アオスジアゲハ。 アオスジアゲハの産卵から孵化まで!卵の色や孵化の時期や失敗について!

アオスジアゲハの産卵から孵化まで!卵の色や孵化の時期や失敗について!

アオスジアゲハ

アオスジアゲハの成虫の飼育についてどうしてあげたらベストか教えて下さい。 1匹目(羽化2日目)と、 2匹目(現在4齢か5齢幼虫) がいます。 昨日の朝、外で羽化したての成虫を子供が知らずに捕獲してしまいました。 質問1 明日明後日は曇りや晴れなので、落ち着いたら出してあげようと思います。 放す時の気温は何度くらいが適していますか? 翌日雨予報でも大丈夫ですか? 梅雨真っ只中なので心配です。 色々調べて、薄めの砂糖水を飲ませてあげたら、1日目の昨日はお尻から緑の体液、2日目の今朝は透明の排泄物を出しました。 嫌がる様子ですぐにストローを丸くするのであまり無理強いせずに大きめのケースに砂糖水を染み込ませたティッシュと、枝葉を入れています。 ほとんど羽ばたきをせず(1度だけふわっと飛んだのを見ました)ずっとじーーーっとしています。 質問2 飛べない子なのでしょうか? 捕獲の時に翅息子がを触り過ぎたと思います。 緑の体液や透明の体液は蜜吸をするとすぐに出てくるものでしょうか? 嫌がっても砂糖水をあげた方がいいですか? あまり翅を触ると可哀想な気がして悩みます。 羽化したてと気づいたのは2日目の朝です。 昨日止まっていたシャリンバイの葉をひっくり返すと蛹の殻がありました。 シャリンバイの生垣の奥に小さなクスノキがありました。 また、近くに大きな幼虫が居たので連れて帰ってきました。 質問3 ナミアゲハは蛹ポケットを作って羽化させましたが、アオスジアゲハも同様にしていいですか? これまでナミアゲハは羽化後に渋々放蝶しましたが、アオスジアゲハが大好きな息子なのでそのまま飼いたいと言いかねません。 質問4 アオスジアゲハは羽化後少しは砂糖水での飼育はできますか?(もちろん息子が納得したら放します) 質問5 ナミアゲハの飼育と羽化は少しは慣れました。 アオスジアゲハの場合に注意することがあれば教えてください。 (クスノキを食べることは知っています) よろしくお願いします。 私は庭に着いたアゲハ数種を毎年400頭ほど飼育して放しています。 もちろん、アオスジアゲハも飼育経験があります。 質問1) アゲハ類を放すときはもちろん暖かい日がベストですが、気温が20度以上あれば飛べるようです。 あまり低い日はじっとしたまま飛びません。 放すのはできるだけ雨があがってからのほうが良いと思います。 雨続きで自宅でもナミアゲハ ・ジャコウアゲハ・カラスアゲハ・ミヤマカラスアゲハ4種26頭が現在室内待機中です。 成虫の餌に関してですが... 一時的に保護するために与えるのでしたら砂糖水や薄めたスポーツドリンクなどで大丈夫だと思いますが、本来なら花の蜜を吸う昆虫ですから私は8〜10倍程度に薄めたほんのり甘みのある蜂蜜水を与えています。 まず小皿などを用意し、丸めた脱脂綿・キッチンタオル・ティッシュペーパーなどを置きその上にたっぷりとしみ込ませます。 アゲハ類は前脚の先で味覚を感じますので、そっとつまんで前脚を餌に触れさせてみてください。 自発的にストローを伸ばして吸い始めたら手を放してあげても大丈夫です。 ストローを伸ばさない場合は爪楊枝の先でやさしく伸ばして餌に付けてみてください。 自発的にストローを伸ばさない場合はお皿に直接入れた餌を吸わせたほうが良いかもしれません。 お尻から出た緑色の液体は排泄物(オシッコ)です。 また透明の液体はポンピングによる排泄物(必要な栄養分だけをろ過して摂取したあとの不要な水分)だと思います。 ですので、この件に関しては問題はないと思います。 質問2) 羽化後翅が伸びきり乾いて飛びたつまでは最低2〜3時間はかかりますので、その間はとまったまま動きません。 飛びたてるようになると自発的に翅をパタパタ動かし、飛んでいきます。 お子様が捕まえたときは、まだしっかり翅が乾いておらずじっとしている時期だったのでは? 羽化当日は非常に翅が軟らかいので傷つきやすいです。 アオスジアゲハは比較的じっとしていることが多いので、飛べないわけではないと思います。 質問3) アオスジアゲハも蛹ポケットでの羽化は可能だと思います。 ただ飼育されている皆さんは成虫にして愛でるのを目的ではなく、鳥や寄生虫などの天敵から守って成虫にしてあげたい一心で飼育されているのだと思います。 私も花の無い10月以降に羽化してしまった成虫は室内で最後まで面倒をみてあげていますが、結構気を使い大変ですよ。 飽きたから放置というのだけは絶対にやめていただきたいです! きちんと世話してあげれば3か月は生きています。 質問4) 数日間の成虫の餌には栄養面を考えて蜂蜜水を推進します。 また数日間も狭いケースの中に入れておくと翅が折れたり傷ついたり、鱗粉が剥がれて飛ぶことができなくなります。 成虫を放さないのであれば最後まで面倒をみてあげないとかわいそうです。 質問5) アオスジアゲハは葉の裏で蛹化することが多いので、瓶刺しによる飼育をオススメします。 (写真参照) 350mlか500mlのペットボトルに水を入れて枝ごと刺し、ボトルの口部分にティッシュか何かを詰めて幼虫が水の中に入らないようにしておけば大丈夫です。 またケースに入れて切り枝で飼育の場合、葉が水分補給ができるよう枝の切り口に水をたっぷり含ませたキッチンタオルを巻き上からラップなどを巻くなどしたほうが良いです。 幼虫は体内の水分を葉から摂取しますのでカラカラに乾いた葉は食べません。 最後に... 外から取ってきた枝葉にはヤドリバエの卵が着いていることも多々ありますので、与える前に念入りに擦り洗いをすることをオススメします。 室内飼育でも与えた葉にヤドリバエの卵が着いていると寄生されてしまいます。

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アオスジアゲハの分布や幼虫、食草について紹介!

アオスジアゲハ

アオスジアゲハの飼育 1 :本サイトの掲示板に投稿されたアオスジアゲハの幼虫の写真を見て、アオスジアゲハの幼虫を飼育してみることにしました。 近くには食草の クスノキの巨樹があるので幼虫探し。 食草の 月桂樹の苗木も植えました。 今年は皆様のおかげで 蝶 アゲハ・他 の幼虫飼育、カブトムシの幼虫飼育の情報交換掲示板が盛り上がり感謝しています。 この掲示板でアオスジアゲハの幼虫を飼育されている方があることを知り、私も幼虫を探しに行ってみました。 幼虫には出会えましたが、今年は食料の手当てがつきませんので連れて帰って飼育することは出来ません。 今年中には食料の確保をしておき、来年は幼虫を飼育してみることにし、今年は幼虫を見るだけの観察日記を書くことにします。 ・・・と思ったのですが、幼虫飼育を始めてしまいました。 なお、この他に、ナミアゲハ、キアゲハ、ツマグロヒョウモン、ナガサキアゲハ、ルリタテハ、カブトムシの幼虫の飼育日記もありますのでご覧下さい。 はじめに 2007年9月14日、ツマグロヒョウモンの食草であるスミレを探して自転車で走り回る途中で出会ったアオスジアゲハです。 この時は、綺麗な蝶に出会えて、綺麗な写真が撮れて大満足していましたが、 掲示板で おイモさんのの顔に魅せられてしまい、今年は、アオスジアゲハの幼虫を見るだけの、「 見るだけ観察」をすることにしました。 2008年8月31日 天然記念物 クスノキの巨樹のご紹介 ここは空母艦載機の移転で全国的に有名になった極東最大の米海軍航空基地を目指して拡張工事中の米軍岩国基地がある三角州の西側の頂点です。 ここには、樹齢約350年。 もっとも大きいのは高さ約30mの巨樹。 山口県の天然記念物に指定されたクスノキがあります。 中央の写真の右下の車をご覧下さい。 クスノキの巨大さが判ると思います。 このような巨木が数えただけで8本あります。 今日から暫くの間、このクスノキがアオスジアゲハの幼虫を見るだけの、「 見るだけ観察」の舞台になります。 2008年8月31日(2) 幼虫との初めての出会い クスノキの巨木の下に行きましたが、幼虫は、どのような葉に潜んでいるのか、何処から探せばよいのか全く見当がつきません。 垂れ下がった枝もなんとか手が届く高さで、見上げても幼虫らしきものは見当たりません。 クスノキを見上げながら歩いていたら1本の木の根元に ひこばえをみつけました。 先ずはここから探してみようと思って座り込んで探し始めたら・・・ 手を頭の後ろで組み、膝を曲げたオジサンが、「おいでませ!」とご挨拶。 あまりにも滑稽な姿なのでアオスジアゲハの幼虫探しは中断。 このオジサンの正体は??? 突付いてみました。 手足を伸ばしました。 オジサンに変身していたクモでした! 変なオジサンの正体が判明したので幼虫探しを再開。 で見せて頂いた写真を思い出しながら鼻毛をのぞかせている顔を探しました。 発見! おイモさんのおかげでアオスジアゲハの幼虫に出会えました。 鼻毛が大きくて、大人びた顔をしていますが体長は17mmの子供ですね。 モノサシが無かったので代わりのもので身長測定。 この ひこばえには、この1匹以外にはみつかりませんし、他の枝でみつかる保証も無いので、写真だけはと思って撮っておきました。 最初の出会いの幼虫の姿を心ゆくまでご覧下さい。 これらの写真を撮った後、他の木の手が届く枝へ行ってみたら赤ちゃん幼虫がいるではありませんか。 あっちへ向けたり、こっちへ向けたりして写真を撮っていたら、「オジサン、木の葉の写真を撮って何にするの?」と超若い女の子の声。 この女の子は、色々な蝶やカブトムシに詳しく、話に花が咲き意気投合。 女の子の一家4人と一緒になって幼虫探しをしました。 10匹以上みつけましたよ。 この蛹は、テントウムシではないかと思いますが、「探し始めたからには何でも探そう。 何にでも興味を持とう。 」と、記念に撮っておきました。 2008年8月31日(3) 成虫も飛び交っていました アオスジアゲハの乱舞。 クスノキの巨木の中で最高の雰囲気です。

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沖縄蝶類生態図鑑・アオスジアゲハ

アオスジアゲハ

アオスジアゲハとは アオスジアゲハはその名の通り、黒地に青い筋のあるアゲハチョウの仲間です。 この青い部分には鱗粉がなく、透き通っています。 オスもメスも同じ模様をしています。 本州ではとても一般的な蝶で、いたるところで見かけることが多いです。 都市部などの街中でも見かけることの多い蝶です。 特に、クスノキなどの周辺や、山地の水たまりの近く、湿ったところ、海岸などで見かけることが多いです。 地面に降りて水を飲んでいる姿をよく見かけます。 飛翔能力が高く、非常に速いスピードで飛び回ります。 アゲハ蝶の仲間では珍しく、翅を閉じた状態で止まることが多いです。 クロタイマイと呼ばれることもあります。 アオスジアゲハの分布 アオスジアゲハは東アジア、東南アジア、オーストラリア北部などに非常に広く分布している蝶です。 15の亜種に別れています。 日本では本州にのみ生息しており、東北地方ではあまり見かけることがありません。 岩手県、秋田県南部が北限となっています。 沖縄にはアオスジアゲハの亜種が生息しています。 アオスジアゲハとミカドアゲハの違い 四国や九州には同属のミカドアゲハが分布しています。 ミカドアゲハはぱっと見アオスジアゲハに非常によく似ています。 ミカドアゲハはアオスジアゲハより淡い青、黄緑がかった青色をしています。 アオスジアゲハと同じ青い帯のほかに、翅の縁のほうに青い斑点があります。 飛んでいると見分けるのが難しいですが、止まっているところを見れれば違いは一目瞭然です。 アオスジアゲハの幼虫と食草 アオスジアゲハの幼虫の食草はクスノキ科の植物の葉です。 クスノキ、タブノキ、シロダモ、ヤブニッケイなどの葉っぱを食べます。 クスノキというと、街中の街路樹などによく使われていてよく見かける樹木の一つです。 トトロが住んでいるのも、あのクスノキの根本ですね。 幼虫は緑色一色で、上手く葉っぱに擬態しています。 アオスジアゲハの一生 アオスジアゲハは5月~10月ごろに成虫として見ることができます。 年に3回から4回発生します。 その後交尾を経て、クスノキ科の葉っぱに産卵します。 卵からかえった幼虫はクスノキの葉っぱを食べてすくすくと育っていきます。 すくすくと育った幼虫はクスノキの葉っぱの裏側で蛹となります。 多くのアゲハ蝶は幹や茎にて蛹となります。 なのでアオスジアゲハはちょっと変わっています。 蛹のまま越冬し、次の年の春にまた成虫として活動します。 年に複数回発生するので、春のうちに産み落とされた卵は夏のうちに蛹となり、秋ごろには成虫として飛び回り始めることが知られています。 とても綺麗な蝶ですが、身近な場所で見ることができます。 あなたも探しに行ってみてはいかがでしょうか。

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