【湘南さんぽ】海と空と、ライカのコンデジ『D-LUX Typ-109』 カメラと写真 2018. 19 2018. 29 鳥羽 恒彰 天気の良い休日、Leica(ライカ)のコンパクトデジタルカメラ『D-LUX Typ 109』を手に、湘南方面に出かけた。 マイクロフォーサーズと大きくないセンサーを搭載するコンデジながら、あらゆるシーンでなかなか良い絵が撮れるところが気に入っている。 この記事では実際に D-LUX Typ 109 で撮影した写真を紹介しようと思う。 すべて撮って出しの JPEG なので「実際にどんな絵が撮れるのだろう」と気になっている人にも是非読んでみてほしい。 35mm判換算で24~75mm相当のズームレンズを搭載する。 レンズ交換の楽しみは得られないものの、日常で使うのであれば十分カバーできる画角が、この D-LUX Typ 109 には詰まっている。 ズームレンズだが、F値1. 7(通しで F2. 8)なので、手軽にボケ感が楽しめる。 項目別に読む• 新宿から小田急で江の島に向かう 今回の小旅行は、新宿から小田急の特急快速に乗って江の島へと向かった。 都心から約1時間半で行ける、海とが楽しめる人気の観光スポット。 旅系の雑誌では、よく江の島や鎌倉といった湘南方面の特集を見かけるのだが、僕自身が江の島に訪れるのは人生初。 天気も良く、綺麗な写真が撮れるはずだと心がはずむ。 藤沢駅から江ノ島へ 江の島の駅に着くと、さっそく磯の香りが漂ってくる。 現在は都内で海の見えない地域に住んでいるのだが、中学生までは海からほど近い漁師町に住んでいたので、この香りを嗅ぐとなんとも懐かしい気持ちになる。 そしてこの手にはライカのコンデジ。 ファインダーを覗くと、そこはどこかノスタルジックな特徴のある青い世界が映る。 スペックで語るとフルサイズの一眼レフカメラやミラーレス一眼には劣るものの、やはりいつでも持ち歩けるという手軽さと、首から下げたくなる佇まいがちょっとした小旅行には嬉しい。 江ノ島駅前のクワアイナというハンバーガーチェーンで一服。 D-LUX Typ-109 はマクロが効くし、シャッター音もほぼ無音なので、こういったテーブルフォトも気軽に撮影できる。 ちょっと休んだら今回の旅の目当ての場所へと移動する。 江ノ電に乗ってスラムダンクの聖地へ 湘南方面といえば漫画スラムダンクで有名な踏切のある地域。 実際に行ってみると、さすがは人気写真スポット。 国内外からカメラをぶら下げた観光客が踏切の前で待機している。 車の通りも激しく、あの漫画のワンシーンのようなどこかアンニュイな写真を撮ることは難しかった。 本当にここで綺麗な写真が撮りたいのであれば、平日の午前中(朝9時くらい?)なんかが良さそう。 海と空とライカ 踏切の反対側に面する道路を渡ると、綺麗な砂浜が広がっている。 都内にいると、普段海辺で写真を撮るタイミングはそうそうないので、ここぞとばかりにカメラを構えてみる。 今回の写真はすべて JPEG 撮って出しで加工は一切していないのだが「この色好きだなあ」という風合いで撮れるのが、D-LUX Typ-109 の良いところ。 マイクロフォーサーズという決して大きくはないセンサーながらも、こういったアンダーめな写真も、黒が潰れることなく綺麗に撮影できている。 わりと逆光にも強いのも D-LUX Typ-109 の良いところだと思う。 江ノ島に移動、ついに上陸 単焦点は好きでいつも使っているのだけれど、こんな感じに気軽な旅だと、広角や望遠などいくつもの単焦点レンズを持ち歩くのは、ちょっと面倒だし重たい。 このカメラはコンデジなので、ズームは 35mm判換算で 75mm(写真上)、広角は24mm と標準ズームレンズと同等の画角で楽しむことができる。 それでいながら通しで F値は 2. 8 と明るいので、こういった夕暮れ時でも手持ちでブレずに撮影することが可能。 江ノ島のキャンドルタワーは、夕陽が沈む絶景を臨めるフォトスポットとして人気の場所。 そこには数多くのカメラ好きが集まっていたが、コンデジはというと数える程度。 できるだけその場の空気感の伝わる写真に仕上げようと、露光を下げて夕陽を撮影。 この赤やオレンジ系の色も独特で好き。 センサーサイズが小さいという点と、手ぶれ補正機能を搭載しているという点から、手持ちでイルミネーションを撮影してもそれなりに綺麗に撮影できた(写真上)。 さすがに絞ると手持ちでは厳しいので周辺がボケているが、このサイズのコンデジにしては綺麗に撮れる。 で紹介したミニ三脚を装着すれば、ISO 200 で F 8. 0 程度で夜景を気軽に撮影することができる。 僕はいつ必要になってもいいように、ミニ三脚だけズボンのポケットに忍ばせていた。 これまではどこに行くにしても、ミラーレス一眼と重たいレンズの装備で 2kg 程度の機材を持ち歩いては旅行に海外にと飛び回っていたが、ちょっとしたプライベートの旅行とかだったら、この D-LUX Typ 109 でも十分実用に耐えるなあと感じた。 最近はこういった写真だけでなくレビュー写真にもこのカメラを用いたりしているが、ブログで見る分にはほとんどミラーレス一眼との絵の違いは分からないと思う。 これからもどんどん D-LUX Typ 109 を持ち歩こうと思っているので、また写真を撮りに行ったら記事にしたいと思います。
次のライカの8万円のコンデジってパナソニックのルミックスと、ほとんど同じですか? 機能などは。 実際いじると、パナソニックの高級コンデジによく似ていました…。 機能はほぼ同じです。 パナ ソニックの方がグリップ感がありますがライカにはグリップがありません。 ON、OFFのスイッチも同じ位置にありました。 パナソニックのLX7とほとんど同じでした…。 ライカの名前がついたものも、製造はパナソニックで行っているらしいですが。 じゃあなぜ高いんだ と質問したくなります。 LX7は4万円、ライカは8万円。 お得感があるのはLX7なんですか? 友達がデジカメを探しているらしいです。 で、友達にオススメしたいのがこの2つになりました。 でも、きっと迷うでしょうね。 安くて、高性能なデジカメと言われたので…。 しかも、ルミックスは ライカとパナソニックから出ているので…。 パナソニックとライカは、ほとんど同じようなカメラを作っているんですか? 10万円以下のカメラ 回答お願いします。 ライカのD-LUX6と、パナソニックのDMC-LX7ですね。 これはライカがパナソニックからOEM供給を受けて販売しているもので、パナソニックが製造しています。 本体下側の銘板にMade in Japanと書かれているのがその証です。 ただし画像処理の設定が違いますので、同じものを同じ条件で撮影しても、画像の見え方が若干違います。 これはライカが独特の画作りをしているから、それに合わせて変更が加えられていると捉えてもいいと思いますので、ライカユーザーでなければパナソニックのものでも何も疑問に思わないでしょう。 では価格の違いは何なのか。 これが理解に苦しむ部分だと思います。 特別に高価な素材が使われているわけではありませんので、原価で比較しようとすればまったく割に合わないものになるでしょう。 何が違うかと言えば、販売目標台数が違います。 価格を設定するに当たり、当然メーカーはその商品をいくつ売るのかということを考えに入れます。 それがなければ、金型の償却にも影響が出ます。 生産設備に同じだけかかったとしても、販売台数が少なければ1台当たりの価格は当然高くなります。 それをよく「ブランド料」などと呼ぶ方がいますが、それも間違いではないでしょう。 何らかの理由があってライカを選ばない方には無駄なものになってしまいます。 カメラをスペックで選んだり、ほかの同程度の機種と比較して選んだりするには、そもそもライカはどのモデルでも無駄になってしまいます。 ですからその方がライカのコンパクトカメラが欲しいというのでなければ、パナソニックをお勧めした方がよいと思います。 もちろんD-LUX7も無駄ではなく、金属のボディ外板が手で持った時にひんやりとしますので、間違いなくそれだけでも高級なカメラを持っている感じはしますので、買った後の扱い方にも違いは出てくるかもしれません。 基本的にLeicaのデジタルカメララインナップは三通りに分かれます。 一つはLeica独自の仕組みを採用してるもので、Mシリーズや、Sシリーズがこれに該当します。 二つ目が基本的にOEM製品で済ませて画像エンジンの設定だけLeica独自のものにしたもので、これがフォーサーズ機や、コンデジに該当します。 三つ目がXシリーズに代表される、他者からの技術提供ををベースにLeicaで開発されたカメラですね。 基本的にLeicaのコンデジはPanasonicのOEMになります。 画像エンジンはLeica独自のチューニングは行われていますが、カメラとしてはLX7相当となるため、画像エンジンのチューニングとLeicaのバッチに魅力を感じるのなら購入するのも良いと思いますが、ベースとなる画質ではSony Cybershot RX100や、RX100M2、FUJIFILM X20と比較して劣るカメラと言えます。 LX7はプレミアムコンデジに該当するクラスではありますが、SonyやFUJIFILM、Canonがこのジャンルに本腰を入れるようになったため、基本的にはそれらのメーカーの出すモデルの一つ下のクラスのカメラとなってしまっていますね。
次のBack• 探検家にピッタリの超望遠カメラ 新登場の「ライカ V-LUX 5」は、ライカの製品ラインアップの中で最も汎用性が高い製品のひとつで、日常のさまざまなシーンで活躍します。 広角から標準、望遠、さらにはマクロまで1台で対応できるため、手間のかかるレンズ交換や重い交換レンズの持ち運びの必要もありません。 「ライカ V-LUX 5」は、高性能なズームレンズと新開発の大型の撮像素子を搭載しているのが特長で、優れた描写力を発揮します。 また、視界が明るくクリアな有機EL電子ビューファインダーとバリアングル式のタッチパネル液晶モニターを搭載し、どんなシチュエーションでも簡単かつ快適に構図を決めることができます。 ライカ V-LUX 5は幅広い用途に対応する高性能なデジタルカメラです。 コンパクトでパワフル 撮影においては、目に見えないものが、目を惹きつけるものと同じくらい重要であることがよくあります。 新しい「ライカD-LUX7」は、それをはっきりと感じさせてくれるカメラです。 軽量かつコンパクトで控え目なデザインの「ライカD-LUX7」は、高品質な光学系と最先端の技術を融合し、明るいズームレンズ「ライカDCバリオ・ズミルックス f1. 7-2. 9-34mm ASPH. 」と、フォーサーズの高画質な撮像素子との組み合わせにより、あらゆる撮影状況下で卓越した画質を実現します。 たとえコンパクトなボディのカメラでも、表現者のスキルによって優れた仕上がりを実現できることを実証する「ライカD-LUX7」は、特別な瞬間を逃さず切り撮るという、カメラ本来の役割を重視しています。 大切なものを身近にとらえる ライカC-LUXは、高精度なカメラ技術はもちろんのこと、ライトゴールドとミッドナイトブルーのカラーリングが目を引く高品位な外観デザインも魅力なモデルです。 「ライカC-LUX」は、1. 0型の撮像素子からレンズまで、すべての構成がベストマッチする最適設計になっています。
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