東武 百貨店。 東武百貨店、再開発前の池袋店で続く「迷走」

東武百貨店 会社概要

東武 百貨店

城北5区、東武東上線沿線を中心とした商圏人口は年々増加しており、さらなる集客が見込まれています。 こうした環境の中で池袋本店は、多くのお客様のマイストアとなることを目指し、魅力的なイベントの企画・開催や、食品売場・化粧品売場の大規模な改装等を通じて、次世代のお客様やファミリーのお客様のご来店促進を図っています。 また、現在池袋エリアでは再開発事業が進められています。 池袋駅周辺の4公園はアートの発信地としてリニューアルし、2020年には劇場も備えた複合商業施設「Hareza(ハレザ)池袋」が誕生する予定です。 東西南北の街を結ぶ電気バス「IKEBUS(イケバス)」の運行も開始し、地域全体の活性化が期待できます。 さらに、東武鉄道が参画する池袋駅西口地区再開発も進行中です。 新たなまちづくりとともに、池袋駅西口地区は今後も大きく発展する可能性に満ちています。 船橋店 船橋店もまた、船橋駅に直結したターミナル百貨店です。 船橋駅は、JR東日本、東武鉄道、京成電鉄が乗り入れ、首都圏における巨大ターミナル駅の一つです。 2018年2月に新たな駅ビルがオープンしたことで、駅周辺はさらに賑わいを増しています。 また、都心へのアクセスが良い船橋市は「住みたい街」としても人気が高く、人口は増加傾向にあります。 そのため、従来のお客様に加えてより若い世代のお客様や、ニューファミリー層のお客様に足を運んでいただける店づくりを進めています。 2019年11月には、地下1階の惣菜売場をリニューアルオープンし、地域・沿線のお客様のニーズに沿った品揃えを強化しました。 近年、大手百貨店の不採算店舗の閉店が相次いでいますが、東武百貨店は、池袋本店・船橋店とも「ターミナル駅直結」、「商圏人口が増加傾向」という強みを活かし、不採算店舗のない経営を実現しています。 新食品館「eatobu(イートーブ)」誕生一周年 池袋本店の地下1階・地下2階8~11番地エリアの、新食品館「eatobu(イートーブ)」は2019年11月にオープン一周年を迎えました。 この食品フロア改装では、若手社員のアイデアを積極的に取り入れました。 一例として、地下1階にある「OYATSU table(おやつテーブル)」と「nicodeli(ニコデリ)」は、社員が一から企画し誕生した自主編集売場です。 若い感性を活かしたアイデアにより、ファミリー層や若い世代のお客様の集客向上につなげています。 池袋本店 和洋菓子売場リニューアル 2019年6月には、全国初出店となるキャラメル菓子専門店「ROAST CARAMEL MARKET(ロースト キャラメル マーケット)」がオープンしました。 これに先立ち、2019年4月には池袋地区初出店の重ね菓子ブランド「casaneo(カサネオ)」がオープンするなど、 新ブランドの導入により次世代のお客様の獲得を図るとともに、改装によって通路幅を広げ、お客様にとって「見やすく」「選びやすく」「買いやすい」 新たな菓子売場の創造を目指しています。 多彩なテナントの導入 東武百貨店では、幅広いお客様のニーズに応えるため、多彩なテナントを積極的に導入しています。 「ユニクロ」、「ニトリ」や、2017年11月に船橋店にオープンした「ビックカメラ」もその一例です。 店内のディスプレイに、ビックカメラ・東武百貨店それぞれで取扱っている商品を織り混ぜることで、店内の回遊性を高め、相互の利益向上を図っています。 2017年7月に池袋本店にオープンした「にこはぴきっず NHKキャラクターとあそぼう」は、ファミリーのお客様向けの施設です。 お子様に人気の幼児番組キャラクターをモチーフにした遊び場や物販コーナーなど、ファミリーで楽しく過ごせる空間となっています。 また、東武百貨店では、テナント事業の強化に向け、テナントの運営管理や開発事業を行っている東武グループ企業への出向施策を継続的に行っています。 池袋本店で年に3回開催されている「大北海道展」は、テレビでもよく取り上げられる、大人気の物産展。 魅力的なイベントや催事は、多くのお客様を店内に呼び込み、店全体を活気づける力があります。 また、目新しいイベントや催事はメディアに取り上げられることもあり、これを機に新たな東武ファンを増やすことにもつながります。 新しい企画に挑戦! 池袋本店では、20~30代という若い世代のお客様やファミリー層のお客様をターゲットとした新規催事を開催しています。 特に食品催事については、20代の社員が若手ならではの目線で企画から手掛け、若い世代のお客様の興味を引く新たな催事に次々と挑戦しています。 そうした中で、「IKEBUKUROパン祭」や「IKEBUKURO肉グルメ祭」などは、多くのお客様にご好評いただき、食品催事の新たな柱となりつつあります。

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東武百貨店、再開発前の池袋店で続く「迷走」

東武 百貨店

のである。 ・に本社を置く「」とは別法人であるが、同一ブランドを展開し「 東武百貨店」と称されることがある。 概要 [ ] 宇都宮市民より「東武宇都宮駅を民衆駅とし、百貨店を含む総合駅ビルとして欲しい」という声 を受けて、6月、が当時建設中だった「宇都宮東武ビル」(の)に出店する百貨店の運営会社として設立され、翌年11月に「東武宇都宮百貨店」(現在の「本店(宇都宮店)」)を開店した。 グループ会社の東武百貨店が運営する池袋本店(1962年5月開店)よりも長い歴史を有する。 1980年代には栃木県内の地元小売業者等と提携した「ギフトショップ」(贈答品や・婦人小物などを取り扱う代理店形式の小規模店舗)を各市町村に広く展開、百貨店空白地域を補完する役割を担わせたが、現在は直営ショップの1店舗(今市店)のみとなっている。 長らく百貨店1店舗での運営を続けてきたが、倒産した地元百貨店の既存店舗を借り受ける形で初の支店となる「大田原店」をに開店した。 また、2014年には栃木店跡地に移転した新庁舎1階フロアにテナント入居し、食料品とギフトショップ機能に特化した業態の小型店舗「栃木店」を出店している(2015年に「栃木市役所店」に名称変更している)。 グループ会社の東武百貨店と同じを使用しており、商品を入れる紙袋のデザインは相同しているものの、地の色が反転しているのが特徴である。 本店は状態だった宇都宮中心部の同業者との激しい競争の中にあって増床を繰り返しながら売り上げを伸ばし、1977年度より店舗売上高県内一を維持してきた(外商売上分を含む)。 現在、栃木県内でを取り扱う加盟の百貨店は、同店のみである。 店舗 [ ] 2020年3月以降は、百貨店2店舗と小型店舗1店舗がある。 本店(宇都宮店) [ ] 「宇都宮東武」を行き先に掲げる東野交通のバス 本店(通称:宇都宮東武)は、栃木県宇都宮市宮園町5番4号にある。 周辺事業の目玉として東武鉄道が設置したである。 3階南側に同駅との連絡口があり、2階西側にのとタクシー乗り場がある。 の東武西口停留所は2階から連絡する。 宇都宮市の繁華街の西側入口前に位置する。 典型的な鉄道系ステーションデパートであり、グループ会社の並びに東野交通 路線バスとのを発揮している。 西館(落成)を建設する際にの「東武駅前交番」を建物の北西角地1階に配置、日本初の「デパート内にある」として報道された。 かつては9階 - 13階部分に系列のを併設していた(-)ほか、にはビルの5階に(東武ボウル/1977年閉鎖、イベントプラザに改装)や CRT の、室内遊園地「メキシ館」や「アメリ館」などがあった。 屋上遊園地は1980年代に一度閉鎖されたが1996年の西館増築オープンのときに「後楽園カーニバル」として再オープンしたものの利用者が少なく再び閉鎖されている。 1990年代にはCD店のも入っており、(RADIO BERRY)を加えた3者でタイアップが行われていた。 宇都宮市中心部では1990年代頃までは当店の他に(閉店)、(破綻)、山崎百貨店(閉店)、(郊外移転)、(業態変更の後、閉店)、(閉店)等のデパートが立地し、各店間の競争が激しいものであったが、移転・撤退・破綻等が相次ぎ、現在宇都宮市街でが使えるは、当店のみとなった。 大田原店 [ ] であった建物を改装した市役所に出店 栃木市役所店(開業当初は「栃木店」)は、栃木県万町9番地25(1階)にある。 より業務を開始した栃木市役所新庁舎(旧:栃木店の建物を改装)の1階に同年、開業した店舗である。 主に食料品に特化した業態となっている。 「市役所前」停留所がある。 などのからも近い。 栃木市役所店開店に伴い、栃木市倭町にあったギフトショップが閉店している。 栃木市役所店では贈答品なども扱うため、ギフトショップの機能が引き継がれている。 そのため同店では「食とギフトのスペシャリティストア」というキャッチコピーが掲げられている。 ギフトサロン今市店(閉店) [ ] 今市店は、栃木県今市981-1(七本桜歩道橋交差点北東角)にあったギフトサロンである。 東武日光線のから凡そ1. 4km(徒歩17分)程度、今市市街から数百m離れた今市バイパス沿いに立地する郊外型店舗であった。 付近に関東自動車「七本桜」、「七本桜入口」バス停留所があった。 沿革 [ ]• (昭和32年)10月1日 - 宇都宮市一条町1,163番地の東野鉄道会議室にて第1回発起人会を開催 出席者は発起人の井上隆根、河合長一郎(初代社長)、矢野政男(東野鉄道社長で当店の初代会長)、矢野登(初代専務)、山崎順蔵、福田富次郎、小林正郎(3代目社長)の7人。 社名を株式会社東武宇都宮店とする、東武鉄道東武宇都宮駅と自動車駅を一体化した建物を建設し百貨店を併設する、総資本金を1億円とするなどの規約を定めた。 (33年)• 5月27日 - 宇都宮商工会議所で創立総会を開催• 6月 - 株式会社東武宇都宮百貨店 設立• (昭和34年)• 11月10日 - 「宇都宮東武ビル」完成。 当初は正面に50台分、西側に150台の駐車場設置• 11月28日 - 東武宇都宮百貨店( 宇都宮店)開店(売場面積/6,021)• (昭和35年)• 2月11日 - 経営者と社員と出店者の三者の親睦を図る目的で「三和会」結成• 4月7日 - 6階屋上に観覧車やモノレールなどを備えた屋上遊園施設オープン• (昭和36年)• 4月1日 - 日本娯楽機械より屋上遊園施設を買収し直営に• 7月13日 - 6階屋上の100m 2に「アルプスビアガーデン」をオープン(翌年からは5月~8月末日までの営業)• 7月16日 - 宇都宮カンツリークラブから委託を受け、同クラブ内の食堂運営開始• (昭和37年)3月1日 - 子会社の東栄産業を設立し駐車場業務を委託• (昭和38年)• 6月1日 - 定休日を毎週水曜日に• 8月1日 - 正面駐車場を有料化(1時間につき50円、ただし買い物客は1時間は無料)• 9月19日 - 鹿沼市久保町に鹿沼サービスステーション(ギフト店)を開設• (昭和39年)• 4月 - 当店と池袋店の間で商品券の相互利用開始• 7月9日 - 延べ528m 2で社員食堂などを備えた東側新館増築完成• (昭和40年)• 5月20日 - ビアガーデンの面積を拡充し330m 2 400席に• 7月1日 - 西側駐車場を有料化• 11月1日 - 東野バス発着所が西側広場に移転• (昭和42年)10月14日 - 今市市の今市商工ビルディングを借用し東武ストアー今市店を開店(1970年に閉店)• (昭和48年)1月7日 - 開店時刻をそれまでの9時40分開店から20分遅らせ午前10時に• (昭和44年)7月30日 - 宇都宮市河原町の東武宇都宮線沿線に鉄筋コンクリート3階建ての女子寮「紫寮」を新設• (昭和45年)6月 - 東武鉄道の援助の下、500台収容の立体駐車場と50レーンのボウリング場を備えた第一期工事(パーキングビル新築)および、駅乗降階段移設および中央会談撤去し売場拡張工事着工• (昭和46年)• 4月28日 - 東武パーキングビル竣工披露式• 10月23日 - 第二期工事起工式• 10月27日 - 3階食堂を売場に転用しコーヒーハウス「フレンド」オープン(1974年閉鎖)• (昭和47年)• 4月1日 - 東武宇都宮線江曽島駅構内に鉄筋コンクリート4階建ての新・女子寮の起工式(9月25日完成、10月より入寮)• 11月 - 大規模増築・新装オープン• (昭和48年)3月1日• 「宇都宮東武ビル」増築(新館)完成(売場面積合計/13,470m 2)• 東武宇都宮駅のホーム上の5階屋内2000m 2メキシ館、6階屋上4000m 2のアメリ館で構成される「東武ランド」オープン• 9階~12階に直営で「うつのみや東武ホテル」、13階にスカイレストランがオープン• (昭和49年) - 売上高100億円達成• 4月1日 - 住所が現在の宮園町5番4号となる• (昭和50年)8月31日 - 市内にボウリング場が増加し競争激化のためパーキングビルのボウリング場を閉場• (昭和52年)• 売上高で上野百貨店を抜き地域一番店• 3月 - 旧ボウリング場跡を催事場「ファミリープラザ(1,833m 2)」(1990年3月「イベントプラザ」に改称)として活用• 10月 - 7日開店の「船橋東武」と合わせ、「ぶらんで~とTOーB」とし、東武百貨店3店の愛称統一• (昭和56年)• 5月1日 - ホテル部門を東武ホテルへ移管• 10月1日 - 2階の山一證券宇都宮支店跡に「TOBブックセンター」(後に6階へ移転し、その後5階に再移転)オープン• (昭和57年)• 2月1日 - 東武ランドのうち5階屋内のメキシ館を閉鎖• 3月 - 全館リフレッシュにより5階メキシ館跡に玩具売場を移動• (昭和58年)7月21日 - 13階のスカイレストランを改修しスカイラウンジ「トップ・オブ・トーブ」としてオープン• (昭和59年)3月1日 - パーキングビル1階を配送センターから駐車場に変更し収容台数650台に• (昭和61年)• 5月22日 - 大田原市末広3丁目に「大田原ギフトショップ」オープン• 11月8日 - 芳賀町祖母井にFC方式の「東武ギフトショップ芳賀代理店」オープン(以後、1991年1月時点で代理店11店まで拡大)• 11月15日 - 栃木市万町(翌年倭町へ移転)に外商出張所を兼ねた「東武ギフトショップ栃木店」オープン• (元年)• 4月10日 - 今市市今市に「ギフトショップ今市店」オープン• 10月17日 - 鹿沼市物流センター30番地に当店の物流センターをオープン• (平成7年)• 9月28日 - 「宇都宮東武ビル西館」完成• 10月1日 - 東武宇都宮百貨店西館グランドオープン(売場面積合計/32,633m 2)• (平成14年)9月6日 - 大田原店を開店(売場面積/12,248m 2)• (平成26年)3月16日 - 食料品に特化した業態として、栃木市役所1階フロアに栃木店(現: 栃木市役所店)を開店 売場面積/2,880m 2• (2年)• - ギフトサロン今市店、閉店• - に伴い、全店で食料品売り場のみの営業とする。 - 宇都宮店、全館営業再開(予定)。 脚注 [ ] []• 58-59• 381-383• 30東武宇都宮百貨店発行)• 東野交通は2016年12月1日付けで東武鉄道持分の株式が、みちのりホールディングスへ譲渡により東武グループ離脱したが、設立の経緯などもあり引き続きバスターミナルを使用している。 2013年3月23日. 2013年5月18日閲覧。 2014年3月6日• 2020年4月19日. 2020年5月9日閲覧。 東武宇都宮百貨店 2020年5月. 2020年5月9日閲覧。 関連項目 [ ]• 外部リンク [ ]•

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関東で最大級の売り場面積を誇る東武池袋店(撮影:尾形文繁) 東武池袋店は、売り場面積8万2963平方メートルの「巨艦」だが、現在はその広さゆえに、「従来の消化仕入れ型ビジネス(百貨店が自前では商品を仕入れず、入居する店舗が売り上げたときに仕入れた形にするビジネスモデル)では、立ちゆかなくなっている」(東武百貨店関係者)。 東武百貨店の経営体制にも迷いが生じている。 創業家出身の根津公一氏が社長を退いた2013年からの3年間で、社長は3人も変わっている。 旧みずほコーポレート銀行 現みずほ銀行 出身の重田敦史氏のあと、2015年3月には東武百貨店初の生え抜き社長として島田義彦氏が就任したが、2016年3月には東武百貨店の親会社である東武鉄道の出身で、東京スカイツリーの商業施設「東京ソラマチ」を運営する会社の社長も経験した岩瀬豊氏へバトンタッチしている。 「百貨店出身の人材が社長適任になるまでの中継ぎ人事」(業界関係者 といった見方や、「銀行や電鉄出身社長では、効率経営を重視するばかりで品ぞろえのことがわかっていない。 現社長は、東武百貨店を『ソラマチ』のようなショッピングモールにするつもりではないか」(百貨店幹部)と苦言を呈する声もある。 2期連続赤字で200人強の希望退職 実際、業績は極めて厳しい。 東武百貨店の直近2016年2月期の売上高は1450億円で、2期連続の前年割れ。 ほかの都心大型百貨店がインバウンド(訪日外国人)消費で潤う中、その需要をうまく取り込めなかった。 主力の衣料品をはじめとした本業の売り上げも不振だ。 営業損益は7. 8億円の赤字で、2期連続の営業赤字。 しかもその赤字額は2015年2月期の3. 7億円から倍増している。 このため希望退職を募集する事態に陥り、2月末には全社員の2割にあたる200人強が応じた。 これによる退職給付金がかさんだこともあり、2016年2月期の最終損益は48億円の赤字となった。 東武百貨店の売上高の7割を占める池袋店の損益は未公表だが、足元では赤字と見られる。 東武百貨店は、希望退職の募集と同時に、給与体系も見直した。 業績連動給与と銘打つものの、売上高が漸減するなかでは「実質的に人件費削減策になっている」(同社OB社員)。 一方、東武百貨店のある池袋駅西口の反対側、同駅東口に位置する西武池袋本店は堅調だ。

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