そ と づら が いい に も ほど が ある 3 話。 3・11後の「不思議な体験」について〜『魂でもいいから、そばにいて』の巻

【2話無料】外面が良いにも程がある。

そ と づら が いい に も ほど が ある 3 話

56 ID:jBr2evOQ0 書きためはしてないからポツポツ書いてこうと思う。 はじめに言っておくが、死ぬほど洒落にならない怖くない話をかいていく。 こういうのに弱い奴、霊感がないやつ、暇じゃないやつは冗談にならないかもしれないから読むのは注意してくれ。 仲の良い男友達3人 俺をいれて計4人 と夏休みって事でキャンプに行こうという話になった。 みんなアウトドア好きでキャンプにもよくいっていたから準備などには困らなかった。 行き場所はどこにする?という話し合いになり、男だけだしみんなキャンプ慣れしてるから、キャンプ場じゃなく人気のない湖畔に行こうとなった。 その時点でおれは少しいやな予感がしていた。 いや、予感と言うほどハッキリとしたものではないがなんか嫌な感じがしていたんだ。 75 ID:jBr2evOQ0 【キャンプ 2】 そしていざ当日を迎えた。 車でいき、途中で食材や酒などを買い昼くらいには到着した。 この時点で俺のいやな感じはどんどんでかくなっていった。 そんな俺の気はしらず、みなノリノリでテントの設置や火おこし、ご飯の準備などをおのおのおこなっていった。 夕方をすぎて日も傾いてきたころ、無事夕飯となった。 夕飯はとてもおいしく、自然の中でお酒を飲みながら食べるご飯は最高であった。 70 ID:jBr2evOQ0 【キャンプ 3】 夕飯も綺麗に食べ終わった頃、あたりはもう真っ暗になっていた。 少し標高が高いところだったので、キャンプファイヤーをすることになりみなで火をおこした。 火も無事おこり、みんなで火を囲みながら、酒を飲んでいた。 このとき何を話していたかは覚えていないが他愛ない話をしながらお酒を飲んでいてみんな気分もあがり、酔いもまわっていた。 このとき俺も酔っぱらっていたため、昼間の嫌な感じのことはすっかりと忘れていたんだ。 そして酔っぱらった友人 Aとする が、小便をしにいくといった。 50 ID:jBr2evOQ0 【キャンプ 4】 おー、いってこいと皆特に気にすることもなくAをおくった。 コンビニなどが近くにあるはずもなく、トイレはみな少し離れたところの草むらですましていた。 Aがトイレにいったあとも俺らは変わらずに酒をのんでいた。 しかし、あるときに気づいたんだ。 「あれ?A、少し遅くないか?」 それでもみんな、時に気にすることはなかった。 てきとーに、散歩でもしてるのではないだろうかなどといって。 約15分たってもAは帰ってこない。 さすがに遅すぎるとみんな心配していた。 小便だけなので5分もあれば帰ってこれるはずなのに。 20分たって帰ってこないので、みんなで探しに行くことにしたんだ。 この時点で俺はみんなに言わなかったが、心臓がドキドキして悪寒?がしていたんだ。 09 ID:jBr2evOQ0 【キャンプ 5】 みんなそれぞれ手にライトをもち、あたりの森を探しに行った。 おーい、おーい おーいAどこだー? なんかあったかー? そんな俺らの呼びかけに返事はなく残酷にも時間だけが過ぎていった。 みんなお酒の酔いはすっかり抜けてしまって青白い顔をしていた。 俺はみんなにはいわなかったが、どんどん具合が悪くなり、頭痛までしてきてたんだ。 だが、この状況でそんなこといったらみんなを心配させてしまうと思い言えなかった。 そして俺はそんなとき思い出してしまったのだ。 22 ID:jBr2evOQ0 【キャンプ 6】 おれは実は2ちゃんのオカルト板がけっこうすきで怖い話や行っては行けない場所、という話を読むのが好きだったんだ。 その中で読んだことがある話でキャンプ場が舞台のところがあったんだ。 俺はその話を読んだとき、なんだ、俺の住んでるとこから結構ちかいなー、なんて思ってたんだが、よく考えてみるとこの場所がまさにそうだったのだ。 大変なところに来てしまったとおもい今更ながらに後悔した。 約1時間探し回ったが一向にAの姿はみつからなく、警察を呼ぼうという事になったんだ。 75 ID:jBr2evOQ0 【キャンプ 7】 さすがにヤバいとこにきてしまったと後悔したが、いまはAの事だけをとりあえず考えようと思った。 その間もおれはどんどん具合が悪くなっていった。 そしてさすがに警察に連絡しようと言うことになったので、テントに携帯をとりにいったんだ。 そしてテントをあけ中を見たとき、俺らは凍り付いて言葉がでなかった。 Aがテントの中で普通に寝ていたのだ。 みな一瞬なにがおこったのかわからず混乱したが、声をおそるおそるAにかけたんだ。 そしたら、Aは 「あー、小便したあと眠くなったから先に寝てたわー。 わりー」といった。 おれはテントから外に飛び出し、草むらでゲロを吐いてしまった。 俺はわかったんだ。 酒が弱いのに雰囲気に飲まれてしまい許容範囲を越える量を飲んで酔っぱらっていただけだった。 そして吐いてスッキリしてよく考えたら、ネットで読んだ話の場所はまったく関係がなかったことにも気づいた。 24 ID:jBr2evOQ0 よし次かくか。 今度は短めの物を。 【ドライブ 1】 免許をとった!バイト代をため、中古車をかった! というわけで、練習も兼ねて一人でドライブにいった。 ちかくの山の峠が車も少なく人もあまり来ないのでそこにいくことにした。 カーブが多いところだったがゆっくりと丁寧にまがり、良い練習になった。 しかし運転しててなんだか嫌な予感がしたんだ。 そのドライブは夜中の12時を過ぎた頃だったんだが、やけに外は静まりかえり物音がしなかった。 そして予想通り他には車も人もまったくいなかった。 約1時間くらい峠を上がったり降りたり練習していたが、あることに気づいた。 35 ID:jBr2evOQ0 【ドライブ 2】 次にそこを通ったときにもう一度みて確認した。 俺はこの時点ではっきりと後悔したことを今でも覚えている。 一回目に通ったときはボヤっとしか見えなかったが二回目にみたときに凍り付いた。 老婆だ。 なぜこんな時間に? それも今、目があってしまったぞ? 俺は焦った。 焦ったが、事故だけは起こさないように、きをつけて運転をつづけ峠の上のほうまで運転をした。 03 ID:jBr2evOQ0 【ドライブ 3】 そこで車を一度停め、車から降りて気持ちを落ち着かせるためにタバコを吸った。 頭の中は先ほどの老婆のことでいっぱいだった。 そしてふと車体をみると、おれはゾッとしたんだ。 ドアや窓などにびっしりと小さな手形のような跡が、 ついていなかった。 よし帰ろうかと想い車に乗り込もうとしたら下の方から先ほどの老婆が近づいていることに気づいた。 おれはパニック状態になりエンジンをすぐにかけ車を急発進した。 道はその1本しかないので帰るにしてもどうしてもその老婆の横を通らなきゃいけなかったので、俺は焦っていた。 74 ID:jBr2evOQ0 【ドライブ 4】 不安な気持ちがいっぱいだったが、道はそれしかない。 もう決心をして、車を走らせた。 そしてその老婆の横を通りすぎるときにおそるおそるその姿を確認して俺はあることにきづいた。 近所に住む山本さんのとこのおばあさんだ。 おばあさんは85を過ぎても健康体で畑仕事などに精をだす、元気ですごくいいおばあさんなのだ。 横に車をとめ窓をあけ話しかけてみると、山本さんは 「あら、こんばんわー。 ドライブですか?いいくるまね!」 と元気に返事をした。 そして俺はこんな時間に何をしているのですか?といったら、山本さんは笑顔でこう返したんだ。 「山登りです!山頂からみえる朝日がすごくきれいなのよ」 と。 その後、俺は山本のおばあさんと一緒に山を上まで登り山頂から綺麗な朝日を一緒にながめた。 あんなに綺麗な朝焼けは忘れることないだろう。 42 ID:jBr2evOQ0 人いないならもうやめようかな。。。 38 ID:jBr2evOQ0 【深夜の公衆トイレ 1】 仕事終わりに同僚とお酒を飲みに行った。 仕事のグチなどを交えながら楽しく飲んだんだ。 そして同僚と別れ、帰路につくことにした。 地元の駅で電車をおり歩いて家に向かっていった。 駅から自宅までは徒歩で20分くらいである。 歩いている途中で、突然の腹痛におそわれた。 しかし家まではあと15分くらい。 がんばればどうにかなると思った。 しかし歩いている途中で我慢の限界がきてトイレに行きたくなった。 しかし田舎であり、コンビニが近くには無かった。 焦った俺はまわりを見渡した。 あ、公園があるじゃん。 そこは小さな公園だった。 遊具もブランコと砂場程度であとは公衆トイレがあるのみのシンプルなものだった。 腹痛がつづくおれは一心不乱にトイレに駆け込んだ。 いま思うとこれが恐怖の始まりだったんだ。 95 ID:jBr2evOQ0 【公衆トイレ 2】 トイレに駆け込み個室に入り俺は大をした。 一時はどうなることかと思ったが、一安心した。 やはり飲み過ぎたかなーなんて考えていた。 先ほどまでの焦りが嘘のようにすっきりしたが、逆にそこで落ち着いて周りをみるとぞっとしたんだ。 そのトイレはとても古くて、普段なら絶対に入りたくないような嫌なかんじがした。 こんなとこ早く用を済まして出てやろうと思ったが、いまだに腹の物はでつづけている。 あー、早く終わらして家に帰りたいと思っていた。 それにしても不気味だった。 するとふと外から音がきこえたんだ。 28 ID:jBr2evOQ0 【公衆トイレ 3】 キー、、、 キー、、、 その音はやむことなく不規則に聞こえていた。 最初は気のせいかと思っていたが、気づいてしまった。 ブランコの音だ。 そのうちはっきりと聞こえるようになり、ブランコの音であることは確信したが次に新たな疑問がうかんだ。 こんな時間に? 腕時計を確認すると、もう12時はゆうに越えていた。 まさか子供ではあるまい。 どっかの酔っぱらいか何かだろうとおもった。 しかし次に聞こえた音に俺は背筋がふるえた。 子供の笑い声のようなものご聞こえる。 59 ID:jBr2evOQ0 【公衆トイレ 4】 耳を澄ませばわからないほどの消えそうな声で子供の笑い声のようなものか聞こえたんだ。 いや、しかしこんな時間に子供がいるわけがない。 きっと風の音か何かだ。 そう自分には言い聞かせたが、恐怖心は大きくなるばかり。 ブランコらしき、キーコ、キーコ、といった音が先ほどよりも大きくなっているきがしていっそう不安になった。 もう早く帰りたい。 その一心だった。 そして無事用をすませてやっと帰れると安堵した次の瞬間におれは恐怖のどん底に落とされた。 紙がない。 マンガではある展開だが、まさか自分におこるとおもわなかった。 おれは焦った。 69 ID:jBr2evOQ0 【公衆トイレ 5】 ホルダーに紙がなかったので絶望的だった俺はまわりでなにかかわりになる物がないかと探したが、葉っぱ一枚おちていなかった。 その間にも外からはさきほどから聞こえる音がつづいている。 おれはパニックだった。 そして最後の望みをかけ、カバンの中をみたら、なんと水に流せるポケットティッシュが入っていた。 無事、それで尻をふくことができた。 そとにでると公園には子供の姿など見えなかった。 その日は風が強かったせいで風でブランコが揺れていたのと、草木が揺れるおとが子供のこえよように感じただけだった。 しかしなぜカバンのなかにあのようなティッシュがはいっていたのかとおもい、もう一度ティッシュを取り出し確認した。 大好きだよ。 』 妻からのメッセージだった。 普段からティッシュやハンカチをもちあるけと言われていたが俺はその言葉を耳に入れずに流していたんだ。 そんな俺のために妻はそっと、ティッシュを忍ばせてくれていた。 なんて優しい妻なのだ。 よし、家に帰ろう。 今夜の我が家のベッドは、この強く吹いている風よりも激しくなりそうだ。 29 ID:mmIUpaau0 【アパート 1】 これは俺が一人暮らししているときの話である。 大学入学と同時に一人暮らしをはじめた。 申し訳ないが、両親に家賃を払ってもらうことだったのでなるべく家賃が安いアパートを探していた。 そして決まったアパートは二階建ての昔ながらの「いわゆるアパート」という形の 物だった。 一階に4室、外についた階段から上がると二階に4室といったものである。 俺がきまった部屋は階段を上がって一番手前側にある201号室だった。 なかなか古いアパートだったが、なによりも家賃が安いことが魅力的であり満足していた。 初めての一人暮らしということで不安と期待が入り交じった気持ちだったのは今でも覚えている。 80 ID:mmIUpaau0 【アパート 2】 大学に入学する少し前に両親とともに引っ越しを行った。 実家からは車で1時間ほどの距離であり、荷物もそんなに多くなかったから引っ越しは滞りなく終わった。 引っ越しも終わり、その日は両親とともに実家に帰った。 そしてそれから3日もたったころ、大学の入学式があった。 入学式がおわり、両親とともにアパートに帰り、母が料理をつくってくれてみんなで夕飯をとったあと、両親は実家に帰った。 この日から本当の意味で俺の一人暮らしは始まった。 そう、そしてこれが恐怖の始まりだったんだ。 69 ID:mmIUpaau0 【アパート 3】 両親が帰ったあと、俺は風呂に入りテレビを見ていた。 生まれて初めて一人で生活することがなんだか楽しかったのは今でも覚えている。 自分で好きなテレビ番組をみて、好きなようにごろごろして一人暮らしは最高だと思った。 しかし、ふと気づくと一人暮らしというのは実に静かで孤独なものだと思った。 テレビをみていておもしろいシーンがあっても笑っているのは自分一人。 当たり前だが他に誰もいないので、部屋からはテレビ以外の音はなにも聞こえない。 急に孤独感から不安になってきたが、俺ももう子供じゃないんだから、と自分に言い聞かしていた。 70 ID:mmIUpaau0 【アパート 4】 次の日は朝から大学でオリエンテーションがあるので、早めに寝ることにしよう。 初日から遅刻なんてしたら気まずいよな。 そう思い俺は寝ることにしたんだ。 この借りた部屋は和室が2部屋あるので、テレビや机などがおいてある部屋と、布団を敷いて寝る部屋とに分けていた。 俺は寝室と呼ぶにはあまりにチープなその部屋に布団を敷いた。 そして電気を消し布団に潜り込んだ。 布団は新しい物をあつらえたのでふわふわで気持ちが良かった。 布団に入り、次の日からの大学生活や一人暮らしのことを考えるとウキウキしてなかなか眠れなかった。 だが、昼間の入学式のことなどもあり疲れていたのだろう。 気づいたら眠ってしまった。 いま思うとこのときに朝まで眠れていたらどれだけ幸せだったのだろうかと。 34 ID:mmIUpaau0 【アパート 5】 気づいたら眠っていたが、夜中に俺はある音で目を覚ましたんだ。 そんなに大きな音では無かったが、他の住人の階段をあがる音だった。 俺の部屋は上にも書いたように外の階段からすぐのとこだったので結構階段をあがる音が響いて聞こえていたんだ。 そしてこの二階のほかの部屋にはうちの大学に通う先輩が住んでいたので、その部屋に遊びに来たであろう、複数人の足音がきこえていたのだ。 あー、やっぱり階段が近い部屋はやめたほうがよかったかなぁ、などと考えたが、まあそのうちになれるだろうと思った。 目が覚めてしまったので一度トイレにいきまた布団に戻った。 そして寝ようとしている頃、つぎの音にきづきぞっとした。 そとから女の人の泣く声のようなものが聞こえる。 その声は少し嗚咽まじりというか、うなり声にも聞こえ、また変な話だが喘ぎ声の様にも聞こえた。 73 ID:mmIUpaau0 【アパート 6】 おれはぞっとした。 時計をみると深夜2時である。 まさか霊的なものではあるまいと思ったが、この時間に外からうっすらと聞こえるその声は不気味以外のなにものでもなかった。 俺は布団に頭まで入りなるべく他のことを考えていた。 そしてまた気づいたら眠っていて、目覚ましの音で俺は朝目覚めた。 昨晩のことを考えてみたが、朝に考えるとそんなに怖いものでもないように思えたので特に気にはならなかった。 そして大学にいきオリエンテーションをすましてきた。 夕方になり家に帰った。 初めて自分で料理をしてみて夕飯をすました。 初めて作る野菜炒めは少ししょっぱかったが、なかなか美味しかった。 そして昨日と同じようにテレビをみて過ごした。 そして同じように風呂に入り、12時ごろに布団を敷き寝ようとした。 29 ID:mmIUpaau0 【アパート 7】 いざ、電気を消し布団に入ると、昨日の夜のことを思い出してしまった。 あの声はなんだったのだろう? 今日は聞こえないと良いが。 そんな事を考えていたらなかなか寝付けず、時計を確認してみると1時をすこし過ぎていた。 早く寝ないと明日から始まる授業に支障がでてしまう。 そんなことを考えていたが、頭の片隅ではあの「声」のことが気になって仕方がなかった。 そして一度トイレにいき、また布団に戻ったところで俺はふるえそうになった。 また外からあの声がしてきたのだ。 40 ID:mmIUpaau0 【アパート 8】 まさか二日連続で聞こえるとは思ってもいなかったので、俺は本当に怖くなった。 しかし頼れる友達もまだいないし実家に電話しようかとも考えたが両親はもう、ねている時間だったのでかけることができなかった。 俺はどうしようかと焦っていたが、霊的なものは信じたくなかったので、MDプレイヤー 当時はipodなどなかったw からイヤホンで音楽を聴くことにした。 音楽を聞いていたらそとの音は聞こえずに無事に眠ることができた。 朝おきて俺は昨日のことを考えたが、もうさすがに今晩はないだろうとなぜかたかをくくっていた。 その日は大学に通い友達も何人かできてたのしかった。 そして、夜になり眠ることにした。 この二日のことを考えると怖かったがその日はなんの音もせずに無事に眠りにつけた。 しかしまた夜中に目を覚ましてしまった。 時計を、確認したらまた2時である。 そしてここであることにきづいた。 だれかが、外の階段を上がったり降りたり繰り返している。 02 ID:mmIUpaau0 【アパート 9】 トントントントントン トントントントントン そのおとはずっと続いて聞こえた。 そして、音から、あることにきづいた。 大人の足音ではない。 大人だったらこないだのようにもう少し重い音で、どんどんどんと聞こえるのだが、今聞こえるその音は明らかにもっと軽いなにかの音であったのだ。 トントントントントン トントントントントン その音はやむことはなく繰り返された。 繰り返されるその音により俺の恐怖心もどんどん大きくなっていった。 しばらくその音を聞きながらふるえていたが、音がきこえなくなった。 ほっと、一安心したが次の瞬間から俺は恐怖のどん底に落とされた。 カリカリカリカリ カリカリカリカリカリカリ 誰かが俺の部屋のドアをひっかいている。 24 ID:mmIUpaau0 【アパート 10】 カリカリカリカリ カリカリカリカリカリカリ そんないたづらをするような友達はまだいないはずなので俺はパニックになった。 しかしそこで俺はある行動にでた。 玄関にいって確かめてみよう。 まず玄関にいき、声をかけた。 「あのー、だれですか、、?」 返事は無かった。 そしてもう一度つづけて声をかけた。 「あの、なにか用ですか?だれなんですか?」 すると、返事はなかったが、音がやんだ。 俺はここだと思い勇気を振り絞ってドアをあけた。 そこにはかわいらしい猫がいた。 58 ID:mmIUpaau0 【アパート 11】 野良猫だろうか。 毛は少しよごれてはいるがなかなか可愛い猫だった。 猫は俺の足下に擦りついてきた。 なんてひとなつっこいのだ。 昨日までの階段の音はこいつのせいだったのかと思うと少し腹が立ったが、その無邪気な目をみるとビビっていた自分がなんだかおかしくなった。 そして猫を少しなでて、俺はドアをしてめ眠りについた。 よくねむれた。 しばらくたったころ、そのアパートの二階にいる先輩と話す機会があり猫のことを聞いてみたら、この近所をうろつく野良猫で、本当はいけないのだが、かわいいからアパートのドアのところにたまに餌をだしていたらしい。 だから俺のドアをひっかいたのも餌をくれるかと思ったんじゃないか?ということだった。 77 ID:mmIUpaau0 【アパート 12】 一人暮らし初日に聞こえた声はどうやら、その猫がアパートの近くで交尾をしている声だったらしい。 そしてその猫をみると少しお腹が膨れていた。 そのアパートはペット禁止ではなかったので、その先輩と両親と大家さんに相談して俺が飼うことにした。 ちなみにその先輩が猫を部屋で飼えなかったのは猫アレルギーがあるかららしい。 餌をあげるだけでさわることはほとんどできなかったのだと。 寂しい一人暮らしで新たな家族ができ、俺は幸せだった。 あとすこしたったら子猫も生まれるだろう。 騒がしくなりそうだなとおもったが気持ちは暖かかった。 可愛い家族のために俺はアルバイトを始めて食費を稼ごうと思った。 新たな家族とともに楽しい生活が始まりそうだ。 財布は少しさみしくなりそうだが、あるじとしてがんばろうと思った。 53 ID:mGZ6470H0 怖いスレの後に読んだら和んだ ありがとう•

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「物にも魂がある」と信じると、人間関係がうまくいく!

そ と づら が いい に も ほど が ある 3 話

朝礼スピーチ「人から聞いた話」と「自らの体験談」どちらがより印象的か? 少々強引な分け方ではありますが、一般的にスピーチネタは以下の2つに大別できます。 結果として聞き手にも安心感を与え、さらには臨場感を伝えることもできます。 B 皆さんと同じ社会人1年生の時、私、衝撃的な言葉に出会ったんです。 B 昔、恩師から頂いた言葉で、聞いた瞬間「絶対誰かに話したい!」と感じた言葉があります。 ・・・ いかがでしょうか? 一言で言えば、 Aは他人事、 Bは自分事といった印象を受けませんか? もちろん、Aも自分自身の出来事ではあるのですが、どことなく「よそよそしさ」や「引用丸出し感」が漂い、折角準備したネタであっても、結果として「スピーチのためのスピーチ」に聞こえてしまいがち。 実に残念。 そこで役に立つのが、 「嘘も方便」。 スピーチのネタがたとえ、誰から聞いたかハッキリと覚えていないような話であろうが、ネットサーフィン中にたまたま見つけた言葉であろうが、あなた自身が「いい話」「感動する言葉」と感じたのであれば、そこはぜひ「嘘も方便」です。 それだけで、聞き手に与える印象が格段にレベルアップするはずです。 つまり、前述の例でいうところの、AをBに、他人事を自分事として話してみるということです。 朝礼スピーチに引用したい、例えばこんな「いい話」「感動する言葉」 ではここで実際に、年代問わず比較的万人受けしそうな「いい話」や「いい言葉」をいくつか並べてみます。 繰り返しとなりますが「嘘も方便」です。 こういった話を実際に人前で話す際は、自分の身に降りかかった出来事かのように情景をリアルに想像し、感情を込めて伝えるとより効果的です。 「あと10歳若ければなぁ」なんて口にすることがよくある。 そんな時は、10年後の自分を想像して、そこから今の自分に強く言い聞かせる。 「今この瞬間が、その10歳若い時なんだぞ!」と。 「今やらないと、10年後も同じこと言ってるぞ!」と。 遠い昔、学生気分の抜けなかった社会人1年生の時、筆者が実際に上司から言われた言葉。 年を重ねるごとに重みを増す、心にしみる言葉です。 つまずくのは、進んでいる証拠。 よく聞く「失敗は成功のもと」より、どこか温かさを感じる一言。 何かやらかした部下のフォローに効き目がありそうです。 交差点で信号待ちするカップル。 信号が青になると、彼氏が突然、びっくりするような大きな声で、 「青になったぞ!行くぞ!!」 見れば分かるよと言いたげな顔の彼女。 このとき彼女は気付いていない。 彼氏の優しさに。 彼氏を挟んで反対側に、白い杖を持った視覚障害者がいたことに。 決して事情を説明しない彼氏の優しさ。 もし、この光景を実際に3人の真後ろで目撃したら… 誰かに話したくなると思いません? 最寄駅からバスで自宅に帰る途中、誰も押してない停留所に突然止まった。 乗る人もいない。 すると運転手から「すみません、後ろに寝てる小さなお子さん居ませんか?その子多分ここで降りるので起こしてもらえますか?」とアナウンス。 皆に起こされた小学1年くらいのその子は照れつつ降りてった。 皆笑顔になった。 こちらも「優しさ」がテーマ。 運転手さんのややぶっきらぼうな物言いや、照れ臭そうに降りていく小学生の姿。 それを囲む乗客たちの笑顔。 その場の情景がリアルに伝わってくる逸話ですね。 イケメンが電車で「席どうぞ」ってお婆さんに譲ってた。 すると「まだそんな年じゃないですよっ!」と機嫌を損ねる、ひねくれ婆さん。 そしてイケメン「ただのレディーファーストですよ、お姉さん」とウィンク。 婆さん赤面。 俺も赤面。 客席全体がわりと赤面。 上2つの「優しさ」とは雰囲気が違いますが、「席どうぞ」の一言にも何かとシガラミを感じる昨今、この機転はすごいの一言です。 高校生カップルがチャリ二人乗りで警察に注意されてた。 警察が「彼女のこと本当に大切にしてるなら二人乗りなんて危険なことさせるな。 二人でおしゃべりしながらゆっくり歩くのも悪くないぞ! 」って言っててイケメンすぎた。 こちらはイケてる警察官。 「二人乗りは禁止だぞ!降りろ!」だけとは雲泥の差ですね。 子供がお菓子を持ってレジに並んでいたけれど、順番が近くなり、レジを見て考え込み、レジ横にあった募金箱にお金を入れて、お菓子を棚に戻して出ていきました。 店員さんがその子供の背中に向けてかけた「ありがとうございます」という声が震えてました。 「お菓子我慢して募金してきた」と帰宅した息子(娘)に、あなたならどんな声を掛けてあげますか? 以上、「ネットで見かけた話」ではなく「尊敬するあの人から聞いた話」に変換して活用されてみてください。 できるだけ感情を込めて。 「小難しい著名人の名言・格言」も伝え方次第で「身近なネタ」に 冒頭、「歴史上の人物や著名人の名言・格言は、日頃の朝礼の話題として引用するには少々重く感じる方が多いかも」とお伝えしましたが、これもやはり「伝え方」次第です。 名言・格言の紹介のみに終始せず、その言葉から何を感じ、いかに日常の教訓として実生活の改善に落し込めたかまでを、実体験・具体例を交えてスピーチすることができれば、明らかに聞き手の印象が好転します。 そして、無情に時間だけが過ぎる。 やばい。 どうしよう… そんな経験ありませんか? 当記事内容を否定するわけではありませんが、気心知れたメンバーが集う朝礼の場などでは、難しいネタより身近なネタの方が馴染みやすいケースが多いのも事実ですね。 といった参考記事です。 次回の朝礼当番「ネタがない」とお悩みのあなた 実は、ネタ自体は思いのほかたくさんあるものです。 今回紹介させて頂いた「いい話」「名言・格言」「身近なネタ」などもそのごく一部。 ネットで検索すればいくらでも出てきます。 まずは 「ネタがない」のではなく「ネタが絞れていない」ことに意識を向けるだけでも、記述問題が選択問題になったようなイメージ、それだけで随分と気が楽になりませんか? そんなこと言われても無理なものはムリ! というあなた。 もしお時間があるようでしたら、こちらの記事を読み進めてみてください。 多少、気持ちが楽になるはずです。 ・・・ さて、朝礼当番が回ってくるというあなたにとっては、数週間先か数ヶ月先かは分かりませんが、また同じように「悩む時」が定期的にやってくるわけです。 現状「ネタが絞れていない」ということは、「複数のネタがある」ということ。 前向きに捉えれば次回や次々回のネタまでストックできていて、むしろ余裕綽々な状況。 自らにそう言い聞かせることもできなくはありません。 まずは「今回のネタを絞る」ことに意識を集中し、それが決まり次第「伝え方」に思考を巡らしてください。 案外やってしまいがちなのが「一気にスピーチ内容を完成させようとしてしまうこと」。 ネタ、つまり話の要点・軸が定まらないうちに、全体の流れを作ろうとしても、そりゃ難しいです。 当たり前のことのようですが、 『1. 伝え方を考える』この順番はとても大切です。 伝え方に「嘘も方便」をお忘れなくです。

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外面が良いにも程があるの漫画3,4話含む全話無料で!卵アレルギーのネタバレも?

そ と づら が いい に も ほど が ある 3 話

I write, travel and take photos. TOEIC875点。 アイルランド留学1年経験。 フィリピン留学2ヶ月。 GOODBYE JAPAN運営。 最近はタイで生活してることが多いです。 近々タイランドエリート取得予定。 Twitter: 嬉しいことに僕の周りには優秀な方が結構いて、みんないつも興味深い話をしてくれるんです。 内容は興味のあるアニメの話から研究の話、はたまた人生の話まで色々です。 そんな面白い話をしてくれる人に囲まれるうちに気がついたんですよ。 賢い人ほど僕の思考を先回りして、僕の知りたいことを的確に伝えてくれるということに。 「それ、ただ自分が言いたかっただけだよね?」みたいな。 少しならまだしも、そういう人ってこれでもかって程に自己主張してくるじゃないですか?しかも客観性を欠いていて、論理的にもずれていて、偏見的な意見だったりします。 ましてやそれが悪口だったら最悪。 「もうやめて」って感じです。 以下、賢いという言葉を何度も使用しますが「賢い=知能指数が高い」ではなく、「賢い=経験・知識が豊富、柔軟な思考」という前提で進めていきます。 「バカ」または「頭が悪い」はその対義語として考えてください。 賢い人はみんなのために黙ってる 当たり前だから話さない 賢い人は経験が豊富だったり、努力が出来る方なことが多いです。 だから他人の気持ちがよく理解できるんですよね。 話を聞いている時も「僕も辛い経験があったから、その気持ちわかるな」とか「最初はうまくいかによね」などと頭の中で考えているはずです。 想定内ってこと。 聞かれたら快く話しますが、知っていることでもあえて知らないふりをします。 頭のいい人は、みんなが会話を楽しめるように、あくまでも自分は聞き手に徹して、会話がスムーズに進むようにしてます。 恋愛の話をしていても、自分の話に持っていく。 賢い人は、自分の話をほとんどしません。 会話においてそれが重要ではないと分かってるから。 求められているのは経験談ではなく、本質的な答えであることを理解しているからです。 時間の大切さも理解しています。 だからだらだらと時間を浪費する会話はしたくないと考える傾向にあります。 また、もちろん状況にもよりますが、人の悪口なんかを言うこともあまりありませんね。 価値がないどころか、損する可能性があることを十分に理解しているから。 相手のために黙ってる 相手を喜ばせたい 人間は自分の話をすることが大好きです。 よく、男性向けに恋愛記事では「モテるためには、ひたすら聞き手に徹しよう」ということが書かれていますが、それは全くもって正しい。 自分の話を聞いてもらえると、自分が認められている感覚になって、嬉しくなりますよね。 実際はただ相槌を打っているだけなのに、そう勘違いしてしまいます。 賢い人はそのことを理解した上で、相手の話をよく聞いていたりします。 良好な人間関係を築くためとも言えますね。 逆に余計なことを言う人は「この人ベラベラしゃべって、浅いなぁ」なんて思われる。 僕の周りの女の子に聞いてもそれは正しい(笑)。 気を付けましょう!余裕のある男を見せる上でも、あえて知らないふりをしましょう。 求められてるのはアドバイスでないのを知ってる 誰かが悩みを相談するために、友達に話し相手になってもらうとします。 この時に相手が求めているものってなんだと思いますか?「アドバイス?」「答え?」「客観的な意見?」。 答えは全てバツ!実は何にも求めてないんですよ。 強いて言えば、「自分を認めてくれる人」です。 ついつい友達から相談されると、何か答えをあげないといけないと思いがちですけど、一番喜ばれるのは認めてあげることです。 そもそも相談するほどの悩みを、とっさに取り繕った言葉程度で解決されるわけないじゃないですか(笑)。 下手したら、相手を間違った方向に導きかねない。 誰かから頼られるとつい嬉しい気分になって、自分の経験からものを言いたくなってしまうものですけど、自分のことを一番理解しているのは自分です。 だから僕らができることといえば「相手を認めてあげて、冷静な判断をさせること」くらいじゃないですかね? 自分のために黙ってる 知識を披露することが恥ずかしいことだと知ってる 賢い人ほど「自分はまだまだだ。 知らないことがたくさんある」ということをしっかりと理解しています。 中途半端な知識をひけらかせば、自分の小ささを露呈することになります。 だから自分の知識が及ばないことに対して、極端な持論を展開することはまずありません。 僕の周りにいる賢い方々もそういう人が多いです。 逆に頭の悪い人ほど、自分はこれだけ多くの知識を持っているんだということを、これでもかってほど必死に誇示しようとします。 バカだと思われるのが嫌だから、知識をひけらかすわけです。 確かに知識量と賢さには一定の相関性はありますよ。 でも自分の知識が多いからといって必ずしも知能指数が高いとは言えません。 例えば、アニメおたく。 アニメに関する情報は日本でもトップクラス。 グッズも大量に持っているし、情熱も人一倍ある。 その人たちを賢いとは思いませんよね?素晴らしい頭脳を持った方もいるでしょうし、人間性が優れている人もいると思います。 でもやっぱり違うんですよ。 賢いというのは持っている知識をベースに、自分の考えを持つことができる人です。 情報をたくさん持ってるだけではただの知識オタク、知識コレクター。 相手が知らない知識を話してもポカーンとされるだけです。 たとえ自分が持ってる答えが正しいとしても、相手が求めていないものであれば、知らないふりをしましょう。 それが大人の対応。 一番やっちゃいけないのが、相手の心理や行動を分析するような知識を話すこと。 これ僕がやって失敗しました(笑)。 一時期心理学を勉強してたんですよ。 1、2年前くらいかな?その時にベラベラと話してたわけです。 偉そうに「それは本当はね」みたいな口振りで。 絶対にやめましょう! 話を聞いた方が得られるものが多い こんなに偉そうに書いておいて、僕も友達と話す時にはベラベラと自分の話をします(笑)。 だから、最近は友達の話をよく聞くようにしてるんですよ 大人になったね〜。 それで気づいたのが、聞き手に回った方が断然楽しいということ。 僕は頭の回転がずば抜けて早い方じゃないんで、会話があっちに行ったりこっちに行ったりすると、ついていけなくなっちゃうんです。 でも聞き手に回ると、会話をコントロールできます。 話が逸れそうになったら、自分が聞きたいことを話してくれそうな質問をする感じですね。 だから会話をよく理解できるんですよ。 普通にみんなが好きなように話してると、内容が飛びまくるのですけど、自分が司会役的な立場のなると、会話が楽しくなってくるんですよ。 自分が知りたいことが知れるから。 自分が話しても得られるものってそんなにないじゃないですか?自分の知識を吐き出しているだけですからね。 聞き手に徹すると圧倒的な情報量が得られます。 僕も最近は話すと疲れるし、ひたすら人の話を聞いてます。 そっちの方が断然楽しい。 まとめ 賢い人って知的好奇心が高い人が比較的に多いので、意識して他人の話を聞いているというよりも、自然とそうなっているだけなんですよ。 だから人の話を聞けるようになりたいなら、まずは好奇心を強くすること。 知らないことが多いことを理解する。 相手の本心を理解するようにすることです。 最初は難しいですよね、人の話を聞くのって。 話し手よりも聞き手の方が断然難しいですからね。 質問力ってのは頭の良さの表れだったりしますから。 しかも自分が的確な答えを持ってるのに、グッとこらえて知らないふりをするというのは難しい。 RGの「あるあるが言いたい」並みに言いたくなります。 それでも我慢!慣れればできるようになります。 自分を変えたいと思う方は「」も合わせて読んでみてください。

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