概要 [ ] では主に次のような場面で用いられる。 漢文・注釈等にかかわる場合• 漢文訓読における• 音を示すことを目的とする場合• を除く外国の人名・地名などの• ただし、中華圏の固有名詞でも難読などの理由で片仮名表記が使用される。 その他のについては片仮名表記も多く使われる(朝鮮半島の固有名詞)、基本的に片仮名表記(ベトナム、モンゴルの固有名詞)など混在した状態となっている。 日本人の人名であってもの場合は片仮名表記なので名前の表記が片仮名漢字混じりになる。 (ただし、平仮名でも表記できる(特に擬態語))• の音(、固有名詞の特殊な読み、日本語以外の言語での発音、外の文字の仮名表記)• 逆にあえて平仮名を使うことで、「本来とは違う日本語的な発音」というニュアンスを示せる• 女性、とりわけ以前に生まれた人ので見受けられることがある。 の本文。 の「サクラサク」など。 一般と異なる表記による効果を目的とする場合• 、の(イヌ、キジ、サクラなど)• 難解な漢字表記を避けつつ、平仮名で書くと読みづらい語を表記するとき(ハレとケ、テキヤ、チンドン屋など)• を強調の意図をもって表記するとき(例えば、広島県、広島市などを指す「広島」が「ヒロシマ」と片仮名表記される場合は、広島市への原爆投下の関連での言及が多い)• その語が特殊な(多くは卑俗な)意味で用いられていることを示すとき(ヤる、イく、テキトウなど)• 日本語で砕けた表現をする場合• 会社名や商品名などの表記• 日本語の非の片言での会話を表現するとき• 技術的な理由から使用可能な文字が限られている場合• 8月以前の• がサポートされていない環境。 「カタカナ」の「カタカナ」部分。 (参照)• 項目を列挙する際、各項目の区別または順序を示す記号として用いられる(ア……、イ……、ウ……)。 この場合は、が採用されることも多い。 「片仮名」という単語を「カタカナ」と表記することがある。 "v"音を示す「ヴ」および「ヴァ・ヴィ・ヴェ・ヴォ」は片仮名にのみ存在する。 日本語以外では、表記にも使われる。 も参照。 また、のでの表記に使われた事もある。 片仮名の一覧• 「ー」()は片仮名ではない。 の一種である。 歴史 [ ] 明恵上人歌集 ACE1248 (695 - 775年)が片仮名を作ったという説があるが、これは俗説に過ぎない。 漢字の一部を使いその文字の代わりとして用いることは中頃から見られるが 、片仮名の起源は初めの奈良の古宗派の学僧たちの間でために、訓点として借字(万葉仮名)の一部の字画を省略し付記したものに始まると考えられている。 この借字は当初、経典の行間の余白などにとともに使われていた。 それが小さく素早く記す必要から字形の省略・簡化が進んだ結果、現在見る片仮名の原型となり、ヲコト点に成り代わって盛んに訓読に利用されるようになった。 片仮名はその発生の由来から、僧侶や家などによって漢字の音や和訓を注記するために使われることが多く、ごく初期から漢字仮名交り文に用いた例も見られる。 後には歌集や物語をはじめ、一般社会の日常の筆記にも使用範囲が広がったが、で書かれたものが美的な価値をもって鑑賞されるに至ったのと比べると、記号的・符号的性格が強い。 当初はに個人差・集団差が大きく、中頃までは異体字が多く見られ、時代を経るに従って字体の整理が進み、には現在のそれと近いものになった。 中期に成立した『』の「国譲 上」の巻において「書の手本」の中に片仮名があげられており 、これにより平安時代中期には、片仮名がひとつの文字体系であると認識されていたことがわかる。 なおの学者は、平安時代後期に成立したと見られる『』の「虫めづる姫君」に、虫愛づる姫君が男から送られた恋文に対して「仮名 (平仮名)はまだ書き給はざりければ、かたかんな (片仮名)に」返事を書いたという記述があることから、当時の文字の習得が片仮名から始めて平仮名に進んでいったとしている。 しかしはこの説明について、「虫めづる姫君」に見られる記述は虚構である物語における特殊な例であり、実際には初めから仮名(平仮名)を美しく書けるように習得するのが、当時の女性にとっては一般的であったとして退けている。 明治初期のころの字体は著『』の付表などにもみられる。 平仮名に比べ学問的傾向が強いので、の日本ではより正式な文字とみなされ、その他の公文書で用いられ、教育面でも平仮名に先行して教えられた。 現代の片仮名では明治33年()の小学校令施行規則で一音一字の原則に従い、標準とされた字体だけが普及している。 字体の由来 [ ]• 「イ」「エ」を180度回転させた文字が、ヤ行の「イ」「エ」として用いられたことがある。 これは江戸時代の音韻学において、「ヤ行やワ行の『イ』『エ』にも独自の文字を当てるべきではないか」という考えが生じたために作られた記号であり、一般に通用する文字ではない。 用いられた記号も、学者によって異なる場合がある。 「 キ」については「 幾」のの変形、ならびに「 き」の変形とする説がある。 「 ケ」については「箇」の異体字である「 个」の変形とする説がある。 「 ツ」については「 州」の草体、「 門」の草体、または「 津」の一部とする諸説がある。 「 ト」については「 外」の旁を採ったとする説がある。 「 ユ」については「 弓」の最初の2画を採ったとする説も以前からある。 「 ヰ」「 ヱ」は、現在においてのみ用いられる。 「 ヰ」は「 井」の草体を変形させたものである。 「 ヱ」については「 慧」の草体の一部を採ったとする説もある。 「 ン」については漢字でなくを表す記号( V)の変形とする説もある。 ただしは、上の表で見られるような従来の字源についての説明を批判している。 それは、従来の説ではまず現在ののような体の漢字から片仮名の字源を想定し、各々の片仮名の字源を探ろうとするがそれは誤りであり、片仮名が生まれたころの時代を含めた近代以前には、漢字は実際には体や体で記される場合がほとんどで、そんな中でいわば平仮名のように、楷書体ではない崩した字体をさらに省略するなどして出来たのが片仮名であったとしている。 片仮名の異体字 [ ] 片仮名には、平仮名におけると同じく異体字が存在する。 コンピュータ上では似たような漢字などで代用できる場合もあるが、その方法(1文字での代用)によって全てを表示することはできない。 片仮名の書き順 [ ] 以下の画像に、片仮名の書き順と発音を示す。 古くはからにかけての人物明魏()の著『倭片仮字反切義解』の序文に、「…天平勝宝年中に到りて、右丞相吉備真備公、我が邦に通用する所の仮字 (仮名)四十五字を取り、偏旁点画を省きて片仮字 (片仮名)を作る」とあり、1940年代の一部の書物においても片仮名の起源は諸説あるとし、片仮名は漢字の一部からが工夫して創作したのではないかとの記載が見られる。 『国語学大系』第四巻(厚生閣、1938年)および『新しき図案文字の描き方 初心者の為に』(国民書院、1940年)「片仮名の起源」(10頁)参照。 正倉院文書 御野国大宝二年戸籍(702年)、石神遺跡出土木簡(665年)における「牟」字の「ム」表記など。 「平仮名」の項• 「片仮名」の項• J・C・ヘボン 『和英語林集成』〈『講談社学術文庫』477〉 松村明解説 1989年 巻頭・付表• 166-171 福井久蔵 1940年• 100 福井久蔵 1940年• 248 山田孝雄 1937年 参考文献 [ ]• 『かな その成立と変遷』 岩波新書、1968年• 築島裕 『仮名』〈『日本語の世界』5〉 中央公論社、1981年•
次のの カタカナバージョン、カタカナ練習と同時に単語や知識が身に付く単語練習プリントです。 「もしかしたらカタカナ版を欲しがっている人もいるかも知れない」と 思いカタカナ版も一応作っておきました。 どうしてもカタカナが苦手なお子さんがいらっしゃいましたら、 どうぞプリント使ってやって下さい。 あえて、ひらがなバージョンのプリントを使用して 「ひらがな文字をカタカナ文字に書き替えなさい」という問題に変更すると、 より一層レベルアップした問題としても使用できます。 選べる難易度2種類 ひらがなバージョンと同様に簡単レベルのプリントは文字のなぞり書きになります。 まだまだ文字を書き慣れていないお子さんはこちらのプリントでじっくり学習しましょう。 普通レベルのプリントはマス目とガイドのカタカナ文字だけ残して なぞり書き文字は削除してありますので自分で文字のバランスを考えながら書く練習ができます。 総合的な知識が身に付く 乗り物の名前、車の名前、楽器の名前など全て ジャンル分けをしてまとめていますので どの単語がどのジャンルに分類されるのか総合的な知識が身に付きます。 豆知識情報 豆知識情報は、ひらがなバージョンの使いまわしになっています。 「たまねぎを切ると涙が出る」など基本的な情報から「ゴリラは全員B型」など マニアックな豆知識まで様々です。 予備知識が有るのと無いのとでは学習定着率や興味の持ち具合にも差が出てくると思います。 注意!! 家庭内での個人利用以外はを一読して下さい。 左クリックでPDFのプリントデータを別窓で表示します。 右クリックの場合は"対象をファイルに保存する"を指定して下さい。 "画像を保存する"を指定しまうと見本の小さな画像しか保存できません。
次のカタカナ版のあいうえお表です。 個人的には幼児の間に少しかじっておくぐらいが負担が少なくて済むと思います。 1年生の授業で分からなかった所を補完するのに時間が掛かってしまうと 新たにカタカナを覚えるのに時間が取れない可能性も出てきますしね。 1年生の時点で周りから遅れを取ってしまうと負のスパイラルに陥ってしまいます。 しかも"あ"から"ん"までの50音すべて一新しております。 ただし拗音の「ピャピュピョ」など極端に単語数が少ないものは、ひらがな分を使い回しています。 市販品のあいうえお表がなぜ濁音~拗音まで"手抜き制作"なのか少し分かった気がしましたよ。 ひらがなの振り仮名つき カタカナに対応するひらがな文字を振り仮名として表記していますので いちいち別のプリントを参照したり、といった手間が掛かりません。 このカタカナ表1枚あれば事足りる仕様になっています。 ステップアップ学習対応 さらに学習効果を高める、ぷりんときっずオリジナルの もあります。 もし興味を示せば最強のカタカナ表になりますよ! や も カタカナ学習の教材として使えるのでご覧下さい!! 注意!! 家庭内での個人利用以外はを一読して下さい。 左クリックでPDFのプリントデータを別窓で表示します。 右クリックの場合は"対象をファイルに保存する"を指定して下さい。 "画像を保存する"を指定しまうと見本の小さな画像しか保存できません。
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