妊娠後期 脳貧血。 【医療監修】妊娠30週目の妊婦は貧血に注意。胎児は脳が急成長しています [ママリ]

脳貧血の原因について詳しく解説!貧血との違いは?

妊娠後期 脳貧血

立ちくらみの原因は貧血ではなく脳貧血? 立ちくらみと聞くと、まずは貧血をイメージしますよね。 しかし、その症状は貧血ではなく、脳貧血から来るものなのです。 貧血は血液中のヘモグロビンが薄まりや赤血球数が減少している状態であり、動悸や息切れの他、体の倦怠感などが主な症状であり、立ちくらみなどの症状は現れません。 改善策としては鉄分の摂取など、食事療法が有名です。 一方脳貧血は、脳内の血液循環が悪くなることにより起こる機能障害です。 貧血は血液検査で判明しますが、血圧が主な原因の脳貧血の場合は血液に異常はありません。 脳貧血は起立性低血圧とも呼ばれており、横たわった状態から急に起き上がったり、長時間立っていることにより脳への血流が十分ではなくなってしまうと立ちくらみやめまいといった症状が起こります。 脳の血液循環が悪くなることで、めまいや立ちくらみといった症状を引き起こします。 また、人によっては体の痺れの他、浮遊感や視野障害を起こしたり、症状が重くなると失神する場合もあります。 なんとなく混合されがちな貧血と脳貧血ですが、こうして比べてみると全く別の症状ということが分かりますね。 ・立ちくらみによる赤ちゃんへの影響は? 妊婦さんが立ちくらみを起こすことにより、赤ちゃんに直ちに健康被害が及ぶことはありませんので、その点は安心してくださいね。 妊婦さんが注意するべき点は、立ちくらみによる転倒や失神です。 特に外出先で脳貧血となると、場所によっては休んだりすぐに横になる事は難しいですし、万が一移動中や階段を上っている際に、立ちくらみを起こし転倒した場合は、バランスを崩してお腹を強打することも考えられますので十分に注意が必要です。 ・なぜ妊婦さんは脳貧血を起こしやすいの? 脳貧血は自律神経の乱れが大きく関係しています。 自律神経とは、常に行われる体内の活動 呼吸や循環、消化など をスムーズに行う為に欠かせない神経ですが、 ホルモンの変化や、精神的、身体的にストレスを受けたり、不規則な生活が元でバランスが崩れてしまう事があります。 このバランスが崩れる事によって、脳貧血や胃炎、過呼吸といった症状に繋がってしまうのです。 妊娠中はホルモンバランスの変動が特殊な事や、また体の変化や心理的な不安やストレスに加え不眠もあり、自律神経が乱れやすい状態です。 このような理由により、妊婦さんはより脳貧血を起こしやすいとも言えますね。 ・立ちくらみが起きたらどうすればいい? 立ちくらみになった場合は、まずは全身に血が流れるよう横になるのが一番です。 自宅で脳貧血を起こした際は、すぐにベッドやソファで横になりましょう。 しかし、外出先で立ちくらみを起こした際は、すぐに横になれる機会は少ないでしょう。 そういった場合はその場にしゃがみ込み、合わせて深呼吸をするのが効果的です。 すぐに回復しない場合は医務室や病院、休める場所へと案内してもらうのが良いでしょう。 ・今からできる妊婦さんの立ちくらみ対策 妊婦さんを悩ませる脳貧血ですが、予防するにはどんなことから始めたらいいのでしょうか? 薬などを利用しない分、いつもの日常生活である程度行動を心掛ける事により、脳貧血は予防することができます。 立ちくらみやめまいといった症状で悩んでいる妊婦さんは、まずは行動の改善から始めてみましょう。 ・座っている時や横になっている時は急に立ち上がろうとせず、ゆっくり起き上がるように意識する 脳貧血は血流の変化に体が即座に対応できず、脳への血液が不足する事により起こります。 少しずつ姿勢を変える事で、急な血圧の変化を予防することができます。 ・電車やバス移動、店頭に並ぶなど、長時間立ちっぱなしになる状況を避けるようにする 移動中座る事ができるのが一番良いのですが、込み合っている時間帯などは難しいですよね。 妊娠中に脳貧血の症状が出やすい妊婦さんは、遠方への外出は控えた方が良いでしょう。 また、何かあった時の事を考え、一人よりも家族などと一緒に出歩くのがベストです。 ・軽めの運動をし、下半身を鍛え全身の血流を改善する 適度な運動は血流を良くし、安産にもつながる他、ストレスの軽減や自律神経の改善効果も期待できます。 ストレスや自律神経の乱れも脳貧血の原因のひとつとなりますので、イライラの解消には積極的に取り組みたいですね。 ・適度な水分補給や塩分の摂取、三食毎の食事 こまめに水分を摂ることは脳貧血の予防に繋がります。 塩分の過剰摂取は体に負担をかけますが、 体内の塩分濃度が極端に少ない状態は脳貧血を起こしやすくなるので、水分と一緒に意識してナトリウムを摂取すると効果的です。 これに加え、一日三食欠かさずに食事をとる事も大切です。 いかがでしたか?妊娠中の立ちくらみは、自身の対策と周囲の理解が必要です。 立ちくらみを起こさないよう心掛けながら、健康的な妊娠生活を送りましょう。

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妊婦の貧血症状は?妊娠後期や臨月はなりやすいの?妊娠中の対策は?

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脳貧血の原因を知る大切さ 倒れるまではいかなくても、血のけがひいたり、急にフラッとなってしゃがみこんだり、何が原因なのか分からなくて不安になりますね。 万が一、気を失って倒れてしまったら、体をささえることができないので、多くの場合は頭から落ちてしまい、大けがにつながってしまいます。 また、倒れた先が車が多く通る道路だったり、最悪、駅のホームだったり、考えただけでもゾっとしますね。 もし、頻繁に起こるようであれば、重大な病気が潜んでいる可能性だってありますから、原因を特定するために、しっかり検査をしてもらう必要があります。 何よりも大切なことは、 「あっ ヤバイ! 倒れそうかも・・」 といった、を知ることです。 そのためには脳貧血の原因について、しっかりと理解をする必要があります。 脳貧血の原因を理解し、自分に置きかえてみて初めて、効果的な予防や対策の方法は見えてくるものです。 この記事は脳貧血の原因についてご紹介しています。 対処法については以下の記事をご参照ください。 それではまず、脳貧血と貧血の原因の違いについて見ていきましょう。 脳貧血とは? 「貧血」と「脳貧血」は厳密に言えば別のものです。 でも、どちらの症状も、酸素が不足することによって症状を招くというところでは同じです。 貧血でも脳の酸素が不足することはありますので、めまいや立ちくらみが起きた時に、「貧血でフラついた」と言うことは決して間違っていません。 しかし、脳の酸素が不足する原因が、「貧血」と「脳貧血」では全く違うのです。 ことなる原因 「脳貧血」とは、一時的に血圧が下がることで、脳へ送る血液の量が下がり、脳が酸欠状態になることで、立ちくらみやめまい、ひどい場合は失神などの症状を起こすことを言います。 「貧血」は血圧とは全く関係ありません。 貧血とは、血液の中の赤血球が少なくヘモグロビンの濃度が低い状態です。 ヘモグロビンにはがありますから、少なくなる事で酸素を運ぶ能力が下がり、体中で酸欠状態を引き起こしてしまいます。 ようするに、 酸素を運ぶ血液それ自体に問題があるのか、血液を循環させる血圧に問題があるのかの違いです。 赤血球の数が正常で、血液には何の問題がない人であっても、脳貧血を起こす可能性は考えられます。 日常生活で脳貧血と貧血とを使い分ける必要性はないのかもしれません。 しかし、めまいや立ちくらみといった症状を予防・改善するためには、その原因を把握する必要があります。 脳貧血の症状 脳貧血の症状のもとになるのは脳の酸欠によるものです。 また、貧血が原因での症状は、進行がゆっくりな場合が多いため、症状を自覚しにくいと言われています。 しかし、脳貧血は、急に、脳が酸欠状態になることが多いため、症状が明らかな場合がほとんどです。 脳貧血の症状一覧• めまい• 立ちくらみ• 体が浮くような感じ• 血のけがひくような感じ• 吐き気• 耳鳴り• 顔色が悪くなる 顔面蒼白• 冷や汗をかく• 手足が冷たくなる• 寝起きが悪くなる• 乗り物に酔いやすい• けいれん 血液が薄い状態の貧血では、徐々に進行していくので 自覚症状が無い場合がほとんどです。 脳貧血は急な血圧の低下によって起こるため、すぐにその症状がでますし、ひどい場合は失神して倒れてしまうということもあります。 脳貧血が起こるケース ご紹介したような脳貧血の症状が起こる代表的なケースをご紹介します。 急に立ち上がる• お酒の席でトイレなどに立った時 これらを「」といいます。 朝礼や電車の中など長い時間たったまま• 献血や健康診断などの採血のとき• ケガをしたときの出血• 激しい痛みを感じたとき これらを「」といいます。 このようなケースでは、私たちのカラダで何がおこっているのでしょうか? 多くの場合、一時的なものであって、しゃがんで頭を下げる姿勢をとったり、 足を高くして横になり安静にすることで回復します。 でも、なかなか症状が回復しなかったり、頻繁にこれっらが起こる場合は、しっかりと検査をして、原因をはっきりしてもらう事を強くお勧めします。 また、一度でも、気を失うほどの重い症状にみまわれた場合は、脳の病気が原因の可能性もありますから、必ず検査をしてもらいましょう。 脳貧血の原因はおもに7つ! 繰り返しますが、脳貧血は一時的に血圧が低くなり、脳へ運ばれる酸素が少なくなることで起こります。 引き起こすケースはさまざまで、気を失うまではいかなくても、少し目の前がフワ~っとするくらいのことなら経験がある人が多いのではないでしょうか? その「フワ~っと」「クラ~っと」の時は、一時的に血圧が下がっている状態です。 なぜ下がってしまうのでしょうか? その原因を見ていきましょう。 フワフワ、クラクラの原因を知るためには、血圧が何によって調節されているのかを知る必要があります。 血圧は、腎臓や神経(中枢神経や自律神経)、内分泌系(腎臓や副腎などのホルモン)、血管内皮細胞からの血管収縮、もしくは拡張を進める物質など、多くの因子によって調節されています。 引用: このように、血圧を調節しているものはたくさんありますが、この中でとくに原因として考えられているのは次の7つです。 自律神経の乱れ• ホルモンバランスが崩れる• 脱水による低血圧• もともとの血圧が低い• お酒 アルコール の影響• 成長期• 何らかの病気 それでは、それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。 自律神経の乱れ 自律神経ってなに? 自律神経とは、体温を調節したり、栄養を吸収したり、血液を流したりなど、無意識のうちにおこるすべての運動をコントロールしている神経の事です。 自律神経は「交感神経」と「副交感神経」という2つから成っています。 言葉だけは、聞かれたことがある人も多いのではないでしょうか? 交感神経は心身を活発にする神経 ストレスを感じた時や緊急の時などに働き、心臓や肺の動きを元気にします。 このときは、血管はギュッと収縮していて、血圧は高い状態です。 交感神経が働くときの例 緊張している時・興奮している時・ストレスを感じている時など 副交感神経は心身を休ませる神経 胃腸などの消化器官の働きを活発にさせたり、傷や疲れなどの回復を促進させます。 このときは筋肉はゆるんでいるので、血管はゆるんでいて、血圧は低い状態です。 副交感神経が働くときの例 睡眠時・休息している時・リラックスしている時など 自律神経の乱れと血圧の関係 ふだんの生活のなかで、全身に酸素を届けるために、血圧は絶えず変化しています。 立っている時、座っている時、眠っている時、ストレスを感じている時、リラックスしている時など。 自律神経が働いてくれているおかげで、血圧の調整をおこない、酸素が不足しないようにしてくれているはずなのですが、自律神経が乱れてしまうと、その調節がうまくできなくなってしまいます。 そうなると、脳へ運ばれるはずの血液の量が少なくなってしまい、脳貧血の症状が起こりやすくなってしまうのです。 自律神経が乱れる原因 では一体なぜ、自律神経が上手く働かなくなってしまうのでしょうか? その原因はさまざまですが、ここでご紹介するのは代表的な次の3つです• ストレス• 睡眠不足• 鉄分不足 1. ストレス です。 人間関係・プレッシャー・疲労・ケガ・病気など、精神的にも肉体的にも、ふだんの生活の中では、さまざまなストレスを受けます。 そのストレスが大きすぎると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまい、血圧の調整がうまくおこなわれずに、その結果として一時的な低血圧症となってしまうことがあります。 睡眠不足 私たちのカラダは、一定の生態リズムによって動いていますが、寝不足が続いたり、昼と夜が逆転した生活が続いていたりすると、自律神経が乱れてしまいます。 寝不足が続くと、カラダを休めるための副交感神経が働かなくなってしまい、夜になっても交感神経が優位で疲れが取れなくなってしまい、自律神経が乱れやすくなってしまいます。 鉄分不足 自律神経失調症の症状と、鉄分不足の症状は重なります。 最近では、鉄分不足は貧血だけでなく、私たちの精神 こころ にも大きな影響を与えると言われています。 その理由は、鉄分が不足すると、神経伝達物質 ドーパミン・ノルアドレナリン・セロトニン の生産が減少するからです。 血圧を調節するためのホルモンや、赤血球をつくるように刺激を与えるもの、そのほか、眠っているからだを起こしたり、興奮させたり、活力を与えたりしてくれるほか、からだの働きを抑制する役割もあります。 現在確認されているだけでも100種類以上あり、さらに発見され続けています。 ホルモンは、「刺激する」「呼び覚ます」を意味する「ホルマオ」というギリシャ語が語源だそうです。 ホルモンバランスと自律神経はセット? ホルモンと自律神経は、どちらも同じ大脳の視床下部というところでコントロールされてます。 どちらか片方が乱れると、もう片方もその影響を受けやすいと言われています。 そのため、 ホルモンのバランスがくずれると、自律神経のバランスもくずれてしまい、正常な血圧の調節ができなくなってしまいます。 もちろんその反対もあり、自律神経が乱れると、ホルモンバランスもくずれやすくなってしまいます。 ホルモンバランスがくずれやすい人 女性 女性は男性に比べ、ホルモンバランスが大変乱れやすいと言われています。 生理、出産、閉経など様々な場面でホルモンバランスがくずれやすいです。 さらに、女性は男性よりも心臓のチカラが弱くできているので、低血圧になりやすいとも言われていて、脳貧血をおこしやすいと言われています。 妊婦 とくに妊娠後期では、ホルモンバランスが大きくくずれやすいとされ、脳貧血に悩んでいる人も多くいるそうです。 気をつけたいのは、クラクラ、フワフワの原因が「貧血」か「脳貧血」のどちらかをハッキリさせることです。 貧血は全くないのに、鉄分のサプリメントなどでクラクラ対策をしようとしても、まったく改善されないどころか、鉄分の過剰摂取でおなかの赤ちゃんにもおおきなリスクを与えてしまいます。 貧血と脳貧血では対策方法がまったく違いますから、きちんと検査をして、フラフラの原因をつきとめましょう。 更年期障害 女性の場合、更年期というのは、閉経を迎える前後の期間の事を言います。 女性ホルモンの分泌が少なくなります。 特に卵巣から分泌されているホルモンの量が少なくなります。 これによって、普段はこの調整をはかっているホルモンとのバランスがくずれやすくなってしまいます。 その結果、自律神経も乱れ、血圧の調節ができないなど、さまざまな症状をおこしてしまいます。 脱水による低血圧 脱水が低血圧の原因となる場合もあります。 とても暑いところでの激しい運動や労働だったり、利尿作用のある飲み物や薬、血管を広げる薬などを使った影響や、出血や嘔吐、下痢などが考えられます。 水分が減ると血液が流れにくくなり低血圧になりやすいくなってしまいます。 脳貧血は一時的に締結厚の症状がおこることが原因ですが、もともと血圧が低いことも、血圧の調節がうまくいかない原因となります。 低血圧の人は脳貧血がおきやすい 自律神経・ホルモンバランスの乱れなどにより、一時的に血圧の調節ができない事に加え、もともと血圧が低い人はさらにその影響を受けやく。 脳貧血をおこしやすいといわれています。 低血圧という状態は、病気ではなく体質です。 低血圧でも、何の問題もなく元気に生活している人はたくさんいます。 しかし、医師によっては、低血圧を生活習慣病としてとらえてる方もいるようです。 遺伝的な体質に加えて、次のような生活習慣が、低血圧になると考えられているからです。 不規則な食事• 塩分不足• ミネラル不足• タンパク質不足• 運動不足• お風呂が嫌い• 日光にあたらない生活• 湿度の高いところでの生活• ストレスが続いている• 無気力 これらのことが、心臓に力を弱くして、古い血液が静脈に滞り、全身の血液の流れが悪くなると考えられています。 そのため、脳へ送る血液の量も少なくなってしまい、脳貧血を起こしやすいと言われています。 お酒 アルコール の影響 脳貧血の原因として、アルコールによる血圧の低下があります。 アルコールが私たちの身体に及ぼす影響はさまざまですが、血管を拡張させて血圧を下げたり、逆に収縮させて血圧を上げたりすることが、脳貧血の原因として考えられます。 お酒では一時的に血圧が下がる アルコールによって血圧が下がる場合は、体質や飲む量など、いくつかのことが関係しますが、一般的には、お酒を飲むと血圧は下がり、飲む量が増えるにつれて上がっていきます。 急激に血圧が下がれば、脳への酸素が不足してしまう原因となり、脳貧血へとつながってしまいます。 脳貧血は成長期の子どもによく起こる 血圧を調整しているのは自律神経ですが、もっとも乱れやすい時期は思春期です。 まだ自立心が成長しきっていないので、精神的に大きなストレスがかかりやすいためです。 さらに、下半身の血液を脳へ押し上げるためには、血管のまわりにある筋肉の働きが必要です。 とくに「ふくらはぎ」は第二の心臓と呼ばれるくらい重要です。 筋力の未発達によって、下半身の筋力が弱いことも、脳貧血を起こす原因のひとつとされています。 このように、脳貧血は成長期や、筋力の未発達な子どもの方が起こりやすいと言われています。 病気による脳貧血 何らかの病気が原因となっているのが症候性低血圧です。 代表的なおもな病気は• 糖尿病による自律神経障害• 慢性肝炎• 肝硬変• 肺結核• 脊髄癆• 副腎機能不全 などです。 また、精神安定剤を服用しても、脳貧血の症状が起こる場合があるようです。 脳貧血の原因 ~まとめ~ 脳貧血は、貧血とは別で、一時的な低血圧によって脳へ運ぶはずの酸素が不足してしまう事を言います。 一時的に血圧が下がってしまうおもな原因は、以下のようなことが考えられます。 自律神経の乱れ• ホルモンバランスの乱れ ほとんどの場合は、一時的なもので、横になったり、かがんだ状態でいることで回復しますが、頻繁に起きたり、なかなか症状が回復しなかったり、気を失ったりした場合は、しっかりと検査をしたもらいましょう。 脳貧血をおこしやすい人は、以下のような人が考えられます。 男性よりも女性• ストレスを多く抱える人• 生活が不規則• 睡眠不足• 鉄分不足• 成長期 思春期 の子• 下半身の筋力の弱い人• 妊娠後期• 更年期 効果的な対処法や予防法は、まず原因をハッキリさせてから。 まずは、クラクラ・フワフワの症状が貧血なのか脳貧血なのか。 そして、何が原因でそうなっているのか。 しっかりと原因をつきとめて、クラクラ改善にお役立てください。

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妊娠後期に出やすいめまいや息切れ…原因とすぐできる対策

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妊婦さんの目がチカチカする4つの原因と危険は? チカチカの原因は、主に4つ考えられます。 (せんきせいあんてん)• (脳貧血)• 妊娠高血圧症候群 それでは、ひとつひとつその症状と原因をみていきましょう。 眼精疲労• 目がチカチカして物が見にくい• 眩しく感じる 長時間目を酷使したことの疲れによるものがほとんどです。 とくに妊娠中は眼精疲労になりやすいと言われています。 少しの時間パソコンや携帯を使用しただけで、発生する可能性も。 ストレス・高血圧でも眼精疲労になることもあるので、念のため注意をしておいた方がよいでしょう。 閃輝性暗点(せんきせいあんてん)• ギザギザ稲妻のような光が見える• 目の前でキラキラするものが見える• チカチカした後に視野が欠ける 目がチカチカした後、多くの場合、 激しい頭痛や吐き気を生じます。 片頭痛をもっている30%の人が、体験したことがある症状です。 ストレスやホルモンバランスの変化、急激な温度変化等により、一時的に脳血管が収縮し、血流が悪くなることが原因。 その後血管が元に戻って、大量の血液が流れることによって頭痛が起こります。 閃輝性暗転は稀に脳腫瘍が原因になっていることもあるので注意が必要です。 起立性低血圧(脳貧血)• 気分が悪くなってチカチカする• 星が飛ぶような見え方をする• チカチカして天井がぐるぐる回るような感覚がある 横になった状態から、 急に立ち上がったり、急に動いたりしたときに、立ちくらみやめまいを起こします。 その他にも、目の前がさーっと暗くなったり、冷や汗がでたりします。 最悪の場合そのまま数秒~数分失神する可能性も。 急な動作で一時的に血圧が低下・血液量が減ることが影響しています。 貧血と混同されやすいのですが、全くの別物。 貧血はヘモグロビンの量が減少することによるものです。 そのため、今まで貧血の症状がなかった人にも生じる可能性があります。 妊娠高血圧症候群• 小さな氷の粒がキラキラしているように見える• TV画面の人物の顔がキラキラチカチカ。 光が細かく空中に浮いている 収縮期血圧(最高血圧) 140mmHg以上 拡張期血圧(最小血圧) 90mmHg以上 の場合に、 妊娠高血圧症候群と診断されます。 高血圧であることに加えて、蛋白尿が見られる場合も。 症状としては、 むくみや頭痛、倦怠感、眠気などが生じます。 悪化すると腎臓機能の低下、ひどいむくみ、手足のしびれなどがあらわれることも。 目のチカチカが現れるタイミングは、症状が悪化した時に起こることが多いようです。 妊婦さんの血圧の数値について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。 妊娠中の目のチカチカ。 赤ちゃんへの影響は? 目がチカチカする症状があっても、すぐに赤ちゃんに影響する場合は少ないかもしれません。 ただし、妊娠高血圧症候群などの場合は注意が必要です。 胎児発育• 常位胎盤早期剥離• 胎児機能不全 などの可能性もでてきます。 最悪赤ちゃんが死亡してしまうことも。 既に妊娠高血圧症候群と診断を受けている人は早急な処置が必要です。 目のチカチカを、治療が必要かどうか自己判断することはおすすめできません。 不安な場合は、すぐに医師に相談しましょう。 その際には、「どんな時」「どんな感じ」「どのくらい症状が続いたか」を説明することがポイント。 軽度なものなら問題ないと判断されることもあります。 しかし症状が長引いたり、頻繁に起こったりする場合は、適切な処置が必要な可能性が高くなります。 他にも、メガネやコンタクトレンズを長い期間買い替えをしていない場合、 度数があっていない可能性も。 赤ちゃんが生まれるとお店へ気軽に行けなくなるかもしれません。 今のうちに調整することをおすすめします。 普段の食事にも気を付けましょう。 ビタミンB1、B12には、視神経の働きを高め、視力低下を防ぐ効果が期待できます。 豚肉・牛レバー・乳製品・さば・いわし・かつお・玄米・ごま・大豆などを意識して摂るようにしてみましょう。 閃輝性暗転の改善&対策 目がチカチカしたときは、 目や額を氷や保冷剤で冷やしておきましょう。 そうすることで、この後くる頭痛が回避できたという人もいます。 もし頭痛まで発症したという場合は、その前に食べたものや飲んだものを記録しておきましょう。 それが原因になっている可能性もあるからです。 よくあげられる例としては、 チーズ・ピーナッツ等ナッツ類、紅茶・コーヒー。 しかし人によって異なります。 記録していく中で同じ食べ物・飲み物がある場合は、念のため避けた方がいいかもしれません。 また、普段から規則正しい生活をするようにしましょう。 ポイントはふたつ。 睡眠時間を統一する• 3食しっかり食べる 平日も休日も 睡眠時間を6~8時間程度とるようにしましょう。 短いのもよくありませんが、長すぎるのも逆効果です。 食事は3食きちんととること。 朝食を抜くという人もいますが、低血糖になって血流が悪くなるためよくありません。 ビタミンBやマグネシウムの摂取も改善にいいとされています。 わかめ・こんぶ等の海藻類、牛乳・レバー・ぶりなどを積極的にとりましょう。 起立性低血圧(脳貧血)の改善&対策 血圧の急な上下が起こらないよう調整しているのは自律神経です。 妊娠中は自律神経が乱れやすいため、これを整えるようにすると効果的です。 昼間は活動的に、 夜はぐっすり寝るなど、規則正しい生活を送りましょう。 日中、 日光を浴びることも自律神経を整えるのによいそうです。 また、発症を避けるために、次のことを意識して行動するようにしましょう。 起き上がる時はゆっくり時間をかける• イスから立ち上がる時は、頭を下げながらゆっくり立ち上がる• 立ち上がった時、その場で足踏みする 血行をよくすることも効果的です。 適度な運動や足湯などを取り入れるとよいでしょう。 デスクワーク等でずっと同じ姿勢でいることも血行不良になるきっかけになります。 定期的にストレッチをしたり、デスクを離れて歩くようにしたりしてみましょう。 足を適度に締め付け、下半身に血液が溜まりにくくする弾性ストッキングを着用することもおすすめです。 足湯や弾性ストッキングについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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