて一度無視する描写なんかもあって 「性格が悪いってわけじゃないなら空間だと視覚か聴覚に異常をきたす体質なのかな? もしくは家が貧乏で機材がヘボいせいでラグが発生しててなかなか他人に声をかけられても気づけないとかかな。 あるいは何らかのスキルの代償かもしれない。 じゃあめちゃくちゃ強いのにそこが唯一の弱点になってたりしたら熱いなぁ」 とか考察したりもしたんですがまあ特に何もありませんでした。 ただ自分に声をかけてると思ってなかっただけなんでしょうね。 大規模なギルドを率いてカリスマ性を発揮してはいるものの、本質は気弱な少女というギャップ萌えの塊。 ただその気弱な面よりも 「負けるくらいなら自爆して同士討ちを狙う」「逃げる相手を見失ったら深追いはしないけどとりま周囲一帯を焼き払う」という姿勢が個人的に好ましく思えました。 因みにこの作品の中で 私が一番好きなキャターでもあります。 死んだうちの父親が言ってたんですが 「負けて悔し涙を流せるのは性根が強い証拠」なわけでね。 彼女が出るってだけで2期見るかもしれないレベルなので、今後の活躍に期待したいところです。 いや 特に何も言えねえわ。 絡む相手が作中屈指の存在意義がわからないキャラであるカスミだったのもあって、ホントどう評価すべきかわからない。 とりあえずミィの部下みたいなのでアレですね、続編では頑張ってもらいたいところです。 そのくらい主人公適性あると思うんですよこのキャラ。 ミィが前衛向きであるのに対しては後方支援に最適な罠使いです。 それならゲーム的に相性も抜群でしょうし何ならあらゆる層に需要ありますよこいつ。 心配性なで服装がモノクロカラーでcv. のショタだぜ。 誰にも負けねえわ。 ただそれだけに 「主人公側の人物ではない」という事実が重い。 この記事書き終わったら彼を推してくれる人の二次創作でも探してみようかな……。 それが第一印象でした。 ただ話が進むと不安そうにしているにお姉さんムーブたり、メイプルの爆撃を受ける中でミィだけ優先して守るなどの場面もあって 「これはこれでキャラ強いな?」と認識を改めました。 いやもう[ノ国]で一作書けるでしょこんなん。 あと最終話で明らかになった事実として、帽子で隠れていてわかりづらかったんですが たくあんみたいな眉毛してます。 軽音部のキーボード担当みてぇだ。 言ってしまえば作品の悪いところの半分を担う存在でもあります(もう半分は作者の実力不足です)。 MMO未経験の私ですら「それはない」と断言できるレベルのやらかしをしており、はっきり言って この作品を嫌いになるには充分な要因と言えるでしょう。 私はまだ[ノ国]の存在があるおかげで大丈夫な方ですけど。 というのも「防御力に極振りした主人公がどんな風に物語を紡ぐのだろうか」と強い興味を抱いたからだったんですね。 まあ最初の話で のっけから作者の言い訳タイムが始まって「あ、じゃあいいです」となって外したんですけど。 ただその上でこの作品を 意欲作としてある程度は評価してあげたい気持ちもあるんですよ。 そもそもVRMMOというジャンルが極めて難しいんです。 有名作品を並べてみるとわかりますがにせよにせよにせよにせよ、何らかのシリアス要素は入れてるわけですよね。 逆を言うとただ主人公がVRMMOを遊んで楽しんでるだけの作品は退屈さが際立ってしまうからかあまり高く評価されません。 そして変化球を入れて有名になったとしても見えてくる作品の粗はあるわけです。 例えばなら死銃の殺人トリックとか「何それ?」と私でも思いますし。 つまり ある程度以上の実力を持った作家が変化球を入れてそれでもどこかしら綻びが生じてしまうジャンルなわけで、それを ただ遊ぶだけの内容で連載し続けてアニメ化まで漕ぎ着けたのは素直に評価して良い部分だと私は思うんです。 つっても企業の都合とか絡んでる可能性もありますが、そこは見えない部分の話になってしまうので考えないようにしましょう。 記事の趣旨から大きく外れますしね。 そう考えると駄作ではあるもののこれはこれで素晴らしい創作活動なのではないかと思えてきて、なんだかただ批判だけするっていうのもこっちの気分がよろしくない。 聞けばの作者さんが書いてたVRMMOの小説が書籍化したそうですし、もしかするとこのとてつもなく難しいジャンルが新たな流行となる可能性はありますね。 流行の循環は望ましい話なのでどんどんそういう方向に進んでもらってほしい。 私から言えるアニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 」の感想はここまでで全てとなります。 覚悟していたもののやはりとんでもない文字数になってしまいました。 恐らく回復術士のアニメが無料配信されたらまたこんな感じで記事を書くと思いますので、その時はよろしくお願いします。 現場からは以上です。 疲れで指が震えて正確にタイピングできなくなってきた……。 magomesudachi.

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