恋に毒針 最新話 最終話【ベツコミ10月号 】ネタバレと感想！絢＆隆 遠恋カップルの恋の行方は・・・♡｜漫画最新刊の発売日と続き速報
愛し合うヒロと美嘉だが、ある日を境にヒロは距離を置くように。 それを知った美嘉はヒロの死を看取った。 【起】 - 恋空のあらすじ1 現在。 クリスマスの時期。 大人の女性・田原美嘉は、別の土地で就職していますが、3日間だけ休暇が取れました。 実家に電話をかけて行くことを告げ、電車に乗ります。 電車で空を見上げながら、美嘉は昔のことを振り返りました…。 夏〕 高校に入学した美嘉は、ごく普通の女子高校生でした。 クラスメイトの亜矢、ユカと仲良くなった美嘉は、恋に恋する乙女です。 亜矢やユカは彼氏を作る気まんまんでしたが、美嘉はぴんときていませんでした。 亜矢が好きになった男子生徒は、ノゾムという男子でした。 それを亜矢から教えてもらった美嘉は、恋愛に関してぴんときていません。 夏休み直前、美嘉は携帯電話をなくしてしまいます。 亜矢に電話をかけてもらい、着信音を鳴らしてもらって探した美嘉は、図書館で見つけました。 美嘉の携帯電話は、図書館の本棚に立てかけられており、だれかがわざわざそこに置いたことが明白でした。 見つけた美嘉は、亜矢からの着信だと思い、電話に出ます。 すると相手は男の声でした。 美嘉は驚きます。 携帯を見つけてくれたらしき相手は、美嘉の携帯のデータを消去していました。 憤慨する美嘉に、声の主は「消されて本当に困る奴、いるの？」と言います。 声の主いわく、本当に必要とする相手ならば、きちんと連絡を取ってくれるだろうというのです。 その裏付けのように、その日の夜、亜矢からはメールが届きました。 学校は夏休みに入りましたが、謎の声の主からは、よく着信がありました。 正体が分からないながら、美嘉は相手と打ち解けて話をするようになります。 そのうちに美嘉は、着信を心待ちにしている自分に気づきました。 声の主に恋をします。 電話の相手は、自分の情報を教えてくれませんでした。 そのことも、美嘉をやきもきさせます。 夏休み最後の日、8月31日が美嘉の誕生日でした。 それを知っていた声の主は、翌日の始業式にお祝いするから、プールサイドへ来いと声をかけます。 やっと正体が分かると、美嘉は9月1日に亜矢に頼んでお化粧してもらい、どきどきしながら行きました。 そこに現れたのは、ノゾムの親友の金髪の男子生徒・ヒロこと桜井弘樹でした。 美嘉はヒロのことを認識していました。 亜矢が好きな男子生徒・ノゾムの親友が、ヒロだからです。 ですから目には入っていたのですが、金髪でチャラチャラした身なりだったので、美嘉はよい印象を持っていませんでした。 【承】 - 恋空のあらすじ2 ヒロは根っこがついた小さい花束を用意していました。 美嘉は声の主がヒロだと知り、その場を去ってしまいます。 さらに美嘉は、ヒロには他校に彼女がいるという噂を聞いて、憤慨しました。 問い詰めようと思って、ヒロを探します。 ヒロは、花束を花壇に植えていました。 美嘉の問いに対し、「（他校に彼女が）いたけどもう別れた」と言います。 自分が遊ばれているわけではなく、ヒロなりに節度を持っているのだと気づいた美嘉は、ヒロの印象をあらためます。 美嘉はヒロと付き合うようになりました。 ヒロは美嘉を図書室に呼ぶと、学校をさぼってデートしたがります。 美嘉を自分の家に連れて行ったヒロは、姉のミナコに紹介しました。 美嘉とヒロは身体を重ねます。 寝言でヒロが「咲（さき）」と呼んでいました。 その名前の女性の存在は気になるものの、美嘉はヒロの気持ちを信じようと思います。 順調に交際していた美嘉は、ある日、ヒロと待ち合わせをしている時に、バス停で拉致されました。 相手は車に乗った男子3人で、そのまま知らない場所へ連れていかれた美嘉は、レイプされます。 美嘉はショックを受けますが、ヒロはいなくなった美嘉を執念で探しあて、事情を知ります。 美嘉は母に連れられて病院へ行き、レイプで妊娠していないという検査結果を受け取ります。 ヒロは、犯人を見つけました。 ヒロが付き合っていた元カノの咲が、自分を捨てて美嘉を選んだことを妬み、男子生徒たちにさせていたのです。 ヒロはそれを突き止めて、美嘉に謝らせます。 なにかと気遣ってくれるヒロに対し、美嘉は「川のよう」と言います。 それを聞いたヒロは、川よりも空になりたいと答えました。 「そしたらどこにいても、美嘉を見守っていられる」 ヒロの言葉に、美嘉は勇気づけられます。 【転】 - 恋空のあらすじ3 咲の嫌がらせはしばらく続きました。 全部の高校のクラスの黒板に、美嘉を罵倒する言葉と美嘉の携帯番号が書かれることもありました。 ヒロはそれを消して回ります。 ヒロの愛を感じた美嘉は、レイプの後、ヒロに身体を許せずにいましたが、ヒロと身体を重ねます。 咲はその後も、美嘉の携帯に「別れろ」というメールを送信していました。 クリスマスの時期、美嘉は妊娠に気づきます。 ヒロにそれを告げると、ヒロは結婚したいと言い出しました。 美嘉はヒロの両親に紹介されます。 ヒロは高校を辞めて働くと両親に言いました。 ヒロの両親は反対しません。 美嘉の両親に挨拶へ行く時、ヒロは髪を黒く染めました。 すでに両親とは面識があったものの、ヒロは「18歳になったら結婚させてください」と頭を下げます。 クリスマスの時期、美嘉は咲と男子学生に呼び出され、詰め寄られました。 咲は美嘉を突き飛ばし、それがもとで美嘉は流産します。 落胆した美嘉とヒロは、花束を植えた花壇のところに赤ちゃん用のてぶくろを手向け、手を合わせました。 美嘉とヒロは、毎年命日にここへ来ようと約束します。 〔高校2年. 春〕 美嘉とヒロの交際は順調に思われていましたが、あるときを境に、ヒロは美嘉を避け始めました。 その理由が分からず、美嘉は戸惑います。 ヒロは学校もさぼりはじめました。 ヒロ宅に行った美嘉は、ヒロが友人と家でドンチャン騒ぎをしているのを見ます。 いっしょにいたいので美嘉も留まると、美嘉はヒロの親友のノゾムに、いきなりキスされました。 おどろいて美嘉が口を洗いに洗面所へ行って戻ると、ヒロが別の女性とキスしている現場を見てしまい、美嘉はショックを受けて去ります。 後日、ヒロが美嘉に別れ話を持ち掛けました。 美嘉はヒロに、もらっていた指輪を返します。 別れたものの納得がいかない美嘉は、ヒロが好きな河原にヒロを呼び出しました。 ヒロは自転車でやってきますが、指輪を美嘉に渡すと「もう涙を拭いてやれねえから」と、去っていきました。 失恋がつらい美嘉は、もう恋はしないと決意します。 【結】 - 恋空のあらすじ4 〔12月24日〕 クリスマスイブの日、美嘉は慶明大学の大学生たちと、合コンのようなパーティーをしました。 そこで出会った男性・福原優が、美嘉を気にかけます。 美嘉は途中でパーティーを抜け、花壇のところへ行っていました。 ヒロが来ていたことを知ります。 優が車で送ってくれました。 それがきっかけで、美嘉は優と距離を縮めます。 〔高校3年. 春〕 優と親しくなった美嘉は、慶明大学を希望します。 優は、美嘉に過去好きな人がいたことに気づいていました。 「そいつが川やったら、俺は海になる」と言います。 優は穏やかで優しい男性でした。 父親が事業に失敗したことで、美嘉の両親が不仲になります。 両親が破った写真を繋ぎ合わせるよう、優は助言しました。 さらに、両親にあいさつをします。 写真が繋ぎ合わされたことがきっかけで、本当に美嘉の両親は仲直りしました。 父は会社を手放しますが、家族はばらばらにならず、美嘉は喜びます。 〔12月24日〕 美嘉は優の車で、花壇のところまで行きました。 ヒロがお参りに来ていましたが、毛糸の帽子をかぶっています。 この頃になると、ヒロはほとんど学校へ来ていませんでした。 美嘉はヒロに何を考えているのか聞きますが、ヒロは逃げるように去っていきます。 そのまま会話もできずに卒業式を迎えた美嘉は、図書室の黒板に、ヒロに訊きたかった質問「きみは幸せでしたか？」と書き込みます。 ヒロは卒業式にも出席しませんでしたが、黒板には「とても幸せでした」と書かれていました。 …その後、美嘉は大学生になります。 春、夏、秋、冬…季節は経過しました。 クリスマスイブ、美嘉は優にプロポーズされます。 それを受けた美嘉は、いつものように花壇へ行きました。 花壇には、ヒロではなくノゾムがやってきていました。 おどろいた美嘉が事情を聞き、ようやく全貌を知ります。 …ヒロは、高校2年のときに、ガンが発覚していました。 ヒロが美嘉と距離を置こうとしたのは、自分が美嘉を守れなくなるからでした。 あと3か月もつかどうか分からないらしく、ノゾムはそれを美嘉に教えます。 それを知った美嘉は、優ではなくヒロを選択しました。 優も背中を押します。 ヒロの病室へ行った美嘉は、その日からヒロの病室へ日参します。 大学を休学して、ヒロのつきそいをしました。 ヒロに結婚してくれと催促した美嘉は、ヒロが好きな河原で2人きりの結婚式をします。 その夜、ヒロの容態が急変し、ヒロは亡くなりました。 最愛の人を失い、美嘉は抜け殻のようになります。 美嘉はヒロの姉・ミナコから、ヒロの日記をもらいました。 ヒロが好きな河原へ行った美嘉は、橋から飛び降りようかと思い詰めますが、できません。 ノートが落ち、ヒロと美嘉と流産した子どもの絵を見た美嘉は、自分がヒロの分もがんばって生きようと決めます。 実家へ戻る美嘉の胸には、ヒロと美嘉のペアリングが鎖に通して、さげられています。 今年も美嘉は、花壇にお参りにいくつもりです…。
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