ニッキ。 シナモン

*キラキラニッキ*

ニッキ

シナモンとニッキには、 決定的な違いがあるのをご存知ですか? 原材料も作り方もほとんど同じんなんですが、何が違うのか? 今回きっちり調べましたので、この辺でシナモンとニッキの違いをはっきりさせておきましょう。 だって・・・いつも食べてたシナモンロールが、実はニッキロールだったらどうしますか? コメダで飲んでたシナモンウィンナーコーヒーが、実はニッキウインナーコーヒーだったら・・ もう誰も信じられません・・(泣) 私は何を信じて生きていけば良いのでしょうか? 家のおばあちゃんがよくニッキ飴をたべているんですが、あれがシナモンだったら・・・ シナモン飴だったら・・ 原材料が同じなら、シナモンとニッキって同じものなのか? 呼び方が違うだけなのか? それとも違うものなのか? 私はシナモンの事を日本ではニッキと呼ぶのかと思っていたのですが・・・。 調べてみると色々と分かってきました。 今回お伝えする事は具体的には Sponsored Links シナモンの特徴 シナモンはニッキと違って、香りが甘くて、マイルドな風味がありますね。 シナモンのこの独特な風味の秘密はオイゲノールという成分です。 ただしこのオイゲノールは、 スリランカのセイロン産の日桂にしか含まれていません。 カプチーノ等の付いてくるシナモンスティックは日桂の樹木の皮を剥がしてから、皮についているコルク層を丁寧に取り除いてから数枚重ねて、乾燥させます。 水分がなくなると、自然と皮が縮んで丸まってスティック状になるのです。 また、私同様にお菓子作りがお好きな方はお分かりだと思いますが、シナモンは甘い香りはしますが甘くはないので、フルーツを使ったタルトやパイ等より甘い香りを出したいお菓子の食材には最適ですね。 ニッキの特徴 ニッキはシナモンに含まれるオイゲーノールを含んでいない、日本産日桂は収穫量が少ない為、シナモンよりもちょっとだけお値段が高いです。 要するにシナモンより高級です。 では、 どうして「八つ橋」は、シナモンではなくてニッキを使っているのでしょうか? 八つ橋にわざわざニッキを使う理由 昔は日桂の樹木の細い根っこの部分を「ニッキ」と呼んで子供達のお菓子としていた事から、日本の有名なお菓子である「八つ橋」にはニッキを使っているのです。 これは日本にも日桂の樹木があったからですね。 なるほど、そういえば安い「八つ橋」って売っていないですよね。 シナモンやニッキに使われる日桂という樹木が育つには30年という長い月日がかかります。 また、シナモンやニッキには、健康や美容に効く成分が多く含まれています。 その辺も学んでいきましょう! シナモンとニッキの健康美容効果 シナモン・ニッキの代表的な健康美容効果は• 毛細血管を保護して、血行を促進する• 殺菌、解熱作用がある• 中性脂肪やコレステロールを抑える• 血圧、血糖値を下げる• 抜け毛を予防したり、改善する• 胃腸を丈夫にする です。 こんなに貴重なシナモン、ニッキは遠い昔は【香辛料、生薬】として使われていました。 日本の八つ橋にニッキが使われるようになった理由の中には、先に書いた理由の他に、 『昔、長旅に適した食料としてお米をお餅にして、さらにそのお餅が長持ちするように、殺菌と防腐を兼ねて粉末にしたニッキをお餅にまぶしたのが発祥』 とも言われています。 以上の事を考えると、現代でもシナモンやニッキを使った食べ物はちょっとだけお値段が高い理由も理解できました。 ちなみに、京都に行くなら鈴虫寺がオススメですよ。

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*キラキラニッキ*

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ニッキ、シナモンはどちらもクスノキの一種の樹皮をはぎ取って乾燥させた物です。 日本名は桂皮(ケイヒ)または肉桂(ニッケイ)です。 体を温める作用、発汗・発散作用、健胃作用があると日本薬局方にも収録されています。 シナモン、カシアとの違い シナモンやカシアは、ニッキと同じものとして考えられていますが、微妙に違いがあります。 今日シナモンといえばスリランカのセイロン肉桂(ニッキ)を指し、カシアは中国肉桂(ニッキ)をいっていますが、その産地によりいろんな名称で呼ばれており、インドカシア(シッキム地方)、シントック桂皮(インドネシア産)、日本肉桂(ニッキ)(日本産)などさまざまです。 また、その形状、気味もそれぞれかなりの違いがあります。 日本で一番多く売られているのはカシアのようです。 以上がニッキの説明です。 黒糖をアクセントにすることで、味に深みを持たせました。 ニッキ飴好きの方にも、「こんな味を探してた!」と言わしめる、こだわりのニッキ飴をご賞味ください。

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シナモン・肉桂・ニッキ・桂皮・カシア・セイロンの違いと効果効能!漢方薬&副作用も

ニッキ

インド料理マニアの私は、あらゆるスパイスを使って料理を作るのが趣味です。 シナモンもそのうちの一つです。 ほとんどのカレーには、シナモンを使います。 すぐ無くなっちゃうスパイスのうちの一つです。 でも、日本人にとっては、シナモンロールやアップルパイなど、シナモンを使ったお菓子の方が、馴染み深いですよね。 そんなある日、久しぶりに京都のお菓子で有名な八つ橋を食べたところ、シナモンの香りがして驚きました。 八つ橋の香りって ニッキのものだったはずです。 シナモンとニッキって同じものなんでしょうか? というわけで、シナモンのことを色々と調べたら、漢方薬である、 桂皮やシナモンの親戚の カシアなんてものまでみつけました。 果たして、これらにはどんな違いがあるのでしょうか? ここでは、シナモンやニッキ、桂皮やカシアの違いについてお伝えします。 シナモンとニッキと桂皮とカシア どれも同じような香りがしますが、何か違いがあるのでしょうか? 早速、それぞれの特徴を見ていきましょう! シナモン シナモンは セイロンニッケイという木が原料の香辛料です。 セイロンニッケイはクスノキ科の木で、セイロンという名の通り、スリランカやインドなどに生えています。 セイロンニッケイの幹の皮を剥がすと、その内側にコルクのような層があり、それを乾燥させたものがシナモンです。 このコルクの層は乾燥させると、くるんと自然に丸くなります。 よく見るシナモンスティックは乾燥させると自然にあんな形になってるだけなのです! ちなみにシナモンスティックの使い方は、この記事に詳しく書いているので、持て余している方はどうぞ! 日本人にとって、シナモンはお菓子などと相性が良いスパイスですよね。 普段は粉末のものを使うことが多いので、シナモンスティックだと使い勝手が悪くて持て余すかもしれません。 そこで、ここではシナモンスティックの使い方を紹介します。 ニッキ カシア ニッキは シナニッケイという木が原料の香辛料です。 シナニッケイもクスノキ科の木で、日本に生えている木です。 この シナニッケイの木の根の皮を原料にしたものが、ニッキなのです。 ちなみにシナニッケイの幹の皮を剥がすと、セイロンニッケイと同じようなコルク層があり、それを乾燥させるとセイロンニッケイとほとんど同じ香りのするスティックになります。 これがカシアと呼ばれるものです。 カシアもシナモンスティックと同じような用途で使われます。 桂皮 桂皮は主に トンキンニッケイなどのクスノキ科の木が原料の生薬です。 桂皮もシナモンと同じように、 トンキンニッケイの幹の皮の下のコルク層を乾燥させたものです。 シナモンとは単に原料となる木の種類が違うだけで、やっぱり香りもほぼ同じです。 最近では桂皮と読んだ場合には、シナモンを指す場合も多いようですね。 桂皮は生薬として用います。 その効能は次のようなものです。 体を温め、発汗を促す 冷え性の人に対して• 解熱鎮痛作用 風邪などの病気の人に対して• 健胃、整腸作用 ちなみにシナモンやニッキも原料となる木の種類は違いますが、同じような効能があります。 八つ橋は身体に良い食べ物なんですね~。 というわけで、それぞれの特徴を見てきました。 ここまでの段階では、3つとも用途が違うだけで、どれも同じもののように感じますよね?でも、実は微妙な違いがあります。 今度は3つの微妙な違いについてお伝えします。 スポンサーリンク 3つの微妙な違いとは? シナモンとニッキと桂皮、同じようですが、実は微妙な違いがあります。 それは香りの違いです。 実は3つともほぼ同じ成分ですが、シナモンの原料であるセイロンニッケイにだけ、 オイゲロールという物質が含まれています。 そのため、 セイロンニッケイだけが微妙にマイルドな香りになるのです。 言われてみると、ニッキの香りの方が、ツーンと来る感じでより強烈ですよね。 やはり西洋のお菓子に合うのはシナモンのような気がしますね! ちなみに日本で出回っているシナモンは、最近ではシナニッケイを原料にしている物も増えています。 しかし、 シナモンと言った場合は厳密にはセイロンニッケイが原料の物を指すのです。 さて、ここまではシナモンとニッキと桂皮の違いについて見てきました。 これらの特徴は何と言ってもその香りですよね! 次はこの香りの効果について見ていきましょう。 スポンサーリンク 香りの効果 シナモンもニッキも桂皮も、その香りの主成分は シナムアルデヒドという成分です。 お菓子のような甘い食べ物に良く合うこの香りですが、実は凄い効果があります。 それは防虫効果です! シナムアルデヒドの防虫効果を実験するために、蜂蜜にシナモンをまぶしたものと、ただの蜂蜜を、それぞれアリの巣のそばに置いておいたところ、アリはただの蜂蜜に集まり、 シナモンをまぶした蜂蜜には一切集まらなかったのです。 また、シナモンの香りを漂わしておくと部屋にも虫が入ってきません。 実はこの防虫効果はとても強力で、市販の虫よけスプレーなんかよりも 強力なのです。 ただし、シナムアルデヒドの効果はすぐに消えてしまうので、効果の持続性まで考えると市販品にはかなわないようです。

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