ジスロマック 飲み合わせ。 【ジスロマックの飲み方】他の薬との飲み合わせは?

ジスロマックと併用してはNGの医薬品

ジスロマック 飲み合わせ

ジスロマックの飲み合わせ(他の医薬品) ジスロマックと他の薬との飲み合わせには十分に注意が必要です。 複数の薬との併用で問題が起こることが報告されています。 異変が起きたときの対処とあわせて、併用注意の薬をご紹介します。 ジスロマックと同じマクロライド系の抗生物質との併用 ジスロマックと同じマクロライド系の抗生物質を一緒に飲むと相互作用により副作用のリスクが増加します。 テオフィリン、ミダゾラム、トリアゾラム、カルバマゼピン、フェニトイン[これらの薬剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されるおそれがある。 ] 通常、同じ種類の複数の抗生物質が処方されることはありませんが、自宅にある余った薬を併用してしまう可能性があります。 他の種類の抗生物質(ペニシリン系やキノロン系、テトラサイクリン系など)との併用では相互作用が起こる心配はほとんどありませんが、可能性が全くないわけではないため、抗生物質を切り替える際は注意が必要です。 マクロライド系の抗生物質との併用に注意が必要な薬 以下の薬はジスロマックだけでなく、マクロライド系の抗生物質との飲み合わせが悪いお薬です。 ワルファリン• シクロスポリン どちらも併用した薬の血中濃度を高めてしまいます。 (抗HIV薬)ネルフィナビルメシル酸塩との併用 HIV感染症に用いられる薬に含まれるネルフィナビルメシル酸塩と併用すると、ジスロマックの成分アジスロマイシンの血中濃度が高まってしまいます。 アジスロマイシンの血中濃度が約2倍に上昇するとの報告がある。 (強心剤)ジゴキシンとの併用 心拍数やリズムを整えるために用いられる医薬品のジゴキシンとジスロマックの併用により、ジゴキシン中毒のリスクが上がることが報告されています。 臨床症状:本剤の作用を増強することがある。 ジギタリス中毒の症状(嘔気、嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。 消化器・神経系自覚症状、心電図、血中濃度測定等必要に応じ観察するとともに腎機能、血清電解質(カリウム、マグネシウム、カルシウム)、甲状腺機能等の誘因に注意すること。 (制酸剤)水酸化マグネシウムや水酸化アルミニウムとの併用 制酸剤(胃腸薬)である水酸化マグネシウムや水酸化アルミニウムと併用すると、ジスロマックの最高血中濃度が下がるとの報告があります。 血中濃度が下がるとジスロマックの効果が十分に現れず、服用期間が延びてしまったり、耐性菌ができたりすることが懸念されます。 異変があった時は服用を中止しましょう 相互作用による副作用のリスクが増加した場合、重篤な副作用も懸念されます。 場合によっては、緊急の処置が必要です。 何らかの異変が起きたときは、服用している薬を全て中止したうえで、医療機関を受診しましょう。 先に飲んでいる薬がある時は? 先に飲んでいる薬がある場合は、医師や薬剤師に必ず伝えましょう。 場合によっては併用しても問題ないジスロマック以外の抗生物質を処方されます。 マクロライド系の抗生物質は他にもあるため、医師の指示に従って処方された薬を服用しましょう。 ジスロマックの飲み合わせ(食べ物・飲み物) ジスロマックと食品の飲み合わせについては、特に注意点はありません。 しかし、アルコールとの併用で問題が起こる可能性があるため、アルコールを多く含む食品は避けた方がいいでしょう。 お酒(アルコール)との飲み合わせは以下の記事をご覧ください ジスロマックの飲み合わせ まとめ ジスロマックには、いくつかの併用してはいけない薬があります。 自宅にあったからといって、自己判断で薬を併用することは健康被害に繋がるため注意が必要です。 特に、血中濃度が高まったり、相互作用が起きたりする恐れがある薬には十分注意しましょう。 関連記事です。

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アジスロマイシン:ジスロマック

ジスロマック 飲み合わせ

ジスロマックはマクロライド系の抗生物質です。 抗生物質の効き目は、「殺菌的」と「静菌的」に分類されます。 殺菌的とは菌を殺す作用で、静菌的とは菌の発育を抑える作用のことです。 ジスロマックは基本的には静菌的に作用する薬です。 静菌的に働くので効かないと誤解される方もいますが、マクロライド系抗生物質はさまざまな菌へ効果を示します。 また黄色ブドウ球菌及びインフルエンザ菌に対しては殺菌的な作用を示すこともあります。 ジスロマックの特徴として、組織への移行性が優れており、歯周病の原因菌や性病の原因となるクラミジアにも効果を示します。 ただし、淋菌に関しては、適応があるものの耐性菌が多いため、通常は第一選択としては使われず、日本性病学会が推奨している多剤併用療法にて治療されます。 なお、ジスロマックは医師の診断と処方が必要な処方薬です。 ジスロマックの効果時間 薬の血液中での濃度が最大の状態になるのは薬を飲んでから約2. 5時間後です。 その後、血液中の濃度が半分になるのは65時間後です。 用法通り飲みきれば、効果は7日間持続するとされています。 服用してから4日目以降になっても効果を感じられない場合は医師に確認しましょう。 ジスロマックは剤形によって用法・用量が異なります。 医師に指示された用法・用量を守って正しく服用しましょう。 SR成人用ドライシロップの場合 成人は、2gを使用時に水と混ぜ合わせて空腹時に1回使用します。 小児用カプセル・小児用細粒の場合 小児には体重1kgあたり10mgを1日1回、3日間使用します。 ただし、1日量は成人の最大投与量500mgを超えないものとします。 錠剤250mgの場合 錠剤の場合は適応する症状によって用法・用量が異なります。 【深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎の場合】 成人にはアジスロマイシンとして、500mgを1日1回、3日間合計1. 5gを使用します。 【尿道炎、子宮頸管炎の場合】 成人にはアジスロマイシンとして、1000mgを1回使用します。 【骨盤内炎症性疾患の場合】 成人にはアジスロマイシン注射剤による治療を行った後、アジスロマイシンとして250mgを1日1回使用します。 錠剤600mgの場合 【エイズにともなう症状の発症抑制として使用する場合】 成人にはアジスロマイシンとして、1200mgを週1回使用します。 【治療として使用する場合】 成人にはアジスロマイシンとして、600mgを1日1回使用します。 ジスロマックの主な副作用は、下痢・吐き気・腹痛・胃炎・頭痛・めまいなどです。 重大な副作用は滅多に起きませんが、ショック・アナフィラキシー・中毒性表皮壊死融解症・皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)・薬剤性過敏症症候群・肝炎などの肝機能障害・急性腎不全・大腸炎・肺炎・QT延長・心室性頻脈が現れることがあります。 下痢の副作用 下痢はジスロマックで最も多い副作用とされています。 一般的な抗生剤は腸内の細菌にも影響するため、善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れて腸内環境が乱れることがあります。 腸内環境が乱れると、しっかりと食べ物を分解・吸収できずに下痢になってしまいます。 ひどい下痢になった場合は脱水につながることもあるので、早めに医師と相談しましょう。 ジスロマックの成分であるアジスロマイシンに対して、過去に過敏症を起こしたことのある方は使用できません。 また、ジスロマックを服用後に意識障害などがあらわれる可能性があるため、自動車の運転など危険をともなう機械の操作を行う際は注意してください。 アルコールとの併用 ジスロマックの添付文書上は、アルコールは併用注意となっていません。 しかし、アルコールを飲むと腸管の水分が吸収されにくくなり、下痢になりやすくなることからジスロマックと一緒に飲むことはおすすめできません。 また一般的に、アルコールは薬の吸収や代謝、排泄にも影響するのではないかといわれています。 妊婦・授乳婦・小児のジスロマックの使用について 妊婦または妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用します。 授乳婦への使用は避けることが望ましいとされていますが、やむを得ず使用する場合は、薬が効いている時間の授乳を中止しましょう。 低出生体重児、新生児、乳児または7歳未満の小児への使用は、国内においての使用経験がないため、安全性が確立されていません。 ジスロマックの個人輸入 ジスロマックをはじめ薬を個人輸入した場合、医薬品の品質や有効性、安全性は日本では保証されていません。 また、日本国内で扱われている医薬品については、重大な健康被害が生じた場合、「医薬品副作用被害救済制度」と呼ばれる公的制度が適用されます。 しかし、個人輸入された医薬品による健康被害については救済対象となりません。 医薬品を使用する場合は、国内の医療機関で処方された薬を使用することをおすすめします。 おわりに ジスロマックは幅広い菌に効果を示す薬で、さまざまな感染症に使用されています。 しかし、医療機関で多用されることで薬に耐性のある菌も徐々に増えてきています。 耐性菌を増やさないためにも、医師から指示された量をしっかりと飲みきることが大切です。

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子供のアジスロマイシン(ジスロマック)服用時に注意すべきことは?

ジスロマック 飲み合わせ

ジスロマックはマクロライド系の抗生物質です。 抗生物質の効き目は、「殺菌的」と「静菌的」に分類されます。 殺菌的とは菌を殺す作用で、静菌的とは菌の発育を抑える作用のことです。 ジスロマックは基本的には静菌的に作用する薬です。 静菌的に働くので効かないと誤解される方もいますが、マクロライド系抗生物質はさまざまな菌へ効果を示します。 また黄色ブドウ球菌及びインフルエンザ菌に対しては殺菌的な作用を示すこともあります。 ジスロマックの特徴として、組織への移行性が優れており、歯周病の原因菌や性病の原因となるクラミジアにも効果を示します。 ただし、淋菌に関しては、適応があるものの耐性菌が多いため、通常は第一選択としては使われず、日本性病学会が推奨している多剤併用療法にて治療されます。 なお、ジスロマックは医師の診断と処方が必要な処方薬です。 ジスロマックの効果時間 薬の血液中での濃度が最大の状態になるのは薬を飲んでから約2. 5時間後です。 その後、血液中の濃度が半分になるのは65時間後です。 用法通り飲みきれば、効果は7日間持続するとされています。 服用してから4日目以降になっても効果を感じられない場合は医師に確認しましょう。 ジスロマックは剤形によって用法・用量が異なります。 医師に指示された用法・用量を守って正しく服用しましょう。 SR成人用ドライシロップの場合 成人は、2gを使用時に水と混ぜ合わせて空腹時に1回使用します。 小児用カプセル・小児用細粒の場合 小児には体重1kgあたり10mgを1日1回、3日間使用します。 ただし、1日量は成人の最大投与量500mgを超えないものとします。 錠剤250mgの場合 錠剤の場合は適応する症状によって用法・用量が異なります。 【深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎の場合】 成人にはアジスロマイシンとして、500mgを1日1回、3日間合計1. 5gを使用します。 【尿道炎、子宮頸管炎の場合】 成人にはアジスロマイシンとして、1000mgを1回使用します。 【骨盤内炎症性疾患の場合】 成人にはアジスロマイシン注射剤による治療を行った後、アジスロマイシンとして250mgを1日1回使用します。 錠剤600mgの場合 【エイズにともなう症状の発症抑制として使用する場合】 成人にはアジスロマイシンとして、1200mgを週1回使用します。 【治療として使用する場合】 成人にはアジスロマイシンとして、600mgを1日1回使用します。 ジスロマックの主な副作用は、下痢・吐き気・腹痛・胃炎・頭痛・めまいなどです。 重大な副作用は滅多に起きませんが、ショック・アナフィラキシー・中毒性表皮壊死融解症・皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)・薬剤性過敏症症候群・肝炎などの肝機能障害・急性腎不全・大腸炎・肺炎・QT延長・心室性頻脈が現れることがあります。 下痢の副作用 下痢はジスロマックで最も多い副作用とされています。 一般的な抗生剤は腸内の細菌にも影響するため、善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れて腸内環境が乱れることがあります。 腸内環境が乱れると、しっかりと食べ物を分解・吸収できずに下痢になってしまいます。 ひどい下痢になった場合は脱水につながることもあるので、早めに医師と相談しましょう。 ジスロマックの成分であるアジスロマイシンに対して、過去に過敏症を起こしたことのある方は使用できません。 また、ジスロマックを服用後に意識障害などがあらわれる可能性があるため、自動車の運転など危険をともなう機械の操作を行う際は注意してください。 アルコールとの併用 ジスロマックの添付文書上は、アルコールは併用注意となっていません。 しかし、アルコールを飲むと腸管の水分が吸収されにくくなり、下痢になりやすくなることからジスロマックと一緒に飲むことはおすすめできません。 また一般的に、アルコールは薬の吸収や代謝、排泄にも影響するのではないかといわれています。 妊婦・授乳婦・小児のジスロマックの使用について 妊婦または妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用します。 授乳婦への使用は避けることが望ましいとされていますが、やむを得ず使用する場合は、薬が効いている時間の授乳を中止しましょう。 低出生体重児、新生児、乳児または7歳未満の小児への使用は、国内においての使用経験がないため、安全性が確立されていません。 ジスロマックの個人輸入 ジスロマックをはじめ薬を個人輸入した場合、医薬品の品質や有効性、安全性は日本では保証されていません。 また、日本国内で扱われている医薬品については、重大な健康被害が生じた場合、「医薬品副作用被害救済制度」と呼ばれる公的制度が適用されます。 しかし、個人輸入された医薬品による健康被害については救済対象となりません。 医薬品を使用する場合は、国内の医療機関で処方された薬を使用することをおすすめします。 おわりに ジスロマックは幅広い菌に効果を示す薬で、さまざまな感染症に使用されています。 しかし、医療機関で多用されることで薬に耐性のある菌も徐々に増えてきています。 耐性菌を増やさないためにも、医師から指示された量をしっかりと飲みきることが大切です。

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