シンフォギア ガリィ 声優。 ティキ(戦姫絶唱シンフォギア)とは (ティキとは) [単語記事]

戦記絶唱シンフォギアXV「8話」の動画!アニメ無料視聴方法!

シンフォギア ガリィ 声優

欧州の深淵より来たりて、世界解剖計画「万象黙示録」完遂するべく自動人形()を率いシンフォギア装者達に敵対する錬金術師。 「」という言葉に対して激しいまでの憎悪を向け、奇跡を殺すと豪語する。 シンフォギアシステムの詳細やルナアタック、フロンティア事変の真相をも手中に納め、それすらも自らの計画に組み込むなど、策謀に長ける。 見た目こそ幼い少女そのものだが、錬金術の奥義にて精製したホムンクルスにオリジナルのキャロル・マールス・ディーンハイムの記憶を転写・複製するというのリインカーネイションにも似た手法で数百年にも及ぶ長き時を生きており、膨大な時間を錬金術の統括・習得と、自らの計画遂行のための暗躍に費やしてきた。 錬金術によって 四大元素 アリストテレス をはじめとする様々なエネルギーを自在に使いこなすことができ、強大な戦闘能力をその幼い肢体に秘めている。 しかし、それを扱うには蓄えてきた「想い出」を償却し使い捨てのエネルギーと変換錬成する必要がある。 また、彼女が用いるホムンクルス躯体は完璧以上に完成した個体に限定され、それ以外の存在は廃棄物として労働力の他、生体実験用の献体として扱われる もその廃棄物の内の1人である。 かつては天真爛漫を絵に描いたような少女であったが、万象黙示録の計画を進める内に自らを「オレ」と称し、目的のためなら手段を選ばない冷徹さと、不慮の事態に激情して暴走してしまう感情的な二面性の持ち主へと変貌を遂げていった。 またかつて父 の研鑽による功績を「奇跡」の一言で片付けられ、挙句異端者として火刑に処された過去を持ち、その過去自体を「消えてしまえばいい想い出」と悲観する。 その経緯もあり、目的のために非情となる一方で炎を前にかつての悲劇を想い出し涙を流す一面を持ち合わせる。 傲岸不遜な振る舞いは相変わらずだが、丸くなった部分もあり、以前なら冷徹に切り捨てていたようなものに対しても優しさを見せるようになった。 長時間の戦闘には耐えられないものの、70億の絶唱を凌駕する瞬間出力は健在であり、装者達6人がかりですら脱出が困難だったノーブルレッドの哲学の迷宮を単身で破壊、脱出した上で発生したフォニックゲインを調整することでシンフォギアを強制的に限定解除させることも可能。 加えてエルフナインとの並列演算によって複雑な術式を高速で構築し、錬金術による大技を戦闘しながら即座に発動できるようになった。 対人戦闘に限ればむしろより強力になったと言えるかもしれない。 来歴 戦姫絶唱シンフォギアGX 万象黙示録完遂の鍵となる魔剣ダインスレイフを持ち出し逃走した廃棄物の一人をオートスコアラー達と共に追跡し、その最中に邂逅した達タスクフォースS. に対して牙を剥く。 そして、オートスコアラーとアルカ・ノイズを以ってシンフォギア装者達のシンフォギアを破壊しその歌を奪っていったが、エルフナインによって強化されたシンフォギアを纏いし装者達が発現させたイグナイトモジュールの威力の前に敗北。 響達の目の前で自ら命を断つ。 残されたオートスコアラー達も引き続き彼女の命令に従いながらも、シンフォギア装者達の前に次々と敗北していった。 だが、この一連の敗北すらも彼女の計画の内であり、ダインスレイフによって強化されたシンフォギアの奏でる歌をあえてその身で受けることによってダインスレイフの呪われた旋律を手に入れるためであった。 そして、バックアップされていた自身の想い出を最後の予備躯体へインストールして復活した彼女は、躯体への負荷を度外視した高速インストールと自決の記憶による拒絶反応による負担に苛まれながらも、自らの目的遂行のために暗躍。 そしてチフォージュ・シャトー完成に必要な「ヤントラ・サルヴァスパ」入手のため、聖遺物管理特区「深淵の竜宮」へ潜入。 結果としてヤントラ・サルヴァスパの確保にこそ失敗したものの、聖遺物を喰らうネフィリムの因子をその身に宿すをヤントラ・サルヴァスパの代替として遂にチフォージュ・シャトーを起動。 同時に用済みとなったウェル博士を排除し、世界解剖へ乗り出しそれを阻止せんとする響達に刃を向ける。 彼女が掲げる万象黙示録は父から託された「世界を知れ」という遺言を、父親の無念を晴らすという解釈を経て歪ませたモノであり、錬金術の三大要素の内の2つである分解と解析を惑星規模で行う大規模錬成であった。 しかし、キャロル自身に計画完遂後の世界に興味はなく、あくまで世界の全てを解き明かしチフォージュ・シャトーに記すことによって奇跡などないと証明することが彼女の目的であった。 だが、マリア達と、自らが切り捨てたウェル博士の反撃によってシャトーは分解した世界を再構築するべく機能を変質させられる。 それを止めるため自らの手でシャトーを破壊してしまう。 そしてシャトーが瓦礫と崩れる最中にエルフナインからイザークから託された命題の独自の回答を聞かされる。 命題解明の道が断たれたことに激情した彼女は、遂には自らの想い出の全てを焼却する捨て身の覚悟でを錬成。 自爆覚悟で全てを破壊し尽くそうとするも、己が決意と仲間達の想いを乗せた響の拳の前に敗北した。 獅子機の小さな太陽にも匹敵する爆発から響に逃れさせられたものの、行方を眩ました。 碧の獅子機を創り出した副作用で想い出のほとんどを失い、記憶障害となっていたが消えゆく自分の存在が何者なのかを確かめるべく感覚器官のリンクを頼りにエルフナインの下にたどり着く。 しかし、瀕死の重傷を負った彼女もまた消えゆく命であることを悟ると、自らの躯体をエルフナインへと明け渡し、その人格は消えたかに見えた。 新たな命を得たエルフナインはキャロルの躯体をあくまで「預かり物」とみなし、いつか彼女と再会すべくS. の任務の傍ら躯体の脳領域の解析を試みていた。 そして… 戦姫絶唱シンフォギアXV は 神の力を目覚めさせるため、廃棄されたオートスコアラーに残るエネルギーを使おうとしていた。 オートスコアラーの認証を突破するためにはキャロルの身体が必要であったため、ノーブルレッドはエルフナインを未来と共に拉致、の刻印掌握による洗脳を受けたエルフナインは認証を突破してしまう。 そして用済みとなったエルフナインは心を破壊されそうになるも、キャロルの意識が一時的に復活し刻印掌握を跳ね除けそのまま気絶(上記セリフはその時のもの)。 その後、により再び始末されそうになるも、使用された廃棄躯体の中にいた達の助力を得て囚われた未来を救うために奔走。 しかし、敵の足止めを買って出た彼女達は奮戦するもノーブルレッドとのスペック差(全盛期の状態ではなかったのが大きい)により敗北。 今度こそエルフナインにトドメを刺そうとするノーブルレッドを前に絶体絶命かと思われたが、それでも 「僕がみんなのためにできることは!」と抗うエルフナインの内からダウルダブラとともに復活を果たす。 (しかも新キャラソン、黒バックのエンドクレジット付きという超豪華仕様) 第7話 直後の戦闘ではキャロルの復活を 奇跡呼ばわりして地雷を踏みぬき、更には四騎士への哀悼すら遮ったノーブルレッドを その場から一歩も動かずに追い詰める。 この場では惜しくも3人を取り逃がしてしまい、追撃しようとしたものの、エルフナインに諫められて冷静さを取り戻し、未来奪還に乗り出した。 の依り代として利用されていた未来を強引に連れ戻すと未来の身が危なく、またシャトー上に鎮座する神の力そのものが脱出においては障害であったため、キャロルはまず神の力を解体するためにシャトーを起動しようとする。 そしてシャトーを起動させるに足るフォニックゲインを賄うために、装者5名をシャトー上に呼びつけて絶唱を歌わせるが、調律役の響を欠いていたため出力が及ばなかった。 そうしている間にキャロルは稀血を摂取し回復したノーブルレッドとの再戦闘となり、またも余裕を見せながらあしらうものの、油断が生じたのかダイダロスの迷宮の発動を許し、閉じ込められてしまう。 だがキャロルはこれを 歌うことにより力づくで粉砕し、さらにはこの際発生したフォニックゲインで 装者5名を強制的に限定解除させる。 これは偶然や即興の産物ではなく、次善の策としてあらかじめ考えていたものとのこと。 ようやく展開に光明が差したところで、キャロルは消耗が限界に達し、休眠に入ってエルフナインに主導権を返すことになる。 第8話 シェム・ハが復活し、アクシデントから装者6名が月遺跡へ飛ばされ不在に。 その間再びエルフナインから主人格を一時譲り受け、単身シェム・ハに戦いを挑む。 憑依された未来を殺めることなくシェム・ハだけを覆滅するため策略を巡らせるが、シェンショウジンの能力で無効化され、あと一歩及ばず地に倒れ伏す。 第12話 バーニング・エクスドライブを発動させた装者6名が地球に帰還してからは、彼女達の味方として合流。 7人がかりでシェム・ハと互角の戦いを繰り広げるが、わずかな隙を突かれあわや全滅の窮地に。 シェム・ハが放った白銀化を黄金錬成で跳ね返し一矢報いるが、想い出を焼却し尽くしてしまい力尽きる。 響によってシェム・ハが倒された後は、脳内でエルフナインと対話。 エルフナインに忘れられたくなくてその想い出を残したことを赤裸々に語る。 そしてエルフナインに別れの言葉を告げて消えていった。 その後も7つの旋律(つまり7人のユニゾン)なら莫大な力を発揮できるという真実や、ユグドラシルシステムの仕組みを伝言として残し、最後まで人類存亡の危機を乗り越えるのに尽力し続けた。 第13話 イベントクエスト「」にてオートスコアラー共々実装。 直前に放送された『XV』最終話のテレビCMで未実装であることへの苦情を述べていたが、番組終了後に実装が発表され、伏線を即回収することになった。 そして初登場イベントシナリオ「」でオートスコアラー(レイア、ファラ)と共に正式参戦した。 本作ではこれまでのイベント正規参戦者(奏、セレナ、弦十郎、緒川、一部敵キャラ達)同様に並行世界の住人として登場する。 本作ではアダムやサンジェルマン同様に「錬金術協会」の所属錬金術師としてチフォージュ・シャトーの研究を行っていた。 そのため当初は原典の時のように「父の無念を晴らす」目的で動いていたが、バックアップ用ホムンクルスであるノエルがダインスレイフに浸食され生み出した黒騎士を使いオートスコアラーを圧倒して追放される。 その後、「想い出」を焼却し使い捨てのエネルギーと変換して逃げ延び追われていたとこと、偶然オートスコアラー迎撃に向かった奏が追っ手を退けるが、運悪くそこへキャロルの保護に向かうようアダムの指示を受けたサンジェルマン達と鉢合わせになり戦闘を行う。 だが、今回の事件に裏があると読んだサンジェルマンと奏(サンジェルマン達はアダムから事情を知らされており、奏は「」でキャロルと戦闘経験があったため今回の遭遇に違和感を覚えた)情報交換することになる。 そして奏とサンジェルマン達、そして事情を知り駆け付けた響、翼、クリスから真相を聞き共闘体制を取る。 その後、新たなる力「 ファウストローブtypeラピス・フィロソフィカス」を使い事件解決に貢献。 解決後は司法取引を受け、解決に貢献したため刑は軽くなる。 そして今後自身の目的が「 父親の無念を晴らす為の復讐」から「 父と共に様々な世界を知りたい」というものに変化しておりまた、最初期の「 呪いの殺戮者」やXVの「 奇蹟の殺戮者」という自信の肩書きを「 奇蹟の完築者」と名乗るようになった。。 その後、錬金術協会に再度所属して研究に勤しむようになり普段はツンツンしている描写が多いが、生きていたオートスコアラーの前では微笑む描写があるなど一種のキャラになっておりまた、錬金術師同士の関係か故かと犬猿の仲の関係となっている。 但しイベントクエスト「聖なる誓いの合重唱」ではプレラーティがカリオストロとアダムを助けたい思いのためプレラーティがチフォージュシャトーに赴き頭を下げて助けを求めたことがある。 「最終章」では錬金術協会から敵組織「ウロボロス」を倒すべく援軍としてアダムやサンジェルマン、オートスコアラーと共に響達を援護した。 先にイベントで出て来たサンジェルマン達より遅れて参戦したためか見せ場は多くさらに新曲「 五線譜のサンクチュアリ」を引っ提げて現れるなど活躍シーンは多く後のミニイベント『復活のダウルダブラ』でダウルダブラの使用可能となったが、思い出不足の影響で成長を抑えた状態となっておりイベントクエスト「」で。 後にサンジェルマンに次ぐ響とユニゾンドライブギアを実装、さらに2019年に公開されたミニイベント「クリスマス キャロル」という安直なネーミングでガリィと共に錬金術協会関連のクリスマスイベントキャラとしてまさかの登場となった(おそらくキャロルは前述通りクリスマス童話「」から、オートスコアラーで唯一登場となったガリィはフィギュアスケートの戦闘スタイルと思われる)。 後に また、メモリアカードでは に乗じたり、2020年の正月では並行世界へ新年のあいさつに来た響とマリア達にサンジェルマンを連れて 新年のあいさつに現れさらにを連れて 晴れ着姿で初もうでに行くなど 日本文化に興味がある一面を持つ(これはガリィの時にあった生け花と同じである。 更に2020年3月3日に奏者恒例のバースデーイベントメモリアカードが排出されたことから キャロルの誕生日が3月3日のひな祭り生まれと判明した。 ファウストローブ:ダウルダブラ に於けるダーナ神族の最高神、の振るいし金の竪琴の聖遺物。 詳細はを参照。 危機的状況の中、アダムが残してくれた 思い出のバックアップ、偶然通信を残した エルフナインの主導権返還、そして、今回聖遺物の代用品となった ラピス・フィロソフィカスの3つを使い生まれたキャロルの新たなる姿。 その外見はキャロルの頃の闇の象徴と思える紫基調から一転、純白ととれる輝かしく荘厳な姿に変わる(この時、GXの頃のように大人の姿にはならず本来の姿になる)。 武器もダグザ時代の弦を使った接近戦からオートスコアラーを象徴させるラピス・フィロソフィカスを使った遠距離主体の戦法に変わった。 余談 彼女の名前には英語、ラテン語、ギリシャ語、ドイツ語などの複数の単語が含まれており、その中にはのプレイヤーキャラである、の名が秘められている。 なお、WA5はシンフォギアの原作者である、が初めて共演した作品でもあり、同作のキーパーソンである「ジョニー・アップルシード」に関連したワードである林檎もミドルネームである「マールス」に含まれている。 また担当声優の水瀬はの他、上松が制作に関与しているシリーズでも端役で出演経験がある。 以下公式サイトの用語解説から引用 最終決戦で彼女が錬成した碧の獅子機の元ネタは錬金術の用語の緑のライオン、つまり カオスの段階の原物質を意味し、それが火 を吐くことは万物の究極的完成 終焉 をもたらすという。 関連イラスト.

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【シンフォギアXD】コラボイベント情報まとめ

シンフォギア ガリィ 声優

戦姫絶唱シンフォギア ジャンル 、、 アニメ:戦姫絶唱シンフォギア(第1期) 戦姫絶唱シンフォギアG(第2期) 戦姫絶唱シンフォギアGX(第3期) 戦姫絶唱シンフォギアAXZ(第4期) 戦姫絶唱シンフォギアXV(第5期) 原作 、 監督 (第1期) (第2期 - 第5期) シリーズ構成 金子彰史 キャラクターデザイン 吉井ダン(原案) 小池智史(第1期) 藤本さとる(第2期 - 第5期) メカニックデザイン (第1期) 大河広行(第2期 - 第5期) 川原智弘(第2期・第3期・第5期) 音楽 アニメーション制作 製作 Project シンフォギア(第1期) Project シンフォギアG(第2期) Project シンフォギアGX(第3期) Project シンフォギアAXZ(第4期) Project シンフォギアXV(第5期) 放送局 ほか 放送期間 第1期:1月 - 3月 第2期:7月 - 9月 第3期:7月 - 9月 第4期:7月 - 10月 第5期:7月 - 9月 話数 第1期:全13話 第2期:全13話 第3期:全13話 第4期:全13話 第5期:全13話 漫画:戦姫絶唱シンフォギア 原作・原案など 上松範康・金子彰史(原作) 金子彰史(脚本) 作画 吉井ダン 出版社 掲載誌 レーベル 発表号 Vol. 4 - Vol. 19 巻数 全3巻 - プロジェクト ・ ポータル ・ 『 戦姫絶唱シンフォギア』(せんきぜっしょうシンフォギア)は、制作によるの。 であるが初めてテレビアニメの原作を手掛ける。 1月から3月まで第1期『 戦姫絶唱シンフォギア』、7月から9月まで第2期『 戦姫絶唱シンフォギアG』(せんきぜっしょうシンフォギア ジー)、7月から9月まで第3期『 戦姫絶唱シンフォギアGX』(せんきぜっしょうシンフォギア ジーエックス)、7月から9月まで第4期『 戦姫絶唱シンフォギアAXZ』(せんきぜっしょうシンフォギアアクシズ)、7月から9月まで第5期『 戦姫絶唱シンフォギアXV』(せんきぜっしょうシンフォギア エクシヴ)が放送された。 企画経緯 上松は当初4、5本ほどのアニメ企画を作ったが、音楽を専門にやってきた自分では「物語としての構築」は難しく思い、より具体的なものとするため、に原作・シリーズ構成を依頼したという。 その企画の1つである「女の子たちが歌を歌って召喚したものを、自らの身体に憑依させて戦う」という「変身ヒロインもの」は内容が壮大なものであったが、金子は上松の考えた世界観を可能な限り盛り込みつつ再構築し、全13話に収めている。 その全13話分のをたった1週間ほどで仕上げたことから、上松もその熱意には面食らってしまったと語っている。 『』や『』・『』などのライブシーンが話題となった作品が続々と出てくることを受け、 「ライブとアニメが融合した作品はヒット作になりうる」という確信の基に上松は企画を固めていったという。 ただし、これら既存の「アーティストを主役としたライブシーン」とは全く違った演出や「会場が一体となったライブシーン」を、本作では提案したいと述べている。 キャラクター原案には、魅力的な女の子を描けるだけでなく「女の子とメカの融合されたデザイン」にも才能があるとして、吉井ダンを選んだという。 また、美術・背景設定なども作品の重要な要素であると位置づけ、「では出せない味を出す」ということを目的に、デザイナーにはのなどを採用している。 脚本は第3期までは金子が一人で執筆していたが、第4期では金子が序盤の回執筆中に急病に倒れ、急遽他の脚本家が参加することとなった。 あらすじ 第1期 女子中学生の 立花響は、 天羽奏と 風鳴翼による人気ボーカルユニット ツヴァイウィングのライブを楽しんでいた。 だがその最中、人を飲み込んで炭素に変えてしまう認定特異災害 ノイズが発生し、観客たちを次々と襲い始める。 大混乱の会場で響が見たものは、歌を口ずさみながらプロテクターに身を包み、ノイズと戦うツヴァイウィングの2人の姿だった。 そして逃げ遅れて重傷を負った響を救うため、奏は自らの命と引き換えに絶唱を歌い、ノイズを殲滅させる。 それから2年後、響は親友の 小日向未来と共に憧れの翼のいる私立リディアン音楽院の高等科へ進学するが、街中でまたもノイズと出くわしてしまう。 追い詰められた響は、2年前に奏が歌っていたあの歌 聖詠を口ずさむ。 すると、眩い光と共に響の身体を特殊なプロテクターが包み込んだ。 それは、ノイズに対抗する唯一の力にして奏の置き土産 シンフォギアシステムだった。 響は自身の変化に戸惑うままノイズから逃げ惑うが、そこへ現れた翼によって救出され、なし崩しに特異災害対策機動部二課へ連行される。 そこで自分を取り巻く事情を知った響は、奏に代わって自らに宿ったシンフォギア ガングニールの装者として戦う道を選ぶ。 遺されたツヴァイウィングの1人である翼との軋轢、謎の少女の 雪音クリスとの戦い、そしてかけがえのない親友の未来との仲違い、謎の女の フィーネが張り巡らせた策謀といった数々の困難を響は乗り越え、人として戦士として徐々に成長していく。 そのまっすぐな姿に頑なだった翼やクリスの心もいつしか変えられ、響たち3人は策謀を結実したフィーネとの決戦に臨んだ。 しかしクリスに続き翼が倒れ、響もその現実に打ちのめされ戦意を失う。 そんな彼女たちを救ったのは未来たちが歌うリディアンの校歌が引き起こした「奇跡」だった。 守りたい人々の思いを受けた響は再びフィーネの前に立ち塞がり、同じく復活した翼やクリスと共に エクスドライブ状態のシンフォギアを装着、フィーネの野望を打ち砕く。 フィーネが最後に目論んだ月の欠片による地上破壊を阻止した響たち3人は行方不明となるが、やがて生還を果たすのだった。 第2期 フィーネの策謀「ルナアタック」を阻止した響たちの戦いから3か月後、人類はノイズへの対策を講じていたが、その要となる聖遺物 ソロモンの杖の強奪事件が発生する。 その同日、来日した歌姫の マリア・カデンツァヴナ・イヴとの合同ライブ中だった翼の前に、ノイズが出現。 そして翼と観客たちの前で、マリアはシンフォギア「ガングニール」を纏うと、 組織「フィーネ」の名を掲げ、全世界への宣戦布告を行う。 アメリカの聖遺物研究機関「F. 」が擁していたフィーネの器になる可能性を持つ者 レセプターチルドレンの一人であり、ルナアタックの影響による月の落下で地球が壊滅することを知るマリアは、指導者の ナスターシャ教授、マリアと同じくレセプターチルドレンかつ装者である 月読調と 暁切歌、協力者の ウェル博士らと共に、人類を救うための手段「フロンティア計画」を実行すべく決起したのであった。 マリアたちと戦うこととなった響はシンフォギアを纏うが、聖遺物との融合体でもある彼女の状態は不安定であり、度重なる装者としての戦いで体内の聖遺物が体を蝕んでいく。 二課に所属し学校生活で日常を手にしていたクリスも、かつてソロモンの杖を起動させた自責の念に駆られていく。 その一方で「転生したフィーネ」を演じる重圧に苦しむマリア、巫女フィーネのものと思しき力を発現する切歌、そして「英雄として世界に君臨する」という野心に取り憑かれたウェルのもと、組織の当初の理想は揺らぎ始める。 そんな中、組織に拘束された未来が、聖遺物の力を消失させる「神獣鏡」の装者へと仕立て上げられてしまう。 周囲の制止を振り切って出撃した響は操られた未来と戦い、その未来の攻撃を利用して救出に成功するも同時に胸のガングニールも消え、装者としての力も失った。 未来の放った力は古代遺跡 フロンティアの封印解除を目的とするものであり、起動したフロンティアの力を操るウェルの暴走で月の落下が早められる。 ナスターシャも宇宙へと放逐され、怒ったマリアはウェルに報復しようとしたが生身のまま駆け付けた響が制止した。 その時、響の聖詠でマリアが纏うガングニールが響に装着される現象が起こり、響は装者として復活。 一方でマリアは無力さに失意したが、亡き妹 セレナ・カデンァヴナ・イヴの幻影に勇気づけられ世界に向けて歌い、地球のすべての人々、70億の歌が喚起され膨大なフォニックゲインの励起現象が発生する。 その力が、人類を全滅させてまで「英雄」になろうとするウェルの野望を止めるべく立ち向かう響たちに勝機を与える。 ウェルが操る巨大 ネフィリムとの戦いに際しては、マリアの参戦で70億の絶唱を束ねた「奇跡」が生じ、6人の装者全員のエクスドライブが発現、これを討つ。 しかしウェルの悪足掻きでネフィリムがフロンティアと融合、一兆度の熱量で爆発寸前の ネフィリム・ノヴァが出現、地球はただちに滅亡の危機に瀕する。 それを救うべく、互いを理解し合った響ら6人の装者たちはネフィリムを異空間「バビロニアの宝物庫」に隔離する作戦に及んだ。 だがマリアが異空間に巻き込まれたため、6人は空間の内部からネフィリムを撃破しながら脱出。 隔離は未来の協力もあり成功し、爆発は異空間に封じられ、月の軌道もナスターシャが命を引き換えに修正したことで地球は救われる。 事態の収拾の際、響にマリアは改めてガングニールを譲る。 再び訪れた日常の中、響は胸のガングニールが消えても、奏から託された歌は無くさないと心を新たにしていた。 第3期 宇宙空間に浮かぶフロンティアの残骸からナスターシャの遺体を回収したスペースシャトルがシステムトラブルに見舞われ、に際して操縦不能となるが、緊急出動した響・翼・クリスの尽力によってスペースシャトルの不時着は成功する。 ノイズの脅威が去ったこともあり、二課はこの事件を機に直轄下の機動部隊「S. 」として再編されることとなった。 「フロンティア事変」の翌夏、日本に謎の戦闘集団が現れる。 それは キャロル・マールス・ディーンハイムと、彼女が率いる4体の (オートスコアラー)であった。 シンフォギア装者以上の戦闘能力だけでなく、シンフォギアの侵食分解能力も持つ アルカ・ノイズを使役するその一派に響たちは圧倒される。 翼、クリスのギアが分解される事態にも及び、S. 所属となった元F. の面々においてもマリアは起動するギアを所持しておらず、調、切歌もLiNKERの保有がないため出撃がままならない。 唯一稼働できる響だったが、ガングニールは「人助けの力」と拘り戦いに迷い、キャロル一派の襲撃に際しても聖詠を唱えることができずにいた。 そんな中、未来が響の眼前で自動人形に襲われ危機に瀕する。 未来の「響の歌はみんなを守る歌」との必死の呼び掛けで再びガングニールを纏った響は彼女を救うが、その戦闘で自動人形にガングニールを破壊され、昏睡状態に陥ってしまう。 一方、S. では錬金術師のもとから亡命した エルフナインによる、強化型シンフォギアの開発計画 プロジェクト・イグナイトが始まっていた。 開発の完成を目前とした折を襲撃する自動人形に対し、調と切歌が独断で出撃。 それを救うべく強化型シンフォギアを纏う翼とクリスが駆け付けアルカ・ノイズを一掃、自動人形を追い込むも代わって立ちはだかったキャロルの真の力に圧倒される。 そこへ強化型ガングニールを纏った響が参戦し、翼とクリスを鼓舞したことで3人は共に決戦機能 イグナイトモジュールの「抜剣」(起動)に成功。 イグナイトの力の前に3千体のアルカ・ノイズは瞬く間に薙ぎ払われ響によりキャロルも倒される。 キャロルは戦いを止めるように言う響の説得に応じることなく自害したが、主を失ったはずの自動人形たちは居城 で新たな動きを見せようとしていた。 その頃、響はかつて家を出て行った父親と偶然にも再会する。 装者たちはそれぞれ悩みを抱える中でも自動人形らと強化型シンフォギアの力で戦い、自分たちの問題を解決するごとに1体、また1体と撃破していく。 だがキャロルは密かに復活を遂げていた。 彼女の真の目的はイグナイトの源である ダインスレイフが発する旋律を自身と自動人形を討たせて刻むことであり、エルフナインの離反も全て計画の内であった。 にもその情報がもたらされたが、戦闘中のクリスへの通信が妨害され、最後の自動人形が倒されてしまう。 幽閉状態から脱したウェルと組んだキャロルは、遂に準備が整った世界解剖計画 万象黙示録を決行。 の上空にその威容を現したチフォージュ・シャトーの世界を分解する機能が発動する。 始まった世界の分解の進行を阻止すべくキャロルに立ち向かう響たち装者。 思い出を焼却する事で絶唱級の攻撃を連発するキャロルの圧倒的な力にイグナイトの力をもってしても成す術がなかったが、別行動を取ったマリア、調、切歌によりチフォージュ・シャトーが陥落する。 それでも、あくまでキャロルは父イザークの復讐のため人類を滅ぼす道を選び、一人で70億人の絶唱に匹敵する最大の攻撃を放つ。 対する響たちは合流したマリアたちを含めた6人のイグナイトによる S2CA・ヘキサコンバージョンを発動。 かつてのネフィリム戦での「奇跡」を再現させる ジェネレイト・エクスドライブにより、シンフォギアのエクスドライブ化に至った。 だがキャロルは自ら座乗する鋼の獅子 碧の獅子機を錬成し、激戦はなおも続く。 強大な獅子機との戦いは、5人の仲間の力を受け、真のアームドギアである「巨大な鋼の拳」を発現させた響の突撃で決着となる。 キャロルは響に獅子機の爆発から救われるも行方不明となったが、記憶障害に陥りながらも重傷のエルフナインの病室に現れ、自身の写し身であるエルフナインが瀕死の状態にあると知ると、その命を救うべく自ら消滅した。 エルフナインはキャロルの体を与えられて生き長らえ、S. の任に就くこととなった。 響も改心した父親とやり直すべく、父と母との間を取り持ち、家族の問題を解決するのだった。 第4期 この項目「 戦姫絶唱シンフォギア」は に出されており、内容をより充実させるために次の点に関するが求められています。 加筆の要点 - 第4期『戦姫絶唱シンフォギアAXZ(アクシズ)』 あらすじ (貼付後は のページに依頼内容を記述してください。 記述が無いとタグは除去されます) ( 2017年10月) キャロルとの戦い「魔法少女事変」から数週間後、アルカ・ノイズを兵器利用する軍事政権国家 バルベルデに対しS. の武力介入が行われる中、響ら装者たちはこれまで歴史の影で暗躍していた錬金術師たちの組織 パヴァリア光明結社と邂逅する。 卓越した錬金術師である サンジェルマン、 カリオストロ、 プレラーティら3人の幹部、そして圧倒的な力を振るう首魁の アダム・ヴァイスハウプトを相手に苦戦を強いられながらも、装者たちは周囲の人々との絆を己の力へと変えて結社に立ち向かっていく。 そして鼓星の神門より顕現する「神の力」、オートスコアラー ティキに宿ったソレは周囲に少なくない被害を及ぼす。 だが神殺しの哲学兵装であるガングニールを纏った立花響によりティキは破壊されるが、何故か「神の力」が原罪がある筈の人間である響に宿りその身を破壊神へと変える。 仲間たちの協力により元に戻り「神の力」を破壊し、目的を阻止され激高したアダムとの決戦に挑み、リビルドや黄金錬成とされる金色に輝く響により彼は不吉な言葉を残して散った。 後のエルフナインの調査により、神獣鏡の光で響の原罪が祓われたと推測されたが、その神獣鏡の光を浴びたのは響だけでは無かった…。 第5期 ストーリーの要素はあらすじ節へ記述して下さい。 登場人物節はあらすじを書き連ねていく場所ではありません。 シンフォギア装者 主人公響をはじめとする6人のメインキャラクターの他には、過去死亡した2人が登場している。 またアニメ本編で未来が装者となったのは第2期での一時的なものであるが、便宜上この項目に含める。 第3号聖遺物のシンフォギア装者。 (第3期以降)所属。 当初は聖遺物との 融合体としての装者であったが、フロンティア事変の最中、融合体でなくなったにも関わらずガングニールを纏い、以後も装者であり続けていることから第三種 適合者となったと見做されている。 髪型は襟足が広がった、揉み上げのこめかみ辺りの左右に髪留めを付ける。 融合体となった顛末は第1期第1話より語られた。 本編より2年前、「ツヴァイウィング」のライブの観客となった響は会場に突如現れたノイズと、それを迎え討つシンフォギア装者との戦闘に巻き込まれ、生死をさまよう大怪我を負う。 胸を穿った奏のギアの破片は体内に残り、意図せずして聖遺物をその身に宿すこととなった彼女は、再びノイズと遭遇したことを切っ掛けに融合体として覚醒、シンフォギア装者として人類を守るための戦いに身を投じていく。 明るく闊達で、困っている人が居れば放ってはおけない性格。 第1期では「私、呪われてるかも」が口癖であったが第2期以降はその様子はなく、困難な状況などで「へいき、へっちゃら」とシリーズを一貫して口にしている。 学業はやや苦手で、任務の忙しさもあって課題をギリギリまで仕上げられないこともある。 「好きなものはごはん&ごはん」と自称するほど食欲は旺盛。 装者となった当初、同じ二課の装者である翼には受け入れられず、感情を抑えきれず反発した彼女の技で攻撃すらされた。 しかし翼の気持ちを深く考えた響は「奏の代わり」としてではなく一個人として支えることを決意。 最初は戦いに関して素人同然だった響だったが、弦十郎の下で戦闘訓練を受け、クリスとの戦いを経て「戦う覚悟」を決め、一人前の戦士として成長していく。 過去、上記のライブ会場の事件でただ一人が生き残ったことで、死者の遺族から生じた妬みが社会現象となり、居宅の物的被害に及ぶほどの迫害や、響本人は学校内でのいじめを受けている。 また迫害を受けることを苦にして出奔した父親 立花洸とは再会しても失望する結果となったが、「人と繋がること」を信条とする彼女はその真っ直ぐな心で苦難を乗り越え、装者として戦う相手にも理解を求め、時に敵であった者の心すら変えていく。 組織「フィーネ」やキャロル一派を陰で支援していたパヴァリア光明結社との戦いが描かれた第4期では、互いの譲れない正義のために幾度となく衝突した結社の錬金術師サンジェルマンとの共闘を実現させるも、「神の力」が自身に宿るという謎の現象によってディバインウェポン 破壊神ヒビキとなり暴走してしまう。 他の装者5人をはじめとするS. メンバーとサンジェルマンの奮戦、そして未来の叫びによって「神の力」から解放された後は、怒りのままに暴れまわる結社の首魁アダム・ヴァイスハウプトを5人の仲間たちの力を借りて粉砕、戦いに終止符を打って17歳の誕生日の祝福を無事受けた。 五期においてヴァネッサ達のダイダロスエンドに、窮地に立たされたものの胸の中のサンジェルマンの言葉により奮起し、新たな機能「アマルガム」を発現するにいたる。 使用ギア:ガングニール 第3号聖遺物ガングニールの欠片から構成されるシンフォギア。 メインカラーは橙色。 聖詠は「Balwisyall Nescell gungnir tron」。 現在、響が使用するガングニールはかつてマリアが使用していた機体であり、型式番号は「SG-r03' Gungnir」となっている。 第1期を通じて響が纏ったガングニールは奏から継承したギア であったが、第2期第10話の未来との戦いで消失した。 融合体時のギアは奏のものが由来であり同一に等しかったが、その外見は頭部左右に角のように頂くヘッドギアや腕部装甲などの基本的な形状やボディカラーなど以外は、響独自の形状となった部分も多い。 装者のパーソナリティが反映されるシンフォギアの性質から、初めて元マリアの同型機を纏った際にも、消失したガングニールとまったく同じ形状・機体色となった。 響のアームドギアは装者の中で最も異質である。 当初、響はアームドギアを形成することができなかったが、練度が上がっても通常の戦闘では本来の武器である槍を形成することはなく、シリーズを一貫して徒手空拳の格闘が彼女の戦闘スタイルとなっている。 これは響が 誰かと手を繋ぎ合うことを第一に考えるが故に生まれた特性となっているが、戦いを経るに連れてギミックが発現し、両腕部には武装ユニットとして弾性で作動するハンマーパーツ、両足の脛部にも同様の仕組みのパワージャッキが備わった。 それらは予備動作で引絞り、弾くことでパンチのインパクトの破壊力や脚力を強化させる機構となっており、より長く引絞ればそれだけ威力が増大する。 弦十郎に師事した我流のをシンフォギアで強化された身体能力で発揮する響は、それに絡めて上記機構を用いた技を繰り出す。 腰部ユニット後方に装備する二基のバーニアをジャンプしての滑空飛行や攻撃のための突進に用いるが、この推力をくわえたハンマーパーツのパンチの威力は打撃を受けたクリスをして「絶唱に匹敵しかねない」と言わしめたほどである。 脚部ユニットのパワージャッキは着地時などの衝撃吸収や跳躍時の加速力付加、飛距離の延長、そしてキックの威力の強化にも用いられる多目的機構である。 腕部ユニットのハンマーパーツも攻撃が主用途の武装ユニットだが、響の直観的な運用により、空中における軌道修正に代わりに使われたこともある。 融合が進行した状態においては、脚部ユニットのパワージャッキの特殊運用(インパクトハイク )を連続使用し、腰部バーニアとの併用で疑似的ながらも空中戦を行った。 エクスドライブモードにおいては、他のシンフォギア同様、光翼を展開させ完全な飛行が可能となる。 また腕部ユニットのギミックによる近接打撃攻撃のみならず、繰り出した拳から直接エネルギーを射出して、街を埋め尽くすほどの大量のノイズを一気に殲滅できるほどの広域・遠距離攻撃を行っている。 第1期でのルナアタックにてエクスドライブの発現を経た為か、第2期では通常モードがすでに以前とは違う形に変化した状態で登場した。 外観上はカラーリングの変化と共にマフラー状のパーツが追加されたことが目立っており、出力の向上に従って性能自体も上がった。 明確なアームドギアがないことは変わらずとも、腕部ユニットにはさらにギミックが追加され、それらを展開した際には拳撃のための武装ユニットとも言える形状に変形する。 追加ギミックは、ナックルガード、内臓式のスクリューのような軸回転機構(腕に巻かれた環状パーツ2基が互いに反回転する)、および肘部後方に噴射口を設ける2基のバーニアである。 ハンマーパーツの作動機構は従来通りで追加ギミックを展開せずともそれ単独の作動で攻撃することもできるが、全ての機能を発動させることでより強力なパンチを放つことが可能となった。 ガングニールを纏う響の絶唱特性はアニメ本編中では明言されていないものの「エネルギーベクトルの操作」に類するものとされており 、その特性が故にルナアタック時に翼・クリスとともに絶唱を放ち月の欠片を破壊しながらも、ギアからの負荷が低減されたため生還を果たした。 第2期ではその現象から着想を得て、響を中心とする複数の装者の絶唱を一つにまとめて放つコンビネーション「S2CA Superb Song Combination Arts 」が編み出されており、エネルギーの拡散攻撃や強化されたガングニールの必殺パンチの形で放たれている。 その際、絶唱エネルギーを収束・チャージする響のガングニールには装甲各部が展開する特別な形状の変化が現れる。 さらにその上で必殺パンチを放つ響は、両腕部ユニットを合体させ右腕に装着する固有の予備動作を行い、内臓軸回転スクリューが大型化した4本のピックを有する特殊な武装形態へと変形させる。 通常の攻撃では歯が立たない分裂・増殖タイプのノイズに対して翼・クリスとのコンビネーションである「S2CA・トライバースト」を仕掛けた際には、腰部バーニアの噴射による突進から収束した全エネルギーを込めたパンチをとどめに打ち込み、敵ノイズを完全に消滅させた。 「S2CA」は響が融合症例でなくなった後にも使用されており、ネフィリムやキャロル、アダムなどの強大な敵に対する装者たちの切り札となっている。 響が融合症例であった頃は、ギアそのものが体組織と固着・融合している状態であり、装着する度にギアは彼女の肉体を侵食し、やがては生命すら失うことが危惧されていた。 および、人と聖遺物との融合体としての変質に苛まれており、響そのものをシンフォギアへと変えつつあった。 その影響で、生身でノイズに触れても炭素化が起こらない、ギアを纏えば制御できない膨大なエネルギーが放出され周囲に影響を及ぼすほどの高熱をもたらす(スポンティニアス・コンバッション )、などの現象が発現している。 未来の纏う神獣鏡の攻撃によって「響の体内のガングニール」は消失し彼女は融合体ではなくなるが、同時に装者としての力も失った。 しかしその後、同型のギアを有するマリアから制御権を乗っ取る形で装着に成功 し、ネフィリム・ノヴァ撃破後には正式に譲渡された。 第3期では第2期での形態変化と同様に、基本的な形状はそのままだがカラーリングも含んで細部に違いのある形での登場となり、臍部を露出したデザインとなった。 また第3期では新たなシンフォギアの決戦機能「イグナイトモジュール」が登場しており、キャロルとの初戦でその力を発動した響は必殺パンチから連続して飛び蹴りを繰り出しているが、イグナイトのガングニールには脚部にもバーニアが設けられており、その推力も加えた蹴撃でキャロルを降している。 その後のキャロルとの決戦では、共にエクスドライブを発動した他の装者5人のギアのエネルギーを受けて巨大な拳型のアームドギアを形成し、 繋ぐ手を武器とする響は真の意味でアームドギアを持つに至った。 第4期では腕部ユニットを固有の形状に変形させた上で軸回転させ、ドリルのように繰り出す新技を見せている。 また首のマフラーに攻撃機能が追加されており、黄色く光を放つマフラーを振るってアルカ・ノイズを切り裂く技も見せた。 他にも、脚部パワージャッキを腕部ハンマーパーツ同様に使用し、蹴撃の威力を強化したキックで分裂能力をもつ八首のノイズの分体にとどめの一撃を放っている。 5期では更に形状が変化しており、インナーやギアに金色のパーツが配置され更に両腕の軸回転機構を変化させての水中移動も可能となっている。 アダムとの戦いでは、リビルドによりエクスドライブに匹敵する力を一時的に得るも反動汚染により機能不全となった。 だが仲間たち5人の装者のエネルギーを受け取ることで出力が補なわれ、響の 繋ぐ力の応用により他の装者の技を繰り出して 窮地を脱した。 さらに錬金術師たちの黄金錬成の力までも使用する現象を見せている。 この時、機能不全のガングニールの機体色は灰色となったが、他装者の力を受け取った際には虹色のオーラを纏い、黄金錬成がもたらされた際には機体全体が金色となった。 なお、響が単体で繰り出す必殺技には他の装者のような名称が存在せず、彼女の場合名称があるのは他の装者との合体技や、他者から何らかの力を得て繰り出す技のみである。 ただし、スマートフォンゲーム『』では他の装者に合わせて名称が設定されており、家庭用ゲーム『』では、腕部ハンマーパーツの作動による掌底打撃や、脚部パワージャッキを引絞った状態で上段蹴りを放ち、ヒット後のその作動で威力を倍加させる技を見せている。 技一覧 Vitalization エクスドライブ化した装者6人のパワーをもって放たれる合体技。 翼・クリス・マリア・調・切歌の5人と共に手を繋いで放たれる一撃。 マリアと響のギアの各部パーツが分離してそれぞれ巨大な金の右手と銀の左手を形成、6人をその両手で包んだ状態で軸回転しながら突進を続け、敵を貫く。 Glorious Break エクスドライブモードの装者6人のパワーをもって放たれる合体技。 他の装者5人のエネルギーを受けた響が真のアームドギアである巨大な鋼の拳を形成した状態で開始される。 鋼の拳は一端分解され、響を中心にパーツが集まり各装者の色のエネルギー膜が展開、装甲と虹色のエネルギー膜を外殻とするさらに巨大な拳型のアームドギアが各部にバーニアを備えて再形成される。 響を覆うように形成された鋼の拳は全バーニアを噴射して彼女と共に突進、その推力と装者6人のエネルギーが込められた一撃で敵を貫く。 TRINITY RESONANCE イグナイトモードで翼・クリスと共に放たれる合体技。 天羽々斬の刀身の上に響が乗った状態で刀身が変形・巨大化。 その後方でクリスが大型ミサイルとその発射台を形成し、翼とクリスのアームドギアの連結によってミサイルを推進器とするシャトル状の機体が完成する。 響が機体の甲板部に設けられたカタパルトに乗り、発進を担うクリスによって機体が敵に向かって突進。 次いでカタパルトから響が射出され、イグナイト・ガングニールの必殺キックが浴びせられる。 さらに翼が乗る天羽々斬が変形した機体がイチイバルのミサイルによる加速が続くまま、その鋭利な機首で突貫攻撃を行う。 必愛デュオシャウト イグナイトモードで放たれる、切歌とのユニゾンによる合体技。 響が腰部バーニアを全開噴射して相手に拳を撃ち込み、突進。 肩部ユニットのの噴射で追う切歌が響と両足裏を合わせてギアを連結させ、響が拳を相手にめり込ませたまま、二人の推力できりもみ回転しながら地面に叩きこむ。 サンジェルマンとの戦いの決め技となった。 TESTAMENT アダムをして黄金錬成と称される金色のガングニールを纏って繰り出した技。 腕部ハンマーパーツのギミックを用いた連続パンチを叩き込み、最後は両腕で同時に放つパンチで撃ち貫く。 何十発ものパンチのラッシュは巨大な怪物と化したアダムを空中に持ち上げていくほどの威力を見せた。 完全聖遺物の一つ。 移送任務の際に一度はデュランダルの起動に成功した響であったが、同時にそれを手にすることで暴走を引き起こし、躊躇うことなく力を振るう自分を危惧していた。 フィーネとの最終決戦で翼とクリスの機転により奪還したデュランダルを再び手にし暴走を起こすも、共に戦い支えてくれる仲間達の励みにより破壊衝動を抑え、完全制御に成功した。 Synchrogazer 仲間たちに支えられ暴走を乗り越えた響が放つ、ガングニールとデュランダルの共鳴により引き出されたエネルギーを込めた一振り。 その一撃を受けたフィーネの攻撃躯体「黙示録の赤き竜」は、内包する無限の再生能力を有する完全聖遺物ネフシュタンの鎧と、無尽のエネルギー生成能力を有するデュランダルの特性が衝突して発生した対消滅によって完全に破壊された。 6人の装者の中ではベテラン格、マリアに次ぐ年長者。 第1号聖遺物 のシンフォギア装者であり、世界でも数少ない第一種適合者である。 (第3期以降)所属。 ツインボーカルユニット「ツヴァイウィング」の一人だったが、パートナーの奏の死後にはソロ歌手として活動を続けている。 長髪と左側で結わえたサイドポニーが特徴。 物語の開始以前から奏と共に特異災害と戦い続けており、人類を守護する「(さきもり)」としての使命を重く受け止めている。 アニメ第1期では、奏の戦死に伴う自責の念から感情を捨て「剣(つるぎ)」で在り続けることを誓っていたが、やがて失われた命が次代に受け継がれるために「剣」が人々を守る意味があると悟っていく。 第二次世界大戦当時から聖遺物の研究を続ける「風鳴機関」を統べる風鳴一族の嫡子であり、機関の流れを組む特異災害対策機動部二課とは幼い頃から所縁があった。 第1期時点の12年前、二課所有の「天羽々斬」を偶然にも覚醒させたのは当時の彼女の歌である。 その後、シンフォギア装者となった彼女は、共にノイズと戦う奏と歌手活動も開始した。 生真面目で言動も堅く、第1期では女性らしい口調で話すことも多かったが、以後基本は男性的な口調となっている。 また浮世離れしており、響と出会うまでは同世代の友人たちと遊びに行った経験が無かったほどである。 歌手がゆえに自身の体調管理にも気を配っており、夜の9時以降は一切飲食をしないことを心掛けている。 しかし歌と戦闘以外は不得手で、部屋を片付けることができず物を散乱させてしまう、という欠点がある。 そのため緒川に日常生活の面倒を見てもらっている。 幼少期から奏の存命中まではやや内向的な性格だった。 その死去した奏に関わる事柄や、第2期で響が聖遺物の融合で死が危ぶまれると涙を禁じ得なくなるなど、感情的になる事もあった。 だが幾多の戦いの中、響やクリスといった後輩を得て、共に人類の危難を救い、ベテランの装者として頼りがいのある先輩となっていく。 第1期当初は、戦う覚悟もないままに奏の力を使う響を受け入れられず敵視すらしていたが、彼女との交流を通じて胸に秘めた「覚悟」を感じ取って戦士として認め、時にその言動に呆れつつも尊重するようになった。 第2期では引き続き歌手として活動する傍ら、年長の装者として響とクリスを先導している。 またリディアンにおいては自身を「近寄りがたい存在」として認識していたクラスメイトたちやクリスと共に学祭の準備を行うなど、他者との距離感が縮まっていた。 戦闘経験の多さから装者としての技量は高く、第2期では片膝に支障をきたした状態でガングニールのマリアと互角に戦った。 第1期で刃を交えたクリスとは、気心の知れた先輩・後輩といった間柄となっている。 第2期でウェル側に付いたと見せかけたクリスと再び戦うも、以心伝心の作戦でウェルの目を欺いて、クリスの目的であったソロモンの杖の奪還を成功させた。 その戦いの最中クリス自身、翼を「先輩」と呼んだことから、以後も彼女からはそう呼ばれている。 また第2期当時、敵であったマリアとは同じトップアーティストという立場もあり、その頃から合同ライブを行うなど関わり合いが深く、仲間となったフロンティア事変以後も、リディアンを卒業した翼が海外進出した 折のライブで共演している。 第3期で翼はイギリスでのそのライブの直後、マリアと共に魔法少女事変に遭遇して日本へと戻り、再び剣を振るうこととなった。 なお、戦いの中で自身が表向きには祖父となっている訃堂の実子であることをマリアに語ったが、法的な父親である風鳴八紘との縺れも解消しており、形だけでない父娘の絆を確信するに至っている。 事変収束後、再度アーティストとして渡英する翼だったが、八紘の特命を受けていたマリアも彼女に同行した。 第4期では、「神の力」の影響により"繭"の中に取り込まれた響が第二種特異災害に認定され、これに殺処分を言い渡す訃堂に対して正面から異を唱え、風鳴の血が流れるのを失念するなと怒る訃堂に「私の中に流れるのは天羽奏という一人の少女の生き様だけだ!」と毅然に言い放っている。 第5期において、凱旋ライブをマリアと共に行うもそこにノーブルレッドのミラアルクの襲撃を受けてしまう、二人は応戦するもその最中にミラアルクに少女を人質に取られ殺害されてしまう。 そして、自分自身にも刻印を刻まれ最終的に七万人以上の犠牲を出してしまう。 以後自身の在り方に悩むようになり、仲間たちから距離を置くようになる。 そしてシェム・ハ顕現の折、訃堂により刻印が起動されS. Gと一時対立する。 風鳴総本家の家宅捜索において、マリアと戦闘を行い、そのマリアの説得で刻印を跳ねのけ正気に戻るも父・八紘を喪う。 使用ギア:天羽々斬(あめのはばきり) 聖遺物天羽々斬の破片から構成されるシンフォギア。 メインカラーは青。 聖詠は「Imyuteus amenohabakiri tron」。 型式番号は「SG-r01 Amenohabakiri」。 アームドギアは日本刀状の剣をはじめとした斬撃武器類で、脚部装甲から取り出す柄状の形態から各種刀剣に変形する。 小刀状のアームドギアは投擲にも用いられ、両脚部に装備されたブレードによる斬撃も行う。 両脚部のブレードにはバーニアも備えられており、ジャンプの際の空中機動の他、地上・水上をホバー走行することが可能。 翼の技量も相まって、斬撃による切れ味と、機動力に優れたギアとして高い性能を発揮する。 またオートバイの運転にも長ける翼は乗車したままギアを纏い、連携した技まで繰り出す。 絶唱は本来アームドギアから圧縮エネルギーを放つ ものであるが、シンフォギアとその装者を中心として放射状に直接エネルギーを放つこともできる。 翼はクリスとの初戦、自爆にも近い形でその絶唱を発動した。 ルナアタック時、月の欠片を破壊する際にはエクスドライブモードで絶唱を発動、天ノ逆鱗時を上回る大きさまでアームドギアを巨大化させ一撃を放っている。 第2期以降のエクスドライブにおいては巨大化した脚部ブレードを装備している。 技名に「ノ」が多いのは太刀筋に似ているからで、彼女のお気に入りの曲「恋の桶狭間」の歌詞から一部付けられているらしい。 技一覧 逆羅刹 逆立ちと同時に横回転し、展開した脚部のブレードで周囲を切り裂く。 影縫い 敵の影にを打ち込み、動きを封じる。 影ができる光の下でなければ使えないほか、対人奥義ゆえ破壊神ヒビキといった人外には効果はゼロではないものの薄い。 元は緒川が得意とする銃を用いての忍法だが、翼はその利便性に惚れ込み3年がかりで小刀での影縫いを習得した。 千ノ落涙 空間から大量の青いエネルギー剣を具現化し、上空から落下させ広範囲を攻撃する。 蒼ノ一閃 大型化させた大剣状のアームドギアを振るい、巨大な青いエネルギー刃を放ち標的を両断する。 エクスドライブモードでは威力・射程が飛躍的に上昇している。 天ノ逆鱗 空中で投擲したアームドギアを巨大な刃(剣状であるが柄がない)として形成し、その後部を蹴り込む翼ごと切先で敵に突貫する。 巨大な刃には6基のバーニアが設けられており、蹴り込む翼も脚部ブレードのバーニアを噴かして全推力が攻撃に用いられる。 なお、巨大な刃のアームドギアは側面を盾のように使うことで防御手段としても有用性を発揮する。 炎鳥極翔斬 両手に携えた直剣のアームドギアから火炎を放出、自身を青い火の鳥と化して突貫する。 荷電粒子砲「カ・ディンギル」を撃破した。 蒼ノ一閃 滅破 エクスドライブモードで放たれた蒼ノ一閃の強化バージョン。 アームドギアは更に大型となり、威力も格段に増している。 乱れ影縫い エクスドライブモードで千ノ落涙を放った後、影縫いを使い広範囲を拘束する。 風輪火斬 脚部ブレードのバーニアによるホバー走行の突進から、2本のアームドギアの柄を繋ぎ合わせて双刃刀へと変形させ、炎を纏わせながら振り回し斬りかかる。 風輪火斬 月煌 青い炎を纏った風輪火斬の強化版。 発動時の前口上は「風鳴る刃、輪を結び、火翼を以て斬り荒ぶ。 月よ、煌めけ! 騎刃ノ一閃 バイクに搭乗した状態で前方に脚部のブレードを巨大な刃状に展開・結合し、突進して対象を切断する。 騎刃ノ一閃・旋 「騎刃ノ一閃」のバリエーション。 上記同様にバイクに搭乗した状態で脚部のブレードを展開、スピンしながら突進して周囲の対象を切断する。 蒼刃罰光斬 蒼ノ一閃に用いる大剣状のアームドギアを鞘に見立てて、納刀される刀を居合で抜刀。 素早い二連撃でX字となった青いエネルギー刃を飛ばし、対象を斬り裂く。 羅刹 零ノ型 両手に携えた刀のアームドギアと脚部のブレードから炎を発し、空中で高速回転しながら突進。 対象を焼き切る。 無想三刃 脚部のブレードを展開しバーニアで縦回転しつつ刀のアームドギアを頭上に構えて突進、三つの刃で対象を斬り裂く。 炎乱逆鱗斬 双刃のアームドギアを巨大化させ、更に蒼炎を纏わせ翼自身が回転して相手に投擲をする。 絶唱・天羽々斬 真打 漫画版に登場。 アームドギアを太刀として、絶唱によるエネルギーを機動力に転化させた居合斬り。 TRINITY RESONANCE イグナイトモードで響・クリスと共に放たれる合体技。。 風月ノ疾双 イグナイトモードで放たれる、調とのユニゾンによる合体技。 それによって地上を疾走し、標的に突撃する。 プレラーティのけん玉型スペルキャスターの突撃形態と真っ向からぶつかり、撃破した。 至高善・薔薇X字 アマルガムモードで放たれる。 マリアとのユニゾンによる合体技。 マリアから放たれるエネルギーの本流と翼の斬撃が敵を捉え殲滅する。 双星ノ鉄槌 -DIASTER BLAST- 漫画版に登場した奏とのコンビネーションアーツ。 天羽々斬の刀とガングニールの槍、二振りのアームドギアによる上段から叩きつけるような同時攻撃。 (第3期以降)所属。 グラマラスで小柄な体格であり、言動は乱暴。 しばしば「ちょろくさい」を「ちょせぇ」と発言するなど独特な語彙を持つ。 髪型は襟足の左右を長く伸ばしておさげのような形としている。 第1期では完全聖遺物「の鎧」を装着して響と翼の前に立ち塞がる形で登場した。 シンフォギア装者であることが明らかとなりイチイバルを纏っても二課装者と刃を交えたが、やがて共闘してフィーネ打倒を果たす。 当初は自身の歌を「壊すことしかできない」と嫌い、亡くした両親の想いも理解できなかったが、響たちと共に戦う中、音楽を通じて平和を訴えていた両親への自身の真実の気持ちと、人が叶えるべき夢の大切さを感じ取れるまでに成長した。 8年前(第1・2期時点)に南米にて活動中の両親が紛争を原因とする爆弾で死亡、自身も現地武装組織に捕えられ捕虜生活を送った過去を持つ。 6年を経て国連軍に救出され帰国するも忽ち行方不明となり 、さらに2年を経た頃に突如二課の敵として姿を現した。 その出自から「戦争の火種を無くしたい」という想いが強く、そこに付込むフィーネに唆されて一味となり、二課装者への襲撃に及ぶ。 だが度重なる失敗でフィーネから制裁を受けて遁走、弦十郎に説得された以後は響、翼との共闘を経て二課に所属、S. への再編成後も所属装者として仲間であり続けている。 亡くなった両親は共に音楽家で父親は高名なバイオリニストであった。 そのため二課には幼少期よりシンフォギア装者候補として注目されていた。 事実、翼に並ぶ第一種適合者であり、くわえて戦闘センスは高い。 フィーネとの決戦では月を破壊する「カ・ディンギル」の粒子ビームに絶唱で対抗して生死不明となるも、完全な破壊を阻止して見せた。 短気で喧嘩っ早く悪たれた性格だが、両親が存命の幼い頃は普通の少女であった様子。 現在も私服はなものを着る。 本来の心優しい面は折りに際し表れており、フィーネのもとを追われた時に出会った迷子の兄妹には一緒に親を探すなど世話を焼いている。 フィーネに対しては愛憎相半ばする気持ちを抱いており、敵対して戦っても彼女が消滅するのを看取った際には涙を零した。 その生い立ちからか他人と触れ合うことに臆病な面もあり、遠慮なくスキンシップしてくる響に対しては、むずかりながら赤面することが度々ある。 しかし二課の一員になると同時にリディアンにも編入した第2期では、依然、他人との距離を置きがちではあるが居場所を得たとも実感している。 また同シーズンでは、犠牲者を生む元凶であるソロモンの杖を起動したことの自責の念からそれを奪還すべくウェルの傘下となるが、再び相対して戦うこととなった翼が多くを語らずとも事情を察し、結果連携して目的を成功させた。 その時の顛末が切っ掛けで翼を「先輩」と呼ぶようになり、彼女がリディアンを卒業した以後もそう呼んでいる。 第3期では3回生に進級し、キャロル一派との戦いの中、後輩として得た調・切歌たちとの絆も深め両親への想いも再認識した。 第4期ではバルベルデでの作戦行動中にかつて姉同然に慕っていたソーニャと再会するが、その弟のステファンをアルカ・ノイズの炭素分解から救うため止むを得ず足を撃って奪ってしまう。 作戦後も内心鬱屈としていたクリスだったがパヴァリア光明結社との戦いの最中、来日した姉弟と共に過去と再び向き合い、蟠りを解かした。 使用ギア:イチイバル 第2号聖遺物「イチイバル」の欠片から構成されるシンフォギア。 メインカラーは赤。 聖詠は「 Killiter Ichaival tron」。 型式番号は「SG-r02 Ichaival」。 アームドギアは本来弓となるべきものだが、武装組織の虜囚であったクリスの忌まわしき記憶の象徴であるとして発現することが多い。 その特性は「長射程広域攻撃」であり、、、などのアームドギアの形成による他に類を見ないほどの高火力での遠距離・広範囲射撃を得意とする。 アームドギアのへの形成時には、ヘッドギアが精密狙撃用に変形する機能もある。 ハンドガン型のアームドギアも形成でき、第2期よりを習得したクリス はで近接戦闘にも対応する。 第3期からは、本格的な弓のアームドギアとしても形成し使用している。 絶唱はエネルギーを広域にわたって放射する殲滅攻撃を本来の形とするが、ルナアタックにおいてカ・ディンギルに対抗した際のクリスはこれを応用して違う形で発動している。 アームドギアを大型レーザー砲に変形させるとともに、多数のエネルギーリフレクターを展開、これによりエネルギーレーザーを反射・増幅(レーザーの反射光により背面に蝶のマークが浮かぶ)した一点集中砲撃として転用することで、瞬間的であるがカ・ディンギルからの一撃を真っ向から押し留める出力を発揮した。 また月の欠片の破壊の際、エクスドライブモードで発動した絶唱は、大量の大型ミサイルを生成しての一斉射撃であった。 エクスドライブモードでは、レーザーによる広域殲滅攻撃が可能なアームドギア一体型の飛行ユニットを形成して搭乗する。 乗り捨てた飛行ユニットを自爆させ、周囲の敵を一掃することも可能である。 なお生成する大型ミサイルは人の身の丈を優に超える大きさであり、ルナアタック時にクリスが乗り物代わりに使用した戦法に端を発して、しばしば装者たちがサーフィンのように乗って戦いに利用している。 技一覧 BILLION MAIDEN アームドギアとして携行型の2連装ガトリングガンを形成。 両手に構えた2丁4門による一斉掃射。 このガトリングガンは「MEGA DETH」系のミサイルの発射と同時に斉射されることも多い。 MEGA DETH PARTY 左右の腰部アーマーを展開し、内蔵の多連装射出器から追尾式小型ミサイルを一斉に発射する。 小型ミサイルの発射は大型ミサイルを発射する「MEGA DETH」系の技に織り交ぜられる場合もある。 エクスドライブモードでは飛行ユニットから多数のを一斉射撃する。 MEGA DETH QUARTET 前述のガトリングガンと腰部ミサイル射出器の展開にくわえ、背部に大型ミサイルを左右に各2基、計4基を連装する射出器を形成する。 背部射出器はも備える大型のものであり、ギア自体を地面に固定する形で射撃体勢を取る。 腰部射出器には小型ミサイル弾体を多数内蔵する三角柱状ポッドが連装され、発射されたポッドが敵集団内に達すると内蔵ミサイルが乱射される機構となっている。 全火器の一斉掃射による火力は何体もの大型ノイズを一撃で掃討できるほど強力な反面、エネルギーチャージに時間を要するため単独での使用は難しい。 GIGA ZEPPELIN 大型化させた両手のクロスボウに2連装する赤紫色のクリスタル状の矢を上空に向けて放つ。 射線上の敵を穿ちつつ一定高度に到達した矢は割れるように分裂、無数の小片があたり一面に降り注ぎ、広範囲の敵を一気に殲滅する。 RED HOT BLAZE アームドギアをスナイパーライフルに形成し、精密狙撃用に変形させたヘッドギアのスコープで捕捉した標的を撃つ。 自動人形レイアとの戦闘ではライフルそのもので殴打、意表を突く一撃を放っている。 MEGA DETH FUGA 背部に形成した固定式射出器に大型ミサイルを左右に各1基、計2基を連装して生成・射出する。 「MEGA DETH QUARTET」の縮小版であり破壊力は及ばないものの、エネルギーチャージの必要がないためリスクが軽減されている。 QUEEN'S INFERNO アームドギアとして形成した両手に携える2丁のクロスボウから多連装のエネルギー矢を掃射、高速連射する。 MEGA DETH SYMPHONY 背部に形成した固定式射出器に左右それぞれ3基、計6基の固有の形状の大型ミサイルを連装して生成。 発射したそれらが飛翔中に分裂、無数の散弾となり広範囲を攻撃する。 ARTHEMIS SPIRAL アームドギアとしてロングボウを形成し、矢の形をしたミサイルで射貫く。 イグナイトモードにて、レイアの「妹」を一撃で沈めた。 MEGA DETH INFINITY 背部に形成した射出器に左右それぞれ6基、計12基もの大型ミサイルを連装して生成、一斉掃射を行う。 場合によっては「MEGA DETH PARTY」の小型ミサイルの発射も同時に織り交ぜる。 なお「MEGA DETH」系の中でも強力な技にも関わらず、クリスの練度が上がったためか、ヘリコプターや乗り物として利用する大型ミサイルの上からアウトリガーなしに射撃している。 ARTHEMIS CAPTURE アームドギアとしてロングボウを形成し、「ARTHEMIS SPIRAL」同様の矢の形をしたミサイルを射るが、標的を串刺しにした矢から何本ものエネルギーの刃が放射状に発生、内部からも貫く。 HORNET PISTOLS リボルバー型のアームドギアから放たれる弾を、徹甲弾状に変化させ軌道を曲げて相手に攻撃する。 VVデ・レ・メタリカ アマルガムモードで使用する。 巨大な矢を撃ち、それを中心にして一定の範囲内にバリアフィールドを張る。 アーマーパージ 身に纏ったギアを強制解除し、散弾のように爆ぜたエネルギーで周囲一面を破壊する。 エネルギーリフレクター イチイパルの腰部後方ユニットに収納されている菱形の小片パーツ。 多数が収納されているそれらを機体周辺の空間に散布するように展開し、エネルギービームの反射・偏向、または遮断などに用いる。 TRINITY RESONANCE イグナイトモードで響・翼と共に放たれる合体技。。 Change the Future イグナイトモードで放たれる、マリアとのユニゾンによる合体技。 互いのギアを連結し、クリスが背部ユニットを変形させたウィングとブースターを、マリアが巨大化させた刀身によって機首を形成し、戦闘機を構築。 それによって赤いオーラを纏いながら最大加速で飛翔し、標的に突撃する。 カリオストロの突進攻撃と激突し打ち破った。 ネフシュタンの鎧 当初装着していた完全聖遺物。 クリスの装着時は鎧が白銀色で、顔の上半分にバイザーが装着される。 NIRVANA GEDON 両肩部の突起を鞭状の武器とし、黒い電撃を帯びた白いエネルギー球を先端に生成して標的に投げつけ攻撃する。 アーマーパージ 身に纏った鎧を強制解除し、散弾のように爆ぜた破片で周囲一面を破壊する。 ウクライナ出身。 ミステリアスながらも力強い歌声を持ち、デビューからわずか2か月で米国チャートの頂点まで昇りつめた新進気鋭の歌姫だったが、翼とのライブを期にノイズを率いる武装組織「フィーネ」を名乗り、全人類への宣戦布告を行った。 しかし、占拠したライブ会場の観客を避難させたり、ウェルの非情さに動揺するなど人間らしさも垣間見せる。 当初は「再誕したフィーネ」を名乗っていたが、これはLiNKER精製技術を持つウェルを組織に引き込むために、ナスターシャの指示でついていた嘘に過ぎず、仲間である調や切歌も含めて周囲を欺き続けていた。 後に人類救済のためにナスターシャと共に米国政府との講和に臨むが、反故されたことへの怒りと絶望から兵士数名を手にかけてしまう。 以降は自分の弱さを悔やみ、心を鬼にしてウェルの計略に従う。 だがその結果、現人類の殲滅を図ろうとするウェルの暴走を許し、調と切歌が刃を交えるという望まぬ事態に泣き崩れるが、調の頼みで自分を助けに来た響や、セレナの幻影に諭されて再起すると、セレナが残したギア・アガートラームを纏い、響たちと共闘した。 第3期では、に応じて「フロンティア事変の英雄」という肩書きでの立ち回りを強いられ、国連の監視下で歌手活動をしていたが、錬金術師の襲来に際してS. へ転属。 その後、エルフナインによって修復・強化されたアガートラームを纏い、キャロルや彼女が率いるオートスコアラーらと戦った。 イグナイトモジュールを始めて使った時は自身の心の闇に飲まれて一度は暴走してしまうが、その後のエルフナインとの会話で自身の心の弱さを認めることでイグナイトも無事に使いこなせるようになり、精神的に余裕を持てるようになった。 キャロルとの決着がついた後は八紘の密命を受け欧州へ向かう翼に同行した。 第4期では八紘の密命でパヴァリア光明結社の動きを探っており、バルベルデでの作戦に参加する。 その過程で最後のLiNKERを消費し後方待機を余儀なくされるが、エルフナインとの協力で新型LiNKERの精製を成功させ、調・切歌と共に戦線に復帰した。 なお装者とギアには相性が存在するため、2つのギアを纏えるマリアは「ダブルコントラクト」と呼ばれる非常に稀な装者の例である。 使用ギア:ガングニール マリアが纏う日本政府管理外のシンフォギア。 奏や響と酷似した形状をしているが、配色は黒と赤を基調としている。 聖詠は「Granzizel bilfen gungnir zizzl」。 翼とライブを行った後、その場で突如ギアを纏った姿を会場のオーデエンスはもちろん、TV中継を介して全世界に見せつけ、宣戦布告を行った。 響にはそのカラーから「黒いガングニール」と呼ばれた。 過去に了子(フィーネ)がF. に横流ししたガングニールの欠片から生み出されたもので、ギアの波形パターンは響のそれとほぼ同一。 アームドギアは奏と同様の槍で、構成ギミックも同一。 近接武器として扱え、エネルギービームを放つ必殺技も有する。 背中のマントは自在に操作・硬化させることが可能で、竜巻のように身体を回転させて攻撃に転用できるほか、全身を覆う盾として扱ったりと用途は多岐に渡る。 フロンティアの決戦では響の聖詠によって強制的に解除され、制御を乗っ取った響が使用している。 決戦後にマリアが正式に彼女へ譲ったため、以後は響が所有する。 第3期では一時的に歌えなくなった響から拝借する形で再び纏ったが、背中のマントは形成されない軽装となり、性能は以前に及ばなかった。 さらにLiNKERの投与なしの使用であったため、マリアはバックファイアで大ダメージを負った。 使用ギア: マリアが所持する白銀のシンフォギア。 聖詠は「Seilien coffin airget-lamh tron」。 型式番号は「SG-x00 Airget-lamh」。 元はセレナが装者だったが、セレナの死とともにコンバーターが破損、コアとなるアガートラームの破片は無事だったもののギア生成機能が損なわれ、F. からも情報が抹消され廃棄扱いとなったために形見としてマリアが譲り受けた。 フロンティア事変最終局面で、70億人の歌によってコアが励起し、他装者のギアと共にエクスドライブモードとして起動。 このギアの絶唱の特性「エネルギーベクトルの操作」と似通った絶唱の特性を有する響 とともに、他装者のエネルギーを調律する役割を果たした。 第3期では、エルフナインによりコンバーターの新造、イグナイトモジュール搭載などの改修が施され、正式にマリアのギアとなった。 左腕部ユニットは下腕を覆う大きな篭手で、その装甲内側で生成される短剣を肘部側から取り出しアームドギアとして振るう。 短剣は無数に生成することが可能であり、斬撃のみならず連続した投擲攻撃にも威力を発揮する。 また下記の必殺技のほか、左腕の籠手の拳で繰り出す強力なパンチや、空中に展開した複数の短剣によってそれを頂点とするバリアーを発生させる防御技など、多彩な技を持つ。 イグナイトモードでは短剣を左腕の籠手、手首部に取付け、切っ先から刃状のエネルギー弾を連射する技も見せた。 またキャロルとの決戦で見せた6人の装者の切り札である連携技「S2CA・ヘキサコンバージョン」においては、キャロルの70億のフォニックゲインを凌駕するエネルギー攻撃を利用して、イグナイトモードの6人の絶唱を加えたエネルギーを響がガングニールで束ね、マリアがアガートラームの特性で制御・再配置し「ジェネレーション・エクスドライブ」を発動、奇跡を具現化して6人をエクスドライブモードへと至らせた。 「S2CA・ヘキサコンバージョン」の発動中には、アガートラームの左腕部の籠手のカバーが開き、内部が輝く様子も見せている。 第4期では前述の絶唱特性が危機的状況で潜在的に働く様子を見せており、それによりギアからのバックファイアを軽減する能力が発現している。 響・翼・クリスの危機を救うためにLiNKERの投与なしに出撃し、あまつさえイグナイトモジュールも発動したマリアや切歌・調たちは通常なら絶唱級のバックファイアを受けることが必至であったはずが、アガートラームの能力によりマリア本人だけでなく3人とも重篤な負荷を受けることは免れている。 なお能力の発動の際には、アガートラームを纏ったマリアが特徴的な青いオーラに包まれる現象も視認されている。 輪となって回転し続ける短剣は連結が解かれさらに高速回転、それにより電流を帯びた竜巻が発生、激しい気流を纏うようにマリアが空中を飛翔、突進攻撃を行う。 竜巻の発生源である数多の短剣は、渦の前面で牙のように並び、突進する間も回転して敵を穿つ。 掌部を変形させ形成した砲身から高出力のエネルギー光波を迸らせる。 そして相手には無数の十字架状のエネルギーが襲う。 Change the Future イグナイトモードで放たれる、クリスとのユニゾンによる合体技。 詳細はクリスの欄に記載。 至高善・薔薇X字 アマルガムモードで放たれる。 翼とのユニゾンによる合体技。 詳細は翼の欄に記載。 Vitalization 響と「手を繋ぐ」ことで6人のシンフォギア装者が一体となって放つ技。 マリアの武装はを形成する。 シンフォギアシステム「シュルシャガナ」装者である後天的適合者。 黒髪ツインテールの物静かな少女。 「フィーネ」の一員で物心つく前にF. に引き取られており、両親の記憶はなく、現在の名前は所持していたのお守りから名付けられたもの。 同じような境遇の切歌とは当時から行動を共にしている。 切歌を「切ちゃん」と呼んでいる。 響のことを偽善者呼ばわりし、彼女の戦い方に否定的な態度をとる。 マリアのことを誰よりも大切に思っていて、いつフィーネ化するのか心配していたが、ウェル博士から真実を聞かされてからは、自分がやってきたことに疑問を持つようになり、フロンティアへの道中に追手の軍艦をノイズで蹂躙するウェル博士に反旗を翻す。 フロンティア浮上後は二課に一時拘束されるが、戦力不足の二課と利害が一致し協力関係を結び、響を連れてフロンティア中枢部に向かう。 実は彼女こそが真の「フィーネの器」。 自殺を図った切歌を庇ってその刃を受けたが、フィーネの魂に庇われて息を吹き返した。 その後響と合流し、彼女の優しさを信じ共闘した。 フロンティア事変後はマリアたちと共に勾留期間を経て、二課が保護観察という名目で身元を預かることになり、切歌と共にリディアンに編入している。 パヴァリア光明結社との戦いでは、ラピス・フィロソフィカスへの対抗手段であるユニゾンの特訓を受けるが、切歌への依存心から彼女以外の人間に対し心の壁を作っていたために難航していた。 しかし、任務で訪れた調神社の神主との会話と、その後のプレラーティ戦での翼からの言葉により吹っ切れ、翼とのユニゾンを成功させた。 使用ギア:シュルシャガナ 女神ザババの振るいし紅刃で、メインカラーは黒とピンク(第3期以降は白とピンク)。 聖詠は「Various shul shagana tron」。 型式番号は「SG-i01 Shul shagana」。 アームドギアは円形の鋸で、ツインテール部分に装着されている。 ブーツに内蔵された小型の車輪で地面を滑走する。 3期以降はツインテールの基部から分離したヨーヨー型の鋸もアームドギアとして使用するようになる。 切歌の「イガリマ」とは対になっており、同時運用によるユニゾンで性能を引き上げる。 また戦闘曲も似た曲調・歌詞となっている。 絶唱はギア全体が大きく変形し、無限軌道による鋸が多数出現する。 この巨大鋸は防御にも応用が利く。 武装の一部を分離して巨大なに再構成し、頭部に騎乗し操作する。 禁殺邪輪 Zあ破刃エクLィプssSS(きんせつじゃりん ザババエクリプス) 切歌との合体技。 あらかじめ切歌の両肩から放つロープで対象を絡めとり、地面に固定。 空中で調のアームドギアのヨーヨーを切歌のアームドギアの鎌の柄の先に接続し、巨大な刃が付いた車輪状に変化させ、回転させながら2人が相手に突撃をする。 風月ノ疾双 イグナイトモードで放たれる、翼とのユニゾンによる合体技。 詳細は翼の欄に記載。 ポリフィルム鋏恋夢 アマルガムモードでの放たれる、切歌とのユニゾンによる合体技。 巨大なトラばさみで相手を捕え内部の刃が球体ごと回転し相手を切り裂いていく。 シンフォギアシステム・イガリマ装者である後天的適合者。 明るく協調性のある常識人で、「〜デス」が口癖の金髪の少女。 「フィーネ」の一員で、常に調と共に行動をしている。 に引き取られる前のことは何も覚えておらず、自分の本当の誕生日も知らないことから、せめて他人の誕生日は大切にしたいと思っている。 元々ウェルには不信感を抱き信用していなかったが、戦い続けるうちにフィーネと思しき力に目覚めるようになり、マリアが嘘を告白したことで自分が「フィーネの器」になったと思い込む。 いずれフィーネに呑まれて自分が自分でなくなる前に調に何かを残さなければと焦るようになり、ウェル博士のやり方に賛同するという道を選ぶ。 しかし、袂を分かった調と相対した際に本当の器が彼女であることを知り、自己嫌悪のあまり自害を図る。 それを庇った調と和解し、ネフィリムと戦う響たちと合流し共闘した。 第3期では、調と同様に二課が身元を預かったため、共にリディアンに編入している、魔法少女事変の最中、調と些細なことから喧嘩をしてしまうがその後仲直りをし戦い抜く。 エピローグでは調と共にクリスの自宅で課題をやっていた。 使用ギア:イガリマ 女神ザババの振るいし碧刃で、メインカラーは黒と緑(3期以降は白と緑)。 聖詠は「Zeios igalima raizen tron」。 型式番号は「SG-i02 Igalima」。 魔女の帽子のようなヘッドギアと、肩部プロテクターを兼ねた小型ブースターを装着する。 アームドギアは鎌で、主に近接戦闘用の斬撃兵器。 調の「シュルシャガナ」とは対になっており、同時運用によるユニゾンで性能を引き上げる。 また戦闘曲も似た曲調・歌詞となっている。 絶唱はアームドギアが大きく変形し、あらゆる防御を無視して対象の魂を破壊する能力を持つ。 技一覧 切・呪リeッTぉ(キル・ジュリエット ) アームドギアの刃を3枚に分裂させ、ブーメランのように飛ばして左右から挟撃する。 断殺・邪刃ウォttKKK(だんさつ・ジャバウォック ) 肩のアンカーで敵を捕縛すると同時にギロチン状に変形したアームドギアをセットし、ブースターを噴射させスリングショットのように突撃して対象を切断する。 封伐・PィNo奇ぉ(ふうばつ・ピノキオ ) 肩部プロテクターを展開し、それぞれの先端に鎌を装備させて自在に操る。 双斬・死nデRぇラ(そうざん・シンデレラ ) 2本に分裂させたアームドギアをハサミのように合体させ、対象を挟み切る。 終虐・Ne破aァ乱怒(ついぎゃく・ネバーランド ) エクスドライブモードで放たれた技。 3枚の刃が付いているアームドギアを振り回し斬りかかる。 災輪・TぃN渦ぁBェル(さいりん・ティンカーベル) 肩部プロテクターからバーニアを噴射、コマのように高速回転しアームドギアで周囲を切断する。 対鎌・螺Pぅn痛ェる(ついれん・ラプンツェル) 2本のアームドギアを合体させ、三日月型の刃を左右に備える大型の鎌を形成する。 断突・怒Rぁ苦ゅラ だんとつ・ドラキュラ 空中でアームドギアを脚部に装着しエネルギーを纏わせ、肩部の小型ブースターを噴射しそのまま相手をぶち抜く。 凶鎖・スタaa魔忍イイ 二つの鎌をクロスさせて、鎖のついた手裏剣に変化させ投擲を行う。 禁殺邪輪 Zあ破刃エクLィプssSS 調との合体技。 詳細は調の欄に記載。 詳細は調の欄に記載。 必愛デュオシャウト イグナイトモードで放たれる、響とのユニゾンによる合体技。 詳細は響の欄に記載。 ポリフィルム鋏恋夢 アマルガムモードでの放たれる、切歌とのユニゾンによる合体技。 詳細は調の欄に記載。 響の幼馴染兼保護者でルームメイト。 黒髪ショートで、大きな白いリボンでハーフアップにしている。 を習うためにリディアン音楽院に進学し、2年次からの専攻を希望している。 2年前のライブに響を誘ったが、自身は家の都合により行けなくなってしまい、それによりノイズの襲撃から逃れることになった。 当初は響がシンフォギアシステムや日本政府に関わっていることを秘密にされていたが、自分と離れて行動する彼女が何か隠していることに感づいており、不信感を抱いていた。 後にクリスの襲撃に巻き込まれたことで事情を知るが、秘密を抱え込んでいた響への怒り、そして彼女に対して何もできない無力な自分自身への怒りから響と距離を置くようになる。 しかし、クリスと出会い相談したことで吹っ切れ響と和解する。 その後は弦十郎の手回しにより、外部協力者として特異災害対策機動部に出入りできるようになった。 フィーネ戦ではノイズに学園を襲撃されながらも気丈に行動し、友人たちと共にリディアンの校歌を歌って響を再起させるのに一役買う。 その戦いの中で死亡扱いとなって姿を消したという事実に苦しむが、ラストシーンにおいて響の生存を知り歓喜した。 フロンティア事変では、「フィーネ」やノイズと闘うたびにガングニールの侵蝕に苦しむ響を案じており、同時に何もできない自身の無力を嘆いていた。 そんな中、響と出かけた先のスカイタワーでウェル博士が放ったノイズによる騒動に巻き込まれ、マリアに助けられ脱出するも「フィーネ」に監禁される。 「響をこれ以上戦わせたくない」という想いをウェルに利用され、神獣鏡の装者として調整された末、フロンティアの封印を解いてしまうが、響の決死の救出行動で自分が放った光線を浴び、ギアから解放された。 最後はネフィリム・ノヴァとの戦闘の反動で動けなくなった響達に代わり、ソロモンの杖で宝物庫を閉じ全てを終わらせた。 その後も響の帰る場所「ひだまり」として、彼女を支え続けている。 だが内心蟠りも残っており、第5期においてもそれを言い出せないでいたが、エルフナインの休日の最中にそれが爆発してしまい、響と言い争いをしてしまう。 その最中アルカノイズの襲撃があり和解する暇もなくエルフナインと避難するも、響と共にバラルの呪詛から解放された「神の力」の依代たり得るという情報を掴んだ風鳴訃堂の指示により、ミラアルクにエルフナイン共々攫われてしまう。 その後チフォージュ・シャトー内にてシェム・ハの腕輪と共に「神の力」を顕現させる儀式祭壇に組み込まれ、依代になるのではなく逆に取り込まれる形で神の力を宿し、装着した神獣鏡のファウストローブに組み込まれたダイレクトフィードバックによる精神支配を受けて神「 シェム・ハ」を名乗る存在へと成り果ててしまう。 使用ギア:(シェンショウジン) F. が所有するシンフォギア。 メインカラーは紫と白。 聖詠は「Rei shen shou jing rei zizzl」。 型式番号は「SG-i03 Shenshoujing」。 ヘッドギアは獣の顎のようになっており、上下が閉じてとなり、後頭部に接続された装置からの情報をもとにした戦術パターンを表示、脳へのダイレクトフィードバックにより装者に自動実行させる。 背中に2つの長いケーブルを付けており、相手に鞭打つ攻撃が可能。 本来は他の聖遺物比べ格の低さが影響し、人が纏ってもほとんどの能力がオミットされてしまうが、未来の響を想う気持ちが凶祓いの力を強く発現させたことにより、による飛行機能行動が可能な「」、ミラーデバイスやアームドギアである扇から発せられる聖遺物由来の力を分解する光起電力効果(弦十郎曰く「聖遺物殺し」)を持った機能を解放し、対シンフォギア戦に特化した最弱にして最凶のギアとなった。 しかしステルス機能や分身といった鏡に由来するいくつかの能力はオミットされている。 フロンティア事変にて、反射されたギアのビームに響が未来と共に飛び込んだことで、響を侵食したガングニールと同様にギアは消失するに至った。 閃光 アームドギアの扇を鏡のように展開し、複数のビームを同時に放つ。 流星 脚部装甲から円形のミラーパネルのような物を形成し、腕から伸びるケーブルと接続することで極太の破壊ビームを放射する。 混沌 大量のミラーデバイスを生成し、オールレンジ攻撃を行う。 エアキャリア内のシャトルマーカーを併用することでビームを偏向することができ、敵の死角からの攻撃も可能。 作中ではこれを利用し、大量のビームを一本の巨大なものに収束することでフロンティアの封印解除に成功している。 翼とは「ツヴァイウィング」として、防人として無二の相棒だった。 姉御肌の明るい性格であり、気弱だった翼をいつも支えていた。 5年前、でノイズに襲撃された 聖遺物発掘チームの唯一の生き残り。 家族を殺したノイズへの復讐を強く望み、シンフォギアの適合者になるべく制御薬「LiNKER」を過剰投与した結果、後天的な形で適合者となった。 なおLiNKERは人体への負荷が絶大であることから、ギア装着も時間制限付きの限定的なものであり、自身を「時限式」と揶揄していたが、当時の翼はその力を「血反吐にまみれ自ら手にした力」として尊敬していた。 2年前の「ツヴァイウィング」ライブ後のノイズ戦において、ネフシュタン起動実験のためにLiNKER投与を控えていたことから時間切れに陥り、早期決着のため「絶唱」を発動。 適合係数の低さとLiNKER投与中断が重なった結果、その負荷が肉体の耐久限界を超越、全身が塵と化して死亡した。 死後は回想や幻聴、そして被害妄想といった形で登場する。 また、響に放った「生きるのを諦めるなッ!」という言葉は彼女の人生に影響を与えている。 第1期のディザーサイト開設時には翼と共にキービジュアルを飾っていた。 使用ギア:ガングニール 聖遺物ガングニールの破片から構成されるシンフォギア。 メインカラーは朱色。 聖詠は「Croitzal ronzell gungnir zizzl」。 型式番号は「SG-r03 Gungnir」。 アームドギアは槍で、両手首部分のアーマーを重ねることで構成される。 制御薬の投与による限定的な適合であるため、一定時間しか力を発揮できない。 絶唱はアームドギアを介し、渦状エネルギーを放つ貫通特性の高いタイプであるが、ライブ会場で使用した際は周囲のノイズ殲滅のために渦状エネルギーを広域に展開するアレンジが加えられた。 が擁していた正規適合者。 シンフォギアへの高い適合係数を示していたが、穏やかな性格であったため、ギアの力を戦いに用いることに抵抗を覚えていた。 またセレナの適合でレセプターチルドレンたちへ急遽パッチテストが実施され、マリア・調・切歌が装者として選出された経緯がある。 6年前(第1・2期時点)、F. 施設で行われた起動実験で暴走したネフィリムを休眠させるために絶唱を歌い成功する。 しかしそのダメージで動けなくなり、発生した火災による瓦礫の崩落に巻き込まれて、マリアの目前で命を散らした。 使用ギア:アガートラーム 聖遺物アガートラームの欠片から構成されるシンフォギア。 聖詠は「Seilien coffin airget-lamh tron」。 メインカラーは白銀。 絶唱特性は「エネルギーベクトルの操作」。 その力でネフィリムを休眠させるも現場の事故で破損、コアとなる聖遺物の欠片は無事だったがギア生成機能が損なわれたため、F. では登録が抹消され廃棄扱いとなっていた。 ひび割れたギアのペンダントは組織「フィーネ」決起の前日に、ナスターシャからマリアへ御守りとして渡された。 特異災害対策機動部は第1期・2期当時、認定特異災害ノイズに対応するため日本政府が設けていた組織であり、表の顔である一課と、シンフォギアを運用する機密組織である二課が存在していた。 その本部施設が私立リディアン音楽院の地下に建造されていたのは、生徒らの歌から採取したデータを聖遺物起動の実験に応用する目的のためである。 広木威椎(ひろきたけつぐ)の後ろ盾もあり、二課の要望は比較的反映されていたが、第1期劇中で広木は米国政府の特務隊に殺害され、親米派の防衛副大臣が繰り上がったことで、日本に米国政府の意向が通りやすくなってしまう。 第3期より二課は国連直轄の超常災害対策機動タスクフォース S. (Squad of Nexus Guardians)として再編されるが、その陰にはシンフォギアという強力な日本の武力を御し易いように取り計らう各国勢力の思惑があった。 また二課時代に響たちが国外で活動した ことに端を発し、S. にはの規約に従い日本国外での活動が認められているが、すなわちそれは紛争地帯のような危険な場所にも響たちが派兵されることを意味している。 なお二課はルナアタック後、リディアンの地下本部から撤退し、潜水艦を仮設本部として利用していたが、S. となってもその形態を継承して潜水艦を本部(仮設ではない)としている。 風鳴 弦十郎(かざなり げんじゅうろう) 声 - 翼の叔父で、特異災害対策機動部二課の司令官を務める。 元は公安警察官だったが、前責任者である父訃堂が10年前のイチイバル紛失の責任を取って辞任した後、二代目司令として抜擢された経緯がある。 人間のレベルを遥かに超えた身体能力と卓越した(等を見て独学で覚えた)中国武術のスキルを有しており、純粋な戦闘能力(特に肉弾戦)に関しては生身でシンフォギアを装着した翼やフィーネとも渡り合えるが、ノイズには効かないために忸怩たる思いを持ちつつ、装者となる少女のことも気にかける包容力の持ち主である。 しかし、その優しさが仇となってしまうこともある。 理論や理屈よりも直感を重視する性格で、響の覚悟を理解して彼女が闘えるように武術を指導しており、響からは(修行以降)「師匠」と呼ばれている。 勤務時は、赤のカッターシャツとピンクのネクタイを着用している。 趣味は映画鑑賞。 紫色の瞳で、アップにまとめたのロングヘアーと白衣・眼鏡が特徴。 フィーネの時は金色の瞳で、のの長髪が特徴。 シンフォギアをはじめとする異端技術「聖遺物」を動作させる「櫻井理論」を提唱する天才研究者で、聖遺物に加えて本部および防衛システムの管理や、シンフォギア適合者達のメディカルチェックなど、二課の主要技術を一手に担当している。 呑気かつマイペースな性格であり、「できる女」や「天才考古学者」を自称する自信家。 その出自としてを建造した主導的存在である超先史文明期の巫女 フィーネの血を引いており、12年前に天羽々斬の起動に立ち会ったことにより、リインカーネイション が起こり、フィーネの器となった。 その後はフィーネとしてイチイバルやネフシュタンを二課から奪うとともに、適合者として見出されたクリスを利用しながら、聖遺物や二課のデータと引き換えに米国政府とつながりを持つなど、日米間で暗躍しながら聖遺物を独自に収集していた。 フィーネの能力によって完全聖遺物を使いこなしたり、ノイズに干渉できるバリアを発生させたりと、数多くの異能を発揮する。 次なるのカギとして、人間と聖遺物の融合体である響に興味を抱き、彼女のデータを利用してネフシュタンの鎧を自身と同化させた。 古来より不和の象徴と伝えられてきたこそが、カ・ディンギルの伝説に遺された「バラルの呪詛」の源と結論付け、日米両政府から捻出した研究素材やコストによって密かに建造した荷電粒子砲「カ・ディンギル」によって、これを破壊することを野望とする。 月の消失によって統一言語を取り戻して「創造主」へ想いを告げるため、重力崩壊による天変地異に恐れる人類を聖遺物の力によって隷属し、世界を統一・征服することを最終目的としていた。 カ・ディンギルの完成に加え、米国政府からの要求を跳ね除けたために見切りをつけられたことを機に、計画遂行に向けて動き出すと二課のシステムを乗っ取り、カ・ディンギルを解き放つ。 カ・ディンギルの破壊と響達の復活により窮地に追い込まれ、聖遺物とノイズの力を束ねてのと化すも、響達のデュランダルの一振りにデュランダルとネフシュタンの鎧は「完全聖遺物同士の」を引き起こして消失し、戦力を失った。 最後は全力を使い果たし、カ・ディンギルの一撃により生み出された月の欠片を地球に落とした。 それでもなお、これから先何度でも蘇る「了子」に未来を託すという真っ直ぐな響の思いに打たれ、了子は巫女フィーネではなく響の知っている二課の了子として助言を残し、灰となり消滅した。 その後、調を次の器に転生するが、響の思いが通じて野望を捨てていたため、調の人格を侵食しないよう彼女の中で静観していた。 しかし、生命の危機に瀕した調を守るために力を使わざるをえなくなり、そのせいで彼女と切歌の不和を招くことになった。 フロンティアにてイガリマを受けて瀕死に陥った調の身代わりとなって消滅する際には、「何千年も悪者をやってきた自分は今さら正義の味方にはなれない。 自分たちでなんとかしなさい。 」と響への伝言を託した。 ネフシュタンの鎧 クリスがイチイバル使用の際に脱ぎ捨てた物を回収・使用している。 クリスの装着時に比べ、より禍々しい形状と黄金色に輝く外観という差異がある。 後に収集した響のデータを応用することで、自身の身体とネフシュタンの鎧を同化させており、瞬時に傷を修復させるほどの再生能力を取り入れた。 ASGARD 肩部の鞭状突起を伸ばして陣を組みバリアを展開する。 重ね掛けによる防御力上昇も可能で、翼の天ノ逆鱗をも防ぐ強度を持つ。 の杖 ノイズを任意発生・制御する。 フィーネ自身の力の埒外にあるノイズの自在制御が可能となるため、より戦術的・組織的なノイズの運用が可能となっている。 黙示録の赤き竜 3つの完全聖遺物であるネフシュタンの鎧・ソロモンの杖・デュランダル、そしてソロモンの杖により召喚した多数のノイズを取り込み、成り果てた異形の姿。 とも称され、「滅びの聖母」の力を宿す。 驚異的な攻撃力・防御力・再生力を兼ね備えている。 緒川 慎次(おがわ しんじ) 声 - 特異災害対策機動部二課のエージェント。 飛騨忍群の家系出身で、機密保護・情報操作・隠蔽工作などを担当する諜報員的な役割を担う。 性格はそういった役割を感じさせないほど穏やかかつ誠実で、不器用な翼を気にかけている胸の内を響に明かす。 翼の世話役としての顔も持ち、彼女の身の回りの世話からアーティスト活動のマネージャーなどを一手に担う。 マネージャーとしての活動時には常に眼鏡を着用しており、翼からは眼鏡の有無でマネージャー・エージェントの言動を切り替えている癖を見抜かれている。 高い身体能力を有することに加え、現代風のアレンジが加えられた「現代忍法」の使い手でもある。 劇中では特殊な装備()無しで水上を走行する、「影縫い」の際拳銃を特殊な撃ち方で発車後弾道を曲げる、といった人知を超えた技を駆使する。 現代忍法 影縫い 対象の影を武器などで固定することで、同じ箇所で本体の動きも封じる技。 翼の「影縫い」の本家でもあり、緒川は主に銃弾を使って行うのが特徴。 忍法車分身 車を運転しての走行中に、特殊な走行で車ごと複数に分身する技。 藤尭 朔也(ふじたか さくや) 声 - 男性オペレーター。 状況判断力に優れている。 気は強いがボヤキも多い。 友里 あおい(ともさと あおい) 声 - 女性オペレーター。 冷静なかつ戦況を伝えることに定評がある。 現場の処理に同行しており、生存者にあたたかい飲み物を配りながら元気づけるなど、配慮もできる性格。 エルフナイン(Elfnein) 声 - キャロルと瓜二つの容姿を持つ。 一人称は「ボク」で、性別はない。 キャロルから彼女の持つ錬金術知識のうち、チフォージュ・シャトーに必要な聖遺物のパッチワーク技術をインストールされている。 おどおどした言動をしがちだが、芯は強く、時に思い切った行動をとる大胆な一面を持つ。 本来はキャロルが肉体のスペアとして創造したホムンクルスのうち失敗作の1つであり、チフォージュ・シャトー一部建造に携わっていた。 しかし建造に必要な最低限の錬金術だけでなく、キャロル自身が人間だった頃の記憶の一部もインストールされており、イザークとの想い出の影響からキャロルから世界を守ることを選択。 ドヴェルグ=ダインの遺産を持ち去って日本に逃亡、クリスと切歌によって S. へと保護され情報と遺産を譲渡する。 後にシンフォギア破壊に伴い遺産を用いたシンフォギアの強化である プロジェクト・イグナイトを立案、自らシンフォギアを改修・強化に成功する。 本人は自覚していないが、視聴覚情報はオリジナルであるキャロルに全て筒抜けになっており、その事実をキャロル本人から伝えられた際は絶望し、自身を拘束するよう懇願するが、善意であることだとして弦十郎らに引き止められ仲間として受け入れられた。 レイアの「妹」の襲撃から、あおいを庇い重傷を負ってしまうも、我を顧みずにマリアやウェル博士と共に協力してキャロルの計画を頓挫させることに成功。 キャロルに命題の答えが「許し」であることを伝え人類への復讐をやめるよう頼み込む。 しかし、計画が頓挫したキャロルは復讐心に囚われてしまい装者を襲撃。 さらに無理をした行動により容態が悪化。 病床で死を待つ身であったが、記憶を失ったキャロルが自分の躯体にその「想い出」を転送複写させたことで転生を果たした。 転生後は正式にS. の一員となり、了子の後任として技術面を担当。 聖遺物の取扱い以外にも、錬金術師としての面からの発想や助言が、装者の窮地を救う一手になることもある。 余暇の際は別人格として眠ることとなったキャロルとの「再会」を願い、LiNKER同様ウェル由来の技術であるダイレクトフィードバックシステムを元に開発したBearticeを使い、自らの脳領域を観測してキャロルの「想い出」断片の収集に努めており、やがてこれが実際にキャロルが擬似人格を再構築し再誕するきっかけとなる。 第5期では「神の力」を欲し、チフォージュ・シャトー内に廃棄躯体兼スペアパーツとして保管されたオートスコアラー再起動の生体認証に必要なキャロルの体を必要としたノーブルレッドにより、未来と共にシャトーに捕らわれてしまう。 その後ヴァネッサによって始末されかけるも、再起動したオートスコアラーの廃棄躯体らや、再び表層化したキャロルの人格によって窮地を救われる。 私立リディアン音楽院 女子校。 以下の9名は響と未来、またはクリス、翼のクラスメートである。 特に安藤、寺島、板場の3名は響と未来を含め仲良し5人グループとしてよく一緒に行動しており、ルナアタックの際に現場に居合わせたことで、響の事情を把握している。 安藤 創世(あんどう くりよ) 声 - 響を「ビッキー」、未来を「ヒナ」、クリスを「キネクリ先輩」と呼んだりと、友人に少々特殊なニックネームを付ける癖がある。 5人のリーダー的存在。 寺島 詩織(てらしま しおり) 声 - 響や未来のクラスメート。 おっとりとした性格だが、いざという時の啖呵はかなりのもの。 趣味は響達との美味い物巡り。 板場 弓美(いたば ゆみ) 声 - 髪型はツインテール。 響の生き様を「アニメみたい」と称するなど、自身が大好きな「アニメ」という言葉を比喩表現に使うことが多い。 アニメ「電光刑事バン」の大ファン。 フィーネとの戦いで学園が戦場になった際は、目の前でノイズによる犠牲者を見た事や戦う響達の姿を理解しきれずパニックに陥るが、未来の励ましを得て響のために率先して動くようになる。 綾野 小路(あやの こみち)、五代 由貴(ごだい ゆき)、鏑木 乙女(かぶらぎ おとめ) 声 - 、、 クリスのクラスメイトたち。 編入後も人付き合いを避けようとするクリスを気にかけている。 高坂 歩(たかさか あゆむ)、佐部 瞳子(さべ とうこ)、大木 杏胡(おおき あこ) 声 - 、、櫻井浩美 翼の同級生たち。 組織「フィーネ」 ナスターシャ・セルゲイヴナ・トルスタヤ 声 - 通称 ナスターシャ教授。 のブレーンとしてマリア達を従える老女性技術者で、聖遺物の研究に携わっている。 6年前のネフィリムの暴走の際、マリアを助けるために瓦礫の下敷きとなり、その後遺症で右眼と歩行能力を失い、眼帯と電動車椅子を使用している。 その身は病に侵され余命は短く、ウェル博士の処置を以て延命している。 を武装組織として蜂起させ、可能な限り人命を救済すべく「フロンティア計画」を立案し実行に移す。 自分を「マム」と呼ぶマリア達装者を大切に思っているが、計画のために厳しく接する。 しかし計画が暗礁に乗るにつれ、愛する装者達にテロリスト紛いの行為をさせてしまった選択を後悔するようになり、自分達単独での計画遂行断念を決意。 米国政府との講和を図るも裏切りに遭い追われる身となる。 フロンティア内で月の遺跡を起動させることで軌道を元に戻す方法を見つけるが、それを疎んだウェルによって彼女のいた区画ごと宇宙空間に飛ばされてしまう。 最後はマリアが集め響が調律した70億人分のフォニックゲインを月の遺跡に注ぎ込んでその起動を確認し、モニター越しに響たちの歌を聴きながら力尽き死亡した。 後に遺体は国連調査団の手によりフロンティアの異端技術の一部と共に回収された。 第4期にてマリアの記憶の中の存在として登場した際には、過去、幼い頃のマリアを含めたレセプターチルドレンを過剰なまでに厳しく、体罰も厭わず戦闘訓練を受けさせていた様子が描かれている。 しかし、その度に辛そうな表情を浮かべていたナスターシャの行動は、武力の只中に送り込まされることを強いられるレセプターチルドレンたちを何としても生き延びさせんとする真意に基いたものであった。 そんなナスターシャの計画によりF. は武装決起したが、それにより世に明るみに出たレセプターチルドレンたちは誰一人として欠けることなく全員が解放されている。 過去の真実を知り、ナスターシャの情の深さを改めて理解したマリアは感涙した。 ジョン・ウェイン・ウェルキンゲトリクス 声 - 通称 ウェル博士又は ドクター・ウェル。 の生化学研究者。 病に冒されたナスターシャの延命と、制御薬「LiNKER」の研究といった装者の管理に携わっている。 世界を救う「英雄」になりたいという執念を燃やし、「フロンティア計画」で多くの人命を救うことでそれが叶うと考えると共に、ナスターシャがマリアを偽の新生フィーネというシンボルに仕立て上げたことで、武装蜂起した彼らの協力者として加わった。 正体を隠した上で響とクリスの警護のもとソロモンの杖をに移送する任務を受け、あらかじめ隠し持っていたソロモンの杖で自陣営をノイズに襲撃させる自作自演の作戦で、紛失に見せかけて杖を奪取。 理想を果たすための必要な犠牲と嘯き、ノイズを操り米国政府の追っ手や無関係な目撃者の始末を嬉々として行うなどの凶行を繰り返す。 マリアが転生したフィーネであるとの偽りを確認すると、スカイタワーで米国政府に聖遺物関連のデータを引き渡して講和に臨んだナスターシャ及びマリアもろとも巻き込んで、ノイズによる大量破壊を引き起こした。 辛くも逃れたナスターシャはF. の面々に事後的にも計画の中断を示したが、それには意にも介さず逆にナスターシャを糾弾、独断で行動し続け、未来を神獣鏡の装者に仕立て上げフロンティアの浮上に利用する。 フロンティア起動後は自身にネフィリムの細胞とLiNKERを投与してその力を手に入れ、フロンティアの機能を手中に収める。 そして「自分の管理できる数の人類のみを助け、その中で英雄となる」という野望を露わにし、月を強引に引き寄せ落下を早めるという暴挙に出る。 しかし、マリアの呼びかけにより届けられた世界中の人々の歌によって月落下は阻止、さらにネフィリムの端末も装者たちに討たれ、自身も弦十郎に捕えられる。 その寸前、フロンティアの心臓部と融合していたネフィリムを暴走させ世界ごと焼失させようとするが、それすらも阻止され、英雄になれなかったことを嘆きながら軍に連行されていった。 その後は国際取引の結果、それまでの罪状もろとも人権も存在も抹消された上、その身にネフィリムの力を宿していることから「人」ではなく「モノ」として扱われ、異端技術の管理特区「深淵の竜宮」に監禁されていた。 クリスたちとキャロルたちの戦いを契機に牢獄から脱出し、キャロルに同行。 チフォージュ・シャトーをネフィリムの力で起動、制御させることに成功する。 キャロル自身はウェルを利用した後、始末する予定でいたが、英雄に固執するあまり、キャロルが果たそうとする目的を小馬鹿にしたことで彼女の逆鱗に触れ、腹部を刺される致命傷を負いシャトーの深部へ転落。 その後はマリア達と取引する形で共闘し、チフォージュ・シャトーのプログラムを分解から再構築に書き換えることで世界の分解を阻止。 再構築に伴う反動とキャロルの放った光線が命中したことでシャトーを崩壊へと導いた。 最後はシャトーの崩落に巻き込まれ瓦礫の下敷きとなるも、マリアに改良型LiNKERのレシピを記録したチップを託し、自身の行いが「英雄の行動」であることに満足しながら息絶えた。 第4期においてはマリアの深層意識に残る存在として登場、性格は相変わらずであるもののマリアとエルフナインにLiNKERの要たる部分のヒントを遺す。 およそ他人に理解しがたい、狂人にも近い言動を見せるが、その実、確固たる信念に基づき生きており、何人にも顧みることなく妄執とも言える自らの目的、「英雄になること」を目標に罷り通る。 また、改良型LiNKERを開発するなど、生化学者としての能力は極めて高い。 なお、かつてに在籍しており、同大学内にあるいくつかの秘密結社と接触を果たしていた。 錬金術師と自動人形 第3期にて登場する、錬金術師キャロル率いる戦闘集団。 キャロルを除いた構成員は、近衛兵たる自動人形(オートスコアラー)、尖兵たるアルカ・ノイズ、そして労働力たるホムンクルスと、キャロルが自ら錬金術にて創り出した成果物たちである。 異端者として父イザークを処刑した人類への復讐のために 万象黙示録という世界を分解する計画を実行すべく、エルフナインとシンフォギア装者を追って現れる。 第5期において、エルフナインの願いに応じてオートスコアラーは数多の失敗作のエネルギーを集束し、比較的損傷の少ない廃棄躯体を使い復活をするが、最終的にエルフナインを守りノーブルレッド達に倒され機能停止した。 錬金術師 キャロル・マールス・ディーンハイム(Carol Malus Dienheim) 声 - 自動人形及びアルカ・ノイズを率いて装者たちの前に立ちはだかる、首謀者たる錬金術師。 一人称は「オレ」。 金髪のおさげ髪をしていて右目の下に泣きボクロがある。 幼女のような容姿をしているが、かつてのフィーネのリィンカーネーションのごとく、ホムンクルスの躯体に記憶インストールを繰り返すことで数百年を生き続けている。 悠久の時を経て錬金術の全てを統括・習得しており、 四大元素(アリストテレス)をはじめとする様々なエネルギーを自在に使いこなす強大な戦闘能力を秘めている。 過去に同じく錬金術師であった父イザークを処刑され、「消えてしまえばいい思い出」と述べている。 イザークが死の間際遺した「世界を識る」という言葉に対し、数百年を経て「世界を分解して解析することで、万象黙示録を完成させる」という解答を導き出し、自ら創り出した兵を率いて活動する。 強化型シンフォギアを獲得した翼とクリスの前に、自らファウストローブを纏って直接対決に臨むも、合流した響の呼びかけでイグナイトモジュールを制御した3人の前に敗北。 響に恨みの言葉を残して自決・消滅したが、ガリィとミカが破壊されたのち最後に残していた予備躯体に記憶をインストールし再誕。 負荷を度外視した高速インストールと、自決の記憶による拒絶反応に苦しみながらも計画を遂行しチフォージュ・シャトーをウェル博士を利用して起動させることに成功。 「世界を壊す歌」を歌い、強化されたファウストローブを再び纏って響ら装者達を圧倒するが、ウェル博士の反逆とマリア・エルフナインらの尽力によりチフォージュ・シャトーのプログラムを書き換えられた挙句、感情的になって放った光線がシャトーに命中したことで万象黙示録完成の計画を自ら頓挫させるという失態を犯してしまった。 さらに、エルフナインから父親から託された命題の答えは「許し」であることを突き付けられたことで自身の目的まで見失い自暴自棄になってしまう。 そして世界への憎しみと復讐心に囚われ、自身の思い出を全て消却する捨て身の攻撃で装者達へ襲い掛かるが、エクスドライブモードとなった響の前に敗北。 最後は装者諸共自爆を図るが 、響によって救出された。 その後は記憶を失い行方不明になるも入院しているエルフナインの前に現れる。 彼女が死の淵に瀕していること、そして「死にたくない」という思いを悟り、自身の躯体にエルフナインの「想い出」を全て転送複写させ彼女を救った。 第5期において、ミラアルクからエルフナインを守る為に一時的に表面化するがそのまま昏倒。 その後戦う覚悟を決めたエルフナインに応える形で再びファウストローブを身に纏う。 自身が復活したのはキャロルとの再会を望んだエルフナインがプライベートで自身の脳領域を観測、断片として残された「想い出」の収集を繰り返していたことから、やがて自らそれらをコピペして元を模した擬似人格の再構築に至っていた。 主人格はエルフナインであるものの状況に応じて意識・人格のスイッチングで切り替えが可能である。 そして未来の奪還という形でS. への協力を申し出る。 その実力は健在でノーブルレッドを圧倒し、「ダイダロスの迷宮」をも70億の絶唱に匹敵する歌で打ち破るも消耗し、再びエルフナインに身体の主導権を渡す。 ファウストローブ:ダウルダブラ 聖遺物ダウルダブラの破片から錬成されたプロテクター。 基本カラーは。 通常時は竪琴の形状をとっており、弦を弾くことでプロテクター形態へと変形(この際、アウフヴァッヘン波形と似て非なるエネルギーパターンが発生する)、キャロルのホムンクルスの肉体に干渉し、成人女性型へと成長させた上でその身を包む。 両手指先や背部パーツから展開される弦を武器としており、弾く事でキャロルの錬金術を増幅するだけでなく、ワイヤーのように伸ばすことによる巨大建造物をも両断する斬撃や、ドリル状に集中することによる白兵戦といった、直接戦闘にも転用が可能。 当初は思い出の焼却によって力を発揮したが、イグナイトモジュールが奏でる「呪われた旋律」の収集によってキャロル自身がその身に刻んだ「世界を壊す歌」を以って、人類70億人分の絶唱を凌駕する出力のフォニックゲインを発する。 第5期においてキャロルが、エルフナインの現在の身体に疑似人格として復活したことにより再び纏うが、以前と違い成長はしない。 ただダウルダブラ自体はキャロルの人格でのみ使用可能である。 イザーク・マールス・ディーンハイム 声 - キャロルの父親たる錬金術師。 数百年前に、キャロルの目の前で火あぶりにされて処刑された。 死の間際、キャロルに生きて世界を知るよう進言する。 温厚でお人良しな性格であり、錬金術を研究しながら、深山にて採取されるという仙草とも呼ばれる薬草アルニムを使った治療で、流行り病に苦しむ村人たちを数多く救うなど、人間の力で運命を打開しようとする錬金術師としての誇りを持っていた。 また、世界のすべてを知り人々が分かり合える事を目標としていた。 オートスコアラー レイア・ダラーヒム(Leiur Darahim) 声 - の女性のような容姿をした、黄色を基調とした自動人形。 クールな性格で「ワタシに地味は、似合わない」が口癖。 ジャズダンスやブレイクダンスのような挙動が特徴。 自動人形の中ではトータルバランスに最特化している機体であり、壁や大地を縦横無尽に駆け巡る機動力を以って敵を撹乱する。 単体ではサイズを自在に変えられるを無数に取り出し、砲撃級の威力を誇る投げ銭や、トンファー状に結集しての打撃など、距離を問わない戦闘を行うとともに、レイアの設計をベースに「妹」として建造された超巨大かつ高出力・耐久性を誇るヒトガタを使役してのコンビネーション戦法をとる。 キャロルの護衛として深淵の竜宮に潜入し、クリス・調・切歌の3名と交戦、「妹」と共にイグナイトモジュールを制御したクリスの前に破壊される。 ファラ・スユーフ(Phara Suyuf) 声 - 執事風の容姿をした、緑色を基調とした自動人形。 礼儀正しい性格で、フラメンコのような挙動が特徴。 風を発生・操作する能力と、大剣を彷彿とさせる哲学兵装 剣殺し(ソードブレイカー)を用いた戦闘を行う。 哲学兵装たる剣殺しには、概念に干渉し「剣」と定義されているものを硬度・強度問わず破壊する機構があり、特に剣をアームドギアとする天羽々斬やアガートラームに対して天敵となり得る。 また透明化やチャフ散布といった潜入・諜報に適した機能も搭載している。 最初の決起時には4体の中で唯一、ロンドンに襲来しライブ後の翼とマリアを襲撃。 その後はレイラインの開放を果たすべく、龍脈の要所たる風鳴邸要石の破壊に成功。 翼とを行うも、父の言葉で自分自身の在り方を「剣」から「翼」へと再認識した翼の前に剣殺しを破られ、胴体を両断され敗北した。 最後は自身に勝った翼らに対して、イグナイトモジュールによる装者の歌を記録し、「世界を壊す、呪われた旋律」を完成させることが真の目的であることを明かし、自爆した。 ガリィ・トゥーマーン(Garie Tuman) 声 - 風の容姿をした、青を基調とした自動人形。 可憐な容姿とは裏腹に自動人形の中でもとりわけ悪辣であり、主人であるキャロルに対しても人を食ったような態度で接する。 バレエやフィギュアスケートのような挙動が特徴。 空気中の水分三態を操作する能力を持ち、水や氷塊を意のままに生成・操作することが可能。 これを用いて水柱や氷剣による直接攻撃、氷の足場を滑走することによる高速移動、水を鏡に見立てた現像投影による幻惑など、幅広い戦術を得意とする。 また聖杯の力を秘めていることから「想い出」の扱いに最も長けており、吸収した「想い出」を自分のみならず他の自動人形に分配する機能をも備えている。 当初は響のガングニール破壊を画策していたが、精神状態が悪く戦えない彼女に代わってマリアが武装して迎撃するという二重の想定外に遭遇し撤退。 オートスコアラーで唯一任務を失敗してしまう。 このことからマリアをつけ狙うようになり、また「一番乗り」に固執し単騎での襲撃を繰り返す。 毎回有利に戦況を運ぶも、3度目の対戦でアガートラームのイグナイトモジュールを制御したマリアに敗北。 断末魔に「一番乗り」であることを叫びながら4体の中で最も早く破壊された。 後にこれは、攻撃を受けることによりイグナイトモジュールの情報を得るという任務を指していたことが判明した(よって「一番乗り」は達成している)。 ミカ・ジャウカーン(Micha Jawkan) 声 - 大きなを持つ少女風の容姿をした、赤を基調とした自動人形。 無邪気かつ残虐な性格で、口癖は「〜ゾ」。 曲芸師や道化師のような挙動が特徴。 自動人形の中でも最強とされる戦闘能力に特化した設計であり、縦ロールに仕込まれたバーニアや、ワイヤーにより射出可能な鉤爪状の両手など、他の自動人形と比較して外付武装が顕著な機構となっている。 その代わり「想い出」採取機能はオミットされていることに加え、エネルギー消費も激しいがゆえ、ガリィが大量の「想い出」を収集・供給しなければ起動できないというウィークポイントを持つ。 高熱火炎を発生する能力を持ち、これにより高圧縮カーボンロッドを体内で生成、両掌の発射口から無数に射出する。 カーボンロッドは解剖器官抜きでもシンフォギアのコンバーターを力任せに破砕するほどの威力を持つことに加え、形状も自由自在かつ火炎による高熱や爆発機能の付加も可能と汎用性も高く、これを活かした肉弾戦を得意とする。 また決戦機能として、残存する「想い出」を一気に焼却することで約4分間出力をブーストさせる決戦機能「バーニングハート・メカニクス」が組み込まれており、使用後自分も消滅することと引き替えに絶大なパワーを発揮することが可能。 主に調・切歌と交戦。 ガリィの敗北に伴い、遠からず自らの機能停止が免れなくなったことを察し、バーニングハート・メカニクスを発動し彼女らと捨て身の交戦を行うも、シュルシャガナ、イガリマのイグナイトモジュールを制御した2人のユニゾンの前に敗北、爆散した。 パヴァリア光明結社 第4期にて本格的に登場する、錬金術師によって構成された秘密結社で、フロンティア事変や魔法少女事変の支援者であり黒幕。 その名前だけは第2期終盤でマリアが語っている。 アダム撃破後、結社の構成員は摘発されるもその残党がまだ存在しており、第5期ではヴァネッサ率いるノーブルレッドが活動を開始している。 アダム・ヴァイスハウプト(Adam Weishaupt) 声 - パヴァリア光明結社創設時より統制局長を務める、結社の首魁。 自ら作った自動人形のティキと400年前までは行動を共にしていた。 凡人を遥かに超える魔力量を有するがゆえ、常温核融合により級の大爆発を引き起こす「黄金錬成」といった超高位の錬金術を完全な力業で行使し、結社トップとして君臨している。 しかし錬金術のセンス・組織人としての能力がともに不足しており、機会主義の力任せしか能がなく力の模索や方策は部下に任せている。 他人と話すときはを多用した独特な口調を用い、またサンジェルマンたちに対しては見下すような言動が度々見られ、対立することもある。 また部下も含めて命を軽んじている傾向にある。 またティキからは溺愛されており、本人も普段はご機嫌取りをしているものの、内心は「恋愛脳」「いちいちが癇に障る」と疎ましく思っている。 正体は先史文明期以前に造られた人形であり、ヒトのプロトタイプ。 アヌンナキの代行者として造られ、求められた機能・性能の基準を満たしながらもそれ以外の一切を備えていなかったことから「完全過ぎて発展性がない」と結論付けられ廃棄される前に逃亡していた。 その経緯から、「「完全」である自分が「神の力」を専有することで、不完全な人類を管理し完全な群体へと仕立て、造物主に並び立つ」ことを目論んで結社を設立、部下たちを騙し利用し続けていた。 「神の力」の発現に伴い目論見を明かしてティキに力を宿らせるが、「神殺し」の哲学兵装たるガングニールを持つ響に砕かれてしまい、溢れだした「神の力」を今度は自身の左腕に宿そうとするも、響に宿ったことにより一時撤退を余儀なくされる。 サンジェルマン一派が反応兵器の無効化により消滅した直後に隙を見て三度神の力を左腕に宿すことに成功するが、想定外のティキの行動により左腕を「神の力」ごと響に破壊され計画は完全に頓挫。 怒り狂って美形の姿を保つために使っていた膨大なエネルギーを攻撃に回し、悪魔のような真の姿となり装者たちを圧倒するが、他の装者や亡きサンジェルマンらの力までも束ねた響についに打ち倒され、意味深な言葉を残して爆散した。 第5期では「神の力」の入手後に、に沈んだシェム・ハの眠る「棺」を破壊する計画であったことがS. の調査で発覚、その調査任務がシェム・ハの腕輪を巡る戦いの発端となる。 (Saint-Germain) 声 - パヴァリア光明結社の幹部の一人。 カリオストロとプレラーティとは違い純粋な女性の錬金術師である。 数百年前、奴隷の娘として生まれた経緯があるため「人は何者にも支配されるべきではない」という考えを持つ。 そのため、世界の歪な支配構造を正すことを理想と掲げ、理想成就のためなら人命を害することをも厭わない冷酷な一面を持つ。 しかし、カリオストロとプレラーティには信頼を寄せられており、彼女もまた二人を重んじている。 人の相互理解を阻む「バラルの呪詛」を解くための手段である月の遺跡を掌握すべく、それに必要とされる「神の力」の完成を進めている。 そこに至るまでの犠牲者の数はすべて記憶しており、「革命の礎」となった彼らのためにも己の正義を貫く覚悟を固めている。 それゆえに、響に講和を提案されても頑なに拒絶した。 またアダムに関しては当初よりあまり快く思ってはおらず、あくまで自身の正義と理想実現のために従っていたが、後にその真意を知ったことで彼を「神の力の専有を求める支配者」と定めて反旗を翻し、自分にとって終生の敵である響と協力して彼を打倒する道を選ぶ。 響が「神の力」に取り込まれた際には、S. に情報提供を行い響救出に協力、その後日本に向けて放たれた反応兵器 を阻止するため飛び立ち、駆けつけたカリオストロとプレラーティと共に持てる力全てを出し切ってミサイルのエネルギーを対消滅させ、満足げに消滅した。 纏うファーストローブのスペルキャスターは「銃」。 錬金術による特殊能力を付加した銃撃技を両手に持つ銃剣の他、肩部及び両肘と脚部にも銃口を付与して戦う。 これは彼女の死後も残り、残留していた力をアダムが奪って装者たちにぶつけたが、その力はS2CAによってギアの出力に転換され、結果的にアダムを討つことになった。 その死後もその想いというべき存在が、響の胸の中に存在しており彼女を奮起させるとともにアマルガムを発現させるに至る。 (Cagliostro) 声 - パヴァリア光明結社の幹部の一人。 錬金術師。 一人称は「あーし」で、戦闘・任務中でもぶりっ子のような口調・態度を崩さない、胡散臭い態度が特徴。 元々は男性であり、数百年前に嘘にまみれた詐欺師として名を馳せていたが、サンジェルマンと出逢ったことで錬金術により女性の身体と不老長寿の肉体を得た。 アダムに対しては反感を隠さない一方、サンジェルマンには全幅の信頼を寄せており、プレラーティ同様サンジェルマンの理想成就を第一目的としているが、過去の人生から「自分の気持ちだけには嘘をつきたくない」という信念を抱いており、(計画の支障にならない範囲で)サンジェルマンの指示を無視して装者たちと交戦するなど単独行動も多い。 計画の後半、儀式により動けないサンジェルマンと傷を負ったプレラーティに代わってクリス達を強襲し交戦。 イグナイトモジュールを起動させたクリスとマリアのユニゾンに相打ち覚悟で臨み互角に渡り合うも、最終的に二人の合体技を受けて敗北した。 このとき死を偽装して身を隠してアダムの出方を伺っており、反応兵器阻止のため動いたサンジェルマンに呼応して姿を現し、彼女と共に消滅した。 纏うファウストローブのスペルキャスターは「指輪」。 ファウストローブは腕部からエネルギービームの射撃が可能だが、その実、カリオストロの本領は近接戦闘にあり、十指の指輪をに見立てての打撃格闘戦を得意としていた。 で拳撃を繰り出すボクシング技を最後まで隠していたため、クリス、マリアは翻弄され、痛烈な打撃をもらっている。 (Prelati) 声 - パヴァリア光明結社の幹部の一人。 錬金術師。 カリオストロ同様、元は男性。 虚飾と快楽に耽っていた過去を持つが、サンジェルマンと出逢い、彼女に協力するため結社の構成員となった。 「ワケダ」という語尾が口癖。 常にカエルのぬいぐるみを持ち歩いている。 表情に変化のない無感動な性質だが、戦闘時等ではしばしば悪辣な笑みを見せることがある。 また過去のことは反省しているが、常軌を逸しない程度には楽しみを優先する。 カリオストロ同様、結社よりもサンジェルマン個人に対して信頼を寄せており、彼女の為ならば快楽を好む自身の性情を捻じ曲げてでも戦う信念を見せる。 深淵の竜宮跡地にて「愚者の石」の回収作業にあたっていた装者たちを襲撃するが、調と切歌のユニゾンに敗北し負傷。 快復した後にカリオストロが残した言葉からアダムを問い質し、その真意を知ったことで結社に反旗を翻す。 自分たちが利用されていることをサンジェルマンに知らせようとするが、迎撃に現れた翼と調のユニゾンの前に敗れる。 このとき死亡したと思われていたが、カリオストロに救出されており、自身が「最高傑作」と称するラピスの精製を行っていた。 反応兵器を阻止の際には銃弾に加工したそれをサンジェルマンに渡し、反応兵器消滅後に力を使い果たして消滅した。 纏うファウストローブのスペルキャスターは「」。 ファウストローブはマントを羽織った姿となり、スペルキャスターは巨大なけん玉となる。 玉部分は射出可能でビームの糸で繋がれており、広範囲を攻撃できる。 射出後、手元に戻ってきた玉を皿で打ち返すといった変則的な連続攻撃を行う。 またけん先にもビーム刃を展開できる。 一方で武器が大型ゆえ普段の動きは鈍重だが、玉の部分を車輪とした大型バイクのような形態に変形させることで、高速機動も可能とする。 ティキ(Tiki) 声 - 数百年前からアダムと行動を共にしていた自動人形で、アダムにより惑星の運行を星図と記録やその惑星の運行のデータをもとに記録された現象を解析する目的で作られた。 400年前にその奪還を狙ったフィーネとの交戦に伴って海中に没し、長らく機能を停止し行方不明となっていたが、大戦時にドイツ海軍にティキ像として海中から発見され、亡命将校の手土産としてバルベルデ共和国に持ち込まれた。 そして現代において、政府軍と国連軍との戦乱のどさくさに紛れたサンジェルマンによって奪還されることとなる。 胸部に内蔵される聖遺物「アンティキティラの歯車」により活動する。 上述の機能停止の状態では胸部から歯車が抜き取られた状態であったが、サンジェルマンが再び術により組込むことで再起動を果たす。 恋に恋するショート寸前の乙女思考回路を持ち、とりわけその思考はアダムに向けられている。 名前は「はじまりの人間」の意味を持ち、同様の名前を持つアダムに並び立ちたいという意図がある。 言動は純粋無垢・蒙昧がゆえ時に悪辣で、アダムを熱烈に恋い慕う一方でサンジェルマン達を「三級錬金術師」と呼び、彼女の志を嘲るような発言も憚らない。 本来は戦闘用の自動人形ではないものの、「神いずる門」から得られた力と自身が持つ恋乙女の概念を混じり合わせることで、神に匹敵する力を持つ兵器 ディバインウェポンとして新生。 ヨナルデパズトーリと同様に受けたダメージを並行世界上の同一別個体に肩代わりさせる絶対的防御力に加え、並行世界のひとつを贄と焼却して得たエネルギーによる圧倒的攻撃力をも備えている。 その絶対的な力をもって響とサンジェルマンを圧倒するが、ガングニールの持つ神殺しの力を受けたことで形勢は逆転。 最後は「神の力」の確保を優先したアダムに命じられてディバインウェポンから分離したところに響の一撃を受け、胴体を両断された。 上半身だけの状態となって尚アダムにハグを乞うも、当のアダムからは用済みとして一蹴される。 しかし、なおもアダムへの執着心ゆえに稼働し続けており、それが結果的にアダムの野望の阻止に繋がることになった。 最後は、しつこく足に縋ったことに苛立ちを募らせたアダムによって胸部を踏み潰され機能を停止した。 その残骸は、アンティキティラの歯車とともに回収され、解析されていた。 ノーブルレッド 元々は、結社で実験体として扱われてきた、ヴァネッサ・ミラアルク・エルザが、自称している、結社内に存在しない部隊であり、結社崩壊後に、風鳴機関に拾われ、私兵として利用されている。 ヴァネッサ・ディオダティ 声 - ノーブルレッドを率いるリーダー。 元ファウストローブ開発の技術者であった、妖艶な姿をした錬金サイボーグの女性。 元は、香港特別行政区出身の映画制作会社の社長令嬢で両親とも結社の構成員。 将来を有望視されたものの、過去に不慮の事故によって瀕死の重傷を負い、損なった肉体をファウストローブの技術由来の義体 シルエット に換装され錬金サイボーグとして蘇った。 しかし彼女の権威は失墜しその決定を下したのが他ならぬ両親であるため、自分を価値のない「卑金属」と卑下している。 自身を彼女を含めミラアルクとエルザは、結社から臨床検体「卑しき錆色」と呼ばれていた過去を持つ。 その義体には全身に武器が仕込まれており高火力戦闘を行う他、脚部を展開しての飛行も可能である。 目的のために非情に徹するも、平素はおっとりした性格であり、ミラアルクやエルザの「お姉ちゃん」として振る舞い、慕われている。 ミラアルク・クランシュトウン 声 - パヴァリア光明結社の元構成員である、ヴァンパイアもどきの少女。 オーストラリア出身でスロバキア旅行中に攫われ結社に売られ、神話や伝説上の怪物の再現を目指して作られた実験体にして、ヴァンパイアに至れなかった失敗作。 「だぜ」といった乱暴な口調が特徴。 ヴァネッサやエルザを「家族」として大切に思っており、自身が積極的に手を汚すスタイルをとっている。 外套状のバイオブーステッドユニット「カイロプテラ」により、飛行能力と強化された膂力を武器とするほか、双眸に「不浄なる視線(ステインドグランス)」と呼ばれる視線にて他者の精神に強制干渉し、ある種の暗示や催眠術にも似た効果を発揮させることを可能とする、刻印を刻む能力を持ち、更に第三者も共通コマンドさえわかれば術者でなくても干渉可能とする能力 で、攻めて搦め手も得意とすが、その刻印も虚を突かないと十分な効果が発揮できない。 南極での出来事の後、翼とマリアのライブを襲撃し多数の犠牲者を出しつつ、翼に刻印を刻んだ。 これにより精神が不安定になった彼女は訃堂の制御下に置かれるが、後にマリアによって解除されている。 エルザ・ベート 声 - パヴァリア光明結社の元構成員である、獣人の少女。 フランス出身で近親者による暴行・監禁事件の被害者にして、結社の実験体。 ノーブルレッド最年少ではあるが、頓知に長けたしっかり者ゆえに部隊の小さなまとめ役を担う。 「わたくしめ」「~であります」といった過剰に丁寧な口調が特徴。 神経機能増幅によって獲得した、獣のような反応速度・並列処理能力によるスピードを生かした戦闘を得意とする。 キャリーケースからマニピュレーターデバイス「テール・アタッチメント」を尾てい骨に接続することにより、アタッチメントに応じた能力を発揮する。 日本政府関係者 広木 威椎(ひろき たけつぐ) 声 - 日本の。 基本的に二課の活動については厳しい姿勢を崩さず、衝突することもあったが、全ては異端技術を扱うために、周囲から誤解を受けやすい、二課の面々を思いやっての行動であった。 しかし、その存在を疎ましく思った、フィーネと米国政府の手により、送り込まれた特務隊に襲撃を受け、銃殺された。 斯波田 賢仁(しばた まさひと) 声 - 江戸っ子口調が特徴の。 いつも蕎麦を啜っている。 世界情勢を相手取り、特異災害対策機動部の活動を影でサポートしており、フロンティア事変では事の始まりである米国政府との巧妙な駆け引きを展開し、マリアたちへの処罰を回避した。 そして第4期では、神の力に飲まれた響に対しての国連決議に関連して「蕎麦のような、こしの強さ」と八紘に揶揄される外交を展開し、響が元に戻ったことにより、決議を否決させている。 風鳴 八紘(かざなり やつひろ) 声 - 日本の安全保障を影から支える内閣情報官。 弦十郎の実兄。 国民の生命・財産・権利を守るため、合法も非合法も関係なく、最善の手立てを即時遂行する冷徹・怜悧な人物。 翼の父親でもあるが、実際は彼の実父 訃堂が風鳴家の血筋を絶やぬよう、自分の妻との間に産ませた娘であり、血縁上は異母兄妹にあたる模様。 それでも翼のことは陰ながら支えており、訃堂や風鳴家の道具ではなく、個人として歌手になる夢を追い続けられるよう、あえて「娘ではなく、どこまでも汚れた風鳴家の道具」と突き放す態度をとっていた。 不器用ながらも彼なりの親心であった。 国連所属のエージェントとなっていたマリアの、S. への転属を後押ししたのも彼であり、魔法少女事変解決後には、マリアに事変の背後関係の調査を依頼した。 父・訃堂の企みを暴くため、風鳴総家への家宅捜索を実行するも、翼の始末を図った訃堂の銃弾から翼を身を呈して庇い、息絶える。 風鳴 訃堂(かざなり ふどう) 声 - 特異災害対策機動部二課の初代司令(弦十郎の前任)にして、風鳴機関総帥。 初期から存在は示唆されていたが、第4期から物語に姿を見せるようになる。 弦十郎と八絃の父親であり、戸籍上の翼の祖父にあたる。 口癖は罵倒を込めた「果敢無き哉」。 齢100を遥かに超える身ながらも矍鑠とし、風鳴家に伝わる護国挺身刀・群蜘蛛を振るえば、弦十郎との一騎打ちに勝利し、ギアを纏った翼さえ圧倒するほどの絶大な戦闘力を見せる。 また、宝剣を汚すに相応しくない相手に対しては、懐に忍ばせた外国産の拳銃・で射殺しようとするといった偏執的な拘りを見せた。 「守るべきは人ではなく国」というの権化であり、(国連を含めた)異敵による国土蹂躙を防ぐためならば、民草に部下、さらに肉親はおろか己の命すら踏み躙り切り捨てることも厭わない外道。 かつての政敵からは「怪物」、自らは「護国の鬼」と称する日本のフィクサー。 二課司令をイチイバル紛失に伴い引責辞任して以降も、鎌倉に隠居しながらS. や国家機関への影響力を保ち続けており、第4期にて異端技術及び特異災害由来の災害にて風鳴機関が総ての権限を掌握する「護国災害派遣法」を施行、自衛隊に対して破壊神ヒビキに対する議論抜きの殺処分命令を下すなどその存在感を示すようになる。 第5期にて「神の力」を護国のため占有しようと画策、パヴァリア光明結社崩壊によって逃走したノーブルレッドを私兵とし、ミラアルクの「不浄なる視線」で翼を、ヴァネッサのファウストローブで「神の力」の依代となった未来をそれぞれ手中に収めるも、マリアと八紘の説得で正気を取り戻した翼との交戦時、弦十郎の無刀取りによって損耗していた群蜘蛛を翼のアマルガムによって粉砕され負けを悟った。 しかしそのまま怒りの刃に身を委ねて翼を護国の鬼へと堕そうとするなど、追い詰められて尚、己の死すら護国のために利用しようとする外道ぶりを見せた。 立花家 立花 洸(たちばな あきら) 声 - 響の父親。 響がツヴァイウィングのライブで起こったノイズ災害により九死に一生を得た後、彼女が世間から受けた誹謗中傷の煽りを受けて会社に居場所を失い、なおも続く中傷に耐えられず家族を捨て失踪した。 立花家の入婿で、旧姓は「守崎」。 失踪後、アルバイトで糊口を凌ぎながら各地を転々としていたが、特訓のため筑波を訪れていた響と偶然再会する。 明るく子煩悩だった昔の面影は失われており、未来の計らいで設けられた対話の場においても、自分がしたことを悪びれることなく「仕方なかった」で片付けた挙句、困窮している現状を打開するため「お母さんに頼んでくれ」と情けない姿を見せたため、響から拒絶された。 後に響と再度対話するがキャロルの襲撃に遭い、一度は響を見捨てて逃げようとするも、彼女が勇気を出して自分に向き合ってくれたことで「響の父親である」ことを自覚し、自ら囮となって響を救出。 そして響が装者として戦う姿を見て、今まで現実から目を逸らしてきた自身の行動を反省し、父親として最後まで娘を見届ける決心をした。 決戦後は響と共に立花家に顔を出し、響の仲介により妻や義母と再会した。 第5期では未だ別居状態ではあるものの和解を試みている最中であり、未来をシェム・ハに奪われ悩む響に対し、無力な自分なりのアドバイスを授けた。 響の母 声 - 響の母親(本名不明)。 ノイズ災害による世間からの誹謗中傷により失踪した夫 洸の代わりに響を支えるため休日も働いている。 決戦後に実家を訪れた洸から「もう一度やり直したい」と言われた当初は躊躇するが響の仲介によって最終的に一応は和解した。 響の祖母 声 - 響の祖母(本名不明)。 休日も仕事に出ている母に代わり、響の三者面談に保護者として出席している。 響の髪型は祖母譲り。 アヌンナキ 第1期から「カストディアン」として存在を示唆されており、第5期にて本格登場。 先史文明期では現生人類を含む生命体を創造してきた改造執刀医であったが、権力と力を求めて反乱を起こした末、エンキと相討ちに近い形で敗れて肉体と存在を封印された経緯を持つ。 アダムがディバインウェポンを得た暁に、その存在を葬ろうとした対象でもある。 これにより生体を白銀に転換したり、自分自身をプログラム言語へと置換することで、全人類の遺伝情報内にバックアップとして記録・死後再生する(フィーネのリィンカーネーションのようなもの)といった埒外の現象を起こす。 その後アメリカのロスアラモス研究所に移されるも、聖骸は自動消滅し、腕輪もヴァネッサによって神獣鏡とともに強奪され、風鳴機関の意を受けたノーブルレッドによる儀式で未来が腕輪の力の依代とされたことから、バラルの呪詛から解き放たれていた未来の中に眠るデータ断章が励起、完全復活に至ってしまう。 復活後は訃堂によって風鳴本邸の地下電算室に移送・接続され、「器」たる未来の脳をダイレクトフィールドバックシステムで操ることによる制御が図られたが、その管理者権限を奪うべく侵入してきたノーブルレッドがシステムを一度止めたことで覚醒。 彼女らをその意思を問う前に「完全な怪物」へと改造するとともに、ファウストローブの機能を応用して惑星環境改造装置・ユグドラシルシステムを起動、星と命を意のままに操れる武器・「怪物」へと改造するという野望のもと活動を開始する。 ファウストローブ:神獣鏡 ダイレクトフィードバックシステムによる「神の拘束具」としてシェム・ハを制御するためロスアラモス研究所でシェム・ハの腕輪と同時に奪取された神獣鏡の欠片を使いヴァネッサが開発したもの。 しかし、シェム・ハはその仕組みを解析・言語情報化した自らを逆流させ外部システムの乗っ取りに使用している。 声 - かつて生前のシェム・ハを相討ちに近い形で倒し、月遺跡よりバラルの呪詛を起動させたその人。 フィーネとも面識があり、バラル起動に伴いフィーネに謝罪を述べている。 マリアのアガートラームの本来の起源であり、シェム・ハとの死闘のなか左手を彼女の能力で白銀に変えられたことから、全身が白銀化する前に自ら切断・放棄したものが残り、現生人類によってアガートラームとして扱われた。 月遺跡のマルドゥークに、自身の思考パターンをトレースしたOSを記録しており、アガートラーム=エンキ自身を所持していたマリアをマルドゥーク内に招き入れ、バラルとシェム・ハの真実を伝える。 緒川家 飛騨忍群の末裔であり、嘗てはに仕えていた。 明治維新以降は日本政府に仕え、国内外の敵と戦い退けてきている。 緒川慎次の兄および弟については第2期の時点で設定は存在していたが 、第5期12話で登場を果たした。 緒川 総司(おがわ そうじ) 声 - 緒川の兄で、先代当主の國電(くにみつ)亡きあとに家督を継ぎ、現当主として一族を統率する。 シェム・ハの脅威により全世界に非常事態宣言が出される中、生前の八紘の意向を汲んで、各国の主導者に協力を要請する書簡を送り届けるために奔走した。 緒川 捨犬(おがわ すていぬ) 声 - 緒川の弟だが、一族を離れ、歌舞伎町のホストクラブ「絶対隷奴(アブソリュートゼロ)」にNo. 4ホスト・亜蘭として勤務している。 シェム・ハの脅威に対し、自身の勤務する店のIT関連の顧客に協力を仰いだ。 その他人物 トニー・グレイザー 声 - (第1期)、(第3期) イギリスのレコード会社 メトロミュージックのプロデューサー。 響が装者となって間もない頃、翼の歌手としての海外進出展開を持ち掛けてきた人物。 一度は拒否されるが、ライブ後に翼を受け入れる準備がある旨を伝え、緒川から翼の事を依頼されると手を振り、イギリスへ帰国した。 その後、リディアン音楽院を卒業し歌姫としてイギリスへ渡った翼を迎え入れ、彼女のプロデュースを担当。 認定特異災害ノイズをはじめとする超常脅威による犠牲者の鎮魂と遺族の救済を目的としたチャリティライブイベント「LIVE GenesiX」にもマリアと共に彼女を登壇させる等、密かに彼女を支えた。 そして、翼がシンフォギアの破損により帰国を決意した際は「いつか再び夢を追いかけると約束すること」を条件に、彼女の意志を尊重し送り出した。 ふらわーのおばちゃん 声 - リディアンの近所にあるお好み焼き店ふらわーの店主(本名不明)。 常連客である響らとは顔なじみで、響との距離感で悩みを抱えている未来に対し助言をしたり、ノイズに追われていたクリスを保護したりと面倒見がよく心優しい性格の持ち主である。 パイロット 声 - 、 宇宙空間に浮かぶフロンティアの残骸から国連調査団が異端技術とナスターシャの遺体を回収した黒人と白人によるスペースシャトルのパイロット2人組。 黒人の方が先輩。 機械のシステムトラブルで墜落の危機にあったが、響の「生きるのを諦めないで」という通信を聞き、半ば諦めようとしていた後輩の白人パイロットに対し黒人パイロットが「燃え尽きそうな空に、歌が聞こえてくるんだ。 諦めるな」という言葉をかけて奮起させ、シンフォギア装者達の活躍によってシャトルは停止した。 第4期では、白人パイロットが匿名X(声 - )としてS. に通信を送り、バルベルデから最後に飛び立った輸送機の積み荷の中に大戦時の記録が隠されていた解析されたバルベルデドキュメントを提供した。 ソーニャ・ヴィレーナ(Sonia Virena) 声 - バルベルデ人の若い女性。 かつて雪音夫妻のボランティア活動を手伝っており、夫妻の死後はその意志を継ぎ、紛争孤児の支援活動に従事している。 クリスにとっては姉のような存在であったが、自らの不注意で雪音夫妻が亡くなってからは疎遠になっていた。 バルベルデ共和国の紛争にS. の一員として介入したクリスと再会を果たすも、弟のステファンが負傷したことに対してやり場のない怒りをぶつける。 後にステファンの手術の為に同行者として来日する。 クリスとカリオストロとの戦闘に巻き込まれた際、ステファンから自身とクリスが「過去に囚われすぎる」と喝破され、クリスと和解し帰国した。 ステファン・ヴィレーナ(Stephan Virena) 声 - ソーニャの弟で、彼女を含めた9人姉弟の長男で末っ子。 基地から逃亡したバルベルデ軍将校を追う響たちの手助けをするが、人質となっていた少女を助けようとしてアルカ・ノイズの攻撃を右足に受けた際、人命優先を判断したクリスに射抜かれ右膝下を失う重傷を負う。 後に義足手術を受けるため、ソーニャと共に来日する。 手術の後、クリスとカリオストロとの戦闘に遭遇した際、義足の右足で木の棒を蹴り上げてカリオストロの油断を誘い、「過去は変えられない、けど、この瞬間は変えられる」とクリスを奮起させ、戦況を変えるきっかけを作った。 作中用語 シンフォギア 聖遺物の欠片のエネルギーを用いて構成される鎧型武装、またはそのシステムの呼称。 櫻井了子の提唱する「櫻井理論」に基づき生み出された「FG式回天特機装束」の名称でもある。 欠片の中に残った聖遺物の力が、 適合者による特定振幅の波動=歌によって活性化しエネルギーに還元された後、鎧の形に再構成される。 シンフォギアを装着する適合者は 装者と呼ばれる。 ギアが装者にもたらす特性は、 身体機能上昇、音波振動衝撃によりノイズの侵食を防護する バリアコーティング機能、更にはノイズの在り方を調律し人間界の物理法則下に強制固着させて攻撃を有効化する、 位相差障壁の無効化の3つに大別される。 これらの機能からノイズに対抗できる唯一の兵器であり、「アンチノイズプロテクター」という別名を持つ。 また、装者の肉体を保護する防御性能も非常に高く、衝撃の緩和に留まらず宇宙空間での活動、大気圏突破、再突入をも可能としおよそ活動できない場所はないものと推測される。 聖遺物の欠片は、装者が身に着ける赤色系の細長い結晶のような形状のペンダント内部にコアとして収められており、ペンダントには歌のための集音マイク機能と活性化したエネルギーを鎧の形に再構成するコンバーター機能が備えられている。 ギアへの再構成は と呼ばれる起動用の歌を聖遺物の欠片が感知することで開始される。 ギア装着後、ペンダント部は変形して装者の胸元に設けられ、歌のための集音マイク機能がそのまま生かされる。 装着後は装者らの戦意に共振・共鳴して旋律を発生、それに合わせて装者が歌唱することによってその力を高める機構となっている。 故に装者は 歌いながら戦う必要があり、ダメージなどによって歌唱が中断されると力は一時的に弱まる。 ただし適合者であっても、人間とギアを構成する聖遺物とに隔たりがあることから、ギアから開放されるエネルギー負荷が装者を蝕むという代償もある。 「バックファイア」とも呼称されるこの負荷を低減するためにギアには総数3億165万5722のロックが施されており、これが装者個人の技量と戦法に応じて系統的・段階的に解除されることで、ギアが形や機能を変えていく機構となっている。 異端技術の結晶であることから、その存在は他の聖遺物同様日本政府によって完全に秘匿されている。 シンフォギアの戦闘能力を左右するのは、装者の体力や運動神経ではなく、精神性によるところが大きいと考えられている。 従って、装者たちの鍛錬は自分を信じる想い、「自信」を育てることに主眼が置かれており、各々に用意されたメニューが存在する。 実際に、それら地道な努力によって各装者の適合係数とそれに順ずる戦闘能力は向上しており、効果は実証されている。 第3期にて、アルカ・ノイズ及びミカの手によって全機が破壊されてしまう。 開発者たる了子の死によって本来修復は不可能であったはずだが、聖遺物のパッチワーク技術を含めた錬金術知識を持つエルフナインが プロジェクト・イグナイトを立案、同プロジェクトにより強化改修が成功する。 破損したシンフォギアシステムの修復に留まらず、出力を引き上げると同時に解剖器官の分解効果を減衰するためにバリアフィールドの調整が施され、更に イグナイトモジュール(後述)による戦闘力上昇が達成された。 「イグナイト」は有用な決戦機能であり数々の戦果を挙げたが、第4期最終話にてアダム決戦時のリビルドによって、機能の要であるダインスレイヴをラピス・フィロソフィカスのエネルギー転用による負荷の肩代わりに焼却したことで喪失してしまうが、代わりにラピスのファウストローブの特性が組み込まれたことで新たな決戦機能アマルガムを獲得した。 適合者 聖遺物、もしくはその欠片を歌によって共鳴・共振させて起動できる者の呼称。 その中でもシンフォギアを装着できる適合者が「装者」である。 第3期以降、適合者のカテゴリーは以下の3種類に大別されている。 翼・クリス・セレナのように先天的な適性を訓練によって恒常的に伸ばした第一種。 奏・マリア・調・切歌のように先天的な適性を訓練と投薬によって引き上げた第二種。 響のように融合体として装者となった後、融合体でなくなった以後も訓練や投薬の必要なしに十分な必要適合係数を獲得した第三種。 第1期の時点では、日本政府が秘密裏に適合者選抜を行っており、適合者の存在が極めて稀であることに加え、シンフォギアの存在を機密にしなければならないことから成果は上がっていない、とされていた。 アームドギア シンフォギアの可変・可動式主武装。 聖遺物のエネルギーが武器の形に固定されることで発生し、元となる聖遺物の形態と装者の心象によって異なる武器に変化する(例:天羽々斬=刀、ガングニール=槍)。 なおエネルギーのイメージを固定するには、相応の資質と長期に渡る経験が必要となり、装者となってすぐに使えるわけではない。 その形状は行使する技や使用方法に応じて変化することもある。 特に融合症例として装者自身がシンフォギア化していた響の場合、暴走を経て喪失した腕の再生や、体の一部の武器化といった、本来とは大きく逸脱したアームドギア運用を披露している。 絶唱 装者の負荷を省みずにシンフォギアの力を限界以上に解放する歌。 増幅したエネルギーを、アームドギアを介して一気に放出する。 その力の発現はシンフォギアごとに異なるが、共通して発生するエネルギーは凄まじく、ノイズを始めとするあらゆる存在を一度に殲滅し得る絶大な効果を発揮する。 しかし装者への負荷も、生命に危険が及ぶほどに絶大。 反動ダメージは装者の適合係数の高さに伴って軽減されるが、そもそも適合率の高い適合者自体が稀でありLiNKERの負担や、追い詰められた状況で使用される負担やダメージもありいずれにせよ大きなダメージは避けられない。 奏の場合、自身の適合係数の低さに加え、LiNKERの投与を一時中断していたことから、負荷が耐久限界を超えてしまい死亡した上に遺体も塵となって完全に消滅してしまった。 またアームドギアを介さず自身から直接放つことも可能ではあるが、威力が高い代償にエネルギー運用効率が悪く跳ね返る負荷もさらに深刻なまさに「自爆」用途での手段となる。 正規適合者である翼はこのやり方で絶唱を歌ったため、かろうじて一命を取り留めたものの絶対安静の状態にまで追い込まれている。 絶唱発動直後の翼には吐血、眼からの出血などが生じており、尋常ならざる負荷が襲ったことが覗える凄惨な様子であった。

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戦姫絶唱シンフォギア

シンフォギア ガリィ 声優

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