昨年、結成20周年の長い全国ツアーが終わったあとに1週間くらい時間をもらって、僕らとスタッフ何人かでニューヨークに行ってミュージカルやライヴを観たりする機会があったんですよ。 半分遊びで半分撮影も入れながら、次にどんな音楽がやりたいかを話す機会もあったりして。 もし、このエンターテイメントの中心地で自分たちがストリートミュージシャンから始めてたら、いったいどれだけのことをやらないといけなかったんだろうとか。 新鮮な感覚を味わいながら、次に目指すところに対して矢を刺していく気持ちがどんどん芽生えてきたんです。 そんな中、これまでは何かのタイアップのために曲を作ることが多かったんですけど、久しぶりに全て真っ白な状態からふたりだけで作りたい歌を作ろうっていうのがポンと浮かんで。 曲作りを始めていった結果、生まれたのが「卒業」なんです。 それでもこんなに歌ってきてもらった。 卒業式で流れた音楽や歌った歌は、僕にとっても人生におけるハイライト、忘れられない曲のひとつなので、長く歌ってもらってこその、いつか思い出になるような曲を目指して作りました。 よりストレートなテーマゆえの難しさはありましたか? ありました。 過去の卒業にまつわる名曲、アーティストが歌ってない学校唱歌みたいなものも引っくるめていろんなものを聴きましたよ。 そこで気付いたのは、卒業の歌って主人公一人称から見た目線の楽曲がほとんどだってこと。 もちろんそれも素敵なんですけど、卒業して20年以上経ってる僕らが作るなら、卒業が人生においてどんなポジションとして残っていくものなのか…いつでも戻りたくなるあの学生時代やみんなと旅立った記憶に僕は何度も力をもらったので、ちゃんと時を経てそこを眺めてる想いも入った、両方からの視点を持つ歌があったらいいなって思ったんです。 歌詞にあるような《喧嘩の理由が君の優しさだったと 気付けなかった》とか、大人になって振り返ってみてしみじみ感じること、後悔も含めて、学生時代の淡い思い出をいつまでも大切にしてる。 その記憶を歌に閉じ込めたいなって。 そんな「卒業」ですが、おふたりの共作だそうですね。 僕が行きそうじゃない方向のメロディーを黒田が提案してくれたのが大きかったですね。 僕は歌詞にしても何かと詰め込みすぎちゃうんですよ。 それは歌い手だからこそ分かる部分だと思うんですよね。 ライヴの会場に溶け込んでいく瞬間の旨味を分かってるというか。
次の3月24日発売の月刊青年漫画誌『月刊アクション5月号』(株式会社双葉社)で、漫画家・高野苺の新連載『君になれ』の予告が掲載された。 『君になれ』はのニューシングル「ONE TIMES ONE」の収録曲「君になれ」とのコラボレーション作品で、高野がアーティストの楽曲から連載漫画をスタートさせるのは初の試みだ。 2015年、高野苺の代表作『orange』が実写映画化するにあたり、かねてより原稿執筆中に繰り返しコブクロの楽曲を聴いていた高野が主題歌をオファー。 コブクロは原作を読んで「未来」を完成させ、さらに『orange』を使ったMVも製作。 2500万再生を記録した。 その後も「未来」は同作のTVアニメおよびアニメーション映画の主題歌にも使われ、アニメーション映画用の原作として高野苺が描き下ろしたの新作には「未来」というサブタイトルがつけられた。 今回は2017年にコブクロのライヴツアーで「君になれ」が発表された際に、コブクロから高野に楽曲を元にした漫画製作をオファー。 高野は曲を繰り返し聴き、コブクロとも意見交換を重ね、第1話が完成した。 この作品はコミカライズや1話限定の企画作品ではなく、メンバーが曲に込めたメッセージを高野が読み取り、物語や登場人物を作り上げたオリジナルの連載作品となっている。 なお、第1話の掲載に先駆け、作品紹介や漫画製作の過程をダイジェスト的に見せるティザーMVが4月上旬に公開される予定だ。 でもそれまでの道は本当に険しくて、辛くてコブクロさんの音楽しか聴けない時期や、新曲が出るのをただただ楽しみに頑張る日々がありました。 そして『orange』で「未来」とコブクロさんに出会えた事、「君になれ」で再びコラボさせていただける事、とても嬉しくて涙が止まりません。 いつも慎重な私ですが、今回お話をいただいてすぐ「できる」と思いました。 それはコブクロさんの音楽をずっと聴いてきて、同じ想いがあったり、共感する気持ちが強かったから、漫画でも表現できそうな気がしました。 これまで助けていただいた恩返しがしたいです。 この漫画を描くために生まれてきたんだと思っているほど、気合は十分です。 「君になれ」に込められた想いを大切に、漫画もたくさんの方に届けられるよう、全力で描いていきます。 ライブの後には、楽屋で真摯にライブの感想を聞かせてくださるのがいつも嬉しかったです。 昨年のツアーの一曲目に歌っていた未発表新曲が「君になれ」でした。 もう一度、高野先生と何か作品でご一緒出来たら、と思っていたタイミングで、このコラボレーションが浮かび上がってきました。 とても自然な流れで、お互いがお互いの作品に込めた思いを語り、こうして実現しました。 僕(小渕)の幼い頃の夢は、漫画家になることでした。 まさかこうして、自分の音楽が、漫画として命を吹き込まれるとは、と夢を叶えて頂いたような気持ちです。 漫画「君になれ」の今後の展開を、誰よりも楽しみにしています。 漫画『君になれ』掲載情報• 【初回限定盤】• WPCL-12858/¥1,800+税• <収録曲>• M1: ONE TIMES ONE アサヒもぎたて CMソング• M2: バトン 小野薬品300周年TV-CMイメージソング• M3: 君になれ• M4: 君という名の翼(LIVE from 2017. 21 東京国際フォーラムA)• M5: 蒼く 優しく(LIVE from 2017. 22 東京国際フォーラムA)• M6: 心(LIVE from 2017. 22 東京国際フォーラムA)• M7: 蕾(LIVE from 2017. 28 東京ドーム)• M8: STAGE Acoustic ver. (LIVE from 2016. 7 シダックスカルチャーホール)• M9 :ONE TIMES ONE(Instrumental)• M10:バトン(Instrumental)• M11:君になれ(Instrumental)• 【通常盤】• WPCL-12857/¥1,204+税• <収録曲>• M2: バトン 子mr小野薬品300周年TV-CMイメージソング• M3: 君になれ• M4: ONE TIMES ONE(Instrumental)• M5: バトン(Instrumental)• M6: 君になれ(Instrumental)• 特製ポケットカレンダー• ¥900• <収録曲>• ONE TIMES ONE• バトン• 君になれ• ONE TIMES ONE(Instrumental)• バトン(Instrumental)• 君になれ(Instrumental)• 「君になれ(LIVE from 2017. 21 東京国際フォーラムA)特典映像」が付属&コブクロらしいコメントムービーも収録!• iTunes Storeプレオーダー(予約注文)と各配信サイトはこちら•
次の体育館なんて小さなキャパなので、一般発売でチケット取れるか すごく不安だったんですけど、何とっっっ!! 生まれて初めて、10時ジャストにつながったんです!! その後、友達も誘いたくて、かけ続けてみたのですが、 10分後に繋がった時には、「予定枚数終了」のガイダンス。 会場の電気が落ちて、隣の人の顔なんて、全く見えない位の真っ暗に。 最初のMCで、「今年は学祭を2校回らせて頂いてるんで、 今日は学祭最終日です!」って最初から笑わせてくれて、 学生かそうじゃないか、京都人かそうじゃないか、で拍手の量で 割合をはかっていたら、黒田さんが「鴨川でカップルで座ってるのは サムイと思う人、拍手!」とか言って、会場を沸かせてました。 ここで早速「先は長いので」って全員着席。 ここで、「路上で歌いだして1〜2か月で出来た懐かしい曲を」と 『赤い糸』。 そして『Ring』のイントロが始まった時には、 会場で驚きと喜びの入り混じった声が漏れました。 『Ring』の終盤で、小渕君がものすっごいギターさばきを見せて、MCへ。 ここのMCでは京都でストリートやってた頃の話が続き、 「京都話が一番盛り上がらへん(笑)」と締められ、 12月発売のアルバム、来年のツアーの告知をしてから、 恒例の「kobukuro. 『ストリートのテーマ』で小渕組・黒田組に分かれて、 掛け合い勝負(?)もして、遂に最後の曲、『轍』へ。 アンコールは、やっぱり大半が初めての人だから仕方ないんだけど、 かなりの速さで手を叩くアンコールで、「歌いたいなぁ」と 少ししょんぼりしていたら、2分程して、かすかに歌声が聞こえてきたので、 曲を知らない人達は拍手を辞め、知ってる人達で頑張って歌いました。 この日の服は、小渕君が白いシャツ(「前はだけすぎやで!」と 黒田さんにつっこまれて、ボタンを留めるシーンもありました)に 黒のジャケット+ジーンズ。 黒田さんは赤いTシャツに黒のジャケット+ジーンズでしたが、 2人が出てくると、小渕君はカーキ色のシャツに着替えてました。 そして、小渕君が、黒田さんに出会って曲をあげた話から、 黒田さんが軍手でギター弾こうとしてて代わりに弾いた話、 皆に対する感謝の気持ちを話して、『桜』へ。 終わってみると、20時終了予定のはずが、20時30分。
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