片頭痛の予防に効果のあるサプリメント。 片頭痛に効く栄養素! マグネシウムとビタミンB2

頭痛に効くサプリメントは?

片頭痛の予防に効果のあるサプリメント

片頭痛は定期的におこる頭痛で、「痛みがとても辛い」という方も多い病気です。 今回は片頭痛に効果のある栄養素を書いていきます。 予防にもなるので、ぜひ参考にして下さいね。 片頭痛が辛い・・・!片頭痛の基礎知識! 片頭痛とは、片方または両方のこめかみのあたりが「ズキンズキン」と痛む頭痛のことを言います。 この痛みは4時間~72時間ほど続きます。 【発生頻度】 月に1回~2回 人によっては週に1回~2回起こる場合もあります。 【痛み以外の症状】 ・痛みによる吐き気、嘔吐 ・光がまぶしく感じる ・音や臭いに敏感になる 以上が片頭痛の特徴になります。 痛みや発生頻度は本当に人によって様々で、中には生活に支障をきたすレベルの痛みを感じる方もいます。 また片頭痛が起こる前に前兆を感じる方と、感じない方がいます。 片頭痛がおこるメカニズム ではなぜ片頭痛がおこるのか、そのメカニズムを2つに分けて書いてみました。 まず片頭痛は血管の拡張でおこるということを覚えておきましょう。 しかしストレスなど何らかの要因で、セロトニンが不足し、血小板からセロトニン過剰に放出されると血管が収縮します。 しかし、時間が経過するとともにセロトニンはだんだん分解されていき減少していきます。 この収縮した血管が拡張するときに片頭痛が発生します。 ・セロトニンが不足すると片頭痛になる ・セロトニンが過剰分泌で片頭痛になる と書いてある記事を目にしますが、実はこれセロトニンが過剰に放出されるとセロトニン不足になるので、どちらも間違ってはいません。 なのでセロトニンを過剰分泌させず、不足させないことが大切なのです。 この三叉神経が何かしらの原因によって刺激され、血管を拡張させる物質を分泌します。 その物質が血管を拡張させ、それによって神経を刺激し痛みが起こります。 片頭痛に効果のある栄養素は? では片頭痛に効果のある栄養素を書いていきます。 片頭痛は血管の拡張が原因なので、その拡張を予防したり症状緩和に効果がある栄養素を調調べてみました。 フィーバーフューは炎症や鎮痛作用ががあるハーブで、古代ギリシャ時代から使われていて、1978年に片頭痛予防のハーブとしてさらに注目されるようになりました。 フィーバーフューには、パルテノライドという成分が含まれていて、セロトニンの分泌を促進して、セロトニン不足を防いでくれる効果があります。 さらに脳の血流をスムーズに一定に保ってくれる効果があるので、片頭痛予防にかなり効果を発揮します。 片頭痛が起きてしまっても神経の炎症を沈める効果があるので、痛みを緩和してくれます。 さらに、脳血管の緊張を緩和する作用もあります。 片頭痛を持っている方は、血液中のマグネシウムの濃度が低いということがわかっていて、マグネシウムが不足すると、血管の痙攣の原因となり痛みに敏感になります。 マグネシウムを1日400㎎摂取すると片頭痛の頻度が減るというデータがあります。 ちなみにこの400㎎は、アーモンド30gで90㎎なのでアーモンドを約150g食べなければなりません。 さらに片頭痛に効果のあるセロトニンの放出を促進する効果があります。 また過酸化脂質という、中性脂肪やコレステロールなどが活性酵素(老化の原因となる酵素)によって酸化されたものを分解する働き上りため、血管の流れがスムーズになり、脳や全身に酸素がいきわたり頭痛が改善されます。 ビタミンB2は1日に成人女性で1. 2㎎の摂取が必要と言われています。 これは牛乳で換算するとコップ1杯が0. 3㎎なので、約4杯分となります。 そのため、脳内にあることで、痛みに対する感覚を抑える働きがあります。 逆にセロトニンが不足すると痛みに敏感になってしまいます。 セロトニンは体内でトリプトファンを代謝する過程で作られる成分で、1日の摂取量は体重1㎏あたり2㎎程度の摂取が必要になります。 例えば体重が60㎏の方h、120㎎摂取する必要があります。 特に女性の場合、生理のときに片頭痛を感じる方も多いので、生理まえから鉄分をしっかり摂取しておきましょう。 女性の場合、月経ありのばあい、10. 5㎎~11㎎は摂取した方がいいと言われていますが、平均的に1日当たり7~8㎎しかとれていないというデータがあります。 体内のコエンザイムQ10 は、20歳をピークにどんどん減少していくと言われいます。 このコエンザイムQ10 には強い抗酸化力があり、体の活性酵素酵素を除去してくれる効果があります。 活性酵素は体を老化させる物質で血管の老化を招き、これが片頭痛に関係しているといわれています。 血管の老化を抑え頭痛対策になる成分です。 コエンザイムQ10 は健康を維持するためなら最低でも1日50㎎を摂取した方がいいと言われています。 これはイワシに換算すると12匹、牛肉なら1㎏に相当します。 そのため、血管の拡張により片頭痛のいたみに非常に有効であると言われています。 DHA・EPAは体内で作ることが出来ず、食品から1日1,000㎎以上を摂取した方がいいといわれていますが、実際はその半分も摂取できていません。 抗炎症効果があり頭痛や神経痛の痛みの緩和、さらに、血管を健康に保つ効果があります。 さらに抗酸化作用があるので、血管が老化するのも防いでくれます。 生姜の1日の目安の摂取量は10gと言われていて、すりおろし生姜なら大匙1杯弱になります。 片頭痛に効果のある成分は効率よくサプリメントで摂取! 今まで片頭痛に効果のある成分を8つ紹介してきましたが、どれもすべて取り入れるのははっきりいって不可能です。 さらに効果のある食品を1つだけ摂取量に到達するまで食べるのはなかなか大変ですし、栄養バランスが乱れ体の不調を引き起こしてしまいます。 食事から摂取できるものは微々たるものなので、片頭痛に効果のある摂取量をとることは出来ません。 そこでおすすめなのがサプリメントからの摂取です。 サプリメントなら1日の摂取量を配合しているものがほとんどですし、さっと水で飲むだけで簡単に体の中に取り入れることができ、毎日続けられます。 すぐに効果は出ませんが、毎日のむことで片頭痛の頻度を減らす効果も期待できます。 ぜひ片頭痛対策の栄養素は手軽にサプリメントから摂取しましょう! 片頭痛に効果のある栄養素まとめ いかがでしたか? 今回は片頭痛に効果のある栄養素を見てきました。 どれも食事からの摂取は難しい、または苦手なものあるのでぜひサプリメントからの摂取をおすすめします。 サプリメントなら、水で簡単に毎日つづけることができ、片頭痛を予防できます。 ぜひサプリメントを試して見てくださいね。

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片頭痛に効く栄養素! マグネシウムとビタミンB2

片頭痛の予防に効果のあるサプリメント

吐き気や嘔吐を伴ったり、動くと痛みが増すことから寝込んでしまったりすることもあります。 のおこる仕組みはハッキリとは解明されていませんが 神経伝達物質の セロトニン、脳の血管の収縮・拡張、三叉神経への刺激などが要因とされています。 の治療薬を大きく分けると頭痛 発作時の薬と予防的な薬に分けられます。 予防的な薬には脳の興奮を抑える薬、血管の収縮・拡張に関わる薬などが使われています。 一瞬「の治療薬をに?」と思うかもしれませんが、脳の興奮などによりセロトニンが大量に放出されるのがのおこる要因の一つとされているため、脳の興奮を抑える抗薬に効果が期待できるのは理にかなっています。 実際にバルプロ酸ナトリウムはや躁状態の治療以外に発作の 発症予防に 保険適応をもつ薬剤になっています。 これを考慮すると血管などに作用する薬もの予防薬として効果が期待できると考えられます。 カルシウム拮抗薬は主に血管を拡張させて血圧などを改善する薬剤ですが、の予防薬としては血圧への影響が少ない薬剤が主に使われます。 その他、の予防薬としては抗うつ薬が使われることもあります。 またSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などの抗うつ薬もの予防に効果が期待できるとされています。 また ビタミンB 2(リボフラビン)、フィーバーフュー(fever few:ハーブの一種)、マグネシウムといった自然食品やサプリメントもある程度の予防効果が期待できると ガイドライン(「慢性頭痛の 診療ガイドライン2013」)にも記載されていて選択肢の一つとされています。 を誘発させる要因としてはストレスや睡眠(過不足)などの精神的因子、月経周期、アルコールなどの飲食物、天候の変化や温度差など様々です。 薬剤によるの予防は有効的な治療方法の一つですが、普段の生活習慣などにも注意を払う必要があります。 現在では医学的な視点から頭痛の症状について専門的に診察を行う頭痛外来が多く存在します。 頭痛に関しての悩みがある方は受診を考えてみてはいかがでしょうか。

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【偏頭痛の予防】サプリメントで偏頭痛の頻度と痛みを減らす

片頭痛の予防に効果のあるサプリメント

片頭痛に対応するサプリ ビタミンB2は副作用ない 予防薬処方で発作防げる 平成20年10月16日掲載 質問 38才女性。 片頭痛で悩んでいます。 頭痛薬では治まらず、胃が荒れるのも困っています。 片頭痛の予防によいサプリメントはありますか? 回答 平成17年3月に発表された慢性頭痛診療ガイドラインに掲載されているサプリメントには、マグネシウム、ビタミンB2、フィーバーフューがあり、ある程度の片頭痛予防効果が期待できると書かれています。 マグネシウムは、もともと下剤として用いられ、一度に服用すると下痢を起こすことがあるので、数回に分けて摂取します。 ビタミンB2は、25ミリグラムの少量でも片頭痛予防効果があるという研究があります。 特に問題となる副作用もなく、経済的にも安価に使えます。 フィーバーフューは、ナツシロギクとも呼ばれるキク科多年草のハーブの一種で、古くから民間療法として片頭痛予防にも用いられてきました。 副作用はほとんどありませんが、子宮収縮作用があるので妊婦は避けてください。 生活上では、まぶしい光やうるさい音を避け、熱いシャワーを浴びるなどの温度差に気をつけます。 片頭痛の発作時には、ひと眠りするのは効果的ですが、睡眠をとりすぎるのは禁物です。 また、ワインやアイスクリーム、チョコレートなどの特定な食べ物は頭痛を引き起こすことがあるので、誘因となる場合には、極力食べるのを控えたほうがよいでしょう。 片頭痛は予防薬を服用するとかなり発作を防げます。 回数が多く困っているようでしたら受診し、予防薬を処方してもらいましょう。 大石順子 社団法人静岡県薬剤師会・医薬品情報管理センター主幹.

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