追記:現在は完全に傷跡がなくなりました!! 犬の避妊手術後、エリザベスカラーはいつまで装着する? 病院ではエリザベスカラーが装着されます。 「2〜3日もすれば慣れてくる」と言われていますが、残念ながらうちの犬はダメでした。 なので、急遽ドーナッツ型に変更しました。 購入したのは、 空気を入れて膨らますタイプのエリザベスカラーです。 犬に合うエリザベスカラーやウェアを購入するのがベター。 わたしが実際に獣医さんから受けた指導を書いておきます。 犬の避妊手術後の食事 ドッグフードは硬いと消化しにくいので、 お水でふやかしてから与えていました。 手術後は元気がなくなったり食欲がなくなる犬もいますが、だんだんと回復に向かっていきます。 犬の避妊手術後のトイレ 中には痛みで排泄がうまくできなくなる犬もいます。 先ほど述べた通り、ドッグフードが硬いと排泄が難しくなるので、体調が安定するまではお水でふやかたドックフードをあげるといいですね。 犬の避妊手術後の散歩はいつから? うちの犬が一番難しかったのが とにかく安静にすること です。 獣医さんには術後は 最低1〜2週間は走り回ってはいけないと言われました。 傷口が開いてしまうのを避けるためですね。 この「安静に」が子犬には難しかった。 うちの犬が元気がなかったのは手術を行なった当日だけで、 翌日からは元気だったんですよ(笑) むしろ、お散歩中に走り回れないストレスから家の中で走り回ってしまうほど。 エリザベスカラーも2日後に壊すほどヤンチャですからね。 勝手に走り回ってしまうので、止めるのが本当に大変でした。 走り回ったら抱きかかえて落ち着かせたり、噛めるおもちゃを与えて乗り切りました。 ソファーなどにジャンプしないよう 家具の配置を変えることも大事です。 ドッグランなどで走り回るのは避け、傷口が開かないように安静にさせてください。 傷の回復具合は個人差があるので一概には言えないのですが、様子をみつつ散歩を再開させましょう。 我が家は回復が早かったことや散歩に行けないストレスを感じ始めたこともあり、避妊手術5日めに 最低限の散歩を再開しました。 長時間の散歩はやはり2週間後まで待ちましたね。 愛犬の避妊手術まとめ 犬に「避妊手術を受けさせる」と決めたら、不安な部分もあるかと思います。 信頼できる獣医さんと相談し、犬にとってもいい環境を整えてあげることが回復への近道です。 以上、まどぅー()でした。
次のもくじ• 避妊手術ってなに? 周りがしているから、何となく手術しなきゃと思っていることも多い避妊手術。 そもそも避妊手術ってなんなの?そんなそんな疑問にお応えします。 予期せぬ妊娠を防ぎ、病気の予防になる手術 まず予期せぬ妊娠を防ぐことができるのは、わんちゃんを守るために必要なことです。 望まない妊娠で不幸なわんちゃんを増やさないためにも、手術は飼い主さんの役割でもあります。 さらに、子宮関係の病気を防ぐことができます。 若いうちはいいのですが、高齢になると避妊手術をしていないと子宮の病気になる危険が大きくなります。 もし子供を産ませる予定がないのであれば、すぐに手術することをおすすめします。 手術の時期はいつがベスト? 早めに手術したいのはわかったけれど、具体的にいつしたらいいの?気になる手術の時期について解説します。 生後半年ぐらいがおすすめ 生殖器が発達し始める生後半年くらいがおすすめです。 女の子のわんちゃんであれば、初めての生理が来るまでか、または1回目の生理のあとがおすすめです。 年齢を重ねれば重ねるほど将来の病気の確率が高くなります。 そのため、生殖器が発達し始めたところで手術を考えることがおすすめです。 手術はどんな流れ?? さて、手術の大切さがわかったところで、どんな流れなのかを知りましょう。 実は入院日数も少ない身体に負担のかかりにくい手術ということが分かりますよ。 前日の夜からご飯は抜く 人間の手術と同じように、前日の夜・当日の朝はご飯は抜きます。 お水なら飲んでいていいと言ってくれる獣医さんと、当日の朝から水を飲ませないでくださいという獣医さんがいます。 ここは獣医さんの指示に従ってください。 当日は午前中に預けることが多い 手術の当日は、午前中に預けることが多いです。 朝一で連れてきてくださいというところや、お昼に手術をするので午前中に連れてくればいいですよなど、形はさまざまです。 ここも獣医さんの指示に従うだけなので、特に難しいことはありません。 1週間から10日後に抜糸をする 手術後は抜糸が必要です。 抜糸は時期が早すぎると傷口が開いてしまいますし、遅いとお肉が糸に覆いかぶさってしまうので、時期はしっかり守りましょう。 平均的に1週間から10. 日後に抜糸します。 時期に関しては傷の治り具合に個体差があるので、まずは1週間で診察してもらいましょう。 日帰り手術のところもある 実は避妊手術は日帰りのところもあります。 その際は、帰って来る時に麻酔から覚めたばかりでぼ~っとしていることがほとんどです。 「うちの子元気ない!」と焦らなくて大丈夫ですよ。 犬の避妊手術後に気を付けること さて、無事に手術が終わったところで、気を付けることをお伝えします。 初めての手術になることが多い避妊手術。 気を付けることを知ることで安心すること間違いなし! 日帰りの場合は手術後の食事に注意! 日帰りの場合は、先ほども少し触れましたが、麻酔から覚めたばかりです。 麻酔の余韻が残っていることもあるので、ごはんを食べて吐いてしまう子もいます。 ですので、もし日帰りで帰ってきたときのごはんは、少しずつあげるようにしましょう。 もし吐いてしまったときはまだ麻酔の影響かたくさんあげてしまった証拠なので、量を減らすか、その日は水分補給だけにするようにしましょう。 手術後は軽い散歩から始める 手術から抜糸までの間、散歩くらいの軽い運動であれば問題ありません。 他のわんちゃんと激しく遊ぶようなことは避けましょう。 その理由は、抜糸までの糸を引っ張られて、傷口が開くことを防ぐためです。 そして、傷口にばい菌が入ってしまうことを防ぐためでもあります。 犬が避妊手術をするメリット 避妊手術をするとどんなメリットがあるのか気になりませんか? 獣医さんも手術を勧めるにはメリットがあるからなんです。 どんなメリットがあるのかを一緒に見ていきましょう。 性格が大人しくなる 避妊手術すると繁殖能力がなくなるので、他のわんちゃんと争うことが少なくなります。 そして、繁殖に関するストレスがなくなるので、性格が大人しくなることがあります。 もちろん避妊手術は性格を変えるための手術ではありませんので、性格が変わらない子もいます。 個体差がありますが、中には「あれ?こんなにおとなしかったっけ?」となるケースもあります。 もし大人しくなっても過度に心配する必要はありませんよ。 生理のわずらわしさから解放される もし1回目の生理を経験しているのであれば、生理のわずらわしさから解放されます。 生理は始まると1日や2日で終わるものではありませんので、わんちゃんも生理用ショーツをはくことがストレスになるんです。 そのわずらわしさから解放されるメリットがあります。 将来的に病気のリスクが低くなる 何よりも大きなメリットとして、将来的な病気のリスクが低くなります。 子宮蓄膿症やがんなど大きな病気を防ぐことができるので、長生きのためには必要な手術なんです。 健康な身体にメスを入れることに抵抗を感じてしまう気持ちはよくわかります。 ですが、将来的にメリットを考えた時に長く一緒にいられるのは大切ですよね。 まとめ 犬の避妊手術のこと、わかってもらえたでしょうか? 今まで何となく知っていた手術も、メリットがあることや、実は身体に負担のかかりにくい手術、そして日帰りもあるなんて、安心しましたね。 もし手術を考えている飼い主さんは、前向きに手術考えていきましょうね。
次の目次 監修/石田陽子先生 獣医師 犬の避妊手術とは?いつ頃受ければいい? 犬の避妊手術とは? 犬の避妊手術とは、メスの卵巣もしくは卵巣と子宮を取り除くことによって、生殖能力をなくす手術のことです。 一方でオスの生殖能力をなくす手術のことを去勢手術といいます。 避妊手術を受けるかどうかは、飼い主さんに選択権があります。 だからこそ、メリット・デメリットをよく考えた上で決める必要があります。 避妊手術に最適な時期は? メスの場合、6ヵ月~1歳頃に初めての発情が起こり、その後およそ6ヵ月周期で発情期を繰り返します。 小型犬・中型犬は病気の発生を防ぐためにも、初回発情前の生後6ヵ月頃に手術を受けるのがおすすめです。 ただし、大型犬は手術が早すぎると骨の成長バランスに影響する恐れもあるため、生後10ヵ月まで待った方がよいと言われています。 避妊手術をする前に犬が発情期に入ってしまったら? 発情中は子宮が腫れて充血しているため、手術中の出血量が多くなってしまいます。 また、ホルモンバランスが変わることによって体調不良になってしまう恐れもあるため、発情中は手術を避けたほうが良いです。 避妊手術を受けようと考えている場合は、少なくとも発情が終わってから1ヵ月はあけるようにしましょう。 犬の避妊手術のメリット 避妊手術のメリット1. 病気になりにくくなる 避妊手術を受ける最大のメリットは、乳腺腫瘍や子宮内膜炎、子宮蓄膿症といった生殖器関連の病気になりにくくなることです。 年齢が上がるごとに病気の発生率が高くなるため、早めに手術を受けるとよいでしょう。 特に乳腺腫瘍の予防には初回発情前の避妊手術が有効です。 避妊手術のメリット2. 発情しなくなり、事故的な妊娠を防ぐ効果も 避妊手術を受けると発情しなくなるため、発情期のたびに起こる体調の変化も気にならなくなります。 またオスはメスが発情中に出す特有のフェロモンに反応して興奮してしまいます。 避妊手術を受けていない場合、発情期は他の犬に注意してお散歩する必要がありますが、手術を受ければオスの反応を気にする必要がなくなり、予期せぬ妊娠も防げます。 また、ホルモンの変化が少なくなることで情緒も安定し、しつけがしやすくなるメリットもあります。 犬の避妊手術のデメリット 避妊手術のデメリット1. 全身麻酔のリスク 避妊手術は全身麻酔をかけて行うため、リスクがゼロとは言いきれません。 割合は0. 1%~0. 2%と少ないですが、稀に麻酔をかけた際に血圧が低下するなどとして、体調が悪くなってしまう犬もいます。 そのため、通常は手術の前に血液検査やレントゲンなどの検査を行い、麻酔をかけても大丈夫な状態か調べます。 また、短頭種の犬は術後に麻酔のチューブを外したあとに呼吸困難になる恐れがあるため、注意が必要です。 避妊手術のデメリット2. 太りやすくなる 避妊手術を受けた後は、発情に伴う行動がなくなることで運動量が減ってしまったり、ホルモンバランスが変わることによって基礎代謝が下がったりするため、手術前と同じ生活を送っていても太ってしまうことがあります。 専用のフードに変えて摂取カロリーを落としたり、運動量を増やすなどして太らないように気をつけてあげましょう。 避妊手術のデメリット3. 妊娠・出産ができなくなる 避妊手術を受けると生殖能力がなくなるため、当然ながら妊娠や出産ができなくなります。 愛犬に将来子犬を産ませたいと考えている場合は、避妊手術を受けないことも選択のひとつです。 しかし出産を希望する場合には、交配についての知識を持つ必要もあります。 また、何頭も生まれた場合でも全ての子犬に対してきちんと責任を持てるのか、しっかり考えてから臨みましょう。 避妊手術とはどんな手術?費用はどのくらい? 避妊手術の方法は? 避妊手術は、まず全身麻酔をかけてお腹の毛を刈ってから消毒をします。 そしておへその少し下の皮膚と腹膜を切り、内臓が入っている「腹腔」というところから子宮と卵巣を取り出し、それぞれ切除します。 その後腹膜と皮膚を閉じて完了です。 手術自体は30分から1時間ほどで終わりますが、お腹を切る手術のため、1泊入院となるのが一般的です。 最近では体への負担が少なくて済む「腹腔鏡手術」を行っている動物病院もあり、その場合は日帰りも可能です。 避妊手術の費用は? 去勢手術に比べて避妊手術のほうが体を切る範囲が広く、麻酔時間も長めとなります。 そのため、去勢手術が1. 5万円~3万円程度であるのに対して、避妊手術は2万円~5万円程度なのが一般的。 犬の大きさに比例して値段も高くなるため、小型犬よりも大型犬のほうが費用がかかるでしょう。 動物病院や状況によって異なりますので、あくまで一般的な目安として参考にしてください。 また、手術代とは別に検査料や麻酔代、入院費、退院時に処方される薬代などが加算されることもあります。 避妊手術前後の注意点 避妊手術前の注意点 手術当日に体調が悪くなってしまうと中止することもあるため、手術前日は長時間の散歩をして無理をさせたり、夕食を大量に与えたりすることは避けましょう。 また、手術当日は朝から絶食となります。 万が一胃の中に食べ物が残ったままだと、麻酔の前後に嘔吐してしまう可能性もあります。 命に関わる事故になりかねないため、必ず獣医師の指示に従いましょう。 避妊手術後の注意点 手術後2~3日間は、腹圧がかかって傷口が開いたりしないよう激しい運動は控えましょう。 また、傷口を舐めてしまうと化膿してしまうこともあります。 そうなると再手術が必要となる場合もあるため、カラーや術後服を着用して傷口を保護する必要があります。 また、抜糸するまでは横抱っこや仰向け抱っこは避け、お腹を下にして幹部を触らないように気をつけて抱っこしてあげてください。 避妊手術を受けるかどうかに関わらず、愛犬の健康状態や飼育環境、将来のことまでしっかり考えて決断しましょう。 手術は何才までに受けなければならないという決まりはありませんが、なるべく早い方が体への負担も軽く、病気を防げる確率も高くなります。 監修/石田陽子先生 獣医師。 川崎市の石田ようこ犬と猫の歯科クリニック院長。 子犬のしつけ教室や行動治療なども行う。 愛犬は和音くん(オス・11才/4.
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