プリンセス プリンシパル 映画。 劇場版「プリンセス・プリンシパル」第1章の本予告&あらすじ公開 アフレコ終えたキャストコメントも

架空のロンドンに暗躍する少女スパイ!『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章』:映画ファンにすすめるアニメ映画

プリンセス プリンシパル 映画

この記事にはに関する記述があります。 記述内容は映画の公開によって変更されることがあります。 ( 2018年4月) プリンセス・プリンシパル ジャンル アニメ キャラクター原案 監督 シリーズ構成 脚本 大河内一楼、 キャラクターデザイン 秋谷有紀恵 音楽 アニメーション制作 、 製作 Princess Principal Project 放送局 ほか 放送期間 7月 - 9月 話数 全12話 映画:プリンセス・プリンシパル Crown Handler 監督 橘正紀 脚本 キャラクターデザイン 黒星紅白(原案) 秋谷有紀恵、 メカニックデザイン 片貝文洋 音楽 梶浦由記 制作 アクタス 配給 封切日 第1章:未定 上映時間 不明 漫画:プリンセス・プリンシパル 原作・原案など Princess Principal Project 作画 出版社 掲載サイト レーベル リュウコミックス 発表期間 2019年11月8日 - 巻数 既刊1巻(2020年3月現在) - プロジェクト ポータル 『 プリンセス・プリンシパル』 Princess Principal は、・共同制作によるの作品。 3月24日に制作が発表され 、同年7月から9月までほかにて放送された。 略称は『 プリプリ』。 また、同年8月より2018年12月まで向けのゲームも配信された。 19世紀末に東西に分断されたのを舞台に繰り広げられる、女子高生たちのスパイアクションを描いた作品である。 全6章の続編が劇場版として制作されることが決定している。 タイトルは『 プリンセス・プリンシパル Crown Handler』。 あらすじ [ ] 19世紀末。 アルビオン国は強大な軍事力である王立航空軍・通称「空中艦隊」により世界の勢力図を一変させ、アルビオンから産出される新時代の動力源であり、特定範囲を無重力化することのできる「 ケイバーライト」 を独占することにより、の再来と謳われる覇権国家を樹立していた。 しかし、議会共和派である「アイアンサイド党」が主導する革命の結果「王国」と「共和国」に分裂し 、 アルビオン王国 と アルビオン共和国の両勢力により東西を隔てる「ロンドンの壁」で分割され、以来10年、各国のスパイが暗躍する「影の戦争」の最前線となった首都ロンドン。 その王国領域にある名門校 クイーンズ・メイフェア校に通う「博物倶楽部」の5人の少女には、王国に潜伏する共和国側のスパイ組織「 コントロール」に所属するスパイという裏の顔があった。 共和国とて一枚岩ではなく、政府は穏健共和派だが、軍の一部で強硬な革命推進派が策動する中、5人は各々の能力や立場を活かし、時には悩み傷つきながらもスパイとしてロンドンを駆け巡る。 各回クレジット参照。 アルビオン共和国の情報組織「コントロール」に所属するスパイチームのエース。 17歳。 天才的な技能を持つスパイで、暗号名で「 A」とも呼ばれる。 無愛想な態度や感情を廃した平坦な口調で人に接する一方、「クロトカゲ星」の話題や妙な嘘をついては周囲を振り回している。 顔はプリンセスとそっくりだが、それを隠すために日常では眼鏡をかけている。 武器はで、を愛用し、重要任務工作員のみが所持できる Cボール(個人携帯型ケイバーライト移動装置)を駆使して任務をこなす。 互いの正体に関わることから2人だけの秘密としているが、ロンドン分断前のプリンセスと親しい間柄であり、危険な任務に参加させることに反対したり 、無茶な要求に応えたり と、過保護気味。 元々はプリンセスと共和国スパイを入れ替える「作戦」要員として、第2話にて植民地であるインコグニア 出身の平民だが成績優秀な特待生という カバー(偽の肩書・身分設定)でクイーンズ・メイフェア校に転入してきており、学校では田舎者のドジっ子を装っている。 その正体はアルビオン王国の王女 シャーロットで、本物のプリンセスである。 当時の王女としての生活に倦んでおり 、その頃の自分を嫌ってもいて 、本物のアンジェに対しては「王女を押し付けた」と思っており、「プリンセス」と呼び続けているのは、現在の彼女の王女としての在り方に対する敬意からである。 プリンセスと再会するために共和国側スパイとなり、「チェンジリング作戦」を考案して上層部に提唱し、発動後はその要員として王国に潜入する。 当初から「コントロール」に背き、2人で逃亡生活を送る手筈を整えていたが、プリンセスがかつての自分の意志を継ぐために女王を目指していることを知り、協力することとなる。 プリンセス 声 - アルビオン王国の王女。 17歳。 は第4位で、祖母でもある現 女王(声 - )のお気に入り。 おっとりして人当たりも良く、芯の通った性格をしている。 政治的なバックは持たないが 国民からの人気は高く、学業に勤しむ一方で王族としての公務もこなす。 アンジェとの昔の約束を果たすために女王となることを目指し、それを目的にアンジェのスパイチームに参加する。 他のメンバーと共にいることを怪しまれないよう、学校では「博物クラブ」を立ち上げ、同好の士を装っている。 2人だけのときにはアンジェを「 シャーロット」と呼ぶ。 ベアトリスには「姫様」、他からは「プリンセス」と呼ばれている。 本物のプリンセスと身分の入れ替え遊びを楽しんでいる最中に革命が起きてしまい、直後に自身が王女でないことを明かしたものの革命の混乱で真実と受け取られず、革命の余波で殺気立った周辺にプリンセスではないと気づかれれば身の破滅という事態に陥る。 それ以降、血の滲むような努力で王女としての教養を身につけ、必死でプリンセスを演じてきた。 第2話でアンジェに告げた「女王になってこの国を変える」という言葉は、革命時の入れ替わりの直前に下層の生活を見分して人々の間にある有形無形の壁を壊したいと願ったシャーロットの言葉とまったく同じであり、再会後のアンジェからは「あなたはもう、本物のプリンセスよ」と称賛されている。 ドロシー 声 - アンジェの相棒 にして「コントロール」のスパイ。 20歳。 5人組の中では最年長者としてリーダー格を務めるほか、Lたち上層部との連絡役も務め、暗号名「 D」で呼ばれる。 性格は明るく自由奔放で、スパイであることをわきまえながらも友情に篤い。 アンジェとは「コントロール」のスパイ養成所の同期の頃からの知り合いで、クイーンズ・メイフェア校には彼女より先に潜入していた。 車の運転も含めてさまざまな役割を持ち、特に美貌やボディスタイルを活かした色仕掛けもこなすが、純情な一面を持つ。 日常では不良少女を装っている が、その大人びた言動から男女問わず人気がある。 スパイチームの隠れ蓑である「博物クラブ」の部室に、さまざまに偽装した銃器を持ち込んで隠しており 、任務の際には地下通路を通って校外へ出る。 本名は デイジー・マクビーンで、普段は母の名であるドロシーと名乗っている。 現王国領出身者だったが、少女時代に暴力を振るう父・ダニーに嫌気が差し、10年前に現共和国領まで家出した直後に革命により「ロンドンの壁」ができ、生きるためにスパイになった経緯がある。 「女王暗殺計画に伴うプリンセスの秘密裏の殺害」を命令されるが、当初から難色を示している。 ゼルダと入れ替わる形で一時は学校から去りアンジェのもとを離れたが 、その間もベアトリスと共に共和国政府の命令下で暗殺計画阻止に動いており、プリンセス救出に独断で動いていたアンジェには途中から合流している。 15歳。 かつて機械に傾倒した父によって強制的に組み込まれたのため、周囲から迫害を受けていたところを友人になりたいというプリンセスからの申し出で救われて以来、彼女のことを慕っている。 周囲からは「 ベアト」と呼ばれる。 学校の寮ではちせと同室。 首に組み込まれている人工声帯によって、男性を含めた様々な声で喋ることができ、また人間の可聴範囲外の音を出すこともできる。 首の後ろに発声のオンオフを切り替えるスイッチがある。 メンテナンスを自身で行っている ことから機械関係に詳しく、機器を「この子」と呼ぶこともある。 独断でスパイチームに加わることを決めたプリンセスに引きずられる形でやむなく自分も参加してからは、人工声帯を活用し、またを習得する など、努力を続けている。 ちせ 声 - 日本からの留学生で、スパイチームの5人の中では最も小柄な体格をしている。 16歳。 剣術に長けて高い白兵戦能力を持つ。 強襲任務などでは先陣を切る一方、戦闘力が皆無なプリンセスやベアトリスの護衛に配置されることも多い。 性格は実直で義理堅いが、元々浮世離れしたところがあるうえ、メンバー中唯一西洋文化圏の出身ではないことから当地の事情に疎く、日本の風習習俗のまま振る舞っては誤解から騒動になって目立ってしまうこともある。 武器はで、片手持ち剣術の使い手。 左利き。 寮の居室には数々の日本の生活用具を持ち込んでいるだけでなく、漬物好きからや納豆の匂いで、ルームメイトのベアトリスを困らせていた。 本名は 藤堂ちせ ( とうどう ちせ )で、出身の士族。 暗殺者であり、剣の師にして実父である藤堂十兵衞が、外交特使としてアルビオン王国に渡った堀河公を暗殺しようとする報に接したため、逆賊として討つべく自身も単身アルビオン王国に渡り、アンジェたちと出逢っている。 十兵衛討伐後は堀河公の計らいによりアンジェたちと同じ学園に留学し、「コントロール」に協力する傍ら、共和国と王国のどちらが日本にとって有利になるかという課題の見聞役の命も受けている。 日本に姉が居る。 女王暗殺計画の際に上からの命令で転校して一時はスパイチームを離れたが 、女王暗殺計画によって危機に陥ったプリンセス救出に向かうアンジェたちに協力するため、堀河公に懇願して再合流する。 L(エル) 声 - 「コントロール」のリーダー。 表向きの肩書きは「大使館文化事業局長」。 L以外の幹部格には、分析官(情報処理担当)の女性の 7(セブン、声 - )や技術担当の男性の ドリーショップ(声 - )などがいる。 軍部からは「調整官」の名目で監視役の 大佐(声 - )が派遣されており、アンジェたちのチームを「 プリンシパル」と呼んでいる。 第10話で突然の異動になり 、アンジェが秘密裏に接触した7との会話から、「コントロール」が穏健共和派から軍主導の革命推進派の体制へ移行したためにされたことが示唆されていたが 、その間も政府下で動いており、軍主導の女王暗殺計画が失敗したのちに復帰している。 ノルマンディー公 声 - アルビオン王国公爵。 の地位にあり、 内務省保安隊公安部を率い、諜報・公安・警察関係に強い影響力を持つ。 「コントロール」と敵対しており、さまざまな手段で暗躍する。 女王にも意見できる立場にあり、親戚関係にあるプリンセスには「おじさま」と呼ばれている。 国民人気の高いプリンセスを警戒しており 、プリンセスの校内護衛に手の者を配置したり、同窓生を協力者として情報収集させたりしている。 また、皇室との結婚話を持ち出したほか、暗殺事件に巻き込まれることを目論んだこともある。 ガゼル 声 - ノルマンディー公の秘書の女性。 褐色の肌でメガネをかけている。 自らも諜報関係のエージェントとして活動する。 沈着冷静な性格で任務をこなす一方、の扱いにも長けており、ダニーに報酬の増額を要求された際には彼の頭部を離れた間合いから ()で割り、殺害している。 堀河 ( ほりかわ )公 声 - 第4話、第5話、第9話、第12話に登場。 日本政府の外交特使。 元(さきの)。 日本と王国間の条約の不平等を改善するため、女王に提訴しようと渡航した。 その際に接待役のプリンセスに知遇されたが、走行中の列車内で十兵衛に暗殺されそうになり、 大島(おおしま、声 - )をはじめ多くの日本からの護衛を殺害されたものの、当人はアンジェとちせの活躍により難を逃れる。 その後、大使としてアルビオンに滞在してドロシーの仲介で「コントロール」と接触し、表向きは王国派として共和国派に協力することを了承するも 、実際はどちらが日本にとって有利になるか模索しており、ちせに「コントロール」への協力と共に検分役も命じ 、彼女を滞在先の式のに呼び出しては報告を聞いている。 第5話の初渡航時ではにで、滞在後である第4話では髻を解いてに代えているが、ロンドンに日本屋敷と日本庭園をあつらえた日本大使館を構え 、第12話の王国戦勝祈願式典にはで来場している。 各話ゲスト [ ] エリック 声 - 第1話に登場。 ケイバーライトの研究者。 王国から共和国への亡命を求めてアンジェのチームに保護され、自分と共にケイバーライト障害を患う妹の エイミー(声 - )も亡命させることを要求する。 実は、エイミーの治療のために王国公安部から高額の報酬で協力を要請されたであり、正体を見破られてアンジェに射殺される。 エリックの死亡後、アンジェが手配していた彼のにより、エイミーは治療を受けることになる。 キンブル 声 - 第1話に登場。 アルビオン王国内務省保安隊公安部長。 王国から共和国への亡命ルートを解明する作戦を指揮していたが、「コントロール」に作戦を見破られ、ドロシーとちせに指揮所を急襲されて降伏する。 モーガン 声 - 第2話に登場。 王国大使館に勤務する共和国外務員の高官。 共和国側の機密を手土産として王国への亡命を謀ったところ、プリンセスに変装したアンジェの言葉巧みに説得され、断念する。 その変心に感づいたノルマンディー公に狙撃され、病院への搬送中に情報漏洩を懸念した「コントロール」によって殺害される。 藤堂十兵衛 ( とうどう じゅうべえ ) 声 - 第5話に登場。 主に日本政府の要人を狙う暗殺者で、ちせの剣の師にして実父。 堀河公を暗殺すべく同志と共に渡航し、ノルマンディー公の協力のもとで決行するも、アンジェとちせに妨害されて失敗し、自分はちせとの一騎討ちの果てに敗れ、父を超えた娘を褒めて息を引き取る。 亡骸はちせの手により、現場近くの丘に「名も無き墓」として埋葬される。 ダニー・マクビーン 声 - 第6話に登場。 ドロシー(デイジー)の実父で、王国領ので働く。 かつては有能な蒸気技師だったが、10年前に事故で右腕を失ってフック型手先具のを着け、自暴自棄となって酒に溺れて荒み、妻のドロシーと娘のデイジーに逃げられて以来、同僚たちともたびたび揉め事を起こす。 フランキーへの借金を返済するためにガゼルの依頼を引き受けたことにより、同じ内容の任務を受けたドロシーと再会する。 ドロシーの協力もあって依頼を達成するが、娘との再会を機に人生のやり直しをはかろうと報酬の上乗せを要求したため、ガゼルに殺害される。 フランキー 声 - 第6話と第7話に登場する借金取り。 で話し、派手な身なりで手下2人を連れ歩いている。 第6話ではダニーへの借金催促のことでドロシーに、第7話では洗濯工場社長への借金催促のことでアンジェに撃退されている。 監督の橘正紀は、「美味しいキャラに仕上がったので、仮に続編があれば再登場させたい」としている。 マリラ 声 - 第7話に登場。 アンジェたちが 毒ガスジャック(声 - )事件を調査するために潜伏した洗濯工場「リトル・ラム'ズ・ランドリー」で働く女性。 職員の女性たちを率い、設備の整っていない工場をやりくりしようと努力している。 プリンセスが経営危機に陥った工場を買収したうえ、アンジェたちが作業環境を改善したおかげで効率向上と収益が伸びたことを喜び、ちせとも仲良くなるが、工場に潜入してきた毒ガスジャックとの戦闘を目撃してしまったことで、彼女たちに裏の顔があることを察する。 任務達成後のアンジェたちが工場から撤退する際にはプリンセスから経営権を任され、ちせへの「負けるな」との伝言を頼む。 ジュリ 声 - 第8話に登場。 の少女。 アンジェが オライリー卿(声 - )に接触を謀っている人物を確かめるための張り込み中に知り合い、失敗続きだったスリの上達法をアンジェに教授されたことで、彼女を慕うようになる。 アンジェに任務のターゲットである人物にスリを仕掛けるように頼まれ、内容を知らされずに任務を手助けしてくれた口封じを兼ねた礼として、自分と同様の孤児を集めてはスリを強要して虐待する 親方(声 - )を懲らしめてもらい、仲間と共に待遇の良い遠方の孤児院に入所できることになる。 リリ・ギャビストン 声 - 第9話・第11話に登場。 王国主席判事の娘で、プリンセスと同じクラス。 取り巻き2人を引き連れていることもある。 気位が高く若干嫌味な性格をしているが、他者の不正行為に動揺するような一面も持ち、貴族階級であることの価値観から逸脱しないものの腹黒いわけではない。 ノルマンディー公の協力者でもあり、直通電話を介してプリンセスの行動を報告しているが、ちせの決闘の際に指名された立会人を務めている最中にアンジェたちに自室内へ潜入され、盗聴器を仕掛けられてしまう。 キャメロン 声 - 第9話に登場。 貴族の子弟で、弟の タイラー(声 - 四宮豪)や取り巻き6人(声 - 6人とも)を引き連れている。 特権意識が強い性格で、差別感情を平然と表に出す。 日本を侮辱したことがきっかけでちせと対立し、プリンセスの勧めで決闘することになる。 決闘の際にはちせの銃を発砲できない状態に細工していたが、ちせがの要領で放った弾丸が右肩に命中して負傷したために敗北し、謝罪せざるを得なくなる。 委員長 声 - 第10話に登場。 「コントロール」のスパイ養成所「ファーム」にいた当時のアンジェとドロシーの同期の成人女性。 アンジェに次ぐ成績を収め、眼鏡を着用したまとめ役だったことから「委員長」とあだ名で呼ばれている。 本名は不明だが、潜入先の海軍卿のもとでは エレノアと名乗っている。 アンジェとは話が合わないこともあり、あまり仲は良くない。 卒業後は数々の任務をこなしていたが、ストレス過多に陥ったところをノルマンディー公に付け入れられて中毒にされ、二重スパイとなる。 その疑惑の解明を命じられたアンジェやドロシーと別任務を名目に再会し、二重スパイであることを看破されたことに気づいて逃亡するが、追跡してきたドロシーの自由奔放さに憧れていたことを告白し、彼女の手を汚したくないと拳銃自殺する。 ジェネラル 声 - 第10話 - 第12話に登場。 Lの後任として軍部から就任した男性。 「チェンジリング作戦」を女王とプリンセスの暗殺による王国政権転覆計画に移行させる指示を出すが 、作戦が失敗して解任される。 ゼルダ 声 - 第11話・第12話に登場。 「コントロール」のスパイの女性。 アンジェたちの先輩にあたり、彼女が気配を消しても発見するうえ、アンジェとプリンセスが入れ替わってもわずかな言動の差異で看破するほど鋭い感覚を持ち、拳銃などの武器を駆使してちせとの戦闘にも遅れを取らないほど優秀である。 プリンセスの暗殺に際し、任務を遂行しやすいように表向きは彼女の護衛という形で、ドロシーの後任としてアンジェのサポートの任に就く。 上層部の指令により女王暗殺計画の任にも就いており、王国の植民地出身の兵を編成して作戦にあたる。 今回の作戦による政権転覆の成功率は低いと理解しながら、植民地兵の犠牲を踏み台に女王暗殺の主犯としてプリンセスをも殺害することで、王国の弱体化を狙っている。 しかし、アンジェたちによる妨害を受けて任務失敗を悟り、Cボールを用いて撤退する。 イングウェイ 声 - 第11話・第12話に登場。 王国の植民地出身の軍人。 王国社会の格差や腐敗や貧困を是正することを目的に、ゼルダのもとで女王暗殺計画に参加するが 、全貌は明かされておらず、プリンセスには敬意と協力に対する感謝の念を抱いている。 プリンセスに暴力・武力による革命の愚かしさと、国を良くするために命を賭けている覚悟と意志を説かれたことで、ゼルダの殺害対象になったプリンセスを庇って暗殺計画の中止を決意するが、あくまで実行を目指すゼルダに撃たれ、プリンセスに国の未来を託して絶命する。 スタッフ [ ]• 監督 -• シリーズ構成 -• キャラクター原案 -• キャラクターデザイン - 秋谷有紀恵• 総作画監督 - 秋谷有紀恵、• コンセプトアート - 六七質• メカニカルデザイン - 片貝文洋• リサーチャー - 白土晴一• 設定協力 -• プロップデザイン -• 美術監督 - 杉浦美穂• 美術監修 -• 美術設定 - 大原盛仁、谷内優穂• 色彩設計 - 津守裕子• HOA - トライスラッシュ• グラフィックアート - 荒木宏文• 撮影監督 - 若林優• 3Dディレクター - 中島竜生• 編集 - 定松剛• 音響監督 -• 音楽 -• 音楽制作 -• 製作 - Princess Principal Project(、、ランティス、、、、メディコス・エンタテインメント) 主題歌 [ ] 「The Other Side of the Wall」 feat. MARUによるオープニングテーマ。 作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲は。 「A Page of My Story」 アンジェ()、プリンセス()、ドロシー()、ベアトリス()、ちせ()によるエンディングテーマ。 作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲は高橋諒。 「moonlight melody」 第6話挿入歌。 作詞・作曲・編曲は。 「もひとつまわして」 第7話挿入歌。 作詞・作曲・編曲は梶浦由記。 各話リスト [ ] 本作は放送順と作中の時系列が必ずしも一致していない。 たとえば第1話が「case13」なのに対して第2話は「case1」であり、第1話は第2話より後の話である。 本編とは別にそのダイジェスト版「〜アンジェ・レポート〜」が制作されており、2017年9月15日前後からなどで公開された後、同年10月1日以降にはテレビでも放送された。 収録話数の順番は、TV放送時と一部変更して収録される。 脚本 - 大河内一楼、(case15. イラストレーション - ま ・こ・ と 収録巻 サブタイトル I case10. 5 Ready lady II case11. 5 Tete-a-tete telephone III case16. 5 Conciliatory victory IV case17. 5 Good sisterhood V case18. 5 Black blab VI case21. 5 Dreaded dream STAGE OF MISSION case15. 6月25日にプレ配信が行われた。 パーソナリティはアンジェ役のとドロシー役の。 パーソナリティはアンジェ役の、プリンセス役の、ドロシー役の大地葉。 冒頭にはアニメ放映ではなされない次回予告がされている。 続いて直前回の放送エピソードを振り返り、メインキャストであるパーソナリティー2人と、ゲストが出演している場合は彼らの感想や収録時の様子や、間接的な制作陣の話などを聞くことができる。 さらに「今週の素朴な疑問」と題し、その週の放送エピソード中の疑問点について、事前に用意されている制作側の回答が明かされる。 疑問は些細なものから枢要な設定まで多岐にわたる。 またラジオ最後では、キャストらの演じるキャラクターが声優としてラジオパーソナリティーを務めているという体裁のミニドラマが演じられる。 ゲーム [ ] (・)用ゲーム『 プリンセス・プリンシパル GAME OF MISSION』が、2017年8月10日から2018年12月28日まで配信。 ジャンルはパズルゲームである。 アニメの制作発表と同時に本ゲームが開発中であることが発表された。 ゲームオリジナルキャラクターが多数登場することも特徴であり、公式サイトで発表されているだけでも27人が設定されている。 劇場版 [ ] タイトルは『 プリンセス・プリンシパル Crown Handler』(プリンセス・プリンシパル クラウンハンドラー)。 4月29日、全6章の続編をに劇場公開することが発表された。 2019年9月29日、テレビアニメ第12話の再放送終了後に、劇場版のタイトルと第1章の公開日が告知された。 アンジェ役には引退したに代わってが起用されたほか、一部スタッフも変更されている。 第1章は公開予定であったが、に伴い公開延期となった。 スタッフ(劇場版) [ ]• 監督 - 橘正紀• シリーズ構成・脚本 -• キャラクター原案 - 黒星紅白• キャラクターデザイン - 秋谷有紀恵、• 総作画監督 - 西尾公伯• コンセプトアート - 六七質• メカニカルデザイン - 片貝文洋• リサーチャー - 白土晴一• 設定協力 - 速水螺旋人• プロップデザイン - あきづきりょう• 音楽 - 梶浦由記• 音響監督 - 岩浪美和• 美術監督 - 杉浦美穂• 美術設定 - 大原盛仁、谷内優穂、谷口ごー、実原登• 色彩設計 - 津守裕子• HOA Head of 3D Animation - トライスラッシュ• グラフィックアート - 荒木宏文• 撮影監督 - 若林優• 編集 - 定松剛• アニメーション制作 - アクタス• によるオープニングテーマ。 作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲は高橋諒。 「Nowhere Land」 アンジェ()、プリンセス()、ドロシー()、ベアトリス()、ちせ()によるエンディングテーマ。 作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲は高橋諒。 漫画 [ ] より、『』()にてコミカライズ版が連載中。 作画はテレビシリーズ・劇場版でプロップデザインを務めるが担当。 また、設定協力として白土晴一とが参加している。 評価 [ ] 軍事アナリストのは第3話まで視聴(記事公開日時点では第5話まで放映)した上で、現実のスパイと類似する部分や異なる部分などを分析、考察している。 脚注 [ ] 注釈 [ ]• 2017年3月24日. 2017年8月9日閲覧。 ORICON NEWS. 2017年6月9日. 2017年6月9日閲覧。 2017年8月8日閲覧。 2018年4月29日閲覧。 2019年9月30日閲覧。 公式HP「WORLD」• TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』公式サイト 2018年6月29日. 2019年9月30日閲覧。 『プリンセス・プリンシパル Crown Handler』公式サイト 2019年9月29日. 2019年9月30日閲覧。 、 2017年8月16日閲覧。 第1話(case 13)• 、 2017年10月19日閲覧。 公式サイトの第5話あらすじより。 、 2017年8月20日閲覧。 電撃オンライン. 2017年11月7日. 2017年11月8日閲覧。 Blu-ray第3巻付属冊子「Princess Principal SECRET FILE Vol. 2017年8月8日閲覧。 TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』公式サイト. 2020年1月20日閲覧。 テレビ放送対象地域の出典:• 2009年10月9日. 2018年10月24日閲覧。 告示第六百六十号. 1988年10月1日. 2018年10月24日閲覧。 2018年10月24日閲覧。 TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』公式サイト. 2017年8月14日閲覧。 TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』公式サイト 2017年8月25日. 2017年8月27日閲覧。 TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』公式サイト 2017年6月9日. 2017年6月9日閲覧。 2017年6月25日閲覧。 2017年8月9日閲覧。 com 2020年4月4日. 2020年4月5日閲覧。 株式会社イード 2017年8月10日. 2017年8月12日閲覧。 外部リンク [ ]•

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「プリンセス・プリンシパル」続編が全6章で2019年劇場公開 : ニュース

プリンセス プリンシパル 映画

この記事にはに関する記述があります。 記述内容は映画の公開によって変更されることがあります。 ( 2018年4月) プリンセス・プリンシパル ジャンル アニメ キャラクター原案 監督 シリーズ構成 脚本 大河内一楼、 キャラクターデザイン 秋谷有紀恵 音楽 アニメーション制作 、 製作 Princess Principal Project 放送局 ほか 放送期間 7月 - 9月 話数 全12話 映画:プリンセス・プリンシパル Crown Handler 監督 橘正紀 脚本 キャラクターデザイン 黒星紅白(原案) 秋谷有紀恵、 メカニックデザイン 片貝文洋 音楽 梶浦由記 制作 アクタス 配給 封切日 第1章:未定 上映時間 不明 漫画:プリンセス・プリンシパル 原作・原案など Princess Principal Project 作画 出版社 掲載サイト レーベル リュウコミックス 発表期間 2019年11月8日 - 巻数 既刊1巻(2020年3月現在) - プロジェクト ポータル 『 プリンセス・プリンシパル』 Princess Principal は、・共同制作によるの作品。 3月24日に制作が発表され 、同年7月から9月までほかにて放送された。 略称は『 プリプリ』。 また、同年8月より2018年12月まで向けのゲームも配信された。 19世紀末に東西に分断されたのを舞台に繰り広げられる、女子高生たちのスパイアクションを描いた作品である。 全6章の続編が劇場版として制作されることが決定している。 タイトルは『 プリンセス・プリンシパル Crown Handler』。 あらすじ [ ] 19世紀末。 アルビオン国は強大な軍事力である王立航空軍・通称「空中艦隊」により世界の勢力図を一変させ、アルビオンから産出される新時代の動力源であり、特定範囲を無重力化することのできる「 ケイバーライト」 を独占することにより、の再来と謳われる覇権国家を樹立していた。 しかし、議会共和派である「アイアンサイド党」が主導する革命の結果「王国」と「共和国」に分裂し 、 アルビオン王国 と アルビオン共和国の両勢力により東西を隔てる「ロンドンの壁」で分割され、以来10年、各国のスパイが暗躍する「影の戦争」の最前線となった首都ロンドン。 その王国領域にある名門校 クイーンズ・メイフェア校に通う「博物倶楽部」の5人の少女には、王国に潜伏する共和国側のスパイ組織「 コントロール」に所属するスパイという裏の顔があった。 共和国とて一枚岩ではなく、政府は穏健共和派だが、軍の一部で強硬な革命推進派が策動する中、5人は各々の能力や立場を活かし、時には悩み傷つきながらもスパイとしてロンドンを駆け巡る。 各回クレジット参照。 アルビオン共和国の情報組織「コントロール」に所属するスパイチームのエース。 17歳。 天才的な技能を持つスパイで、暗号名で「 A」とも呼ばれる。 無愛想な態度や感情を廃した平坦な口調で人に接する一方、「クロトカゲ星」の話題や妙な嘘をついては周囲を振り回している。 顔はプリンセスとそっくりだが、それを隠すために日常では眼鏡をかけている。 武器はで、を愛用し、重要任務工作員のみが所持できる Cボール(個人携帯型ケイバーライト移動装置)を駆使して任務をこなす。 互いの正体に関わることから2人だけの秘密としているが、ロンドン分断前のプリンセスと親しい間柄であり、危険な任務に参加させることに反対したり 、無茶な要求に応えたり と、過保護気味。 元々はプリンセスと共和国スパイを入れ替える「作戦」要員として、第2話にて植民地であるインコグニア 出身の平民だが成績優秀な特待生という カバー(偽の肩書・身分設定)でクイーンズ・メイフェア校に転入してきており、学校では田舎者のドジっ子を装っている。 その正体はアルビオン王国の王女 シャーロットで、本物のプリンセスである。 当時の王女としての生活に倦んでおり 、その頃の自分を嫌ってもいて 、本物のアンジェに対しては「王女を押し付けた」と思っており、「プリンセス」と呼び続けているのは、現在の彼女の王女としての在り方に対する敬意からである。 プリンセスと再会するために共和国側スパイとなり、「チェンジリング作戦」を考案して上層部に提唱し、発動後はその要員として王国に潜入する。 当初から「コントロール」に背き、2人で逃亡生活を送る手筈を整えていたが、プリンセスがかつての自分の意志を継ぐために女王を目指していることを知り、協力することとなる。 プリンセス 声 - アルビオン王国の王女。 17歳。 は第4位で、祖母でもある現 女王(声 - )のお気に入り。 おっとりして人当たりも良く、芯の通った性格をしている。 政治的なバックは持たないが 国民からの人気は高く、学業に勤しむ一方で王族としての公務もこなす。 アンジェとの昔の約束を果たすために女王となることを目指し、それを目的にアンジェのスパイチームに参加する。 他のメンバーと共にいることを怪しまれないよう、学校では「博物クラブ」を立ち上げ、同好の士を装っている。 2人だけのときにはアンジェを「 シャーロット」と呼ぶ。 ベアトリスには「姫様」、他からは「プリンセス」と呼ばれている。 本物のプリンセスと身分の入れ替え遊びを楽しんでいる最中に革命が起きてしまい、直後に自身が王女でないことを明かしたものの革命の混乱で真実と受け取られず、革命の余波で殺気立った周辺にプリンセスではないと気づかれれば身の破滅という事態に陥る。 それ以降、血の滲むような努力で王女としての教養を身につけ、必死でプリンセスを演じてきた。 第2話でアンジェに告げた「女王になってこの国を変える」という言葉は、革命時の入れ替わりの直前に下層の生活を見分して人々の間にある有形無形の壁を壊したいと願ったシャーロットの言葉とまったく同じであり、再会後のアンジェからは「あなたはもう、本物のプリンセスよ」と称賛されている。 ドロシー 声 - アンジェの相棒 にして「コントロール」のスパイ。 20歳。 5人組の中では最年長者としてリーダー格を務めるほか、Lたち上層部との連絡役も務め、暗号名「 D」で呼ばれる。 性格は明るく自由奔放で、スパイであることをわきまえながらも友情に篤い。 アンジェとは「コントロール」のスパイ養成所の同期の頃からの知り合いで、クイーンズ・メイフェア校には彼女より先に潜入していた。 車の運転も含めてさまざまな役割を持ち、特に美貌やボディスタイルを活かした色仕掛けもこなすが、純情な一面を持つ。 日常では不良少女を装っている が、その大人びた言動から男女問わず人気がある。 スパイチームの隠れ蓑である「博物クラブ」の部室に、さまざまに偽装した銃器を持ち込んで隠しており 、任務の際には地下通路を通って校外へ出る。 本名は デイジー・マクビーンで、普段は母の名であるドロシーと名乗っている。 現王国領出身者だったが、少女時代に暴力を振るう父・ダニーに嫌気が差し、10年前に現共和国領まで家出した直後に革命により「ロンドンの壁」ができ、生きるためにスパイになった経緯がある。 「女王暗殺計画に伴うプリンセスの秘密裏の殺害」を命令されるが、当初から難色を示している。 ゼルダと入れ替わる形で一時は学校から去りアンジェのもとを離れたが 、その間もベアトリスと共に共和国政府の命令下で暗殺計画阻止に動いており、プリンセス救出に独断で動いていたアンジェには途中から合流している。 15歳。 かつて機械に傾倒した父によって強制的に組み込まれたのため、周囲から迫害を受けていたところを友人になりたいというプリンセスからの申し出で救われて以来、彼女のことを慕っている。 周囲からは「 ベアト」と呼ばれる。 学校の寮ではちせと同室。 首に組み込まれている人工声帯によって、男性を含めた様々な声で喋ることができ、また人間の可聴範囲外の音を出すこともできる。 首の後ろに発声のオンオフを切り替えるスイッチがある。 メンテナンスを自身で行っている ことから機械関係に詳しく、機器を「この子」と呼ぶこともある。 独断でスパイチームに加わることを決めたプリンセスに引きずられる形でやむなく自分も参加してからは、人工声帯を活用し、またを習得する など、努力を続けている。 ちせ 声 - 日本からの留学生で、スパイチームの5人の中では最も小柄な体格をしている。 16歳。 剣術に長けて高い白兵戦能力を持つ。 強襲任務などでは先陣を切る一方、戦闘力が皆無なプリンセスやベアトリスの護衛に配置されることも多い。 性格は実直で義理堅いが、元々浮世離れしたところがあるうえ、メンバー中唯一西洋文化圏の出身ではないことから当地の事情に疎く、日本の風習習俗のまま振る舞っては誤解から騒動になって目立ってしまうこともある。 武器はで、片手持ち剣術の使い手。 左利き。 寮の居室には数々の日本の生活用具を持ち込んでいるだけでなく、漬物好きからや納豆の匂いで、ルームメイトのベアトリスを困らせていた。 本名は 藤堂ちせ ( とうどう ちせ )で、出身の士族。 暗殺者であり、剣の師にして実父である藤堂十兵衞が、外交特使としてアルビオン王国に渡った堀河公を暗殺しようとする報に接したため、逆賊として討つべく自身も単身アルビオン王国に渡り、アンジェたちと出逢っている。 十兵衛討伐後は堀河公の計らいによりアンジェたちと同じ学園に留学し、「コントロール」に協力する傍ら、共和国と王国のどちらが日本にとって有利になるかという課題の見聞役の命も受けている。 日本に姉が居る。 女王暗殺計画の際に上からの命令で転校して一時はスパイチームを離れたが 、女王暗殺計画によって危機に陥ったプリンセス救出に向かうアンジェたちに協力するため、堀河公に懇願して再合流する。 L(エル) 声 - 「コントロール」のリーダー。 表向きの肩書きは「大使館文化事業局長」。 L以外の幹部格には、分析官(情報処理担当)の女性の 7(セブン、声 - )や技術担当の男性の ドリーショップ(声 - )などがいる。 軍部からは「調整官」の名目で監視役の 大佐(声 - )が派遣されており、アンジェたちのチームを「 プリンシパル」と呼んでいる。 第10話で突然の異動になり 、アンジェが秘密裏に接触した7との会話から、「コントロール」が穏健共和派から軍主導の革命推進派の体制へ移行したためにされたことが示唆されていたが 、その間も政府下で動いており、軍主導の女王暗殺計画が失敗したのちに復帰している。 ノルマンディー公 声 - アルビオン王国公爵。 の地位にあり、 内務省保安隊公安部を率い、諜報・公安・警察関係に強い影響力を持つ。 「コントロール」と敵対しており、さまざまな手段で暗躍する。 女王にも意見できる立場にあり、親戚関係にあるプリンセスには「おじさま」と呼ばれている。 国民人気の高いプリンセスを警戒しており 、プリンセスの校内護衛に手の者を配置したり、同窓生を協力者として情報収集させたりしている。 また、皇室との結婚話を持ち出したほか、暗殺事件に巻き込まれることを目論んだこともある。 ガゼル 声 - ノルマンディー公の秘書の女性。 褐色の肌でメガネをかけている。 自らも諜報関係のエージェントとして活動する。 沈着冷静な性格で任務をこなす一方、の扱いにも長けており、ダニーに報酬の増額を要求された際には彼の頭部を離れた間合いから ()で割り、殺害している。 堀河 ( ほりかわ )公 声 - 第4話、第5話、第9話、第12話に登場。 日本政府の外交特使。 元(さきの)。 日本と王国間の条約の不平等を改善するため、女王に提訴しようと渡航した。 その際に接待役のプリンセスに知遇されたが、走行中の列車内で十兵衛に暗殺されそうになり、 大島(おおしま、声 - )をはじめ多くの日本からの護衛を殺害されたものの、当人はアンジェとちせの活躍により難を逃れる。 その後、大使としてアルビオンに滞在してドロシーの仲介で「コントロール」と接触し、表向きは王国派として共和国派に協力することを了承するも 、実際はどちらが日本にとって有利になるか模索しており、ちせに「コントロール」への協力と共に検分役も命じ 、彼女を滞在先の式のに呼び出しては報告を聞いている。 第5話の初渡航時ではにで、滞在後である第4話では髻を解いてに代えているが、ロンドンに日本屋敷と日本庭園をあつらえた日本大使館を構え 、第12話の王国戦勝祈願式典にはで来場している。 各話ゲスト [ ] エリック 声 - 第1話に登場。 ケイバーライトの研究者。 王国から共和国への亡命を求めてアンジェのチームに保護され、自分と共にケイバーライト障害を患う妹の エイミー(声 - )も亡命させることを要求する。 実は、エイミーの治療のために王国公安部から高額の報酬で協力を要請されたであり、正体を見破られてアンジェに射殺される。 エリックの死亡後、アンジェが手配していた彼のにより、エイミーは治療を受けることになる。 キンブル 声 - 第1話に登場。 アルビオン王国内務省保安隊公安部長。 王国から共和国への亡命ルートを解明する作戦を指揮していたが、「コントロール」に作戦を見破られ、ドロシーとちせに指揮所を急襲されて降伏する。 モーガン 声 - 第2話に登場。 王国大使館に勤務する共和国外務員の高官。 共和国側の機密を手土産として王国への亡命を謀ったところ、プリンセスに変装したアンジェの言葉巧みに説得され、断念する。 その変心に感づいたノルマンディー公に狙撃され、病院への搬送中に情報漏洩を懸念した「コントロール」によって殺害される。 藤堂十兵衛 ( とうどう じゅうべえ ) 声 - 第5話に登場。 主に日本政府の要人を狙う暗殺者で、ちせの剣の師にして実父。 堀河公を暗殺すべく同志と共に渡航し、ノルマンディー公の協力のもとで決行するも、アンジェとちせに妨害されて失敗し、自分はちせとの一騎討ちの果てに敗れ、父を超えた娘を褒めて息を引き取る。 亡骸はちせの手により、現場近くの丘に「名も無き墓」として埋葬される。 ダニー・マクビーン 声 - 第6話に登場。 ドロシー(デイジー)の実父で、王国領ので働く。 かつては有能な蒸気技師だったが、10年前に事故で右腕を失ってフック型手先具のを着け、自暴自棄となって酒に溺れて荒み、妻のドロシーと娘のデイジーに逃げられて以来、同僚たちともたびたび揉め事を起こす。 フランキーへの借金を返済するためにガゼルの依頼を引き受けたことにより、同じ内容の任務を受けたドロシーと再会する。 ドロシーの協力もあって依頼を達成するが、娘との再会を機に人生のやり直しをはかろうと報酬の上乗せを要求したため、ガゼルに殺害される。 フランキー 声 - 第6話と第7話に登場する借金取り。 で話し、派手な身なりで手下2人を連れ歩いている。 第6話ではダニーへの借金催促のことでドロシーに、第7話では洗濯工場社長への借金催促のことでアンジェに撃退されている。 監督の橘正紀は、「美味しいキャラに仕上がったので、仮に続編があれば再登場させたい」としている。 マリラ 声 - 第7話に登場。 アンジェたちが 毒ガスジャック(声 - )事件を調査するために潜伏した洗濯工場「リトル・ラム'ズ・ランドリー」で働く女性。 職員の女性たちを率い、設備の整っていない工場をやりくりしようと努力している。 プリンセスが経営危機に陥った工場を買収したうえ、アンジェたちが作業環境を改善したおかげで効率向上と収益が伸びたことを喜び、ちせとも仲良くなるが、工場に潜入してきた毒ガスジャックとの戦闘を目撃してしまったことで、彼女たちに裏の顔があることを察する。 任務達成後のアンジェたちが工場から撤退する際にはプリンセスから経営権を任され、ちせへの「負けるな」との伝言を頼む。 ジュリ 声 - 第8話に登場。 の少女。 アンジェが オライリー卿(声 - )に接触を謀っている人物を確かめるための張り込み中に知り合い、失敗続きだったスリの上達法をアンジェに教授されたことで、彼女を慕うようになる。 アンジェに任務のターゲットである人物にスリを仕掛けるように頼まれ、内容を知らされずに任務を手助けしてくれた口封じを兼ねた礼として、自分と同様の孤児を集めてはスリを強要して虐待する 親方(声 - )を懲らしめてもらい、仲間と共に待遇の良い遠方の孤児院に入所できることになる。 リリ・ギャビストン 声 - 第9話・第11話に登場。 王国主席判事の娘で、プリンセスと同じクラス。 取り巻き2人を引き連れていることもある。 気位が高く若干嫌味な性格をしているが、他者の不正行為に動揺するような一面も持ち、貴族階級であることの価値観から逸脱しないものの腹黒いわけではない。 ノルマンディー公の協力者でもあり、直通電話を介してプリンセスの行動を報告しているが、ちせの決闘の際に指名された立会人を務めている最中にアンジェたちに自室内へ潜入され、盗聴器を仕掛けられてしまう。 キャメロン 声 - 第9話に登場。 貴族の子弟で、弟の タイラー(声 - 四宮豪)や取り巻き6人(声 - 6人とも)を引き連れている。 特権意識が強い性格で、差別感情を平然と表に出す。 日本を侮辱したことがきっかけでちせと対立し、プリンセスの勧めで決闘することになる。 決闘の際にはちせの銃を発砲できない状態に細工していたが、ちせがの要領で放った弾丸が右肩に命中して負傷したために敗北し、謝罪せざるを得なくなる。 委員長 声 - 第10話に登場。 「コントロール」のスパイ養成所「ファーム」にいた当時のアンジェとドロシーの同期の成人女性。 アンジェに次ぐ成績を収め、眼鏡を着用したまとめ役だったことから「委員長」とあだ名で呼ばれている。 本名は不明だが、潜入先の海軍卿のもとでは エレノアと名乗っている。 アンジェとは話が合わないこともあり、あまり仲は良くない。 卒業後は数々の任務をこなしていたが、ストレス過多に陥ったところをノルマンディー公に付け入れられて中毒にされ、二重スパイとなる。 その疑惑の解明を命じられたアンジェやドロシーと別任務を名目に再会し、二重スパイであることを看破されたことに気づいて逃亡するが、追跡してきたドロシーの自由奔放さに憧れていたことを告白し、彼女の手を汚したくないと拳銃自殺する。 ジェネラル 声 - 第10話 - 第12話に登場。 Lの後任として軍部から就任した男性。 「チェンジリング作戦」を女王とプリンセスの暗殺による王国政権転覆計画に移行させる指示を出すが 、作戦が失敗して解任される。 ゼルダ 声 - 第11話・第12話に登場。 「コントロール」のスパイの女性。 アンジェたちの先輩にあたり、彼女が気配を消しても発見するうえ、アンジェとプリンセスが入れ替わってもわずかな言動の差異で看破するほど鋭い感覚を持ち、拳銃などの武器を駆使してちせとの戦闘にも遅れを取らないほど優秀である。 プリンセスの暗殺に際し、任務を遂行しやすいように表向きは彼女の護衛という形で、ドロシーの後任としてアンジェのサポートの任に就く。 上層部の指令により女王暗殺計画の任にも就いており、王国の植民地出身の兵を編成して作戦にあたる。 今回の作戦による政権転覆の成功率は低いと理解しながら、植民地兵の犠牲を踏み台に女王暗殺の主犯としてプリンセスをも殺害することで、王国の弱体化を狙っている。 しかし、アンジェたちによる妨害を受けて任務失敗を悟り、Cボールを用いて撤退する。 イングウェイ 声 - 第11話・第12話に登場。 王国の植民地出身の軍人。 王国社会の格差や腐敗や貧困を是正することを目的に、ゼルダのもとで女王暗殺計画に参加するが 、全貌は明かされておらず、プリンセスには敬意と協力に対する感謝の念を抱いている。 プリンセスに暴力・武力による革命の愚かしさと、国を良くするために命を賭けている覚悟と意志を説かれたことで、ゼルダの殺害対象になったプリンセスを庇って暗殺計画の中止を決意するが、あくまで実行を目指すゼルダに撃たれ、プリンセスに国の未来を託して絶命する。 スタッフ [ ]• 監督 -• シリーズ構成 -• キャラクター原案 -• キャラクターデザイン - 秋谷有紀恵• 総作画監督 - 秋谷有紀恵、• コンセプトアート - 六七質• メカニカルデザイン - 片貝文洋• リサーチャー - 白土晴一• 設定協力 -• プロップデザイン -• 美術監督 - 杉浦美穂• 美術監修 -• 美術設定 - 大原盛仁、谷内優穂• 色彩設計 - 津守裕子• HOA - トライスラッシュ• グラフィックアート - 荒木宏文• 撮影監督 - 若林優• 3Dディレクター - 中島竜生• 編集 - 定松剛• 音響監督 -• 音楽 -• 音楽制作 -• 製作 - Princess Principal Project(、、ランティス、、、、メディコス・エンタテインメント) 主題歌 [ ] 「The Other Side of the Wall」 feat. MARUによるオープニングテーマ。 作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲は。 「A Page of My Story」 アンジェ()、プリンセス()、ドロシー()、ベアトリス()、ちせ()によるエンディングテーマ。 作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲は高橋諒。 「moonlight melody」 第6話挿入歌。 作詞・作曲・編曲は。 「もひとつまわして」 第7話挿入歌。 作詞・作曲・編曲は梶浦由記。 各話リスト [ ] 本作は放送順と作中の時系列が必ずしも一致していない。 たとえば第1話が「case13」なのに対して第2話は「case1」であり、第1話は第2話より後の話である。 本編とは別にそのダイジェスト版「〜アンジェ・レポート〜」が制作されており、2017年9月15日前後からなどで公開された後、同年10月1日以降にはテレビでも放送された。 収録話数の順番は、TV放送時と一部変更して収録される。 脚本 - 大河内一楼、(case15. イラストレーション - ま ・こ・ と 収録巻 サブタイトル I case10. 5 Ready lady II case11. 5 Tete-a-tete telephone III case16. 5 Conciliatory victory IV case17. 5 Good sisterhood V case18. 5 Black blab VI case21. 5 Dreaded dream STAGE OF MISSION case15. 6月25日にプレ配信が行われた。 パーソナリティはアンジェ役のとドロシー役の。 パーソナリティはアンジェ役の、プリンセス役の、ドロシー役の大地葉。 冒頭にはアニメ放映ではなされない次回予告がされている。 続いて直前回の放送エピソードを振り返り、メインキャストであるパーソナリティー2人と、ゲストが出演している場合は彼らの感想や収録時の様子や、間接的な制作陣の話などを聞くことができる。 さらに「今週の素朴な疑問」と題し、その週の放送エピソード中の疑問点について、事前に用意されている制作側の回答が明かされる。 疑問は些細なものから枢要な設定まで多岐にわたる。 またラジオ最後では、キャストらの演じるキャラクターが声優としてラジオパーソナリティーを務めているという体裁のミニドラマが演じられる。 ゲーム [ ] (・)用ゲーム『 プリンセス・プリンシパル GAME OF MISSION』が、2017年8月10日から2018年12月28日まで配信。 ジャンルはパズルゲームである。 アニメの制作発表と同時に本ゲームが開発中であることが発表された。 ゲームオリジナルキャラクターが多数登場することも特徴であり、公式サイトで発表されているだけでも27人が設定されている。 劇場版 [ ] タイトルは『 プリンセス・プリンシパル Crown Handler』(プリンセス・プリンシパル クラウンハンドラー)。 4月29日、全6章の続編をに劇場公開することが発表された。 2019年9月29日、テレビアニメ第12話の再放送終了後に、劇場版のタイトルと第1章の公開日が告知された。 アンジェ役には引退したに代わってが起用されたほか、一部スタッフも変更されている。 第1章は公開予定であったが、に伴い公開延期となった。 スタッフ(劇場版) [ ]• 監督 - 橘正紀• シリーズ構成・脚本 -• キャラクター原案 - 黒星紅白• キャラクターデザイン - 秋谷有紀恵、• 総作画監督 - 西尾公伯• コンセプトアート - 六七質• メカニカルデザイン - 片貝文洋• リサーチャー - 白土晴一• 設定協力 - 速水螺旋人• プロップデザイン - あきづきりょう• 音楽 - 梶浦由記• 音響監督 - 岩浪美和• 美術監督 - 杉浦美穂• 美術設定 - 大原盛仁、谷内優穂、谷口ごー、実原登• 色彩設計 - 津守裕子• HOA Head of 3D Animation - トライスラッシュ• グラフィックアート - 荒木宏文• 撮影監督 - 若林優• 編集 - 定松剛• アニメーション制作 - アクタス• によるオープニングテーマ。 作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲は高橋諒。 「Nowhere Land」 アンジェ()、プリンセス()、ドロシー()、ベアトリス()、ちせ()によるエンディングテーマ。 作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲は高橋諒。 漫画 [ ] より、『』()にてコミカライズ版が連載中。 作画はテレビシリーズ・劇場版でプロップデザインを務めるが担当。 また、設定協力として白土晴一とが参加している。 評価 [ ] 軍事アナリストのは第3話まで視聴(記事公開日時点では第5話まで放映)した上で、現実のスパイと類似する部分や異なる部分などを分析、考察している。 脚注 [ ] 注釈 [ ]• 2017年3月24日. 2017年8月9日閲覧。 ORICON NEWS. 2017年6月9日. 2017年6月9日閲覧。 2017年8月8日閲覧。 2018年4月29日閲覧。 2019年9月30日閲覧。 公式HP「WORLD」• TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』公式サイト 2018年6月29日. 2019年9月30日閲覧。 『プリンセス・プリンシパル Crown Handler』公式サイト 2019年9月29日. 2019年9月30日閲覧。 、 2017年8月16日閲覧。 第1話(case 13)• 、 2017年10月19日閲覧。 公式サイトの第5話あらすじより。 、 2017年8月20日閲覧。 電撃オンライン. 2017年11月7日. 2017年11月8日閲覧。 Blu-ray第3巻付属冊子「Princess Principal SECRET FILE Vol. 2017年8月8日閲覧。 TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』公式サイト. 2020年1月20日閲覧。 テレビ放送対象地域の出典:• 2009年10月9日. 2018年10月24日閲覧。 告示第六百六十号. 1988年10月1日. 2018年10月24日閲覧。 2018年10月24日閲覧。 TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』公式サイト. 2017年8月14日閲覧。 TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』公式サイト 2017年8月25日. 2017年8月27日閲覧。 TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』公式サイト 2017年6月9日. 2017年6月9日閲覧。 2017年6月25日閲覧。 2017年8月9日閲覧。 com 2020年4月4日. 2020年4月5日閲覧。 株式会社イード 2017年8月10日. 2017年8月12日閲覧。 外部リンク [ ]•

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【82.9点】プリンセス・プリンシパル(TVアニメ動画)【あにこれβ】

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首都ロンドンでは東西が分裂すると、各国のスパイが暗躍するようになりました。 一方の国、アルビオン王国領内にある名門校に通う女子高生5人は表の顔は女子高生、裏の顔はもう一方の国、アルビオン共和国のスパイとして敵領内に潜伏していたのです。 5人のスパイ少女はそれぞれの能力や得意分野を武器にロンドンを駆け巡り、敵国の内情を探ろうと暗躍するという物語です。 アニメ「プリンセス・プリンシパル」」の登場人物紹介 本作では5人のスパイ女子高生がメインとなり物語が展開してきます。 その個性は豊かであり、それぞれ信念を抱きながらもスパイ活動を繰り広げています。 本作を語る上で、5人の個性をしっかりと把握しておくことは非常に重要です。 なのでざっくりと5人について解説していきたいと思います。 物語の主人公となっています。 後述する「プリンセス」とは瓜二つの顔をしており、普段はそれを隠すために眼鏡をかけています。 スパイとしての能力は非常に高く、彼女の手にかかればどんな任務も安心というほど。 無口で平坦な物言いですが、実は「プリンセス」とは親しい間柄であり、2人きりのときは笑いながら話をしていました。 おっとりしていて、いかにもお嬢様というような少女だが、芯がしっかりしているため自分の意志を成し遂げようと多少無茶な行動を起こすこともあります。 彼女は実は本物の「プリンセス」ではなく、幼少期に「アンジェ」と入れ替わってしまった元孤児なのです。 革命の折に入れ替わってしまい、その後、血のにじむような努力の末、「プリンセス」に成りきることに成功しました。 努力家で明るい性格をしている、人の痛みを誰より理解している優しい少女です。 女子高生のふりをして学校に通うが、実は20歳。 車の運転は専ら彼女の役割であり、お色気を使いながら任務を遂行する大人の女性。 性格は明るく人情味に溢れています。 そのため時々任務に私情を持ち込んでしまうこともあるようです。 「プリンセス」の友人兼侍女として、小さい頃より行動を共にしています。 実の父により人工声帯に改造されてしまい、それ故に迫害を受けていた過去があります。 しかし任務では自在に操れる声を武器に活躍しているため、本人はそのことを気にすることを辞めたようでした。 日本独特の義理堅く実直な性格を持ち、曲がったことは大嫌いのようです。 普段は「コントロール」のメンバーとして任務に就いていますが、実は共和国と王国のどちらが日本にとって有益となるかを調べる間者のような仕事もこなしているダブルスパイのような存在。 戦闘では迫力のある戦いを見せてくれました。 アニメ「プリンセス・プリンシパル」」の感想 物語後半、「アンジェ」と「プリンセス」が幼少期に入れ替わっていたという真実が明かされたときは本当に驚愕しました。 それまでにもなんとなく違和感を覚えたり、2人の関係が謎に包まれたままの展開にモヤモヤっとした感情を抱いていましたが、まさかそんなカラクリがあろうとは…という感じでした。 これを見抜けた視聴者はいないのではないでしょうか。 きっと誰もが騙されたはずです。 それにしても本物の「プリンセス」になるための努力はどれほど大変なことだったのでしょうか。 孤児が全てを完璧にこなせるようになるまでに費やす労力は、並大抵のものではないはずなのに。 物語自体は非常に面白いものだったと思っています。 主軸となるスパイ活動に加え、個人に焦点を当てたエピソードも盛り込まれており、主要人物の全員を満遍なく楽しめる構成になっていました。 ただスパイ活動だけを淡々とこなすような展開だとしたら、ここまで人気にもならなかったと思います。 その中でも「ドロシー」は不遇すぎると多少不憫になりましたね。 諍いはあったにしろ、父親が会いにきてくれるのを楽しみに待っていたのに殺されて永遠に合えない終い、旧友のスパイは必死の抵抗も虚しく目の前で頭を打ち抜いて自殺…。 強靭な精神がないととても耐えられそうにないエピソードばかりでした。 個人的に好きなキャラだっただけに可哀相で仕方ありませんでした。 物語自体も細かな設定、稚拙なものでなく大人でも楽しめる内容となっているので、誰でも楽しめると思いますが、女の子たちの可愛いさを堪能できるアニメでもあります。 これはキャラ原案を務めた「黒星紅白」の功績でしょう。 シリアスになりすぎないキュートなキャラがアンマッチながらもマッチしていたのですから。 毛嫌いせずに大人の人に見てもらいたい、そんな作品でした。

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