さ は さり ながら 意味。 「しかしながら」の意味と使い方・「しかし」との使い分け

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【目次】 ・ ・ ・ ・ ・ 今さら聞けない!「僭越ながら」ってどういう意味… c Shutterstock. com ビジネスシーンで「僭越ながら」って言い回しを、使ったことはありますか? 何とも堅苦しい感じの言葉ですが、意外と使う機会が多い、この言葉。 その意味はご存知でしょうか? 意味は知らないけど、定型句だから使ったことがあるという人もいるかもしれません。 「僭越ながら」は、公の場、改まった場所で使う言葉です。 「意味も知らずに使ってる…」とか「使い方、間違ってる…」などと、思われ恥ずかしい思いをする可能性だってあります。 普段の会話で、頻繁に使うような言葉ではありませんが、使い慣れない言葉だけに意味や使い方を理解し、身に付けておく方が良いのではないでしょうか? まずは辞書上の「僭越ながら」の意味を確認 「僭」は、音読みで「セン」と読みます。 漢字の意味は、「身分不相応なことをする」「目上の人を軽んじてふるまう」「誇張した表現をする」等の意味があります。 「越」は、音読みで「エツ」と読み、「物事の範囲・程度をこえる」「順序をふまないで進む」、「とびこえる」を意味します。 2つの漢字を組み合わせた「僭越」には、「自分の身分や地位を越えて、出過ぎた事をすること」または、「そういう失礼な態度や行動」を意味する言葉になります。 「僭越ながら」と表現すると、「身の程をわきまえず、失礼ながら」「身の程をわきまえず、失礼ではありますが…」「失礼を承知の上で、出過ぎたことをいたしますが…」という謙遜した意味になります。 「僭越ながら」を使った例文3選 c Shutterstock. com 「僭越ながら」という表現は、公の式典などの祝辞、パーティーの乾杯のスピーチなどでは、冒頭の決まり台詞のように使われます。 では、どの様な場合に、どの様な使い方ができるのかを具体的にご紹介しましょう。 1:「誠に僭越ながら、ご進言申し上げます」 こうした表現は、主に年齢が上の方や、ポジションが上の人に意見を述べたり、是正をお願いする際に用いる例です。 「私のような若輩者が出過ぎた真似をして申し訳ありませんが、意見を申し上げます」という意味になります。 謙虚さを示しながら、意見を言いたい場合に利用する事ができまます。 2:「僭越ながら、ご辞退させていただきたく存じます」 取引先のパーティーやレセプションなどへのインビテーション(招待)を受け取ったが、あいにく都合が悪く、参加できない場合にメールでお断りする時の使用例です。 3:「今後、同じような事態が起こらないよう、僭越ながら是正をお願いする次第です」 取引先との間でトラブルが発生して、会社として是正を依頼する場合、手紙などで申し入れをします。 しかしながら、取引先に「高圧的」とか「高飛車」などと受け取られ、今後の取引に影響が出ないようにする必要もあるでしょう。 そうした場合には、謙虚な姿勢で是正や反省を促す必要があり、こうした表現を用います。 4:「僭越ながら、ご指名により乾杯の挨拶をさせていただきます」 出席したパーティーやレセプションなどで、急に乾杯の音頭を頼まれることもあるでしょう。 上司に代わって乾杯の音頭をとることになるかもしれません。 覚えておいて、損はないでしょう。 「僭越ながら、ご指名により乾杯の挨拶をさせていただきます」の後、簡単に祝辞を述べて「ご唱和をお願いいたします。 乾杯」といたします。 あるいは、「ご指名がございましたので、僭越ながら乾杯の音頭をとらせていただきます。 ご唱和をお願いいたします。 乾杯」と簡単に済ませることもできます。 こうした場合のスピーチの意図としては、「数多くの来賓や出席者がいるにも関わらず、出過ぎたことをいたします」「指名されたのでやむなく音頭をとらせていただきます」という意味合いが含まれた表現になります。 「僭越ながら」の誤った使い方は? c Shutterstock. com 「来賓や参加者のだれよりも先に、スピーチをする」こと、あるいは「順序を越えて挨拶をする」ことを「僭越」と解釈していると、誤った使い方をすることになります。 具体的な例として「僭越ながら、お先に失礼します」とか「僭越ですが、お先に戴きます」「僭越ですが、お先に使わせていただきます」などのような表現は誤りです。 また、祝賀会などの場において主賓的立場である人、列席者の中でも上位的立場の人が、スピーチにおいて「僭越ながら」を使うのも、誤った使い方になります。 「僭越ながら」という表現は、あくまでご自身の立場・身分に照らし合わせて使用する表現ですから、社会的な地位のある方、組織の中にあって上位的立場の方が使うと、妙にへりくだった言い回しになってしまいます。 かえって嫌味にならないように気を付けましょう。 「僭越ながら」の類義語は あなたの年齢や立場、或いは状況によっては「僭越ながら」を使わない方がいい場合もあります。 そうした場合に、「僭越ながら」に置き換えて使うことのできる言葉をご紹介しておきましょう。 ・及ばずながら 「及(およ)ばずながら、お力添えいたします」といった使い方をいたします。 時代劇では、仇討ちのシーンなどで「及ばずながら、拙者が助太刀いたそう」などという台詞に登場します。 「及ぶ」には、匹敵する、達する、普及するという意味があり、「及ばずながら」と表現すると、「力不足ではありますが…」とか「期待には応えられないかもしれませんが…」という意味になります。 謙遜の意を含め、援助を申し出るときの表現として用いられますよ。 c Shutterstock. com ・微力ながら 「微力ながら、ご支援申し上げます」などの使い方をいたします。 「微力(びりょく)」とは、自分の能力についてへりくだって表現する言葉です。 「力が弱いこと」「能力が低いこと」を表す言葉になります。 「微力ながら」と表現する場合、自分の能力・力量についての謙譲語として使い、「僅かばかりの力ですが」「十分なお力にはなりませんが…」といった謙虚な気持ちを伝えたい時に便利な表現です。 この「微力ながら」は、定型句としてビジネスにおいても頻繁に用いられます。 若い方にとっては、「僭越ながら」よりも年齢にふさわしく、使いやすい言葉かもしれませんね。 ・憚りながら(はばかりながら) 「憚りながら、私もメンバーの1人です。 自分に出来る事をやります」などの使い方をいたします。 読み方が、少し難しいですが「はばかりながら」と読みます。 この表現も時代劇では、お馴染みの台詞で「憚る」には「遠慮する」「気を遣って控える」「敬遠する」といった意味があります。 「憚りながら」は、「出過ぎたことですが・生意気な言い分かもしれませんが」という意味で、目上の相手に対して意見を述べる時などの表現として用いることができます。 ・出過ぎた真似を/出過ぎたことを 「出過ぎた真似をいたしました。 お許しください」「出過ぎたことを申しますが、どうかお聞きください」などの使い方をいたします。 「出過ぎた」とは、自分の立場をわきまえない言動。 つまり、「でしゃばり」「差し出がましい行い」といった意味があります。 謙虚な言い方ではありますが、へりくだったニュアンスもありつつも、「お節介かもしれませんが…」という感じの言い回しになります。 また、使う場面によっては、少々嫌味な表現にもなりますので、十分に注意しましょう。 ・失礼を承知の上で 「失礼を承知の上で申しますが、その態度は改めるべきです」などの使い方をいたします。 「失礼を承知の上で」は「失礼を承知の上で、出過ぎたことをいたしますが」「身の程をわきまえず、申し訳ありませんが」という意味になります。 この「失礼を承知の上で」に続いて述べる内容が、「相手にとって失礼に当たるだろうが、それでもなお言わなくてはいけない」といった感じの意味合いで使用する表現です。 目上の人に対して、注意をしたり、換言したり、是正を願いでる場合には、「失礼を承知の上で申しますが…」と、先ずは述べるのが、相手への気遣いとしてのマナーになります。 最後に c Shutterstock. com さて、長い説明になりましたがいかがでしたでしょう。 また、ある程度の年齢になれば、年齢にふさわしい言葉づかいも求められます。 ポジション(立場)によっても、使う言葉を十分に考え、選んで使わなければならない事もあるでしょう。 今回、取り上げた「僭越ながら」という言い回しも、TPOをわきまえ、自分の年齢やポジションを考慮して使わなければならない表現の1つです。 あなたの「言葉のマナー」向上の一助にしていただけましたら幸いです。 TOP画像/ c Shutterstock. com.

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【桐一葉日当たりながら落ちにけり】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!!

さ は さり ながら 意味

口語表現としては二つ以上の事柄を平行して行う時、あるいは一つの動作を継続する場合に「〜しながらする」と表現することができます。 例文としては、「太郎くんはコーヒーを飲みながら仕事を進めた」が挙げられます。 以上の表現では太郎くんがコーヒーを飲みながら、仕事をするという意味です。 特に〜ながらするの場合、前者の事柄が動作のメインではないことも重要になります。 例えば、太郎くんが仕事をしながらコーヒーを飲んだだった場合、行動のメインがコーヒーを飲むことになってしまうと感じます。 また動作の継続をする場合では「いつもながら、太郎くんはコーヒーを飲んでいる」という表現もできます。 この場合、太郎くんはコーヒーを飲むという動作を継続していることが伺えます。 このように「しながら」には色々な用途があります。 しながらするなど 動作を継続するという意味でも「しながら」を利用することもできます。 この場合意味合いとしては二つの行動を平行するという意味ではなく、物事を継続するという意味で使われます。 例文としては「部活は厳しいながらも、楽しい」が挙げられます。 以上の例文では「部活の厳しさは継続しているが、それでも楽しい」という意味合いになります。 それぞれ意味合いが異なる「しながら」ですが、この意味の見分けは文脈上でしか行うことができません。 できるだけたくさん「しながら」という言葉を目にしたり使用することで、より性格に「しながら」を使い、また意味を把握できますので、今後意識してみてください。 「しながら」の類語・言い換え 「しながらする」は「しつつある」と言い換えることができます。 使い分けについては、しながらとしつつの章で詳しく解説します。 少なくとも「しながら」と似た表現・意味を持つ「〜の上」や「しつつ」では似た使い方をすることができます。 さらに「するのと一緒に」や「するのと同時に」「するのとあわせて」などの言い換えも可能です。 以上の場合は、二つの動作を平行するという意味の「しながら」です。 一方で、動作の継続を意味する場合は「その足で」や「その勢いで」のような表現をすることができます。 例えば、「書類に目を通しながら、作業を進めてください」という例文を言い換えると「書類に目を通した勢いで作業を進めてください」という風にもできます。 ただし、あまり口語的な表現ですから、できるだけ文語では「しつつある」を利用するのが適切でしょう。 まず、尊敬語としては「しながら」に尊敬語はありません。 しかし、「しながらする」には尊敬語があります。 「する」を敬語表現にすることで、「しながらする」を尊敬語にすることが可能です。 あまり使用する機会のない表現ですが、知っておいて損はないでしょう。 ただし、「しながらする」は最終的に動詞よりも接続助詞として使われますので、活用方法が少し難しいのでご注意ください。 尊敬語の使い方 「社長は書類をお読みになりながら仕事をなさっている」 以上のように表現できます。 「ながら」という言葉自体は変化しませんが、周りの文脈に合わせて、適切に尊敬語を使用するといいでしょう。 ただし、敬語として、「ながら」を使用するよりも「の上に」を使用した方がいいこともあります。 「社長は書類を読みつつ、仕事をなさっている」の方が、先ほどの例文と同じ意味ですが、より文章としては適切に見えます。 謙譲語 尊敬語と同じで謙譲語も「しながら」そのものに敬語表記はありません。 しかし敬語として使用する場合は「しながらする」を謙譲表現にしてみましょう。 尊敬語と同じです。 「しながらする」を謙譲語で表現した場合、「しながらさせていただく」となります。 やや言い回しがくどいですが、文章で表現するときはこれくらいの表現の方が適切でしょう。 例文を以下に示します。 謙譲語の使い方 「しながらする」の謙譲表現は「しながらさせていただく」「しながらいたす」になりますが、その例文を以下に示します。 「課長、先ほどの書類の指示に目を通しながら仕事をさせていただきます」 「課長、先ほどの書類の指示に従いながら仕事をいたします」 「しながら」は以上のような使用が可能です。 前者も後者も意味合いは同じですが、どちらかといえば後者の方がスマートな言い回しになります。 書面やメールでは後者を使用した方が適切です。 「しながら」口語での謙譲語 口語や会話の中ではどちらの言い回しでもかまいません。 しかし、「させていただく」は敬語の中でも使いすぎるとくどい印象を受けるものですので、できる限り使わない方が得策でしょう。 丁寧語 次は「しながら」の丁寧語です。 これは簡単で、「しながらします」で十分です。 同僚や後輩の相手にはこの表現を使用するのが好ましいでしょう。 特に謙譲表現や尊敬表現を使う必要はありません。 丁寧語の使い方 「しながら」の丁寧語の使い方は以下です。 「コーヒーを飲みながらレポートを仕上げる予定です」 以上はコーヒーを飲みつつ、レポートの作業を進めるということになります。 この時注意すべきなのは「レポートを仕上げながらコーヒを飲みます」になってしまうと、コーヒーがメインの作業になってしまいます。 「しながら」を使用する際は、どちらの動詞がメインの動詞かを考えて使用するべきでしょう。 「しながら」の意味が継続の場合 また、複数の動作を行なっておらず、継続の意味合いでの「しつつある」でしたら、例文は以下のとおりです。 「いつもながら、感謝しています」 この表現では感謝の念が継続しているということになります。 この場合では並列の意味をもつ「〜の上」とかの表現はできないことがあります。

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「僭越(せんえつ)ながら」の意味と使い方!例文を使った類語も紹介

さ は さり ながら 意味

[接助]• 1 動詞・動詞型活用語の連用形に付く。 二つの動作・状態が並行して行われる意を表す。 「ラジオを聞き乍ら勉強する」「左右を見乍ら横断する」• 2 名詞、動詞型活用語の連用形、形容詞型活用語の連体形などに付く。 内容の矛盾する二つの事柄をつなぐ意を表す。 …にもかかわらず。 …ではあるが。 「学生乍ら読書もしない」「知ってい乍ら答えない」「狭い乍らも楽しく暮らす」• 3 体言、副詞、動詞型活用語の連用形などに付く。 ある状態のままにある意を表す。 …のまま。 …のとおり。 「昔乍らの街道」「い乍らにして手に取るようにわかる」• 4 体言・副詞などに付く。 そろってそのまま、同じ状態にある意を表す。 …とも。 それごと。 「兄弟乍ら技師になる」「三回乍ら失敗した」.

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