2012年、東京。 ある会社に勤める女性、笠原よしこさん。 彼女にはある悩みがあった。 ある日、仕事で講習会に参加し取引先の会社の女性を紹介された。 名刺交換をしながらの挨拶。 会社員同士のよくある風景だった。 しかし後日、その取引先の女性と再会した時のこと。 よしこさんは彼女に対し「はじめまして」と言ってしまった。 実はよしこさん、人の顔を覚えるのが大の苦手だったのだ。 彼女がその症状を自覚したのは小学生の頃。 習い事のスイミングスクールで... さっきまで一緒にいたコーチが分からない。 実は水着や水泳キャップなど、みんな同じ格好になると誰が誰だか識別不能となる。 学校でも、不意に話しかけられると、誰だかわからない。 顔ははっきり見えているが、記憶の中からすぐにひっぱり出せない。 そんな時は、「声」「背格好」「髪形」など、顔以外の情報を頼りに識別した。 一方で勉強も運動も問題なく出来る。 親も娘の異変に気付く事はなかった。 だが大人になると、多くの人と接する。 仕事にも支障が出た。 実は覚えにくい人にはある共通点があった... それは、いわゆる美形の人。 目、鼻、口のバランスが均一に揃っていると、人は無意識に「美人」と判断するという。 これは「美人顔の黄金比」とされているが、そんな美形の顔の人は、 彼女にとって特徴が無く、最も見分けがつきにくい顔立ちだった。 なんとかしなければ... と、人に会う時はホクロの位置やメガネの特徴などをメモり、 更に、講習会では胸に自動的に写真を撮影する小さなカメラを取り付けた。 自宅に帰ると、メモと写真を照らし合わせ、名前を一致させた。 妹の顔もわからない... 「相貌失認」とは だが、こんなショックな時もあった。 彼女には離れて暮らす妹がおり、1年ぶりに会う事になった時のこと。 妹との約束の場所に到着、だが... 妹がどこにいるかわからなかった。 妹から呼びかけられ、ようやく妹を見つけることができたよしこさん。 少し雰囲気が変わっていたとはいえ、そんな事で妹のことが分からなくなるなんて... 彼女は不安になり、インターネットで検索した。 すると、自分とピッタリの症状を発見する。 それは... 「相貌失認」という症状だった。 顔を見ても誰の顔かわからず、個人の識別ができなくなるといった症状が現れる。 人間の脳には人の顔を識別する特別なシステムがあり、瞬時に相手が誰であるか認識する。 まず目で相手の顔の情報をキャッチ。 それを電気信号にして大脳にある「紡錘状回」という部分に送る。 そして「目」「鼻」「口」などの細かい情報に加え、 その配置のバランスなど様々な情報を脳の中にある「引き出し」のような場所にしまう。 なので、次はそれらの情報をもとに、正しい人物を「引き出し」から取り出す事が出来る。 だが相貌失認の場合、この「引き出し」の数が極端に少ない。 なので顔全体としての情報がうまく整理できず、ただ「美人」という「引き出し」に 全てをしまってしまう。 これにより正確な情報が引き出せないのだ。 例えるなら、野球好きな人は打撃フォームを見ただけで、すぐにどの選手か分かる。 しかし、全く興味がない人から見れば、皆同じユニホームを着た野球選手。 選手の名前には結びつかない。 このような状況が日常的に彼女には起きているのだ。 自身の顔が認識できないケースも そんな症状に悩んできた彼女に相貌失認の診断テストを受けてもらった。 その方法とは... 1人の女性の顔の輪郭を別角度で撮影した3枚の画像を用意し、 別に用意した3人の女性の顔画像の中から同一人物を当てるというもの。 通常、数秒あれば、特定できるはずだが... それぞれの写真を何度も見比べ、30秒以上かかりようやく識別できた。 彼女によると、ホクロや眉毛などパーツの違いを見分けて識別しているとのこと。 だが、医師によると彼女の症状はまだ軽い方だという。 重いケースでは... 予期せぬ場面で出くわすと母親ですら識別できない。 さらに... 写真の中の自分が探し出せない人も。 つまり、自分の顔すら認識できないのだ。 20年以上にわたり「相貌失認」の研究をしている玉井医師によると、 薬などはなく、周りの人の理解が1番の治療法だと語る。 人の顔が覚えられなくて悩んでいる人は専門医に受診を。
次の26日放送の『ザ! 世界仰天ニュース』 日本テレビ系 で取り上げられた女性が、番組の編集に対して抗議している。 番組では、女性が大学時代にした失恋をきっかけに、「痩せていたら嫌われなかった? 」という思いから食に関する本を多く読み、日本の伝統的な食文化に触れ、自身が「良い食べ物」と思った白米ばかりを食べるようになったと紹介した。 その後大学を卒業し新聞記者になった後も、白米中心の生活を続けていった結果、ある時坂道を上れなくなったといい、夜に胸の痛みを感じたとのこと。 これらの症状についてナレーションでは、「自分が身体にいいものを摂り過ぎた結果だった。 特にビタミンB1が足りなかったと思われる。 これが不足すると食欲不振や倦怠感、神経に症状が出るので、手足を動かしにくくなる」と説明。 最終的に女性は新聞社を辞め、現在は農業をしていると紹介されていた。 しかし、放送の翌27日早朝、この女性はツイッターを更新して番組について触れ、「お米ばかり食べるきっかけがなぜかお米の栄養素に着目したことになってた。 「番組制作者が理解できないことは事実ではないことなのか」とつづった。 また、「取材に来る前からストーリーが決まっていたんだろうなあと思う。 でも取材者は実際に取材してみて想定と違ったら頭を切り替えないと取材の意味がないと思う。 限りある時間枠の中で視聴者に分かりやすく伝えなければならないことは分かる。 でも、そのことと事実を変えるのは違う」と元新聞記者ならではの視点で取り上げ方について批判し、さらに、「当時坂道を登れなくなったのはビタミンB1不足なんかではなく、ガリガリに痩せすぎて筋肉が落ちまくったから と取材時に説明した。 ビタミンB1話はどこからやってきたのか。 当時医師からもそんな指摘はされていない」と説明していた。 この一連の抗議に女性の元には、「それだと内容が変わりますね。 酷い話」「自分たちの台本通りの番組を作りたいだけか…」「素直にテレビ側のやってるのが事実だと信じてしまうので怖いですね」という声が集まっていた。 まったく異なる取り上げ方をした番組側に、多くの不信の声が寄せられていた。
次の自宅の1Fがコンビニで、お母さんはそこのオーナーだったことが災い。 売れ残った弁当を食べまくる生活。 しかしその後、お母さんはコンビニをやめて、悠さんはスリムな体に戻りました。 そして口数が少ない夫とめでたく結婚。 妊娠中に、夫が買ってきたコンビニ弁当を食べ、過去の記憶がフラッシュバック。 出産後も食べ癖が治らず、どんどん体重が増えて90㎏まで増量しました。 蒲地悠さんがやせた理由 テニスクラブの忘年会に夫婦で参加したとき、普段は寡黙な夫が珍しく酔っ払いテンションがあげあげに。 夫は友人に対して、太った悠さんを指差し、「見てくださいよ、これ」と嘲笑。 そんな夫を見返すために、ダイエットを決意したとのことでした。 蒲地悠さんのダイエット方法.
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