アパシー 学校 で あっ た 怖い 話。 アパシー学校であった怖い話1995 特別編

学校であった怖い話

アパシー 学校 で あっ た 怖い 話

どうも! 1995年に発売されたスーパーファミコン版をプレイして以来、『学校であった怖い話』シリーズの大ファンのカワチです。 ホラーは怖いので苦手なのですが、『学校であった怖い話』は個性的な語り部やバラエティあふれる展開が好きでお気に入りの作品となっています。 好きすぎて、過去には電撃オンラインで『学校であった怖い話』作者の飯島多紀哉さんと、『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07さんのを企画させてもらったぐらいです。 もう9年前か。 何もかもが懐かしい………。 基本に立ち返り、人間の持つ心の闇と恐ろしさを軸に物語が展開します。 以下でストーリーと語り部を紹介していきましょう。 修学旅行の一夜(語り部:新堂誠) 沖縄への修学旅行。 美女揃いの女子班との熱い夜を迎えるべく燃えていた新堂たち。 しかし手違いにより、新堂はガチホモと噂される日野貞夫と二人部屋に泊まることになり……。 新堂誠 鳴神学園に通う高校三年生で、ボクシング主将。 乱暴で威圧的な態度を取るものの、男気に溢れており面倒見はよい。 幽霊など信じていないそうですが……? 牧場奇譚(語り部:荒井昭二) 友人の誘いを受けてとある牧場でアルバイトをすることになった荒井。 友人の怯えかたにただならぬものを感じた荒井は、自分の知識欲を満たしてくれるのではないかと、ほのかな期待を抱きます。 荒井昭二 陰鬱な雰囲気を漂わせる鳴神学園の二年生。 博識ですが自分の知欲に忠実すぎて周りが見えなくなることも。 記念日ちゃん(語り部:元木早苗) 早苗のクラスにいる剣持京華は周囲から記念日ちゃんと呼ばれていました。 そんな彼女が三年生の自称スーパースターに恋をして……!? 元木早苗 鳴神学園に通う一年生。 異常なほどの霊感体質でつねに複数のご先祖様に守られている女の子。 性格は天然で、何をしても本人はまったく悪気はありません。 トイレに行かない男(語り部:御手洗吾郎) 吾郎が四年生の時、1つの噂があった。 それは六年生にトイレに行かない男がいるという話。 トイレを激愛している吾郎にとって、それは信じられない噂でした。 ある日、吾郎は噂の先輩・竹内清二に声を掛けられ、自宅に招かれます。 御手洗吾郎 鳴神学園初等部に通う小学六年生。 明るくて人懐っこいのですが、時折度が過ぎるほどのしつこさを見せる少年です。 トイレが大好きで大食漢。 ブラックアイキッズ(語り部:富樫黎雄) アメリカで流行しているという、白目のない真っ黒い目を持つ子どもたちの都市伝説。 その正体に興味を持ったレオは、クラスのみんなにアンケートを取ることにしました。 しかし、そのアンケートが思わぬ方向に……。 富樫黎雄 鳴神学園初等部に通う小学六年生で、通称・レオ。 都市伝説オタクで都市伝説博士の異名を持っています。 六年六組の顔ともいえる存在で、みんなの中心的人物。 呪いの法則(語り部:荒井規子) 六年六組には永久欠番となっている出席番号6番がある。 6番の出席番号を与えられた生徒は、怪我をしたり行方不明になってしまうという。 今から10年前、遠藤佳奈美が6番の出席番号になったことから始まる呪いとは? 荒井規子 鳴神学園初等部に通う小学六年生で、荒井昭二の愛娘。 何事にも真面目で真摯に取り組む優等生ですが、冗談の通じない一面も持っています。 危険な転校生(語り部:新堂大誠) 新堂大誠が鳴神学園初等部の四年生だった時の話。 クラスの人気者だった彼の学園生活は、1人の転校生の登場により反転してしまいます。 仲のよかったクラスメートたちに無視される毎日。 そんなある日、大誠に手を差し伸べるものが現れます。 新堂大誠 新堂誠の息子で、「考えるより動け」がモットーの行動派。 スポーツ全般得意ですが勉強は大嫌い。 また、女子のことも苦手です。 ホモとウワサされる男と同じ部屋で過ごすことになった新堂さんの危機感がおもしろい『修学旅行の一夜』や、謎の男の不気味さが際立つ『トイレに行かない男』、語り部が二転三転する特殊な構成の『記念日ちゃん』など、どの話もおもしろく一気に読み進めてしまいました。 シリーズ初の長編作となる『危険な転校生』も読み応えたっぷりですが、自分のおすすめは『呪いの法則』です。 佳奈美がクラスの女子からいじめを受けるストーリーなのですが、いじめがエスカレートしていきタトゥーを入れるように命令されたり、家にまでいじめをしていた女子がやってくるようになったりと、かなり陰湿で暗い内容です。 「まさにホラー!」といったジメジメとしたストーリーを堪能できて夏にピッタリ! 後半もショッキングなのでぜひプレイして確認してみてほしいです。 どのストーリーも引き込まれます。 『アパシー 学校であった怖い話 新生』は同人作品ですが、通販などでも購入できるようになる予定だそうです。 『危険な転校生』の序盤が遊べる体験版も配信していますので、『アパシー』最新作がどんな雰囲気なのか気になる方は遊んでみてください! 詳しくは公式サイトやをチェックしてみてくださいね。 さらに、飯島多紀哉さんのコンシューマ復帰作となるが、Nintendo Switchでメビウスより発売中です。 こちらはダウンロード専用ソフトとなっており、ニンテンドーeショップにて購入可能。 ぜひ合わせてプレイしてみてはいかがでしょうか?.

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アパシー学校であった怖い話 極

アパシー 学校 で あっ た 怖い 話

この記事はなが全く示されていないか、不十分です。 して記事の信頼性向上にご協力ください。 ( 2018年7月) 『 アパシー・シリーズ』 Apathy Series はにから発売された用()ソフト『』を起点として展開される及びその作品の総称。 「アパシー」とは無気力・無関心を意味する用語である。 『学校であった怖い話』はが開発を行っていたが、同社は後の低価格路線の失敗により、同作品のメインシナリオライターを務めたと共に活動を休止。 同社は8年に渡り休眠状態にあったが、突如飯島は飯島多紀哉と改名、活動を再開した。 その活動の一環で『学校であった怖い話』の復活、ひいては同シリーズの立ち上げを宣言した。 概要 [ ] シリーズの原点である『(以下、旧作)』の世界観は莫大な数の分岐と文章量に裏付けされた、大仰に述べれば、とも取れる世界である。 その内容は「」という特定の空間に絞った濃密な集であり、飯島の命題である「幽霊などより一番恐ろしいのは人間である」との提言のもと、展開されたものである。 また、怖い話を聞くのに七人集めたのになぜか集合場所には六人しかいなかった……という展開は、個々の話をただの噂として完結させることが出来るため、に付き物の矛盾を発生させにくい。 この世界観は飯島本人も気に入るところであり、2007年時より作品世界の新たな展開のため、新たな設定を付け加え、旧作の世界を 内包するアパシー・シリーズの制作を発表した。 なお、シリーズの持つもう一つの側面として、選択肢ひとつで設定が激変する無数のであることが挙げられる。 その性質を活かして、作品間の緩やかな結合の下で柔軟に個々の作品の規模を膨らませている。 また、すべての結末は等価であるとされており、シリーズにおいてはいわゆる正史と呼ばれるものが 存在しない。 これは、旧作の時点でも明言されている。 なお、ネームバリューのある 学校であった怖い話のタイトル名を使用しなかったのは『学校であった怖い話』制作に当たってとパンドラボックス間に結ばれた版権契約がゲーム本体 SFC,PS がバンプレスト、ゲームから派生する二次的がパンドラボックス側に帰属するという変則的なものであったため。 タイトル使用を自粛こそしたが、バンプレストとシャノンの関係は極めて良好であり、あくまでこの動きは版権を受け継いだシャノンサイドのである。 生徒数数千人を越えるマンモス校とのみ表記されていた舞台は郊外に存在する架空の学校「私立鳴神学園」と再設定がなされた。 アパシー・シリーズとは 鳴神学園を舞台もしくは要素として含み、展開される十種以上の単独作品からなる統一世界(総称)である。 これによって、作品世界を『学校であった怖い話』の舞台である「七不思議の集会」に限定せず、様々なシチュエーションにおいて登場人物を展開させることを想定している。 現時点ではプロット段階であるが、徐々に作品化が進められており、やリンクを展開する予定。 また、同人ゲームと商用ゲームの両立を掲げているのも特徴である。 殺人を筆頭とする犯罪行為・・同性愛など際どい表現が多い作品は同人、それ以外は商業と分けられている。 作品紹介 [ ] 旧作 [ ] 版権がバンプレストに帰属する作品群。 『VNV』に関しては前身となる小説版を含め、シャノン側に版権が帰属するが、シリーズ立ち上げ以前に制作されたため、便宜上この項に記す。 なお、『VNV』発売以降、学怖の舞台「 鳴神学園」を軸とし展開される物語はすべてアパシー・シリーズと呼称されることになったが、著作の都合上、『学怖 S 』の舞台はあくまで 生徒数数千人を越える某マンモス高校とされたままである。 略称は「学怖」など。 アパシー・シリーズの原点。 『晦』及びPS版にて使用されるシステムは概ね完成を見ている。 新シナリオ、新主人公を追加し、グラフィックを一新した『学校であった怖い話』のPS移植版。 略称は『VNV版』。 より出版された小説版学怖を選択肢なしのデジタルノベルとして同人ゲーム化したもの。 なお、PS版にて飯島多紀哉がノータッチであった女性主人公 倉田恵美を主人公とした選択肢ありの新シナリオ「恵美ちゃんの坂上クン観察日記」も追加している。 これがファンに対する、新たな性格に設定された女性主人公の初お披露目となった。 また、語り部達のプロフィールもこの作品が初出となっている。 さらに、BGMにバンプレストの許諾を得たうえで「学校であった怖い話」に使用された楽曲をアレンジして使用している。 発売の同人ゲーム作品。 上記作品のBGM・グラフィックを差し替え、新規シナリオを追加したマイナーチェンジ版。 上記とは異なり、横書き表記を採用。 新装版と同日発売。 要望の高かった小説版を文庫形式として発刊した同人誌。 新規シナリオも追加している。 アパシー 学校であった怖い話1995 〜Visual Novel Version〜 鬼哭ノ章 『AMC vol. 2』に収録された同人ゲーム作品。 『新装版』と同じフォーマットを採用している。 2009年8月15日発売の同人ゲーム。 シナリオは『学校であった怖い話~VNV~新装版』をベースに多数分岐を追加。 アパシー学校であった怖い話1995特別編 追加ディスク 2010年5月2日発売の同人ゲーム。 特別編の追加パッチ。 『鬼哭ノ章』をベースに多数分岐を追加。 アパシー 学校であった怖い話 新生 2018年8月10日発売の同人ゲーム。 「学校であった怖い話1995」より3話、「小学校であった怖い話」より4話の新作シナリオを収録。 アパシー 学校であった怖い話1995 月下美人の章 アパシー 学校であった怖い話1995 月下美人の章 第一巻 2018年12月30日発売の同人ゲーム。 アパシー 学校であった怖い話1995 月下美人の章 第二巻 2019年8月12日発売の同人ゲーム。 アパシー 学校であった怖い話 極(きわめ) 2019年4月28日発売の同人ゲーム。 アパシー 学校であった怖い話 新生2 2019年12月31日発売の同人ゲーム。 アパシー 学校であった怖い話ドラマCD 2019年12月31日発売のドラマCD。 本編で全10枚、特典を含めると全12枚に及ぶ大長編ドラマCDである。 鳴神学園1995 [ ] この項に記すのは主に「鳴神学園1995」を冠する作品群。 旧作に近しい時間軸である1995年を舞台として扱っている。 『AMC vol. 1』に収録された同人ゲーム作品。 (ファイナル・ヴァージョン) 2010年12月30日発売の同人ゲーム作品。 学校であった怖い話Sのシナリオ数を越える究極の分岐数と銘打ち、一般からのシナリオ募集を行った。 当初は発売予定だったが、諸般の事由により、延期された。 『新装版』に新規シナリオを2本追加、既存シナリオを1本削除。 なお、今後の「学校であった怖い話」はアパシー・シリーズの世界観に内包されるため、「鳴神学園七不思議1995」と銘打ち発表される。 本作の最終版とはその再定義の一環である。 学恋・シリーズ [ ] 発売の同人ゲーム作品。 シリーズ初の作品である。 発売の同人ゲーム作品。 2009年発売の同人ゲーム作品。 ミッドナイト・コレクション [ ] 略称はミッコレ、AMC、MNC等。 『アパシー レンタル家族』に関しては、当初『ミッドナイト・コレクション vol. 02』に収録されると発表されたため、便宜上この項に記す。 発売の同人ゲーム作品集。 収録作品は「鳴神学園1995 恵美ちゃんの殺人クラブ観察日記」・「送り犬」・「柱の傷」。 また、『VNV版』をとし、新規書き下ろしたシナリオ等も収録する。 より、・(90xシリーズ)で携帯アプリ版が配信されている。 単純な移植でなく、新規キャラクターおよび三つの新規ルートが追加されている。 より版がより配信。 新シナリオ2編が加えられている。 発売の同人ゲーム作品。 シリーズ中珍しく、要素が一切含まれない作品。 2008年発売の同人ゲーム作品集。 収録作品は「アパシー 学校であった怖い話1995 〜Visual Novel Version〜 鬼哭ノ章」・「Apathy 鳴神学園都市伝説探偵局」。 探偵局・シリーズ [ ] よりに発売された用ゲーム。 今作品で設定された網目模様やの白衣に使われる文様を使用したや学園のを強調した男子は今後の作品で継続して使用されている。 『AMC2』に収録された同人ゲーム作品。 主人公である賽臥隆恭以外の視点で展開する外伝的性格の強い作品である。 2008・シリーズ [ ] 2006年末より発刊中の同人誌『センス・オブ・ワンダー』にて連載中の作品。 飯島多紀哉曰く、この作品を「学校であった怖い話」の直接の続編として、数々の分岐を発生させ、単独作品を制作することを計画している。 現に、本作において鳴神学園都市伝説探偵局で登場した語り部達の一年後の姿を見ることが出来る。 センス・オブ・ワンダーVol. 05が2007年の初夏に発売予定となっていたが、発売されずにoni零と同様に4まで終了となっている。 題について当初は「アパシー 学校であった怖い話2008」であったが、アパシー・シリーズ立ち上げに当たり変更された。 アパシー 学校であった怖い話2008 上記同人誌『センス・オブ・ワンダー』Vol. 01 - 04より、上記作品のみを抜粋し、文庫サイズ とした同人誌。 価格は1,000円。 アパシー 学校であった怖い話2008 vol. 1 2018年11月23日発売の同人ゲーム。 小学校であった怖い話シリーズ [ ] アパシー 小学校であった怖い話 月曜日 2018年10月26日発売の同人ゲーム。 その他 [ ] 『晦-つきこもり』『四八(仮)』はアパシーの舞台である鳴神学園を取り扱ったものではないが、共通項があるため、姉妹作として取り扱われることもある。 『学校であった怖い話 S 』とシステムを同じくする作品。 飯島多紀哉が担当したのは人物設定とOPシナリオのみ。 現在の飯島多紀哉が晦を制作すると仮に想定するなら、時のを舞台として使用する可能性があるとのこと。 『学校であった怖い話 S 』から、千葉県シナリオに主人公と語り部達がゲスト出演。 鳴神学園自体は登場しないため、シリーズとは無関係とされる。 アパシー・シリーズと『』のキャラクターが共演する同人ゲーム作品。 男子校であった怖い話 2010年9月10日発売の同人ゲーム。 登場人物 [ ] 詳細は「」を参照 時間軸 [ ] 旧作において、明確な時間軸の記述はされていない。 なお、同じ舞台を持つ旧作と「 鳴神学園1995」を冠するシリーズを結びつけ、前者の年代を1995年とする意見も存在するが、それは当たらない。 確かに、旧作で使用された七不思議の集会と言う舞台も最終版において明確に組み込まれる形となったが、「鳴神学園1995」という冠題と「七不思議の集会」というキーワードはそれ以前から使用されており、最終版=旧作という図式は鳴神学園の有無を別にしても当てはまらない。 また、無数のパラレルワールドによって構成されたシリーズであるが、一部作品は アパシー 鳴神学園七不思議2008へとつながる歴史を想定した上で、シナリオを構築している感が強く、ある程度は一貫した歴史の下、展開されている。 よって、以下に一応の事実を羅列することは可能である。 ただし、これらの記述は完全に一貫した歴史の下にあると限らないので注意が必要。 先に述べた通り、例として挙げた1995年度から 2008へとつながる歴史一つを取っても、それは無数に存在する分岐一つに過ぎないため。 有力なシナリオが正史と勘違いされがちなアパシー・シリーズであるが、旧作を含め、シリーズはすべての分岐、それによって生じる結末を等価として扱っている。 1995• 「恵美ちゃんの坂上クン観察日記」• 「恵美ちゃんの殺人クラブ観察日記」• - 日野貞夫主催の下、殺人クラブの活動が行われる(予定)。 〜 - 坂上修一・倉田恵美、恋する。 2006年度• 6月 - 都市伝説探偵局、あじさい園事件を解決。 2007年度• - 椛島由宇作死亡。 「送り犬」• 2008年1月某日 - 都市伝説探偵局、事件を解決。 2008年度• - 朝比奈卓也主催の下、七不思議の集会が行われる。 脚注 [ ] [].

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ホラーゲーム「学校であった怖い話」25周年記念アパシーシリーズアプリ化計画

アパシー 学校 で あっ た 怖い 話

いよいよ、7年ぶりに制作した『アパシー 学校であった怖い話 新生』が発売になった。 ということで、恒例の裏話を描いていこうと思うんだが、 まだコミケでしか販売できていないので遊べていない方が多数いると思う。 だから、ブログではなくこちらで書かせていただく。 まだ読みたくない人は素通りできると言うわけだ。 ちなみに裏話は小説ではなくエッセイというカテゴリーになると思うんだけれど、 エッセイというカテゴリーが見つからなかったので、こっちに書くよ。 以下、多くのネタバレを含んでいるので読みたくない人は読まないほうが良い。 まず、今回の『アパシー 学校であった怖い話 新生』だが、 発表当初は色々と弄られたものである。 荒井が牧場でアルバイトをするだと? 日野がガチホモだと? 風間が首輪をつけているだと? 語り部が早苗ちゃんだと? 等々。 ・・・やっぱり、ネタばっかだよ。 もう、1995のメンバーで怖い話は出来ないんだな。 飯島は怖い話を書けなくなったんじゃないの? ネタばかりに走って、もう期待できないね。 そういう類の声をちらほらと見かけたし、 そう言われて当たり前だと思っていた。 だって、そう思わせる情報をあえて大量投入したのだから。 で、発売直前になってやっと怖い絵をばらまいて、みんなに 「あれ? もしかしたら怖い話もあるの?」 と思ってもらえたら嬉しかった。 で、結論から言うと今回収録した話は全てガチである。 一見おちゃらけた体を取っているものの、 すべてが何かしら薄気味悪い本質を内包した造りになっている。 そして、腐女子のファンに媚びるようなことは一切していない。 誤解しないでほしいのだが、僕は腐女子の方々を好意的に受け止めているし、 彼女たちが支持してくれるおかげで『アパシー』シリーズは 人気を維持していられる一因もあると思っている。 ただし、彼女たちに満足してもらうためには、 期待をいい意味で裏切ることが大事だと思っているし、 彼女たちの声を聞いてもその通りにしないようにあえて務めている。 結局のところ、いろいろな考え方を持つ男性にも女性にも 受け入れてもらえるような作品作りを心掛けている。 昔から何度も言っているが、僕は幼稚園から高校を卒業するまで男子校に身を置いていた。 その経験が綾小路と大川というキャラの関係を生んだし、 『男子校であった怖い話』は当時の経験の集大成だ。 あれらで語られている男同士の関係はほとんど実話だ。 だから、別にBLを意識しているわけでもないので、 普通に男性が触れても面白い世界になっているはずだ。 『アパシー 学校であった怖い話 新生』は 怖い話を書くという点を十二分に意識してシナリオを書いた。 そのため怖い話が苦手な人は遊ぶことは難しいと思うし、 昔から『アパシー』シリーズのファンにも新鮮な驚きが随所にちりばめられていると思う。 そして遊んだ人ならわかると思うが、 今回の1995メンバーの語る語りは、 『学校であった怖い話』の六人が集まって怖い話を語るというシステムから 大きく外れているということである。 せっかく一人一人が個別に語るということと、 あの新聞部に集まるというスタイルを外れることで描けるストーリーを産み出してみた。 あの新聞部に集まって一人ずつ怖い話を聞いていくシステムで なければならないという方には好まれないかもしれないが、 様々なスタイルがあってこそ面白いと僕は思っているし、 色々と挑戦してみたい。 今回のようなスタイルも気に入ってもらえれば、 新生のような短編集という形も時々制作していければと思っている。 その時には、『男子校であった怖い話』や『アパシー 都市伝説探偵局』のメンバー、 そしてあっと驚くメンバーの登場も考えていたりする。 とにかく、一人でも多くの人に遊んでもらって支持を得て、 そして次回作を制作する資金を集めなければならない。 今後も多くの人に可愛がっていただければ スタッフのみんなも泣いて喜ぶ。 どうか、末永くよろしくお願いします。

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