鶏肉を食べやすい一口大にカットします。 鶏肉をボールに入れて下味付けをし、10分間おきます。 ＊臭みを取り、肉質を柔らかくします。 ヤンニョムを全て入れて混ぜておきます。 ピーナツを砕いておきます。 鶏肉をザルにあげて水気を切ってから片栗粉を付けます。 ＊水気をしっかり切ることでカラッと美味しく仕上がります。 ＊少しずつ入れて揚げる事でよりカラッとした食感に仕上がります。 フライパンにヤンニョムを入れて中火よりやや弱火で温め、揚げたての鶏肉を加えて素早く混ぜます。 火を消してお好みで砕いたビーナッツをかけます。
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今まで食べたことがない、それゆえおいしいかどうかわからない料理を初めて試すのは、なかなか勇気とプレゼン力が要る。 いくら事前に情報を集め、自分では納得ずくで挑むときでも、そこには伴侶の理解を得るという高いハードルがある。 うちの奥さんは食に関しては保守派なので、ここでしくじるといつもの無難なメニューが並ぶことになる。 先日を漬けるために買ったヤンニョムジャンの奥深い風味にすっかり魅了され、もっと活用したいといろいろ調べていた。 野菜だけじゃなくお肉なんかにも絶対合うはず、きっと現地ではそんな使い方もしているはず、と確信に近い思いを抱いていた。 そしてスーパーで国産若鶏モモ肉（生・解凍でない）100g78円に飛びついた私は、ネットで「ヤンニョム チキン」と検索。 そうしたらなんとそのままの料理名がぼんぼんヒットしたではないか。 韓国ではメジャーな鶏肉料理だという。 何これおいしそうー。 でも奥さんのゴーが出るかな。 私はあえて平常心を装って妻に切り出した。 「今晩はヤンニョムチキンという韓国風ピリ辛唐揚げにするね！」 「ふーん」 折からの低気圧が近畿地方にキレの悪い雨をしとしと降らせ、妻はその影響をモロに受けて低空飛行であった。 よし、とばかりにこの料理を晩ごはんのメインディッシュにねじ込むことにした。 以前彼女が風邪で元気のない日に精をつけてほしいと思ってニンニクたっぷりのチキンステーキを出して、こっぴどく怒られたことがふと頭をよぎったが、好奇心には勝てなかった。 赤い、赤い、赤い、合わせ調味料。 まずは合わせ調味料を作る。 さまざまなWEB上のレシピを総合的に見て、うちで採用したのはこんな比率。 どーん。 もう赤色のものしか入れていない。 シャアより赤い。 シャアはもう少し朱色。 どっちかっていうとジョニーライデンぐらいの黒ずんだ赤み。 ヤンニョムジャンはコチュジャンに置き換えることもできるみたいです。 その場合はコチュジャン大さじ２にしてください。 うちではせっかくフレッシュな風味のヤンニョムジャンがあるので使いました。 コクではコチュジャンが勝ります。 混ぜ合わせてみるとどうよ、この鮮烈な赤。 一口舐めてみる。 おおお。 思ったほどは辛くない。 ていうかほんのり辛い程度。 砂糖・みりんの甘味、ケチャップの酸味などの相乗効果で、すごく奥行きのある風味になっている。 これはいいぞ。 もう失敗する気がしない。 すぐさまダイニングの妻に中間報告する。 「これはおいしいぞー！」 「ふーん」 熱量にだいぶ開きがあった。 鶏モモ肉は薄衣で「揚げ焼き」。 鶏モモ肉（300g程度）は一口大に切った後、塩コショウ・酒で下味（うちではもみ込んだ後最低10分は置きます）。 表面の水分を軽く拭いて片栗粉をまぶし、多めの油で揚げ焼きに。 本場ではきっとごま油を使うだろうので、半量を思いきってごま油に。 皮がカリッとするまで火を通したら、先ほどの合わせ調味料にダイブ！ 全体に調味料をからめたら、ドカドカッとお皿に盛り、炒りごまを振ってできあがり！ 2020. 追記 どうも一般的にはこの合わせ調味料をフライパンで熱しながら煮からめるみたいですね。 そのままからめちゃった。 今度はちゃんとします。 本格ピリ辛まろソースでごはんもビールも進む〜。 一口頬張ってみる。 うん、やっぱりこれはおいしいぞー！ 初めて食べるのにどこかすごくなじみのある仕上がり。 これ老若男女好きなやつ。 一見、こんなに調味料たっぷりで味が濃すぎないかしらん、と不安になるけど、マイルドでまろやかな風味のおかげで全然くどくない。 もちろん辛味もほとんど気にならない。 ビールにもごはんにも100パー合う味。 果たして妻はというと、頭の中の靄が晴れたようで、パクパクと食べてくれている。 よかったー。 こんなぼんやりした低気圧の日には、パキッと目が醒めるような赤さのピリ辛ソースがうってつけなのかも。 「これは厚い衣でサックリ揚げた海老にも合うよね」と前のめりな提案もいただきました。 たしかにね。 いわばコリアンエビチリ、絶対あり。 いやーこれはまた新たな世界が開けた、とまでいうと大げさだけど、我が食卓マップに新たな所番地が刻まれ、新築一戸建が一軒建ちました。 入居人の名前はヤンニョムさん一家。 ようこそ〜。 次なる野望はジャークさん一家をジャマイカからお呼びすることです。
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鶏肉を食べやすい一口大にカットします。 鶏肉をボールに入れて下味付けをし、10分間おきます。 ＊臭みを取り、肉質を柔らかくします。 ヤンニョムを全て入れて混ぜておきます。 ピーナツを砕いておきます。 鶏肉をザルにあげて水気を切ってから片栗粉を付けます。 ＊水気をしっかり切ることでカラッと美味しく仕上がります。 ＊少しずつ入れて揚げる事でよりカラッとした食感に仕上がります。 フライパンにヤンニョムを入れて中火よりやや弱火で温め、揚げたての鶏肉を加えて素早く混ぜます。 火を消してお好みで砕いたビーナッツをかけます。
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