体 構図。 オシャレなインスタ写真のヒミツ。それは「構図」にアリ!

「基本の構図」が身に付くと写真が断然プロっぽくなっちゃう!

体 構図

みなさんこんにちは。 「放射線構図」という構図をご存知でしょうか。 絵画などでもよく使われるという、奥行きを出すための構図で、写真に動きをプラスしてくれます。 今回はそんな「放射線構図」の活用ポイントをご紹介します。 放射線構図とは 「放射線構図」とは、ある一点から複数の線が放射状に伸びていく構図のことです。 奥行きや広がりを感じることができるため、躍動感、迫力を与えることができます。 上の二枚では、左の切り取りよりも、放射線構図を意識した右の方が広がりを感じていただけるかと思います。 放射線構図の活用ポイント 放射線構図は、主に以下の撮影スポットで活用しやすいです。 ・街並み ・鉄道 ・駅 ・直線が続く道 等 街でポートレートなどの特定の被写体を撮影する際にも、背景の放射線を意識すると、いつもよりも動きがあり被写体を引き立たせることができます。 日の丸構図とは別の被写体の引き立て方も、覚えておくと良いですね。 放射線上に、少しくらい障害物が入り込んでも大丈夫!十分に奥行きを表現できます。 いかがでしたでしょうか。 ぜひ、スナップなどで取り入れてみてください。 , ,•

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カメラの構図とはなにか 写真撮影の基本と構図の12パターンの解説

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この答えは、カメラの機能や性能の問題でもなければ撮影者のセンスの問題でもありません。 実は、「 人の脳が美しい部分だけをさらに美しく記憶する性質がある 」ということが一番の問題なのです。 人の脳というものは実に勝手で都合の良い性質があります。 目に飛び込んでくるさまざまな情報の中から、脳は見たくない物を忘れ、美しいと感じたものを強調して記憶します。 そんな人の脳に太刀打ちできるカメラはこの世に存在しませんし、これからも作りだされることはないでしょう。 そしてさらに筆者はこう考えています。 美しいモノを観て美しいと感じることができる人に写真のセンスがないなんてことはありえないと。 足りないものがあるとしたら、そのセンスを表現するための手段、つまり写真の技術を知らないだけだということです。 冒頭の質問をしてくる人は、こうした勝手で都合の良い自身の脳の性質を理解せずに、目に映るそのままを何も考えずに撮影しているのです。 これでは脳が漠然と描いているイメージを超えることはもちろん、そのイメージに近い写真ですら撮ることはできません。 では、どうしたら自身の頭が「 漠然と描くイメージ 」に近い写真が撮れるようになるのでしょうか。 画の中にいろいろな情報が多すぎて魅力的でなくなってしまう典型的な失敗例 まずを観て、この写真を撮った場所に実際にいることを想像してみましょう。 そして、この風景の中で何を美しいと感じたのかを口にしましょう。 紅葉、紅葉と背後の石段の対比、石段に積もった紅葉、はたまた手前の太い幹……なにをどう感じるかは人それぞれです。 とにかく美しいと感じたことをいくつでもいいので挙げてみましょう。 次に、いくつか口にした美しい事柄を今度はひとつに絞ります。 絞った事柄が「 主題 」となります。 ここでは「 石段に積もった紅葉 」を主題としましょう。 そうしたら、主題にした事柄以外は忘れます。 たとえ紅葉と石段の対比が捨てがたいと感じていたとしても思い切って忘れなければなりません。 魅力的な写真にするためには、主題を欲張らない方がよいのです。 ( 欲張ったのに良い画が撮れたりするのが写真の奥深さでもありますが、今は忘れましょう ) 最後にやることは、主題を邪魔するものの排除です。 の場合は、上から垂れ下がった電線と、手前にある太い幹、白いパイプ、そして石段の右側にある緑の樹木が邪魔になる可能性があります。 可能性と書いたのは、人が思い描くイメージによっては入れた方が良いときもあるからです。 筆者の場合は、これら4つが邪魔になると感じたので排除することにしました。 ただし、手前の太い幹は写真に奥行き感を出してくれる要素にもなりうるので、少しだけ残すことを考えました。 図1 黄金分割グリッド 2本の対角線を「 分割線 」とし、他方の分割線の端から引いた垂直線との交点を 「 分割点 」 として使う構図。 この分割点を「 黄金分割点 」と呼ぶ このようにして、主題を絞り込むことと、主題を邪魔する要素を排除しながらイメージを決めていくことを筆者は「 引き算のイメージ構築 」と呼んでいます。 多くの場合、引き算しながらイメージを決めた方が魅力的な写真になります。 もちろん、こうしたセオリーを知った上で、敢えて欲張る撮影方法もあることを覚えておいてください。 さて、そうやって撮ったのがです。 と比べると見せたいモノ、伝えたいことが明確になっているでしょう。 電線とパイプ、緑の樹木は、撮影の立ち位置を左斜め前方に1m ほど移動してフレームの外に追いやり、手前の幹は画に安定感と奥行き感を出すために右下に少しだけ残しました。 そして主題である「 石段に積もった紅葉 」を強調するために、を使いました。 黄金分割構図 などと書くとなにやら難しく感じるかもしれませんが、重要なのは対角線である2本の「 分割線 」と4つの「 黄金分割点 」のいずれかに主題を配置することです。 の場合は、石段を分割線の上に乗せ、画面を大きく2つに分割( 左側に紅葉の赤、右側に苔むした緑 )しています。 分割線に石段を乗せることで石段の存在がより強く押し出され、また画面が2つに分割されることで、画に大きなアクセントが生まれます。 さらに、それぞれの黄金分割点に紅葉の明るい赤、暗い石積み、そして中間調の石段を配置してリズムを作っています。 このように分割線で画面を分割したり、明暗でリズムを作ることが、魅力的な画作りにとって重要なポイントです。 蜘蛛の糸に付いた朝露を対角線に並べ、ヒメグモを黄金分割点に配置した ( トリミング有 ) 黄金分割などと書くと少し難しく思えるかもしれませんが、誤解を恐れず単純にしてしまえば「 対角線構図 」です。 のヒメグモの写真のように、主題( 蜘蛛 )と副題( 水滴 )を対角線上に配置するだけでもいいのです。 主題であるヒメグモの位置は、上です。 黄金分割構図は、のような情報が多いロケーションで、どうフレーミングしたらよいか悩んだときに使ってみましょう。 もちろんその際に、余計なモノはフレームアウトすることを忘れずに。 一般的に使われている構図の名称や定義と異なるものがあるのでご承知おきください。 なお、一般的に使われている構図の名称および定義にもバラツキがあります。 消失点の置き場所は分割点に拘らなくてもよい 消失点構図 次の構図を紹介しましょう。 それは のような「 消失点構図 」です。 消失点とは遠近法で画を描くときに使われる理論上の無限遠点のことです。 消失点構図は、現実では平行線になっている要素を消失点に交わる集中線のように描くことで、奥行きが表現できます。 ここでは消失点構図で撮ったいくつかの例を紹介しましょう。 逆光によりシルエットになっている杉木立を集中線にして、覗く青空を消失点に置いたことで、撮影者が置かれている現状と希望が描けた 道頓堀川に並ぶ建築物を集中線にして画面中央に消失点を置いた写真。 集中線の他に、消失点を中心にした同心円構図も取り入れることで視線の集中化に拍車がかかっている 数ある構図の中でも、消失点構図は、否が応でも観る人の目を消失点にひきつけます。 それほどインパクトのある写真にできる構図ですので、積極的に使ってみましょう。 消失点構図で重要なのは、消失点に何を配置するのか、または集中線を何を使って表現するのかです。 は杉木立の背後にある青空を消失点に、はトンネル出口の暗闇を消失点に置くことで、それぞれ距離的・時間的・心理的未来を表現しています。 の場合は消失点ではなく主題を集中線上に置いています。 左右の比較させたい被写体にある線を集中線に使うことで、対比、対立を際立たせています。 他の被写体はサブとして扱い、配置場所は分割点を意識する必要はない 大小パターン構図 次はテーブルフォトやブツ撮りなどでよく使われる構図、「 大小パターン構図 」( )です。 同じような形状をした複数の被写体を並べて撮るときに参考にする構図で、大きさと位置に変化をつけることで画にリズムを作ります。 大小パターン構図は画にリズムをつけるのが主目的ともいえる構図なので、花の集合体など、ややもすると単調になりがちな同形状の複数の被写体を写すときに役立ちます。 また、大小パターン構図は、画にリズムをつける目的以外に、複数の被写体を効果的に対比させられる構図でもあります。 その場合はやのように、同じ被写体でも異質のものを並べると、新旧の対比や時間の経過などを表現できるおもしろい写真になります。 リズム感は多少単調になりますが、対角線に配置することで画のまとまりはよくなるはずです。 その場合、のように被写界深度によるぼかしや、ライティングによる明暗をつけると画にリズムが生まれます。 これは風景写真やスナップはもちろん、テーブルフォトやポートレートなど、すべての写真のジャンルで同じです。 一言で「 線 」とはいっても、それは実線の場合もあれば、目には見えない線( 目線や、人、モノなどが進む方向など )であったりします。 たとえば、のでは、猫の目線と背後を行く小学生の歩く方向が見えない線、そして、や今回の記事の対角線構図と消失点構図の集中線は実線です。 この「 線 」を景色の中から見つけ出すことが写真上達の第一歩といっても過言ではなく、景色の中から主となる「 線 」を見つけ出したら、これまでに紹介した構図の線に当てはめ、さらに主たる線を邪魔する他の線をフレームアウトなどで排除することが、上手な画作りといえます。 まずは「 S 字構図 」( )です。 景色の中に のような S 字にカーブする線を探して写真に納めると、構図としてまとまりのある画になるだけではなく、画の中に流れや延々と続く悠久さなどを感じさせることができるようになります。 たとえば渓流やワインディングロードなどを撮るときに S 字構図を使うと、悠久な川の流れやどこまでも続く道のイメージを強調できるというわけです。 なにかのイベントなどを待つ人の行列などでも S 字構図が使えれば、単なる行列の写真にとどまらずに、そこに長く続く時間を表現できるはずです。 この場合の主題は立ち並ぶ倉庫になる は S 字構図を使って撮った小樽運河の写真ですが、運河自体を S 字で描かずに、運河のほとりに並ぶ倉庫と手前の植物を S 字に見立てて撮影した、ちょっと変わった S 字構図です。 S 字に配置する被写体を運河では無く倉庫にすることで、主題は運河から離れ、ほとりに延々と立ち並ぶ倉庫に移っていることがわかることでしょう。 これは重要なポイントです。 景色の中に線を探し、その線が明確になるような撮影をすると、その線に配置されている被写体が必然的に主題になりやすいということです。 つまり、もしを撮るときに運河を主題にしたいと感じたのであれば、運河を S 字上に配置する必要があるわけです。 その規則や方向性が黄金螺旋でなくてもかまわない。 そこが樹木を魅力的に撮る撮影ポイントになるのは間違い無い 最後は「 黄金螺旋構図 」( )を紹介して終わりにしましょう。 花の咲く樹木の写真を撮ることがあると思いますが、思ったほど魅力的に撮れないと感じたことはありませんか? 実際、樹木を魅力的に撮るのはなかなかに難しいことなのです。 自然に伸びた枝々とそれに咲く花は、それ自体はたいへん美しくはあるのですが、何も考えずに四角いフレームへ納めると、途端に魅力を失います。 それは、「 線 」を意識していないからなのです。 樹木を撮るときは、花や葉よりも枝の伸び方に意識を配り、そこに「 線 」を探してみましょう。 このとき参考にしたい構図が「 黄金螺旋構図 」です。 樹木の枝振りが のような螺旋に見える位置が見つかったら、そこが絶好の撮影ポイントです。 このとき、 の螺旋のすべてに合致する必要はありません。 のように、一部分でも黄金螺旋に合致すればよいのです。 黄金螺旋を意識して撮影すると、樹木などの細かな線が入り乱れている被写体を上手にまとめることができます。 線を意識した構図には限りがない 代表的な構図の例をピックアップして紹介してきましたが、実際にはもっとたくさんの構図が存在し、ここでそのすべてを紹介することはできません。 ただ、このセクションでも書きましたが、どの構図でも景色の中から「 線 」を見つけ出し、その「 線 」をどうフレームに取り込むのかという基本は同じです。 写真を上達させるには、初めはなるべく多くの構図を試してみて、その中から自分が好きだと感じる構図を見つけたら、その構図が得意になるまで使い込んでみましょう。 そうしていくうちに、それがあなたの写真のあなたらしさになっているはずです。

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被写体の「向き」と「空間」を活かした写真の撮り方【構図・風景写真・ポートレート】

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最終更新日:2019年5月2日 日の丸構図はその名の通り日本の国旗をイメージした構図であり、被写体をフレームに中心に置くことを意味します。 数ある構図の中ではとても簡単に配置できる構図であり、構図を全く意識せずに撮っていたり、初心者の人が無意識に撮影している写真は、この日の丸構図が多いと言えます。 ここでは日の丸構図についてご紹介していきましょう。 日の丸構図とは 日の丸構図とは、下の図のようにフレームの中心に被写体を置く考え方で、構図を意識せずに撮影している初心者の方がやってしまいがちな構図で、単に中心に被写体を置くだけでは平凡な写真になりがちです。 日の丸構図は素人感丸出しだと笑われる対象になりやすいですが、立派な構図技法の1つであり、正しく使えばインパクトのある写真に仕上げることも可能です。 なぜ日の丸構図は平凡な写真になりやすいのか まずは下の写真を見てみましょう。 新緑と桜、奥に山が見える美しい季節ですが、主題が桜なのか山の風景なのかよくわかりませんね。 もし、同じ焦点距離であれば、日の丸構図にはせず、三分割法に切り替えて配置するのが妥当な考え方です。 なぜなら主題である桜の木が小さすぎるため、真ん中に配置しても左右上下が間延びしてしまい、変凡な写真になりやすいからです。 もし日の丸構図にするのであれば、上の写真のように大胆に近づいて撮影してみましょう。 迫力も増し、奥の山ともマッチした仕上がりになります。 更に近づいて角度をローアングルにすることでも、同じ日の丸でも違う雰囲気になります。 この写真も日の丸構図で撮影したものですが、周りに意味のないスペースが空きすぎて平凡な写真になっています。 寄って撮影したら、迫力のある写真になりました。 被写体を引き立てるようなシーンで日の丸構図は有効 人間の目はまず写真の真ん中を見ようとしますので、主題のみをアピールする場合には有効です。 そのため、一目見て被写体にインパクトがあるような写真にしなければいけませんね。 中心以外の被写体がごちゃごちゃしているものや、どれをメインに表現されているのかよくわからない日の丸構図はあまり良いとは言えません。 主題以外の背景を綺麗にぼかすことで、中心の被写体が引き立ちます。 野鳥などをクローズアップして撮影するときは、日の丸構図は有効です。 手前の青葉の隙間から、奥のお地蔵様にピントを合わせました。 そのままお地蔵様を撮れば単なる平凡な日の丸構図ですが、手前にボケを入れることで、奥の被写体が引き立つようになりました。 このように日の丸構図は被写体を真ん中に配置するだけなので簡単ですが、実は奥が深いため多用するのは避けるのが無難です。 主題をしっかりとアピールするために大きめに撮影し、小さい被写体を捉える場合は、周りをぼかすことが大切です。 日の丸構図を立派に撮影できるようになれば、初心者も卒業と言えますね。 日の丸構図 まとめ ・日の丸構図は被写体をフレームの中心に配置して撮る考え方 ・初心者に多く、構図を考えなかったり、無意識に撮ると日の丸構図になることが多い ・とても簡単に配置できる反面、日の丸構図は平凡な写真になりやすい ・風景などは大胆に近づいて大きく撮影し、存在感をアピールさせる ・左右上下に無駄なスペースが多くできるため、インパクトがなくなってしまう ・小さい被写体を中心に置いて撮影するときは、手前や奥をしっかりぼかすことが大事 日の丸構図は簡単なようで難しいので、撮影に慣れた人でも頭を悩ます構図の1つです。 しかし被写体の存在感をアピールすることができますので「これしかない!」というとっておきの一枚は、日の丸構図で大胆に撮ってみてもよいでしょう。 上記を参考にしながら、カッコイイ日の丸構図を撮ってみてください。

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