本気 の しるし 最終 回。 【インタビュー】“ジョジョ愛”に敬意を表するッ! 『黄金の風』監督コンビが明かす、情熱の制作秘話

【インタビュー】“ジョジョ愛”に敬意を表するッ! 『黄金の風』監督コンビが明かす、情熱の制作秘話

本気 の しるし 最終 回

2012年から続くテレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』(以下、『ジョジョ』)シリーズの最新シーズン『黄金の風』。 イタリアを舞台にギャング同士の抗争を描いた本作は、イタリア各所を巡りながら緊迫したバトルを展開し、最終決戦の地であるローマへ突入。 強大なボス、ディアボロ(CV:小西克幸)を前に多くの仲間を失いながらも、ついに主人公ジョルノ・ジョバァーナ(CV:小野賢章)たちの勝利で幕を閉じた。 2018年10月から3クールにわたって放送され、今年7月に最終回を迎えた本作。 『黄金の風』で初めて『ジョジョ』シリーズに関わったふたりは、いかにしてシリーズのDNAを受け継ぎ、落とし込んでいったのか。 イタリアロケ、アフレコ時のエピソードはもちろん、名シーンの裏側や狙いまで、徹底的に掘り下げていく。 取材・文/岡本大介 放送終了から3ヶ月以上が経ちましたが、周囲からの反響はいかがでしたか? 木村 最終話付近でアニメの話題がTwitterトレンドに入って、驚きましたね。 全39話の長編作品ではなかなかないので、「最後まで観てくださったんだな」と素直に嬉しいです。 原作はもちろん、テレビアニメも国民的なシリーズに成長した感じがありますよね。 木村 そうですね。 僕は『黄金の風』(アニメシーズン4)の放送中に結婚式を挙げたんですが、10年ぶりに会った知人や親戚から「『ジョジョ』、観てるよ」と声をかけられました(笑)。 僕がアニメ関係の仕事をしていることすら知らなかったはずなのに…。 『ジョジョ』の力は絶大だなと感じましたね。 髙橋 僕はSNSをやらないので正直、視聴者さんからのリアルな反響というのはよくわかっていません(笑)。 ただ、スタッフのみなさんが最後まで士気を落とさずに頑張ってくれて、今でも本当に感謝しています。 現場作業のピークはどのあたりだったんですか? 髙橋 ジョルノの覚醒したスタンド、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムが登場する第37話『王の中の王 キング・オブ・キングス 』だと思います。 第38話『ゴールド・E エクスペリエンス ・レクイエム』と第39話『眠れる奴隷』は少しスパンが空いてからの2話連続放送でしたから。 第37話が7月5日に放送され、第38・39話が7月28日に放送。 3週間ほど空きましたね。 髙橋 木村さんの担当回でしたが、はたから見ていてもヒシヒシと気合いが伝わってきました。 木村 第37話はスタッフ的にもいちばんの戦力を注ぎ込んでいて、まさに総力戦といった感じでしたね。 最終話はまるまるプロローグという内容で、シリーズでも異色のクライマックスでした。 原作通りではありますが、演出的には苦労したのではないですか? 髙橋 原作通りの流れでやるかどうか、最初に少しだけ検討したんですが、やはり最後に入れるのがふさわしいだろうという結論に達しました。 木村 そもそもですが、アニメで原作の設定や構造を変えている部分ってないんです。 キャラクターの過去エピソードを増やしたり、必要に応じて場所を変更したりはしていますが、改変しているわけではない。 だからこそ、エンディングについても原作準拠が望ましいだろうと。 みなさん完全にキャラクターを作り上げてきていらっしゃるので、収録時のリテイクがほとんどないんですよ。 収録中もセリフの解釈について指摘をもらって、僕らが「たしかにそうだ」と納得したこともありますから(笑)。 木村 諏訪部さんはアバッキオが好きすぎるんですよね。 当初、諏訪部さんはディアボロ役でもハマるんじゃないかと思って提案したことがあるんですが、頑として「アバッキオ役じゃないと出演しない」と(笑)。 ここからは、おふたりがいかにして『黄金の風』に関わっていったかを教えてください。 『ジョジョ』シリーズに関わるのは、おふたりとも今回が初めてですが、原作やアニメシリーズについては、どの程度注目されていましたか? 髙橋 僕は学生時代から原作を読んでいて、大好きな作品でした。 それもあって、もしアニメを観て違和感を抱いたら嫌だなと思って、放送当初は少し避けていたんです。 ただ、そうは言ってもやっぱり気になって『ファントムブラッド』を観たら、めっちゃ良くてビックリしました(笑)。 それ以降はアニメもチェックするようになったんですか? 髙橋 いえ。 当時は自分が関われるなんて夢にも思っていなかったので、アニメスタッフへのリスペクトを感じつつも、どこかで距離を取っていました。 しっかりと観ると嫉妬してしまうというか、自分が関われないことが悔しくなる。 ずっと疑っていたんですが、アニメーションプロデューサーの笠間(寿高)さんとお会いしたことで初めて「本当にやれるんだ」って(笑)。 『黄金の風』はとくに好きな部でもあったので、とても嬉しかったです。 木村 僕は『週刊少年ジャンプ』を読んでこなかった珍しいタイプの人間なので(笑)、未読のまま大人になりました。 ただアニメシリーズはリアルタイムでほぼすべて追いかけていて、いち視聴者として楽しみにしていたんです。 監督のオファーが来たのがちょうど『ダイヤモンドは砕けない』の放送が終わる2016年の年末。 「『黄金の風』もやるよな。 いったい次はどんな話なんだろう?」って思っていたので、まさに青天の霹靂でした。 では、そこから改めて原作をお読みに? 木村 そうです。 原作未読のままアニメを新鮮に楽しみたいという気持ちもあったので、オファーを受けたときは「原作読まないとな…」と、ちょっと複雑な気持ちでした(笑)。 実際に原作を読まれた印象はいかがでしたか? 木村 最高に面白かったです。 でも、じつは読む前はちょっと不安だったんですよ。 どうしてですか? 木村 「原作は未読」と言いましたが、実際は友達の家でちょこちょこ読ませてもらう機会があったんです。 でも子どもだった僕は、密度の濃い絵柄や情報量に頭が追いつかず、投げ出した経験があって(笑)。 でも今回Kindleのカラー版で読んだら、子どものころにはわからなかったアレコレがスイスイと頭に入ってきて、とても楽しめたんです。 単に僕の理解力が上がったのかもしれませんが、カラーで読めたことも大きかった。 「これをフルカラーでアニメにできるんだ」とやりがいも感じましたし、ワクワクしましたね。 髙橋 僕が津田さんの言葉で覚えているのは「ルネッサンス」ですね。 「芸術復興」という意味の、「ルネッサンス」ですか? 木村 そうだと思います。 初心に返れという意味なのか、ルネッサンス的な芸術美を追求しろという意味だったのか…。 髙橋 途中ですぐに言わなくなったので、真相は今でも闇の中なんです(笑)。 いつか真意を聞いてみたいですね。 どういう意味でしょう? 木村 イタリアに行ったことはなくても、多くの人の頭の中にピザやパスタ、ワインといったイタリアのイメージはありますよね。 なるほど。 ちなみにロケハンはいつ行ったんですか? 木村 2017年の7月25日に出発しました。 たしか8〜9日間の日程でした。 髙橋 スゴい! よく覚えてますね。 木村 現地がものすごく暑かったので覚えているんです。 熱波注意報が出ていたくらいでしたから。 木村監督は本編の放送中にロケハン時の写真をTwitterに投稿されており、ファンのあいだで話題になりました。 木村 『黄金の風』をアニメ化するにあたり、聖地巡礼をしやすくしようというのは最初から目標にしていたことだったんです。 それこそ聖地巡りだけでイタリアツアーが組めるくらいのものにしたくて。 シナリオや絵コンテといった実作業は、いつごろから着手されたんですか? 髙橋 ロケハン前に構成だけは決めてあって、本格的にスタートしたのはロケハンから帰ってきてからですね。 木村 だから、ロケハンのときはかなりフワッとした気持ちでしたよね。 髙橋 そうそう。 戻ってきてからようやく「『ジョジョ』の監督をやるんだ」というプレッシャーを感じ始めました。 木村 そもそも僕らふたりはこれまでのシリーズにまったく関わってこなかったので、「自分に『ジョジョ』の絵コンテが描けるのか?」という不安もあったんですよね。 髙橋 ありました。 最初の絵コンテ作業がいちばんプレッシャーを感じました。 僕は第2話『ブチャラティが来る』、木村さんは第3話『塀の中のギャングに会え』を担当したんですが、そのときは津田さんからのプレッシャーも半端なかったです。 『ファントムブラッド』から『スターダストクルセイダース』で監督を務めてきた津田総監督は、今回、1話のコンテ・演出を担当されて以降は、数話でコンテや演出に関わっているのみです。 役割としては仕上がりチェックのような感じだったんですか? 髙橋 そうですね。 序盤は僕らが上げたものをつぶさにチェックしてもらっていたんですが、途中からはかなり任せてもらえるようになっていきました。 おふたりが一緒に仕事をするのも今回が初めてだと思いますが、演出家としてのお互いの印象はいかがですか? 髙橋 制作作業に入ってすぐのころ、木村さんの描きかけの絵コンテを見たことがあったんです。 第3話の冒頭シーンだったんですけど、それがめっちゃオシャレで驚きました。 木村 最初の絵コンテだったので、僕なりにイタリアっぽいオシャレさを狙って頑張っていたんです。 髙橋 隣にいた津田さんと「むしろオシャレすぎじゃない?」って話していましたよ(笑)。 どんな部分にオシャレさを感じたんですか? 髙橋 ごく普通の日常シーンなんですが、その切り取り方がセンスに溢れていたんですよね。 木村さんはOPもPVもやられていますし、第5部のビジュアル面に関しては最初から最後まで頼りきりでした。 木村監督から見た髙橋監督はどんな印象ですか? 木村 絵コンテを見て思ったのは、すごくロジカルで緻密な方だなと。 細かい演出を丁寧に積み上げていく、まるで詰将棋のような作り方なんですよね。 とくにそれを感じたのが第28話『今にも落ちて来そうな空の下で』ですね。 アバッキオの退場回ですね。 木村 そうです。 あくまでアバッキオがメインではありつつも、ほかのキャラクター全員の感情をうまく積み上げていって。 だからこそ、あそこまで泣かせるフィルムになったと思うんです。 僕はあそこまでの我慢はできないので、きっともっと手前で決壊すると思います(笑)。 それで言えば第2話のジョルノの回想シーンなどもとてもうまくて、僕には描けないなと思いましたね。 おふたりはまったく違う個性を持った演出家なんですね。 木村 そうだと思います。 タイプの違うふたりが揃ったのはたまたまだとは思うんですが、今回はそれがうまいことハマりましたね。 それぞれ担当する話数はどのように振り分けていったんですか? 髙橋 ふたりで話し合って決めたんですが、お互いに自分が得意なエピソードや好きなエピソードを選んでいったら、自然と明確に分かれました。 結果的に回想シーンはほとんど僕ですし、アクションは木村さんが多めになりました。 回想シーンに関して言えば、今回はアニメオリジナルのエピソードも多かったように思います。 これらはどのようにして作られたんですか? 木村 ちょっとしたものであれば、こちらが作ったものを荒木先生に確認していただきますが、大きなところは先に荒木先生からアイデアをいただくこともありました。 いちばん大きなオリジナルはフーゴ(CV:榎木淳弥)の過去についてで、あれは「フーゴの過去にはどんなことがあったんでしょうか?」とお聞きして、それをもとにしてシナリオにしています。 おふたりが個人的に好きなキャラクターは誰ですか? 髙橋 これはインタビューのたびに言っていますが、ナランチャ(CV:山下大輝)一択です。 木村 毎回聞いているので、すっかり「髙橋さん=ナランチャの人」のイメージになってきました(笑)。 髙橋 あながち間違いでもないですよ。 僕はナランチャのために監督のオファーを受けたと言っても過言ではないですから(笑)。 本編中のナランチャエピソードはすべて担当させてもらったので、個人的にはそれだけでも大満足なんです。 先ほど木村さんの話に出た第28話も、僕としてはアバッキオ回であると同時に、ナランチャ回でもあると思っているんですよ。 アバッキオの死を受け入れられないナランチャの姿は、山下さんの演技もあいまってシリーズ屈指の名シーンとなりました。 髙橋 そうなんですよね。 山下さんは以前に別の作品でもご一緒したことがあって、そのときも泣きのお芝居がすごくうまいなと感じていたんです。 だからここもイケるなと思い、原作よりもナランチャの芝居を膨らませました。 木村監督が好きなキャラクターは? 木村 今はミスタが好きです。 勘やノリで生きているところや能天気な性格など、僕らが思い浮かべるイタリア人っぽくていいですよね。 それでいて初対面のジョルノの本質をすぐに見抜いて信用するなど、人間的にも魅力的ですし。 スタンドが銃というのもすごくカッコよくて、大好きです。 ミスタで好きなシーンはありますか? 木村 第30話『グリーン・デイとオアシス その1』で、ジョルノとミスタのふたりで銃を撃つシーンが好きですね。 通常のミスタが撃つ弾丸は、弾道の軌跡に青色を付けているんですが、あそこのシーンだけはジョルノの黄金色にしているんです。 そういう細かい部分の色を演出できるのはアニメならではなので、作業していてもアツかったです。 本編を描くうえで、ロケハンがすごく役に立ったと感じたのはどんな部分ですか? 髙橋 僕は日常シーンを担当することが多く、その際に料理を出したがるタイプなのですが、そこはイタリアでのロケがすごく役立ちました。 たとえば第19話『ホワイト・アルバム』で、ブチャラティとミスタがブルスケッタを食べるシーンなどがそうです。 ここはアニメオリジナルの回想シーンなので、最初はパスタかピザにしようかとも思ったんですが、ロケハンの際に食べたブルスケッタを思い出して、こちらにしたんです。 ブチャラティの「ブルスケッタを4つ…いや、やはり5つにするか」というセリフは、パスタを注文していたら生まれなかったと思います。 「4」という数字を忌み嫌うミスタの性格がよく表れたシーンでしたが、ブルスケッタのおかげなんですね。 髙橋 そうです。 ふたりで4つを注文することが不自然ではないメニューとしてブルスケッタを入れられたのは、まさにイタリアで実際に食べたことがあったからだと思います。 そうだったんですね。 逆にロケハンの際に困ったことなどはありましたか? 木村 第1話『黄金体験(ゴールド・エクスペリエンス)』と第2話『ブチャラティが来る』に登場する路面電車は苦労しました。 原作に描かれている車両は古くて残っておらず、しかもちょうどロケハン時にストをやっていて、電車に乗ることすらできなかったんです。 ではあのシーンは想像で? 木村 それが、運良く同じタイプの車両を掲載しているブログを見つけまして(笑)。 それを参考に描いたりしました。 あとチョコラータ戦でヘリを捕縛した塔もなかなか見つからず、あれも苦労しました。 原作を手に探したんですが、その場所には塔らしきものはないんです。 いろいろと考察して、きっとベネツィア広場から近いところにあるんじゃないかと仮説を立てて探した結果、ようやくミリツィエの塔を発見したんです。 モデルとなった塔を自力で発見したんですね。 スゴいですね。 木村 本当に幸運でした。 「リゾット・ネエロ(CV:藤真秀)が好きだから、ぜひ退場回のカットを描かせてくれ。 もう描ける機会がなくなってしまうから」とか。 木村 「暗殺者チーム」って、女性陣に意外と人気があるんですよね。 髙橋 そうですね。 どんな敵キャラにもそれぞれファンがいることに驚かされます。 木村 もちろん僕らも『ジョジョ』が好きなんですけど、アニメーターさんたちはそれ以上の熱量なので、あえて少し引いた目線でジャッジしていくことも多かったと思います。 たださすがと言うべきか、こちらから何も言わなくても『ジョジョ』らしいツボを押さえた絵がどんどん生まれてくるので、その点は本当に助かりました。 シナリオチームはいかがでしたか? とくにシリーズ開始からシナリオを担当されている小林靖子さんとはどんなお話をされましたか? 髙橋 小林さんはずっと「キング・クリムゾン(ディアボロのスタンド)が何をやっているのかわからない」とおっしゃっていましたね(笑)。 木村 津田さんに「わかりやすく絵に描いて説明して」って頼んでました(笑)。 ボス戦については、何をやっているのかちゃんと理解できている人はあまりいないかもしれません。 木村 僕も子どものころに匙を投げていますから(笑)。 でもだからこそ、誰にでもわかるようにアニメで表現するというのは今回のミッションのひとつでもあったんです。 実際に、アニメではすごく理解しやすくなっていて驚きました。 木村 でも原作からほとんど何も変えていないんです。 原作をきちんと読みこんだうえでコマとコマのあいだを埋めていけば、自然とこのアニメの動きになるんです。 髙橋 きっと荒木先生の頭の中にはきちんとした一連の映像があって、それをコマとして抜き出してマンガにしていると思うんです。 本作で多少なりとも再現できたのなら、それだけでアニメ化した意味がある。 そこはやっぱり動画ならではの強みですよね。 最後に、おふたり自身が感じる『ジョジョ』シリーズの魅力についてお聞かせください。 木村 昔ながらの少年マンガ感ですね。 「任務は遂行する。 部下も守る〜」のような、強いセリフがちゃんとカッコよく聞こえる作品って今はあまりないような気がしますし、そこにすごくマッチョイズムを感じますね。 髙橋 どれだけ過剰な演出を盛り込んでも胃もたれしない作品って、『ジョジョ』くらいしか思い浮かびません(笑)。 キャラクターやセリフの強度がとことん強いので、どんな演出にも負けないんです。 「もっといける」と思わせてくれるので、作り手としてもすごくやりがいがあります。 木村 『ジョジョ』の演出に慣れると、ほかの作品ができなくなる気がしません? 髙橋 そうですよね! 何をやっても、つい物足りなさを感じてしまうんですよね(笑)。 受付期間 2019年11月22日(金)18:00〜11月28日(木)18:00 当選者確定フロー• 当選者発表日/11月29日(金)• 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから11月29日(金)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき12月2日(月)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。 キャンペーン規約• 複数回応募されても当選確率は上がりません。 賞品発送先は日本国内のみです。 応募にかかる通信料・通話料などはお客様のご負担となります。 応募内容、方法に虚偽の記載がある場合や、当方が不正と判断した場合、応募資格を取り消します。 当選結果に関してのお問い合わせにはお答えすることができません。 賞品の指定はできません。 賞品の不具合・破損に関する責任は一切負いかねます。 本キャンペーン当選賞品を、インターネットオークションなどで第三者に転売・譲渡することは禁止しております。 個人情報の利用に関しましてはをご覧ください。

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ドラマ「本気のしるし」最終回 感想

本気 の しるし 最終 回

誰か早くさんが完全に当て馬と思わせてラストで逆転ホームランラドラマを作って欲しい。 そして何話か忘れたけどさんの最高の "は?"が聞けるのはドラマ「本気のしるし」だけ… 浮世が結婚していると聞いた時の辻。 あれは芝居の域を超えた心の底から出た、は?で素晴らしくて面白かったし私もは〜〜!?って叫んでました 監督とさんのインタビュー記事を読んで、腑に落ちた箇所がありまして。 多くのドラマがそこにいない客(視聴者)に向けた話し方になっている、と。 本当は観客0人なのに。 たしかに私このドラマ観ている時ボリュームかなり上げて視聴してました。 特に辻(森崎さん がボソっと話すのが良かったです。 視聴者意識しまくった大げさな演出とかされると白けて萎えるタイプなので、本ドラマは本当に役者陣の芝居に集中、というか辻と浮世の物語をこっそり垣間見している気分になった作品でした。 最終回、健康食品のセールスしながら辻を探すという方法で覚醒した浮世さん。 ちゃんと貯金してるし絡まれた男に蹴りを入れたり私服もワンピース以外の服を着ていたので見直しました。 200万と引き換えに辻の居場所を突き止めたものの火事でアパートが無くなっていた。 執念で見つけた辻は、やさぐれてドン底にいた。 この4年の間何してたの!?そういうことも一切教えてくれなくて想像するしかないんですけど、浮世が辻と最初に会った時と同じグレーのロングワンピを着て会いに行くのは粋でした。 そして徹底的に音楽の流れない本作で、最終回でレコードの曲を流すという演出。 あの、浮世が辻に"運命の人だから"と伝えてましたが、いやあんた峰内 忍成さん にも絶対同じこと言ってそう…辻とも結局峰内と同じルートを辿る気がしてならなかったです。 もう二人とも勝手にしてくれ イライラするーーー訳分からん!!となりながらも人間の思っていることと言動が一致しないことの歯がゆさ、気持ち悪さみたいなものが観れて大変面白く視聴しました。 こういうエッジの効いた気持ち悪いドラマ 褒めてます もあっていいんじゃないでしょうか。 mtokumako.

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ドラマ「本気のしるし」最終回 感想

本気 の しるし 最終 回

これは 深田晃司監督のテレビドラマの枠から逸脱する演出力の高さを、カンヌ国際映画祭が認めた形になります。 日本の映画史にとっても、まったく新たな地平を見せてくれたエポックメイキングな作品と言えるでしょう。 また、選出のニュースを受け、 キャストの森崎ウィン、土村芳、そして深田晃司監督より喜びのコメントが届きましたのでご紹介します。 本作は、ラブコメ作品で知られる 漫画家の星里もちるが描いた異色作を原作とし、平坦な日常を過ごしていた男が危うさと儚さに生きる女性と出会ったことで破滅と狂いへと足を踏み入れてゆくサスペンス恋愛ドラマです。 監督を務めたのは、 『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で準グランプリに相当する審査員賞を受賞した深田晃司。 初の原作もの作品にして、初の連続ドラマ作品です。 深田晃司監督は、新型コロナウイルスの感染拡大により多くのミニシアターが閉館の危機に晒されている中、「ミニシアター・エイド基金」を濱口竜介 監督とともに立ち上げ、社会活動も積極的に行いながら、若手監督として日本映画界に貢献しています。 主演にはS・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』でハリウッド・デビューを飾り、 映画『蜜蜂と遠雷』では第43回日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞した注目の若手俳優森崎ウィン。 ヒロイン役には『3年A組-今から皆さんは、人質です-』連続テレビ小説『べっぴんさん』での活躍が目覚ましい土村芳。 そして宇野祥平、石橋けい、福永朱梨、忍成修吾、北村有起哉といったくせ者揃いのキャストが脇を固めています。 森崎ウィンのコメント 画像:ドラマ『本気のしるし』限定上映会にて (C)Cinemarche ドラマとしてスタートしたこの作品が劇場版として、こんな歴史ある映画祭に選ばれたことを誇りに思います。 純粋に嬉しいです! ありがとうございます。 これをモチベーションに日々精進して参ります。 森崎ウィンのプロフィール 本作の 主人公・辻一路役を演じる森崎ウィンは、1990年8月20日生まれ、ミャンマー出身。 スピルバーグ監督も認めた国際派俳優として今後も期待が高まります。 hirataoffice. staff がシェアした投稿 — 2018年12月月21日午前6時18分PST この作品に携わった全ての人の思いがカンヌへ届いた事、素晴らしいチームに、浮世に出会えた事、感謝の気持ちでいっぱいです。 沢山の人達がこの物語と出会ってくれますように、、! 土村芳のプロフィール 本作の ヒロイン・葉山浮世役の土村芳(つちむらかほ)は1990年12月11日生まれ、岩手県出身。 深田晃司監督のコメント 画像:ドラマ『本気のしるし』限定上映会にて (C)Cinemarche ただただ驚いています。 共感度0. これを機に辻くんと浮世さんのグズグズな恋愛が世界中で愛されることを願っています。 星里先生、やりました! 深田晃司監督のプロフィール 本作で監督をつとめた深田晃司は1980年生まれ。 1999年、映画美学校に入学し、長・短編3本を自主制作。 2006年、テンペラ画アニメーション『ざくろ屋敷』でパリ第3回KINOTAYO映画祭新人賞受賞。 2008年、映画『東京人間喜劇』でローマ国際映画祭正式招待、大阪シネドライブ大賞受賞。 2010年には『歓待』が東京国際映画祭日本映画「ある視点」作品賞、プチョン国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞。 2015年『さようなら』でマドリッド国際映画祭ディアス・デ・シネ最優秀作品賞受賞、 2016年『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査委員賞受賞。 最新作『よこがお』(2019)はロカルノ国際映画祭コンペティション部門正式招待。 著書に小説著書に小説『淵に立つ』『海を駆ける』『よこがお』があります。 特定非営利活動法人独立映画鍋共同代表。 退屈な日常を過ごしていた会社員の辻一路はある夜、踏み切りで立ち往生していた葉山浮世の命を救います。 そこから、不思議な雰囲気の女性・浮世と辻の泥沼の関係が始まりました。 辻は分別のない行動をとる浮世を放っておけず、浮世を追ってさらなる深みに嵌っていき、破滅への道を歩みだし…。 まとめ 画像:ドラマ『本気のしるし』限定上映会にて (C)Cinemarche 深田晃司監督が初めてコミック原作の映像化に挑んだドラマ『本気のしるし』(英題:The Real Thing)が第73回カンヌ国際映画祭の「Official Selection 2020(オフィシャルセレクション2020)」選出。 ローカル放送のドラマの再編集版であり、 コミック原作がカンヌに選ばれることは、異例中の異例ともいえます。 この快挙に、急遽、映画館での公開を進めているとのこと。

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