周知 徹底 する。 周知徹底の意味とは?周知徹底させるなどの使い方を例文を使って紹介

周知徹底の意味とは?周知徹底をさせる・図るなどの使い方・例文も

周知 徹底 する

「周知徹底」が「隅々まで漏れなく知れ渡らせること」という意味があることを紹介ました。 もう少し詳しく「周知徹底」の意味や使い方をご理解いただけるよう、ここで「周知徹底」の類語を紹介しておきます。 「周知徹底」の類語は、「周知徹底」と似たような意味を持ってはいるものの、少しニュアンスが異なっていたり、例えば「周知徹底」がビジネスで使われる言葉だとすると、ビジネス以外で使われる言葉などが類語になります。 例えば、周知徹底の類語には「情報共有」「広く注意を呼びかける」「知らせる」「徹底調査」「貫く」「認知」「認識」「意識徹底」などの言葉があります。 これらの中から3つほど類語をピックアップし、使い方や簡単な例文を含めて紹介していきます。 続いての「周知徹底」の類語は、「広く注意を呼びかける」です。 この類語を使った例文には、「最近物騒な事件が続いている為、特に夜の行動に気をつけるよう、広く注意を呼びかける」などの使い方をされます。 「広く注意を呼びかける」という言葉には、「注意」という言葉が使われているので、何らかの危険を未然に防ごうとするときに使われることが多くなります。 「広く注意を呼びかける」は、多くの人にその注意が行き渡るようにという意味になり、「周知徹底」の類語であると言えます。 ただし「広く注意を呼びかける」には、もちろん多くの人に伝えたいという意思が込められてはいるものの、「周知徹底」という言葉の方が、より対象となる全員にしっかり漏れなく伝えるという意思や行動のニュアンスが強くなります。 「周知徹底」の類語として、最後に紹介する類語は「悪事千里」です。 まずは「悪事千里」の読み方ですが、これはそのまま「あくじせんり」という読み方をします。 「千里」はものすごく遠い距離を示している言葉で、例えば「千里の道も一歩から(より)」という言葉は、ものすごく離れた場所に辿り着くためにも、まずは最初の一歩が無ければ何も始まらない、という意味です。 このように「千里」がものすごく離れた場所を指していますので、「悪事千里」の持つ意味は「悪事や悪評はどんなに離れた場所にまでも知れ渡ってしまう」となります。 この「知れ渡る」という意味を持つ点で「周知徹底」の類語と言えるのです。 しかし、「悪事千里」は「悪事」は勝手に広がっていくものという使い方をされているのに対し、「周知徹底」は自らの意思で広げるという違いがあります。

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周知徹底の意味とは?周知徹底をさせる・図るなどの使い方・例文も

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「あまねく」は、「全てにわたって」「広く」という意味ですので、「周知」は「広く知れ渡る」「多くの人が知っていること」といった意味になります、『広辞苑』にも掲載されている例の「万人周知の事実」という言い回しは、「誰もが知っている事実」という意味で、これは新聞記事などでも見かける表現でしょう。 「周知」の使い方・例文 ビジネスシーンで「周知」という言葉は、「情報の共有を促す」「連絡を密にすべき」という場面で使用されることが多いようです。 ・新しいマニュアルの使用を、従業員に周知させてください。 ・周知のとおり、経営メンバーが刷新されました。 ・手洗いや手指消毒剤の利用を周知する。 ・新しい社則の周知がなされていません。 ・政権内部に不協和音があるのは周知の事実。 ・ゆっくりでも確実に周知する方がよい。 上記例中の、「周知させる」「周知を図る」=「みんなが知るようにする」という表現が、一般的にはよく使われています。 また、会社に新しいシステムやルールが導入されたときや、プロジェクトを進めるための重要な情報があるときなど、「みんなが知っていなければならない」ことを「周知」という言葉で表現することもあります。 一部では、「周知する」は誤用とする説もあり、「周知させる」の方が一般的ともいわれていますが、新聞などではまだまだ「周知する」という表現も使われているようです。 「周知」と似た言葉との使い分け 「周知」の同意語、類語には、口語であれば「みんなが知っている」「公 おおやけ に知られている」という意味の「公知」。 文章であれば「告知」「案内」という言葉でも言い換えることができます。 ・事前の案内どおり、経営メンバーが刷新されました。 ・新しい社則の告知がなされていません。 ほかにも「周知」を下のように言い換えることもできます。 ・みなさんもご存じのとおり、経営メンバーが刷新されました。 「みなさんもご存じのとおり」を使うと、周知の意味はそのままに少し柔らかい感じにできますね。 まとめ 「周知徹底」「周知を図る」「周知させてください」など、ビジネスシーンでは情報の共有・拡散などについて述べるときに「周知」という言葉が使われます。 「情報の周知徹底」ができると、プロジェクトの進行や会社の運営も、よりスムースに行うことができるでしょう。 ビジネスにおいて「周知」は、情報共有の大切さを表現する言葉としてだけでなく、重要な伝達事項について漏れがないようにするうえでも大事な言葉なので、みなさんもこの機会に覚えてみて下さいね。 柏ケミカル@dcp•

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ビジネスでの「周知」の使い方 ビジネスシーンで使える「周知する」「周知させる」 「広く知れ渡る」「広い範囲に知らせる」を意味する「周知」という言葉。 ビジネスシーンでは「周知する」「周知させる」の形で、多く使用されています。 一部では「周知する」は誤用だという意見もありますが、「広い範囲に知らせる」という意味では「周知する」が適しています。 また、新聞や国会会議録に「周知する」が使用されていることからも、誤用であるとは言い切れません。 状況を判断し使用しましょう。 敬語表現を使った「ご周知ください」 ビジネスシーンで目上の相手に「周知」を使用する場合、前後の言葉を敬語表現に置き換える必要があります。 丁寧な表現である接頭語をつけた「ご周知ください」や「ご周知願います」が当てはまるため、状況に応じて使用しましょう。 注意が必要なのは「ご周知ください」や「ご周知願います」は、「周囲に知らせてください」を意味しているという点です。 「知っておいてください」という意味では、使用できません。 「あなたから周りの人へ知らせてください」と言いたい状況で使用しましょう。 広く知られるために計画をする「周知を図る」 「周知」の使い方の1つに、「周知を図(はか)る」があります。 「広く知られるために計画をする」「働きかける」を意味しており、ビジネスシーンでも使用されます。 例えば、「社内に新しいシステムが導入されたため、従業員への周知を図ったが、やはり慣れるまで時間がかかるようだ」などの使い方をします。 「周知の事実」とは「広く知られている事実」 「周知の事実」とは、「広く知られている事実」を意味します。 誰しもが知っている事実や、一般常識とも言えることに対して使用されます。 ただ、反対に「知っていなければおかしい」という意味にもなるため、目上の人へ使用する場合は注意しましょう。 徹底的に広く知らせる「周知徹底」 「周りに徹底的に知らせる」を意味する、「周知徹底」という四字熟語。 「徹底」とは「すみずみまで行き渡る」を意味する言葉であるため、すみずみまで知らせたい状況で使用されます。 「周知徹底する」や「周知徹底を図る」などの使い方をしてください。 「周知」の類語を紹介 「教え導く」を意味する「啓蒙」 「周知」の類語には「正しい知識を教え、合理的な考えへ導くこと」を意味する「啓蒙」が当てはまります。 読み方は「けいもう」です。 「周知」の「知らせること」という意味と、「啓蒙」の「教えること」という意味が似ていることから、類語に当てはまります。 ただ、「啓蒙」の「蒙」という漢字には、「愚か」や「無知」という意味が含まれているため、相手に失礼と捉えられることがあります。 中には差別用語と受け取られることもあるため、使用には注意しましょう。 「広く知られている」を意味する「公知」への言い換え 「世間に対して広く知られていること」を意味する「公知」も、「周知」の類語です。 「こうち」と読み、物事が広く知れ渡っている状況で使用されます。 例えば、「周知の事実」を類語の「公知」で言い換えると「公知の事実」となります。 「周知」の英語表現 「周知」は英語で「Known」「Public」 「周知」を英語で表現する場合、「known」が適しています。 「知られている」を意味する単語であり、「Well known」で「よく知られている」という意味になります。 また、「国民一般の」や「公開の」を意味する「Public」を使った「Make it public」も「周知」の英語表現です。 まとめ 「広く知れ渡る」または「広い範囲に知らせる」を意味する、「周知」という言葉。 「周知させる」や「周知する」などの使い方をして、ビジネスシーンでも使用されます。 目上の相手に使用する場合、敬語表現の「ご周知ください」が適していますが、上から目線に感じられることもあるため注意しましょう。 場合によっては類語「公知」への言い換えが可能です。

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