２２年連続で生鮮カツオの水揚げ量日本一を誇る宮城県気仙沼市で１３日、「気仙沼かつお祭り」が始まった。 不漁で一時は開催も危ぶまれたが、今月に入って復調の兆しが見え始め、主催者は胸をなで下ろしている。 午前８時、市魚市場に近い商業観光施設「海の市」には長蛇の列ができた。 祭りの目玉、生鮮カツオの特売だ。 新鮮で約２・５キロの中サイズが１匹１千円と格安。 「大きいね」「祭りだもの。 小さいのは出せないよ」と、気っぷの良い言葉も飛び交った。 用意した２００匹はわずか３０分で売り切れ。 初めて妻と訪れた富谷市の中川敏さん（５４）は「１匹で買うのは初めて。 活気があっていい。 これから観光して帰ります」と楽しんでいた。 祭りは、市や水産団体などでつ….
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２２年連続生鮮カツオの水揚げ日本一を誇る宮城県気仙沼市で、新鮮なカツオを味わってもらう「気仙沼かつお祭り」が１３日、市内の観光施設などで始まった。 カツオ漁が振るわず、開催が危ぶまれたが、７月に入り少しずつ水揚げが回復。 予定通り、無料の振る舞いなどが行われた。 １５日まで。 市や気仙沼漁協などでつくる市生鮮かつおプロモーション事業実行委員会が主催し、今年で３回目。 観光施設「海の市」、物産販売店「気仙沼お魚いちば」、商業施設「気仙沼さかなの駅」の３施設で、１匹を格安で購入できたり、すしや刺し身などを無料で食べたりできる。 「海の市」では、たたきのにぎりずし２００食が無料で振る舞われた。 提供開始の午前１０時半前から列ができ、２０分でなくなった。 仙台市泉区の主婦小林誠子さん（６７）は「気仙沼で食べるカツオは新鮮で味が深い」と喜んでいた。 気仙沼漁港は今月１日に４５日ぶりにカツオ船が入港してから、水揚げが回復傾向にある。 今週も１０〜１２日と３日連続で水揚げがあり、市水産課は「心配したが祭りを開くことができる量は確保できた」と話した。 １４、１５日も各施設でカツオのハラス焼きやあら汁、刺し身などが無料で振る舞われる。 連絡先は海の市０２２６（２４）５７５５。
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２２年連続で生鮮カツオの水揚げ量日本一を誇る宮城県気仙沼市で１３日、「気仙沼かつお祭り」が始まった。 不漁で一時は開催も危ぶまれたが、今月に入って復調の兆しが見え始め、主催者は胸をなで下ろしている。 午前８時、市魚市場に近い商業観光施設「海の市」には長蛇の列ができた。 祭りの目玉、生鮮カツオの特売だ。 新鮮で約２・５キロの中サイズが１匹１千円と格安。 「大きいね」「祭りだもの。 小さいのは出せないよ」と、気っぷの良い言葉も飛び交った。 用意した２００匹はわずか３０分で売り切れ。 初めて妻と訪れた富谷市の中川敏さん（５４）は「１匹で買うのは初めて。 活気があっていい。 これから観光して帰ります」と楽しんでいた。 祭りは、市や水産団体などでつ….
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