吉田輝星 ストレート。 吉田輝星、6回途中1失点5K ハンカチ継投

吉田輝星とは?金足農旋風の立役者の成績を紹介!

吉田輝星 ストレート

吉田輝が1回を無難に乗り切った。 初めて見たホープに対して、やや厳しい評論になるが、ストレートの力強さを磨くことを求めたい。 故障明けの現状を踏まえた時、この日のピッチングに一定の評価はあると思う。 ただ、本来の力強いストレートに期待した時には、物足りない。 まだ投げ込みはしていないと聞いた。 故障箇所への不安を取り除き、もっと投げ込んで鍛えて、力のあるストレートを身に着けてほしい。 この日の試合ではボールが高かった。 島崎投手コーチに聞くと、紅白戦よりも内容は良くなっているということで、首脳陣の評価を上げている印象を受けた。 能力の高い投手であるからこそ、2年目を迎える今の時期を大事に過ごしてほしい。 試合は無失点に抑えているが、それは結果が良かったに過ぎない。 吉田輝はローテーション入りを争う立場ではない。 今は内容を自分で突き詰めて追求してもらいたい。 球速ということではなく、しっかり力が伝わったボールを投げることに尽きる。 そのストレートがあるからこそ、次は変化球へ、と段階を踏んでいける。 昨年の勝ち星よりも、さらに内容があって、見応えのある勝ち星を期待したい。 (日刊スポーツ評論家).

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吉田輝星とは?金足農旋風の立役者の成績を紹介!

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後編となる本記事では、吉田輝星と小園海斗を特集する。 その象徴といえば、吉田輝星の気迫のこもったストレートだ。 レギュラーメンバー全員が地元・秋田県出身の選手の公立高校で「雑草軍団」と呼ばれた金足農業。 吉田はエースとしてマウンドに立ちつづけ、最速150キロのストレートを武器に準優勝まで上り詰めた。 そしてドラフト1位で日本ハムに入り、プロデビューを飾った2019年6月。 吉田はプロのバッター相手にも強気のストレートで真っ向勝負を挑む。 結果は、5回4安打1失点で初勝利。 今後の活躍を期待するには十分な滑り出しだった。 しかし、以降の試合はすべて序盤でノックアウト。 1軍での勝利はデビュー戦の白星だけ、1勝3敗で1年目のシーズンを終えてしまった。 持ち味にしていたストレートが通用するときとしないときがあって、そこの壁は結構感じました。 アウトローに全力で投げても普通に打たれるときもあるので、ちょっとびっくりしましたね」 ヒロド:「高校のときはそのアウトローをどういう風に思っていました?」 吉田:「アウトローに決まれば絶対に打たれないですし、決まらなくても球が強ければ『大丈夫かな』みたいなのはありました。 だけど、 初勝利してから1か月くらい1軍で投げて、もう全部自信は潰されたというか…。 アウトローに強い球を投げて、もうひとつ何かアクセントを加えないと打ち取れないのがプロだと思いました」 自慢の球が狙い撃ちされ、プロのマウンドはストレートだけでは勝てないと痛感した1年目。 吉田:「一瞬浮いてからバッターにわかりやすいけど大きく落とすのか、ボール1個分しか落ちないけれどストレートの軌道で落とすのか、どちらがいいのかなと思っていたんですけれど、ストレートの軌道でちょっと落ちた方がいいという風に考え方が変わりました」 ストレートの軌道からわずかに落ちるボールを理想としているというが、そのきっかけをくれた先輩がいた。 吉田:「 上沢(直之)さんはストレートも綺麗ですし投げ方もすごい。 あと、自分が一番参考にしたいなと思ったのが変化球の速さ。 ストレートと同じように投げないとああいう風にはいかないんだろうなって思って(上沢に)聞きに行ったんですけれど、やっぱり自分の想像と同じようにストレートの感覚で変化球を投げるということをいわれて、あらためてその重要性を知りました。 日本ハムの先輩・の武器といえば多彩な変化球だが、とくに目を見張るのが高速フォークの球速だ。 2018年のストレートの平均球速は143. 7キロ、フォークの平均球速は140. 5キロと、わずか3キロしか球速差がない。 そのため、バッターはストレートと見分けるのが難しくなる。 一方、吉田の去年の平均球速を見ると、ストレートは143. 1キロ。 縦に落ちる変化球として使っていたツーシームは130. 9キロと大きな開きがあった。 そこで今シーズンはストレートにより近い、落差の小さいスプリットの習得に励んでいたのだ。 そんな吉田は2年目にかける決意を練習グローブに刻んでいた。 吉田:「プロでやっていくうえで大事にしたいポリシー。 詳しく言えばやっぱりストレートなんですけれど。 強気のピッチングをしたいので、どれだけ疲れていても打者を抑える気持ちだけは絶対もっていたい。 壊れるくらいギリギリまで練習して成長してきたので、プロでもその心を忘れずに試合で全部解放できればいいかなって思いで入れています」 あくまでも自分のこだわりは高校時代と変わらない強気のストレート。 変化球の挑戦も、その勝負球を生かすためのものだった。 「雑草」という原点に立ち返り、勝負の2年目をむかえる。 3年生でむかえたはじめての甲子園では大会タイ記録となる1試合3本のツーベースを放つなど、チームを8年ぶりのベスト8に導いた。 2019年にドラフト1位で広島カープに入団すると、6月にプロ初打席で初ヒットを記録。 そして球団の高卒新人記録を塗り替えるシーズン4本のホームランを放った。 BIG4のなかではもっとも多い、1軍で58試合に出場し、ルーキーイヤーとしては堂々たる成績をおさめた。 ヒロド:「振り返って、1年目はどんな1年でしたか?」 小園:「いつもテレビで見ているすごい選手の方々が、目の前で一緒にプレーしているというのが一番驚きで、経験できないことをいっぱいさせてもらったなという風に思いました」 ヒロド:「世間は数字を見ていると小園選手が抜けていると」 小園「いわれますけど、そんなことまったく思っていないし、活躍をしたとも全然思っていないです。 レギュラー獲得とかそういうのも全然ないので、まだまだあの数字じゃ甘いなという風に思います」 去年の成績には、まったく満足していないという小園。 実は、活躍の裏で大きな挫折も味わっていた。 小園:「 去年はエラーをしてベンチ裏で泣いたりしました。 9回だったですね、エラーをしたのが。 それでそのままホームランを打たれたことがあったので、キツかったですね」 6月のオリックス戦、広島が1点リードでむかえた9回。 ショートの小園が一塁へ悪送球し出塁を許すと、つづくバッターにホームランを打たれた。 それが決勝点となり、チームは逆転負け。 さらに翌日の試合でも、初回からエラーを記録すると、6回には平凡なゴロをまさかのトンネル。 これをきっかけに連打を浴び、この回3失点。 2試合連続で、敗戦につながる致命的なミスを犯してしまった。 実は小園が高校時代から何よりもこだわりをもっていたのが、このショートというポジション。 当時のグローブには「日本一のショート」という刺繍が。 世代屈指のショートとして18歳以下の日本代表でも2年生のときからスタメンを任されてきたほど、守備には自信があった。 それゆえに、自らのエラーが敗戦に繋がってしまった経験は涙を流すほどに悔しかったのだ。 ヒロド:「守っていてプロの打球は違いますか?」 小園:「そうですね。 とくに外国人の選手とかはすごく速いので。 結果を残すのが難しいなと思いましたし、毎日つづくので体力的にも精神的にも強くないと無理だなと思いました」 ヒロド:「高校時代も毎日キツイトレーニングだったと思うんですけど、また違う?」 小園:「それもキツイですけど、人生がかかっているのでそれが一番ですかね。 活躍出来る選手も大勢いるわけではなく一握りなので、その選手になるために自分もみんなもやっていると思うので本当に厳しいところだなと思います」 ヒロド:「小園選手にとってショートのポジションってどんな魅力があるんですか?」 小園:「やっぱり守っていてやりがいがあるというか、 自分のミスから流れが変わることも経験しましたし、本当に大事なポジションだと思いました。 ショートというポジションで活躍したい気持ちはずっと持っているので、そこのポジションは絶対に守りたいと思っています」 プロの世界で屈辱を味わったからこそ、あらためて感じたショートというポジションの重要性。 2年目こそショートのレギュラー獲得を目指す。 取材を終えたヒロドは、次のように所感を語った。 「高校生から取材させて頂いた4人。 プロの世界に入るとこんなに表情が逞しくなるのだと感動しました! 高校野球のスターとしてドラフト1位で飛び込むもプロの壁は高く、もがきながらも甲子園の経験を糧に1歩ずつ前に進んでいる姿がありました。 プロ2年目、彼らにとっての春も必ず来ると信じています!」.

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吉田輝星10奪三振!ストレートが復活し変化球も低めにいよいよ覚醒か? | 秋田ノーザンハピネッツのクレイジーピンクに魅せられて~籠球(ろうきゅう)侍参上~

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7月3日、日本ハムの吉田輝星投手が2軍横浜戦で今季初勝利を挙げました。 甲子園での活躍を思い出させるストレート中心の力強い投球は見ごたえ十分。 コロナ禍でプロ野球も出遅れた感があるが、高卒の吉田投手もある意味勝負の2年目だ。 そろそろ結果を残さないと、ずるずる2軍定着しかねない。 才能は確かにあっても開花できない選手、プロでは恵まれない選手はいっぱいいると思うのだが、努力の質をしっかり踏まえて実践するのが本物の才能なのだろう。 その一握りの世界にいよいよ踏み入れた感があります。 リラックスしたモーションから繰り出される速球は、急速こそ140キロ代ですが、伸びていく感じは彼の本来の質である。 なので安心して見ていられた。 加えて、低めの変化球が効果的だ。 カーブ、フォークボールが切れ良く低めに落ちると打者はたまらず手を出す。 吉田投手の投球フォームもストレートと同じなので、タイミングが取りずらいと思う。 そしてまた忘れてはいけない存在に、吉田投手の投球を引き出す捕手の存在、入団1年目の梅林優貴選手。 大学4年間は中国地区大学野球連盟2部リーグ(当時)に加盟する広島文化学園大でプレーした。 中央では無名だったが、広島県・高陽東高校時代から名将たちの間では一目を置かれていたという。 「高陽東高の監督が三原新二郎さんでした。 三原監督は広陵、福井工大福井、京都外大西を渡り歩き、甲子園でも活躍された名将です。 その三原監督が『肩が強い』『マジメ』と絶賛していたんです」(アマチュア野球担当記者) だが、他のエリート球児と異なる野球人生が始まったのは、大学に進んでからだった。 授業終了後、野球部の練習をこなし、その後、トレーニングジムへ。 ここまでは普通の体育会学生と同じだが、梅林はその後、深夜の清掃アルバイトをこなしていた。 授業も休まなかったという。 3年生になると、授業のコマ数も少なくなる。 時間が空けば、アルバイトを掛け持ちした。 「野球の練習もしっかりやっていました。 大学に入学した当初は体重60kgのヒョロヒョロでしたが、80kg台の逞しい体になりました。 短い時間で効率よく、より効果的に練習することを考えてきたからです」(前出・記者) 梅林には奨学金を学費に充てていた苦学生という一面もある。 彼の下に妹がいるため、「家族に金銭面で迷惑を掛けたくない」と思い、アルバイトをこなしながら、学業と野球を両立させてきたのだそうだ。 けっしてエリート街道まっしぐらではなかった。 この二人のコンビは息もぴったりなので、これからの活躍に注目したい。 まずは2軍でもっと経験を積んでほしい。 吉田投手はゲームの序盤に得点をとられて自滅のパターンが続いていた。 なのでキッチリ修正をして勝ち癖を付けてほしいと思う。 この日のように自信をもっての投球なら1軍での2勝目はもうすぐだ!!.

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